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JPS5931918B2 - カラ−固体撮像装置 - Google Patents

カラ−固体撮像装置

Info

Publication number
JPS5931918B2
JPS5931918B2 JP51055059A JP5505976A JPS5931918B2 JP S5931918 B2 JPS5931918 B2 JP S5931918B2 JP 51055059 A JP51055059 A JP 51055059A JP 5505976 A JP5505976 A JP 5505976A JP S5931918 B2 JPS5931918 B2 JP S5931918B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
frequency
signal
ccd
case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP51055059A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS52137924A (en
Inventor
成介 山中
文男 名雲
俊帥 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP51055059A priority Critical patent/JPS5931918B2/ja
Priority to GB18694/77A priority patent/GB1576442A/en
Priority to US05/794,804 priority patent/US4183052A/en
Priority to CA278,086A priority patent/CA1100622A/en
Priority to AT340477A priority patent/AT360096B/de
Priority to DE2721784A priority patent/DE2721784C2/de
Priority to FR7714807A priority patent/FR2351553A1/fr
Priority to NL7705416A priority patent/NL7705416A/xx
Publication of JPS52137924A publication Critical patent/JPS52137924A/ja
Publication of JPS5931918B2 publication Critical patent/JPS5931918B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
    • H04N25/40Extracting pixel data from image sensors by controlling scanning circuits, e.g. by modifying the number of pixels sampled or to be sampled
    • H04N25/44Extracting pixel data from image sensors by controlling scanning circuits, e.g. by modifying the number of pixels sampled or to be sampled by partially reading an SSIS array
    • H04N25/447Extracting pixel data from image sensors by controlling scanning circuits, e.g. by modifying the number of pixels sampled or to be sampled by partially reading an SSIS array by preserving the colour pattern with or without loss of information
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
    • H04N25/70SSIS architectures; Circuits associated therewith

