JPS59212670A - 貯蔵庫の雰囲気調整方法 - Google Patents
貯蔵庫の雰囲気調整方法Info
- Publication number
- JPS59212670A JPS59212670A JP8571983A JP8571983A JPS59212670A JP S59212670 A JPS59212670 A JP S59212670A JP 8571983 A JP8571983 A JP 8571983A JP 8571983 A JP8571983 A JP 8571983A JP S59212670 A JPS59212670 A JP S59212670A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nitrogen
- atmosphere
- oxygen concentration
- valve
- pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は穀物や果物の貯蔵に係り、特に自己呼吸f’+
川を抑制して長期間貯蔵するに好適な雰囲気調整力〆J
モに関する。
川を抑制して長期間貯蔵するに好適な雰囲気調整力〆J
モに関する。
・般に、穀物、果物などの鮮度低下や65敗劣化は収穫
後も引続き行なわれる呼吸作用、有害微生物の発生なと
によって生じ、鮮度を維持したままの長期保存を困り1
1Fにしている。対策の1つとして低/!11目l′j
′蔵があり、2〜5℃を下限として低温障害を防止して
いる。別な方法として酸素濃度を調節し、呼吸作用を抑
制して鮮度維持を図る方法がある。これは酸素濃度を呼
吸作用が停市されない程度、一般に2ないし10%の範
囲に調整して鮮度維持を図ることができる。
後も引続き行なわれる呼吸作用、有害微生物の発生なと
によって生じ、鮮度を維持したままの長期保存を困り1
1Fにしている。対策の1つとして低/!11目l′j
′蔵があり、2〜5℃を下限として低温障害を防止して
いる。別な方法として酸素濃度を調節し、呼吸作用を抑
制して鮮度維持を図る方法がある。これは酸素濃度を呼
吸作用が停市されない程度、一般に2ないし10%の範
囲に調整して鮮度維持を図ることができる。
低温貯蔵と酸素濃度調節とを併用すれば最も効果的であ
るが貯蔵コストが高くなり目的に応じて使いわけられて
いる。
るが貯蔵コストが高くなり目的に応じて使いわけられて
いる。
従来、酸素濃度を調整する方法としては窒素ガスの封入
が知られている。これは一般的には液体窒素を気化させ
て供給し酸素濃度を調整するものであり、大型倉庫等に
利用されている。この方法は、(1)沸点が一]97℃
と低い液体窒素を使用するため高価な容器及び気化器を
必要とする。(2)液体窒素の蒸気圧が高いために操作
EIE力が高くなる。(3)液体窒素を購入し搬入して
使用するため維持管理が面倒である等の問題点がある。
が知られている。これは一般的には液体窒素を気化させ
て供給し酸素濃度を調整するものであり、大型倉庫等に
利用されている。この方法は、(1)沸点が一]97℃
と低い液体窒素を使用するため高価な容器及び気化器を
必要とする。(2)液体窒素の蒸気圧が高いために操作
EIE力が高くなる。(3)液体窒素を購入し搬入して
使用するため維持管理が面倒である等の問題点がある。
本発明は液体窒素等を使用することなく、酸素濃度を調
整した効果的な雰囲気調整方法を提供することにある1
、特に簡易にしかも安価に長期貯蔵を達成できる方法を
提供する。
整した効果的な雰囲気調整方法を提供することにある1
、特に簡易にしかも安価に長期貯蔵を達成できる方法を
提供する。
本発明は大気中の酸素ガスを除去して窒素富化カスを発
生する機能、すなわち、圧力差吸着法(Pressur
e Swing Adsorption、略称PSA)
による窒素濃縮装置(略称N2PSA装置)を用いて、
気密貯蔵袋中に貯蔵した穀物、果物等を窒素富化ガス状
態に保持するものである。すなわち、貯蔵物を気密貯蔵
袋に入れ、袋内を減圧して袋内の空気容積を最小にし、
ここに窒素富化ガスを尋人し、酸素センサー等により所
定の酸素濃度に調整するものである。
生する機能、すなわち、圧力差吸着法(Pressur
e Swing Adsorption、略称PSA)
による窒素濃縮装置(略称N2PSA装置)を用いて、
気密貯蔵袋中に貯蔵した穀物、果物等を窒素富化ガス状
態に保持するものである。すなわち、貯蔵物を気密貯蔵
袋に入れ、袋内を減圧して袋内の空気容積を最小にし、
