JPS59220663A - ガス絶縁断路器の再点弧サ−ジ試験方法 - Google Patents
ガス絶縁断路器の再点弧サ−ジ試験方法Info
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- JPS59220663A JPS59220663A JP58094169A JP9416983A JPS59220663A JP S59220663 A JPS59220663 A JP S59220663A JP 58094169 A JP58094169 A JP 58094169A JP 9416983 A JP9416983 A JP 9416983A JP S59220663 A JPS59220663 A JP S59220663A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
不発明はガス絶縁断路器の充電電流しゃ断時の再点弧サ
ージによる地絡現象に対するガス絶縁断路器の再点弧サ
ージ試験方法に関する。
ージによる地絡現象に対するガス絶縁断路器の再点弧サ
ージ試験方法に関する。
変電所において、断路器は変電所内機器をその電力系統
から切り離し、あるいは回路の切り換えのために開閉操
作される。断路器の開閉は隣接したしゃ断器が開路して
いる状態のとき行われ、また断路器はそのしゃ断器に至
る変電所内の短い線路の微少な充電電流を開閉する。
から切り離し、あるいは回路の切り換えのために開閉操
作される。断路器の開閉は隣接したしゃ断器が開路して
いる状態のとき行われ、また断路器はそのしゃ断器に至
る変電所内の短い線路の微少な充電電流を開閉する。
第1図は変電所の構成の一例を示すが、例えば断路器り
、は遮断器CB 1までの短い線路区間mを開閉し、断
路器D4は断路器D5およびしゃ断器CB 2が開路の
ときに線路区間nを開閉する。
、は遮断器CB 1までの短い線路区間mを開閉し、断
路器D4は断路器D5およびしゃ断器CB 2が開路の
ときに線路区間nを開閉する。
また断路器D3 、Ds 、Do 、Dプ4.遮断器C
B6が開路の状態で、断路器D9は母線B]を開閉する
。ここにTl l T2は変圧器、LユないしL8は送
電線である。
B6が開路の状態で、断路器D9は母線B]を開閉する
。ここにTl l T2は変圧器、LユないしL8は送
電線である。
例えばSF6ガスのような絶縁ガスを封入したガス絶縁
断路器が用いられる変電所は、第1図に示す断路器、し
ゃ断器、母線などを全てS F 6ガスを封入した金属
容器に収納した全ガス絶縁変電所と、母線だけを架空線
とした複合形ガス絶縁変電所とに大別される。
断路器が用いられる変電所は、第1図に示す断路器、し
ゃ断器、母線などを全てS F 6ガスを封入した金属
容器に収納した全ガス絶縁変電所と、母線だけを架空線
とした複合形ガス絶縁変電所とに大別される。
断路器による充電電流遮断の際に、多数回の再点弧が発
生し、第2図に示すような負荷側線路対地電圧波形が得
られることが知られている。すなわち、開極とほぼ同時
に微小な充電電流はしゃ断され、そのとき負荷側の線路
にはしゃ断瞬時の電源電圧Vlが残留している。電源電
圧は交流であって変化するから、断路器の極間にはこの
線路の残留電圧と電源電圧と差が印加される。このとき
断路器はまだ開極途中であって、極間絶縁回復が十分で
なく、極間電圧e1で再点弧する。このように再点弧す
ると、線路の静電容量は数百ないし数千ピコファラッド
程度であるから、流九る過渡電流が減衰するとすぐしゃ
断が成立し、負荷側線路の電圧はそのときの電源電圧v
2と一致した大きさで残留する。電源電圧はさらに変化
するから、極間電圧e2で再び再点弧を発生する。以下
同様にして極間電圧e3 、e4.e5 +e6 +e
7 +eB r・・・・・・で再点弧を繰返す。断路器
の極間距離は次第に大きくなるので、多くの場合es>
e7>・・・> 82 > 81である断路器の極間絶
縁が回復して電源電圧波高値の2倍以上になれば、再点
弧せずしゃ断は完了する。
生し、第2図に示すような負荷側線路対地電圧波形が得
られることが知られている。すなわち、開極とほぼ同時
に微小な充電電流はしゃ断され、そのとき負荷側の線路
にはしゃ断瞬時の電源電圧Vlが残留している。電源電
圧は交流であって変化するから、断路器の極間にはこの
