JPS5934035B2 - 受信機の多重変調波復調回路 - Google Patents
受信機の多重変調波復調回路Info
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- JPS5934035B2 JPS5934035B2 JP53128904A JP12890478A JPS5934035B2 JP S5934035 B2 JPS5934035 B2 JP S5934035B2 JP 53128904 A JP53128904 A JP 53128904A JP 12890478 A JP12890478 A JP 12890478A JP S5934035 B2 JPS5934035 B2 JP S5934035B2
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04H—BROADCAST COMMUNICATION
- H04H20/00—Arrangements for broadcast or for distribution combined with broadcast
- H04H20/86—Arrangements characterised by the broadcast information itself
- H04H20/88—Stereophonic broadcast systems
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03D—DEMODULATION OR TRANSFERENCE OF MODULATION FROM ONE CARRIER TO ANOTHER
- H03D1/00—Demodulation of amplitude-modulated oscillations
- H03D1/22—Homodyne or synchrodyne circuits
- H03D1/2209—Decoders for simultaneous demodulation and decoding of signals composed of a sum-signal and a suppressed carrier, amplitude modulated by a difference signal, e.g. stereocoders
- H03D1/2236—Decoders for simultaneous demodulation and decoding of signals composed of a sum-signal and a suppressed carrier, amplitude modulated by a difference signal, e.g. stereocoders using a phase locked loop
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/44—Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards
- H04N5/60—Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards for the sound signals
- H04N5/607—Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards for the sound signals for more than one sound signal, e.g. stereo, multilanguages
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明はAM−FM方式のFMマルチプレックスステ
レオ放送とFM−FM方式のテレビ音声多重放送との両
者を切替えて受信し得るようにした受信機の多重変調波
復調回路に関するものである。
レオ放送とFM−FM方式のテレビ音声多重放送との両
者を切替えて受信し得るようにした受信機の多重変調波
復調回路に関するものである。
最近に至つて、テレビ音声多重放送の実用化に伴い、テ
レビ音声多重放送と従来からのラジオ放送によるFMマ
ルチプレックスステレオ放送との両者を受信し得る受信
機が要望されるようになつた。
レビ音声多重放送と従来からのラジオ放送によるFMマ
ルチプレックスステレオ放送との両者を受信し得る受信
機が要望されるようになつた。
しかるに前記両放送はその多重変調方式が相異し、テレ
ビ音声多重放送がサブキャリヤをFM変調したいわゆる
FM−FM方式であるのに対しFMマルチプレックスス
テレオ放送はサブキャリヤをAM変調したいわゆるAM
−FM方式であるから、両者の復調回路に同一の回路を
共用することは困難であると考えられており、このため
従来は両者の復調回路を別個独立に構成するのが通常で
あつた。このため従来のこの種の受信機は、回路部品数
が著しく多いとともに製造時における組立工数も多いか
ら、高コストとならざるを得ず、しかも装置全体が大型
化せざるを得ないのが実情であつをにまたこの種の受信
機においてはテレビ音声放送が多重放送であるか否かを
表示させたりするため多重放送であることを検出する回
路を設ける必要があるが、従来の受信機ではこのような
検出回路をAM−FM方式のマルチフレックスステレオ
放送の復調回路とは別個独立に設けていたから、この点
からも前述と同様に受信機が高コストになるとともに大
型化せざるを得なかつた。さらにこの種の受信機におい
てはテレビ音声多重放送がステレオ放送であるか異種プ
ログラム放送であるかを判別してそれに応じて回路の自
動切替を行つたり表示させたりするための回路が必要で
あるが、従来の受信機ではこのような回路をAM一FM
方式のマルチフレックスステレオ放送の復調回路とは全
く別個独立に設けていたから、この点からも前述と同様
に受信機が高コストになると共に大型化せざるを得なか
つた。この発明は以上の事情に鑑みてなされたものであ
り、この種の受信機における部品点数を大幅に削減し、
これに伴つて組立工数も少くし、これによつて大幅なコ
ストダウンを図るとともに、受信機のコンパクト化を図
り得るようにすることを主な目的とする。
ビ音声多重放送がサブキャリヤをFM変調したいわゆる
FM−FM方式であるのに対しFMマルチプレックスス
テレオ放送はサブキャリヤをAM変調したいわゆるAM
−FM方式であるから、両者の復調回路に同一の回路を
共用することは困難であると考えられており、このため
従来は両者の復調回路を別個独立に構成するのが通常で
あつた。このため従来のこの種の受信機は、回路部品数
が著しく多いとともに製造時における組立工数も多いか
ら、高コストとならざるを得ず、しかも装置全体が大型
化せざるを得ないのが実情であつをにまたこの種の受信
機においてはテレビ音声放送が多重放送であるか否かを
表示させたりするため多重放送であることを検出する回
路を設ける必要があるが、従来の受信機ではこのような
検出回路をAM−FM方式のマルチフレックスステレオ
放送の復調回路とは別個独立に設けていたから、この点
からも前述と同様に受信機が高コストになるとともに大
型化せざるを得なかつた。さらにこの種の受信機におい
てはテレビ音声多重放送がステレオ放送であるか異種プ
ログラム放送であるかを判別してそれに応じて回路の自
動切替を行つたり表示させたりするための回路が必要で
あるが、従来の受信機ではこのような回路をAM一FM
方式のマルチフレックスステレオ放送の復調回路とは全
く別個独立に設けていたから、この点からも前述と同様
に受信機が高コストになると共に大型化せざるを得なか
つた。この発明は以上の事情に鑑みてなされたものであ
り、この種の受信機における部品点数を大幅に削減し、
これに伴つて組立工数も少くし、これによつて大幅なコ
ストダウンを図るとともに、受信機のコンパクト化を図
り得るようにすることを主な目的とする。
すなわちこの発明はAM−FM方式のマルチフレックス
ステレオ放送のスイツチングキヤリヤを発生する回路と
してPLL回路を用い、このPLL回路をFM−FM方
式のテレビ音声多重放送の復調回路やその周辺回路に共
用させるようにしたものであり、特に第1番目の発明は
、テレビ音声多重放送受信時において前記PLL回路を
副チヤンネル信号のFM検波に用い、また第2番目の発
明は同じくテレビ音声多重放送受信時おいて多重放送で
あることを検出するために前記PLL回路を用い、さら
に第3番目の発明は同じくテレビ音声多重放送受信にお
いてその多重放送がステレオ放送または異種プログラム
放送のいずれであるかを検出するために前記PLL回路
を用いるようにしたものである。以下これらの各発明を
図面に基づいて詳細に説明する。
ステレオ放送のスイツチングキヤリヤを発生する回路と
してPLL回路を用い、このPLL回路をFM−FM方
式のテレビ音声多重放送の復調回路やその周辺回路に共
用させるようにしたものであり、特に第1番目の発明は
、テレビ音声多重放送受信時において前記PLL回路を
副チヤンネル信号のFM検波に用い、また第2番目の発
明は同じくテレビ音声多重放送受信時おいて多重放送で
あることを検出するために前記PLL回路を用い、さら
に第3番目の発明は同じくテレビ音声多重放送受信にお
いてその多重放送がステレオ放送または異種プログラム
放送のいずれであるかを検出するために前記PLL回路
を用いるようにしたものである。以下これらの各発明を
図面に基づいて詳細に説明する。
第1図はこれらの各発明に使用されるPLL回路20を
原理的に説明するためのプロツク図であり、第1図にお
いて入力端子1に入力された周波数Fiの信号は位相比
較器2に加えられて、後述する%分周回路7からの信号
と位相比較され、その位相誤差に対応する出力電圧Vd
がCR回路からなるループフイルタ3を経て出力され、
直流増幅器4を経て直流匍脚電圧として電圧制御発振器
(以下“VCO″と略称する)5に加えられる。
原理的に説明するためのプロツク図であり、第1図にお
いて入力端子1に入力された周波数Fiの信号は位相比
較器2に加えられて、後述する%分周回路7からの信号
と位相比較され、その位相誤差に対応する出力電圧Vd
がCR回路からなるループフイルタ3を経て出力され、
直流増幅器4を経て直流匍脚電圧として電圧制御発振器
(以下“VCO″と略称する)5に加えられる。
このVCO5は、外付けされたCR回路50によつて定
められる自走周波数F。′から前記直流制御電圧に対応
する周波数だけ偏倚した周波数FOの信号を出力し、こ
の信号はフリツプフロツプ回路等からなる第1の%分周
器6によつて%分周され、さらにフリツプフロツプ回路
等からなる第2の%分子周器7によつて%分周され、最
終的に 0/4の信号となつて前述の如く位相比較器2
に加えられる。
められる自走周波数F。′から前記直流制御電圧に対応
する周波数だけ偏倚した周波数FOの信号を出力し、こ
の信号はフリツプフロツプ回路等からなる第1の%分周
器6によつて%分周され、さらにフリツプフロツプ回路
等からなる第2の%分子周器7によつて%分周され、最
終的に 0/4の信号となつて前述の如く位相比較器2
に加えられる。
このようなPLL回路において、VCO5は、位相比較
器2に加えられる2信号の周波数Fi,fO/4の差が
少なくなる方向へ発振周波数F。が制御され、最終的に
FO/4が入力信号周波数Fiに一致した状態(但し9
0度の位相差をもつて)でロツクされる。したがつて入
力端子1に加わる入力信号がFMステレオ放送の19K
Hxのパイロツト信号を含みかつVCO5の自走周波数
Fdがパイロツト信号の4倍の周波数の76KHz附近
に設定されていれば、VCO5の発振周波数が19KH
zパイロツト信号に同期して正確に76KHzとなり、
第1の%分周器6の出力が正確に38KHzとなる。す
なわち、第1の%分周器6の出力端に接続される端子8
から、スイツチング方式FM復調に利用される38KH
zのスイツチングキヤリヤが取出されることになる。ま
た、入力端子1に加わる入力信号がテレビ音声多重放送
の55.125KHzの制御信号を含みかつVCO5の
自走周波数f♂が55.125KHzの4倍の220.
5KHz附近に設定されていれば、前記同様にVCO5
の発振周波数F。が前記制御信号に同期して第1の%分
周器6から正確に制御信号が出力される。そしてまた入
力端子1に加わる入力信号がテレビ音声多重放送の前記
制御信号のAM変調周波数すなわち9825Hzまたは
922.5Hzの信号でありかつVCO5の自走周波数
が前記変調周波数の4倍の周波数附近に設定されていれ
ば、前記同様にVCO5の発振周波数が前記変調信号に
同期して第1の%分周器6から正確に変調信号の2倍の
周波数の信号が出力される。一方、第1図のPLL回路
20において入力端子1に加わる信号がFM信号(FM
ステレオ放送あるいはFMモノラル放送時の10.7M
Hz中間周波信号、テレビ音声多重放送時の31.5K
Hz副チヤンネル信号)である場合、ループがロツクさ
れているとすれば、VCO5の発振周波数はFM信号の
瞬時周波数に追従して動作する。したがつてループフイ
ルタ3を通過して得られた位相誤差出力電圧Vdは直流
増幅器4を経てVCO5の発振周波数を入力FM信号に
ロツクささる方向へ変化するから、前記電圧VdはFM
検波されたオーデイオ信号に相当する。すなわち第1図
においてループフイルタ3の出力側に接続された端子9
または直流増幅器4の出力側に接続された端子10から
FM検波出力が得られる。第2図にはこの発明の第1の
発明を実施するための受信機の一例の全体的構成を示す
プロツク図であり、テレビ放送受信用のアンテナ11に
加えられたテレビ音声搬送波はテレビ受信用フロントエ
ンド12を経てテレビ音声中間周波信号(通常は45N
Hz)となり、さらにコンバータ13によつて例えば1
0.7MHzの中間周波信号に変換され、デイスクリミ
ネータ14に入力される。
器2に加えられる2信号の周波数Fi,fO/4の差が
少なくなる方向へ発振周波数F。が制御され、最終的に
FO/4が入力信号周波数Fiに一致した状態(但し9
0度の位相差をもつて)でロツクされる。したがつて入
力端子1に加わる入力信号がFMステレオ放送の19K
Hxのパイロツト信号を含みかつVCO5の自走周波数
Fdがパイロツト信号の4倍の周波数の76KHz附近
に設定されていれば、VCO5の発振周波数が19KH
zパイロツト信号に同期して正確に76KHzとなり、
第1の%分周器6の出力が正確に38KHzとなる。す
なわち、第1の%分周器6の出力端に接続される端子8
から、スイツチング方式FM復調に利用される38KH
zのスイツチングキヤリヤが取出されることになる。ま
た、入力端子1に加わる入力信号がテレビ音声多重放送
の55.125KHzの制御信号を含みかつVCO5の
自走周波数f♂が55.125KHzの4倍の220.
