JPS5926305Y2 - 電子時計のリセツト構造 - Google Patents
電子時計のリセツト構造Info
- Publication number
- JPS5926305Y2 JPS5926305Y2 JP3179079U JP3179079U JPS5926305Y2 JP S5926305 Y2 JPS5926305 Y2 JP S5926305Y2 JP 3179079 U JP3179079 U JP 3179079U JP 3179079 U JP3179079 U JP 3179079U JP S5926305 Y2 JPS5926305 Y2 JP S5926305Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reset
- gap
- elastic part
- rotating shaft
- reset lever
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 7
- 241001672694 Citrus reticulata Species 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 241000272520 Aix galericulata Species 0.000 description 1
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Electric Clocks (AREA)
- Electromechanical Clocks (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はアナログ式電子時計のリセット構造に関するも
のである。
のである。
従来のリセット構造は、正確な針合せをする必要上リセ
ットレバーの剛体部が時刻表示機構構成部材、例えば歯
車の側面を押圧して指針の動きを停止させ、同時に時計
回路内の分周回路にあるリセット端子と接続された接点
であるリセットピンに前記リセットレバーの弾性部を接
触させて分周回路をリセット状態にして出力信号を停止
させるものであった。
ットレバーの剛体部が時刻表示機構構成部材、例えば歯
車の側面を押圧して指針の動きを停止させ、同時に時計
回路内の分周回路にあるリセット端子と接続された接点
であるリセットピンに前記リセットレバーの弾性部を接
触させて分周回路をリセット状態にして出力信号を停止
させるものであった。
従って歯車の側面を押圧して針の動きを停止させるのに
必要な力を得る為には、リセットピンと接触する弾性部
をできるだけ弱くして歯車を押圧する方の反力を減らす
必要があったため、時計が通常の作動状態にある時に衝
撃等の外力が加わった場合、リセットピンとリセットレ
バーの弾性部が誤接触して時計を遅らせてしまう原因と
なっていた。
必要な力を得る為には、リセットピンと接触する弾性部
をできるだけ弱くして歯車を押圧する方の反力を減らす
必要があったため、時計が通常の作動状態にある時に衝
撃等の外力が加わった場合、リセットピンとリセットレ
バーの弾性部が誤接触して時計を遅らせてしまう原因と
なっていた。
又、この誤接触が起きないようリセットレバーの弾性部
を剛体化傾向に厚味、巾等を大きくすると、衝撃時リセ
ットレバーの振らつきは少なくなり、前述誤接触は解消
されるが、逆に針合せ時にはリセットレバーとリセット
ピンの当接による反力で歯車の側面を押圧するリセット
レバーの剛体部の押圧力(ブレーキ力)が減小し歯車を
充分に停止することが困難となっていた。
を剛体化傾向に厚味、巾等を大きくすると、衝撃時リセ
ットレバーの振らつきは少なくなり、前述誤接触は解消
されるが、逆に針合せ時にはリセットレバーとリセット
ピンの当接による反力で歯車の側面を押圧するリセット
レバーの剛体部の押圧力(ブレーキ力)が減小し歯車を
充分に停止することが困難となっていた。
本考案の目的は、前述欠点を解消したアナログ式電子時
計のリセット構造を提供しようとするものである。
計のリセット構造を提供しようとするものである。
以下、図面に基き本考案の詳細を説明する。
第1図は本考案の一実施例で、外部操作部材1を押し込
んで時計が正常に作動している状態の平面図であり、第
3図は第1図のA−A断面図、第4図イは第1図のB−
B断面図、第4図口は第2図のC−C断面図である。
んで時計が正常に作動している状態の平面図であり、第
3図は第1図のA−A断面図、第4図イは第1図のB−
B断面図、第4図口は第2図のC−C断面図である。
2は外部操作部材1の操作により2aを回転軸として回
動するオシドリ、2bはオシドリピンであり、このピン
2bは外部操作部材1の作動をリセットレバー3の被伝