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Color Television Image Signal Generators (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電荷結合素子等の固体撮像体を使用したカラー
撮像装置に適用して好適ならしめたもので、特に固体撮
像体から直接的に、NTSC方式を満足するカラー映像
信号が得られるようなカラー撮像装置に関する。
電荷結合素子(CCD)を固体撮像体として使用する場
合には、このCCDを第1図に示す如く構成するのが一
般的である。
図はフレーム(又はフィールド)トランスファ方式であ
つて、IAは被写体が投影される撮像部で、縦横に配列
形成された絵素となる複数の受光部2を有する。IBは
撮像部IAと同様構成の蓄積部を示し、被写体像の光情
報に応じたキャリヤが対応する位置に転送されて蓄積さ
れる。ICはIH(Hは1水平走査期間)分のキャリヤ
を読出すための水平シフトレジスタで、3はその出力端
子を示す。なお、4はチャンネルストッパで、キャリヤ
の転送方向に延長して形成される。
第2図は撮像部IBの開口中心に着目して描いた絵素2
の概念図であつて、複数の絵素2は水平走査方向及び垂
直走査方向に向つて夫々並行は配列形成されている。
γHは水平方向における絵素2の配列ピッチを示す。又
、本例ではインターレース走査方式を適用した場合を例
示してある。従つて実線で示した絵素2は奇数フィール
ドにおいて用いられる絵素を示す。それ故、点線図示の
絵素2は偶数フィールドで使用される。ところで、この
第2図に示すCCDIOを絵素2の配列パターン状態を
踏えて便宜的に平行型CCDと呼称すれば、この平行型
のほかに例えば市松パターンに絵素を配列形成したCC
Dも固体撮像体として使用されることがある。
第3図はこの市松型CCDの一例を示し、日ピッチ(−
2γH)毎に絵素2の領域が遮光状態(斜線図示)にあ
り、又、各ライン間は逆相となるように遮光領域がたが
いちがいに形成される。
絵素配列を拡大すれば第4図で示すようになる。以上の
ように構成されたCCDを用いた撮像装置の一例に次に
説明するも、このCCDを固体撮像体として使用する場
合にあつては次のような問題が生ずる。
すなわち、被写体像に応じた入力光情報は絵素毎にサン
プリングされた状態で電気信号に変換されるから、第5
図で示すように、撮像信号S。
としては、輝度信号となる変調成分(直流成分)SOO
のほかに、側波帯成分(交流成分)SMが得られる。こ
の場合、側波帯成分SMの一部は変調成分S。Oの高域
側に重なり、折り返し歪が生じる。そのため、画質が劣
化する欠点がある。なお、変調成分S。
Oの帯域巾や、水平走査方向における基本転送周波数(
サンプリング周波数)FO(=1/γH)の選び方によ
つて折り返し歪を除去することができる力( このよう
にするには変調成分S。Oの帯域巾を狭くせねばならな
かつたり、これとは逆に変調成分の帯域巾を通常と同様
に、例えば3.5MHz程度に選ぶ場合には、それに伴
つて転送周波数F。を高く採る関係上、水平走査方向に
おける絵素数NHを増やす必要があり、いずれも実用的
でない。従つて、以下述べる例はこのような欠点を一掃
できる撮像装置について記述する。
本例では、第6図で示すように3個のCCDlOA〜1
0Cが使用され、夫々の空間的な配置関係は、夫々の一
− 1CCDに関し例えば図示す
る如くH7′。
だけ相対的にずらして配置される。従つて、CCDlO
A〜10Cから得られる側波帯成分を夫々Sma〜Sm
c(5すれば、CCDlOA〜10Cの読出しタイミン
グ;すなわち読出時の時間関係も120出の位相差を満
足するように選ぶことによつて、第7図Aに図示する如
く側波帯成分Sma−Smcの位相差は120すとなり
、それがため第8図のように夫夫の撮像出力SOa−S
Ocを上述した時間関係を満足した状態で合成器5によ
り合成すれば、側波帯成分Sma−Smcは相殺され、
折り返し歪のない変調成分S。Oが得られるものである
。なお、第8図において、6は被写体、7は光学系であ
る。
叉8は分光系を示し、8a,8bは例えばハーフミラー
、8c,8dはミラーである。9は合成撮像出力が供給
されるマトリックス回路、11はNTSC方式を満足す
るカラー撮像信号とするためのエンコーダを示す。
このように撮像装置を構成すれば、折り返し歪の除去を
