JPS59203742A - セルフレベリング性石膏水性組成物 - Google Patents
セルフレベリング性石膏水性組成物Info
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- JPS59203742A JPS59203742A JP58075874A JP7587483A JPS59203742A JP S59203742 A JPS59203742 A JP S59203742A JP 58075874 A JP58075874 A JP 58075874A JP 7587483 A JP7587483 A JP 7587483A JP S59203742 A JPS59203742 A JP S59203742A
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- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B28/00—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
- C04B28/14—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing calcium sulfate cements
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- C04B2111/00—Mortars, concrete or artificial stone or mixtures to prepare them, characterised by specific function, property or use
- C04B2111/60—Flooring materials
- C04B2111/62—Self-levelling compositions
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- Ceramic Engineering (AREA)
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- Materials Engineering (AREA)
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- Organic Chemistry (AREA)
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、セルフレベリング性石膏水性組成物に関する
ものである。
ものである。
自己平滑性、すなわち、重力の作用により平滑表面を形
成するような性質を有する石膏系もしくはセメント系の
スラリーを建築物の床面に流し延べることにより平滑度
の高い床面を形成する技術は流し延ベニ法とも呼ばれ、
既に知られている。
成するような性質を有する石膏系もしくはセメント系の
スラリーを建築物の床面に流し延べることにより平滑度
の高い床面を形成する技術は流し延ベニ法とも呼ばれ、
既に知られている。
この流し延ベニ法によれば特に熟練を要することなく、
平滑度の高い床面を形成することが可能となるため、近
年において広く利用されている。
平滑度の高い床面を形成することが可能となるため、近
年において広く利用されている。
本発明は、自己平滑性を有する石膏系スラリ二(本明細
lにおいては、これを、セルフレベリング性石膏水性組
成物という)の改良に関するものである。
lにおいては、これを、セルフレベリング性石膏水性組
成物という)の改良に関するものである。
セルフレベリング性石膏水性組成物は、一般には上述の
ように建築物の床面に流し延べて平滑度の高い床面を形
成するために利用されるものであり、そのように形成さ
れた床面ば一定の強度な持つことが要求されるが、通常
この床面ば、予めコンクリートなどが打設された基盤の
上に形成されるものであるため、強度についての要求は
余り厳しくない。そして、むしろその石膏水性組成物は
、平滑度の高い床面を特に熟練を必要とすることなく容
易に形成できる特性を有することが要求される。
ように建築物の床面に流し延べて平滑度の高い床面を形
成するために利用されるものであり、そのように形成さ
れた床面ば一定の強度な持つことが要求されるが、通常
この床面ば、予めコンクリートなどが打設された基盤の
上に形成されるものであるため、強度についての要求は
余り厳しくない。そして、むしろその石膏水性組成物は
、平滑度の高い床面を特に熟練を必要とすることなく容
易に形成できる特性を有することが要求される。
従って、石膏水性組成物を用い、平滑度の高い床面を熟
練を要せず形成するためには、(1)その石膏水性組成
物が、高い流動性を有すること、すなわちフロー値が高
いこと、(2)混合調製した石膏水性組成物の高いフロ
