JPS592648B2 - 自動車のクラツチ制御装置 - Google Patents
自動車のクラツチ制御装置Info
- Publication number
- JPS592648B2 JPS592648B2 JP51133647A JP13364776A JPS592648B2 JP S592648 B2 JPS592648 B2 JP S592648B2 JP 51133647 A JP51133647 A JP 51133647A JP 13364776 A JP13364776 A JP 13364776A JP S592648 B2 JPS592648 B2 JP S592648B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- clutch
- pressure
- oil passage
- port
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
- Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は自動車の手動変速機のシフトレバ−の変速運動
の有無を感知してクラッチレリーズサーボに圧油を供給
してクラッチを解放するクラッチ制御装置に関するもの
である。
の有無を感知してクラッチレリーズサーボに圧油を供給
してクラッチを解放するクラッチ制御装置に関するもの
である。
この種の装置を適用する場合の例として、エンジンとク
ラッチとの間に、流体を介して伝動関係を完成する流体
継手(例えば、トルクコンバータ)を設置したものがあ
る。
ラッチとの間に、流体を介して伝動関係を完成する流体
継手(例えば、トルクコンバータ)を設置したものがあ
る。
流体継手(以下トルクコンバータを例として説明する)
を設けたものにあっては、伝動を司る作動流体であり且
つ潤滑油としても作用する圧油をトルクコンバータへ供
給している。
を設けたものにあっては、伝動を司る作動流体であり且
つ潤滑油としても作用する圧油をトルクコンバータへ供
給している。
而して、このトルクコンバータへ供給する圧油と、クラ
ッチレリーズサーボへ供給する圧油とは一つの油圧源か
ら導かれており、且つトルクコンバークへの圧油の供給
は常時性われているのが一般的である。
ッチレリーズサーボへ供給する圧油とは一つの油圧源か
ら導かれており、且つトルクコンバークへの圧油の供給
は常時性われているのが一般的である。
このようなものにあっては、クラッチレリーズサーボへ
供給するに十分な所定流量を確保した場合、クラッチレ
リーズサーボへ圧油を供給していない状態でも油圧源と
なるオイルポンプが所定流量を吐出することになり、こ
れが動力損失となってあられれる。
供給するに十分な所定流量を確保した場合、クラッチレ
リーズサーボへ圧油を供給していない状態でも油圧源と
なるオイルポンプが所定流量を吐出することになり、こ
れが動力損失となってあられれる。
一方、動力損失を考慮してオイルポンプの流量を設定し
た場合、クラッチレリーズサーボへ供給する圧油の流量
が不足しクラッチの解放作動が遅れるということは免れ
得なかった。
た場合、クラッチレリーズサーボへ供給する圧油の流量
が不足しクラッチの解放作動が遅れるということは免れ
得なかった。
本発明は以上の点に鑑みなされたものであり、動力損失
を考慮した上でクラッチの解放を迅速に行うようにする
もので、クラッチ解放時にはトルクコンバータへの圧油
の供給を遮断するようにしたものである。
を考慮した上でクラッチの解放を迅速に行うようにする
もので、クラッチ解放時にはトルクコンバータへの圧油
の供給を遮断するようにしたものである。
以下本発明を、図面に基づいて実施例について説明する
。
。
第1図に於て、右上方の1は手動変速機の入力軸で、ク
ラッチ2とトルクコンバーク3を順次介してエンジンの
出力軸4と連結する。
ラッチ2とトルクコンバーク3を順次介してエンジンの
出力軸4と連結する。
クラッチ2の解放はクラッチレリーズサーボ5により行
なわれる。
なわれる。
クラッチレリーズサーボ5はそのピストンロッド5aを
