[go: up one dir, main page]

JPS5933656Y2 - 防音カバ− - Google Patents

防音カバ−

Info

Publication number
JPS5933656Y2
JPS5933656Y2 JP10648780U JP10648780U JPS5933656Y2 JP S5933656 Y2 JPS5933656 Y2 JP S5933656Y2 JP 10648780 U JP10648780 U JP 10648780U JP 10648780 U JP10648780 U JP 10648780U JP S5933656 Y2 JPS5933656 Y2 JP S5933656Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording paper
transparent
soundproof cover
transparent window
transparent windows
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10648780U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5729354U (ja
Inventor
松雄 伊藤
久雄 羽川
允 安藤
Original Assignee
谷村株式会社新興製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 谷村株式会社新興製作所 filed Critical 谷村株式会社新興製作所
Priority to JP10648780U priority Critical patent/JPS5933656Y2/ja
Publication of JPS5729354U publication Critical patent/JPS5729354U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5933656Y2 publication Critical patent/JPS5933656Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Support Devices For Sliding Doors (AREA)
  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はテレプリンタあるいはタイプライタ等に用いら
れ、これらの装置の内部で発生する騒音の外部への伝播
の遮断に効果のある防音カバーに関するものである。
テレプリンタあるいはタイプライタ等は通常事務室内で
使用されることが多い。
この為従来これらの装置の騒音を低くすることに多大の
努力が払われて来た。
インパクト形のプリンタに於ては尚更のことである。
しかしながら、装置自体の騒音を低く抑えるには一定の
限界があるため、より強力な防音には防音カバーによる
手段が有益である。
防音カバーである以上より防音効果の高いものが要求さ
れるのは当然なことであり、従来防、音カバーの内部に
吸音材を貼りつけること、多少便利さを犠牲にしても開
口部を極力小さくするなどの工夫が為されて来た。
しかし、このような工夫がなされてもなお、活字を記録
紙に打撃印字する際に生ずる打撃音その他内部で発生す
る騒音は防音カバー外部に於てたかだか10 dB程度
しか減衰させることができなかった。
この考案はこれらの点に鑑み案出されたものであって、
防音効果を飛躍的に高め、且つ便利で使い易い防音カバ
ーを提供することをその目的としている。
以下、その詳細を図示の実施例に基づいて説明する。
第1図〜第6図に本考案に係る防音カバーの一実施例を
示す。
第1図はテレプリンタ、タイプライタ等の操作部側とは
逆の、後部からの斜視図である。
防音カバー1は上面部2、左右の側壁部3゜3′、後壁
部4、及び前壁部5によって箱形とされ、カバ一本体8
の上に蝶番等によって取付けられ下面の開口からテレプ
リンタあるいはタイプライタ等にすっぽりと被せられる
カバ一本体8、側壁部3および3′、後壁部4、前壁部
5は可能な限り、吸音材で内貼りされている。
上面部2には前側透明窓9及び後側透明窓7が設けられ
ている。
前側透明窓9は上下2枚の合成樹脂製の透明板10.1
1を中間に空気層を残すようゴム等の弾性部材12.1
3を挾んで窓枠31にネジ止め等の手段により固着され
ており、その後縁は上下で位置のずれた傾斜面10’、
11’を形作っている。
この傾斜面10’、11’は後述する後側透明窓7の2
つの傾斜面24’、25’と衝合し、傾斜させることに
より密着性を向上させて内部騒音の洩出を防いでおり且
つ上下で位置をずらすことにより更に防音効果をあげて
いるものである。
また下方の傾斜面11′の先端はナイフェツジ状を呈し
ており、このため第3図に示すように記録紙14を容易
に切断することができる。
傾斜面11′の先端のプラテン15からの距離は通常の
テレプリンタあるいはタイプライタに於て印字済み記録
紙の切断に際して要する繰出し長さと等しくしである。
また下側の透明板11の後端下面部には金属製の突条1
6が板面から下方へ直立して、記録紙14の繰出方向に
沿って、等間隔に4個さし込まれており、印字された記
録紙14が透明板11の下面部に静電吸着することを防
止するいわゆるセパレータの働きを為すと共に記録紙1
4を繰出経路32へ導入する為の案内を兼ねさせている
後壁部4には印字済み記録紙14の繰出口17が開口さ
れており、プラテン15部で活字ホイール18および印
字ハンマ19によって打撃印字された記録紙14が薄板
状金属製の案内板20に案内されて繰出される。
この案内板20は両側縁を両側壁部3.3′に、また後
縁を後壁部4の繰出口17の下縁に固着され、その前縁
はプラテン15に近接されている。
後側透明窓7も又前側透明窓9と同様に窓枠21にそれ
ぞれゴム等の弾性部材22.23を挾んで2枚の合成樹