ー値が一定の時間(施工操作に要する時間を想定)経過
後も余り低下することなく高いレベルにあること、すな
わち、セルフレベリング性が高いこと、そして、 (3)床面に流し延べしたのちに、水分と固形分との分
離、すなわち水浮き現象が現われにくいこと、 などが特に要求される。
練を要せず形成するためには、(1)その石膏水性組成
物が、高い流動性を有すること、すなわちフロー値が高
いこと、(2)混合調製した石膏水性組成物の高いフロ
ー値が一定の時間(施工操作に要する時間を想定)経過
後も余り低下することなく高いレベルにあること、すな
わち、セルフレベリング性が高いこと、そして、 (3)床面に流し延べしたのちに、水分と固形分との分
離、すなわち水浮き現象が現われにくいこと、 などが特に要求される。
一般に上記のような特性は組成物中に石膏分散剤を配合
することにより付与されている。
することにより付与されている。
従来において石膏用の分散剤としては、たとえば、リグ
ニンスルホン酸■n、グルコン酸やグルコヘプトン酸の
塩、ナフタレンスルホン酸・ホルマリン縮合物塩、メラ
ミンφホルマリン縮合物スルホン酸塩、ポリサッカライ
ド/塩化カルシウム/トリエタノールアミンなど多くの
種類が知られており、それぞれの特性に合った各種の用
途に用いられている。しかしながら、これらの公知の石
膏分散剤を流し延べ1法用の石膏水性組成物に用いた場
合には、一般に、高い流動性を付与しようとすれば、硬
化が遅延する傾向があり、また混合調製した石膏水性組
成物のフロー値が時間の経過とともに急速に低下するな
どの傾向がある。
ニンスルホン酸■n、グルコン酸やグルコヘプトン酸の
塩、ナフタレンスルホン酸・ホルマリン縮合物塩、メラ
ミンφホルマリン縮合物スルホン酸塩、ポリサッカライ
ド/塩化カルシウム/トリエタノールアミンなど多くの
種類が知られており、それぞれの特性に合った各種の用
途に用いられている。しかしながら、これらの公知の石
膏分散剤を流し延べ1法用の石膏水性組成物に用いた場
合には、一般に、高い流動性を付与しようとすれば、硬
化が遅延する傾向があり、また混合調製した石膏水性組
成物のフロー値が時間の経過とともに急速に低下するな
どの傾向がある。
本発明は、新規な石膏分散剤を用いることにより、必要
とyれる各種の特性が高いレベルにあるセルフレベリン
グ性石膏水性組成物を提供するものである。
とyれる各種の特性が高いレベルにあるセルフレベリン
グ性石膏水性組成物を提供するものである。
従来よりセルフレベリング性石膏水性組成物の代表的な
組成の一つとして、石膏を硬化性成分とし、これに骨材
、消泡剤、石膏分散剤、そして必要に応じて、セメント
、粘度調整剤などを添加し、さらに適当量の水を添加し
てなる石膏水性組成物が知られている。本発明は、この
ような組成物系において新規な石膏分散剤を特定割合で
配合して得られる組成物系を利用することにより、セル
フレベリング性石膏水性組成物として要求される高いフ
ロー値、優れたセルフレベリング性、そして水浮き現象
の排除の達成を可能にした石膏水性組成物を提供するも
のである。
組成の一つとして、石膏を硬化性成分とし、これに骨材
、消泡剤、石膏分散剤、そして必要に応じて、セメント
、粘度調整剤などを添加し、さらに適当量の水を添加し
てなる石膏水性組成物が知られている。本発明は、この
ような組成物系において新規な石膏分散剤を特定割合で
配合して得られる組成物系を利用することにより、セル
フレベリング性石膏水性組成物として要求される高いフ
ロー値、優れたセルフレベリング性、そして水浮き現象
の排除の達成を可能にした石膏水性組成物を提供するも
のである。
すなわち本発明は、石膏、骨材、石膏分散剤、消泡剤お
よび水を含有する石膏水性組成物であって、 石膏分散剤が、ポリアルキレングリコールモノ(メタ)
アクリル酸エステル系モノマーから誘導された構成単位
と(メタ)アクリル酸系モノマーから誘導された構成単
位とを含む(メタ)アクリル酸系コポリマーであり、 石膏分散剤の配合量は、下記の式: %式%) () () n:石膏分散剤中の(メタ)アクリル酸系モノマーから
誘導された構成単位 の含有量(重量部) m:石膏分散剤中のポリアルキレングリコールモノ(メ
タ)アクリル酸エス テル系モノマーから誘導された構成 単位の含有量(重量部) である] を満足するような量であり、 石膏と骨材の配合量割合は石膏100重量部に対して骨
材が10〜300重量部であり、水の配合量は、石膏配
合量に対して20〜80重量%(但し、石膏として、α
型半水石膏、β型半水石膏、あるいは■型無水石膏を用
いる場合には、水の配合量は、それぞれ20〜50重量
%、35〜80重量%、あるいは25〜55重量%であ
ることが望ましい)であり、 消泡剤の配合量は石膏と骨材との合計量に対して0.0
1〜1.0重量%であり、かつ、石膏水性組成物のフロ
ー値が150mm以上であることを特徴とするセルフレ