クラッチレリーズフォーク6に連結しており、油路7を
通して供給される油圧により作動してクラッチ2を解放
する。
クラッチレリーズフォーク6に連結しており、油路7を
通して供給される油圧により作動してクラッチ2を解放
する。
第1図の左下方の8はオイルポンプで、その吸入用マ油
路9とオイルストレーナ10を順次介してオイルタンク
11と連通し、その吐出口は油路12を介してレギュレ
ータバルブ13のボディ14のポート14aに連通する
。
路9とオイルストレーナ10を順次介してオイルタンク
11と連通し、その吐出口は油路12を介してレギュレ
ータバルブ13のボディ14のポート14aに連通する
。
このオイルポンプ8は前記エンジンにより作動されてオ
イルタンク11の油をレギュレータバルブ13のポート
14aに圧送する。
イルタンク11の油をレギュレータバルブ13のポート
14aに圧送する。
レギュレータバルブ13はオイルポンプ8から圧送され
て来た圧油を油路15,16に供給するとともにその油
圧を低い第1設定圧若しくは高い第2設定圧に調圧する
ものである。
て来た圧油を油路15,16に供給するとともにその油
圧を低い第1設定圧若しくは高い第2設定圧に調圧する
ものである。
そのボディ14はポート14aの他に5個のポート14
b〜14fを有しており、ポート14bは油路15と連
通し、ポート14cは油路16と連通し、ポート14d
は油路17を介して油路9と連通し、ポーN4cは固定
オリフィス18が設けられた油路19を介して油路15
ど連通し、ポート14fは油路15の油圧が選択的に供
給される油路20と連通する。
b〜14fを有しており、ポート14bは油路15と連
通し、ポート14cは油路16と連通し、ポート14d
は油路17を介して油路9と連通し、ポーN4cは固定
オリフィス18が設けられた油路19を介して油路15
ど連通し、ポート14fは油路15の油圧が選択的に供
給される油路20と連通する。
ボディ14内に上下摺動可能に嵌合したスプール21は
4個のランド21a〜21dを有している。
4個のランド21a〜21dを有している。
スプール21の上端のランド21aは他のランド21b
、21c、21dより小径であり、ポート14fと連通
する油室22を形成する。
、21c、21dより小径であり、ポート14fと連通
する油室22を形成する。
ランド21aと21bはポート14eと連通する油室2
3を形成する。
3を形成する。
ランド21dの下端とボディ14にスナップリング24
で係止されたリテーナ25との間にはスプリング26が
張設されている。
で係止されたリテーナ25との間にはスプリング26が
張設されている。
オイルポンプ8の作動が停止している時にはスプール2
1がスプリング26により図示位置に保持されてランド
21cによりポート14aを14dから遮断し、且つラ
ンド21dによりポート14Cを14aから遮断するオ
イルポンプ8が作動している時には油路15に油圧が発
生する。
1がスプリング26により図示位置に保持されてランド
21cによりポート14aを14dから遮断し、且つラ
ンド21dによりポート14Cを14aから遮断するオ
イルポンプ8が作動している時には油路15に油圧が発
生する。
この油圧が油室23だけに供給される時にはスプール2
1が図示位置より下方へ摺動し、ポーN4cを14aに
連通ずるとともに油室23の油圧による下方向付勢力を
スプリング26の力とバランスさせるようにポート14
aと14dの連通度合を制御して油路15゜16の油圧
を第2設定圧に調圧する。
1が図示位置より下方へ摺動し、ポーN4cを14aに
連通ずるとともに油室23の油圧による下方向付勢力を
スプリング26の力とバランスさせるようにポート14
aと14dの連通度合を制御して油路15゜16の油圧
を第2設定圧に調圧する。
また油路15の油圧が油室22と23の両方に供給され
る時には、スプール21が図示位置より下方へ摺動し、
ポート14cを14aに連通するとともに、油室22及
び23の油圧による下方付勢力をスプリング26の力と
バランスさせるようにポーN4aと14dの連通度合を
制御して油路15,16の油圧を第1設定圧に調圧する
。