線路の残留電圧と電源電圧と差が印加される。このとき
断路器はまだ開極途中であって、極間絶縁回復が十分で
なく、極間電圧e1で再点弧する。このように再点弧す
ると、線路の静電容量は数百ないし数千ピコファラッド
程度であるから、流九る過渡電流が減衰するとすぐしゃ
断が成立し、負荷側線路の電圧はそのときの電源電圧v
2と一致した大きさで残留する。電源電圧はさらに変化
するから、極間電圧e2で再び再点弧を発生する。以下
同様にして極間電圧e3 、e4.e5 +e6 +e
7 +eB r・・・・・・で再点弧を繰返す。断路器
の極間距離は次第に大きくなるので、多くの場合es>
e7>・・・> 82 > 81である断路器の極間絶
縁が回復して電源電圧波高値の2倍以上になれば、再点
弧せずしゃ断は完了する。
そして、これら再点弧のときにサージ電圧が発生する。
例えば第2図に示したa点における再点弧サージは直線
で図示されているが、この再点弧の現象を時間的に拡大
し、概念的に示すと第3図のようになる。このときサー
ジ電圧は開閉する負。
で図示されているが、この再点弧の現象を時間的に拡大
し、概念的に示すと第3図のようになる。このときサー
ジ電圧は開閉する負。
荷側の線路が短いため周波数が高く、多くの場合その基
本振動は数百kHzに達する。
本振動は数百kHzに達する。
再点弧時に断路器の極間には高周波電流が流れる。もし
断路器がこの高周波電流を第3図(b)のX点に示すよ
うに最初の電流零点でしゃ断すると、負荷側線路の電圧
は第3図(a)のy点の電圧で残留することになる。し
かし、実系統ではこのようなことは発生しない。再点弧
時の過渡電流が十分減衰した時点でしゃ断が成立し、負
荷側線路の電圧が電源電圧と一致した後でしゃ断される
。断路器によって充電電流をしゃ断する際に多数回の再
点弧が発生するが、線路側の残留電圧は最大であって電
源側電圧波高値である。最大の再点弧サージを考える場
合、電源側線路が電源電圧の波高値(以後1puと表わ
す)、負荷側線路が逆極性の電源電圧波高値(以下−1
puと表わす)で再点弧したときを検削すれば十分であ
る。
断路器がこの高周波電流を第3図(b)のX点に示すよ
うに最初の電流零点でしゃ断すると、負荷側線路の電圧
は第3図(a)のy点の電圧で残留することになる。し
かし、実系統ではこのようなことは発生しない。再点弧
時の過渡電流が十分減衰した時点でしゃ断が成立し、負
荷側線路の電圧が電源電圧と一致した後でしゃ断される
。断路器によって充電電流をしゃ断する際に多数回の再
点弧が発生するが、線路側の残留電圧は最大であって電
源側電圧波高値である。最大の再点弧サージを考える場
合、電源側線路が電源電圧の波高値(以後1puと表わ
す)、負荷側線路が逆極性の電源電圧波高値(以下−1
puと表わす)で再点弧したときを検削すれば十分であ
る。
実系統において、上記のような現象を示す断路器の充電
電流をしゃ断する従来の試験回路の一例を第4図に示す
。供試断路器(1)は接地された金属容器(1a)の内
部にしゃ断部(1b)を収納して、絶縁ガスを封入し、
このしゃ断部(1b)は端子(2L(3)によって外部
に湛出される。端子(2)は負荷側コンデンサ(5)を
介して接地に接続する。端子(3)はりアクドル(6)
を介して変圧器(7)の高圧側巻線(7b)に接続し、
この高圧側巻線(7b)の両端に電源側コンデンサ(8
)を並列に接続し、変圧器(7)の低圧側巻線(7a)
は短絡発電機(9)に接続される。負荷側コンデンサ(
5)は供試断路器(1)の負荷側線路の静電容量を模擬
したものである。試験は供試断路器(1)の開閉操作し
て行なう。
電流をしゃ断する従来の試験回路の一例を第4図に示す
。供試断路器(1)は接地された金属容器(1a)の内
部にしゃ断部(1b)を収納して、絶縁ガスを封入し、
このしゃ断部(1b)は端子(2L(3)によって外部
に湛出される。端子(2)は負荷側コンデンサ(5)を
介して接地に接続する。端子(3)はりアクドル(6)
を介して変圧器(7)の高圧側巻線(7b)に接続し、
この高圧側巻線(7b)の両端に電源側コンデンサ(8
)を並列に接続し、変圧器(7)の低圧側巻線(7a)
は短絡発電機(9)に接続される。負荷側コンデンサ(
5)は供試断路器(1)の負荷側線路の静電容量を模擬
