JPS59227245A - ココアの製造方法 - Google Patents
ココアの製造方法Info
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- JPS59227245A JPS59227245A JP58100311A JP10031183A JPS59227245A JP S59227245 A JPS59227245 A JP S59227245A JP 58100311 A JP58100311 A JP 58100311A JP 10031183 A JP10031183 A JP 10031183A JP S59227245 A JPS59227245 A JP S59227245A
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- Japan
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- cocoa
- cacao
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- ammonia
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
すると、原料のカカオ豆、カカオニブ、力ヵオマス、混
合カカオマス、部分脱脂力ヵオマス、部分脱脂混合カカ
オマス等をアンモニア又はアンモニアと高濃度の酸素ガ
スの存在する雰囲気中で処理して調製する良好な香気及
び色調を有するココアの製造方法に関する。
合カカオマス、部分脱脂力ヵオマス、部分脱脂混合カカ
オマス等をアンモニア又はアンモニアと高濃度の酸素ガ
スの存在する雰囲気中で処理して調製する良好な香気及
び色調を有するココアの製造方法に関する。
一般にココアの製造原料に用(・られる力ヵオ豆は産地
、品種、収穫時期、発酵条件等により香味及び色調が異
なり、ココアの香味及び色調に強い影響を与えることが
知られている。このカカオ豆には、例えばガーナ産、ベ
ネズエラ産の如く香味の好適な高級のカカオ豆或いはイ
ンドネシア産、マレーシア産等の香気が不足し、苦味、
渋味及び酸味が強く、赤茶色の色調を呈する低級のカカ
オ豆等がある。
、品種、収穫時期、発酵条件等により香味及び色調が異
なり、ココアの香味及び色調に強い影響を与えることが
知られている。このカカオ豆には、例えばガーナ産、ベ
ネズエラ産の如く香味の好適な高級のカカオ豆或いはイ
ンドネシア産、マレーシア産等の香気が不足し、苦味、
渋味及び酸味が強く、赤茶色の色調を呈する低級のカカ
オ豆等がある。
従来、ココアの製造方法としてはカカオ豆を焙炒後磨砕
してカカオニブとし、アルカリ処理した後乾燥し、火見
・で磨砕、搾油、粉砕する方法が知られている。しかし
、この方法はアルカリ処理をしてアンモニウム、マグネ
シウム、ナトリウム、カリウム等の炭酸塩、重炭酸塩、
水酸化物等のアルカリ剤をカカオニブの内部に充分に浸
透せしめるために、アルカリ剤の水溶液に力ヵオニブを
浸に!し加温下で攪拌しているので、加温及び処理後の
水分の蒸散に多量のエネルギーを要し、又アルカリ溶液
中にカカオニブの呈味成分が溶出したり、逆にアルカリ
剤の味が混入しココアの風味を低下させ、さらに複雑な
工程を要する等の欠点がある。
してカカオニブとし、アルカリ処理した後乾燥し、火見
・で磨砕、搾油、粉砕する方法が知られている。しかし
、この方法はアルカリ処理をしてアンモニウム、マグネ
シウム、ナトリウム、カリウム等の炭酸塩、重炭酸塩、
水酸化物等のアルカリ剤をカカオニブの内部に充分に浸
透せしめるために、アルカリ剤の水溶液に力ヵオニブを
浸に!し加温下で攪拌しているので、加温及び処理後の
水分の蒸散に多量のエネルギーを要し、又アルカリ溶液
中にカカオニブの呈味成分が溶出したり、逆にアルカリ
剤の味が混入しココアの風味を低下させ、さらに複雑な
工程を要する等の欠点がある。
一方、乾式のアルカリ処理方法として、焙炒後の液状カ
カオ或いは脱脂せる又は脱脂せざるココア粉末をアルカ
リ塩を含有する空気と混合し、酸成分を中和する方法(
特公昭2 9 − 1 9 5 月)が提案されている
。しかし、この方法では低級のpT15以下の酸味の強
t・カカオ豆より調製した液状カカオ等には充分な香味
改良効果が得られず、又焙炒後の水分量の少ない状態で
1 ’O O〜130″Cの高温条件下でアルカリ処理
を行うためにアルカリ分がココア粉末内部や噴霧状ココ
アの内部に浸透し難(、特に不揮発性酸成分の多いカカ
オ豆より調製した液状カカオ又はココア粉末には充分な
中和反応が進行せず、更Qて焙炒後の液状カカオ又はコ
コア粉末は小さい粒径の状態で高温下でアルカリ処理さ
れるので瞬時に品温が」1昇し再度焙炒され過焙炒とな
る欠点がある。
カオ或いは脱脂せる又は脱脂せざるココア粉末をアルカ
リ塩を含有する空気と混合し、酸成分を中和する方法(
特公昭2 9 − 1 9 5 月)が提案されている
。しかし、この方法では低級のpT15以下の酸味の強
t・カカオ豆より調製した液状カカオ等には充分な香味
改良効果が得られず、又焙炒後の水分量の少ない状態で
1 ’O O〜130″Cの高温条件下でアルカリ処理
を行うためにアルカリ分がココア粉末内部や噴霧状ココ
アの内部に浸透し難(、特に不揮発性酸成分の多いカカ
オ豆より調製した液状カカオ又はココア粉末には充分な
中和反応が進行せず、更Qて焙炒後の液状カカオ又はコ
コア粉末は小さい粒径の状態で高温下でアルカリ処理さ
れるので瞬時に品温が」1昇し再度焙炒され過焙炒とな
る欠点がある。
本発明はこの様な従来技術に鑑みてなされたもので゛あ
り、低級及び高級のカカオ豆又はカカオニブ、カカオマ
ス、混合力カオマス、部分脱脂カカオマス、部分脱脂混
合力カオマス(以下、「カカオ豆又はその加工品」と記
す)をアンモニア又はアンモニアと高濃度の酸素ガスの
存在する雰囲気中で処理し、酸味、苦味、渋味等の総合
的ノ6香味及び色調を改良して調製することにより良好
な香味及び色調を有するココアを提供することを目的と
するものである。
り、低級及び高級のカカオ豆又はカカオニブ、カカオマ
ス、混合力カオマス、部分脱脂カカオマス、部分脱脂混
合力カオマス(以下、「カカオ豆又はその加工品」と記
す)をアンモニア又はアンモニアと高濃度の酸素ガスの
存在する雰囲気中で処理し、酸味、苦味、渋味等の総合
的ノ6香味及び色調を改良して調製することにより良好
な香味及び色調を有するココアを提供することを目的と
するものである。
即ち、本発明の第一の方法はカカオ豆、力ヵオニブ、部
分脱脂力カオマス又は部分脱脂混合力カオマスにアンモ
ニアを吸着せしめた後に焙炒し、次いで搾油し又は搾油
せずに粉砕することを特徴とするココアの製造方法、第
二の方法はカカオ豆、カカオニブ、部分脱脂カカオマス
又は部分脱脂混合カカオマスにアンモニアを吸着せしめ
た後、40体積%以上の酸素ガスを含有する雰囲気中で
焙炒し、次いで搾油し又は搾油せずに粉砕することを特
徴とするココアの製造方法、第三の方法はカカオマス、
混合カカオマス、部分脱脂カカオマス又は部分脱脂混合
カカオマスにアンモニア又はアンモニアを含有する気体
を接触させてアンモニアを吸着せしめつつ焙炒し、次い
で搾油し又は搾油せずに粉砕することを特徴とするココ
アの製造方法、及び第四の方法はカカオマス、混合カカ
オマス、部分脱脂カカオマス又は部分脱脂混合カカオマ
スにアンモニア又はアンモニアを含有する気体を接触さ
せてアンモニアを吸着せしめつつ、40体積%以上の酸
素ガスを含有する雰囲気中で焙炒し、次いで搾油し又は
搾油せずに粉砕することを特徴とするココアの製造方法
から成るものである。
分脱脂力カオマス又は部分脱脂混合力カオマスにアンモ
ニアを吸着せしめた後に焙炒し、次いで搾油し又は搾油
せずに粉砕することを特徴とするココアの製造方法、第
二の方法はカカオ豆、カカオニブ、部分脱脂カカオマス
又は部分脱脂混合カカオマスにアンモニアを吸着せしめ
た後、40体積%以上の酸素ガスを含有する雰囲気中で
焙炒し、次いで搾油し又は搾油せずに粉砕することを特
徴とするココアの製造方法、第三の方法はカカオマス、
混合カカオマス、部分脱脂カカオマス又は部分脱脂混合
カカオマスにアンモニア又はアンモニアを含有する気体
を接触させてアンモニアを吸着せしめつつ焙炒し、次い
で搾油し又は搾油せずに粉砕することを特徴とするココ
アの製造方法、及び第四の方法はカカオマス、混合カカ
オマス、部分脱脂カカオマス又は部分脱脂混合カカオマ
スにアンモニア又はアンモニアを含有する気体を接触さ
せてアンモニアを吸着せしめつつ、40体積%以上の酸
素ガスを含有する雰囲気中で焙炒し、次いで搾油し又は
搾油せずに粉砕することを特徴とするココアの製造方法
から成るものである。
本発明のココアの製造方法において、アンモニア又はア
ンモニアと40体積%以上の高濃度の酸素ガスの存在す
る雰囲気中で焙炒処理を施こす原料を具体的に示すと、
醗酵後乾燥処理したカカオ豆、カカオ豆を常法により剥
皮したカカオニブ、カカオニブを磨砕してペースト状に
したカカオマス、カカオマスより脂肪分の一部を搾油し
て油脂含有量を8重量%以上に調整した部分脱脂カカオ
マス、部分脱脂カカオマスにカカオバター以外の植物油
脂を添加した混合カカオマス、混合カカオマスな再度搾
油して油脂含有量を8重量%以上に調整するか又は部分
脱脂カカオマスに適宜量のカカオバター以外の植物油脂
を添加した部分脱脂混合カカオマス等の高級又は低級の
カカオ豆又はその加工品である。
ンモニアと40体積%以上の高濃度の酸素ガスの存在す
る雰囲気中で焙炒処理を施こす原料を具体的に示すと、
醗酵後乾燥処理したカカオ豆、カカオ豆を常法により剥
皮したカカオニブ、カカオニブを磨砕してペースト状に
したカカオマス、カカオマスより脂肪分の一部を搾油し
て油脂含有量を8重量%以上に調整した部分脱脂カカオ
マス、部分脱脂カカオマスにカカオバター以外の植物油
脂を添加した混合カカオマス、混合カカオマスな再度搾
油して油脂含有量を8重量%以上に調整するか又は部分
脱脂カカオマスに適宜量のカカオバター以外の植物油脂
を添加した部分脱脂混合カカオマス等の高級又は低級の
カカオ豆又はその加工品である。
次に本発明の第一の方法について説明する。
この方法は原料の上記のカカオ豆、カカオニブ、カカオ
マス、混合カカオマス、部分脱脂カカオマス又は部分脱
脂混合カカオマスをアンモニアを含有する雰囲気中に放
置してアンモニアを吸着せしめた後、品温110〜15
0℃で1〜30分焙炒し、次いで焙炒カカオ豆は剥皮後
洗磨砕して焙炒カカオマスとし1.焙炒カカオニブは磨
砕して焙炒カカオマスとし、焙炒カカオマス及び焙炒混
合カカオマスはそのまま常法により搾油し、一方焙炒部
分脱脂力カオマス、焙炒部分脱脂混合カカオマスは必要
に応じて常法により搾油し、上記各々を粉砕してココア
パウダーを得る。
マス、混合カカオマス、部分脱脂カカオマス又は部分脱
脂混合カカオマスをアンモニアを含有する雰囲気中に放