る時には、スプール21が図示位置より下方へ摺動し、
ポート14cを14aに連通するとともに、油室22及
び23の油圧による下方付勢力をスプリング26の力と
バランスさせるようにポーN4aと14dの連通度合を
制御して油路15,16の油圧を第1設定圧に調圧する
。
シフトバルブ27は油路7を油路15と油路28のいず
れか一方に切換連通するとともに、固定オリフィス41
が設けられたトルクコンバータの作動流体であり且つ潤
滑用としての圧油を供給する油路29を油路16と連通
、遮断する供給制御手段が連動されており、油路7が油
路15に連通されクラッチレリーズサーボ5に圧油が供
給される時、油路29が油路16から遮断されトルクコ
ンバータ3への圧油(以下潤滑油と称して説明する)の
供給が遮断される。
れか一方に切換連通するとともに、固定オリフィス41
が設けられたトルクコンバータの作動流体であり且つ潤
滑用としての圧油を供給する油路29を油路16と連通
、遮断する供給制御手段が連動されており、油路7が油
路15に連通されクラッチレリーズサーボ5に圧油が供
給される時、油路29が油路16から遮断されトルクコ
ンバータ3への圧油(以下潤滑油と称して説明する)の
供給が遮断される。
そのボディ30は8個のポート30a〜30hを有して
おり、そのポート30aは油路15と連通し、ポート3
0bは油路7と連通し、ポート30cは油路28と連通
し、ポート30dは油路16と連通し、ポート30eは
油路29と連通し、ポート30fはリザーバと連通し、
ポート30gは固定オリフィス31が設けられた油路3
2を介して油路15と連通し、ポート30hは油路33
と連通している。
おり、そのポート30aは油路15と連通し、ポート3
0bは油路7と連通し、ポート30cは油路28と連通
し、ポート30dは油路16と連通し、ポート30eは
油路29と連通し、ポート30fはリザーバと連通し、
ポート30gは固定オリフィス31が設けられた油路3
2を介して油路15と連通し、ポート30hは油路33
と連通している。
この油路33は常閉型のソレノイドバルブ34によって
リザーバ11と連通、遮断されるもので、油路20が連
通している。
リザーバ11と連通、遮断されるもので、油路20が連
通している。
ソレノイドバルブ34は前記手動変速機のシフトレバ−
35に組込まれた常開型のシフトレバ−スイッチ36と
アク七しペダ)しに連動された常閉型のアクセルペダ)
レスイッチ37の両方が閉じることにより作動して油路
33をリザーバ11に連通ずるものである。
35に組込まれた常開型のシフトレバ−スイッチ36と
アク七しペダ)しに連動された常閉型のアクセルペダ)
レスイッチ37の両方が閉じることにより作動して油路
33をリザーバ11に連通ずるものである。
ボディ30内に上下摺動可能に嵌合されたスプール38
.は3個のランド38a。
.は3個のランド38a。
38b、38cを有しており、上端のランド38aによ
りポート30g及び30hと連通する油室39を形成す
る。
りポート30g及び30hと連通する油室39を形成す
る。
ランド38cの下端とボディ30の下端間に張設された
スプリング40はスプール38を上方へ付勢し、油室3
9に第1設定圧以上の油圧が供給されていない時にスプ
ール38を図示の上動位置に保持する。
スプリング40はスプール38を上方へ付勢し、油室3
9に第1設定圧以上の油圧が供給されていない時にスプ
ール38を図示の上動位置に保持する。
而して、スプール38のランド38c及びボディ30の
ポート30e、30dが、トルクコンバーク3への圧油
の供給を制御する供給制御手段を呈している。
ポート30e、30dが、トルクコンバーク3への圧油
の供給を制御する供給制御手段を呈している。
42は排出油路制御バルブで、そのボディ43は4個の
ポート43a〜43dを有しており、ポート43aは油
路28と連通し、ポート43bは固定オリフィス44が
設けられた油路45を介して油路28と連通し、ポート
43c及び43dはリザーバ11 と連通ずる。
ポート43a〜43dを有しており、ポート43aは油
路28と連通し、ポート43bは固定オリフィス44が
設けられた油路45を介して油路28と連通し、ポート