したものである。試験は供試断路器(1)の開閉操作し
て行なう。
ガス絶縁断路器は再点弧時に、その際発生するサージ電
圧によって極間と接地電位の金属容器との間で地絡する
場合があることが知られてきた。
圧によって極間と接地電位の金属容器との間で地絡する
場合があることが知られてきた。
地#r電圧は断路器が開または閉の状態、さらに極間に
再点弧アークを模擬した針金を設置した状態における静
電容量よりもかなり低い。地g現象には断路器間のアー
ク放電が大きく影響している。
再点弧アークを模擬した針金を設置した状態における静
電容量よりもかなり低い。地g現象には断路器間のアー
ク放電が大きく影響している。
ガス絶縁断路器の充電電流の再点弧サージによる地絡現
象に着目して、実系統と等価な試験を行なうためには、
再点弧の際に発生するサージ電圧を実系統と等価にしな
ければならない。再点弧時のサージ電圧は主として電源
側コンデンサ(8)、リアクトル(6)、供試断路器(
2)、負荷側コンデンサ(5)の回路によって決定する
。これらの回路常数を調整してサージ電圧を実系統と等
価にする。
象に着目して、実系統と等価な試験を行なうためには、
再点弧の際に発生するサージ電圧を実系統と等価にしな
ければならない。再点弧時のサージ電圧は主として電源
側コンデンサ(8)、リアクトル(6)、供試断路器(
2)、負荷側コンデンサ(5)の回路によって決定する
。これらの回路常数を調整してサージ電圧を実系統と等
価にする。
一般に、電源側コンデンサ(8)の静電容量は負荷側コ
ンデンサ(5)の静電容量に比べて大きくする。
ンデンサ(5)の静電容量に比べて大きくする。
第4図の従来の試験回路において、供試ガス絶縁断路器
(1)を開閉して試験を行なう場合、多数回開閉しても
第2図におけるa点に示すような最大の再点弧サージが
発生する条件、すなわち、電源側がlpu、負荷側が−
1−puで再点弧する場合はきわめて少ない。第2図に
おけるb点に示すように、電源側および負荷側のどちら
かが、または両方とも、電源電圧の波高値よりも低い電
圧で再点弧してそのまましゃ断完了してしまう場合がほ
とんどである。試験実施に当っては、上記の最大のサー
ジを発生する条件における試験を要望されるが、このた
めには多数回にわたって供試ガス絶縁断路器を開閉しな
けれなならず、従って試験の能率が低下するという改良
すべき問題点があった。
(1)を開閉して試験を行なう場合、多数回開閉しても
第2図におけるa点に示すような最大の再点弧サージが
発生する条件、すなわち、電源側がlpu、負荷側が−
1−puで再点弧する場合はきわめて少ない。第2図に
おけるb点に示すように、電源側および負荷側のどちら
かが、または両方とも、電源電圧の波高値よりも低い電
圧で再点弧してそのまましゃ断完了してしまう場合がほ
とんどである。試験実施に当っては、上記の最大のサー
ジを発生する条件における試験を要望されるが、このた
めには多数回にわたって供試ガス絶縁断路器を開閉しな
けれなならず、従って試験の能率が低下するという改良
すべき問題点があった。
本発明は上記の点を考慮してなされたもので、その目的
とするところは、最大のサージ電圧が発生する条件にお
いて効率的に試験を行うことのできるガス絶縁断路器の
再点弧サージ試験方法を提供することにある。
とするところは、最大のサージ電圧が発生する条件にお
いて効率的に試験を行うことのできるガス絶縁断路器の
再点弧サージ試験方法を提供することにある。
かかる目的を達成するために本発明は、供試ガス絶縁断
路器の一方の第1の端子と接地との間に第1のコンデン
サを接続し、第1の端子に抵抗を介して直流電圧発生装
置を接続し、供試ガス絶縁断路器の他方の第2の端子に
リアクトルを介して電源変圧器の2次側巻線を接続し、
この2次側巻線と接地間に並列に第2のコンデンサを接
続し、電源変圧器の1次側巻線の一方側と接地間にしゃ
断器及び投入器を介して短絡発電機を直列に接続し、供
試ガス絶縁断路器の可動電極を途中まで開極して固定し
、直流電圧発生装置によって第1のコンデンサを充電し
、しゃ断器を投入した状態において投入器を投入して、
電源変圧器の2次側巻に電圧を発生させ、しかる後にし
ゃ断器を開極さぜることにより、最大のサージ電圧が発
生する条件において効率的に再点弧サージ電圧による試
験を行うことをその特徴゛とする。また、直流電圧発生