脂製の透明板24.25が板間に空気層を残すようにし
て固着されている。
そして2枚の透明板24.25の前縁は前述した前側透
明窓9の2枚の透明板10.11と正しく対応した傾斜
面24’、25’を備えており、後側透明窓7を閉じた
場合即ち第1図および第3図の状態に於いて傾斜面10
’、24’及び11’、25’が夫々密着衝合するもの
である。
下側の透明板25の下面にも金属製の突条26が4個、
板面から下方に直立して、記録紙14の繰出方向に沿っ
て等間隔に、透明板25の奥行き−ばいに固着されてい
て、記録紙14の透明板25への静電吸着を防止するセ
パレータの働きを為すと共に、案内板20と共に記録紙
14の繰出経路32を形成する。
繰出経路32の高さ即ち突条26と案内板20とで形成
される間隔は円滑に記録紙14が通過し得るが記録紙1
4の間欠繰出時の縦振動を容易に抑制できる程度に低く
即ち狭い間隔をもって形成されている。
又この繰出経路32は構造上許される範囲で長く取られ
ている。
このため、この繰出経路32を通って洩出する騒音は大
幅に減衰される。
さらに記録紙14が案内板20と広範囲にわたって接触
するため記録紙を伝わる振動および騒音もここで減衰さ
れあるいは抑制されてしまうものである。
窓枠21には2組の支持金具27.28を介して4個の
ローラー29が取付けられていて、第1図、第2図の溝
孔6の背部で側壁部3,3′の内部の図示を略した案内
条にそれぞれ接している。
そして上側の透明板24に設けられている把手30を引
くとローラー29が案内条の上を転がって斜め上に上昇
し、ついで水平移動をして後側透明窓7は第3図のよう
に前側透明窓9の上方に置かれる。
このとき後側透明窓7の後縁は前側透明窓9の前縁の傾
斜面10’、11’よりは前方にあり、記録紙14の切
断を妨げない位置にある。
把手30を後方へ押しやると後側透明窓7は前述とは逆
に先づ水平に次いで斜降して移動し閉じられる。
このとき前後両透明窓の透明板10.24および11.
25はそれぞれの傾斜面10′。
24′、および11’、25’で密着・衝合する。
第7図は後側透明窓7を蝶番を用いて左方へ開閉するよ
うにした本考案に係る他の実施例を示すが、このほか蝶
番の取付位置を変更すれば所望の方向に開閉することが
できる。
以上説明して来た如く本考案に係る防音カバーによれば
、透明窓を空気層を隔てて対時させた上下2枚の透明板
による2重構造とし、前後両透明窓の対応縁部を傾斜面
として密着・衝合を可能とし、更に上下の透明板でその
位置をずらして設け、しかも記録紙の繰出経路をテレプ
リンタ、タイプライタ等の構造上可能な限り長く且つ記
録紙が円1滑に通過し得る程度に狭い間隔で形成したた
め、その防音の効果は著し〈従来せいぜい10 dB程
度であった騒音減衰が、実に20 dBもの減衰に改善
されることが実験で確認されているものである。
これに加えて、本考案に係る防音カバーは、透明窓7が
前後に分離自在であり、プラテンと適切な距離の位置に
設けられた両透明窓の対応縁部がナイフェツジとされて
いる為、適切な繰出しの後に記録紙を自由に切断でき、
又両透明窓の下面部に取付けた金属製突条により、記録
紙は静電気で透明板に吸着くことなく安定して案内され
確実に繰出されるなど、その使用面に於いても極めて便
利で且つ使い易い効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る防音カバーの後部からの斜視図、
第2図は第1図の矢視II −II線に沿った部分断面
図、第3図は後側透明窓を前側に引き寄せて開いた状態
を示す斜視図。 第4図、第5図は後側透明窓の詳細を、また第6図は前
側透明窓の詳細を示す説明図。 第7図は本考案に係る防音カバーの他の実施例の後部か
らの斜視図である。 1・・・・・・防音カバー、2・・・・・・上面部、7
・・・・・・後側透明窓、9・・・・・・前側透明窓、
10,11.24.25・・・・・・透明板、10’、
11’、24’、25′・・・・・・傾斜面、14・・
・・・・記録紙、16゜26・・・・・・突条、20・
・・・・・案内板、32・・・・・・繰出経路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 上面部に記録紙の印字状態視認用の透明窓を備え、テレ
    プリンタ、タイプライタ等に被せて用いる防音カバーに
    於いて、 透明窓は空気層を隔てて対峙させた上下2枚の透明板を
    備え、且つ分離自在とした前後両透明窓にて形成され、 両透明窓の対応縁部には記録紙切断用のナイフェツジを
    有する傾斜面が上下の透明板で夫々位置をずらして設け
    られ、 各透明窓の下面部には上記記録紙の繰出方向に沿う金属
    製の複数の突条が取付けられ、 該突条の更にその下方部には記録紙が円滑に通過し得る
    程度に狭い間隔をもって案内板が設けられ、該突条とこ
    の案内板との間に記録紙の繰出経路がテレプリンタ、タ
    イプライタ等の構造上可能な限り長く形成されることを
    特徴とする防音カバ
JP10648780U 1980-07-29 1980-07-29 防音カバ− Expired JPS5933656Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10648780U JPS5933656Y2 (ja) 1980-07-29 1980-07-29 防音カバ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10648780U JPS5933656Y2 (ja) 1980-07-29 1980-07-29 防音カバ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5729354U JPS5729354U (ja) 1982-02-16
JPS5933656Y2 true JPS5933656Y2 (ja) 1984-09-19