図ることができ、折り返し歪による画質の劣化を防止す
ることができる。
又、詳細な説明は割愛するも、複数のCCDを用いるこ
とによつて、CCDに形成すべき絵素数NHの減少も図
りうる効果も併せて有する。
ところで、このように構成さわた撮像装置にあつて、第
8図に示す出力端子11aから目的とするNTSC方式
のカラー撮像信号(そのためには、各CCDlOA〜1
0Cの前面に所望とする色フイルタ12R〜12Bが配
される。)を得るには、図示するように合成撮像出力S
,を必ずエンコーダ11に供給して信号の変換処理を施
こさなければならない。本発明はこのようにエン]−ダ
11を設けることなく撮像出力STそのものがNTSC
方式のカラー撮像信号SNT8Oとして得られるような
撮像装置に関するもので、特に斯種撮像装置を構成する
際の欠点を巧みに除去したものである。
撮像出力S,そのものをNTSD方式のカラー撮像信号
SNT8Oとして得る(以下この方式をダイレクトNT
SC方式と呼称する)ためには、少なくとも次の条件を
満足しなければならない。
(1)の条件は例えば分光系及び復調系を適宜選定する
ことによつて達成することができる。次に、()の条件
は、例えばCCDlOの水平シフトレジスタ1Cに印加
される転送信号S。
の周MHz)とすればよい。すなわち、被写体像に応じ
た入力光情報は、絵素毎にサンプリングされた状態で得
られるので、CCDlOA〜10Cから得られる撮像出
力ST中の色成分は搬送色信号として得られ、しかも転
送周波数を色副搬送波周波数に選べば、搬送色信号の搬
送周波数は転送周波数、すなわち色副搬送波周波数とな
つて上述した(1)及び(1)の条件を満足すれば、エ
ンコーダ11を用いないでもNTSC方式における最終
的なカラー映像信号が得られるものである。
ところで、()の条件を満足するように構成した場合に
は、空間的な絵素配列と再生された場合のその絵素配列
とが異なると共に、再生絵素配列にあつてはフイールド
及びフレーム毎にその配列状態が相違し、結局再生画像
のちらつき現象等が生ずる。
このちらつき現象を、平行型CCDを用いて説明するも
、第9図Aは空間的な絵素配列を、同図B及びCはその
場合の再生絵素配列を示す。
1水平走査時間THに並べ得る水平方向の絵素数NHは
、で与えられるから、再生絵素配列の空間絵素配列に対
するずれは、この(6)式と(4)式から求めることが
できる。
すなわち、あるフイールドでの絵素配列は、その1H前
における最終絵素の絵素配列状態を考察すればよい。
まず、奇数フイールドを考察の基準とした場合、Nライ
ンに入る絵素数はここで であるから、(7)式は のように変形でき、依つて今Nラインが奇数番目の場合
には、具体的には例えばフイールドの最初のラインはN
=1であるので、(9)式は、となる。
ここで、一般的にはテレビ走査に相当する読み出しを考
慮すれば、最終絵素N−NHと次のN+1ラインの最初
の絵素(N−NH+1)との間も、その他の場合と同様
に空間的にはγ。
だけ離れて配置されているものであるから、(代)式に
−なる端数が存在することは、次のライン(第2ライン
)の最初の再生絵素は水平周期の規準時間点よりフγ。
だけずれることになる。すなわち、NラインとN+1ラ
インの最初の絵桑配列関係にあつてはフ・γ。だけ相対
的にずれていることを意味するものである。従つて、奇
数フイールドにおいてNライン(奇数ライン)とN+1
ライン(偶数ライン)との間1
−でIrHなる絵素移
動が生ずる。
これを図示すると第9図Bの実線の如くなる。偶数フイ
ールドの場合を次に考察するも、説明の便宜上、偶数フ
イールドの最初のライン(即ちN二1)について考える
と、この場合には264ライン目が最初のラインである
故、263ライン間に入る絵素数を計算すると、(9)
式と同様にとなるから、iγ。
だけ再生絵素が移動する。すなわち、偶数フイールドの
場合には奇数フイールドとは異り、奇数ラインのみ絵素
移動が生じ、その模様を図示すれば第9図Bの点線の如
くなる。偶数フレームの場合は奇数フレームと反対の絵
素移動が生じ、図示すれば第9図Cの如くである。この
ように、奇数フイールドでは奇数ラインが絵素移動し、
偶数フイールドでは偶数ラインが絵素移動を起す。そし
て、同図B及びC間を対比すれば明らかなようにフレー
ム間においても再生絵素の移動が生じ、2フレーム毎に
完結することが判る。
このように、再生絵素の配列状態がフイールド毎及びフ
レーム毎に移動すると、フリツカ又はジツタが生じ、再