装置を複数個のギャップの放電によって充電された複数
個のコンデンサを直列接続して構成するのが好適である
。
路器の一方の第1の端子と接地との間に第1のコンデン
サを接続し、第1の端子に抵抗を介して直流電圧発生装
置を接続し、供試ガス絶縁断路器の他方の第2の端子に
リアクトルを介して電源変圧器の2次側巻線を接続し、
この2次側巻線と接地間に並列に第2のコンデンサを接
続し、電源変圧器の1次側巻線の一方側と接地間にしゃ
断器及び投入器を介して短絡発電機を直列に接続し、供
試ガス絶縁断路器の可動電極を途中まで開極して固定し
、直流電圧発生装置によって第1のコンデンサを充電し
、しゃ断器を投入した状態において投入器を投入して、
電源変圧器の2次側巻に電圧を発生させ、しかる後にし
ゃ断器を開極さぜることにより、最大のサージ電圧が発
生する条件において効率的に再点弧サージ電圧による試
験を行うことをその特徴゛とする。また、直流電圧発生
装置を複数個のギャップの放電によって充電された複数
個のコンデンサを直列接続して構成するのが好適である
。
以下本発明の一実施例のガス絶縁断路器の再点弧サージ
試験方法を図面を参照して説明する。第5図において、
供試ガス絶縁断路器(11)は大地電位の金属容器(]
2)内部に可動電極部(13)とこれと対向する固定電
極部(15)とを収納するとともにSF6ガスのような
絶縁ガス(lla)を封入し、可動電極部(13)は支
持部(13a)と可動電極(]、3b)とからなり、こ
の可動電極部(13)は例えば一方の第1の端子となる
ブッシング(16a)を介して外部に導出され、また固
定電極部(15)は例えば他方の第2の端子となるブッ
シング(16b)を介して外部に導出されて構成される
。また、可動電極(13b)は図示しない操作装置によ
り開閉操作される。なお、第1の端子を固定電極部に接
続し、第2の端子を可動電極部に接続してもよい。
試験方法を図面を参照して説明する。第5図において、
供試ガス絶縁断路器(11)は大地電位の金属容器(]
2)内部に可動電極部(13)とこれと対向する固定電
極部(15)とを収納するとともにSF6ガスのような
絶縁ガス(lla)を封入し、可動電極部(13)は支
持部(13a)と可動電極(]、3b)とからなり、こ
の可動電極部(13)は例えば一方の第1の端子となる
ブッシング(16a)を介して外部に導出され、また固
定電極部(15)は例えば他方の第2の端子となるブッ
シング(16b)を介して外部に導出されて構成される
。また、可動電極(13b)は図示しない操作装置によ
り開閉操作される。なお、第1の端子を固定電極部に接
続し、第2の端子を可動電極部に接続してもよい。
供試ガス絶縁断路器(11)のブッシング(16a)と
接地(17)間に第1のコンデンサとなる負荷側コンデ
ンサ(18)を接続し、またブッシング(16a)には
高抵抗の抵抗(19)と図示では略記しているが例えば
コツククロフト装置のような直流電圧発生装置(20)
とを接続する。
接地(17)間に第1のコンデンサとなる負荷側コンデ
ンサ(18)を接続し、またブッシング(16a)には
高抵抗の抵抗(19)と図示では略記しているが例えば
コツククロフト装置のような直流電圧発生装置(20)
とを接続する。
ブッシング(16b)にはりアクドル(21)を介して
接地(17)間に第2のコンデンサとなる電源側コンデ
ンサ(22)を接続する。この負荷側コンデンサ(22
)の両端子には電源変圧器(23)の2次側巻線(23
a)を接続し、1次側巻線(23b)にはしゃ断器(2
5)及び投入器(26)を介して短絡発電機(27)を
接続する。
接地(17)間に第2のコンデンサとなる電源側コンデ
ンサ(22)を接続する。この負荷側コンデンサ(22
)の両端子には電源変圧器(23)の2次側巻線(23
a)を接続し、1次側巻線(23b)にはしゃ断器(2
5)及び投入器(26)を介して短絡発電機(27)を
接続する。
次に本発明の作用効果について説明する。第5図におい
て、供試ガス絶縁断路器(11)の可動電極(llb)
を駆動して、これを途中で固定し、極間における放電開
始電圧が2puになるように設定する。
て、供試ガス絶縁断路器(11)の可動電極(llb)
を駆動して、これを途中で固定し、極間における放電開
始電圧が2puになるように設定する。