43c及び43dはリザーバ11 と連通ずる。
ボディ43内に上下摺動可能に嵌合されたスプール46
は2個のランド4 a、46bを有しており、ポート
43aから43cへの油路の断面積はスプール46の摺
動により変化する。
は2個のランド4 a、46bを有しており、ポート
43aから43cへの油路の断面積はスプール46の摺
動により変化する。
スプール46のランド46aの上端のボディ43の上端
壁間に態設されたスプリング47はスプール46を下方
向に付勢してスプール46の下端とバイメタル48の上
辺部48aとの当接を維持する。
壁間に態設されたスプリング47はスプール46を下方
向に付勢してスプール46の下端とバイメタル48の上
辺部48aとの当接を維持する。
バイメタル48の下辺部48bはボディ43の下端壁に
螺合された調整螺子49に受けられており、バイメタル
48は温度上昇に応じてスプール46を」一方へ摺動さ
せる。
螺合された調整螺子49に受けられており、バイメタル
48は温度上昇に応じてスプール46を」一方へ摺動さ
せる。
50はバイメタル保持ピンである。
以上の如き構成に於ける作用を次に説明する。
非変速時ではシフトレバ−スイッチ36の開によりソレ
ノイドバルブ34が閉じるので、オイルポンプ8の作動
により油路15に発生した油圧はレギュレータバルブ1
3の油室22及び23に供給される。
ノイドバルブ34が閉じるので、オイルポンプ8の作動
により油路15に発生した油圧はレギュレータバルブ1
3の油室22及び23に供給される。
そこでレギュレータバルブ13は油路15と16に第1
設定圧を供給する。
設定圧を供給する。
またシフトy<)レブ27に於ては、油室39に第1設
定圧が供給されることによりスプール38が下動位置に
摺動し、油路7を油路15から遮断して油路28に連通
ずるとともに油路16と29とを連通ずる。
定圧が供給されることによりスプール38が下動位置に
摺動し、油路7を油路15から遮断して油路28に連通
ずるとともに油路16と29とを連通ずる。
而してクラッチレリーズサーボ5への油圧供給がないの
でクラッチ2が係合する。
でクラッチ2が係合する。
またトルクコンバータ3に潤滑油が供給される。
変速時では、シフ]・レバースイッチ36が閉じるとと
もにアクセルペダルスイッチ37も閉じることによりソ
レノイドバルブ34が開き、シフトバルブ27の油室3
9とレギュレータバルブ13の油室22に油路15の油
圧が供給されなくなる。
もにアクセルペダルスイッチ37も閉じることによりソ
レノイドバルブ34が開き、シフトバルブ27の油室3
9とレギュレータバルブ13の油室22に油路15の油
圧が供給されなくなる。
そこで、シフトバルブ27に於てはスプール38が図示
の上動位置に摺動し、油路7を油路28から油路15に
切換連通ずるとともに油路16と29とを遮断する。
の上動位置に摺動し、油路7を油路28から油路15に
切換連通ずるとともに油路16と29とを遮断する。
他方レギュレータバルブ13は油路15と16に第2調
定圧を供給する而してクラッチレリーズサーボ5に第2
設定油圧が供給され、クラッチレリーズサーボ5が作動
してクラッチ2を解放する。
定圧を供給する而してクラッチレリーズサーボ5に第2
設定油圧が供給され、クラッチレリーズサーボ5が作動
してクラッチ2を解放する。
またトルクコンバーク2への潤滑油供給は中断する。
変速終了時では、シフトレバ−スイッチ36が開くこと
によりソレノイドバルブ34が再び閉じ油路15の油圧
がシフトバルブ27の油室39とレギュレータバルブ1
3の油室22に再び供給される。
によりソレノイドバルブ34が再び閉じ油路15の油圧
がシフトバルブ27の油室39とレギュレータバルブ1
3の油室22に再び供給される。
そこで、シフトバルブ27に於ては、スプール38が下
動位置に摺動し、油路7を油路15から28に切換連通
ずるとともに油路16と29とを連通ずる他方レギュレ
ータバルブ13は油路15.16に第1設定圧を供給す
る。
動位置に摺動し、油路7を油路15から28に切換連通
ずるとともに油路16と29とを連通ずる他方レギュレ