置してアンモニアを吸着せしめた後、品温110〜15
0℃で1〜30分焙炒し、次いで焙炒カカオ豆は剥皮後
洗磨砕して焙炒カカオマスとし1.焙炒カカオニブは磨
砕して焙炒カカオマスとし、焙炒カカオマス及び焙炒混
合カカオマスはそのまま常法により搾油し、一方焙炒部
分脱脂力カオマス、焙炒部分脱脂混合カカオマスは必要
に応じて常法により搾油し、上記各々を粉砕してココア
パウダーを得る。
アンモニアの吸着量は原料中の有機酸等の酸成分を中和
するのに必要な量を要し、原料の品質により異り、例え
ば高級のカカオ豆又はその加工品に対しては少量で、低
級のカカオ豆又はその加工品に対しては多量に必要であ
るが、通常カカオ豆及びカカオニブに対して05重量%
以上、又部分脱脂カカオマス、部分脱脂混合カカオマス
の場合には従来の脱脂前のカカオマスに換算して05重
惜%以上が好ましい。アンモニア吸着量が05重量%未
満ではカカオ豆又はその加工品に含有されている有機酸
を十分に中和することができず、製品のココアパウダー
のpHが6.4以下となり飲用時に酸味が強く美味でな
い。又、未反応のアンモニアは焙炒すると完全に飛散し
製品中に残留することはほと7.2どない。
するのに必要な量を要し、原料の品質により異り、例え
ば高級のカカオ豆又はその加工品に対しては少量で、低
級のカカオ豆又はその加工品に対しては多量に必要であ
るが、通常カカオ豆及びカカオニブに対して05重量%
以上、又部分脱脂カカオマス、部分脱脂混合カカオマス
の場合には従来の脱脂前のカカオマスに換算して05重
惜%以上が好ましい。アンモニア吸着量が05重量%未
満ではカカオ豆又はその加工品に含有されている有機酸
を十分に中和することができず、製品のココアパウダー
のpHが6.4以下となり飲用時に酸味が強く美味でな
い。又、未反応のアンモニアは焙炒すると完全に飛散し
製品中に残留することはほと7.2どない。
有機酸とアンモニアが反応して生成する塩類は110〜
】50°Cの焙炒温度で分解するものが多く、例えば代
表的な有機酸の1つである耐酸がアンモニアと反応して
生成した耐酸アンモニウムは112°Cで分解するため
に110〜150°Cの焙炒温度で分解して焙炒排気中
に逸赦し、製品中のアンモニウム塩の残存量は著しく減
少し、従来のアルカリゼーンヨンにおけるような炭酸カ
リウム等の不揮発性アルカリ金属塩を用いる中和反応に
より生成する不揮発性アルカリ塩類によるニゲ味がほと
んどなく、従来品に比して呈味が優れたものとなる。
】50°Cの焙炒温度で分解するものが多く、例えば代
表的な有機酸の1つである耐酸がアンモニアと反応して
生成した耐酸アンモニウムは112°Cで分解するため
に110〜150°Cの焙炒温度で分解して焙炒排気中
に逸赦し、製品中のアンモニウム塩の残存量は著しく減
少し、従来のアルカリゼーンヨンにおけるような炭酸カ
リウム等の不揮発性アルカリ金属塩を用いる中和反応に
より生成する不揮発性アルカリ塩類によるニゲ味がほと
んどなく、従来品に比して呈味が優れたものとなる。
本発明に用いるアンモニアは液化アンモニアを気化させ
るか、又は20重量%程度以」二の濃厚アンモニア水に
KOH、NaOH等の強アルカリを加えるか、或(・は
濃厚アンモニア水を加温して発生させる。このようにし
て得たアンモニアを吸着させる方法は、カカオ豆又はそ
の加工品を密閉容器に収容シてアンモニアを送入する方
法、!171アンモニブ水溶液のアンモニア蒸気と接触
させる方法等によって行う。
るか、又は20重量%程度以」二の濃厚アンモニア水に
KOH、NaOH等の強アルカリを加えるか、或(・は
濃厚アンモニア水を加温して発生させる。このようにし
て得たアンモニアを吸着させる方法は、カカオ豆又はそ
の加工品を密閉容器に収容シてアンモニアを送入する方
法、!171アンモニブ水溶液のアンモニア蒸気と接触
させる方法等によって行う。
次に、アンモニアを吸着したカカオ豆又はその加工品は
品温110〜150″Cで約1〜30分間焙炒する。品
温110″C未満では該カカオ豆又はその加工品は未焙
炒となり最終製品であるココアパウダーが美味でなく、
又品温150”Cをこえると該カカオ豆又はその加工品
は過焙炒となり最終製品であるココアパウダーが美味で
ない。
品温110〜150″Cで約1〜30分間焙炒する。品
温110″C未満では該カカオ豆又はその加工品は未焙
炒となり最終製品であるココアパウダーが美味でなく、
又品温150”Cをこえると該カカオ豆又はその加工品
は過焙炒となり最終製品であるココアパウダーが美味で
ない。
焙炒時間は焙炒温度が高い場合には短時間、低い場合に
は長時間を要するが、通常1〜30分が好ましく、30
分をこえると過焙炒臭(こげ臭)が発生し、1分未満で
は香気の十分な発現が行われず、いずれの場合にも良好
なココアパウダーを得ることはできない。
は長時間を要するが、通常1〜30分が好ましく、30
分をこえると過焙炒臭(こげ臭)が発生し、1分未満で
は香気の十分な発現が行われず、いずれの場合にも良好
なココアパウダーを得ることはできない。
焙炒方法は熱風式、直火式又は間接加熱方式により行う
。これ等の焙炒方法は原料の種類により異り、具体的に
示すと下記の通りである。
。これ等の焙炒方法は原料の種類により異り、具体的に
示すと下記の通りである。
■カカオ豆、カカオニブを密閉容器内に収納し、該容器
内にアンモニアを送入して、該カカオ豆、カカオニブに
アンモニアを吸着せしめてから熱風式又は直火式焙炒機
で焙炒する方法。
内にアンモニアを送入して、該カカオ豆、カカオニブに
アンモニアを吸着せしめてから熱風式又は直火式焙炒機
で焙炒する方法。
■上記アンモニアを吸着したカカオ豆、カカオニブを常
法の処理後又はそのまま磨砕してカカオマスとした後、
内部壁面掻取装置付熱交換機を用し・て焙炒する方法。
法の処理後又はそのまま磨砕してカカオマスとした後、
内部壁面掻取装置付熱交換機を用し・て焙炒する方法。
■油脂含有量8重量%以上の部分脱脂カカオマスを密閉
容器内に収納し、該容器内にアンモニアを送入して該部
分脱脂カカオマスにアンモニアを吸着せしめてから内部
壁面掻取装置付熱交換機で焙炒する方法。
容器内に収納し、該容器内にアンモニアを送入して該部
分脱脂カカオマスにアンモニアを吸着せしめてから内部
壁面掻取装置付熱交換機で焙炒する方法。
0部分脱脂カカオマスを上記と同様にアンモニアを吸着
せしめた後カカオバター以外の植物性油脂を添加して油
脂含有量約55重量%の混合カカオマスとしてから内部
壁面掻取装置付熱交換機を用いて焙炒する方法。
せしめた後カカオバター以外の植物性油脂を添加して油
脂含有量約55重量%の混合カカオマスとしてから内部
壁面掻取装置付熱交換機を用いて焙炒する方法。
■カカオマスを搾油してカカオバターの油脂含有量を8
重量%以上にした部分脱脂カカオマスにカカオバター以
外の植物性油脂を添加して油脂含有量約55重量%とし
た後再度搾油して油脂含有量8重量%以上とした部分脱
脂混合カカオマスを上記と同様にアンモニアを吸着せし
めて内部壁面掻取装置付熱交換機で焙炒する方法。
重量%以上にした部分脱脂カカオマスにカカオバター以
外の植物性油脂を添加して油脂含有量約55重量%とし
た後再度搾油して油脂含有量8重量%以上とした部分脱
脂混合カカオマスを上記と同様にアンモニアを吸着せし
めて内部壁面掻取装置付熱交換機で焙炒する方法。
このようにして得られた焙炒カカオ豆は剥皮後に磨砕し
て焙炒カカオマスとし、焙炒カカオニブは磨砕して焙炒
カカオマスとし、焙炒カカオマス及び焙炒混合カカオマ
スはそのまま常法により搾油し、一方焙炒部分脱脂力ヵ
オマス、焙炒部分脱脂混合カカオマスは必要に応じて常
法により搾油し、」1記の各々を粉砕してココアパウダ
ーを得る。
て焙炒カカオマスとし、焙炒カカオニブは磨砕して焙炒
カカオマスとし、焙炒カカオマス及び焙炒混合カカオマ
スはそのまま常法により搾油し、一方焙炒部分脱脂力ヵ
オマス、焙炒部分脱脂混合カカオマスは必要に応じて常
法により搾油し、」1記の各々を粉砕してココアパウダ
ーを得る。
この様にして処理して得られたココアパウダーはpH6
,4〜75で酸味、酸臭がなく、マイルドな香味及び良
好な色調を有し、これから通常の方法で調製したココア
飲料は良好な風味を有するものである。
,4〜75で酸味、酸臭がなく、マイルドな香味及び良
好な色調を有し、これから通常の方法で調製したココア
飲料は良好な風味を有するものである。
次に、本発明の第二の方法について説明する。
この方法はカカオ豆、カカオニブ、部分脱脂カカオマス
又は部分脱脂混合カカオマスに前記の第一の方法と同様
の方法でアンモニアを吸着せしめた後、40体積%以上
の酸素ガスを含有する雰囲気中で品温11o〜15Q″
Cにて1〜30分焙炒し、次いで前記の第一の方法と同
様に搾油[2又は搾油せずに粉砕してココアパウダーを
得る。
又は部分脱脂混合カカオマスに前記の第一の方法と同様
の方法でアンモニアを吸着せしめた後、40体積%以上
の酸素ガスを含有する雰囲気中で品温11o〜15Q″
Cにて1〜30分焙炒し、次いで前記の第一の方法と同
様に搾油[2又は搾油せずに粉砕してココアパウダーを
得る。
この方法においてはアンモニアをカカオ豆又はその加工
品に吸着せしめカカオ豆又はその加工品に含有されてい
る酸成分を中和した後、40体積%以上の高濃度の酸素
ガスを含有する雰囲気中で焙炒することにより、アンモ
ニアと酸素ガスの相剰作用により香味及び色調を改良す
るものである。
品に吸着せしめカカオ豆又はその加工品に含有されてい
る酸成分を中和した後、40体積%以上の高濃度の酸素
ガスを含有する雰囲気中で焙炒することにより、アンモ
ニアと酸素ガスの相剰作用により香味及び色調を改良す
るものである。
アンモニアの吸着量は第一の方法と同様にカカオ豆及び
カカオニブに対して05重量%以上、又部分脱脂カカオ
マス、部分脱脂混合カカオマスの場合には従来の脱脂前
のカカオマスに換算して05重量%以」二が好ましい。
カカオニブに対して05重量%以上、又部分脱脂カカオ
マス、部分脱脂混合カカオマスの場合には従来の脱脂前
のカカオマスに換算して05重量%以」二が好ましい。
第一の方法と同様の方法でアンモニアを吸着せしめたカ
カオ豆、カカオニブ、部分脱脂カカオマス、部分脱脂混
合カカオマス、又は該アンモニア吸着カカオ豆、カカオ
ニブは磨砕してアンモニア吸着カカオマスとするか、ア
ンモニア吸着部分脱脂カカオマス、部分脱脂混合カカオ
マスは植物性油脂を添加してアンモニア吸着カカオマス
又は混合カカオマスとして40体積%以上の酸素ガスを
含有する雰囲気中で焙炒する。
カオ豆、カカオニブ、部分脱脂カカオマス、部分脱脂混
合カカオマス、又は該アンモニア吸着カカオ豆、カカオ
ニブは磨砕してアンモニア吸着カカオマスとするか、ア
ンモニア吸着部分脱脂カカオマス、部分脱脂混合カカオ
マスは植物性油脂を添加してアンモニア吸着カカオマス
又は混合カカオマスとして40体積%以上の酸素ガスを
含有する雰囲気中で焙炒する。
このように40体積%以上の高濃度の酸素ガスを含有す