達部である剛体部3aに伝達するものである。
動するオシドリ、2bはオシドリピンであり、このピン
2bは外部操作部材1の作動をリセットレバー3の被伝
達部である剛体部3aに伝達するものである。
リセットレバー3の形状は剛体部3aから第1の弾性部
3dによって結合された規制部3Cを有し、規制部3C
は歯車6と当接して歯車6を制御する部分であり、この
規制部3Cと剛体部3aとの間でしかも規制部3Cと第
1弾性部3dとの連結部分に回転軸7と遊合する回転軸
部を有している。
3dによって結合された規制部3Cを有し、規制部3C
は歯車6と当接して歯車6を制御する部分であり、この
規制部3Cと剛体部3aとの間でしかも規制部3Cと第
1弾性部3dとの連結部分に回転軸7と遊合する回転軸
部を有している。
前記の剛体部3aと回転軸部を含む部分をリセットレバ
一体と称することとする。
一体と称することとする。
更に剛体部3aから第2の弾性部3bによって結合され
た第2の弾性部3bの先端部である接点部を有していて
、第2の弾性部3bと接点部との連結部附近の第2の弾
性部3bは、リセットレバー3が回転軸7を中心に外部
操作部材1の動きにより回動された時の剛体部3aの移
動方向に略平行に形成されており、また接点部はこの平
行部分より時計方向に鋭角の角度で立上がった屈曲形状
を成し、リセットレバー3が回動して後述のリセットピ
ン5に当接した時第2の弾性部3bが突張るのを防止す
るとともに、第2の弾性部3b全体として片持バネ状を
威している。
た第2の弾性部3bの先端部である接点部を有していて
、第2の弾性部3bと接点部との連結部附近の第2の弾
性部3bは、リセットレバー3が回転軸7を中心に外部
操作部材1の動きにより回動された時の剛体部3aの移
動方向に略平行に形成されており、また接点部はこの平
行部分より時計方向に鋭角の角度で立上がった屈曲形状
を成し、リセットレバー3が回動して後述のリセットピ
ン5に当接した時第2の弾性部3bが突張るのを防止す
るとともに、第2の弾性部3b全体として片持バネ状を
威している。
そしてリセットレバー3の回動時接点部の略進行方向に
リセットピン5を配置し、リセットピン5と接点部との
間に隙間Aを設け、第2の弾性部3bの平行部分の前記
進行方向と直角方向に第2の弾性部3bと隙間Bを有し
て電池受4に設けた突起部4aが形成されている。
リセットピン5を配置し、リセットピン5と接点部との
間に隙間Aを設け、第2の弾性部3bの平行部分の前記
進行方向と直角方向に第2の弾性部3bと隙間Bを有し
て電池受4に設けた突起部4aが形成されている。
この突起部4aと第2の弾性部3bとの距離は前記進行
方向と略直角方向において、接点部とリセットピン5の
距離より短かくしである。
方向と略直角方向において、接点部とリセットピン5の
距離より短かくしである。
このような構成係おいて時計に衝撃等の外力が加わった
場合、リセットレバー3の第2の弾性部3bは破線で示
す如く回動による前記進行方向にはパ直角方向に揺動す
るが、電池受4に設けた突起部4aに始めに当接するの
でリセットピン5へは接触することはない。
場合、リセットレバー3の第2の弾性部3bは破線で示
す如く回動による前記進行方向にはパ直角方向に揺動す
るが、電池受4に設けた突起部4aに始めに当接するの
でリセットピン5へは接触することはない。
第2図は第1図に示した外部操作部材1の操作によって
オシドリピン2bがリセットレバー3の剛体部3aを回
転軸7を中心に回転させてリセット状態にした時の平面
図である。
オシドリピン2bがリセットレバー3の剛体部3aを回
転軸7を中心に回転させてリセット状態にした時の平面
図である。
第2の弾性部3bの先端に形成された接点部は剛体部3
aの回動につれて第1図の略下方に移動することによっ
てリセットピン5に接触して時計回路からの出力信号を
停止させ、直後に規制部3Cは第1の弾性部3dのバネ
力によって歯車6を側面から押圧して針の動きを停止さ
せている事を示す。
aの回動につれて第1図の略下方に移動することによっ
てリセットピン5に接触して時計回路からの出力信号を
停止させ、直後に規制部3Cは第1の弾性部3dのバネ
力によって歯車6を側面から押圧して針の動きを停止さ
せている事を示す。
又、この時突起部4aと弾性部3bは所定の隙間を保っ
ており、リセットピン5と第2の弾性部3bに設けられ
た接点部の接触を妨げない様になっている。
ており、リセットピン5と第2の弾性部3bに設けられ
た接点部の接触を妨げない様になっている。
以上、本考案のリセット構造によれば、第2の弾性部を
充分弱くしても時計の作動状態に於て第2の弾性部とリ
セットピンが接触しない様にする事が可能となり、リセ
ットピンと第2の弾性部との隙間を多くとる必要がなく