ータバルブ13は油路15.16に第1設定圧を供給す
る。
而してクラッチレリーズサーボ5内の油がリザーバ11
に排出し、クラッチレリーズサーボ5の復引こよりクラ
ッチ2が係合する。
に排出し、クラッチレリーズサーボ5の復引こよりクラ
ッチ2が係合する。
またトルクコンバータ3への潤滑油供給が再開する。
クラッチレリーズサーボ5からリザーバ11への油の排
出油路の断面積は排出油路制御バルブ42により温度上
昇、低下に応じて無段階に減少、増加され、これにより
温度変化伴う油の粘性の変化による流量変化が抑制され
、クラッチレリーズサーボ5の復帰速度は温度が変化し
ても殆んど変化しない。
出油路の断面積は排出油路制御バルブ42により温度上
昇、低下に応じて無段階に減少、増加され、これにより
温度変化伴う油の粘性の変化による流量変化が抑制され
、クラッチレリーズサーボ5の復帰速度は温度が変化し
ても殆んど変化しない。
尚、固定オリフィス44が設けられた油路45は最高温
度時にポート43aと43Cが遮断するような設計をし
た場合には不可欠であるが、ポート43aと43cが最
高温度時でも連通ずるような設計をすれば不要である。
度時にポート43aと43Cが遮断するような設計をし
た場合には不可欠であるが、ポート43aと43cが最
高温度時でも連通ずるような設計をすれば不要である。
また、排出油路制御バルブ42のスプリング47の上端
をボディ43の上端壁で受けるのを止めて上下動可能な
部材に受けさせ、この部材をアクセルペダルに連動させ
、アクセルペダルの踏み込み量の多少に応じてポート4
3aから43Cへの油路断面積が増加、減少させれば同
一温度でもアクセルペダルの踏み通量の多少によりクラ
ッチ係合タイミングを急、緩変化する。
をボディ43の上端壁で受けるのを止めて上下動可能な
部材に受けさせ、この部材をアクセルペダルに連動させ
、アクセルペダルの踏み込み量の多少に応じてポート4
3aから43Cへの油路断面積が増加、減少させれば同
一温度でもアクセルペダルの踏み通量の多少によりクラ
ッチ係合タイミングを急、緩変化する。
以上詳細に説明した如く、本発明によれば、油圧源、こ
の油圧源からの圧油が供給されることに応答してエンジ
ンと手動変速機間の伝動関係を断続するクラッチを解放
するクラッチレリーズサーボ、このクラッチレリーズサ
ーボに油圧源からの圧油を供給・排出するシフトバルブ
、手動変速機のシフトレバ−の変速運動の有無を感知し
てシフトバルブの切換作動を制御するシフトバルブ制御
手段、エンジンとクラッチ間に流体を介して伝動関係を
完成する流体継手に油圧源からの圧油を適宜供給する供
給制御手段を有するとともに、シフトバルブがクラッチ
レリーズサーボに圧油を供給する時流体継手への圧油の
供給を遮断するよう供給制御手段をシフトバルブに連動
させた自動車のクラッチ制御装置としたことにより、ク
ラッチ解放時にはトルクコンバータへの潤滑油供給油路
が遮断するので、クラッチレリーズサーボ入の供給油量
が従来よりも増加し、これによりクラッチ解放を従来よ
りも迅速に行うことができ、その構成も極めて簡単であ
る。
の油圧源からの圧油が供給されることに応答してエンジ
ンと手動変速機間の伝動関係を断続するクラッチを解放
するクラッチレリーズサーボ、このクラッチレリーズサ
ーボに油圧源からの圧油を供給・排出するシフトバルブ
、手動変速機のシフトレバ−の変速運動の有無を感知し
てシフトバルブの切換作動を制御するシフトバルブ制御
手段、エンジンとクラッチ間に流体を介して伝動関係を
完成する流体継手に油圧源からの圧油を適宜供給する供
給制御手段を有するとともに、シフトバルブがクラッチ
レリーズサーボに圧油を供給する時流体継手への圧油の
供給を遮断するよう供給制御手段をシフトバルブに連動
させた自動車のクラッチ制御装置としたことにより、ク
ラッチ解放時にはトルクコンバータへの潤滑油供給油路
が遮断するので、クラッチレリーズサーボ入の供給油量
が従来よりも増加し、これによりクラッチ解放を従来よ
りも迅速に行うことができ、その構成も極めて簡単であ
る。
また実施例の如く、クラツチを解放しない時にはオイル
ポンプの吐出油圧を低圧に調圧してオイルポンプによる