る雰囲気中で焙炒すると原料のカカオ豆又はその加工品
の香味は著しく改良され、例えば高級のカカオ豆を酸素
ガス濃度約21体積%の通常の大気中で焙炒した場合、
ガスクロマトグラフィーによる香気成分の分析結果では
香気j成分の総量が80 ppmであるのに対し、40
体積%の酸素ガスを含有する雰囲気中で焙炒すると16
0 ppmと2倍に増加し、しかも全ての香気成分が増
量し、特に相対的にアルデヒド類が減少するために刺激
臭が抑制され良好な香味に改良することができる。
る雰囲気中で焙炒すると原料のカカオ豆又はその加工品
の香味は著しく改良され、例えば高級のカカオ豆を酸素
ガス濃度約21体積%の通常の大気中で焙炒した場合、
ガスクロマトグラフィーによる香気成分の分析結果では
香気j成分の総量が80 ppmであるのに対し、40
体積%の酸素ガスを含有する雰囲気中で焙炒すると16
0 ppmと2倍に増加し、しかも全ての香気成分が増
量し、特に相対的にアルデヒド類が減少するために刺激
臭が抑制され良好な香味に改良することができる。
焙炒温度は品温110〜150°Cが好ましく、該温度
範囲においては通常空気中の不活性な窒素ガスは香味形
成反応に関与するとは考えられず、残部の酸素ガスが高
温で比較的活性化され、さらに40体積%の高濃度の酸
素ガスの雰囲気中で焙炒するために香味形成反応が促進
される。品温110″C未満では香味改良が充分に行わ
れないと共に焙炒に長時間を要し、150°Cをこえる
と過焙炒になると共に香味が低下し好ましくない。
範囲においては通常空気中の不活性な窒素ガスは香味形
成反応に関与するとは考えられず、残部の酸素ガスが高
温で比較的活性化され、さらに40体積%の高濃度の酸
素ガスの雰囲気中で焙炒するために香味形成反応が促進
される。品温110″C未満では香味改良が充分に行わ
れないと共に焙炒に長時間を要し、150°Cをこえる
と過焙炒になると共に香味が低下し好ましくない。
焙炒方法は熱風式、直火式又は間接加熱方式により行う
が、この焙炒方法は原料の種類により異り、具体的には
前記の第一の方法の焙炒方法■〜■と同様の方法で、酸
素ガス濃度を40体積%以上の所定濃度に調整した熱風
を送風するか、或いは所定量の酸素ガスを連続的又は断
続的に吹込み焙炒機又は内部壁面掻取装置付熱交換機内
を40体積%以上、好ましくは80体積%以上の酸素ガ
スを含有する雰囲気に保ちつつ焙炒する。
が、この焙炒方法は原料の種類により異り、具体的には
前記の第一の方法の焙炒方法■〜■と同様の方法で、酸
素ガス濃度を40体積%以上の所定濃度に調整した熱風
を送風するか、或いは所定量の酸素ガスを連続的又は断
続的に吹込み焙炒機又は内部壁面掻取装置付熱交換機内
を40体積%以上、好ましくは80体積%以上の酸素ガ
スを含有する雰囲気に保ちつつ焙炒する。
このようにして焙炒したカカオ豆、カカオニブ、部分脱
脂カカオマス又は部分脱脂混合カカオマスを第一の方法
と同様の方法で処理してココアノζウダーを得る。
脂カカオマス又は部分脱脂混合カカオマスを第一の方法
と同様の方法で処理してココアノζウダーを得る。
以上説明した方法により低級及び高級の℃・ずれのカカ
オ豆又はその加工品から酸味、酸臭が消失すると共に香
味が強く、コクのある渋味の少ないマイルドな香味及び
良好な色調のココアパウダーを得ることができる。
オ豆又はその加工品から酸味、酸臭が消失すると共に香
味が強く、コクのある渋味の少ないマイルドな香味及び
良好な色調のココアパウダーを得ることができる。
次に本発明の第三の方法について説明する。
この方法は原料としてカカオマス、混合カカオマス、部
分脱脂カカオマス又は部分脱脂混合カカオマスが用いら
れ、内部壁面掻取装置付熱交換機中に原料を投入し、ア
ンモニア又はアンモニアを含有する気体を導入し、原料
にアンモニアを接触させて吸着せしめつつ品温110〜
+50”cで1〜30分焙炒し、次いで焙炒カカオマス
、焙炒混合カカオマスは搾油後粉砕し、焙炒部分脱脂カ
カオマス、焙炒部分脱脂混合カカオマスは必要に応じて
搾油後粉砕するか又はそのまま粉砕してココアパウダー
を得る。
分脱脂カカオマス又は部分脱脂混合カカオマスが用いら
れ、内部壁面掻取装置付熱交換機中に原料を投入し、ア
ンモニア又はアンモニアを含有する気体を導入し、原料
にアンモニアを接触させて吸着せしめつつ品温110〜
+50”cで1〜30分焙炒し、次いで焙炒カカオマス
、焙炒混合カカオマスは搾油後粉砕し、焙炒部分脱脂カ
カオマス、焙炒部分脱脂混合カカオマスは必要に応じて
搾油後粉砕するか又はそのまま粉砕してココアパウダー
を得る。
アンモニアの吸着量はカカオマス及び混合カカオマスの
場合には012〜047重量%、又部分脱脂カカオマス
又は部分脱脂混合カカオマスの場合には従来の脱脂前の
カカオマスに換算してO,12〜0.47重量%が好ま
しい。アンモニア吸着量が0.12重量%未満ではカカ
オマス等に含有されている(1機酸を十分に中和するこ
とができず、製品のココアパウダーのpHが6.4未満
となり飲食時に酸味が強く美味でなく、017重量%を
こえると製品のココアパウダーのpHが75をこえて美
味でない。
場合には012〜047重量%、又部分脱脂カカオマス
又は部分脱脂混合カカオマスの場合には従来の脱脂前の
カカオマスに換算してO,12〜0.47重量%が好ま
しい。アンモニア吸着量が0.12重量%未満ではカカ
オマス等に含有されている(1機酸を十分に中和するこ
とができず、製品のココアパウダーのpHが6.4未満
となり飲食時に酸味が強く美味でなく、017重量%を
こえると製品のココアパウダーのpHが75をこえて美
味でない。
アンモニアは液化アンモニアを気化させる方法、濃厚ア
ンモニア水な加温してアンモニアを気化させる方法、濃
厚アンモニア水にNaOH、KOH等の強アルカリを添
加してアンモニアを発生させる方法等により得られるも
のを用(・、又アンモニアを含有する気体はアンモニア
と空気、窒素ガス又は不活性ガスとの混合ガスを用いる
。
ンモニア水な加温してアンモニアを気化させる方法、濃
厚アンモニア水にNaOH、KOH等の強アルカリを添
加してアンモニアを発生させる方法等により得られるも
のを用(・、又アンモニアを含有する気体はアンモニア
と空気、窒素ガス又は不活性ガスとの混合ガスを用いる
。
この方法に於(・てはアンモニア又はアンモニアを含有
する気体を内部壁面掻取装置付熱交換機の下部より吹込
み激しく攪拌して均一に原料のカカオ豆の加工品に接触
せしめて焙炒するので、原料との接触、混合が均一に速
やかに行われ、上記の如(少量のアンモニア消費量で短
時間に処理が終了し、又焙炒後の焙炒カカオマス等の中
には未反応のアンモニアはほとんど残存することがなし
・。
する気体を内部壁面掻取装置付熱交換機の下部より吹込
み激しく攪拌して均一に原料のカカオ豆の加工品に接触
せしめて焙炒するので、原料との接触、混合が均一に速
やかに行われ、上記の如(少量のアンモニア消費量で短
時間に処理が終了し、又焙炒後の焙炒カカオマス等の中
には未反応のアンモニアはほとんど残存することがなし
・。
この方法で得られたココアパウダーは酸味、酸臭がなく
、マイルドな香味及び良好な色調の製品である。
、マイルドな香味及び良好な色調の製品である。
次に本発明の第四の方法について説明する。
この方法は原料としてカカオマス、混合カカオマス、部
分脱脂カカオマス又は部分脱脂混合カカオマスが用いら
れ、内部壁面掻取装置付熱交換機中に原料を投入し、ア
ンモニア又はアンモニアを含有する気体と酸素ガスとを
含有する気体、或いはアンモニア又はアンモニアを含有
する気体と酸素ガスを別々に導入しながら、アンモニア
を吸着せしめつつ、40体積%以上の酸素ガスを含有す
る雰囲気中で品温110〜150℃で1〜30分焙炒し
、焙炒カカオマス、焙炒混合カカオマスは搾油後粉砕し
、焙炒部分脱脂カカオマス、焙炒部分脱脂混合カカオマ
スは必要に応じて搾油後粉砕するか又はそのまま粉砕し
てココアパウダーを得る。
分脱脂カカオマス又は部分脱脂混合カカオマスが用いら
れ、内部壁面掻取装置付熱交換機中に原料を投入し、ア
ンモニア又はアンモニアを含有する気体と酸素ガスとを
含有する気体、或いはアンモニア又はアンモニアを含有
する気体と酸素ガスを別々に導入しながら、アンモニア
を吸着せしめつつ、40体積%以上の酸素ガスを含有す
る雰囲気中で品温110〜150℃で1〜30分焙炒し
、焙炒カカオマス、焙炒混合カカオマスは搾油後粉砕し
、焙炒部分脱脂カカオマス、焙炒部分脱脂混合カカオマ
スは必要に応じて搾油後粉砕するか又はそのまま粉砕し
てココアパウダーを得る。
アンモニアの吸着量はカカオマス及び混合カカオマスの
場合には0.12〜0.47重量%、又部分脱脂カカオ
マス又は部分脱脂混合カカオマスの場合には従来の脱脂
前のカカオマスに換算して0.12〜0,47重量%が
好ましい。
場合には0.12〜0.47重量%、又部分脱脂カカオ
マス又は部分脱脂混合カカオマスの場合には従来の脱脂
前のカカオマスに換算して0.12〜0,47重量%が
好ましい。
この方法においてはアンモニアを含有する気体を接触さ
せると同時に40体積%以上の高濃度の酸素ガスを含有
する雰囲気中で焙炒するので、110〜150°Cの高
温度で活性化された酸素ガスによる香味の改良とアンモ
ニアの吸着による原料中の酸成分の中和とが同時に相剰
的に行われるので著しく良好な香味のココ”アバウダー
を得ることができる。
せると同時に40体積%以上の高濃度の酸素ガスを含有
する雰囲気中で焙炒するので、110〜150°Cの高
温度で活性化された酸素ガスによる香味の改良とアンモ
ニアの吸着による原料中の酸成分の中和とが同時に相剰
的に行われるので著しく良好な香味のココ”アバウダー
を得ることができる。
又、上記の香味改良処理は内部壁面掻取装置付熱交換機
を用いて攪拌しながら焙炒するので、原料とアンモニア
及び酸素ガスとの接触及び混合が均一に速やかに行われ
少量のアンモニア及び酸素ガスの消費量で短時間に香味
改良処理が終了し、又焙炒後の焙炒カカオマス、焙炒混
合カカオマス等に未反応のアンモニアはほとんど残存す
ることはない。
を用いて攪拌しながら焙炒するので、原料とアンモニア
及び酸素ガスとの接触及び混合が均一に速やかに行われ
少量のアンモニア及び酸素ガスの消費量で短時間に香味
改良処理が終了し、又焙炒後の焙炒カカオマス、焙炒混
合カカオマス等に未反応のアンモニアはほとんど残存す
ることはない。
本発明は上記の様な利点を有するが、さらに効果を列挙
すると下記の通りである。
すると下記の通りである。
1)原料の香味改良処理に気体のアンモニアを用いるの
で、原料への吸着が良好であり、又焙炒調製して得られ
る製品はアンモニア臭、アルカリ臭及びアルカリに基づ
くニゲ味がほとんどなく、]DH6,4〜75の酸味、
酸臭がなくマイルドな香味のココアパウダーとなる。
で、原料への吸着が良好であり、又焙炒調製して得られ
る製品はアンモニア臭、アルカリ臭及びアルカリに基づ
くニゲ味がほとんどなく、]DH6,4〜75の酸味、