なる為少ないスペースで済み、規制部が歯車を押圧する
際に与える反力も少なくなる為安定した規制力が得られ
る等の効果がある。
充分弱くしても時計の作動状態に於て第2の弾性部とリ
セットピンが接触しない様にする事が可能となり、リセ
ットピンと第2の弾性部との隙間を多くとる必要がなく
なる為少ないスペースで済み、規制部が歯車を押圧する
際に与える反力も少なくなる為安定した規制力が得られ
る等の効果がある。
又、本考案の突起部を地板のカベ、地板に植設したピン
等にしてもその効果は何ら変わる事はない。
等にしてもその効果は何ら変わる事はない。
第1図及び第2図は本考案実施例の各作動状態を示す平
面図、第3図は第1図のA−A断面図、第4図イは第1
図のB−B断面図、第4図口は第2図のC−C断面図。 1・・・・・・外部操作部材、2・・・・・・オシドリ
、2b・・・・・・ピン、3・・・・・・リセットレバ
ー 3a・・・・・・剛体部、3b・・・・・・第2の
弾性部、3C・・・・・・規制部、3d・・・・・・第
1の弾性部、4・・・・・・電池受、4a・・・・・・
突起部、5・・・・・・リセットピン、6・・・・・・
歯車。
面図、第3図は第1図のA−A断面図、第4図イは第1
図のB−B断面図、第4図口は第2図のC−C断面図。 1・・・・・・外部操作部材、2・・・・・・オシドリ
、2b・・・・・・ピン、3・・・・・・リセットレバ
ー 3a・・・・・・剛体部、3b・・・・・・第2の
弾性部、3C・・・・・・規制部、3d・・・・・・第
1の弾性部、4・・・・・・電池受、4a・・・・・・
突起部、5・・・・・・リセットピン、6・・・・・・
歯車。
Claims (1)
- 外部操作部材を連動して作動するリセットレバーと、該
リセットレバーの回転中心となる回転軸と、リセット端
子と電気的に接続するリセット部材とより構成され、前
記リセットレバーは前記回転軸と係合する回転軸部と、
前記外部操作部材の動きれ伝えるための被伝達部と、該
被伝達部と前記回転軸部を含むリセットレバ一体と、時
計輪列を規制する規制部とを有し、更に前記リセットレ
バ一体より分岐し、前記リセットレバ一体が前記回転軸
を中心に前記外部操作部材によって前記被伝達部を介し
て回動し、前記リセット部材に当接した時突張りを起さ
ないよう屈曲した片持バネ状で、且つ先端部が前記リセ
ット部材の近傍に達している弾性部とより形成されてお
り、通常位置において静止状態では前記リセット部材と
前記弾性部の先端部との間に隙間Aが形成されており、
衝撃が加わった時バネ性で前記弾性部が揺動して前記リ
セット部材に当接することにより該隙間Aがなくなるよ
うに配置された構成を有するリセット構造において、前
記弾性部の先端部の近傍に隙間Bを介して突起部を設け
、前記隙間Aがなくなる方向の衝撃が加わった時、前記
弾性部の揺動で前記隙間Bが前記隙間Aよりもより早く
なくなる位置に前記突起部を配置したことを特徴とする
電子時計のリセット構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3179079U JPS5926305Y2 (ja) | 1979-03-14 | 1979-03-14 | 電子時計のリセツト構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3179079U JPS5926305Y2 (ja) | 1979-03-14 | 1979-03-14 | 電子時計のリセツト構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55132691U JPS55132691U (ja) | 1980-09-19 |
JPS5926305Y2 true JPS5926305Y2 (ja) | 1984-07-31 |
Family
ID=28884039
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3179079U Expired JPS5926305Y2 (ja) | 1979-03-14 | 1979-03-14 | 電子時計のリセツト構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5926305Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-03-14 JP JP3179079U patent/JPS5926305Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55132691U (ja) | 1980-09-19 |
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