ベリング性石膏水性組成物からなるものである。
よび水を含有する石膏水性組成物であって、 石膏分散剤が、ポリアルキレングリコールモノ(メタ)
アクリル酸エステル系モノマーから誘導された構成単位
と(メタ)アクリル酸系モノマーから誘導された構成単
位とを含む(メタ)アクリル酸系コポリマーであり、 石膏分散剤の配合量は、下記の式: %式%) () () n:石膏分散剤中の(メタ)アクリル酸系モノマーから
誘導された構成単位 の含有量(重量部) m:石膏分散剤中のポリアルキレングリコールモノ(メ
タ)アクリル酸エス テル系モノマーから誘導された構成 単位の含有量(重量部) である] を満足するような量であり、 石膏と骨材の配合量割合は石膏100重量部に対して骨
材が10〜300重量部であり、水の配合量は、石膏配
合量に対して20〜80重量%(但し、石膏として、α
型半水石膏、β型半水石膏、あるいは■型無水石膏を用
いる場合には、水の配合量は、それぞれ20〜50重量
%、35〜80重量%、あるいは25〜55重量%であ
ることが望ましい)であり、 消泡剤の配合量は石膏と骨材との合計量に対して0.0
1〜1.0重量%であり、かつ、石膏水性組成物のフロ
ー値が150mm以上であることを特徴とするセルフレ
ベリング性石膏水性組成物からなるものである。
次に本発明の詳細な説明する。
本発明は、」二記のようにポリアルキレングリコール(
メタ)アクリル酸エステル系モノマーから誘導された構
成単位と(メタ)アクリル酸系モノマーから誘導された
構成単位とを含む(メタ)アクリル酸系コポリマーを主
成分とする石膏分散剤を用いるものであるが、該(メタ
)アクリル酸系コポリマーが、 一般式: %式% [但し、R1は水素又はメチル基を表わし、R2は炭素
数2〜4個のアルキレン基を表わし、R3は水素又は炭
素数1〜5個のアルキル基を表わし、pは1〜iooの
整数を表わす] で示されるポリアルキレンゲリコールモノ(メタ)アク
リル酸エステル系モノマーから誘導された構成単位(イ
)、 −・般式: %式% [但し、R4は水素又はメチル基を表わし、Xは水素、
・価金属、二価金属、アンモニウム基もしく有機アミ
ン基を表わす] で示される(メタ)アクリル酸系モノマーから誘導され
た構成単位(ロ)、および、 これらの千ツマ−と共重合可能な七ツマ−から誘導され
た構成単位(ハ)を、(イ)を10〜95重に%、(ロ
)を90〜5重隈%および(ハ)を0〜50重量%(但
し、(イ)、(ロ)および1 (ハ)の合計は100重量%である)め比率で含有する
(メタ)アクリル酸系コポリマーである。
メタ)アクリル酸エステル系モノマーから誘導された構
成単位と(メタ)アクリル酸系モノマーから誘導された
構成単位とを含む(メタ)アクリル酸系コポリマーを主
成分とする石膏分散剤を用いるものであるが、該(メタ
)アクリル酸系コポリマーが、 一般式: %式% [但し、R1は水素又はメチル基を表わし、R2は炭素
数2〜4個のアルキレン基を表わし、R3は水素又は炭
素数1〜5個のアルキル基を表わし、pは1〜iooの
整数を表わす] で示されるポリアルキレンゲリコールモノ(メタ)アク
リル酸エステル系モノマーから誘導された構成単位(イ
)、 −・般式: %式% [但し、R4は水素又はメチル基を表わし、Xは水素、
・価金属、二価金属、アンモニウム基もしく有機アミ
ン基を表わす] で示される(メタ)アクリル酸系モノマーから誘導され
た構成単位(ロ)、および、 これらの千ツマ−と共重合可能な七ツマ−から誘導され
た構成単位(ハ)を、(イ)を10〜95重に%、(ロ
)を90〜5重隈%および(ハ)を0〜50重量%(但
し、(イ)、(ロ)および1 (ハ)の合計は100重量%である)め比率で含有する
(メタ)アクリル酸系コポリマーである。
さらに好ましくは、該ポリアルキレンゲリコールモノ(
メタ)アクリル酸エステル系モノマーから誘導された構
成単位(イ)を50〜80重量%、および該(メタ)ア
クリル酸系モノマーから誘導された構成単位(ロ)を2
0〜50重1%(但し、両者の合計量は100重量%で
ある)の比率で含有する(メタ)アクリル酸系コポリマ
ーである。
メタ)アクリル酸エステル系モノマーから誘導された構
成単位(イ)を50〜80重量%、および該(メタ)ア
クリル酸系モノマーから誘導された構成単位(ロ)を2
0〜50重1%(但し、両者の合計量は100重量%で
ある)の比率で含有する(メタ)アクリル酸系コポリマ
ーである。
上記の(メタ)アクリル酸系コポリマーは、次の方法に
より製造することができる。
より製造することができる。
すなわち、一般式(1):
%式%()
で示されるポリアルキレンゲリコールモノ(メタ)アク
リル酸エステル系モノマー(以下、モノマー(I)とい
う)、および、 2 −・般式(■): 4 CH2= CCOOX (IF
)で丞される(メタ)アクリル酸系モノマー(以ド、モ
ノマー(II) という)、 [ただし、一般式(I)と一般式(II)において、R