酸臭がなくマイルドな香味のココアパウダーとなる。
2)原料のカカオ豆又はその加工品の酸成分の中和にア
ンモニアを用V・ているので、従来法のアルカリ処理の
如く水を添加することがないので、処理時間、処理工程
及び添加水を蒸散させるのに要するエネルギーを節約す
ることができる。
ンモニアを用V・ているので、従来法のアルカリ処理の
如く水を添加することがないので、処理時間、処理工程
及び添加水を蒸散させるのに要するエネルギーを節約す
ることができる。
3)原料を高濃度の酸素ガスを含有する雰囲気中で焙炒
するために香味及び色調の改良効果が著しく、ココアパ
ウダー中には揮発性成分による不快臭はほとんどない。
するために香味及び色調の改良効果が著しく、ココアパ
ウダー中には揮発性成分による不快臭はほとんどない。
4)アンモニアと酸素ガスとを併用して処理すると、両
者の相剰作用により、酸味、香味及び色調′の総合的な
改良効果が著しく、香味がより一層豊潤になると共にマ
イルドとなり、嗜好性の向上した製品を得ることができ
る。
者の相剰作用により、酸味、香味及び色調′の総合的な
改良効果が著しく、香味がより一層豊潤になると共にマ
イルドとなり、嗜好性の向上した製品を得ることができ
る。
5)本発明は通常ココアの製造において充分な香気の発
現に乏しい低級のカカオ豆又はその加工品に対して特に
有効で、高級のカカオ豆と同等又はそれ以上の良好な香
味及び色調のココアパウダーを得ることができ、又高級
のカカオ豆又はその加工品からはそれ以上の香味及び色
調のココアパウダーを得ることができる。
現に乏しい低級のカカオ豆又はその加工品に対して特に
有効で、高級のカカオ豆と同等又はそれ以上の良好な香
味及び色調のココアパウダーを得ることができ、又高級
のカカオ豆又はその加工品からはそれ以上の香味及び色
調のココアパウダーを得ることができる。
次に実施例及び比軟例を示し本発明をさらに詳細に説明
する。尚、各種の測定方法は次の通りである。
する。尚、各種の測定方法は次の通りである。
OpH値
原料カカオ豆のpHは未焙炒カカオ豆を剥皮した後、ロ
ーラーミルにて日本標準篩325 Me’通過(以下同
様)まで磨砕し、5gを50gの50″C脱イオン水に
完全に懸濁した後25℃まで冷却し、pHメーターにて
測定した。
ーラーミルにて日本標準篩325 Me’通過(以下同
様)まで磨砕し、5gを50gの50″C脱イオン水に
完全に懸濁した後25℃まで冷却し、pHメーターにて
測定した。
ココアパウダーのpHは粉砕機にて上記篩を同じく通過
まで粉砕し、29を50りの50℃脱イオン水に完全に
懸濁した後25°Cまで冷却してpHメーターにて測定
した。
まで粉砕し、29を50りの50℃脱イオン水に完全に
懸濁した後25°Cまで冷却してpHメーターにて測定
した。
○酸素ガス濃度
酸素ガス濃度は焙炒中に送風する酸素ガスと同体積の窒
素ガスを焙炒機内に送風し、焙炒機内の気体を10m1
注射器で採取し、ジルコニア式酸素濃度計(東し株式会
社製)にて酸素ガス濃度を測定し次式より算出した。
素ガスを焙炒機内に送風し、焙炒機内の気体を10m1
注射器で採取し、ジルコニア式酸素濃度計(東し株式会
社製)にて酸素ガス濃度を測定し次式より算出した。
−アンモニアガス濃度(9/m3)×1□9(7:/−
Eエア分子分子−× 大気中の酸素ガス以外の気体の体
積濃度(794%)Oアンモニアガス濃度 アンモニアガス濃度は、アンモニアを含む気体10m1
を注射器で採取し、これを15m1!の01規定硫酸水
溶液に溶解し、01規定水酸化ナトリウム水溶液で中和
滴定して次式より算出した。
Eエア分子分子−× 大気中の酸素ガス以外の気体の体
積濃度(794%)Oアンモニアガス濃度 アンモニアガス濃度は、アンモニアを含む気体10m1
を注射器で採取し、これを15m1!の01規定硫酸水
溶液に溶解し、01規定水酸化ナトリウム水溶液で中和
滴定して次式より算出した。
リウム滴定量(me)) × −1ooo(、n。
○アンモニアの吸着量
アンモニアのカカオ豆等への吸着量はアンモニア吸着処
理しないカカオ豆等をペースト化L、10倍量の温水に
懸濁後冷却し、25°Cで3規定のアンモニア水にてア
ンモニア水添加量と懸開液のpJ(関係を求めて滴定曲
線を作成しておき、アンモニア処理したるカカオ豆等の
pHを測定することによってこの滴定曲線よりアンモニ
アの吸着量をもとめた。
理しないカカオ豆等をペースト化L、10倍量の温水に
懸濁後冷却し、25°Cで3規定のアンモニア水にてア
ンモニア水添加量と懸開液のpJ(関係を求めて滴定曲
線を作成しておき、アンモニア処理したるカカオ豆等の
pHを測定することによってこの滴定曲線よりアンモニ
アの吸着量をもとめた。
○ココア飲料の調製
実施例及び比較例に示す各種の方法によって調製したコ
コアパウダーを用い、ココアパウダー4重量部、砂糖8
重量部、熱水100重量部から成るココア飲料を調製し
た。
コアパウダーを用い、ココアパウダー4重量部、砂糖8
重量部、熱水100重量部から成るココア飲料を調製し
た。
○官能試験によるココア飲料の香味評価香味、色調の評
価は専門家パネル30名によって実施し、試料のココア
飲料を60°Cまで冷して飲用し、香味の評価はまずい
−2,ややまずい−1、普通0.ややおいしい+1.お
いしい+2の5段階で絶対評価を行い、その平均点で示
した。
価は専門家パネル30名によって実施し、試料のココア
飲料を60°Cまで冷して飲用し、香味の評価はまずい
−2,ややまずい−1、普通0.ややおいしい+1.お
いしい+2の5段階で絶対評価を行い、その平均点で示
した。
実施例1
pl(5,8のガーナ産カカオ豆800gを内容612
4eのデフケータ−に収納し、デフケータ−底部には2
8重組%のアンモニア水200gを投入して、25℃に
て6時間放置してアンモニアを07373重量着させた
。この時のデフケータ−内のアンモニアガス濃度は30
0 g/m3であった。このアンモニア吸着カカオ豆を
直火型焙炒機にて150℃の雰囲気中で13分間焙炒し
、品温147℃で焙炒を終了した。該焙炒カカオ豆を剥
皮後ローラーミルで磨砕し、カカオマスとした後圧搾機
にて油脂含有量22重量%まで搾油し、ココアケーキを
得る。これを粉砕機で粉砕して325 Me’通過品9
5重量%の…7.1のココアパウダーを得た。調製した
ココア飲料の香味評価を第1表に示す。
4eのデフケータ−に収納し、デフケータ−底部には2
8重組%のアンモニア水200gを投入して、25℃に
て6時間放置してアンモニアを07373重量着させた
。この時のデフケータ−内のアンモニアガス濃度は30
0 g/m3であった。このアンモニア吸着カカオ豆を
直火型焙炒機にて150℃の雰囲気中で13分間焙炒し
、品温147℃で焙炒を終了した。該焙炒カカオ豆を剥
皮後ローラーミルで磨砕し、カカオマスとした後圧搾機
にて油脂含有量22重量%まで搾油し、ココアケーキを
得る。これを粉砕機で粉砕して325 Me’通過品9
5重量%の…7.1のココアパウダーを得た。調製した
ココア飲料の香味評価を第1表に示す。
実施例2
N(5,8のガーナ産カカオ豆を剥皮して得たカカオニ
ブ800gを実施例1と同一条件でデシケータ内に収納
し、6時間放置してアンモニアを0.75重量%吸着さ
せた。該アンモニア吸着カカオニブを熱風型回転式閉回
路焙炒機の同転部分に11v、納し1圧縮酸素ボンベか
ら該焙炒機内に標準状態に換算して毎分15.36の酸
素ガスを導入しつつ常に酸素ガス濃度を90体積%を維
持しなから排風温度150℃で19分間焙炒し最終品温
147℃で焙炒を終了した。該焙炒カカオニブをローラ
ーミルにて磨砕後、実施例1と同様の方法で1417.
1のココアパウダーを得た。NN製したココア飲料の香
味評価を第1表尾示す。
ブ800gを実施例1と同一条件でデシケータ内に収納
し、6時間放置してアンモニアを0.75重量%吸着さ
せた。該アンモニア吸着カカオニブを熱風型回転式閉回
路焙炒機の同転部分に11v、納し1圧縮酸素ボンベか
ら該焙炒機内に標準状態に換算して毎分15.36の酸
素ガスを導入しつつ常に酸素ガス濃度を90体積%を維
持しなから排風温度150℃で19分間焙炒し最終品温
147℃で焙炒を終了した。該焙炒カカオニブをローラ
ーミルにて磨砕後、実施例1と同様の方法で1417.
1のココアパウダーを得た。NN製したココア飲料の香
味評価を第1表尾示す。
実施例3
p−14,8の酸味の強いインドネ7ア産カカオ豆」:
り剥皮して得たカカオニブ・800gを実施例1と同条
件のデシケータ−内に収容し、25°Cで11時間放置
してアンモニアを07979重量着させた。該カカオニ
ブをローラーミルてて磨砕してカカオマスにした後内部
壁面掻取装置付熱交換機に投入し、攪拌しつつ、該熱交
換機のジャケット部にゲージ圧3に〆マの加熱水蒸気を
送り込み\該カカオマスの品温が120℃となったとこ
ろで8分間保持して、焙炒カカオマスを得る。該培炒カ
カオマスを実施例1と同様の方法で1166のココアパ
ウダーを得た○調製したココア飲料の香味評価を第1表
に示す。
り剥皮して得たカカオニブ・800gを実施例1と同条
件のデシケータ−内に収容し、25°Cで11時間放置
してアンモニアを07979重量着させた。該カカオニ
ブをローラーミルてて磨砕してカカオマスにした後内部
壁面掻取装置付熱交換機に投入し、攪拌しつつ、該熱交
換機のジャケット部にゲージ圧3に〆マの加熱水蒸気を
送り込み\該カカオマスの品温が120℃となったとこ
ろで8分間保持して、焙炒カカオマスを得る。該培炒カ
カオマスを実施例1と同様の方法で1166のココアパ
ウダーを得た○調製したココア飲料の香味評価を第1表
に示す。
実施例4
u149の酸味の有るマレーシア産カカオ豆を剥皮して
ローラーミルにて磨砕し、圧搾機にて搾油して油脂含有
隈22重量%に調整後、粉砕機にて粉砕して粉体状とし
、実施例1と同一のデシケータ−中に該部分脱脂カカオ
マスを収納して15時間室濡如てカカオマス換算で0.
80@a%ノアンモニアを吸着させた後、該部分脱脂カ
カオフッ100型取部に対し、シア脂73,3重量部を
添加混合し55重量%の油脂含有縁のアンモニア吸着混
合カカオマスとした。これを内容量31の内部壁面掻取
装置付熱交換機に2.0 kg投入し、該熱交換機のジ
ャケット部にゲージ圧” ’Q/1m2の加熱水蒸気を
通して掻取装置を200 rpmで回転させ、また同時
に該熱交換機底部より圧縮酸素ボンベを接続し、標準状
態換算5. OIA+の酸素ガスを送入しつつ、品温1
25°Cで9分間焙炒した。この時の酸素ガス濃度は6
0体積%であり、こうして得た焙炒混合カカオマスを実
施例1と同様に搾油して油脂含有1t2Q重指%、 l
”++ 7.0のココアパウダーを得た。調製したココ
ア飲料の香味評価を第1表に示す。
ローラーミルにて磨砕し、圧搾機にて搾油して油脂含有
隈22重量%に調整後、粉砕機にて粉砕して粉体状とし
、実施例1と同一のデシケータ−中に該部分脱脂カカオ
マスを収納して15時間室濡如てカカオマス換算で0.