5KHz附近に設定されていれば、前記同様にVCO5
の発振周波数F。が前記制御信号に同期して第1の%分
周器6から正確に制御信号が出力される。そしてまた入
力端子1に加わる入力信号がテレビ音声多重放送の前記
制御信号のAM変調周波数すなわち9825Hzまたは
922.5Hzの信号でありかつVCO5の自走周波数
が前記変調周波数の4倍の周波数附近に設定されていれ
ば、前記同様にVCO5の発振周波数が前記変調信号に
同期して第1の%分周器6から正確に変調信号の2倍の
周波数の信号が出力される。一方、第1図のPLL回路
20において入力端子1に加わる信号がFM信号(FM
ステレオ放送あるいはFMモノラル放送時の10.7M
Hz中間周波信号、テレビ音声多重放送時の31.5K
Hz副チヤンネル信号)である場合、ループがロツクさ
れているとすれば、VCO5の発振周波数はFM信号の
瞬時周波数に追従して動作する。したがつてループフイ
ルタ3を通過して得られた位相誤差出力電圧Vdは直流
増幅器4を経てVCO5の発振周波数を入力FM信号に
ロツクささる方向へ変化するから、前記電圧VdはFM
検波されたオーデイオ信号に相当する。すなわち第1図
においてループフイルタ3の出力側に接続された端子9
または直流増幅器4の出力側に接続された端子10から
FM検波出力が得られる。第2図にはこの発明の第1の
発明を実施するための受信機の一例の全体的構成を示す
プロツク図であり、テレビ放送受信用のアンテナ11に
加えられたテレビ音声搬送波はテレビ受信用フロントエ
ンド12を経てテレビ音声中間周波信号(通常は45N
Hz)となり、さらにコンバータ13によつて例えば1
0.7MHzの中間周波信号に変換され、デイスクリミ
ネータ14に入力される。
一方FMラジオ放送受信用のアンテナ15に加えられた
FMラジオ放送搬送波はFMラジオ受信用のフロントエ
ンド16を経て10.7MHzの中間周波信号となり、
前記デイスクリミネータ14に入力される。ここで前記
両フロントエンド12・16は、切替スイツチS1によ
つて選択的に動作するように構成されている。すなわち
切替スイツチS1を接点Sla側に接続した状態では電
源+Bがテレビ受信用フロントエンド12に接続されて
このテレビ受信用フロントエンド12が動作し、一方切
替スイッチS2を接点Slb側に接続した状態では電源
+BがFMラジオ受信用フロントエンド16に接続され
、このFMラジオ受信用フロントエンド16が動作する
。前記デイスクリミネータ14からはFM復調されたコ
ンポジツト信号が出力される。このコンポジツト信号は
、テレビ音声多重放送においては主チヤンネル信号と3
1.5KHz±15KHzの副チヤンネル信号(FM信
号)と982.5Hzもしくは922.5HzでAM変
調された55.125KHzの制御信号とを含み、また
ラジオFM放送のマルチフレックスステレオ放送におい
ては主チヤンネル信号と38KHz0AM抑圧搬送波で
ある副チヤンネル信号と19KHzのパイロツト信号と
を含むものである。前記デイスクリミネータ14の出力
端子には、切替スイツチS2および切替スイツチS3が
接続されており、前者の切替スイツチS2はその接点S
2aがロウパスフイルタ17を介してスイツチング方式
のステレオ復調器18に接続されると共に接点S2bが
前記ステレオ復調器18に直接接続されている。
FMラジオ放送搬送波はFMラジオ受信用のフロントエ
ンド16を経て10.7MHzの中間周波信号となり、
前記デイスクリミネータ14に入力される。ここで前記
両フロントエンド12・16は、切替スイツチS1によ
つて選択的に動作するように構成されている。すなわち
切替スイツチS1を接点Sla側に接続した状態では電
源+Bがテレビ受信用フロントエンド12に接続されて
このテレビ受信用フロントエンド12が動作し、一方切
替スイッチS2を接点Slb側に接続した状態では電源
+BがFMラジオ受信用フロントエンド16に接続され
、このFMラジオ受信用フロントエンド16が動作する
。前記デイスクリミネータ14からはFM復調されたコ
ンポジツト信号が出力される。このコンポジツト信号は
、テレビ音声多重放送においては主チヤンネル信号と3
1.5KHz±15KHzの副チヤンネル信号(FM信
号)と982.5Hzもしくは922.5HzでAM変
調された55.125KHzの制御信号とを含み、また
ラジオFM放送のマルチフレックスステレオ放送におい
ては主チヤンネル信号と38KHz0AM抑圧搬送波で
ある副チヤンネル信号と19KHzのパイロツト信号と
を含むものである。前記デイスクリミネータ14の出力
端子には、切替スイツチS2および切替スイツチS3が
接続されており、前者の切替スイツチS2はその接点S
2aがロウパスフイルタ17を介してスイツチング方式
のステレオ復調器18に接続されると共に接点S2bが
前記ステレオ復調器18に直接接続されている。
また後者の切替スイツチS3は、接点S3aがハイパス
フイルタ19を介してPLL回路20Aと第1検出回路
21と第2検出回路22の各入力端に接続されると共に
、接点S3bが直接前記PLL回路20Aおよび第1、
第2検出回路21,22の各入力端に接続されている。
前記ロウパスフイルタ17はテレビ音声多重放送のコン
ポジツト信号における主チヤンネル成分のみを通過させ
るようそのカツトオフ周波数が15.5KHz附近に設
定されており、またハイパスフイルタ19は逆にテレビ
音声多重放送における主チヤンネル信号成分を阻止する
ようカツトオフ周波数が15.5KHz附近に設定され
ている。前記ステレオ復調器18は、FMステレオ放送
受信時に後述する38KHzのスイツチングキヤリヤに
よつてスイツチング動作して左右のチヤンネルの出力を
得るものであり、その左側出力端23Lは抵抗R1を介
して加算回路24に接続され、さらにこの加算回路24
の出力端がデイエンフアシス回路25を介してステレオ
左チヤンネル出力端子26Lに接続されている。一方前
記ステレオ復調器18の右側出力端23Rは抵抗R/を
介して減算回路241に接続され、この減算回路24!
の出力側がデイエンフアシス回路251を介してステレ
オ右チヤンネル出力端子26Rに接続されている。ここ
で前記加算回路24および減算回路24′はテレビ音声
多重放送受信時において該テレビ音声多重放送がステレ
オ放送となつている場合にステレオ復調を行うためのマ
トリツクス27を構成するものであつて、後述する如く
ステレオ復調器18からの出力信号と制御スイツチCS
lから与えられる信号とを加減算するものである。また
デイエンフアシス回路25,251は、切替スイツチS
4によつてその減衰特性がFMラジオ放送もしくはテレ
ビ音声放送に適合した値に切替えられるように構成され
ている。すなわち切替スイツチS4を接点S4aに接続
した状態では減衰特性が75μsとなるよう、また接点
S4bに接続させた状態では減衰特性が50μsとなる
ように設定されている。一方、前記PLL回路20Aは
、既に第1図において説明したものと同様に、位相比較
器24と、この位相比較器2Aの位相誤差出力がループ
フイルタ3Aおよび直流増幅器4Aを経て加えられるV
CO5Aと、このVCO5Aの出力信号を順次%分周す
る第1および第2の%分周器6A,7Aとを備えたもの
であり、前記デイスクリミネータ14からハイパスフイ
ルタ19を経てもしくは経ずに加えられる信号と第2の
%分周器7Aの出力信号とが位相比較器2Aに入力され
るように構成されている。そして前記VCO5Aには、
その自走周波数をテレビ音声多重放送における副チヤン
ネル信号の中心周波数31.5KHzの4倍の周波数1
26KHz附近に設定するためのCR回路50Aaと、
自走周波数をFMステレオ放送におけるパイロツト信号
19KHzの4倍の周波数76KHz附近に設定するた
めのCR回路50Abとが附設されており、これらCR
回路50Aa,50Abは切替スイツチS5により切替
えられるようになつている。すなわち切替スイツチS5
を接点S5aに接続した状態ではCO5の自走周波数が
126KHz附近となり、また接点S5bに切替えた状
態ではCO5の自走周波数が76KHz附近となるよう
に構成されている。またループフイルタ3Aも切替スイ
ツチS6を切替えることにより周波数特性が切替えられ
るように構成されている。すなわち切替スイツチS6を
接点S6aの側に切替えた状態ではVCO5Aのキヤプ
チヤレンジが126KHzの上下所定範囲内となるよう
、また切替スイツチS6を接点S6bの側に切替えた状
態ではCO5Aのキヤプチヤレンジが76KHzの上下
所定範囲内となるように周波数特hが設定される。そし
てまた第1の%分周器6Aの出力端には第3の%分周器
28Aが接続されている。この第3の%分周器28Aは
、第1の%分周器6Aの出力信号をさらに%分周すると
共に位相を900変化させるものであり、したがつて第
3の%分周器28Aの出力信号は第2の%分周器7Aの
出力信号と90出の位相差を持つ。ここで第2の%分周
器7Aの出力は、PLL回路20の完全ロツク時にはデ
イスクリミネータ14からの信号に対し90は位相差を
持つから、第3の%分周器28Aの出力信号は、完全ロ
ツク時には位相比較器2Aに入力されるデイスクリミネ
ータ14からの信号と同位相となる。この第3の%分周
器28Aの出力は、後述するように第1検出回路21に
導かれる。上述のようなPLL回路20Aにおける第1
の%分周器6Aの出力端は制御スイツチCS2を介して
前記ステレオ復調器18のスイツチングキヤリヤ入力端
に接続されている。
フイルタ19を介してPLL回路20Aと第1検出回路
21と第2検出回路22の各入力端に接続されると共に
、接点S3bが直接前記PLL回路20Aおよび第1、
第2検出回路21,22の各入力端に接続されている。
前記ロウパスフイルタ17はテレビ音声多重放送のコン
ポジツト信号における主チヤンネル成分のみを通過させ
るようそのカツトオフ周波数が15.5KHz附近に設
定されており、またハイパスフイルタ19は逆にテレビ
音声多重放送における主チヤンネル信号成分を阻止する
ようカツトオフ周波数が15.5KHz附近に設定され
ている。前記ステレオ復調器18は、FMステレオ放送
受信時に後述する38KHzのスイツチングキヤリヤに
よつてスイツチング動作して左右のチヤンネルの出力を
得るものであり、その左側出力端23Lは抵抗R1を介
して加算回路24に接続され、さらにこの加算回路24
の出力端がデイエンフアシス回路25を介してステレオ
左チヤンネル出力端子26Lに接続されている。一方前
記ステレオ復調器18の右側出力端23Rは抵抗R/を
介して減算回路241に接続され、この減算回路24!
の出力側がデイエンフアシス回路251を介してステレ
オ右チヤンネル出力端子26Rに接続されている。ここ
で前記加算回路24および減算回路24′はテレビ音声
多重放送受信時において該テレビ音声多重放送がステレ
オ放送となつている場合にステレオ復調を行うためのマ
トリツクス27を構成するものであつて、後述する如く
ステレオ復調器18からの出力信号と制御スイツチCS
lから与えられる信号とを加減算するものである。また
デイエンフアシス回路25,251は、切替スイツチS
4によつてその減衰特性がFMラジオ放送もしくはテレ
ビ音声放送に適合した値に切替えられるように構成され
ている。すなわち切替スイツチS4を接点S4aに接続
した状態では減衰特性が75μsとなるよう、また接点
S4bに接続させた状態では減衰特性が50μsとなる
ように設定されている。一方、前記PLL回路20Aは
、既に第1図において説明したものと同様に、位相比較
器24と、この位相比較器2Aの位相誤差出力がループ
フイルタ3Aおよび直流増幅器4Aを経て加えられるV
CO5Aと、このVCO5Aの出力信号を順次%分周す
る第1および第2の%分周器6A,7Aとを備えたもの
であり、前記デイスクリミネータ14からハイパスフイ
ルタ19を経てもしくは経ずに加えられる信号と第2の
%分周器7Aの出力信号とが位相比較器2Aに入力され
るように構成されている。そして前記VCO5Aには、
その自走周波数をテレビ音声多重放送における副チヤン
ネル信号の中心周波数31.5KHzの4倍の周波数1
26KHz附近に設定するためのCR回路50Aaと、
自走周波数をFMステレオ放送におけるパイロツト信号
19KHzの4倍の周波数76KHz附近に設定するた
めのCR回路50Abとが附設されており、これらCR
回路50Aa,50Abは切替スイツチS5により切替
えられるようになつている。すなわち切替スイツチS5
を接点S5aに接続した状態ではCO5の自走周波数が
126KHz附近となり、また接点S5bに切替えた状
態ではCO5の自走周波数が76KHz附近となるよう
に構成されている。またループフイルタ3Aも切替スイ
ツチS6を切替えることにより周波数特性が切替えられ
るように構成されている。すなわち切替スイツチS6を
接点S6aの側に切替えた状態ではVCO5Aのキヤプ
チヤレンジが126KHzの上下所定範囲内となるよう
、また切替スイツチS6を接点S6bの側に切替えた状
態ではCO5Aのキヤプチヤレンジが76KHzの上下
所定範囲内となるように周波数特hが設定される。そし
てまた第1の%分周器6Aの出力端には第3の%分周器
28Aが接続されている。この第3の%分周器28Aは
、第1の%分周器6Aの出力信号をさらに%分周すると
共に位相を900変化させるものであり、したがつて第
3の%分周器28Aの出力信号は第2の%分周器7Aの
出力信号と90出の位相差を持つ。ここで第2の%分周
器7Aの出力は、PLL回路20の完全ロツク時にはデ
イスクリミネータ14からの信号に対し90は位相差を
持つから、第3の%分周器28Aの出力信号は、完全ロ
ツク時には位相比較器2Aに入力されるデイスクリミネ
ータ14からの信号と同位相となる。この第3の%分周
器28Aの出力は、後述するように第1検出回路21に
導かれる。上述のようなPLL回路20Aにおける第1
の%分周器6Aの出力端は制御スイツチCS2を介して
前記ステレオ復調器18のスイツチングキヤリヤ入力端
に接続されている。
前記制御スイツチCS2は開閉型のものであつて、後述
する第1検出回路21の出力によつて開閉制御される。
またPLL回路20の直流増幅器4Aの出力端はロウパ
スフイルタ29に接続され、さらにこのロウパスフイル
タ29の出力端は前述の制御スイツチCSlを介してマ
トリツクス27の加算回路24および減算回路24′に
接続されるとともに、制御スイツチCS3を介してテレ
ビ音声多重放送異種プログラム副チヤンネル出力端子3
0に接続されている。前記制御スイツチCSl,CS3
はそれぞれ開閉型のものであり、後述するように第2検
出回路22の出力によつて開閉制御される。前記第1検