I 、 R2、R3、R4、X、および、pは前記と同
じ意味を表わす] とを所望の重贋比にて共重合させることにより製造する
ことができる。
リル酸エステル系モノマー(以下、モノマー(I)とい
う)、および、 2 −・般式(■): 4 CH2= CCOOX (IF
)で丞される(メタ)アクリル酸系モノマー(以ド、モ
ノマー(II) という)、 [ただし、一般式(I)と一般式(II)において、R
I 、 R2、R3、R4、X、および、pは前記と同
じ意味を表わす] とを所望の重贋比にて共重合させることにより製造する
ことができる。
なお、上記の共重合に際して、使用する全モノマーの重
置に対して、50重星形未満の量で、かつ−1−記の(
メタ)アクリル酸系コポリマーの水溶性を妨害しない限
り、]−、記のモノマーと共重合がF+f能なモノマー
(以下、モノマー(III)という)を併用することが
できる。
置に対して、50重星形未満の量で、かつ−1−記の(
メタ)アクリル酸系コポリマーの水溶性を妨害しない限
り、]−、記のモノマーと共重合がF+f能なモノマー
(以下、モノマー(III)という)を併用することが
できる。
また、I−記の共重合により得られたコポリマーに酸ノ
、(が含まれている場合には、これをアルカリにより適
宜中和して用いることもできる。
、(が含まれている場合には、これをアルカリにより適
宜中和して用いることもできる。
!−記の(メタ)アクリル酸系コポリマーを得るために
用いるモノマー(I)は、公知の方法で得ることができ
る。そして、モノマー(II)の例としては、ポリエチ
レングリコールモノ(メタ)アクリレート、ポリプロピ
レングリコールモノ(メタ)アクリレート、ポリブチレ
ングリコールモノ(メタ)アクリレート、メトキシポリ
エチレングリコールモノ (メタ)アクリレート、メト
キシポリプロピレングリコールモノ(メタ)アクリレー
ト、メトキシポリブチレングリコールモノ(メタ)アク
リレート、エトキシポリエチレングリコールモノ (メ
タ)アクリレート、エトキシポリプロピレングリコール
モノ(メタ)アクリレート、エトキシポリブチレングリ
コールモノ(メタ)アクリレートなどを挙げることがで
き、これらの1種又は2種以上を用いることができる。
用いるモノマー(I)は、公知の方法で得ることができ
る。そして、モノマー(II)の例としては、ポリエチ
レングリコールモノ(メタ)アクリレート、ポリプロピ
レングリコールモノ(メタ)アクリレート、ポリブチレ
ングリコールモノ(メタ)アクリレート、メトキシポリ
エチレングリコールモノ (メタ)アクリレート、メト
キシポリプロピレングリコールモノ(メタ)アクリレー
ト、メトキシポリブチレングリコールモノ(メタ)アク
リレート、エトキシポリエチレングリコールモノ (メ
タ)アクリレート、エトキシポリプロピレングリコール
モノ(メタ)アクリレート、エトキシポリブチレングリ
コールモノ(メタ)アクリレートなどを挙げることがで
き、これらの1種又は2種以上を用いることができる。
また、七ツマ−(n)の例としては、アクリル酸、メタ
アクリル酸並びにそれらの−価金属塩、二価金属塩、ア
ンモニウム塩及び有機アミン塩を挙げることができ、こ
れらの1種又は2種以上を用いることができる。
アクリル酸並びにそれらの−価金属塩、二価金属塩、ア
ンモニウム塩及び有機アミン塩を挙げることができ、こ
れらの1種又は2種以上を用いることができる。
モノマ〜(Iff)は、千ツマ−(I)およびモノマー
(II)と共重合可能な千ツマ−であり、このモノマー
(Iff)の例としては、炭素数1〜20個の脂肪族ア
ルコールと(メタ)アクリル酸とのエステル−(メタ)
アクリルアミド;71/イン醇、フマル酸、あるいはこ
れらの酸と炭素数1〜20個の脂肪族アルコールまたは
炭素数2〜4個のグリコールもしくはこれらのグリコー
ルの付加モル数2〜100のポリアルキレングリコール
とのモノエステルあるいはジエステル;酢酸ビニル、酢
酸プロペニル等の酢酸アルケニルエステル;スチレン、
p−メチルスチレン、スチレンスルホン酸等の芳香族ビ
ニル;塩化ビニル、等を挙げることができ、これらの1
種又は2種以−1−を用いることができる。
(II)と共重合可能な千ツマ−であり、このモノマー
(Iff)の例としては、炭素数1〜20個の脂肪族ア
ルコールと(メタ)アクリル酸とのエステル−(メタ)
アクリルアミド;71/イン醇、フマル酸、あるいはこ
れらの酸と炭素数1〜20個の脂肪族アルコールまたは
炭素数2〜4個のグリコールもしくはこれらのグリコー
ルの付加モル数2〜100のポリアルキレングリコール
とのモノエステルあるいはジエステル;酢酸ビニル、酢
酸プロペニル等の酢酸アルケニルエステル;スチレン、
p−メチルスチレン、スチレンスルホン酸等の芳香族ビ
ニル;塩化ビニル、等を挙げることができ、これらの1
種又は2種以−1−を用いることができる。
前記(メタ)アクリル酸系コポリマーを製造するには、