80@a%ノアンモニアを吸着させた後、該部分脱脂カ
カオフッ100型取部に対し、シア脂73,3重量部を
添加混合し55重量%の油脂含有縁のアンモニア吸着混
合カカオマスとした。これを内容量31の内部壁面掻取
装置付熱交換機に2.0 kg投入し、該熱交換機のジ
ャケット部にゲージ圧” ’Q/1m2の加熱水蒸気を
通して掻取装置を200 rpmで回転させ、また同時
に該熱交換機底部より圧縮酸素ボンベを接続し、標準状
態換算5. OIA+の酸素ガスを送入しつつ、品温1
25°Cで9分間焙炒した。この時の酸素ガス濃度は6
0体積%であり、こうして得た焙炒混合カカオマスを実
施例1と同様に搾油して油脂含有1t2Q重指%、 l
”++ 7.0のココアパウダーを得た。調製したココ
ア飲料の香味評価を第1表に示す。
実施例5
田59のベネズエラ産カカオ豆を実施例4ど同様に油脂
含有量22重微%に調整後、粉体状にし、実施例1と同
条件のデシケータ−内に収納し、5時間放置してアンモ
ニアを05重fit%吸着させた。
含有量22重微%に調整後、粉体状にし、実施例1と同
条件のデシケータ−内に収納し、5時間放置してアンモ
ニアを05重fit%吸着させた。
該アンモニア吸着部分脱脂カカオマス2’、 Okグを
内容fil 3 lの内部壁面掻取装置付熱交換機内に
投入しジャケット部にゲージ圧3. Okv/crn2
の加熱水蒸気を通して掻取装置を20 Orpmで回転
させて品温127℃で10分間焙炒した。その際欣然交
換機底部より圧縮酸素ボンベを接続し、標準状態換算で
15.37?/mjnの酸素ガスを送入して、該熱交換
機内の酸素濃度を90体積%に保持した。かくして得た
焙炒部分脱脂カカオマスをそのまま粉砕機で粉砕して州
72のココアパウダーを得た。調製したココア飲料の香
味評価を第1表に示す。
内容fil 3 lの内部壁面掻取装置付熱交換機内に
投入しジャケット部にゲージ圧3. Okv/crn2
の加熱水蒸気を通して掻取装置を20 Orpmで回転
させて品温127℃で10分間焙炒した。その際欣然交
換機底部より圧縮酸素ボンベを接続し、標準状態換算で
15.37?/mjnの酸素ガスを送入して、該熱交換
機内の酸素濃度を90体積%に保持した。かくして得た
焙炒部分脱脂カカオマスをそのまま粉砕機で粉砕して州
72のココアパウダーを得た。調製したココア飲料の香
味評価を第1表に示す。
実施例6
1453のアイポリ−コースト産カカオ豆を剥皮してカ
カオニブとした後、ローラーミルで磨砕してカカオマス
とする。該カカオマス1.8kyを内容は31の内部壁
面掻取装置付熱交換機内に収容し、ジャケット部にゲー
ジII 3.0 km−の加熱水蒸気を通して掻取装置
を20 Orpmで回転させて焙炒を開始する。この時
成熱交換機の底部より8.2体積%のアンモニアガスを
含有する空気を吹込む。吹込みはカカオマスの品温が9
0℃に上昇した時点で開始し、120℃で供給を停止し
て該カカオマス11(9に対して30gのアンモニアを
供給し、続いて史に品温が120〜125°Cで4分間
加熱焙炒した。該焙炒カカオマスを実施例1と同様にし
てItl 7. Oのココアパウダーを得た。調整した
ココア飲料の香味評価を第1表に示す。
カオニブとした後、ローラーミルで磨砕してカカオマス
とする。該カカオマス1.8kyを内容は31の内部壁
面掻取装置付熱交換機内に収容し、ジャケット部にゲー
ジII 3.0 km−の加熱水蒸気を通して掻取装置
を20 Orpmで回転させて焙炒を開始する。この時
成熱交換機の底部より8.2体積%のアンモニアガスを
含有する空気を吹込む。吹込みはカカオマスの品温が9
0℃に上昇した時点で開始し、120℃で供給を停止し
て該カカオマス11(9に対して30gのアンモニアを
供給し、続いて史に品温が120〜125°Cで4分間
加熱焙炒した。該焙炒カカオマスを実施例1と同様にし
てItl 7. Oのココアパウダーを得た。調整した
ココア飲料の香味評価を第1表に示す。
実施例7
u158のガーナ産カカオ豆を剥皮してカカオニブとし
た後ローラーミルにて磨砕してカカオマスとした。該カ
カオマスを圧搾機にて搾油して油脂含有量22重量%の
部分脱脂カカオマスとした後、粉砕PAKて粉砕し、該
部分脱脂カカオマス100重世部に対してシア脂733
重計部を添加混合して油脂含有量55重量%の混合カカ
オマスとした。
た後ローラーミルにて磨砕してカカオマスとした。該カ
カオマスを圧搾機にて搾油して油脂含有量22重量%の
部分脱脂カカオマスとした後、粉砕PAKて粉砕し、該
部分脱脂カカオマス100重世部に対してシア脂733
重計部を添加混合して油脂含有量55重量%の混合カカ
オマスとした。
該混合カカオマスを内部壁面掻取装置付熱交換機内に収
容し、ジャケット部にケージ圧3. □ ky、/;y
r?の加熱水蒸気を通し、掻取装置を20 Orpmで
攪拌しつつ焙炒を開始する。該熱交換機の底部より空気
25体積%、酸素ガス75体積%の混合気体を送入しな
から焙炒を行った。途中1混合カカオマスの品温か90
℃になった時点から品温125℃に上昇するまでの間は
アンモニアガス8体積%、空気15体積%、酸素ガフフ
ッ体積%から成る混合気体を送入する。品温125℃で
7分間保持して焙炒を終了し、焙炒混合カカオマスを得
る。該焙炒混合カカオマスを実施例1と同様に調製して
−170のココアパウダーを得た。調製したココア飲料
の香味評価を第1表に示す。
容し、ジャケット部にケージ圧3. □ ky、/;y
r?の加熱水蒸気を通し、掻取装置を20 Orpmで
攪拌しつつ焙炒を開始する。該熱交換機の底部より空気
25体積%、酸素ガス75体積%の混合気体を送入しな
から焙炒を行った。途中1混合カカオマスの品温か90
℃になった時点から品温125℃に上昇するまでの間は
アンモニアガス8体積%、空気15体積%、酸素ガフフ
ッ体積%から成る混合気体を送入する。品温125℃で
7分間保持して焙炒を終了し、焙炒混合カカオマスを得
る。該焙炒混合カカオマスを実施例1と同様に調製して
−170のココアパウダーを得た。調製したココア飲料
の香味評価を第1表に示す。
実施例8
け148のインドネシア産カカオ豆を剥皮、磨砕してカ
カオマスとした後、圧搾機にて搾油して油脂含有量を2
2重量%に調整し、これを粉砕機で粉砕して部分脱脂カ
カオマスを得た。該部分脱脂カカオマスを内容積31の
内部壁面掻取装置付熱交換機内に収容し、ジャケット部
にゲージ圧3.OIy’dの加熱水蒸気を通し、掻取装
置を20 Orpmで攪拌しつつ焙炒を開始した。その
際欣然交換機底部より空気25体積%、酸素ガス75体
積%の混合気体を送入しながら焙炒した。ただし、部分
脱脂カカオマス品温が50〜86℃に上昇する5分間と
、105〜120℃に上昇する75分間はアンモニアガ
ス8体積%、空気15体積%、酸素ガス77体積%から
なる混合気体を送入した。品温が125℃で9分間保持
して焙炒を終了し、焙炒部分脱脂カカオマスを得た後、
粉砕機にて粉砕してrl4(7,1のココアパウダーを
得た。調製したココア飲料の香味評価を第1表に示す。
カオマスとした後、圧搾機にて搾油して油脂含有量を2
2重量%に調整し、これを粉砕機で粉砕して部分脱脂カ
カオマスを得た。該部分脱脂カカオマスを内容積31の
内部壁面掻取装置付熱交換機内に収容し、ジャケット部
にゲージ圧3.OIy’dの加熱水蒸気を通し、掻取装
置を20 Orpmで攪拌しつつ焙炒を開始した。その
際欣然交換機底部より空気25体積%、酸素ガス75体
積%の混合気体を送入しながら焙炒した。ただし、部分
脱脂カカオマス品温が50〜86℃に上昇する5分間と
、105〜120℃に上昇する75分間はアンモニアガ
ス8体積%、空気15体積%、酸素ガス77体積%から
なる混合気体を送入した。品温が125℃で9分間保持
して焙炒を終了し、焙炒部分脱脂カカオマスを得た後、
粉砕機にて粉砕してrl4(7,1のココアパウダーを
得た。調製したココア飲料の香味評価を第1表に示す。
比較例1及び2
比較例1は田5.8の通常良好といわれているガーナ産
カカオ豆、比較例2+’:j:l’4(4,8で通常酸
味が著しく強く赤味を帯びた好ましくないインドネシア
産カカオ豆をそれぞれ剥皮しカカオニブとし、該カカオ
ニブ500.!;を二軸ミキサーに投入し、炭酸カリウ
ム9.0.9を税イオン水150gに溶解したアルカリ
液を投入した。二軸ミキサーのジャケット部に80℃の
温水を循環して保温しながら、水分の蒸散を防ぐための
蓋をして3時間攪拌した。
カカオ豆、比較例2+’:j:l’4(4,8で通常酸
味が著しく強く赤味を帯びた好ましくないインドネシア
産カカオ豆をそれぞれ剥皮しカカオニブとし、該カカオ
ニブ500.!;を二軸ミキサーに投入し、炭酸カリウ
ム9.0.9を税イオン水150gに溶解したアルカリ
液を投入した。二軸ミキサーのジャケット部に80℃の
温水を循環して保温しながら、水分の蒸散を防ぐための
蓋をして3時間攪拌した。
その後二軸ミキサーより該混合物をとり出し、140℃
の熱風により2時間乾燥させながら焙炒し、水分2.5
重量%のアルカリ処理したカカオニブを得る。該カカオ
ニブをローラーミルにて325Me’通過程度まで磨砕
し、圧搾機にて油脂含有m22重量%のココアケーキな
得た。該ココアケーキを粉砕機にて粉砕してココアパウ
ダーを得た。
の熱風により2時間乾燥させながら焙炒し、水分2.5
重量%のアルカリ処理したカカオニブを得る。該カカオ
ニブをローラーミルにて325Me’通過程度まで磨砕
し、圧搾機にて油脂含有m22重量%のココアケーキな
得た。該ココアケーキを粉砕機にて粉砕してココアパウ
ダーを得た。
調製したココア飲料の香味評価を第1表に示す。
参考例
pH4,8のニューギニア産カカオ豆を実施例4と同様
の方法で搾油、粉砕し、実施例1と同様のデシケータ−
中に収納して4時間室温に放置後、ア7−[==ニア着
irt 0.45重B1%の部分脱脂カカオマスを得た
。実施例4と同様にシア脂を添加して、油脂含有量55
型組%のアンモニアIM着混合カカオマスを得た。これ
を内容徂3. Oeの内部壁面掻取装置付熱交換機に2
. Okg投入し、該熱交換機ジャケット部にゲージ圧
3.0 kgAYn2の加熱水蒸気を通し、掻取装置を
200 rl)mで回転させ、該混合カカオマス品温1
25°Cで9分間焙炒した。次いで、実施例1と同様の
方法で搾油して油脂含有量22’ffffj1%、1′
1−16.2のココアパウダーを得た。調製したココア
飲料の香味評価を第1表に示す。
の方法で搾油、粉砕し、実施例1と同様のデシケータ−
中に収納して4時間室温に放置後、ア7−[==ニア着
irt 0.45重B1%の部分脱脂カカオマスを得た
。実施例4と同様にシア脂を添加して、油脂含有量55
型組%のアンモニアIM着混合カカオマスを得た。これ
を内容徂3. Oeの内部壁面掻取装置付熱交換機に2
. Okg投入し、該熱交換機ジャケット部にゲージ圧
3.0 kgAYn2の加熱水蒸気を通し、掻取装置を
200 rl)mで回転させ、該混合カカオマス品温1
25°Cで9分間焙炒した。次いで、実施例1と同様の
方法で搾油して油脂含有量22’ffffj1%、1′
1−16.2のココアパウダーを得た。調製したココア
飲料の香味評価を第1表に示す。
第1表の結果から明らかな如く、本発明の方法により製
造したココアパウダーは従来法と比較して、色調を全く
変えることなく、香味を向上し、特に従来法ではココア
香味の乏しいココアパウダーを提供する・インドネ/ア
産、マレーシア産等のカカオヴを原料とした場合にはナ
ツツ香味の強い特徴あるココアパウダーを提供し、本来
、香味の良好なココアパウダーを提供するカカオ豆を原
料とした場合にも、その香味の特徴を生がした上り一層
豊潤なココア香味の強いココアパウダーを提供すること
が可能となった。
造したココアパウダーは従来法と比較して、色調を全く