出回路21は、デイスクリミネータ14から出力される
コンポジツト信号に含まれる31.5KHzの副チヤン
ネル信号(テレビ音声多重放送の場合)もしくは19K
Hzのパイロツト信号(ラジオFMステレオ放送の場合
)の有無を検出して発光ダイオード等からなるインジケ
ータ31の駆動制御を行うとともに前記制御スイツチC
S2の開閉制御を行うものであり、デイスクリミネータ
14から直接またはハイパスフイルタ19を経て加えら
れる信号と前記PLL回路20Aの第3の%分周器28
Aの出力信号とを位相比較する位相比較器32Aと、こ
の位相比較器32Aからの位相誤差出力がロウパスフイ
ルタ33Aを経て加えられるコンパレータ34Aと、こ
のコンパレータ34Aの出力が加えられる,駆動回路3
5Aとから構成されている。前記位相比較器32Aおよ
びロウパスフイルタ33Aは、同期検波回路を構成する
ものであり、デイスクリミネータ14からの信号中に第
3の%分周器28Aから加えられる信号と同位相(同周
波数)の信号を含む場合に検波出力電圧が得られる。ま
たコンパレータ34Aは前記検波出力電圧とある一定レ
ベルの電圧とを比較し、検波出力電圧が一定レベルを越
えれば検出信号を出力させる。さらに駆動回路35Aは
インジケータ31の点灯・消灯を制御するとともに前述
の制御スイツチCS2の開閉を制御するものであつて、
前記コンパレータ34Aから検出信号が加えられた時に
、インジケータ31を点灯させると共に制御スイツチC
S2を閉じる方向へ動作させる駆動信号が出力される。
なおこの駆動回路35Aから制御スイツチCS2に至る
系路には開閉スイツチS7が介挿されている。一方、第
2検出回路22はテレビ音声多重放送受信時にそのコン
ポジツト信号に含まれる55.125KHzの制御信号
を検出するとともにその変調周波数が922.5Hz(
異種プログラム放送の場合Xあるかまたは982.5H
z(ステレオ放送の場合)であるかを判別し、前記制御
スイツチCSlおよび制御スイツチCS3を開閉制御す
るものであり、デイスクリミネータ14からの信号を増
幅する増幅器36と、55.125Hz0AM信号を検
波して922.5Hzもしくは982.5Hzの信号を
得る検波回路37と、この検波回路37の検波出力から
9225Hzの信号を検出する922.5Hz検出器3
8と、前記検波回路37の検波出力から982.5Hz
の信号を検出する982.5Hz検出回路39と、これ
ら検出回路38,39の出力電圧をそれぞれ所定のレベ
ルと比較して所定レベル以上の状態で922.5Hz検
出信号および9825Hz検出信号を各別に出力するコ
ンパレータ40,41とから構成されている。
する第1検出回路21の出力によつて開閉制御される。
またPLL回路20の直流増幅器4Aの出力端はロウパ
スフイルタ29に接続され、さらにこのロウパスフイル
タ29の出力端は前述の制御スイツチCSlを介してマ
トリツクス27の加算回路24および減算回路24′に
接続されるとともに、制御スイツチCS3を介してテレ
ビ音声多重放送異種プログラム副チヤンネル出力端子3
0に接続されている。前記制御スイツチCSl,CS3
はそれぞれ開閉型のものであり、後述するように第2検
出回路22の出力によつて開閉制御される。前記第1検
出回路21は、デイスクリミネータ14から出力される
コンポジツト信号に含まれる31.5KHzの副チヤン
ネル信号(テレビ音声多重放送の場合)もしくは19K
Hzのパイロツト信号(ラジオFMステレオ放送の場合
)の有無を検出して発光ダイオード等からなるインジケ
ータ31の駆動制御を行うとともに前記制御スイツチC
S2の開閉制御を行うものであり、デイスクリミネータ
14から直接またはハイパスフイルタ19を経て加えら
れる信号と前記PLL回路20Aの第3の%分周器28
Aの出力信号とを位相比較する位相比較器32Aと、こ
の位相比較器32Aからの位相誤差出力がロウパスフイ
ルタ33Aを経て加えられるコンパレータ34Aと、こ
のコンパレータ34Aの出力が加えられる,駆動回路3
5Aとから構成されている。前記位相比較器32Aおよ
びロウパスフイルタ33Aは、同期検波回路を構成する
ものであり、デイスクリミネータ14からの信号中に第
3の%分周器28Aから加えられる信号と同位相(同周
波数)の信号を含む場合に検波出力電圧が得られる。ま
たコンパレータ34Aは前記検波出力電圧とある一定レ
ベルの電圧とを比較し、検波出力電圧が一定レベルを越
えれば検出信号を出力させる。さらに駆動回路35Aは
インジケータ31の点灯・消灯を制御するとともに前述
の制御スイツチCS2の開閉を制御するものであつて、
前記コンパレータ34Aから検出信号が加えられた時に
、インジケータ31を点灯させると共に制御スイツチC
S2を閉じる方向へ動作させる駆動信号が出力される。
なおこの駆動回路35Aから制御スイツチCS2に至る
系路には開閉スイツチS7が介挿されている。一方、第
2検出回路22はテレビ音声多重放送受信時にそのコン
ポジツト信号に含まれる55.125KHzの制御信号
を検出するとともにその変調周波数が922.5Hz(
異種プログラム放送の場合Xあるかまたは982.5H
z(ステレオ放送の場合)であるかを判別し、前記制御
スイツチCSlおよび制御スイツチCS3を開閉制御す
るものであり、デイスクリミネータ14からの信号を増
幅する増幅器36と、55.125Hz0AM信号を検
波して922.5Hzもしくは982.5Hzの信号を
得る検波回路37と、この検波回路37の検波出力から
9225Hzの信号を検出する922.5Hz検出器3
8と、前記検波回路37の検波出力から982.5Hz
の信号を検出する982.5Hz検出回路39と、これ
ら検出回路38,39の出力電圧をそれぞれ所定のレベ
ルと比較して所定レベル以上の状態で922.5Hz検
出信号および9825Hz検出信号を各別に出力するコ
ンパレータ40,41とから構成されている。
しかして前記制御スイツチCSlは第2検出回路22に
おいて982.5Hzの信号が検出された時にコンバレ
ータ41の検出信号によつて閉動作し、また第3制御ス
イツチCS3は922.5Hzの信号が検出された時に
コンパレータ40からの検出信号によつて閉動作する。
次に第2図の回路の動作を第2図および第3図A〜Eを
参照して説明する。
おいて982.5Hzの信号が検出された時にコンバレ
ータ41の検出信号によつて閉動作し、また第3制御ス
イツチCS3は922.5Hzの信号が検出された時に
コンパレータ40からの検出信号によつて閉動作する。
次に第2図の回路の動作を第2図および第3図A〜Eを
参照して説明する。
なお第3図A,BはFMラジオ放送受信時の状態を示す
ものであつて、特にAはモノラル放送の場合を、Bはス
テレオ放送の場合を示す。また第3図C,D,Eはテレ
ビ音声受信時の状態を示すものであつて、特にCはテレ
ビ音声放送がステレオの多重放送となつている場合を示
し、Dはテレビ音声放送が異種プログラムの多重放送と
なつている場合を示し、Eはテレビ音声放送が多重放送
ではないモノラル放送となつている場合を示す。なおま
た、各切替スイツチSl,S2,S3,S4,S5,S
6および開閉スイツチS7は連動して動作するものであ
り、テレビ放送受信時には、各切替スイツチS1〜S6
が接点Sla−S6aの側に切替えられるとともに開閉
スイツチS7が開放され、FMラジオ放送受信時には、
各切替スイツチS1〜S6が接点Slb−S6bの側に
切替えられるとともに開閉スイツチS7が閉じられ妬先
ずFMラジオ放送受信時(第3図A,B)について説明
すると、この場合には切替スイツチS2,S3が接点S
2b,S3bの側に接続されているから、デイスタリミ
ネータ14の出力はロウパスフイルタ17もしくはハイ
パスフイルタ19を経ずにステレオ復調器18、PLL
回路20A1第1検出回路21および第2検出回路22
に直接加わる。
ものであつて、特にAはモノラル放送の場合を、Bはス
テレオ放送の場合を示す。また第3図C,D,Eはテレ
ビ音声受信時の状態を示すものであつて、特にCはテレ
ビ音声放送がステレオの多重放送となつている場合を示
し、Dはテレビ音声放送が異種プログラムの多重放送と
なつている場合を示し、Eはテレビ音声放送が多重放送
ではないモノラル放送となつている場合を示す。なおま
た、各切替スイツチSl,S2,S3,S4,S5,S
6および開閉スイツチS7は連動して動作するものであ
り、テレビ放送受信時には、各切替スイツチS1〜S6
が接点Sla−S6aの側に切替えられるとともに開閉
スイツチS7が開放され、FMラジオ放送受信時には、
各切替スイツチS1〜S6が接点Slb−S6bの側に
切替えられるとともに開閉スイツチS7が閉じられ妬先
ずFMラジオ放送受信時(第3図A,B)について説明
すると、この場合には切替スイツチS2,S3が接点S
2b,S3bの側に接続されているから、デイスタリミ
ネータ14の出力はロウパスフイルタ17もしくはハイ
パスフイルタ19を経ずにステレオ復調器18、PLL
回路20A1第1検出回路21および第2検出回路22
に直接加わる。
また切換スイツチS4は接点S4bの側に接続されてい
るから、デイエンフアシス回路25,25′の減衰特性
は501tSに設定されており、さらに開閉スイツチS
7は閉じられているから第1検出回路21の駆動回路3
5Aからの駆動信号により第2制御スイツチCS2が制
御され得る状態となつている。そしてPLL回路20A
においては、切替スイツチS5が接点S5bの側に接続
されているため自走周波数がパイロツト信号19KHz
の4倍の76KHz附近に設定され、これにより第2の
%分周器7Aから位相比較器2Aには19KHz附近の
信号が入力される状態となり、また切替スイツチS6に
よりループのキヤプチヤレンジが19KHzの上下所定
範囲内に設定される。上述のようなFMラジオ放送受信
時において特にその放送がモノラルである場合(第3図
A)には、デイスクリミネータ14からの復調信号に1
9KHzパイロツト信号が含まれないから、PLL回路
20Aはロツクされず、CO5Aは自走周波数で発振す
る。そして第3の%分周器28Aから第1検出回路21
の位相比較器32Aには自走周波数のKの周波数、すな
わち19KHz附近の信号が加わり、これにより第1検
出回路21は19KHz附近の周波数信号の検出を行い
得る状態となるが、前述のようにデイスクリミネータ1
4の出力信号には19KHzパイロツト信号が含まれな
いから検出は行なわれず、駆動回路35Aから駆動信号
が出力されない。したがつて制御喀ツチCS2は開放さ
れたままであるからステレオ復調器18にはスイツチン
グキヤリヤに相当する信号が入力されず、この結果ステ
レオ復調器18の左右の出力端23L,23Rからはと
もにデイスクリミネータ14からの出力がそのまま現わ
れる。またインジケータ31は点灯しない。そしてまた
、デイスクリミネータ14から第2検出回路22に加え
られる信号には9225Hzもしくは982.5Hz′
11′AM変調された55.125KHzの信号が存在
しないから、第2検出回路22からは検出信号が出力さ
れず、したがつて制御スイツチCSl,CS3は開放さ
れたままである。このためマトリツクス27にはロウパ
スフイルタ29の側から信号が加えられないから、ステ
レオ復調回路18の出力はそのままデイエンフアシス2
5,25′.に送られ、左右チヤンネル出力端子26L
,26Rから同一のオーデイオ信号、すなわちモノラル
信号が出力される。また、副チヤンネル出力端子30か
らは何等オーデイオ信号が出力されない。一方、FM放
送受信時において特にその放送がステレオ放送となつて
いる場合(第3図B)には、デイスクリミネータ14か
らの信号に19KHzパイロツト信号が含まれているか
ら、PLL回路20Aがロツクされ、CO5Aの発振周
波数は正確にパイロツト信号に同期した76KHzとな
る。
るから、デイエンフアシス回路25,25′の減衰特性
は501tSに設定されており、さらに開閉スイツチS
7は閉じられているから第1検出回路21の駆動回路3
5Aからの駆動信号により第2制御スイツチCS2が制
御され得る状態となつている。そしてPLL回路20A
においては、切替スイツチS5が接点S5bの側に接続
されているため自走周波数がパイロツト信号19KHz
の4倍の76KHz附近に設定され、これにより第2の
%分周器7Aから位相比較器2Aには19KHz附近の
信号が入力される状態となり、また切替スイツチS6に
よりループのキヤプチヤレンジが19KHzの上下所定
範囲内に設定される。上述のようなFMラジオ放送受信
時において特にその放送がモノラルである場合(第3図
A)には、デイスクリミネータ14からの復調信号に1
9KHzパイロツト信号が含まれないから、PLL回路
20Aはロツクされず、CO5Aは自走周波数で発振す
る。そして第3の%分周器28Aから第1検出回路21
の位相比較器32Aには自走周波数のKの周波数、すな
わち19KHz附近の信号が加わり、これにより第1検
出回路21は19KHz附近の周波数信号の検出を行い
得る状態となるが、前述のようにデイスクリミネータ1
4の出力信号には19KHzパイロツト信号が含まれな
いから検出は行なわれず、駆動回路35Aから駆動信号
が出力されない。したがつて制御喀ツチCS2は開放さ
れたままであるからステレオ復調器18にはスイツチン
グキヤリヤに相当する信号が入力されず、この結果ステ
レオ復調器18の左右の出力端23L,23Rからはと
もにデイスクリミネータ14からの出力がそのまま現わ
れる。またインジケータ31は点灯しない。そしてまた
、デイスクリミネータ14から第2検出回路22に加え
られる信号には9225Hzもしくは982.5Hz′
11′AM変調された55.125KHzの信号が存在
しないから、第2検出回路22からは検出信号が出力さ
れず、したがつて制御スイツチCSl,CS3は開放さ
れたままである。このためマトリツクス27にはロウパ
スフイルタ29の側から信号が加えられないから、ステ
レオ復調回路18の出力はそのままデイエンフアシス2
5,25′.に送られ、左右チヤンネル出力端子26L
,26Rから同一のオーデイオ信号、すなわちモノラル
信号が出力される。また、副チヤンネル出力端子30か
らは何等オーデイオ信号が出力されない。一方、FM放
送受信時において特にその放送がステレオ放送となつて
いる場合(第3図B)には、デイスクリミネータ14か
らの信号に19KHzパイロツト信号が含まれているか
ら、PLL回路20Aがロツクされ、CO5Aの発振周
波数は正確にパイロツト信号に同期した76KHzとな
る。
この状態で第3の%分周器28Aからはパイロツト信号
と同位相の19KHzの信号が出力さへ この信号が第