公知の方法により重合開始剤を用い前記の各モノマー成
分を共重合させればよい。共重合は溶媒中での重合や塊
状重合等の方法により行うことができる。
公知の方法により重合開始剤を用い前記の各モノマー成
分を共重合させればよい。共重合は溶媒中での重合や塊
状重合等の方法により行うことができる。
5
溶媒中での重合は回分式でも連続式でも行うことができ
、その際使用される溶媒としては、水;メチルアルコー
ル、エチルアルコール、イソプロピルアルコール等の低
級アルコール;ベンゼン、トルエン、キシレン、シクロ
ヘキサン、n−ヘキサン等の芳香族あるいは脂肪族炭化
水素;酢酸エチル;アセトン、メチルエチルケトン等の
ケトン化合物等が挙げられる。原料モノマー及び得られ
る(メタ)アクリル酸系コポリマーの溶解性並びに該コ
ポリマーの使用時の便からは、水及び炭素数1〜4個の
低級アルコールよりなる群から選ばれた少なくとも1種
を用いることが好ましい。炭素数1〜4個の低級アルコ
ールの中でもメチルアルコール、エチルアルコール、イ
ソプロピルアルコールが特に有利である。
、その際使用される溶媒としては、水;メチルアルコー
ル、エチルアルコール、イソプロピルアルコール等の低
級アルコール;ベンゼン、トルエン、キシレン、シクロ
ヘキサン、n−ヘキサン等の芳香族あるいは脂肪族炭化
水素;酢酸エチル;アセトン、メチルエチルケトン等の
ケトン化合物等が挙げられる。原料モノマー及び得られ
る(メタ)アクリル酸系コポリマーの溶解性並びに該コ
ポリマーの使用時の便からは、水及び炭素数1〜4個の
低級アルコールよりなる群から選ばれた少なくとも1種
を用いることが好ましい。炭素数1〜4個の低級アルコ
ールの中でもメチルアルコール、エチルアルコール、イ
ソプロピルアルコールが特に有利である。
水媒体中で重合を行なう場合には、重合開始剤としてア
ンモニウム又はアルカリ金属の過硫酸塩あるいは過酸化
水素等の水溶性の重合開始剤が使用される。この際、亜
硫酸水素ナトリウム等の促進剤を併用することもできる
。また、低級アルコ6 −ル、芳香族炭化水素、脂肪族炭化水素、酢酸エチルあ
るいはケトン化合物を溶媒とする重合には、ベンゾイル
パーオキシドやラウロイルパーオキシド等のパーオキシ
ド;クメンハイドロパーオキシド等のハイドロパーオキ
シド:アゾビスイソブチロニトリル等の脂肪族アゾ化合
物が重合開始剤として用いられる。この際アミン化合物
等の促進剤を併用することもできる。更に、水−低級ア
ルコール混合溶媒を用いる場合には、上記の種種の重合
開始剤あるいは重合開始剤と促進剤の組合せの中から適
宜選択して用いることができる。重合温度は、用いられ
る溶媒や重合開始剤により適宜定められるが、通常0−
120°Cの範囲内で行なわれる。
ンモニウム又はアルカリ金属の過硫酸塩あるいは過酸化
水素等の水溶性の重合開始剤が使用される。この際、亜
硫酸水素ナトリウム等の促進剤を併用することもできる
。また、低級アルコ6 −ル、芳香族炭化水素、脂肪族炭化水素、酢酸エチルあ
るいはケトン化合物を溶媒とする重合には、ベンゾイル
パーオキシドやラウロイルパーオキシド等のパーオキシ
ド;クメンハイドロパーオキシド等のハイドロパーオキ
シド:アゾビスイソブチロニトリル等の脂肪族アゾ化合
物が重合開始剤として用いられる。この際アミン化合物
等の促進剤を併用することもできる。更に、水−低級ア
ルコール混合溶媒を用いる場合には、上記の種種の重合
開始剤あるいは重合開始剤と促進剤の組合せの中から適
宜選択して用いることができる。重合温度は、用いられ
る溶媒や重合開始剤により適宜定められるが、通常0−
120°Cの範囲内で行なわれる。
塊状重合は、重合開始剤としてベンゾイルパーオキシド
やラウロイルパーオキシド等のパーオキシド;クメンハ
イドロパーオキシド等のハイドロパーオキシド;アゾビ
スイソブチロニトリル等の脂肪族アゾ化合物等を用い、
50〜150°Cの温度@器内で行われる。
やラウロイルパーオキシド等のパーオキシド;クメンハ
イドロパーオキシド等のハイドロパーオキシド;アゾビ
スイソブチロニトリル等の脂肪族アゾ化合物等を用い、
50〜150°Cの温度@器内で行われる。
このようにして得られた前記(メタ)アクリル酸系コポ
リマーは、そのままでも石膏分散剤の主成分として用い
られるが、必要に応じて、更にアルカリ性物質で中和し
たのち、これを石膏分散剤の主成分として用いてもよい
。このようなアルカリ性物質としては、−価金属及び二
価金属の水酸化物、塩化物及び炭#塩;アンモニア;有
機アミン等が好ましいものとして挙げられる。
リマーは、そのままでも石膏分散剤の主成分として用い
られるが、必要に応じて、更にアルカリ性物質で中和し
たのち、これを石膏分散剤の主成分として用いてもよい
。このようなアルカリ性物質としては、−価金属及び二
価金属の水酸化物、塩化物及び炭#塩;アンモニア;有
機アミン等が好ましいものとして挙げられる。