変えることなく、香味を向上し、特に従来法ではココア
香味の乏しいココアパウダーを提供する・インドネ/ア
産、マレーシア産等のカカオヴを原料とした場合にはナ
ツツ香味の強い特徴あるココアパウダーを提供し、本来
、香味の良好なココアパウダーを提供するカカオ豆を原
料とした場合にも、その香味の特徴を生がした上り一層
豊潤なココア香味の強いココアパウダーを提供すること
が可能となった。
実施例9
−148のインドネシア産カカオ豆を剥皮したカカオニ
ブ800gを内容積2.41のデシケータ−に収納し、
実施例】と同条件で17時間放置した。
ブ800gを内容積2.41のデシケータ−に収納し、
実施例】と同条件で17時間放置した。
アンモニアの吸着附は09重般%であり、該アンモニア
吸着カカオニブを直火型焙炒機にて150℃雰囲気中1
3分間焙炒し、品温148℃で焙炒を終rした。これを
実施例1と同様に磨砕、搾油して油脂含有徹22重量%
、pH7,0のココアパウダーを得た;・・1調製した
ココア飲料の香味評価は香味平均評点08で、従来法に
よるココアパウダーと比較して色調は全くかわらず香味
がココアらしくなった。
吸着カカオニブを直火型焙炒機にて150℃雰囲気中1
3分間焙炒し、品温148℃で焙炒を終rした。これを
実施例1と同様に磨砕、搾油して油脂含有徹22重量%
、pH7,0のココアパウダーを得た;・・1調製した
ココア飲料の香味評価は香味平均評点08で、従来法に
よるココアパウダーと比較して色調は全くかわらず香味
がココアらしくなった。
実施例10
■5.8のガーナ産カカオ豆を実施例4と同様に油脂含
有!22重量%に調製後粉砕してパウダー状1(シた後
実施例1と同条件のデシケータ−内に収納し6時間放置
してアンモニアを05重■%吸着させた。該アンモニア
吸着部分脱脂カカオマス2.0梅を内容量31の内部壁
面掻取装置付熱交換機内に投入し、該熱交換機ジャケッ
ト部にゲージ圧3.0 kg/2yn2の加熱水蒸気を
通して掻取装置を20゜rpmで作動させて品温127
℃で10分間焙炒した。該焙炒部分脱脂カカオマスな粉
砕機で粉砕してココアパウダーを得た。調製したココア
飲料の香味評価は香味平均評点1.2で、従来法と比較
して色調は全く変化なくココア香味が強くなった。
有!22重量%に調製後粉砕してパウダー状1(シた後
実施例1と同条件のデシケータ−内に収納し6時間放置
してアンモニアを05重■%吸着させた。該アンモニア
吸着部分脱脂カカオマス2.0梅を内容量31の内部壁
面掻取装置付熱交換機内に投入し、該熱交換機ジャケッ
ト部にゲージ圧3.0 kg/2yn2の加熱水蒸気を
通して掻取装置を20゜rpmで作動させて品温127
℃で10分間焙炒した。該焙炒部分脱脂カカオマスな粉
砕機で粉砕してココアパウダーを得た。調製したココア
飲料の香味評価は香味平均評点1.2で、従来法と比較
して色調は全く変化なくココア香味が強くなった。
実施例11
1”4(5,8のガーナ産カカオ豆800gを実施例1
と同条件でデシケータ−中に収納し6時間で05重指弾
ノアンモニアを吸着させた。該アンモニア吸着カカオ豆
を熱風型回転式閉回路焙炒機の回転部分に収納し圧縮酸
素ボンベがら該焙炒機内に標準状態換算で毎分15.3
1の酸素を導入しつつ、排風温度150℃で19分間焙
炒し、最終品温147℃で焙炒を終了した。焙炒中の焙
炒機内の酸素ガス濃度は90体積%であった。該焙炒カ
カオ豆を剥皮後ローラーミルで磨砕して実施例1と同様
の方法で田71のココアパウダーを得た。調製したココ
ア飲料の香味評価は香味平均評点1゜8で、従来法の香
味評点o1実施例1の12と比較してココア香味が豊潤
で強く色調も変化がなかった。
と同条件でデシケータ−中に収納し6時間で05重指弾
ノアンモニアを吸着させた。該アンモニア吸着カカオ豆
を熱風型回転式閉回路焙炒機の回転部分に収納し圧縮酸
素ボンベがら該焙炒機内に標準状態換算で毎分15.3
1の酸素を導入しつつ、排風温度150℃で19分間焙
炒し、最終品温147℃で焙炒を終了した。焙炒中の焙
炒機内の酸素ガス濃度は90体積%であった。該焙炒カ
カオ豆を剥皮後ローラーミルで磨砕して実施例1と同様
の方法で田71のココアパウダーを得た。調製したココ
ア飲料の香味評価は香味平均評点1゜8で、従来法の香
味評点o1実施例1の12と比較してココア香味が豊潤
で強く色調も変化がなかった。
実施例12
F4(4,8の酸味の強い通常使用し難いインドネシア
産カカオ豆より剥皮して得たカカオニブ800gを実施
例1と同条件のデンヶーター内に収容し25℃で17時
間放置してアンモニアヲ0.81i量%吸着させた。該
アンモニア吸着カカオ豆ブをローラーミルにて磨砕して
ペースト状にした後内部壁面掻取装置付熱交換機内て投
入しジャケット部にゲージ圧3. OK9’、/’t−
m2の加熱水蒸気を送り込み掻取装置を200 rpm
で回転させて焙炒を開始した。焙炒中は該熱交換機底部
より酸素ガスボンベを接続して酸素ガスを送入し1欣然
交換機内の酸素ガス濃度を90体積%に維持した0該カ
カオマス慕濡が、125℃となったところで8分間保持
して焙炒を終了し、実施例1と同様に搾油及び粉砕して
F4(7,oのココアパウダーを得た。調製したココア
飲料の香味評価は香味平均評点]2で従来法と比較して
色調を変えることなく強いココア香味のココアパウダー
であった。
産カカオ豆より剥皮して得たカカオニブ800gを実施
例1と同条件のデンヶーター内に収容し25℃で17時
間放置してアンモニアヲ0.81i量%吸着させた。該
アンモニア吸着カカオ豆ブをローラーミルにて磨砕して
ペースト状にした後内部壁面掻取装置付熱交換機内て投
入しジャケット部にゲージ圧3. OK9’、/’t−
m2の加熱水蒸気を送り込み掻取装置を200 rpm
で回転させて焙炒を開始した。焙炒中は該熱交換機底部
より酸素ガスボンベを接続して酸素ガスを送入し1欣然
交換機内の酸素ガス濃度を90体積%に維持した0該カ
カオマス慕濡が、125℃となったところで8分間保持
して焙炒を終了し、実施例1と同様に搾油及び粉砕して
F4(7,oのココアパウダーを得た。調製したココア
飲料の香味評価は香味平均評点]2で従来法と比較して
色調を変えることなく強いココア香味のココアパウダー
であった。
実施例13
pH4,9のマレーンア産カカオ豆から実施例7と同様
の方法で混合カカオマスを調製した。該混合カカオマス
20に2を内容量3jの内部壁面掻取装置付熱交換機内
に収容し、該熱交換機ジャケット部にゲージ圧3.0
k210++2の加熱水蒸気を通して掻取装置を200
rpmで回転させて焙炒を開始した。
の方法で混合カカオマスを調製した。該混合カカオマス
20に2を内容量3jの内部壁面掻取装置付熱交換機内
に収容し、該熱交換機ジャケット部にゲージ圧3.0
k210++2の加熱水蒸気を通して掻取装置を200
rpmで回転させて焙炒を開始した。
この時欣然交換機底部より862体積%程度のアンモニ
アガスを含有する空気を吹込んだ。吹込みは混合カカオ
マス品温が50〜86℃に上昇する5分間と105〜1
20℃に上昇する75分間にアンモニアを047屯n1
%吸着せしめ最終的に品温が125℃で6分間加熱焙炒
して焙炒を終了した。
アガスを含有する空気を吹込んだ。吹込みは混合カカオ
マス品温が50〜86℃に上昇する5分間と105〜1
20℃に上昇する75分間にアンモニアを047屯n1
%吸着せしめ最終的に品温が125℃で6分間加熱焙炒
して焙炒を終了した。
その後実施例1と同様に搾油して、…7.0のココアパ
ウダーを得た。調製したココア飲料の香味評価は香味平
均評点08で良好なココア風味を有していた。
ウダーを得た。調製したココア飲料の香味評価は香味平
均評点08で良好なココア風味を有していた。
実施例14
U4−+ 5.9のベネズエラ産カカオ豆を剥皮してニ
ブとした後ローラーミルで磨砕してカカオマスとした。
ブとした後ローラーミルで磨砕してカカオマスとした。
該カカオマス18kpを内容Wk31の内部壁面掻取装
置U熱交換機内に収容し、ジャケット部にゲージ圧30
1(9/rm2の加熱水蒸気を通して掻取装置を200
rpmで回転させて焙炒を開始した。その際成熱交換
機底部より空気25体積%、酸素ガス75体積%の混合
気体を送入しつつ焙炒を実施した。ただしカカオマスが
品温50〜86℃に上昇する5分間と105〜120℃
に上昇する7、5分間はアンモニアガス8体積%、空気
15体積%、酸素ガス77体積%から成る混合気体を送
入した。
置U熱交換機内に収容し、ジャケット部にゲージ圧30
1(9/rm2の加熱水蒸気を通して掻取装置を200
rpmで回転させて焙炒を開始した。その際成熱交換
機底部より空気25体積%、酸素ガス75体積%の混合
気体を送入しつつ焙炒を実施した。ただしカカオマスが
品温50〜86℃に上昇する5分間と105〜120℃
に上昇する7、5分間はアンモニアガス8体積%、空気
15体積%、酸素ガス77体積%から成る混合気体を送
入した。
送入後のアンモニア吸着量は0612重量%であり品温
が125℃で7分間保持して焙炒を終了し、得られた焙
炒カカオマスを実施例1と同様に調製して田70のココ
アパウダーを得た。調製したココア飲料の香味評価は香
味平均評点1.2で良好なココア風味、色調を有するも
のであった。
が125℃で7分間保持して焙炒を終了し、得られた焙
炒カカオマスを実施例1と同様に調製して田70のココ
アパウダーを得た。調製したココア飲料の香味評価は香
味平均評点1.2で良好なココア風味、色調を有するも
のであった。
実施例15
田5.8のガーナ産カカオ豆を実施例4と同様如油脂含
有量22重毒%に調製後粉砕して部分脱脂カカオマスを
得た。該部分脱脂カカオマスl、 51(9を内容M3
1の内部壁面掻取装置付熱交換機内に収容し、ジャケッ
ト部にゲージ圧3. Okg/1m2の加熱水蒸気を通
して掻取装置を20 Orpmで回転させて焙炒を開始
した。この時、該熱交換機底部より80体積%のアンモ
ニアガスを含有する空気を吹込んだ。吹込みは部分脱脂
カカオマス品温か90℃となった時点で開始し、品温1
20℃になるまで実施してアンモニアの吸着量を0.2
5重量%とじ最後に品温125℃で5分間加熱焙炒後冷
却、粉砕して…70のココアパウダーを得た。調製した
ココア飲料の香味評価は香味平均評点1.1で良好なコ
コア風味と色調を有するものであった0実施例16 通常酸味が強く香味の発現が不充分で使用し難い田4,
8のインドネシア産カカオ豆を剥皮してニブとした後、
ローラーミルにて磨砕してカカオマスとした。該カカオ
マスを圧搾機にて搾油して油脂含有量15重量%の部分
脱脂カカオマスとした後粉砕機で粉砕し、該部分脱脂カ
カオマス100重量部に対して市販のポルネオ脂9重量
部を添加混合して油脂含有量22重量%の部分脱脂混合
カカオマスとした。該部分脱脂混合カカオマス1,5に
9を内容量3eの内部壁面掻取装置付熱交換機内に収容
し実施例15と同条件でアンモニアを送りつつアンモニ
ア吸着簀o、47重量%とじて加熱焙炒して焙炒部分脱
脂混合カカオマスを得た。これを粉砕して田7.1のコ
コアパウダーを、得た。調製したココア飲料の香味評価
は香味平均評点0.5で′従来法(比較例2)により得
たココアパウダーより調製したココア飲料の香味評点−
1,8に対し〜良好・なココア香味を有するものであっ
た0実施例17 州5.8のガーナ産カカオ豆を原料として実施例16と
同様にして油脂含有量22重量%の部分脱脂混合カカオ
マスを調製し、該部分脱脂混合カカオマス1.5神を実
施例14と同様に内容積31の内部壁面掻取装置付熱交
換機内に投入して、酸素ガスと空気の混合気体及び酸素
ガスとアンモニアガスと空気の混合気体を送入しつつア
ンモニア吸着量を0.15重量%とじ焙炒した。この焙
炒部分脱脂混合カカオマスな粉砕機で粉砕して州7.0
のココアパウダーを得た。調製したココア飲料の香味評