1検出器21の位相比較器32Aに加えられる〇この時
、デイスクリミネータ14から位相検出器32Aに加え
られる信号には19KHzノマイロツト信号が含まれて
いるから、第1検出回路21は検出動作を行つて、駆動
回路35Aから駆動信号Sa,Sdが出力される。これ
により制御スイツチCS2が閉じるとともにインジケー
タ31が点灯する。またこの状態でPLL回路20Aの
第1の%分周器6Aからは19KHzパイロツト信号に
同期した正確に38KHzの信号Sbが出力されるから
、この信号が制御スイツチCS2を経てスイツチングキ
ヤリヤとしてステレオ復調器18に加えられる。これに
よつてステレオ復調器18はデイスクリミネータ14か
らの信号を左右チヤンネルに分離し、その左側出力端2
3Lから左チヤンネル信号を出力すると共に右側出力端
23Rから右チヤンネル信号を出力する。そしてまたこ
の状態では前述のモノラル時と同様に第2検出回路22
が検出動作しないから制御スイツチCS2および制御ス
イツチCS3は閉動作しない。したがつてステレオ復調
器18の左右の出力はそのままデイエンフアシス回路2
5,25′へ加えられて、左右のステレオ出力端子26
L,26Rから出力される。また副チヤンネル出力端子
30からは何等信号が出力されない。次にテレビ音声放
送受信時(第3図C−E)について説明すると、この場
合には切替スイツチS2,S3が接点S2a,S3bの
側に接続されるから、デイスクリミネータ14の出力は
ロウパスフイルタ17を経て復調器18に加わるととも
に、ハイパスフイルタ19を経てPLL回路20A1第
1および第2検出回路21,22に加わる。したがつて
ステレオ復調器18には主チヤンネル信号のみが加わり
、またPLL回路20A1第1および第2検出回路21
,22には主チヤンネル信号以外の副チヤンネル信号(
31.5KHz±15KHzのFM信号)および制御信
号(982.5Hzもしくは922.5HzでAM変調
された55.125KHzの信号)が加わり得る状態と
なる。また、PLL回路20Aにおいては、切替スイツ
チS5が接点S5aの側に切替えられるため、自走周波
数が副チヤンネル信号31.5KHzの4倍の126K
Hz附近に設定され、また切替スイツチS6によりルー
プのキヤプチヤレンジが31.5KHzの上下所定範囲
内に設定される。さらに切替スイツチS4が接点S4a
の側に切替えられてデイエンフアシス25,25/の減
衰特性が75μsに設定され、開閉スイツチS7が開放
されて第1検出回路21からの駆動信号により制御スイ
ツチCS2が制御され得ない状態(すなわち常時開放状
態)となる。上述のようなテレビ音声放送受信時におい
て特に音声多重放送となつておりかつステレオ放送とな
つている場合(第3図C)について説明すると、この場
合デイスクリミネータ14から出力されるコンポジツト
信号は、(L+R)+Sin{ω0ik(L−R)}t
+ASlnω.tとなつている。
と同位相の19KHzの信号が出力さへ この信号が第
1検出器21の位相比較器32Aに加えられる〇この時
、デイスクリミネータ14から位相検出器32Aに加え
られる信号には19KHzノマイロツト信号が含まれて
いるから、第1検出回路21は検出動作を行つて、駆動
回路35Aから駆動信号Sa,Sdが出力される。これ
により制御スイツチCS2が閉じるとともにインジケー
タ31が点灯する。またこの状態でPLL回路20Aの
第1の%分周器6Aからは19KHzパイロツト信号に
同期した正確に38KHzの信号Sbが出力されるから
、この信号が制御スイツチCS2を経てスイツチングキ
ヤリヤとしてステレオ復調器18に加えられる。これに
よつてステレオ復調器18はデイスクリミネータ14か
らの信号を左右チヤンネルに分離し、その左側出力端2
3Lから左チヤンネル信号を出力すると共に右側出力端
23Rから右チヤンネル信号を出力する。そしてまたこ
の状態では前述のモノラル時と同様に第2検出回路22
が検出動作しないから制御スイツチCS2および制御ス
イツチCS3は閉動作しない。したがつてステレオ復調
器18の左右の出力はそのままデイエンフアシス回路2
5,25′へ加えられて、左右のステレオ出力端子26
L,26Rから出力される。また副チヤンネル出力端子
30からは何等信号が出力されない。次にテレビ音声放
送受信時(第3図C−E)について説明すると、この場
合には切替スイツチS2,S3が接点S2a,S3bの
側に接続されるから、デイスクリミネータ14の出力は
ロウパスフイルタ17を経て復調器18に加わるととも
に、ハイパスフイルタ19を経てPLL回路20A1第
1および第2検出回路21,22に加わる。したがつて
ステレオ復調器18には主チヤンネル信号のみが加わり
、またPLL回路20A1第1および第2検出回路21
,22には主チヤンネル信号以外の副チヤンネル信号(
31.5KHz±15KHzのFM信号)および制御信
号(982.5Hzもしくは922.5HzでAM変調
された55.125KHzの信号)が加わり得る状態と
なる。また、PLL回路20Aにおいては、切替スイツ
チS5が接点S5aの側に切替えられるため、自走周波
数が副チヤンネル信号31.5KHzの4倍の126K
Hz附近に設定され、また切替スイツチS6によりルー
プのキヤプチヤレンジが31.5KHzの上下所定範囲
内に設定される。さらに切替スイツチS4が接点S4a
の側に切替えられてデイエンフアシス25,25/の減
衰特性が75μsに設定され、開閉スイツチS7が開放
されて第1検出回路21からの駆動信号により制御スイ
ツチCS2が制御され得ない状態(すなわち常時開放状
態)となる。上述のようなテレビ音声放送受信時におい
て特に音声多重放送となつておりかつステレオ放送とな
つている場合(第3図C)について説明すると、この場
合デイスクリミネータ14から出力されるコンポジツト
信号は、(L+R)+Sin{ω0ik(L−R)}t
+ASlnω.tとなつている。
ここで第1項目は主チヤンネル信号であり、また第2項
目は31.5KHzのFM信号である副チヤンネル信号
であり、さらに第3項目は982.5HzでAM変調さ
れた55.125KHzの制御信号である。このような
コンポジツト信号の内、主チヤンネル信号(L+R)の
みがロウパスフイルタ17を経てステレオ復調器18に
加わる。ここで制御スイツチCS2は常時開放状態とな
つているから、ステレオ復調器18にはスイツチングキ
ヤリヤに相当する信号が全く加わらず、したがつてステ
レオ復調器18の両出力端子23L,23Rからはとも
に(L+R)の信号が出力される。一方PLL回路20
Aには31.5K1]zの副チヤンネル信隼1n{ωo
±k(L−R)}tと55.125KHzの制御信号7
vS1nW.tが加わるが、このPLL回路20AはC
O5Aの自走周波数が前述の如く副チヤンネル信号の4
倍の周波数附近に設定されて、副チヤンネル信号周波数
附近でロツクされ得る状態となつているから、直流増幅
器4Aの出力側からは副チヤンネル信号をFM復調した
信号(L−R)が取出され、この信号(卜R)がロウパ
スフイルタ29を経て制御スイツチCSl,CS3に加
わる。ここで第2検出回路22においては、デイスタリ
ミネータ14からハイパスフイルタ19を経て第2検出
回路22に加えられる信号に、982.5HzでAM変
調した55.125KHzの制御信号(Asinw,t
)が含まれているから、コンパレータ41の側から検出
信号Sdが出力さへ これにより制御スイツチCSlが
閉動作する。したがつて前述の(L−R)の信号が制御
スイツチCSlを経てマトリツクス回路27の加算回路
24および減算回路24′に加わり、前述のステレオ復
調器18からの(L+R)信号と加算および減算されて
、2L信号および2R信号が形成され、デイエンフアシ
ス回路25,25′を経て左チヤンネル出力端子26L
から左チヤンネルオーデイオ信号2Lが出力されるとと
もに右チヤンネル出力端子26Rから右チヤンネルオー
デイオ信号2Rが出力される。なお第2検出回路22に
おいて922.5Hzの信号は検出されないから、制御
スイツチCS3は閉じず、したがつて副チヤンネル出力
端子30からは全く信号が出力されない。また、第1検
出回路21は、PLL回路20Aの第3の%分周器28
Aからの31.5KHzの信号によつてデイスクリミネ
ータ14からの31.5KHzの副チヤンネル信号を検
出し、その駆動回路35Aから駆動信号Sa,Sdが出
力され、インジケータ31が点灯するが、開閉スイツチ
S7は前述の如く開放されているから、制御スイツチC
S2は閉じない。すなわちステレオ復調器18のスイツ
チングキヤリヤ入力端にはPLL回路20Aから信号が
加えられない。一方、テレビ音声放送受信時において特
に音声多重放送となつておりしかも異種プログラム放送
となつている場合(第3図D)について説明すると、こ
の場合ステレオ復調器18には前述の音声多重ステレオ
放送の場合と同様に主チヤンネル信号のみが加わる。そ
して第2制御スイツチCS2は常時開放状態となつてい
るから、ステレオ復調器18の両出力端23R,23L
からは主チヤンネル信号がそのまま出力される。またP
LL回路20Aの直流増幅器4Aからは前述と同様に副
チヤンネル信号をFM復調した信号力珀ウパスフイルタ
29を経て出力され、この副チヤンネル復調信号が制御
スイツチCSl,CS3に加えられる。第1検出回路2
1も前述と同様に31.5KHzの副チヤンネル信号を
検出し、その駆動信号によりインジケータ31が点灯す
る。また第2検出回路22に加えられる信号には、92
2.5HzでAM変調した55.125KHzの信号が
含まれているから、第2検出回路22においてはコンパ
レータ40の側から検出信号Seが出力され、これによ
り制御スイツチCS3が閉じて前記副チヤンネル復調信
号が副チヤンネル出力端子30から出力される。またコ
ンパレータ41の側からは検出信号が出力されないから
、制御スイツチCSlは閉じず、したがつて副チヤンネ
ル復調信号はマトリツクス27に加えられない。このた
めステレオ復調器18から出力された主チヤンネル信号
はそのままデイエンフアシス25,25′に加えられる
。したがつて両ステレオ出力端子26L,26Rからは
ともに主チヤンネルの復調信号が出力される。さらにテ
レビ音声放送受信時において多重放送ではない場合、す
なわち主チヤンネル信号のみのモノラル放送である場合
(第3図E)では、PlJ,回路20Aに31.5KH
zの副チヤンネル信号が加えられないから、PLL回路
20からロウパスフイルタ29を経て出力される信号が
存在しない。また第1検出回路21にも信号が加えられ
ないから、その駆動回路35Aから駆動信号が出力され
ず、インジケータ31は点灯しない。さらに第3検出回
路22にも55.125KHzの制御信号が加えられな
いから、その両コンパレータ40,41から検出信号が
出力されず、制御スイツチCSl,CS3が閉じられな
い。もちろん制御スイツチCS2も開放状態を維持する
。したがつてステレオ復調器18に加えられた主チヤン
ネル信号はそのまま出力され、マトリツクス回路27に
おいても特に他の信号と加減算されずにデイエンフアシ
ス回路25,251に加えられ、左右の出力端子26L
,26Rから同一のオーデイオ信号として出力される。
上述の如く、第2図の回路においては、PLL回路20
Aが、FMマルチフレックスステレオ放送受信時に19
KHzパイロツト信号に同期して38KHzのスイツチ
ングキヤリヤを発生する回路として動作し、またテレビ
音声多重放送受信時に31.5KHzの副チヤンネル信
号に同期してこの副チヤンネル信号をFM検波する回路
として動作する。そしてまたインジケータ31はFMラ
ジオ放送受信時にはステレオ放送時のみ点灯し、またテ
レビ音声放送受信時には多重放送時のみ点灯する。第4
図はこの発明の第2番目の発明を実施するための受信装
置の一例を示すプロツク図である。第4図においてデイ
スクリミネータ14までの回路は第2図のものと同様で
ある。デイスクリミネータ14の出力は、PLL回路2
0Bおよび第3検出回路42に加えられるとともに、切
替スイツチS8に加えられる。この切替スイツチS8は
テレビ放送受信側の接点S8a(!:FMラジオ放送受
信側の接点S8bとに切替えられるものであり、テレビ
放送受信側の接点S8aは主チヤンネル系路43と副チ
ヤンネル系路44とに分枝されている。副チヤンネル系
路44には31.5KHz±15KHzの副チヤンネル
信号のみを通過させるバンドパスフイルタ45と、FM
検波器46と、ロウパスフイルタ47とがこの順に接続
され、また主チヤンネル系路43には主チヤンネル信号
のみを通過させるロウパスフイルタ48が直列に接続さ
れている。そして両ロウパスフイルタ47,48の出力
端にはマトリツクス入口側選択スイツチSWl、マトリ
ツクス回路27′および出口側選択スイツチSW2がこ
の順に接続され、さらにデイエンフアシス回路49,4
9′を介して一対のテレビ音声多重出力端子51,5V
に接続されている。ここで切替スイツチS8の接点S8
aからテレビ音声多重出力端子51,51′に至る回路
は、従来から提案されているテレビ音声多重放送復調回
路と同様である。一方前記切替スイツチS8の接点S8
bはスイツチング方式のステレオ復調器18に接続され
、その左右の出力端23L,23Rはデイエンフアシス
回路52,52′を介して左右のFMステレオ出力端子
53L,53Rに接続されている。前記PLL回路20
Bは第2図のPLL回路20Aと同様に位相比較器2B
と、ループフイルタ3Bと、直流増幅器4Bと、CO5
Bと、第1、第2および第3の%分周器6B,7B,2
8Bとを具備するものである。
目は31.5KHzのFM信号である副チヤンネル信号
であり、さらに第3項目は982.5HzでAM変調さ
れた55.125KHzの制御信号である。このような
コンポジツト信号の内、主チヤンネル信号(L+R)の
みがロウパスフイルタ17を経てステレオ復調器18に
加わる。ここで制御スイツチCS2は常時開放状態とな
つているから、ステレオ復調器18にはスイツチングキ
ヤリヤに相当する信号が全く加わらず、したがつてステ
レオ復調器18の両出力端子23L,23Rからはとも
に(L+R)の信号が出力される。一方PLL回路20
Aには31.5K1]zの副チヤンネル信隼1n{ωo
±k(L−R)}tと55.125KHzの制御信号7
vS1nW.tが加わるが、このPLL回路20AはC
O5Aの自走周波数が前述の如く副チヤンネル信号の4
倍の周波数附近に設定されて、副チヤンネル信号周波数
附近でロツクされ得る状態となつているから、直流増幅
器4Aの出力側からは副チヤンネル信号をFM復調した
信号(L−R)が取出され、この信号(卜R)がロウパ
