JPS5925006B2 - 梯形レンガを用いた転炉築造法 - Google Patents
梯形レンガを用いた転炉築造法Info
- Publication number
- JPS5925006B2 JPS5925006B2 JP14636380A JP14636380A JPS5925006B2 JP S5925006 B2 JPS5925006 B2 JP S5925006B2 JP 14636380 A JP14636380 A JP 14636380A JP 14636380 A JP14636380 A JP 14636380A JP S5925006 B2 JPS5925006 B2 JP S5925006B2
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- JP
- Japan
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- bricks
- converter
- construction method
- furnace
- trapezoidal
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21C—PROCESSING OF PIG-IRON, e.g. REFINING, MANUFACTURE OF WROUGHT-IRON OR STEEL; TREATMENT IN MOLTEN STATE OF FERROUS ALLOYS
- C21C5/00—Manufacture of carbon-steel, e.g. plain mild steel, medium carbon steel or cast steel or stainless steel
- C21C5/28—Manufacture of steel in the converter
- C21C5/42—Constructional features of converters
- C21C5/44—Refractory linings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は転炉のレンガ積みに関するものである。
転炉の構造は、精錬中に溶鋼の攪拌を高めることと、ス
ロッピングによる溶鋼等の炉外への飛散を防止する目的
から炉体の下部と上部は円錐形で全体としてとつ(り形
をしている。
ロッピングによる溶鋼等の炉外への飛散を防止する目的
から炉体の下部と上部は円錐形で全体としてとつ(り形
をしている。
この円錐部分へのレンガの築造は、従来から水平積みが
採用されてきたが、この方法では転炉の円錐部でレンガ
が階段状に並び第1図に示す掛出し3が生じ転炉操業時
において、スポーリングを生じ転炉寿命に大きな影響を
与えていた。
採用されてきたが、この方法では転炉の円錐部でレンガ
が階段状に並び第1図に示す掛出し3が生じ転炉操業時
において、スポーリングを生じ転炉寿命に大きな影響を
与えていた。
この掛出し3をできるだけ小さくしスポーリングを大巾
に減少させる方法として、転炉炉体上部では鉄皮の角度
に合せ第2図に示すように水平方向と角度αをなすよう
にレンガを斜めに築造する方法が最近広く用いられてい
る。
に減少させる方法として、転炉炉体上部では鉄皮の角度
に合せ第2図に示すように水平方向と角度αをなすよう
にレンガを斜めに築造する方法が最近広く用いられてい
る。
このように斜めに築造されるレンガは第3図イ2口、ハ
に示すようにその断面が長方形、正方形で長手方向の断
面a、bを異なった寸法とし築造後の炉壁厚みによる内
外周の差を吸収する縦ゼリレンガを用いるのが普通であ
る。
に示すようにその断面が長方形、正方形で長手方向の断
面a、bを異なった寸法とし築造後の炉壁厚みによる内
外周の差を吸収する縦ゼリレンガを用いるのが普通であ
る。
このような形状のレンガを円錐形の転炉に築造すると第
4図に示すようにクサビ形の空隙fが生ずることとなる
。
4図に示すようにクサビ形の空隙fが生ずることとなる
。
即ち第4図イに示す縦ゼリレンガ2の鉄皮1との接触点
をA、Bとすれば、炉体は円錐形であるためB点の水平
方向円周長さlとA点の水平方向円周長さlには、l
> 1’の関係が成り立つ、このA、B 、1で囲まれ
る面に第3図に示す厚みt、鉄皮接触側の幅a、炉中心
側の幅すのレンガを配列してゆくとレンガ上側(B点)
においてその円周で1−1′の空隙が生じることとなる
。
をA、Bとすれば、炉体は円錐形であるためB点の水平
方向円周長さlとA点の水平方向円周長さlには、l
> 1’の関係が成り立つ、このA、B 、1で囲まれ
る面に第3図に示す厚みt、鉄皮接触側の幅a、炉中心
側の幅すのレンガを配列してゆくとレンガ上側(B点)
においてその円周で1−1′の空隙が生じることとなる
。
実際の築造においては、第4図口に示すような形で築造
されレンガ上側(B点)とレンガ下側(A点)が同一の
幅aのレンガを配列すると上側(B点)にf、fで示す
空隙が生じるものである。
されレンガ上側(B点)とレンガ下側(A点)が同一の
幅aのレンガを配列すると上側(B点)にf、fで示す
空隙が生じるものである。
このような空隙目地の生ずる築造法は、鋼浴部に当る転
炉炉体下部では、この空隙目地に溶銑や溶鋼およびスラ
グが侵入し、レンガの溶損を早めるので避けなければな
らない。
炉炉体下部では、この空隙目地に溶銑や溶鋼およびスラ
グが侵入し、レンガの溶損を早めるので避けなければな
らない。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたもので、転炉
の円錐部にクサビ型の空隙目地を生じさせないように厚
み方向で巾の異なるレンガを用いて上記欠点を解消する
築造をできるようにしたものである。
の円錐部にクサビ型の空隙目地を生じさせないように厚
み方向で巾の異なるレンガを用いて上記欠点を解消する
築造をできるようにしたものである。
以下第5図により本発明の詳細な説明する。