価は香味平均評点1.8で豊潤なココア香味の強い良質
のココqで色調もココアらしいも・のであった。
有量22重毒%に調製後粉砕して部分脱脂カカオマスを
得た。該部分脱脂カカオマスl、 51(9を内容M3
1の内部壁面掻取装置付熱交換機内に収容し、ジャケッ
ト部にゲージ圧3. Okg/1m2の加熱水蒸気を通
して掻取装置を20 Orpmで回転させて焙炒を開始
した。この時、該熱交換機底部より80体積%のアンモ
ニアガスを含有する空気を吹込んだ。吹込みは部分脱脂
カカオマス品温か90℃となった時点で開始し、品温1
20℃になるまで実施してアンモニアの吸着量を0.2
5重量%とじ最後に品温125℃で5分間加熱焙炒後冷
却、粉砕して…70のココアパウダーを得た。調製した
ココア飲料の香味評価は香味平均評点1.1で良好なコ
コア風味と色調を有するものであった0実施例16 通常酸味が強く香味の発現が不充分で使用し難い田4,
8のインドネシア産カカオ豆を剥皮してニブとした後、
ローラーミルにて磨砕してカカオマスとした。該カカオ
マスを圧搾機にて搾油して油脂含有量15重量%の部分
脱脂カカオマスとした後粉砕機で粉砕し、該部分脱脂カ
カオマス100重量部に対して市販のポルネオ脂9重量
部を添加混合して油脂含有量22重量%の部分脱脂混合
カカオマスとした。該部分脱脂混合カカオマス1,5に
9を内容量3eの内部壁面掻取装置付熱交換機内に収容
し実施例15と同条件でアンモニアを送りつつアンモニ
ア吸着簀o、47重量%とじて加熱焙炒して焙炒部分脱
脂混合カカオマスを得た。これを粉砕して田7.1のコ
コアパウダーを、得た。調製したココア飲料の香味評価
は香味平均評点0.5で′従来法(比較例2)により得
たココアパウダーより調製したココア飲料の香味評点−
1,8に対し〜良好・なココア香味を有するものであっ
た0実施例17 州5.8のガーナ産カカオ豆を原料として実施例16と
同様にして油脂含有量22重量%の部分脱脂混合カカオ
マスを調製し、該部分脱脂混合カカオマス1.5神を実
施例14と同様に内容積31の内部壁面掻取装置付熱交
換機内に投入して、酸素ガスと空気の混合気体及び酸素
ガスとアンモニアガスと空気の混合気体を送入しつつア
ンモニア吸着量を0.15重量%とじ焙炒した。この焙
炒部分脱脂混合カカオマスな粉砕機で粉砕して州7.0
のココアパウダーを得た。調製したココア飲料の香味評
価は香味平均評点1.8で豊潤なココア香味の強い良質
のココqで色調もココアらしいも・のであった。
実施例18
pH4,8のインドネシア産カカオ豆を剥皮してニブと
した後ローラーミルにて磨砕してカカオマスとした。該
カカオマスを圧搾機にて搾油して油脂含有量15重量%
の部分脱脂カカオマスとした後、粉砕機で粉砕し該部分
脱脂カカオマス100重量部に対し市販の分別したヤシ
硬化脂9重量部を添加混合して油脂含有量約22重量%
の部分脱脂混合カカオマスとした。該部分脱脂混合カカ
オマスを実施例1と同条件でデシケータ−中に10時間
、放置しアンモニア吸着量0.78重量%にした。該ア
ンモニア吸着部分脱脂混合カカオマス1.5に9ヲ内容
1131の内部壁面掻取装置付熱交換機に投入し1掻取
装置を20 Orpmで作動させっつ該熱交換機ジャケ
ット部にゲージ圧3.0 謄偏2の加熱水蒸気を通して
加熱焙炒した。部分脱脂混合カカオマス品温が125℃
で8分加熱焙炒して焙炒を終了し、これを粉砕してpl
(7,OA:Iコアパウダーを得た。
した後ローラーミルにて磨砕してカカオマスとした。該
カカオマスを圧搾機にて搾油して油脂含有量15重量%
の部分脱脂カカオマスとした後、粉砕機で粉砕し該部分
脱脂カカオマス100重量部に対し市販の分別したヤシ
硬化脂9重量部を添加混合して油脂含有量約22重量%
の部分脱脂混合カカオマスとした。該部分脱脂混合カカ
オマスを実施例1と同条件でデシケータ−中に10時間
、放置しアンモニア吸着量0.78重量%にした。該ア
ンモニア吸着部分脱脂混合カカオマス1.5に9ヲ内容
1131の内部壁面掻取装置付熱交換機に投入し1掻取
装置を20 Orpmで作動させっつ該熱交換機ジャケ
ット部にゲージ圧3.0 謄偏2の加熱水蒸気を通して
加熱焙炒した。部分脱脂混合カカオマス品温が125℃
で8分加熱焙炒して焙炒を終了し、これを粉砕してpl
(7,OA:Iコアパウダーを得た。
調製したココア飲料の香味評価は香味平均評点04でコ
コア香味が良好であり従来法(比較例2)による香味評
点−1,8と比較して優っていた。
コア香味が良好であり従来法(比較例2)による香味評
点−1,8と比較して優っていた。
実施例19
F4−15.8のガーナ産カカオ豆を原料として実施例
16と同様に油脂含有量22重量%の部分脱脂混合カカ
オマスを調製し、これを粉砕してパウダー状とした後実
施例1と同条件でデシケータ−内に8時間収納しアンモ
ニア吸着量0.5重量%としアンモニア吸着部分脱脂混
合カカオマスを得た。
16と同様に油脂含有量22重量%の部分脱脂混合カカ
オマスを調製し、これを粉砕してパウダー状とした後実
施例1と同条件でデシケータ−内に8時間収納しアンモ
ニア吸着量0.5重量%としアンモニア吸着部分脱脂混
合カカオマスを得た。
1、5 kpの該アンモニア吸着部分脱脂混合カカオマ
スを内容量31の内部壁面掻取装置付熱交換機内に投入
し実施例4と同条件で酸素ガスを送りつつ加熱焙炒後、
冷却して粉砕機で粉砕し田7.0のココアパウダーを得
た。調製したココア飲料の香味評価は香味平均評点1.
5で、色調もココアらしく風味も豊潤なココア香味であ
った。
スを内容量31の内部壁面掻取装置付熱交換機内に投入
し実施例4と同条件で酸素ガスを送りつつ加熱焙炒後、
冷却して粉砕機で粉砕し田7.0のココアパウダーを得
た。調製したココア飲料の香味評価は香味平均評点1.
5で、色調もココアらしく風味も豊潤なココア香味であ
った。
出願人 明治製菓株式会社
代理人 豊 1) 善 雄
渡 辺 徳 廣
手 続 補 正 書
昭和58年11月15 日
特許庁長官 若 杉 和 夫 殿
1、事件の表示
特願昭58−10’0311号
2、発明の名称
ココアの製造方法
3、補正をする者
事件との関係・特許出願人
東京都中央区京橋二丁目4番16号
(80111)明治製菓株式会社
5、補正の対象
明細書の「発明の詳細な説明Jの欄
6、補正の内容
1)明細書第44頁13行目
「ココア香味であった。」の次に下記の事項を加入する
。
。
「実施例20
pi(5,9のベネズエラ産カカオ豆を原料として実施
例7と同様にして、油脂含有@55重都型O混合カカオ
マスを得た。該混合カカオマス1.8kgを内容#11
3文の内部壁面掻取装置付熱交換機内に収容し、ジャケ
ット部にゲージ圧3.0kg/Cm’の過熱水蒸気を通
して掻取装置を200rp■で回転させて焙炒を開始す
る。この際、該熱交換機底部より酸素ガス92体積%、
アンモニアガス8体積%から成る混合気体を送入する。
例7と同様にして、油脂含有@55重都型O混合カカオ
マスを得た。該混合カカオマス1.8kgを内容#11
3文の内部壁面掻取装置付熱交換機内に収容し、ジャケ
ット部にゲージ圧3.0kg/Cm’の過熱水蒸気を通
して掻取装置を200rp■で回転させて焙炒を開始す
る。この際、該熱交換機底部より酸素ガス92体積%、
アンモニアガス8体積%から成る混合気体を送入する。
品温が125℃に4−貸した時点で酸素ガスのみを送入
し、アンモニアの吸Rblは0、!2重Jト%であり、
品温125°Cで7分間保持して焙炒を終了し、焙炒混
合カカオマスを得る。該焙炒混合カカオマスを実施例1
と同様に調製して、pH7,0のココアパウダーを得た
。調製したココア飲料の香味評価は香味平均評点1.5
で色調もココアらしく風味も豊潤なココア香味であった
。」F 続 ?lIf IF+り 昭和58年11月1611 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 1、事件の表示 特願昭58−100311号 2、発明の名称 ココアの製造方法 3、補正をする者 41件との関係・特許出願人 東京都中央区京橋二丁目4番16号 (f109)明治製菓株式会社 代表者′ 中 川 赳 4、代 理 人 5、補正の対象 明細書の「特許請求の範囲」及び 「発明の詳細な説明」の欄 6、補正の内容 6−14¥訂請求の範囲を別紙の通り訂正する。
し、アンモニアの吸Rblは0、!2重Jト%であり、
品温125°Cで7分間保持して焙炒を終了し、焙炒混
合カカオマスを得る。該焙炒混合カカオマスを実施例1
と同様に調製して、pH7,0のココアパウダーを得た
。調製したココア飲料の香味評価は香味平均評点1.5
で色調もココアらしく風味も豊潤なココア香味であった
。」F 続 ?lIf IF+り 昭和58年11月1611 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 1、事件の表示 特願昭58−100311号 2、発明の名称 ココアの製造方法 3、補正をする者 41件との関係・特許出願人 東京都中央区京橋二丁目4番16号 (f109)明治製菓株式会社 代表者′ 中 川 赳 4、代 理 人 5、補正の対象 明細書の「特許請求の範囲」及び 「発明の詳細な説明」の欄 6、補正の内容 6−14¥訂請求の範囲を別紙の通り訂正する。
6−2 発明の詳細な説明を下記の通り訂iEする。
l)明細書第7頁20行目
「施こす」を「施す」に訂正する。
2)!/ 第8頁15行目
[カカオマス、混合カカオマス、」を削除する。
3)ll 第2頁13行1
[焙炒カカオマス及び焙炒混合カカオマスは」を削除す
る。
る。
4)ll 第9頁11行目
「及び」を「又は」に訂正する。
5) ll 第10頁1行目
「41機酸」を[本発明に於て有機酸」に訂正する。
6)// 第13頁5〜6行1」
[焙炒カカオマス及び焙炒混合カカオマスは」を削除す
る。
る。
7)// 第28頁13行1
[部分脱脂混合カカオマス」を[部分脱脂混合カカオマ
スとして」に訂iTEする。
スとして」に訂iTEする。
8) ll 第28頁1311行目
「酸素カス濃度は・・・・・・・・・気体の体積濃度(
711,4%) Jを下記の通り訂正する。
711,4%) Jを下記の通り訂正する。
「 酸素ガス濃度は、あらかじめ焙炒雰囲気中の酸素ガ
スを送風しない時の、つまり空気中あるいは空気とアン
モニアガスの混合気体中の酸素カス体積濃度を測定して
おく。次に焙炒中の酸素ガス送風条件と同様の条件で窒
素カスを焙炒機内に送風し、酸素ガス濃度を測定する。
スを送風しない時の、つまり空気中あるいは空気とアン
モニアガスの混合気体中の酸素カス体積濃度を測定して
おく。次に焙炒中の酸素ガス送風条件と同様の条件で窒
素カスを焙炒機内に送風し、酸素ガス濃度を測定する。
酸素ガス濃度のAl11定は焙炒機内の気体を1OI1
文注射器で採取し、東し株式会社製シルジニ7式酸素濃
度計モデルL[lニー700Fにて測定した。該酸素濃
度計は酸素ガス濃度22体積%以上は測定不可能なため
、に述の如く窒素カスを焙炒機内に送風し、酸素ガスの
残存、(lがら空気あるいは空気とアンモニアカスの混
合気体に対する窒素カスの置換率を算出し、次に送入し
た゛窒素カスを酸素ガスと仮定して、Jt体的には次式
により算出した。
文注射器で採取し、東し株式会社製シルジニ7式酸素濃
度計モデルL[lニー700Fにて測定した。該酸素濃
度計は酸素ガス濃度22体積%以上は測定不可能なため
、に述の如く窒素カスを焙炒機内に送風し、酸素ガスの
残存、(lがら空気あるいは空気とアンモニアカスの混
合気体に対する窒素カスの置換率を算出し、次に送入し
た゛窒素カスを酸素ガスと仮定して、Jt体的には次式
により算出した。
焙炒雰囲気中の酸素カス体積濃度(z)−焙炒雰囲気中
の全気体体積濃度の総和(100X)−[全気体体JA
e度(100%)−空気あるいは空気とアンモニアカ