また(メタ)アクリル酸系コポリマーの分子量は広い範
囲のものが使用できるが、500〜50,000の範囲
内のものが好ましい。
囲のものが使用できるが、500〜50,000の範囲
内のものが好ましい。
(メタ)アクリル酸系コポリマーは、それぞれ単独また
は各種の構造を有するコポリマー混合物を石膏分散剤と
して使用することができる。
は各種の構造を有するコポリマー混合物を石膏分散剤と
して使用することができる。
(メタ)アクリル酸系コポリマーの石膏分散剤は、前記
のように本発明の石膏水性組成物中に下記の式: %式% [但し、A:石膏分散剤配合量(重量部)S:石膏配合
量(重量部) n:石膏分散剤中の(メタ)アクリル酸系子ツマ−から
誘導された構成単位 の含有量(重量部) m:石膏分散剤中のポリアルキレングリコールモノ(メ
タ)アクリル酸エス テル系七ツマ−から誘導された構成 単位の含有量(重量部) である] を満足するような量配合される。
のように本発明の石膏水性組成物中に下記の式: %式% [但し、A:石膏分散剤配合量(重量部)S:石膏配合
量(重量部) n:石膏分散剤中の(メタ)アクリル酸系子ツマ−から
誘導された構成単位 の含有量(重量部) m:石膏分散剤中のポリアルキレングリコールモノ(メ
タ)アクリル酸エス テル系七ツマ−から誘導された構成 単位の含有量(重量部) である] を満足するような量配合される。
すなわち、石膏分散剤の配合量が上記の式を満足する関
係にある場合に、セルフレベリング性石膏水性組成物は
、セルフレベリング性石膏水性組成物として要求される
高いフロー値、優れたセルフレベリング性、そして水浮
き現象の排除などにおいて優れた特性を示す。なお、上
記の式の」二限値は0.6以下であることが更に好まし
い。
係にある場合に、セルフレベリング性石膏水性組成物は
、セルフレベリング性石膏水性組成物として要求される
高いフロー値、優れたセルフレベリング性、そして水浮
き現象の排除などにおいて優れた特性を示す。なお、上
記の式の」二限値は0.6以下であることが更に好まし
い。
本発明の組成物に用い得る石膏には特に制限はなく、た
とえば、α型半水石膏、β型半水石膏、9 ■型無水石膏等の各種の石膏を用いるどとができる。
とえば、α型半水石膏、β型半水石膏、9 ■型無水石膏等の各種の石膏を用いるどとができる。
また、本発明のセルフレベリング性石膏水性組成物には
更に、セメントが、石膏に対して40重量%以内の量で
含まれていてもよい。
更に、セメントが、石膏に対して40重量%以内の量で
含まれていてもよい。
一般に、カルボキシル基を有する分散剤は石膏粒子上に
強く吸着することによりこれらの粒子を水中に有効に分
散させる。しかしその強い吸着性のために水和反応を妨
げ、その結果、硬化を大きく遅延させる傾向がある。
強く吸着することによりこれらの粒子を水中に有効に分
散させる。しかしその強い吸着性のために水和反応を妨
げ、その結果、硬化を大きく遅延させる傾向がある。
一方、本発明で用いる石膏分散剤では、主成分である前
記(メタ)アクリル酸系コポリマーは1分子中にエチレ
ンオキシド伺加物という非イオン性の親木基とアニオン
性のカルボキシル基とを有しており、前者の親水性及び
立体障害によって後者の石膏粒子への吸着を抑制し、そ
の結果、従来のカルボキシル基を有する分散剤にくらべ
て凝結遅延効果が少なく、かつ優れた分散性能を発揮す
るものと考えられる。しかしながら、この説明は仮想的
なものであり、これにより本発明の組成物0 が何ら制限を受けるものではない。
記(メタ)アクリル酸系コポリマーは1分子中にエチレ
ンオキシド伺加物という非イオン性の親木基とアニオン
性のカルボキシル基とを有しており、前者の親水性及び
立体障害によって後者の石膏粒子への吸着を抑制し、そ
の結果、従来のカルボキシル基を有する分散剤にくらべ
て凝結遅延効果が少なく、かつ優れた分散性能を発揮す
るものと考えられる。しかしながら、この説明は仮想的
なものであり、これにより本発明の組成物0 が何ら制限を受けるものではない。
本発明の必須成分の骨材は、形成された石膏硬化体に強
度を付与するために必要な成分である。
度を付与するために必要な成分である。
骨材は、石膏配合剤あるいはセメント配合剤として周知
であり、たとえば、川砂、山砂、標準砂、ケイ酸、ケイ
石粉、スラグ、炭酸カルシウムなどを挙げることができ
る、また軽量化を目的とする場合には木粉、パーライト
、シラスバルーン、フライアッシュなどを単独使用もし
くは前記の砂などと併用する。
であり、たとえば、川砂、山砂、標準砂、ケイ酸、ケイ
石粉、スラグ、炭酸カルシウムなどを挙げることができ
る、また軽量化を目的とする場合には木粉、パーライト
、シラスバルーン、フライアッシュなどを単独使用もし
くは前記の砂などと併用する。
本発明の組成物に含有される消泡剤は、本発明の水性組
成物の混合調製時に混入する空気により形成されやすい
空気泡の抑制および破壊に有効であり、硬化物表面(床