スフイルタ29を経て制御スイツチCSl,CS3に加
わる。ここで第2検出回路22においては、デイスタリ
ミネータ14からハイパスフイルタ19を経て第2検出
回路22に加えられる信号に、982.5HzでAM変
調した55.125KHzの制御信号(Asinw,t
)が含まれているから、コンパレータ41の側から検出
信号Sdが出力さへ これにより制御スイツチCSlが
閉動作する。したがつて前述の(L−R)の信号が制御
スイツチCSlを経てマトリツクス回路27の加算回路
24および減算回路24′に加わり、前述のステレオ復
調器18からの(L+R)信号と加算および減算されて
、2L信号および2R信号が形成され、デイエンフアシ
ス回路25,25′を経て左チヤンネル出力端子26L
から左チヤンネルオーデイオ信号2Lが出力されるとと
もに右チヤンネル出力端子26Rから右チヤンネルオー
デイオ信号2Rが出力される。なお第2検出回路22に
おいて922.5Hzの信号は検出されないから、制御
スイツチCS3は閉じず、したがつて副チヤンネル出力
端子30からは全く信号が出力されない。また、第1検
出回路21は、PLL回路20Aの第3の%分周器28
Aからの31.5KHzの信号によつてデイスクリミネ
ータ14からの31.5KHzの副チヤンネル信号を検
出し、その駆動回路35Aから駆動信号Sa,Sdが出
力され、インジケータ31が点灯するが、開閉スイツチ
S7は前述の如く開放されているから、制御スイツチC
S2は閉じない。すなわちステレオ復調器18のスイツ
チングキヤリヤ入力端にはPLL回路20Aから信号が
加えられない。一方、テレビ音声放送受信時において特
に音声多重放送となつておりしかも異種プログラム放送
となつている場合(第3図D)について説明すると、こ
の場合ステレオ復調器18には前述の音声多重ステレオ
放送の場合と同様に主チヤンネル信号のみが加わる。そ
して第2制御スイツチCS2は常時開放状態となつてい
るから、ステレオ復調器18の両出力端23R,23L
からは主チヤンネル信号がそのまま出力される。またP
LL回路20Aの直流増幅器4Aからは前述と同様に副
チヤンネル信号をFM復調した信号力珀ウパスフイルタ
29を経て出力され、この副チヤンネル復調信号が制御
スイツチCSl,CS3に加えられる。第1検出回路2
1も前述と同様に31.5KHzの副チヤンネル信号を
検出し、その駆動信号によりインジケータ31が点灯す
る。また第2検出回路22に加えられる信号には、92
2.5HzでAM変調した55.125KHzの信号が
含まれているから、第2検出回路22においてはコンパ
レータ40の側から検出信号Seが出力され、これによ
り制御スイツチCS3が閉じて前記副チヤンネル復調信
号が副チヤンネル出力端子30から出力される。またコ
ンパレータ41の側からは検出信号が出力されないから
、制御スイツチCSlは閉じず、したがつて副チヤンネ
ル復調信号はマトリツクス27に加えられない。このた
めステレオ復調器18から出力された主チヤンネル信号
はそのままデイエンフアシス25,25′に加えられる
。したがつて両ステレオ出力端子26L,26Rからは
ともに主チヤンネルの復調信号が出力される。さらにテ
レビ音声放送受信時において多重放送ではない場合、す
なわち主チヤンネル信号のみのモノラル放送である場合
(第3図E)では、PlJ,回路20Aに31.5KH
zの副チヤンネル信号が加えられないから、PLL回路
20からロウパスフイルタ29を経て出力される信号が
存在しない。また第1検出回路21にも信号が加えられ
ないから、その駆動回路35Aから駆動信号が出力され
ず、インジケータ31は点灯しない。さらに第3検出回
路22にも55.125KHzの制御信号が加えられな
いから、その両コンパレータ40,41から検出信号が
出力されず、制御スイツチCSl,CS3が閉じられな
い。もちろん制御スイツチCS2も開放状態を維持する
。したがつてステレオ復調器18に加えられた主チヤン
ネル信号はそのまま出力され、マトリツクス回路27に
おいても特に他の信号と加減算されずにデイエンフアシ
ス回路25,251に加えられ、左右の出力端子26L
,26Rから同一のオーデイオ信号として出力される。
上述の如く、第2図の回路においては、PLL回路20
Aが、FMマルチフレックスステレオ放送受信時に19
KHzパイロツト信号に同期して38KHzのスイツチ
ングキヤリヤを発生する回路として動作し、またテレビ
音声多重放送受信時に31.5KHzの副チヤンネル信
号に同期してこの副チヤンネル信号をFM検波する回路
として動作する。そしてまたインジケータ31はFMラ
ジオ放送受信時にはステレオ放送時のみ点灯し、またテ
レビ音声放送受信時には多重放送時のみ点灯する。第4
図はこの発明の第2番目の発明を実施するための受信装
置の一例を示すプロツク図である。第4図においてデイ
スクリミネータ14までの回路は第2図のものと同様で
ある。デイスクリミネータ14の出力は、PLL回路2
0Bおよび第3検出回路42に加えられるとともに、切
替スイツチS8に加えられる。この切替スイツチS8は
テレビ放送受信側の接点S8a(!:FMラジオ放送受
信側の接点S8bとに切替えられるものであり、テレビ
放送受信側の接点S8aは主チヤンネル系路43と副チ
ヤンネル系路44とに分枝されている。副チヤンネル系
路44には31.5KHz±15KHzの副チヤンネル
信号のみを通過させるバンドパスフイルタ45と、FM
検波器46と、ロウパスフイルタ47とがこの順に接続
され、また主チヤンネル系路43には主チヤンネル信号
のみを通過させるロウパスフイルタ48が直列に接続さ
れている。そして両ロウパスフイルタ47,48の出力
端にはマトリツクス入口側選択スイツチSWl、マトリ
ツクス回路27′および出口側選択スイツチSW2がこ
の順に接続され、さらにデイエンフアシス回路49,4
9′を介して一対のテレビ音声多重出力端子51,5V
に接続されている。ここで切替スイツチS8の接点S8
aからテレビ音声多重出力端子51,51′に至る回路
は、従来から提案されているテレビ音声多重放送復調回
路と同様である。一方前記切替スイツチS8の接点S8
bはスイツチング方式のステレオ復調器18に接続され
、その左右の出力端23L,23Rはデイエンフアシス
回路52,52′を介して左右のFMステレオ出力端子
53L,53Rに接続されている。前記PLL回路20
Bは第2図のPLL回路20Aと同様に位相比較器2B
と、ループフイルタ3Bと、直流増幅器4Bと、CO5
Bと、第1、第2および第3の%分周器6B,7B,2
8Bとを具備するものである。
CO5Bに外付けされた一対のCR回路50Ba,50
Bbの内、一方のCR回路50BaはVCO5Bの自走
周波数をテレビ音声多重放送の55.125KHzの制
御信号の4倍の周波数220.5KHzに設定するよう
に定数が定められ、また他方のCR回路50BbはVC
O5Bの自走周波数をFMステレオ信号の19KHzの
パイロツト信号の4倍の周波数76KFIzに設定する
ように定数が定められて?り、これらCR回路50Ba
,50Bbは切替スイツチS9により切替えられるよう
になつている。ループフイルタ3Bにも切替スイツチS
lOが接続されており、この切替スイツチSlOを接点
SlOaの側に切替えた状態ではPLL回路20Bのキ
ヤブチヤレンジが55.125KHzの上下所定範囲内
に設定されるよう、また接点SlObの側に切替えた状
態ではキヤプチヤレンジが19KH2の上下所定範囲内
に設定されるようになつている。前記第3検出回路42
は、テレビ音声多重放送におけるコンポジツト信号中の
55.125KHzの制御信号を検出するためのもので
あつて、デイスクリミネータ14からの信号と前記PL
L回路20Bの第3の%分周器28bからの信号とを位
相比較する位相比較器32Bと、この位相比較器32肋
出力端に接続されたロウパスフイルタ33Bと、このロ
ウパスフイルタ33B0後段に接続されたコンパレータ
34Bと、このコンパレータ34Bの出力によつてイン
ジケータ54を駆動させる駆動回路35Bとから構成さ
れている。前記位相比較器32Bおよびロヴパスフイル
タ33Bは同期検波回路を構成するものであり、この同
期検波出力が所定レベル以上であればコンパレータ34
Bから検出信号が出力され、この検出信号によつて,駆
動回路35Bからインジケータ54を点灯させる駆動信
号が出力される。なおこのインジケータ54には常閉型
の制御スイツチCS4が接続されており、この制御スイ
ツチCS4が開放された状態では駆動回路35Bの出力
の如何にかかわらずインジケータ54が点灯しないよう
に構成されている。さらに前記第3検出回路42のロウ
パスフイルタ33Bの出力側には第4検出回路55が接
続されている。
Bbの内、一方のCR回路50BaはVCO5Bの自走
周波数をテレビ音声多重放送の55.125KHzの制
御信号の4倍の周波数220.5KHzに設定するよう
に定数が定められ、また他方のCR回路50BbはVC
O5Bの自走周波数をFMステレオ信号の19KHzの
パイロツト信号の4倍の周波数76KFIzに設定する
ように定数が定められて?り、これらCR回路50Ba
,50Bbは切替スイツチS9により切替えられるよう
になつている。ループフイルタ3Bにも切替スイツチS
lOが接続されており、この切替スイツチSlOを接点
SlOaの側に切替えた状態ではPLL回路20Bのキ
ヤブチヤレンジが55.125KHzの上下所定範囲内
に設定されるよう、また接点SlObの側に切替えた状
態ではキヤプチヤレンジが19KH2の上下所定範囲内
に設定されるようになつている。前記第3検出回路42
は、テレビ音声多重放送におけるコンポジツト信号中の
55.125KHzの制御信号を検出するためのもので
あつて、デイスクリミネータ14からの信号と前記PL
L回路20Bの第3の%分周器28bからの信号とを位
相比較する位相比較器32Bと、この位相比較器32肋
出力端に接続されたロウパスフイルタ33Bと、このロ
ウパスフイルタ33B0後段に接続されたコンパレータ
34Bと、このコンパレータ34Bの出力によつてイン
ジケータ54を駆動させる駆動回路35Bとから構成さ
れている。前記位相比較器32Bおよびロヴパスフイル
タ33Bは同期検波回路を構成するものであり、この同
期検波出力が所定レベル以上であればコンパレータ34
Bから検出信号が出力され、この検出信号によつて,駆
動回路35Bからインジケータ54を点灯させる駆動信
号が出力される。なおこのインジケータ54には常閉型
の制御スイツチCS4が接続されており、この制御スイ
ツチCS4が開放された状態では駆動回路35Bの出力
の如何にかかわらずインジケータ54が点灯しないよう
に構成されている。さらに前記第3検出回路42のロウ
パスフイルタ33Bの出力側には第4検出回路55が接
続されている。
この第4検出回路55は、テレビ音声多重放送のコンポ
ジツト信号中の55.125KHzの制御信号の変調周
波数982.5Hzと922.5Hzとの内いずれか一
方を検出するためのものであり、前記第3検出回路42
のロウパスフイルタ33Bの出力が加えられる増幅器5
6と、この増幅器56の出力が加えられる982.5H
zもしくは922.5Hzのバンドパスフイルタ57と
、バンドパスフイルタ57の出力をAM検波する検波器
58と、この検波器58の出力を所定のレベルと比較す
るコンパレータ59と、このコンパレータ59の出力に
よつて動作してインジケータ61を点灯させるとともに
前述の制御スイツチCS4を開放させかつマトリツクス
入口側選択スイツチSWlおよびマトリツクス出口側選
択スイツチSW2を制御する駆動回路60とから構成さ
れでいる。次に第4図の回路の動作を説明する。まずF
Mラジオ放送を受信する際には、各切替スイツチSl,
S8,S9,SlOをそれぞれ接点Slb,S8b,S
9b,SlObの側に連動させて切替えておく。
ジツト信号中の55.125KHzの制御信号の変調周
波数982.5Hzと922.5Hzとの内いずれか一
方を検出するためのものであり、前記第3検出回路42
のロウパスフイルタ33Bの出力が加えられる増幅器5
6と、この増幅器56の出力が加えられる982.5H
zもしくは922.5Hzのバンドパスフイルタ57と
、バンドパスフイルタ57の出力をAM検波する検波器
58と、この検波器58の出力を所定のレベルと比較す
るコンパレータ59と、このコンパレータ59の出力に
よつて動作してインジケータ61を点灯させるとともに
前述の制御スイツチCS4を開放させかつマトリツクス
入口側選択スイツチSWlおよびマトリツクス出口側選
択スイツチSW2を制御する駆動回路60とから構成さ
れでいる。次に第4図の回路の動作を説明する。まずF
Mラジオ放送を受信する際には、各切替スイツチSl,
S8,S9,SlOをそれぞれ接点Slb,S8b,S
9b,SlObの側に連動させて切替えておく。
この状態では、デイスクリミネータ14の出力はステレ
オ復調器18とPLL回路20Bおよび第3検出回路4
2に加わる。PLL回路20Bはその自走周波数がパイ
ロツト信号19KHzの4倍の76KHz附近に設定さ
れるから、FMラジオ放送がステレオである場合、第2
図に示す回路について説明したと同様にPLL回路20
Bはパイロツト信号の19KHzに同期されて、第1の
%分周器6Bから正確に38KHzの信号がスイツチン
グキヤリヤとして出力される。また第3検出回路42の
位相比較器32BにはPLL回路20Bの第3の%分周
器28Bからパイロツト信号と同位相の19KHzの信
号が加えられるから、同期検波出力が生じて駆動回路3
5Bの出力により制御スイツチCS2が閉じ、これによ
りPLL回路20Bからのスイツチングキヤリヤがステ
レオ復調器18に加わる。したがつてデイスクリミネー
タ14からステレオ復調器18へ加えられたコンポジツ
ト信号は左右分離され、デイエンフアシス回路52,5
2′を経て左右のFMステレオ出力端子53L,53R
から左右のチヤンネルのオーデイオ信号が各別に出力さ
れる。一方、第4検出回路55においては922.5H
zもしくは982.5Hzの信号が検出されないから、
1駆動回路60から駆動信号が出力されず、したがつて
制御スイツチCS4が開放されないから、インジケータ
54は第3検出回路42の駆動回路35Bの駆動信号に
よつて点灯される。またインジケータ61は第4検出回
路55の駆動回路60から駆動信号が加えられないため
、点灯しない。これに対しFMラジオ放送がモノラルで
ある場合には、第3検出回路42が19KHzパイロツ
ト信号を検出しないから、制御スイツチCS2は閉じず
、したがつてステレオ復調器18はスイツチングキヤリ
ヤに相当する信号が加えられない。このためモノラル信