ス混合気体の酸素カス体積濃度]× 」 9)ll 第26頁18行1]1 「加熱」を「過熱」に訂正する。
の全気体体積濃度の総和(100X)−[全気体体JA
e度(100%)−空気あるいは空気とアンモニアカ
ス混合気体の酸素カス体積濃度]× 」 9)ll 第26頁18行1]1 「加熱」を「過熱」に訂正する。
10) ll 第27頁16行1]1「加熱」を
「過熱」に訂正する。
「過熱」に訂正する。
1.1) tt 第28頁13行1」「加熱」を
[過熱」に訂正する。
[過熱」に訂正する。
12 ) tt 第28頁13行1」r KL/
m1nJを「文/分」に訂正する。
m1nJを「文/分」に訂正する。
+3) ll 第29頁7行目
「加熱」を「過熱」に訂;I−する。
14) // 第 30頁 71丁
1−1「の加」を「の過」に訂正する。
1−1「の加」を「の過」に訂正する。
15) // 第31頁7行1]
「加熱」を「過熱」に訂正する。
16) // 第31頁7行1]「加熱」を「過
熱」に訂正する。
熱」に訂正する。
17)ll 第28頁13行1」
「加熱」を[過熱Jに訂正する。
+8) tt 第38頁3行11「加熱Jを「過
熱」に訂正する。
熱」に訂正する。
19) tt 第38頁19行「1「加熱」を「
過熱Jに訂正する。
過熱Jに訂正する。
20 ) tt 第28頁13行1」「加熱」を
「過熱」に訂正する。
「過熱」に訂正する。
21)ll 第40頁15行1]
「加熱」を「過熱」に訂正する。
22)’// 第43頁13行目
「加熱」を「過熱」に訂正する。
2、特許請求の範囲
1)カカオ豆、カカオニブ、部分脱脂カカオマス又は部
分脱脂混合カカオマスにアンモニア吸着せしめた後に焙
炒し、次いで搾油し又は搾油せずに粉砕することを特徴
とするココアの製造方lノ、。
分脱脂混合カカオマスにアンモニア吸着せしめた後に焙
炒し、次いで搾油し又は搾油せずに粉砕することを特徴
とするココアの製造方lノ、。
2)カカオ豆及びカカオニブのアンモニア吸着ji1が
0.5東1ル%以上である特許請求の範囲第1項記載の
製造方法。
0.5東1ル%以上である特許請求の範囲第1項記載の
製造方法。
3)部分脱脂カカオマス及び部分脱脂混合カカオマスの
アンモニア吸着量が脱脂前のカカオマスに換算して0.
5改jf1%以上である特許請求の範囲第1ダ1記載の
製造方法。
アンモニア吸着量が脱脂前のカカオマスに換算して0.
5改jf1%以上である特許請求の範囲第1ダ1記載の
製造方法。
4)カカオσ、カカオニブ、部分脱脂カカオマス又は部
分脱脂混合カカオマスにアンモニアを吸着せしめた後、
40体JA%以」二の酸素ガスを含有する雰囲気中で焙
炒し、次いで搾油し又は搾油せずに粉砕することを特徴
とするココアの製造方法。
分脱脂混合カカオマスにアンモニアを吸着せしめた後、
40体JA%以」二の酸素ガスを含有する雰囲気中で焙
炒し、次いで搾油し又は搾油せずに粉砕することを特徴
とするココアの製造方法。
5)カカオgx淋カカオニブのアンモニア吸着litが
0.5重祉%以−ヒである特許請求の範囲第4項記載の
製造方法。
0.5重祉%以−ヒである特許請求の範囲第4項記載の
製造方法。
6)部分脱脂カカオマスX且部分脱脂混合カカオマスの
アンモニア吸着量が脱脂前のカカオマスに換算して0.
5重駿%以にである特許請求の範囲第4項記載の製造方
法。
アンモニア吸着量が脱脂前のカカオマスに換算して0.
5重駿%以にである特許請求の範囲第4項記載の製造方
法。
7)カカオマス、混合カカオマス、部分脱脂カカオマス
又は部分脱脂混合カカオマスにアンモニア又はアンモニ
アを含有する気体を接触させてアンモニアを吸着せしめ
つつ焙炒し、次いで搾油しメは搾油せずに粉砕すること
を特徴とするココアの製造方法。
又は部分脱脂混合カカオマスにアンモニア又はアンモニ
アを含有する気体を接触させてアンモニアを吸着せしめ
つつ焙炒し、次いで搾油しメは搾油せずに粉砕すること
を特徴とするココアの製造方法。
8)カカオマス及び混合カカオマスのアンモニア吸RI
Aが0.12〜0.47重に%である#+F詐請求の範
囲第7項記載の製造方法。
Aが0.12〜0.47重に%である#+F詐請求の範
囲第7項記載の製造方法。
9)部分脱脂カカオマス及び部分脱脂混合カカオマスの
アンモニア吸着量が脱脂前のカカオマスに4!l!!算
して0.12〜0.47重惜%である特許請求の範囲第
7項記載の製造方法。
アンモニア吸着量が脱脂前のカカオマスに4!l!!算
して0.12〜0.47重惜%である特許請求の範囲第
7項記載の製造方法。
10)内部壁面掻取装置付熱交換機を用いて焙炒する特
許請求の範囲第7項記載の製造方法。
許請求の範囲第7項記載の製造方法。
11)カカオマス、混合カカオマス、部分脱脂カカオマ
ス又は部分脱脂混合カカオマスにアンモニア又はアンモ
ニアを含有する気体を接触させてアンモニアを吸着せし
めつつ、40体積%以上の酸素ガスを含有する雰囲気中
で焙炒し、次いで搾油し又は搾油せずに粉砕することを
特徴とするココアの製造方法。
ス又は部分脱脂混合カカオマスにアンモニア又はアンモ
ニアを含有する気体を接触させてアンモニアを吸着せし
めつつ、40体積%以上の酸素ガスを含有する雰囲気中
で焙炒し、次いで搾油し又は搾油せずに粉砕することを
特徴とするココアの製造方法。
12)カカオマス及び1g合カカオマスのアンモニア吸
着量が0.12〜0.47重+j1%である特許請求の
範囲第11項記載の製造方法。
着量が0.12〜0.47重+j1%である特許請求の
範囲第11項記載の製造方法。
13)部分脱脂カカオマス及び部分脱脂混合カカオマス
のアンモニア吸R酸が脱脂前のカカオマスに換算して0
,12〜0.47重型部である特許請求の範囲第11ゲ
1記載の製造方法。
のアンモニア吸R酸が脱脂前のカカオマスに換算して0
,12〜0.47重型部である特許請求の範囲第11ゲ
1記載の製造方法。
14)内部壁面掻取装置付熱交換機を用いて焙炒する特
許請求の範囲第11q4記載の製造方法。
許請求の範囲第11q4記載の製造方法。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ])カカオ豆、カカオニブ、部分脱脂カカオマス又は部
分脱脂混合カカオマス(Cアンモニアを吸着せしめた後
に焙炒し、次いで搾油し又は搾油せずに粉砕することを
特徴とするココアの製造方法。 2)カカオ豆及びカカオニブのアンモニア吸着量が05
重量%以−にである特許請求の範囲第1項記載の製造方
法。 3)部分脱脂カカオマス及び部分脱脂混合カカオマスの
アンモニア1汲精量が脱脂前のカカオマスに換算して0
5重量%以上である特許請求の範囲第1項記載の製造方
法。 4)カカオ豆、カカオニブ、部分脱脂カカオマス又は部
分脱脂混合カカオマスにアンモニアを吸着せしめた後、
40体積%以上の酸素ガスを含有する雰囲気中で焙炒し
、次いで搾油し又は搾油せずに粉砕することを特徴とす
るココアの製造方法。 5)カカオ豆及びカカオニブのアンモニア吸着量が05
重量%以上である特許請求の範囲第4項記載の製造方法
。 6)部分脱脂カカオマス及び部分脱脂混合カカオマスの
アンモニア吸着量が脱脂前のカカオマス((換算して0
5重量%す、上である特許請求の範囲第4項記載の製造
方法。 7)カカオマス、混合カカオマス、部分脱脂カカオマス
又は部分脱脂混合カカオマスにアンモニア又はアンモニ
アを含有する気体を接触させてアンモニアを吸着せしめ
つつ焙炒し、次いで搾油し又は搾油せずに粉砕すること
を特徴とするココアの製造方法。 8)カカオマス及び混合カカオマスのアンモニア吸着量
が012〜,047重量%である特許請求の範囲第7項
記載の製造方法。 9)部分脱脂カカオマス及び部分脱脂混合カカオマスの
アンモニア吸着量が脱脂前のカカオマスに換算して0.
12〜0.47重量%である特許請求の範囲第7項記載
の製造方法。 10)内部壁面掻取装置付熱交換機を用いて焙炒する特
許請求の範囲第7項記載の製造方法。 11)カカオマス、混合カカオマス、部分脱脂カカオマ
ス又は部分脱脂混合カカオマスにアンモニア又はアンモ
ニアを含有する気体を接触させてアンモニアを吸着せし
めつつ、40体積%以上の酸素ガスを含有する雰囲気中
で焙炒し、次いで搾油し又は搾油せずに粉砕することを
特徴とするココアの製造方法。 12)カカオマス及び混合カカオマスのアンモニア吸着
量が0.12〜047重量%である特許請求の範囲第1
1項記載の製造方法。 ]3)部分脱脂カカオマス及び部分脱脂混合カカオマス
のアンモニア吸着量が脱脂前のカカオマスに換算して0
.12〜0.47重量%である特許請求の範囲第11項
記載の製造方法。 14)内部壁面掻取装置付熱交換機を用いて焙炒する特
許請求の範囲第1y項記載の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58100311A JPS59227245A (ja) | 1983-06-07 | 1983-06-07 | ココアの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58100311A JPS59227245A (ja) | 1983-06-07 | 1983-06-07 | ココアの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59227245A true JPS59227245A (ja) | 1984-12-20 |
Family
ID=14270623
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58100311A Pending JPS59227245A (ja) | 1983-06-07 | 1983-06-07 | ココアの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59227245A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1995010946A1 (en) * | 1993-10-20 | 1995-04-27 | Cadbury Schweppes Plc | Process for manufacture of reduced fat and reduced calorie chocolate |
WO1999065322A1 (fr) * | 1998-06-18 | 1999-12-23 | Meiji Seika Kaisha, Ltd. | Cacao en poudre riche en polyphenols, son procede de fabrication, et cacao modifie le contenant |
-
1983
- 1983-06-07 JP JP58100311A patent/JPS59227245A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1995010946A1 (en) * | 1993-10-20 | 1995-04-27 | Cadbury Schweppes Plc | Process for manufacture of reduced fat and reduced calorie chocolate |
WO1999065322A1 (fr) * | 1998-06-18 | 1999-12-23 | Meiji Seika Kaisha, Ltd. | Cacao en poudre riche en polyphenols, son procede de fabrication, et cacao modifie le contenant |
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