ここに前述したように実系統の電源電圧の波高値を]、
puとし、また逆極性の電源電圧の波高値蕪−1puと
した。
puとし、また逆極性の電源電圧の波高値蕪−1puと
した。
しゃ断器(25)は投入しておき、投入器(26)は開
極しておく。また短絡発電機(27)の出力電圧は、投
入器(26)の投入状態における電源変圧器(23)の
2次側電圧、すなわち2次側巻線(23a)側の電圧の
波高値がlpuよりも若干高くなるように設定しておく
。(第6図の2点鎖線で示した電圧波形Aを参照) そして、まず負荷側コンデンサ(18)をlpuの電圧
で充電する。(第6図の1点鎖線で示した電圧■3を参
照)次に第6図のC点に示すように短#1発電@(27
)の出力電圧の電圧零点近傍において投入器(26)を
投入する。電源変圧器(23)の2次側巻線(23a)
側には商用周波電圧に近い電圧が立上がる。
極しておく。また短絡発電機(27)の出力電圧は、投
入器(26)の投入状態における電源変圧器(23)の
2次側電圧、すなわち2次側巻線(23a)側の電圧の
波高値がlpuよりも若干高くなるように設定しておく
。(第6図の2点鎖線で示した電圧波形Aを参照) そして、まず負荷側コンデンサ(18)をlpuの電圧
で充電する。(第6図の1点鎖線で示した電圧■3を参
照)次に第6図のC点に示すように短#1発電@(27
)の出力電圧の電圧零点近傍において投入器(26)を
投入する。電源変圧器(23)の2次側巻線(23a)
側には商用周波電圧に近い電圧が立上がる。
このとき電源変圧器(23)の2次側において立上がる
電圧の極性が負荷側コンデンサ(18)の充電電圧とは
極性が逆になるように投入器(26)を投入する。
電圧の極性が負荷側コンデンサ(18)の充電電圧とは
極性が逆になるように投入器(26)を投入する。
このようにすると供試ガス絶縁断路器(11)の極間に
は、負荷側コンデンサ(18)の充電電圧と、電源変圧
器(23)の2次側の電圧との差が印加される。
は、負荷側コンデンサ(18)の充電電圧と、電源変圧
器(23)の2次側の電圧との差が印加される。
第6図のd点に示すように供試ガス絶縁断路器(11)
の極間電圧が2puとなったとき極間が放電する。この
とき主として電源側コンデンサ(22)、リアクトル(
21)、供試ガス絶縁断路器(11)、負荷側コンデン
サ(18)からなる回路によって決定されるサージ電圧
が発生する。そして、抵抗(19)は高抵抗であって、
サージ電圧には殆んど影響を与えない。投入器(26)
の投入によってしゃ断器(25)に流れる電流は、主と
して電源側コンデンサ(22)のために、進み位相の電
流となる。この電流を第6図のe点に示すように電流零
点においてしゃ断器(25)によってしゃ断する。この
とき電源変圧器(23)の2次側の電圧はほぼ波高値で
ある。さらにしゃ断器(26)によってしゃ断された後
は、電源変圧器(23)の2次側の電圧は電源側コンデ
ンサ(22)と電源変圧器(23)の回路で振動しなが
ら減衰する。・なお、第6図において実線で示した電圧
波形Cは電源側コンデンサ(22)の電圧、また電流波
形りは電源変圧器(23)の1次電流である。
の極間電圧が2puとなったとき極間が放電する。この
とき主として電源側コンデンサ(22)、リアクトル(
21)、供試ガス絶縁断路器(11)、負荷側コンデン
サ(18)からなる回路によって決定されるサージ電圧
が発生する。そして、抵抗(19)は高抵抗であって、
サージ電圧には殆んど影響を与えない。投入器(26)
の投入によってしゃ断器(25)に流れる電流は、主と
して電源側コンデンサ(22)のために、進み位相の電
流となる。この電流を第6図のe点に示すように電流零
点においてしゃ断器(25)によってしゃ断する。この
とき電源変圧器(23)の2次側の電圧はほぼ波高値で
ある。さらにしゃ断器(26)によってしゃ断された後
は、電源変圧器(23)の2次側の電圧は電源側コンデ
ンサ(22)と電源変圧器(23)の回路で振動しなが
ら減衰する。・なお、第6図において実線で示した電圧
波形Cは電源側コンデンサ(22)の電圧、また電流波
形りは電源変圧器(23)の1次電流である。
上述したように第5図の本発明の実施例においては供試
ガス絶縁断路器(11)の両端子、すなわちブッシング
(16a) 、 (16b)がそれぞれlpu、−1p