ここに窒素富化ガスを尋人し、酸素センサー等により所
定の酸素濃度に調整するものである。
N2PSA装置は酸素と窒素の吸着速度の異なる吸着剤
を使用し、加圧下で酸素を吸着除去し、窒素富化空気を
得るものである。酸素を吸着した吸着剤は減1(ミする
ことにより酸素を脱着し再生される。第1図に吸着剤と
して分子ふるい活性炭を使用した場合の吸着圧力と窒素
富化空気中の酸素濃度の関係を例示する。酸素濃度は吸
着圧力を増加または脱4q圧力を減少することによって
低下する。
を使用し、加圧下で酸素を吸着除去し、窒素富化空気を
得るものである。酸素を吸着した吸着剤は減1(ミする
ことにより酸素を脱着し再生される。第1図に吸着剤と
して分子ふるい活性炭を使用した場合の吸着圧力と窒素
富化空気中の酸素濃度の関係を例示する。酸素濃度は吸
着圧力を増加または脱4q圧力を減少することによって
低下する。
また、窒素富化空気中の酸素濃度は吸着剤に対する空気
の空間速度、吸着工程及び脱着工程の切替時間を変更す
ること(こよって変化さぜることかできる。
の空間速度、吸着工程及び脱着工程の切替時間を変更す
ること(こよって変化さぜることかできる。
長期貯蔵の場合には、穀物、果物等の自己呼吸にもとず
く酸素濃度の変化が問題になるが、貯蔵袋内の酸素濃度
を酸素センサーにより検出し、 N2PSA装置の運転
を制御し、所定の酸素濃度範囲に保持させることができ
る。
く酸素濃度の変化が問題になるが、貯蔵袋内の酸素濃度
を酸素センサーにより検出し、 N2PSA装置の運転
を制御し、所定の酸素濃度範囲に保持させることができ
る。
以下、本発明の一実施例を第 図により説明する。■ば
N2PSA装置であり、圧縮機2、吸着塔3.4弁5な
いし11、配管12ないし]5から構成されている。1
6は気密貯蔵袋であり、弁17.18.19と、開閉チ
ャック20、酸素センサー21、調節器22等を備えて
いる。23は貯蔵物である。
N2PSA装置であり、圧縮機2、吸着塔3.4弁5な
いし11、配管12ないし]5から構成されている。1
6は気密貯蔵袋であり、弁17.18.19と、開閉チ
ャック20、酸素センサー21、調節器22等を備えて
いる。23は貯蔵物である。
以上の構成において、作動例を説明する。弁17を開き
、18.19を閉じ、弁5を開けて、圧縮機2を運転す
ると、気密貯蔵袋I6内は減圧になり、貯蔵物22の形
状に沿った最小空気容積(こなる。次に弁]7.5を閉
じ、かつ、配管12を大気開放し、弁18を開放した状
態てN2PSA装置を運転する。配管J2からの空気は
圧縮機2で所定1[力にシ1−圧され、配管■3、弁6
(または9)を経111シて吸着塔3(または4)に
送られ、吸着塔に充拍されている吸着剤によって酸素の
一部を吸着除去されて窒素富化空気として弁8(または
Jl)、配管14、弁18を経由して気密貯蔵袋16に
供給される (以下吸着工程と称する。)。
、18.19を閉じ、弁5を開けて、圧縮機2を運転す
ると、気密貯蔵袋I6内は減圧になり、貯蔵物22の形
状に沿った最小空気容積(こなる。次に弁]7.5を閉
じ、かつ、配管12を大気開放し、弁18を開放した状
態てN2PSA装置を運転する。配管J2からの空気は
圧縮機2で所定1[力にシ1−圧され、配管■3、弁6
(または9)を経111シて吸着塔3(または4)に
送られ、吸着塔に充拍されている吸着剤によって酸素の
一部を吸着除去されて窒素富化空気として弁8(または
Jl)、配管14、弁18を経由して気密貯蔵袋16に
供給される (以下吸着工程と称する。)。
次に弁6(または9)及び弁8 (また(ま11)を閉
じ、弁7(または10)を開けて吸着塔3(または4)
内のガスを配管15を経由して大気に放出させて塔内の
圧力を脱着圧力まで減少させて吸着剤を+Ir生ずる。
じ、弁7(または10)を開けて吸着塔3(または4)
内のガスを配管15を経由して大気に放出させて塔内の
圧力を脱着圧力まで減少させて吸着剤を+Ir生ずる。
(以下脱着工程と称する)。次に、弁7 (または10
)を閉じ、弁6 (または9)を開けて配管J3からの
加圧空気を吸着塔3(または4)に送って塔内を昇圧す
る(以下加圧上程と称する)。上記3工程のうち1塔で
吸着工程を、他塔で残り2−1−程を実施させ5両塔を
交互に切替えることにより、連続的に窒素富化空気を発
生させる。気密貯蔵袋16への窒素富化空気の供給にと
もなって、気密貯蔵袋16内のガスの一部を弁19を開
けて大気に放出する。酸素センサー21で酸素濃度を検