生画像が見にくくなつてしまう。
CCDとして、市松型のものを使用した場合でも同様な
現象が生ずる(第10図A−C参照)。しかし、この場
合、奇数及び偶数フレームともいずれか一方のフイール
ドのみ絵素の移動が生ずる。本発明はこのような再生絵
素の移動によつて生ずるダイレクトNTSC方式の欠点
を構成簡単にして一掃したものである。第11図以下を
参照して本発明装置を詳細に説明するも、本発明では少
なくとも、(4)式で示したF8の位相がフレーム完結
するように、従つて転送周波数F。
として使用する色副搬送波周波数(サブキヤリヤ)Fs
を次式のように定める。但し、又は (自)λ二よ′:)pヘヰ■差査氏数と同じである場合
にはサブキヤリヤF8は若干従来値と異なるが、その場
合には変更サブキヤリヤF8の周波数が受像機側におけ
るAPC回路の同期引き込み範囲内にあるように、好ま
しくは放送規格内にあるように、AD式のIが選ばれる
通常数10Hzから200Hz程度、規格値に対し相違
しても同期は乱れない。(自)式の場合も同様に、夫々
に関して少なくとも同期引き込み範囲内にある如く選ば
れる。
通常、FHでは土200Hz位、Fvは土数Hz位まで
変更しても問題はない。以下説明する例は(代)式の場
合で、525の整数倍(M倍)か否かによつて、すなわ
ち次式で示すように、に分けて夫々考察する。
まず、4の場合であるが、その説明を容易にするため、
次のような条件を定める。こうすると、奇数フレームに
おける偶数フイールドでは、\ −

′となり、偶数フイールドにおいてはIrHだけずれた
状態で再生されることが判る。
説明は割愛したが奇数フイールドでは、従来と同様に偶
数ラィンのみiγ。だけずれるので、結局再生絵素の配
列は第11図Bのようになる。ここで、偶数フイールド
における偶数ラインの再生絵素は、例えば、N=264
とおくことによつて、となり、従つて、偶数ラインでは
図示したように・iγ.だけずれる。
次に、偶数フレームについて考察する。
まず、であるから、最初のラインは移動がなく、又、で
あるから、最初のライン移動がなく、又、 となるため、次のラインはiγ。
だけ移動する。そして、偶数フイールドにあつて、最初
のラインfl友から、了γ。
だけ絵素がずれ、次のラインにあつては、となつて、イ
γ。
だけずれることになる。すなわち、偶数フレームは奇数
フレームと全く同じようにずれることになり、フイール
ド間の絵素移動は生ずも、フレーム間の絵素移動は確実
に除去することができる。
換言するなら、本発明の如く転送周波数を選ぶ場合にあ
つては、転送信号の位相はフレーム単位で完結すること
になる。市松型CCDを使用する場合でC丸絵素配列が
第12図Aの如く、予め隣り合うライン間において一γ
oだけずれているため、この場合では奇数フイールドで
の絵素移動は全くなく、偶数フイールド時のみ第12図
Bの如くずれ、依つて、市松型CCDを使用すれば平行
型CCDの場合より再生絵素のずれが少なく、再生画像
が一層安定することは容易に理解できるところである。
空間的な絵素配列を再生絵素配列と同じくすれば、従つ
て、第13図のような絵素配列パターンを有したCCD
(以下このCCDを変形市松型CCDと呼称する)を使
用すれば、再生絵素の移動は零となり、絵素移動に伴な
う悪影響は除去される。
この変形市松型CCDを具体化するには、ダイオードア
レー等が好適である。このように、(自)式の(21+
1)の項が上述した4の条件を満足するように選定した
場合には所期の目的を確実に達成できることが判る。
続いて、上述した(1)の条件について若干記述する。
分光系にあつて、5NTSC方式における輝度成分を構
成するR−Bのレベル比が(2)式を満足し5側帯波が
色差信号となるように構成するには夫々のCCDlOA
〜10Bから得られる出力レベルが相等しくないといけ
ないから、これら条件を満足するように色フイルタ12
R〜12Bの分光特性を選定しなければならない。
この場合、第8図で示したように単純なる単色透過型の
色フイルタを使用したのでは上記いずれの条件も満足さ
せることはできないが、以下述べるような分光特性とす
ればよい。
まず、CCDlOA〜10Cの出力SOa−SOcと、
R,G,Bとの関係を、(社)式のように表わすとする
この様に表された関係において、撮像出力そのものをN
TSC方式のカラー撮像信号SNT8Oとして得るため
の条件を与え、その条件を満足する各定数の一例を求め
てみる。
まずこの条件を与える。1SY::0.30ER+0.