号はステレオ復調器18からそのまま出力される。なお
第3検出回路42および第4検出回路55はともに検出
動作が行なわれないから、インジケータ54,61はと
もに点灯されない。次いで第4図の回路におけるテレビ
音声放送受信時について説明すると、この場合には各切
替スイツチSl,S7,S8,S9,SlOをそれぞれ
接点Sla,S7a,S8a,S9a,SlOaの側に
切替えておく。この状態ではPLL回路20Bは、その
自走周波数が55.125KHzの4倍の220.5K
Hz附近に設定される。PLL回路20Bの位相比較器
2Bにはデイスクリミネータ14Bから55.125K
Hzの制御信号が加えられるから、PLL回路20Bは
この制御信号に同期してロツクされ、第3の%分周器2
8Bからは制御信号と同位相の55,125KHzの信
号が出力され、この信号が第3検出回路42の位相比較
器32Bに加えられる。
オ復調器18とPLL回路20Bおよび第3検出回路4
2に加わる。PLL回路20Bはその自走周波数がパイ
ロツト信号19KHzの4倍の76KHz附近に設定さ
れるから、FMラジオ放送がステレオである場合、第2
図に示す回路について説明したと同様にPLL回路20
Bはパイロツト信号の19KHzに同期されて、第1の
%分周器6Bから正確に38KHzの信号がスイツチン
グキヤリヤとして出力される。また第3検出回路42の
位相比較器32BにはPLL回路20Bの第3の%分周
器28Bからパイロツト信号と同位相の19KHzの信
号が加えられるから、同期検波出力が生じて駆動回路3
5Bの出力により制御スイツチCS2が閉じ、これによ
りPLL回路20Bからのスイツチングキヤリヤがステ
レオ復調器18に加わる。したがつてデイスクリミネー
タ14からステレオ復調器18へ加えられたコンポジツ
ト信号は左右分離され、デイエンフアシス回路52,5
2′を経て左右のFMステレオ出力端子53L,53R
から左右のチヤンネルのオーデイオ信号が各別に出力さ
れる。一方、第4検出回路55においては922.5H
zもしくは982.5Hzの信号が検出されないから、
1駆動回路60から駆動信号が出力されず、したがつて
制御スイツチCS4が開放されないから、インジケータ
54は第3検出回路42の駆動回路35Bの駆動信号に
よつて点灯される。またインジケータ61は第4検出回
路55の駆動回路60から駆動信号が加えられないため
、点灯しない。これに対しFMラジオ放送がモノラルで
ある場合には、第3検出回路42が19KHzパイロツ
ト信号を検出しないから、制御スイツチCS2は閉じず
、したがつてステレオ復調器18はスイツチングキヤリ
ヤに相当する信号が加えられない。このためモノラル信
号はステレオ復調器18からそのまま出力される。なお
第3検出回路42および第4検出回路55はともに検出
動作が行なわれないから、インジケータ54,61はと
もに点灯されない。次いで第4図の回路におけるテレビ
音声放送受信時について説明すると、この場合には各切
替スイツチSl,S7,S8,S9,SlOをそれぞれ
接点Sla,S7a,S8a,S9a,SlOaの側に
切替えておく。この状態ではPLL回路20Bは、その
自走周波数が55.125KHzの4倍の220.5K
Hz附近に設定される。PLL回路20Bの位相比較器
2Bにはデイスクリミネータ14Bから55.125K
Hzの制御信号が加えられるから、PLL回路20Bは
この制御信号に同期してロツクされ、第3の%分周器2
8Bからは制御信号と同位相の55,125KHzの信
号が出力され、この信号が第3検出回路42の位相比較
器32Bに加えられる。
もちろんこの位相比較器32Bにデイスクリミネータ1
4から加えられる信号には55.125KHzの制御信
号が含まれているから、位相比較器32Bおよびロウバ
スフイルタ33Bから同期検波出力が得られ、駆動回路
35Bから駆動信号が出力される。また第3検波回路4
2のロウパスフイルタ33Bの出力には982.5Hz
(ステレオ放送の場合)または922.5Hz(異種プ
ログラム放送の場合)の周波数成分が含まれているから
、仮に第4検出回路55が982.5Hzを検出する回
路であるとすれば、すなわちバンドパスフイルタ57が
982.5Hzの信号を通過させるものであれば、ステ
レオ放送時には1駆動回路60から駆動信号が出力され
てインジケータ61が点灯される。−また制御スイツチ
CS4が開放されるからインジケータ54は点灯しない
。これに対し異種プログラム放送時には駆動回路60か
ら1駆動信号が出力されず、インジケータ61が点灯し
ない。また制御スイツチCS4は閉じたままであるから
、インジケータ54は駆動回路35Bからの信号によつ
て点灯する。一方第4検出回路55が922.5Hzを
検出するものであるとすれば、上述とは逆にステレオ放
送時にはインジケータ54が点灯するとともにインジケ
ータ61が点灯せず、異種プログラム放送時にはこの逆
となる。なお、テレビ音声多重放送受信時には、デイス
クリミネータ14からのコンポジツト信号中の主チヤン
ネル信号がロウパスフイルタ48を経てマトリツクス入
口側選択スイツチSWlに加わり、また副チヤンネル信
号がバンドパスフイルタ45を経てFM復調され、ロウ
パスフイルタ47を経てマトリツクス入口側選択スイツ
チSWlに加わる。
4から加えられる信号には55.125KHzの制御信
号が含まれているから、位相比較器32Bおよびロウバ
スフイルタ33Bから同期検波出力が得られ、駆動回路
35Bから駆動信号が出力される。また第3検波回路4
2のロウパスフイルタ33Bの出力には982.5Hz
(ステレオ放送の場合)または922.5Hz(異種プ
ログラム放送の場合)の周波数成分が含まれているから
、仮に第4検出回路55が982.5Hzを検出する回
路であるとすれば、すなわちバンドパスフイルタ57が
982.5Hzの信号を通過させるものであれば、ステ
レオ放送時には1駆動回路60から駆動信号が出力され
てインジケータ61が点灯される。−また制御スイツチ
CS4が開放されるからインジケータ54は点灯しない
。これに対し異種プログラム放送時には駆動回路60か
ら1駆動信号が出力されず、インジケータ61が点灯し
ない。また制御スイツチCS4は閉じたままであるから
、インジケータ54は駆動回路35Bからの信号によつ
て点灯する。一方第4検出回路55が922.5Hzを
検出するものであるとすれば、上述とは逆にステレオ放
送時にはインジケータ54が点灯するとともにインジケ
ータ61が点灯せず、異種プログラム放送時にはこの逆
となる。なお、テレビ音声多重放送受信時には、デイス
クリミネータ14からのコンポジツト信号中の主チヤン
ネル信号がロウパスフイルタ48を経てマトリツクス入
口側選択スイツチSWlに加わり、また副チヤンネル信
号がバンドパスフイルタ45を経てFM復調され、ロウ
パスフイルタ47を経てマトリツクス入口側選択スイツ
チSWlに加わる。
ここでマトリツクス入口側選択スイツチSWlおよび出
口側選択スイツチSW2は前記第4検出回路55の出力
によつて制御され、この第4検出回路55が982.5
Hzの信号を検出した状態もしくは922.5Hzの信
号を検出しない状態では主チヤンネル信号および副チヤ
ンネル信号がマトリツクス回路271を通過して左右チ
ヤンネルの信号に分離されて出力されるよう、また第4
検出回路55が982.5Hzの信号を検出しない状態
もしくは9225Hzの信号を検出した状態では主チヤ
ンネル信号および副チヤンネル信号がマトリツクス回路
2γを通過しないように切替動作する。したがつてステ
レオ放送時には左右のテレビ音声多重出力端子51,5
1′から左右チヤンネルのオーデイオ信号が各別に出力
され、異種プログラム放送時にはテレビ音声多重出力端
子51,51′から主チヤンネル信号および副チヤンネ
ル信号がそのまま出力される。上述のように第4図の回
路においては、PLL回路20BがFMマルチフレック
スステレオ放送受信時には19KHzパイロツト信号に
同期して38KHzのスイツチングキヤリヤを発生する
回路として動作し、またテレビ音声多重放送受信時には
55.125KHzの制御信号に同期してこの制御信号
を検出させる回路として動作する。第5図にはこの発明
の第3の発明を実施するた .′めの受信機の一例を示
す。第5図においてデイスクリミネータ14までの回路
は第2図のものと同様であり、またデイスクリミネータ
14の出力端子に接続された切替スイツチS8からテレ
ビ音声多重出力端子51,51′ま 4での回路と同じ
く切替スイツチS8からFMステレオ出力端子53L,
53Rまでの回路は第4図に示すものと同様であるから
ここでは詳細を省く。
口側選択スイツチSW2は前記第4検出回路55の出力
によつて制御され、この第4検出回路55が982.5
Hzの信号を検出した状態もしくは922.5Hzの信
号を検出しない状態では主チヤンネル信号および副チヤ
ンネル信号がマトリツクス回路271を通過して左右チ
ヤンネルの信号に分離されて出力されるよう、また第4
検出回路55が982.5Hzの信号を検出しない状態
もしくは9225Hzの信号を検出した状態では主チヤ
ンネル信号および副チヤンネル信号がマトリツクス回路
2γを通過しないように切替動作する。したがつてステ
レオ放送時には左右のテレビ音声多重出力端子51,5
1′から左右チヤンネルのオーデイオ信号が各別に出力
され、異種プログラム放送時にはテレビ音声多重出力端
子51,51′から主チヤンネル信号および副チヤンネ
ル信号がそのまま出力される。上述のように第4図の回
路においては、PLL回路20BがFMマルチフレック
スステレオ放送受信時には19KHzパイロツト信号に
同期して38KHzのスイツチングキヤリヤを発生する
回路として動作し、またテレビ音声多重放送受信時には
55.125KHzの制御信号に同期してこの制御信号
を検出させる回路として動作する。第5図にはこの発明
の第3の発明を実施するた .′めの受信機の一例を示
す。第5図においてデイスクリミネータ14までの回路
は第2図のものと同様であり、またデイスクリミネータ
14の出力端子に接続された切替スイツチS8からテレ
ビ音声多重出力端子51,51′ま 4での回路と同じ
く切替スイツチS8からFMステレオ出力端子53L,
53Rまでの回路は第4図に示すものと同様であるから
ここでは詳細を省く。
前記デイスクリミネータ14の出力端は第1のZUPL
L回路20Cに接続されるとともに第5検出回路62に
接続されている。
L回路20Cに接続されるとともに第5検出回路62に
接続されている。
第1のPLL回路20Cは、位相比較器2Cと、ループ
フイルタ3Cと、直流増幅器4Cと、VCO5Cと、こ
のVCO5Cに外付されたCR回路50Cと、第1の%
分周器6Cと、第2の%分周器7Cと、第3の%分周器
28Cとから構成されており、前記CR回路50CはV
CO5Cの自走周波数がテレビ音声多重放送の55.1
25KHzの4倍の周波数220.5KHzとなるよう
に設定されている。したがつてこの第1のPLL回路2
0Cは、テレビ音声多重放送受信時に制御信号に同期し
てロツクされ、第3の%分周器28Cからは制御信号と
同位相の55.125KHzの信号が出力されることに
なる。さらに前記デイスクリミネータ14の出力端には
テレビ音声多重放送受信時においてデイスクリミネータ
14から出力される前記55.125KHzの信号を検
出する第5検出回路62が接続されている。この第5検
出回路62は第4図における第3検出回路42と同様に
位相比較器32Cと、ロウパスフイルタ33Cと、コン
パレータ34Cと、駆動回路35Cとから構成されてお
り、前記第1のPLL回路20Cの第3の%分周器28
Cの出力信号によつてデイスクリミネータ14からの信
号に含まれる55.125KHzの制御信号成分を同期
検波して、インジケータ54を点灯させるための駆動信
号を出力させるように構成されている。さらに第5図の
回路においては、第2のPLL回路20Dが設けられて
おり、この第2のPLL回路20Dは、その入力信号が
切替スイツチSl3によつてデイスクリミネータ14の
出力信号と前記第5検出回路62のロウパスフイルタ3
3Cの出力信号とに切替えられるように接続されている
。この第2のPLL回路20Dは第4図におけるPLL
回路20Bと同様に、位相比較器2Dと、ループフイル
タ3Dと、このループフイルタ3Dを切替える切替スイ
ツチSllと、直流増幅器4Dと、VCO5Dと、この
CO5Dの自走周波数をテレビ音声多重放送の55.1
25KHzの制御信号の変調周波数(982.5Hzも
しくは922.5Hz)の4倍の周波数すなわち3.9
3KHzもしくは3.69Hzに設定するためのCR回
路50Daと、VCO5Dの自走周波数をFMステレオ
放送の19KHzのパイロツト信号の4倍の周波数76
KHzに設定するためのCR回路50Dbと、これらC
R回路50Da,50Dbを切替えるための切替スイツ
チ12と、第1〜第3の%分周器6D,7D,28Dと
から構成されている。そして第1の%分周器6Dの出力
端は制御スイツチCS2を介してステレオ復調器18の
スイツチングキヤリヤ入力端に接続され、また第3の%
分周器28Dの出力端は第6の検出回路64の位相比較
器32Dに接続されている。この第6の検出回路64は
前記第5の検出回路62と同様に、デイスクリミネータ
14からの信号と前記第3の%分周器28Dからの信号
とが加えられる位相比較器32Dと、ロウパスフイルタ
33Dと、コンパレータ34Dと、駆動回路35Dとか
ら構成されており、デイスクリミネータ14からの信号
に含まれるFMステレオ放送時のパイロツト信号(19
KHz)またはテレビ音声多重放送時の55.125K
Hzの制御信号の変調信号(922.5Hzもしくは9
82.5Hzを前記第3の%分周器28Dからの同位相
の信号によつて同期検波し、検波出力が得られた状態で
駆動信号が出力されるように構成されている。なおこの
駆動信号は、インジケータ61を点灯させるとともに、
制御スイツチCS2を閉動作させ、かつマトリツクス入
口側選択スイツチSWlおよびマトリツクス出口側選択
スイツチSW2を選択動作させるものである。第5図の
回路において、FMラジオ放送受信時においては各切替
スイツチSl,S8,Sll,Sl2,Sl2,Sl3
を接点Slb,S8b,Sllb,Sl2b,Sl3b
の側に接続させる。この状態では第1のPLL回路20
Cには55.125KHz附近の信号が入力されないか
らPLL回路20Cはロツクされず、VCO5Cは自走
周波数で発振する。これにより55.125KHz附近
の信号が第3の%分周器28Cから第5検出回路62の
位相比較器32Cに加えられるが、デイスクリミネータ
14から比較器32Cに入力される信号には、55,1