出し、この信シ)を調節器22を経由して圧縮器2に伝
えて起−動、または停止1−を行なわせることにより酸
素濃度を所定の範囲に調節できる。
)を閉じ、弁6 (または9)を開けて配管J3からの
加圧空気を吸着塔3(または4)に送って塔内を昇圧す
る(以下加圧上程と称する)。上記3工程のうち1塔で
吸着工程を、他塔で残り2−1−程を実施させ5両塔を
交互に切替えることにより、連続的に窒素富化空気を発
生させる。気密貯蔵袋16への窒素富化空気の供給にと
もなって、気密貯蔵袋16内のガスの一部を弁19を開
けて大気に放出する。酸素センサー21で酸素濃度を検
出し、この信シ)を調節器22を経由して圧縮器2に伝
えて起−動、または停止1−を行なわせることにより酸
素濃度を所定の範囲に調節できる。
このように、従来の液体窒素を使用する設備に比べて、
きわめて簡単な装置で、しかも雰囲気量を最少にした状
態で窒素富化空気の酸素濃度を調節でき管理コストが安
くなる長所がある。また、N2PSA装置1基で数多く
の気密貯蔵袋内の雰囲気調節もできる。さらに、穀物、
果物等季節や地域を問わず汎用利用ができる利点がある
。
きわめて簡単な装置で、しかも雰囲気量を最少にした状
態で窒素富化空気の酸素濃度を調節でき管理コストが安
くなる長所がある。また、N2PSA装置1基で数多く
の気密貯蔵袋内の雰囲気調節もできる。さらに、穀物、
果物等季節や地域を問わず汎用利用ができる利点がある
。
なお、気密貯蔵袋を例にしたのは、調籍雰囲気量を最少
にし、運転コストを安くするためであり、一般の合圧、
固バa容器等にも適+1]できる。
にし、運転コストを安くするためであり、一般の合圧、
固バa容器等にも適+1]できる。
本発明によれば、液体窒素等を使用することなく、窒素
富化空気の酸素濃度を調節できるので、簡易に、管理コ
ストも安(、手軽に長期貯蔵が可能になる効果がある。
富化空気の酸素濃度を調節できるので、簡易に、管理コ
ストも安(、手軽に長期貯蔵が可能になる効果がある。
第1図はN2PSA装置における吸着圧力と窒素富化空
気中の酸素濃度の関係の一例を示す図、第2図は本発明
の一実施例を示す概略図である。 ]・・N2PSA装置、2・−・圧縮機、3.4・・・
吸着塔、16・・・気密貯蔵袋、21・・・酸素センサ
ー、22−・・調節器。
気中の酸素濃度の関係の一例を示す図、第2図は本発明
の一実施例を示す概略図である。 ]・・N2PSA装置、2・−・圧縮機、3.4・・・
吸着塔、16・・・気密貯蔵袋、21・・・酸素センサ
ー、22−・・調節器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、 JIE力差吸着装置の空気圧縮機で減圧にした
後。 圧力差吸着装置で製造した窒素富化カスを封入してなる
貯蔵庫の雰囲気調整方法。 2 ]項において複数の袋等を集中させておき、順次圧
力差吸着装置を接続し窒素富化ガスを封入してなる貯蔵
庫の雰囲気調整方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8571983A JPS59212670A (ja) | 1983-05-18 | 1983-05-18 | 貯蔵庫の雰囲気調整方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8571983A JPS59212670A (ja) | 1983-05-18 | 1983-05-18 | 貯蔵庫の雰囲気調整方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59212670A true JPS59212670A (ja) | 1984-12-01 |
Family
ID=13866642
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8571983A Pending JPS59212670A (ja) | 1983-05-18 | 1983-05-18 | 貯蔵庫の雰囲気調整方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59212670A (ja) |
-
1983
- 1983-05-18 JP JP8571983A patent/JPS59212670A/ja active Pending
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