uのときに確実に放電し、従って最も過酷な条件におい
て能率的に試験を行うことができる。
ガス絶縁断路器(11)の両端子、すなわちブッシング
(16a) 、 (16b)がそれぞれlpu、−1p
uのときに確実に放電し、従って最も過酷な条件におい
て能率的に試験を行うことができる。
次に本発明の他の実施例を図面を参照して説明する。第
5図と同一部分は同符号を付しである。
5図と同一部分は同符号を付しである。
第7図において、この試験方法は直流電圧発生装!(2
0) (第5図参照)の代りにコンデンサパンク(30
)を用いたものである。このコンデンサパンク(30月
ま充電された複数個のコンデンサ(30a)を、このコ
ンデンサ(30a)の両端にそれぞれ設けられた複数個
のギャップ(30b)によって放電することによって、
第8図のf点に示すように直列接続して直流高電圧を発
生させる。これによって負荷側コンデンサ(18)を抵
抗(19)を通じて一1puの電圧 5に充電する。
0) (第5図参照)の代りにコンデンサパンク(30
)を用いたものである。このコンデンサパンク(30月
ま充電された複数個のコンデンサ(30a)を、このコ
ンデンサ(30a)の両端にそれぞれ設けられた複数個
のギャップ(30b)によって放電することによって、
第8図のf点に示すように直列接続して直流高電圧を発
生させる。これによって負荷側コンデンサ(18)を抵
抗(19)を通じて一1puの電圧 5に充電する。
この充電と同期して第5図及び第6図に示した本発明の
実施例と同様に、投入器(26)を投入して、第8図の
C点に示すように電源変圧器(23)の2次側にlpu
の電圧を発生させる。供試ガス絶縁断路器(11)の極
間は2puの電圧で放電して第8図のd点に示すような
サージ電圧を発生する。また第8図のe点に示すように
しゃ断器(25)によって電源変圧器(23)の1次側
の電流をしゃ断する。なお、第8図の文字A、Bおよび
Cは第6図と同記号である。このように第7図及び第8
図に示した本発明の他の実施例においても第5図及び第
6図に示した本発明の実施例と同様な効果が得られる。
実施例と同様に、投入器(26)を投入して、第8図の
C点に示すように電源変圧器(23)の2次側にlpu
の電圧を発生させる。供試ガス絶縁断路器(11)の極
間は2puの電圧で放電して第8図のd点に示すような
サージ電圧を発生する。また第8図のe点に示すように
しゃ断器(25)によって電源変圧器(23)の1次側
の電流をしゃ断する。なお、第8図の文字A、Bおよび
Cは第6図と同記号である。このように第7図及び第8
図に示した本発明の他の実施例においても第5図及び第
6図に示した本発明の実施例と同様な効果が得られる。
以上説明したように本発明のガス絶縁断路器の再点弧サ
ージ試験方法によれば、ガス絶縁断路器の充電電流しゃ
断時の再点弧サージによる地絡現象に対し、最も過酷な
条件において効率よく再点弧サージ試験を行うことがで
きる。
ージ試験方法によれば、ガス絶縁断路器の充電電流しゃ
断時の再点弧サージによる地絡現象に対し、最も過酷な
条件において効率よく再点弧サージ試験を行うことがで
きる。
第1図は通常の変電所の構成を示す単線結線図、第2図
はガス絶縁断路器による充電電流しゃ断時における電圧
波形を示す線図、 第3図は第2図における再点弧サージの拡大線図、 第4図は従来のガス絶縁断路器の再点弧サージ試験方法
を示す回路図、 第5図は本発明のガス絶縁断路器の再点弧サージ試験方
法を示す回路図、 第6図は第5図の試験方法を示す線図、第7図は本発明
の他の実施例を示す回路図、第8図は第7図の試験方法
を示す線図である。 (11)・・・供試ガス絶縁断路器、(lla)・・・
絶縁ガス、(12)・・・金属容器、(13)−・・・
可動電極、(13a)・・ 支持部、(13b)−・可
動電極、(15)−・・固定電極部、(16a) 。 (16b)・・・ブッシング、(17)・・・接地、(
18)・・・負荷側コンデンサ、(19)・・・抵抗、
(20)・・・直流電圧発生装置、(21)・・リアク
トル、(22)・・・電源側コンデンサ、(23)・・
・電源変圧器、(23a)・・・2次側巻線、(23b
)・・・1次側巻線、(25)・・しゃ断器、(26)
・・・投入器、(27)・・・短絡発電機、(30)・
・・コンデンサバンク、(30a)・・・コンデンサ、