面)に高度の平滑性を必要とする本発明のセルフレベリ
ング性石膏水性組成物にとって実用」−必須な成分であ
る。消泡剤は、アルコール系、脂肪酸エステル系、界面
活性剤系およびシリコーン系など各種のものが知られて
おり、本発明においては、それらの消泡剤から適宜選択
して用いることができる。消泡剤の配合量は石膏と骨材
との合計量に対して0.01〜1.0重量%である。
成物の混合調製時に混入する空気により形成されやすい
空気泡の抑制および破壊に有効であり、硬化物表面(床
面)に高度の平滑性を必要とする本発明のセルフレベリ
ング性石膏水性組成物にとって実用」−必須な成分であ
る。消泡剤は、アルコール系、脂肪酸エステル系、界面
活性剤系およびシリコーン系など各種のものが知られて
おり、本発明においては、それらの消泡剤から適宜選択
して用いることができる。消泡剤の配合量は石膏と骨材
との合計量に対して0.01〜1.0重量%である。
本発明のセルフレベリング性石膏水性組成物には、さら
に、粘度調整剤、膨張抑制剤、凝結調整剤などが配合さ
れていることが好ましい。
に、粘度調整剤、膨張抑制剤、凝結調整剤などが配合さ
れていることが好ましい。
粘度調整剤としては、公知のメチルセルロース、カルボ
キシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、
天然ゴム、ポリビニルアルコール、各種の高分子エマル
ジョンなどを用いることができる。粘度調整剤の使用量
は、用いる物質および所望の粘度により大きく変動する
。従って使用量の規定は困難であるが、本発明のセルフ
レベリング性石膏水性組成物の粘度が600〜2000
センチポイズ(B型粘度計による測定値)となるような
量で使用することが望ましい。
キシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、
天然ゴム、ポリビニルアルコール、各種の高分子エマル
ジョンなどを用いることができる。粘度調整剤の使用量
は、用いる物質および所望の粘度により大きく変動する
。従って使用量の規定は困難であるが、本発明のセルフ
レベリング性石膏水性組成物の粘度が600〜2000
センチポイズ(B型粘度計による測定値)となるような
量で使用することが望ましい。
膨張抑制剤は石膏の硬化時に発生する膨張を抑制する機
能を有するもので、たとえばホウ砂、あるいは硫酸カリ
ウム、硫酸ナトリウムのようなアルカリ金属硫酸塩が用
いられる。また凝結調整剤としては、各種のリン酸塩、
各種のカルボン酸、蛋白質などが利用される。
能を有するもので、たとえばホウ砂、あるいは硫酸カリ
ウム、硫酸ナトリウムのようなアルカリ金属硫酸塩が用
いられる。また凝結調整剤としては、各種のリン酸塩、
各種のカルボン酸、蛋白質などが利用される。
さらに、本発明のセルフレベリング性石膏水性組成物の
特性を妨げるものでない限り、他の一般的な石膏水性組
成物配合材料を配合することができる。
特性を妨げるものでない限り、他の一般的な石膏水性組
成物配合材料を配合することができる。
本発明のセルフレベリング性石膏水性組成物は平滑度の
高い床面を、熟練を要さず形成させるために必要な前記
の諸物件、すなわち、高いフロー値、優れたセルフレベ
リング性、そして水浮き現象の排除などにおいて優れた
特性を示す。たとえば、セルフレベリング性石膏水性組
成物としての実用性能を考慮した場合に必要な150m
m以−1−のフロー値が容易に得られ、また、180m
m以1−1さらには200mm以上の高いフロー値の水
性M1成物が容易に得られ、一方では水浮き現象は殆ど
現われない。なお本発明において用いている「フロー<
a」とは、フローコーン(塩化ビニル製パイプ:容積約
100m文、内径5.1cmX高さ4.75cm)を水
平に置いた塩化ビニル製板の−1−に置き、測定試料を
流し込み、直ちにフロー3 コーンを取り去り、3分後の直径(対角の二点)を測定
した値を意味する。
高い床面を、熟練を要さず形成させるために必要な前記
の諸物件、すなわち、高いフロー値、優れたセルフレベ
リング性、そして水浮き現象の排除などにおいて優れた
特性を示す。たとえば、セルフレベリング性石膏水性組
成物としての実用性能を考慮した場合に必要な150m
m以−1−のフロー値が容易に得られ、また、180m
m以1−1さらには200mm以上の高いフロー値の水
性M1成物が容易に得られ、一方では水浮き現象は殆ど
現われない。なお本発明において用いている「フロー<
a」とは、フローコーン(塩化ビニル製パイプ:容積約
100m文、内径5.1cmX高さ4.75cm)を水
平に置いた塩化ビニル製板の−1−に置き、測定試料を
流し込み、直ちにフロー3 コーンを取り去り、3分後の直径(対角の二点)を測定
した値を意味する。
また、本発明の石膏水性組成物は、混合調製した時点の
高いフロー値が一定の時間(施工操作に要する時間を想
定、通常は30分間を基準とする)経過後も余り低下す