動力損失の減少及び各部の耐久性の向上を計り、クラッ
チ解放時にオイルポンプの吐出油圧を高圧に調圧するよ
うにしている場合には、この高圧がトルクコンバータに
作用しないことになるので、トルクコンバークに高い剛
性を与える必要がなく、軽量で安価なトルクコンバータ
を使用することができる。
ポンプの吐出油圧を低圧に調圧してオイルポンプによる
動力損失の減少及び各部の耐久性の向上を計り、クラッ
チ解放時にオイルポンプの吐出油圧を高圧に調圧するよ
うにしている場合には、この高圧がトルクコンバータに
作用しないことになるので、トルクコンバークに高い剛
性を与える必要がなく、軽量で安価なトルクコンバータ
を使用することができる。
図面は本発明の実施例の回路図である。
1・・・・・・手動変速機の入力軸、2・・・・・・ク
ラッチ、3・・・・・・トルクコンバータ、4・・・・
・・エンジンの出力軸、5・・・・・・クラッチレリー
ズサーボ、8・・・・・・オイルポンプ、13・・・・
・・レギュレータバルブ、27−°゛・・・シフトバル
ブ、35・・・・・・シフトレバ−136・・・・・・
シフトレバ−スイッチ、16,29・・・・・・トルク
コンバークへの潤滑油供給回路。
ラッチ、3・・・・・・トルクコンバータ、4・・・・
・・エンジンの出力軸、5・・・・・・クラッチレリー
ズサーボ、8・・・・・・オイルポンプ、13・・・・
・・レギュレータバルブ、27−°゛・・・シフトバル
ブ、35・・・・・・シフトレバ−136・・・・・・
シフトレバ−スイッチ、16,29・・・・・・トルク
コンバークへの潤滑油供給回路。
Claims (1)
- 1 油圧源、該油圧源からの圧油が供給されることに応
答してエンジンと手動変速機間の伝動関係を断続するク
ラッチを解放するクラッチレリーズサーボ、該クラッチ
レリーズサーボに前記油圧源からの圧油を供給・排出す
るシフトバルブ、前記手動変速機のシフトレバ−の変速
運動の有無を感知して前記シフトバルブの切換作動を制
御するシフトバルブ制御手段、1前記エンジンと前記ク
ラッチ間に流体を介して伝動関係を完成する流体継手に
前記油圧源からの圧油を適宜供給する供給制御手段を有
するとともに、前記シフトバルブが前記クラッチレリー
ズサーボに圧油を供給する時前記流体継手への圧油の供
給を遮断するよう前記供給制御手段を前記シフトバルブ
に連動させたことを特徴とする自動車のクラッチ制御装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51133647A JPS592648B2 (ja) | 1976-11-06 | 1976-11-06 | 自動車のクラツチ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51133647A JPS592648B2 (ja) | 1976-11-06 | 1976-11-06 | 自動車のクラツチ制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5360032A JPS5360032A (en) | 1978-05-30 |
JPS592648B2 true JPS592648B2 (ja) | 1984-01-19 |
Family
ID=15109684
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51133647A Expired JPS592648B2 (ja) | 1976-11-06 | 1976-11-06 | 自動車のクラツチ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS592648B2 (ja) |
-
1976
- 1976-11-06 JP JP51133647A patent/JPS592648B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5360032A (en) | 1978-05-30 |
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