(30b)・・・ギャップ。 代理人 弁理士 井 上 −男 第1図 第3図 (b) 第6図 e 372−
はガス絶縁断路器による充電電流しゃ断時における電圧
波形を示す線図、 第3図は第2図における再点弧サージの拡大線図、 第4図は従来のガス絶縁断路器の再点弧サージ試験方法
を示す回路図、 第5図は本発明のガス絶縁断路器の再点弧サージ試験方
法を示す回路図、 第6図は第5図の試験方法を示す線図、第7図は本発明
の他の実施例を示す回路図、第8図は第7図の試験方法
を示す線図である。 (11)・・・供試ガス絶縁断路器、(lla)・・・
絶縁ガス、(12)・・・金属容器、(13)−・・・
可動電極、(13a)・・ 支持部、(13b)−・可
動電極、(15)−・・固定電極部、(16a) 。 (16b)・・・ブッシング、(17)・・・接地、(
18)・・・負荷側コンデンサ、(19)・・・抵抗、
(20)・・・直流電圧発生装置、(21)・・リアク
トル、(22)・・・電源側コンデンサ、(23)・・
・電源変圧器、(23a)・・・2次側巻線、(23b
)・・・1次側巻線、(25)・・しゃ断器、(26)
・・・投入器、(27)・・・短絡発電機、(30)・
・・コンデンサバンク、(30a)・・・コンデンサ、
(30b)・・・ギャップ。 代理人 弁理士 井 上 −男 第1図 第3図 (b) 第6図 e 372−
Claims (2)
- (1)供試ガス絶縁断路器の一方の第1の端子と接地と
の間に第1のコンデンサを接続し、前記第 3゜1の
端子に抵抗を介して直流電圧発生装置を接続し、前記供
試ガス絶縁断路器の他方の第2の端子にリアクトルを介
して電源変圧器の2次側巻線を接続し、この2次側巻線
と接地間に並列に第2のコンデンサを接続し、前記電源
変圧器の1次側巻線の一方側と接地間にしゃ断器及び投
入器を介して短絡発電機を直列にして接続して成り、前
記供試ガス絶縁断路器の可動電極を途中まで開極して固
定し、前記直流電圧発生装置によって前記第1のコンデ
ンサを充電し、前記しゃ断器を投入した状態において前
記投入器を投入して、前記電源変圧器の2次側巻線に電
圧を発明させ、しかる後に前記しゃ断器を開極させるこ
とを特徴としたガス絶縁断路器の再点弧サージ試験方法
。 - (2)直流電圧発生装置を複数個のギャップの放電によ
って、充電されている複数個のコンデンサを直列接続す
るようにして構成した特許請求の範囲第1項記載のガス
絶縁断路器の再点弧サージ試験方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58094169A JPS59220663A (ja) | 1983-05-30 | 1983-05-30 | ガス絶縁断路器の再点弧サ−ジ試験方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58094169A JPS59220663A (ja) | 1983-05-30 | 1983-05-30 | ガス絶縁断路器の再点弧サ−ジ試験方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59220663A true JPS59220663A (ja) | 1984-12-12 |
JPH0425505B2 JPH0425505B2 (ja) | 1992-05-01 |
Family
ID=14102845
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58094169A Granted JPS59220663A (ja) | 1983-05-30 | 1983-05-30 | ガス絶縁断路器の再点弧サ−ジ試験方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59220663A (ja) |
-
1983
- 1983-05-30 JP JP58094169A patent/JPS59220663A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0425505B2 (ja) | 1992-05-01 |
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