本発明方法で使用するレンガは第5図イ、ハに示すよう
に厚み七が一定でレンガ厚み方向の鉄皮側幅aとC1炉
中心側幅すとdをそれぞれ異なった大きさとする。
に厚み七が一定でレンガ厚み方向の鉄皮側幅aとC1炉
中心側幅すとdをそれぞれ異なった大きさとする。
長手方向については従来から使用されているレンガと同
様鉄皮側に対して炉中心側に位置する方を先細りの形状
とする。
様鉄皮側に対して炉中心側に位置する方を先細りの形状
とする。
このような梯形レンガを用いて第5図イに於て鉄皮1に
レンガ断面を平行に配夕1ルてもA点の炉円周長さ1′
とB点の炉円周長さlの差は、レンガ厚み方向の差(a
−c)により吸収され第5図口に平面で示すごとく空隙
を生じることなく築造できるものである。
レンガ断面を平行に配夕1ルてもA点の炉円周長さ1′
とB点の炉円周長さlの差は、レンガ厚み方向の差(a
−c)により吸収され第5図口に平面で示すごとく空隙
を生じることなく築造できるものである。
炉の鉄皮側のみならず炉中心側においても同様である。
このように梯形断面を有するレンガを用いることにより
、鉄皮1の水平に対し傾斜角αでレンガを築造しても空
隙目地を最小限に小さくすることやまったくなくするこ
とが可能である。
、鉄皮1の水平に対し傾斜角αでレンガを築造しても空
隙目地を最小限に小さくすることやまったくなくするこ
とが可能である。
梯形断面とは第6図に示すように一対の辺が平行な四辺
形を指すものでa〜Cである。
形を指すものでa〜Cである。
以上述べたように本発明は円錐型炉殻を有する転炉に鉄
皮に合った水平に対しである角度で梯形レンガを用いて
空隙目地が生じないようにレンガを傾斜積みするもので
あるからレンガが階段状に並ぶ掛出しが生ずることもな
く、有効に利用されるため大巾に寿命を延長できるとう
顕著な効果を有するものである。
皮に合った水平に対しである角度で梯形レンガを用いて
空隙目地が生じないようにレンガを傾斜積みするもので
あるからレンガが階段状に並ぶ掛出しが生ずることもな
く、有効に利用されるため大巾に寿命を延長できるとう
顕著な効果を有するものである。
第1図は水平積みレンガの説明図、第2図は斜め積みレ
ンガの説明図、第3図イ2口、ハは縦セリレンガの図、
第4図イ2口、ハは従来の築造法を示す図、第5図イ2
ロ、ハ本発明築造法を示す図、第6図イ2口、ハは梯形
レンガの断面図である。 1・・・・・・炉体鉄皮、2・・・・・・縦セリレンガ
、3・・・・・・掛出し。
ンガの説明図、第3図イ2口、ハは縦セリレンガの図、
第4図イ2口、ハは従来の築造法を示す図、第5図イ2
ロ、ハ本発明築造法を示す図、第6図イ2口、ハは梯形
レンガの断面図である。 1・・・・・・炉体鉄皮、2・・・・・・縦セリレンガ
、3・・・・・・掛出し。
Claims (1)
- 1 転炉耐火物の築造において、厚み方向で巾の異なる
断面が梯形のレンガを転炉円錐部にレンガ長手方向と水
平とのなす角αをもって築造することを特徴とする梯形
レンガを用いた転炉築造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14636380A JPS5925006B2 (ja) | 1980-10-21 | 1980-10-21 | 梯形レンガを用いた転炉築造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14636380A JPS5925006B2 (ja) | 1980-10-21 | 1980-10-21 | 梯形レンガを用いた転炉築造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5770216A JPS5770216A (en) | 1982-04-30 |
JPS5925006B2 true JPS5925006B2 (ja) | 1984-06-13 |
Family
ID=15406019
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14636380A Expired JPS5925006B2 (ja) | 1980-10-21 | 1980-10-21 | 梯形レンガを用いた転炉築造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5925006B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5962028A (en) * | 1988-04-20 | 1999-10-05 | Norian Corporation | Carbonated hydroxyapatite compositions and uses |
US6002065A (en) * | 1988-04-20 | 1999-12-14 | Norian Corporation | Kits for preparing calcium phosphate minerals |
US6005162A (en) * | 1988-04-20 | 1999-12-21 | Norian Corporation | Methods of repairing bone |
JP2003231910A (ja) * | 2002-02-07 | 2003-08-19 | Jfe Steel Kk | 転炉絞り部のライニング |
JP2008128548A (ja) * | 2006-11-20 | 2008-06-05 | Tsukishima Kankyo Engineering Ltd | 焼却炉の炉壁積みつけ方法および焼却炉 |
-
1980
- 1980-10-21 JP JP14636380A patent/JPS5925006B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5770216A (en) | 1982-04-30 |
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