59E0+0.11EBでかつ、SY=SOa+SOb
+SOcであることから2無彩色被写体を撮像した時側
帯波成分がゼロとなる必要がある関係で、R=G=Bの
時各CCDから得られる出力レベルが相等しくならなけ
ればならない関係から尚この条件は無彩色被写体を撮像
した時、折り返し歪がなくなるための条件とも一致する
3側帯波成分SMは以下の様に、 と表され、この側帯波成分から得られる色信号SOが、
となる必要がある。
4又計算を簡単にするためにこの例では 今4の条件を設定したので青の成分はSOcからのみ得
られるため、このSOcの位相軸がNTSCの色差ベク
トル図の青信号の位相と合致していることが条件となる
又SOa,SOb,SOcの各成分の位相軸は120゜
間隔で存在するためSOa〜SOcをNTSCの色差ベ
クトル図と重ねて書くと第7図Bの様になる。ここでS
Ocの位相軸はNTSCの青信号の位相軸と一致すると
ころからθは約12.4゜ということが求まる。次に3
の条件を定式化するために第7図Bに示されたSOa,
SOb,SOcO)R−Y軸、B−Y軸上への投影成分
を考えてみる。
ζ−υ′ 一方NTSC方式の両色差信号は 3の条件を満足するためには、上式において各R,G,
Bの係数が比例関係になければならないことは明らかで
あるため以下の式が導き出される。
以上の3〜9の条件を満たす解を求めるととなる。
次に、これら(1),()の各条件式を適用した場合の
カラー撮像装置の系統図を、第14図を参照して説明す
る。
第14図において、30はこのカラー撮像装置を全体と
して示し、3個のCCDlOA〜10Cの各水平シフト
レジスタには同期盤31で得た転送信号S。
が供給される。その周波数F8は上述したように、に選
定される。
CCDlOB及び10CにはCCDlOAに供給される
転送信号S。
(SClとする)に対し、−π及び一πだけ夫々位相が
ずれた転送信号S2,33CSC3(第15図参照)が
供給されるは前述の説明より容易に理解できよう。
32,33はそのための移相回路を示す。
このように、時間的にもずらした状態で、各CCDlO
A〜10Cから交互に順次出力を読出してこれらを合成
する。
34A〜34Cはサンプリングホールド回路、35は合
成器である。
合成出力STはローパスフイルタ36に供給されて所望
とする帯域(4.5MHz程度)に制限されたのち、周
知の合成カラー映像信号SNT8Oとすべく各種の同期
信号などと共に、合成回路37に供給されるものである
すなわち、同期盤31から得たブランキングパルス(B
LK)を始めとして、同期信号(VD,HD)やバース
ト信号(BURST)などが合成回路37に供給される
。バースト信号の位相は次のように選ばれる。すなわち
、受像機側において搬送色信号を復調する場合、その復
調軸はR−Y軸及びB−Y軸であるが、これら復調軸を
用いて復調した色信号がNTSC方式における条件、つ
まり(3)式を満足しなければならない。それには、第
16図で示すようにR−Y軸及びB−Y軸を定める。図
に示す角度θとしては例えば次の如く定めることができ
る。(26a)式の場合の復調出力(色信号)Saを求
めてみると、(26b)式のようになる。ここで、Aは
側波帯成分SMの変調成分S。
Oに対する出力ゲイン比を示し、従つてNTSC方式の
復調出力SOとは0.245Aのみ相違するが、係数0
.245Aに関しては受像機側のACC回路の動作を利
用することによつて、その係数を合致させることができ
る。このように(26a)式を満足する如く、第16図
のようにバースト信号の位相を定めれば、色差信号の復
調が可能になる。
39がそのための位相調整回路、40はレベル調整回路
である。
以上のように光学的特性及び転送信号を選べばダイレク
トNTSC方式の撮像装置が可能になると共に、再生画
像のちらつきがなくなる。
ところで、今まで述べた実施例は〔21+1\525M
〕の場合についてのみ取扱つた場合であるが、〔2+1
=525M〕 の場合、つまり上述した◎の場合におい
ても、転送周波数F。
の位相をフレーム毎に完結させることができるは勿論で
ある。その詳細な説明は省略するも、◎の条件の下では
、(自)式は、Mが偶数の場合には、FHの項はiの端
数がでるので、Mは奇数(.゜.M=2M′+1,Vは
任意の整数)でなければならない。
故に、(5)式は、n「?′Ml′は整数を意味するが
、この場合にはFHとしてFHと異る値を採る必要があ
る。
その許容範囲は、上述したように、で、転送周波数F。
が例えばF8士数10Hz内にあるような値に選ばれる
。今、M=1のとき、MI=228(又は227)であ
るから、この場合にはFHを15.69975KHz(
又は15,7689KHz)に選べば、F8を変更する
ことなく、目的が達成される。他の場合も夫々の値を適
宜選定できる。(至)式の下においては、M″が偶数で
あつても、奇数であつても、いずれも満足することがで