25KHz附近の成分は通常存在しないから、第5検出
回路62は検出動作せず、その駆動回路35Cから駆動
信号が出力されず、インジケータ54は点灯しない。一
方、第2のPLL回路20Dは、VCO5Dの自走周波
数がパイロツト信号19KHzの4倍の周波数76KH
z附近に設定されるから、ステレオ放送を受信している
場合は、デイスクリミネータ14から切替スイツチSl
3を経て加えられる信号中のパイロツト信号成分に同期
してロツクされ、第1の%分周器6Dから38KHzの
スイツチングキヤリヤが制御スイツチCS2に加えられ
るとともに、第3の%分周器28Dからパイロツト信号
と同位相の19KHzの信号が第6検出回路64の位相
比較器32Dに与えられ、この信号によつて位相比較器
32Dおよびロウパスフイルタ33Dがデイスクリミネ
ータ14から入力される信号中の19KHzパイロツト
信号成分を同期検波し、駆動回路35Dから駆動信号が
出力されて、インジケータ61が点灯するとともに制御
スイツチCS2が閉じられ、これにより第2のPLL回
路20Dから制御スイツチCS2に加えられる38KH
zスイツチングキヤリヤがステレオ復調器18に与えら
れる。
フイルタ3Cと、直流増幅器4Cと、VCO5Cと、こ
のVCO5Cに外付されたCR回路50Cと、第1の%
分周器6Cと、第2の%分周器7Cと、第3の%分周器
28Cとから構成されており、前記CR回路50CはV
CO5Cの自走周波数がテレビ音声多重放送の55.1
25KHzの4倍の周波数220.5KHzとなるよう
に設定されている。したがつてこの第1のPLL回路2
0Cは、テレビ音声多重放送受信時に制御信号に同期し
てロツクされ、第3の%分周器28Cからは制御信号と
同位相の55.125KHzの信号が出力されることに
なる。さらに前記デイスクリミネータ14の出力端には
テレビ音声多重放送受信時においてデイスクリミネータ
14から出力される前記55.125KHzの信号を検
出する第5検出回路62が接続されている。この第5検
出回路62は第4図における第3検出回路42と同様に
位相比較器32Cと、ロウパスフイルタ33Cと、コン
パレータ34Cと、駆動回路35Cとから構成されてお
り、前記第1のPLL回路20Cの第3の%分周器28
Cの出力信号によつてデイスクリミネータ14からの信
号に含まれる55.125KHzの制御信号成分を同期
検波して、インジケータ54を点灯させるための駆動信
号を出力させるように構成されている。さらに第5図の
回路においては、第2のPLL回路20Dが設けられて
おり、この第2のPLL回路20Dは、その入力信号が
切替スイツチSl3によつてデイスクリミネータ14の
出力信号と前記第5検出回路62のロウパスフイルタ3
3Cの出力信号とに切替えられるように接続されている
。この第2のPLL回路20Dは第4図におけるPLL
回路20Bと同様に、位相比較器2Dと、ループフイル
タ3Dと、このループフイルタ3Dを切替える切替スイ
ツチSllと、直流増幅器4Dと、VCO5Dと、この
CO5Dの自走周波数をテレビ音声多重放送の55.1
25KHzの制御信号の変調周波数(982.5Hzも
しくは922.5Hz)の4倍の周波数すなわち3.9
3KHzもしくは3.69Hzに設定するためのCR回
路50Daと、VCO5Dの自走周波数をFMステレオ
放送の19KHzのパイロツト信号の4倍の周波数76
KHzに設定するためのCR回路50Dbと、これらC
R回路50Da,50Dbを切替えるための切替スイツ
チ12と、第1〜第3の%分周器6D,7D,28Dと
から構成されている。そして第1の%分周器6Dの出力
端は制御スイツチCS2を介してステレオ復調器18の
スイツチングキヤリヤ入力端に接続され、また第3の%
分周器28Dの出力端は第6の検出回路64の位相比較
器32Dに接続されている。この第6の検出回路64は
前記第5の検出回路62と同様に、デイスクリミネータ
14からの信号と前記第3の%分周器28Dからの信号
とが加えられる位相比較器32Dと、ロウパスフイルタ
33Dと、コンパレータ34Dと、駆動回路35Dとか
ら構成されており、デイスクリミネータ14からの信号
に含まれるFMステレオ放送時のパイロツト信号(19
KHz)またはテレビ音声多重放送時の55.125K
Hzの制御信号の変調信号(922.5Hzもしくは9
82.5Hzを前記第3の%分周器28Dからの同位相
の信号によつて同期検波し、検波出力が得られた状態で
駆動信号が出力されるように構成されている。なおこの
駆動信号は、インジケータ61を点灯させるとともに、
制御スイツチCS2を閉動作させ、かつマトリツクス入
口側選択スイツチSWlおよびマトリツクス出口側選択
スイツチSW2を選択動作させるものである。第5図の
回路において、FMラジオ放送受信時においては各切替
スイツチSl,S8,Sll,Sl2,Sl2,Sl3
を接点Slb,S8b,Sllb,Sl2b,Sl3b
の側に接続させる。この状態では第1のPLL回路20
Cには55.125KHz附近の信号が入力されないか
らPLL回路20Cはロツクされず、VCO5Cは自走
周波数で発振する。これにより55.125KHz附近
の信号が第3の%分周器28Cから第5検出回路62の
位相比較器32Cに加えられるが、デイスクリミネータ
14から比較器32Cに入力される信号には、55,1
25KHz附近の成分は通常存在しないから、第5検出
回路62は検出動作せず、その駆動回路35Cから駆動
信号が出力されず、インジケータ54は点灯しない。一
方、第2のPLL回路20Dは、VCO5Dの自走周波
数がパイロツト信号19KHzの4倍の周波数76KH
z附近に設定されるから、ステレオ放送を受信している
場合は、デイスクリミネータ14から切替スイツチSl
3を経て加えられる信号中のパイロツト信号成分に同期
してロツクされ、第1の%分周器6Dから38KHzの
スイツチングキヤリヤが制御スイツチCS2に加えられ
るとともに、第3の%分周器28Dからパイロツト信号
と同位相の19KHzの信号が第6検出回路64の位相
比較器32Dに与えられ、この信号によつて位相比較器
32Dおよびロウパスフイルタ33Dがデイスクリミネ
ータ14から入力される信号中の19KHzパイロツト
信号成分を同期検波し、駆動回路35Dから駆動信号が
出力されて、インジケータ61が点灯するとともに制御
スイツチCS2が閉じられ、これにより第2のPLL回
路20Dから制御スイツチCS2に加えられる38KH
zスイツチングキヤリヤがステレオ復調器18に与えら
れる。
したがつてFM復調器18がスイツチング復調を行い、
FMステレオのコンポジツト信号が左右チヤンネルの信
号に分離され、デイエンフアシス52,52′を経て左
右のFMステレオ出力端子53L,53Rから左右チヤ
ンネルのオーデイオ信号が出力される。なおFMラジオ
放送受信時においてモノラル放送の場合には第6検出回
路64が19KHzパイロツト信号を検出しないから、
インジケータ61は点灯しない。また制御スイツチCS
2が閉じられないから、第2のPLL回路20Dの℃5
Dの自走発振により生じる第1の%分周器6Dの38K
Hz附近の出力信号はステレオ復調器18に加えられず
、したがつてモノラル信号はそのままステレオ復調器1
8を通過して左右のFMステレオ出力端子53L,53
Rから出力される。一方、第5図の回路においてテレビ
音声多重放送受信時には、各切替スイツチSl,S8,
Sll,Sl2,Sl3を接点Sla,S8a,Sll
a,Sl2a,Sl3aの側に接続させる。この状態で
は第1のPLL回路20Cに55.125KHzの制御
信号がデイスクリミネータ14から加えられるから、第
1のPLL回路20Cは制御信号に同期してロツクされ
、その第3の%分周器28Cからは制御信号と同位相の
55.125KHzの信号が出力されてこの信号が第5
検出回路62の位相比較器52Cに加えられる。またデ
イスクリミネータ14から前記位相比較器52Cに入力
される信号にも55.125KHzの制御信号が存在す
るから、第5検出回路62は制御信号を同期検波によつ
て検出してその駆動回路35Cから,駆動信号が出力さ
れ、インジケータ54が点灯される。また第5検出回路
62のロウパスフイルタ33Cの出力側からは982.
5Hzもしくは9225Hzの周波数成分を含む信号が
取出されて第2のPLL回路20Dに入力される。ここ
で第2のPLL回路20DはCR回路50Daによつて
CO5Dの自走周波数が982.5Hzもしくは922
.5Hzの4倍の周波数附近に設定されている。今、仮
にVCO5Dの自走周波数が9825Hzの4倍の周波
数附近に設定されているとすれば、テレビ音声多重放送
がステレオ放送である場合、前記ロウパスフイルタ33
Cから第2のPLL回路20Dに入力される信号には9
82.5Hzの周波数成分が含まれているから、第2の
PLL回路20Dは9825Hzの周波数成分に同期し
てロツクされ、第3の%分周器28Dからは同位相の9
82.5Hzの信号が出力される。そして第6検出回路
64において、この第3の%分周器28Dからの982
.5Hzの信号によりデイスクリミネータ14からの信
号の982.5Hzの成分が同期検波され、これにより
第3の%分周器28Dの駆動回路35Dから駆動信号が
生じてインジケータ61が点灯する。またこの駆動信号
によりマトリツクス入口側選択スイツチSWlおよびマ
トリツクス出口側選択スイツチSW2力埼1脚さへ主チ
ヤンネル信号系路43および副チヤスネル信号系路44
の信号がマトリツクス回路27/を通過する状態となつ
てこのマトリツクス回路27′により加減算が行なわれ
、左右チヤンネルの信号が分離されてデイエンフアシス
49,49′を経て左右のテレビ音声多重出力端子51
,5Vからステレオ放送の左右チヤンネルのオーデイオ
出力が各別に出力される。一方テレビ音声多重放送が異
種プログラム放送である場合、第5検出回路62のロウ
パスフイルタ33Cから第2のPLL回路20Dに加え
られる信号に982.5Hzの周波数成分が含まれてい
ないから、第2のPLL回路20Dはロツクされず、V
CO5Dがその自走周波数で発振して、第3の%分周器
28Dから第6検出回路64の位相比較器32Dに98
2.5Hz附近の信号が加えられる。デイスクリミネー
タ14から第6検出回路64に加えられる信号には98
2.5Hz附近の同位相の信号が通常は定常的に含まれ
ていないから、第6検出回路64は検出動作せず、した
がつてその駆動回路35Dから駆動信号が出力されない
からインジケータ61は点灯しない。またマトリツクス
入口側選択スイツチSWlおよびマトリツクス出口側選
択スイツチSW2は前述のステレオの場合と逆に主チヤ
ンネル信号系路43および副チヤンネル信号系路44の
信号がマトリツクス回路27′を通過しない状態となり
、このためテレビ音声多重出力端子51,5Vからは主
チヤンネルのオーデイオ信号と副チヤンネルのオーデイ
オ信号がそのまま出力される。なお、第5図の回路にお
いて第2のPLL回路20D0VC05Dの自走周波数
がCR回路50Daによつて922.5Hzの4倍の周
波数附近に設定されるものとすれば、テレビ音声多重放
送が異種プログラム放送である場合に第2のPLL回路
20Dが制御信号の922.5Hzの変調周波数に同期
してロツクされ、この変調周波数と同位相の922.5
Hzの信号が第2のPLL回路20Dから第6検出回路
64に加えられ、これによりデイスクリミネータ14か
ら第6検出回路64に加えられる信号の922.5Hz
の成分が検出されて1駆動回路35Dから駆動信号が出
力される。したがつてインジケータ61は異種プログラ
ム放送の場合に点灯することになる。またこの場合マト
リツクス入口側選択スイツチSWlおよびマトリツクス
出口側選択スイツチSW2は、前記駆動信号が加えられ
た際に主チヤンネル信号系路43および副チヤンネル信
号系路44の信号がマトリツクス回路27′を通過しな
くなる方向へ制御される構成とすれば良い。上述のよう
に第5図の回路においては、第2のPLL回路20Dが
、FMマルチフレックスステレオ放送受信時には19K
Hzのパイロツト信号に同期して38KHzのスイツチ
ングキヤリヤを発生する回路として動作し、テレビ音声
多重放送受信時には55.125KHzの制御信号の変
調周波数の982.5Hzもしくは922.5Hzに同
期して、テレビ音声多重放送がステレオ放送であるかま
たは異種プログラム放送のいずれであるかを検出させる
ように動作する。前述の説明で明らかなように、これら
の各発明によれば、AM−FM方式のマルチフレックス
ステレオ放送受信時にその復調回路に使用されるPLL
回路が、FM−FM方式のテレビ音声多重放送受信時に
もその復調回路の一部もしくはその補助回路として共通
に使用されるから、従来と比較して受信機の部品点数を
格段に少なくすることができ、またこれに伴つて受信機
組立工数を格段に少なくすることができ、したがつて受
信機のコストを従来よりも格段に低下させることができ
、しかも受信機を小型化することが可能となる等、各種
の効果が得られる。
FMステレオのコンポジツト信号が左右チヤンネルの信
号に分離され、デイエンフアシス52,52′を経て左
右のFMステレオ出力端子53L,53Rから左右チヤ
ンネルのオーデイオ信号が出力される。なおFMラジオ
放送受信時においてモノラル放送の場合には第6検出回
路64が19KHzパイロツト信号を検出しないから、
インジケータ61は点灯しない。また制御スイツチCS
2が閉じられないから、第2のPLL回路20Dの℃5
Dの自走発振により生じる第1の%分周器6Dの38K
Hz附近の出力信号はステレオ復調器18に加えられず
、したがつてモノラル信号はそのままステレオ復調器1
8を通過して左右のFMステレオ出力端子53L,53
Rから出力される。一方、第5図の回路においてテレビ
音声多重放送受信時には、各切替スイツチSl,S8,
Sll,Sl2,Sl3を接点Sla,S8a,Sll
a,Sl2a,Sl3aの側に接続させる。この状態で
は第1のPLL回路20Cに55.125KHzの制御
信号がデイスクリミネータ14から加えられるから、第
1のPLL回路20Cは制御信号に同期してロツクされ
、その第3の%分周器28Cからは制御信号と同位相の
55.125KHzの信号が出力されてこの信号が第5
検出回路62の位相比較器52Cに加えられる。またデ
イスクリミネータ14から前記位相比較器52Cに入力
される信号にも55.125KHzの制御信号が存在す
るから、第5検出回路62は制御信号を同期検波によつ
て検出してその駆動回路35Cから,駆動信号が出力さ
れ、インジケータ54が点灯される。また第5検出回路
62のロウパスフイルタ33Cの出力側からは982.