Family

ID=29467845

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10648780U Expired JPS5933656Y2 (ja) 1980-07-29 1980-07-29 防音カバ−

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5933656Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5729354U (ja) 1982-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10540953B2 (en) Sound absorber, electronic device with sound absorbing device, and image forming apparatus with sound absorber
US3476210A (en) Ventilated sound-reducing enclosure for a teleprinter
JPS5933656Y2 (ja) 防音カバ−
JP3625631B2 (ja) 画像形成装置の排紙部
JP2011073830A (ja) シート搬送装置及び画像記録装置
JP6390307B2 (ja) 搬送装置及び画像記録装置
JP3284456B2 (ja) プリンタカバー
JP3330472B2 (ja) 防音機構を有するプリンタ装置
JPS6246681Y2 (ja)
JPH0546931Y2 (ja)
JPH0628175U (ja) 障子構造
CN218536154U (zh) 磁性画板书
JPH0553214A (ja) 画像形成装置の原稿押え装置
JPS61246080A (ja) インパクト型プリンタのケ−ス
JPH0435325Y2 (ja)
US5540511A (en) Impact dot printer with noise suppression
JPH11106075A (ja) 記録シート保持装置及び給紙装置
JPS60171186A (ja) 印字装置
JPH03133681A (ja) プリンタの低騒音装置
JP2716242B2 (ja) カセット挿入口カバー
JPS5874249U (ja) 複写機の給紙カセツト
JPH04271364A (ja) 電子複写機の遮音装置
JPH0365366A (ja) プリンタ収納デスク
JPH0591853U (ja) プリンタ
JPH072385A (ja) 用紙搬送装置