き、再生絵素の移動は全くない。
依つて、本例では平行型CCDを使用するのが得策であ
る。又、今までは色差信号の搬送周波数が基本繰り返し
周波数の点、すなわちF。
=F8に選定した場合について述べたが、例えば転送周
波数F。8フF8に選び、その第2高調波(=F8)の
得られる周波数を搬送周波数に選んで色差信号を得るよ
うにしても勿論、所期の目的を達成できる。
但し、この場合には転送周波数F。自体、輝度成分の帯
域内に存することになるため、このF。なる周波数を中
心にして発生する基本の側波帯成分は除去する必要があ
る。依つてこの方式を使用する場合では、垂直相関を利
用して上述の側波帯成分を相殺する信号処理方式が前提
となる。−Fs4′)1う14゛ FC=]「に選定す
ると、(支)式は、乙であるから、MIが奇数の場合に
はフレーム毎に転送周波数F。
の位相を反転するごとく回路を構成すればよい。なお、
この例において再生絵素の移動は第11図Bの如くなる
ので、この場合では変形市松型CCDに好適である。M
Iが奇数の場合の更に他の例として、AD式の如く(至
)式を変形して使用しても勿論差し支えない。
MI=2M″5+1(M″5は任意の整数)としたとき
、これは次の如き条件式をもつて表わすことができる。
この方式でも第11図Bのような移動が生じ、従つてこ
の場合も変形市松型CCDが好適であるが、市松型CC
Dの使用でも一向に差し支えない。
MIが偶数の場合では、その説明を省略するも、1H毎
に、そしてフレーム毎に夫々位相反転された転送信号を
使用すればよく、適用しうるCCDは上例と同じである
。以上説明したように、本発明では転送信号の周波数を
色副搬送波周波数に極めて近似した値に選定したので、
ダイレクトNTSC方式とする場合の諸欠点を確実に一
掃できる大きな特徴を有するものである。
従つて、エンコーダ等の処理回路を省略して、構成の簡
略化を図れることに加え、画質の劣化を有効に防止でき
る等の効果を有するものである。
ところで、今まで述べてきた例はいずれも、CCDを3
個用いてカラーの固体撮像装置を構成した場合であるが
、本発明においては使用する個数には限定されず、CC
Dl個でも勿論可能である。第17図はその場合の絵素
配列パターンを示す。
1個のCCDlOからR−Bの各色信号を得る必要があ
るため、基本的には水平走査方向における3絵素分が単
位となる。
本例では市松型CCDとして構成された場合であつて、
上述した各条件を満足させたときには第17図Bのよう
な再生絵素配列となるが、所期の目的は十分に達成でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の説明に供する固体撮像体の一例を示す
構成図、第2図はその場合の絵素配列パターンの拡大図
、第3図は固体撮像体の他の構成例を示す要部の図、第
4図はその場合の絵素配列パターンの拡大図、第5図は
周波数スペクトル図、第6図は固体撮像体の空間的な配
列関係を示す図、第7図は側波帯成分の位相関係を示す
図、第8図は撮像装置の従来例を示す系統図、第9図及
び第10図はその動作説明に供する図,第11図及び第
12図は夫々本発明の動作説明に供する図、第13図は
本発明装置に適用できるCCDの絵素パターンを示す図
、第14図は本発明装置の一例を示す電気的な系統図、
第15図及び第16図は本発明の動作説明に供する波形
図、第17図は本発明の更に他の例を示す図である。 10A〜10BはCCD.SOは転送信号、2は絵素、
1Cは水平シフトレジスタ、γoは水平走査方向におけ
る絵素2の配列ピツチ、31は同期盤である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 夫々所望の分光特性を有する第1〜第3の色フィル
    タによつて色分解された被写体像が投影される固体撮像
    体を有し、この固体撮像体に設けられた水平レジスタに
    は水平走査方向に上記被写体像に応じた電荷を転送させ
    る転送信号が供給され、その転送信号の周波数はほぼ標
    準方式における色副搬送波周波数に選定されてなり、上
    記第1〜第3の色フィルタによつて色分解された被写体
    像に対応する上記水平レジスタの出力を合成すると共に
    、これに上記色副搬送波周波数に等しく、所定位相のカ
    ラーバースト信号を加算することにより、上記合成出力
    中の直流成分のR、G、Bのレベル比が略0.30:0
    .59:0.11となり、かつ上記転送信号の周波数を
    搬送色信号の搬送周波数とする合成出力を得るようにな
    されたことを特徴とするカラー固体撮像装置。
JP51055059A 1976-05-14 1976-05-14 カラ−固体撮像装置 Expired JPS5931918B2 (ja)

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