5Hzもしくは9225Hzの周波数成分を含む信号が
取出されて第2のPLL回路20Dに入力される。ここ
で第2のPLL回路20DはCR回路50Daによつて
CO5Dの自走周波数が982.5Hzもしくは922
.5Hzの4倍の周波数附近に設定されている。今、仮
にVCO5Dの自走周波数が9825Hzの4倍の周波
数附近に設定されているとすれば、テレビ音声多重放送
がステレオ放送である場合、前記ロウパスフイルタ33
Cから第2のPLL回路20Dに入力される信号には9
82.5Hzの周波数成分が含まれているから、第2の
PLL回路20Dは9825Hzの周波数成分に同期し
てロツクされ、第3の%分周器28Dからは同位相の9
82.5Hzの信号が出力される。そして第6検出回路
64において、この第3の%分周器28Dからの982
.5Hzの信号によりデイスクリミネータ14からの信
号の982.5Hzの成分が同期検波され、これにより
第3の%分周器28Dの駆動回路35Dから駆動信号が
生じてインジケータ61が点灯する。またこの駆動信号
によりマトリツクス入口側選択スイツチSWlおよびマ
トリツクス出口側選択スイツチSW2力埼1脚さへ主チ
ヤンネル信号系路43および副チヤスネル信号系路44
の信号がマトリツクス回路27/を通過する状態となつ
てこのマトリツクス回路27′により加減算が行なわれ
、左右チヤンネルの信号が分離されてデイエンフアシス
49,49′を経て左右のテレビ音声多重出力端子51
,5Vからステレオ放送の左右チヤンネルのオーデイオ
出力が各別に出力される。一方テレビ音声多重放送が異
種プログラム放送である場合、第5検出回路62のロウ
パスフイルタ33Cから第2のPLL回路20Dに加え
られる信号に982.5Hzの周波数成分が含まれてい
ないから、第2のPLL回路20Dはロツクされず、V
CO5Dがその自走周波数で発振して、第3の%分周器
28Dから第6検出回路64の位相比較器32Dに98
2.5Hz附近の信号が加えられる。デイスクリミネー
タ14から第6検出回路64に加えられる信号には98
2.5Hz附近の同位相の信号が通常は定常的に含まれ
ていないから、第6検出回路64は検出動作せず、した
がつてその駆動回路35Dから駆動信号が出力されない
からインジケータ61は点灯しない。またマトリツクス
入口側選択スイツチSWlおよびマトリツクス出口側選
択スイツチSW2は前述のステレオの場合と逆に主チヤ
ンネル信号系路43および副チヤンネル信号系路44の
信号がマトリツクス回路27′を通過しない状態となり
、このためテレビ音声多重出力端子51,5Vからは主
チヤンネルのオーデイオ信号と副チヤンネルのオーデイ
オ信号がそのまま出力される。なお、第5図の回路にお
いて第2のPLL回路20D0VC05Dの自走周波数
がCR回路50Daによつて922.5Hzの4倍の周
波数附近に設定されるものとすれば、テレビ音声多重放
送が異種プログラム放送である場合に第2のPLL回路
20Dが制御信号の922.5Hzの変調周波数に同期
してロツクされ、この変調周波数と同位相の922.5
Hzの信号が第2のPLL回路20Dから第6検出回路
64に加えられ、これによりデイスクリミネータ14か
ら第6検出回路64に加えられる信号の922.5Hz
の成分が検出されて1駆動回路35Dから駆動信号が出
力される。したがつてインジケータ61は異種プログラ
ム放送の場合に点灯することになる。またこの場合マト
リツクス入口側選択スイツチSWlおよびマトリツクス
出口側選択スイツチSW2は、前記駆動信号が加えられ
た際に主チヤンネル信号系路43および副チヤンネル信
号系路44の信号がマトリツクス回路27′を通過しな
くなる方向へ制御される構成とすれば良い。上述のよう
に第5図の回路においては、第2のPLL回路20Dが
、FMマルチフレックスステレオ放送受信時には19K
Hzのパイロツト信号に同期して38KHzのスイツチ
ングキヤリヤを発生する回路として動作し、テレビ音声
多重放送受信時には55.125KHzの制御信号の変
調周波数の982.5Hzもしくは922.5Hzに同
期して、テレビ音声多重放送がステレオ放送であるかま
たは異種プログラム放送のいずれであるかを検出させる
ように動作する。前述の説明で明らかなように、これら
の各発明によれば、AM−FM方式のマルチフレックス
ステレオ放送受信時にその復調回路に使用されるPLL
回路が、FM−FM方式のテレビ音声多重放送受信時に
もその復調回路の一部もしくはその補助回路として共通
に使用されるから、従来と比較して受信機の部品点数を
格段に少なくすることができ、またこれに伴つて受信機
組立工数を格段に少なくすることができ、したがつて受
信機のコストを従来よりも格段に低下させることができ
、しかも受信機を小型化することが可能となる等、各種
の効果が得られる。
また特にこの発明の第2番目の発明によれば、テレビ音
声放送が多重放送であるか否かを簡単な構成で検出する
ことができる等の効果が得られ、さらにこの発明の第3
番目の発明によればテレビ音声多重放送がステレオ放送
であるか異種プログラム放送であるかを簡単な構成で判
別することができ、テレビ音声多重放送受信中にステレ
オ放送が異種プログラム放送に変わつたりまたは逆に変
化した場合において自動的に切替動作させることも簡単
な構成で可能となる等の効果が得られる。
声放送が多重放送であるか否かを簡単な構成で検出する
ことができる等の効果が得られ、さらにこの発明の第3
番目の発明によればテレビ音声多重放送がステレオ放送
であるか異種プログラム放送であるかを簡単な構成で判
別することができ、テレビ音声多重放送受信中にステレ
オ放送が異種プログラム放送に変わつたりまたは逆に変
化した場合において自動的に切替動作させることも簡単
な構成で可能となる等の効果が得られる。
第1図はこの発明に使用されるPLL回路を原理的に説
明するためのプロツク図、第2図はこの発明の第1番目
の発明を実施するための受信機の一例を示すプロツク図
、第3図A−Eは第2図の受信機の動作を説明するため
の略解的なプロツク図、第4図はこの発明の第2番目の
発明を実施するための受信機の一例を示すプロツク図、
第5図はこの発明の第3番目の発明を実施するための受
信機の一例を示すプロツク図である。 14・・・・・・デイスクリミネータ、18・・・・・
・ステレオ復調器、20,20A,20B,20C,2
0D・・・・・・PLL回路。
明するためのプロツク図、第2図はこの発明の第1番目
の発明を実施するための受信機の一例を示すプロツク図
、第3図A−Eは第2図の受信機の動作を説明するため
の略解的なプロツク図、第4図はこの発明の第2番目の
発明を実施するための受信機の一例を示すプロツク図、
第5図はこの発明の第3番目の発明を実施するための受
信機の一例を示すプロツク図である。 14・・・・・・デイスクリミネータ、18・・・・・
・ステレオ復調器、20,20A,20B,20C,2
0D・・・・・・PLL回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 AM−FM方式のマルチプレックスステレオ放送と
FM−FM方式のテレビ音声多重放送とを切替えて受信
し得る受信機の多重変調波復調回路において、AM−F
M方式のマルチプレックスステレオ放送受信時に19K
Hzのパイロット信号に同期して38KHzのスイッチ
ングキャリヤを発生するPLL回路を設け、このPLL
回路を、FM−FM方式のテレビ音声多重放送受信時に
は、その副チャンネル信号に同期して副チャンネル信号
をFM検波させるようにしたことを特徴とする受信機の
多重変調波復調回路。 2 AM−FM方式のマルチプレックスステレオ放送と
FM−FM方式のテレビ音声多重放送とを切替えて受信
し得る受信機の多重変調波復調回路において、AM−F
M方式のマルチプレックスステレオ放送受信時に19K
Hzのパイロット信号に同期して38KHzのスイッチ
ングキャリヤを発生するPLL回路を設け、このPLL
回路を、FM−FM方式のテレビ音声多重放送受信時に
はその制御信号に同期して多重放送波が入力されている
ことを検出させるようにしたことを特徴とする受信機の
多重変調波復調回路。 3 AM−FM方式のマルチプレックスステレオ放送と
FM−FM方式のテレビ音声多重放送とを切替えて受信
し得る受信機の多重変調波復調回路において、AM−F
M方式のマルチプレックスステレオ放送受信時に19K
Hzのパイロット信号に同期して38KHzのスイッチ
ングキャリヤを発生するPLL回路を設け、このPLL
回路を、FM−FM方式のテレビ音声多重放送受信時に
はその制御信号の変調周波数に同期して多重放送がステ
レオ放送と異種プログラム放送のいずれかであるかを検
出させるようにしたことを特徴とする受信機の多重変調
波復調回路。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53128904A JPS5934035B2 (ja) | 1978-10-19 | 1978-10-19 | 受信機の多重変調波復調回路 |
US06/084,366 US4272788A (en) | 1978-10-19 | 1979-10-12 | Receiver for television sound multiplex broadcasting and FM stereo multiplex broadcasting |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53128904A JPS5934035B2 (ja) | 1978-10-19 | 1978-10-19 | 受信機の多重変調波復調回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5555639A JPS5555639A (en) | 1980-04-23 |
JPS5934035B2 true JPS5934035B2 (ja) | 1984-08-20 |
Family
ID=14996226
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53128904A Expired JPS5934035B2 (ja) | 1978-10-19 | 1978-10-19 | 受信機の多重変調波復調回路 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4272788A (ja) |
JP (1) | JPS5934035B2 (ja) |
Families Citing this family (48)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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AU549606B2 (en) * | 1980-12-12 | 1986-02-06 | Sony Corporation | Television sound receiver |
JPS57127367A (en) * | 1981-01-30 | 1982-08-07 | Sony Corp | Receiver of television sound signal |
DE3113799A1 (de) * | 1981-04-06 | 1982-10-21 | Licentia Patent-Verwaltungs-Gmbh, 6000 Frankfurt | Videorecorder mit verarbeitung von ein oder mehreren modulierten tontraegern |
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US4555730A (en) * | 1983-01-24 | 1985-11-26 | Media Transference International | Single channel split-sound receiver for use with television set |
JPS6019260U (ja) * | 1983-07-19 | 1985-02-09 | アイワ株式会社 | Fmチユ−ナ |
JPS6019259U (ja) * | 1983-07-19 | 1985-02-09 | アイワ株式会社 | Fmチユ−ナ |
DE3335024A1 (de) * | 1983-09-28 | 1985-04-11 | Philips Patentverwaltung Gmbh, 2000 Hamburg | Schaltungsanordnung fuer einen empfaenger mit zwei phasenregelkreisen |
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JPH0787556B2 (ja) * | 1984-03-30 | 1995-09-20 | パイオニア株式会社 | テレビ受信機 |
JPS6114553U (ja) * | 1984-06-26 | 1986-01-28 | 三洋電機株式会社 | ステレオ信号受信回路 |
JPS6124380A (ja) * | 1984-07-12 | 1986-02-03 | Nec Corp | テレビ音声多重信号検波用pll回路 |
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1978
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-
1979
- 1979-10-12 US US06/084,366 patent/US4272788A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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