ることなく高いレベルにあること、すなわち、セルフレ
ベリング性が高いことが大きな特徴である。すなわち、
セルフレベリング性が低い石膏水性組成物は、混合調製
後、短時間のうちに流動性が低下するため円滑な流し延
ベニ法の実施が困難となり、また流延が可能であっても
、得られる床面には充分な平滑性が付与されにくい。
高いフロー値が一定の時間(施工操作に要する時間を想
定、通常は30分間を基準とする)経過後も余り低下す
ることなく高いレベルにあること、すなわち、セルフレ
ベリング性が高いことが大きな特徴である。すなわち、
セルフレベリング性が低い石膏水性組成物は、混合調製
後、短時間のうちに流動性が低下するため円滑な流し延
ベニ法の実施が困難となり、また流延が可能であっても
、得られる床面には充分な平滑性が付与されにくい。
本発明のセルフレベリング性石膏水性組成物のセルフレ
ベリング性について具体的に言えば、混合調製した時点
のフロー特性(Fo)k、30分間経過後のフロー特性
(F 30 )の比(F 30 / F 。
ベリング性について具体的に言えば、混合調製した時点
のフロー特性(Fo)k、30分間経過後のフロー特性
(F 30 )の比(F 30 / F 。
:以下SL値という)が、0.65以上、更には配合量
を調整することにより0.8以上のものが容易に得られ
る。このような高いSL値を有する4 石膏水性組成物は、流し延べ操作が容易となる上、形成
される床面も高い平滑度を示すため、実用」二非常に好
ましいものである。なお本発明において用いているff
5L値」とは、次の方法により測定した値を意味する。
を調整することにより0.8以上のものが容易に得られ
る。このような高いSL値を有する4 石膏水性組成物は、流し延べ操作が容易となる上、形成
される床面も高い平滑度を示すため、実用」二非常に好
ましいものである。なお本発明において用いているff
5L値」とは、次の方法により測定した値を意味する。
断面が長方形(横25mm×縦27mm)の長尺箱状容
器(長さ650mm)で、一方の端から150mmの位
置に「せき(−1−下可動仕切り)」を設けたものを二
本平行して配置したSL測定装置を用意し、それぞれの
容器の一方の側(短い側)に測定試料100 m lを
入れる。−木の容器のせきは直ちに取り外し、流れた試
料の長さを測定する。この値を混合調製した時点のフロ
ー特性(FO)とする。他の一木の容器のせきは30分
後に取り外し、同じく流れた試料の長さを測定する。こ
の値を30分間経過後のフロー特性(F2O)とし、こ
れらの値からF 30 /Foを計算し、これをSL値
とする。
器(長さ650mm)で、一方の端から150mmの位
置に「せき(−1−下可動仕切り)」を設けたものを二
本平行して配置したSL測定装置を用意し、それぞれの
容器の一方の側(短い側)に測定試料100 m lを
入れる。−木の容器のせきは直ちに取り外し、流れた試
料の長さを測定する。この値を混合調製した時点のフロ
ー特性(FO)とする。他の一木の容器のせきは30分
後に取り外し、同じく流れた試料の長さを測定する。こ
の値を30分間経過後のフロー特性(F2O)とし、こ
れらの値からF 30 /Foを計算し、これをSL値
とする。
次に本発明を、石膏分散剤の主成分である前記(メタ)
アクリル酸系コポリマーの製造例および石膏水性組成物
の実施例、そして比較例により更に詳しく説明する。な
お、後に示す実施例および比較例において石膏分散剤と
して用いた各コポリマーの番号は、以下の各製造例の番
号に対応している。
アクリル酸系コポリマーの製造例および石膏水性組成物
の実施例、そして比較例により更に詳しく説明する。な
お、後に示す実施例および比較例において石膏分散剤と
して用いた各コポリマーの番号は、以下の各製造例の番
号に対応している。
また以下において、特に記載のない場合には、r部」は
「重量部」、そしてr%Jは「重量%」を意味する。ま
た、n / mは、当該コポリマー中の(メタ)アクリ
ル酸系モノマーから誘導された構成単位とポリエチレン
グリコール(メタ)アクリル酸エステル系モノマーから
誘導された構成単位との含有割合(重量比)を表わす。
「重量部」、そしてr%Jは「重量%」を意味する。ま
た、n / mは、当該コポリマー中の(メタ)アクリ
ル酸系モノマーから誘導された構成単位とポリエチレン
グリコール(メタ)アクリル酸エステル系モノマーから
誘導された構成単位との含有割合(重量比)を表わす。
[(メタ)アクリル酸系コポリマーの製造例1]温度計
、攪拌機、滴下ロート、ガス導入管及び還流冷却機を備
えたガラス製反応容器に水443部を仕込み、攪拌下に
反応容器内を窒素置換し、窒素雰囲気内で95℃まで加
熱した。
、攪拌機、滴下ロート、ガス導入管及び還流冷却機を備
えたガラス製反応容器に水443部を仕込み、攪拌下に
反応容器内を窒素置換し、窒素雰囲気内で95℃まで加
熱した。
次いでメトキシポリエチレングリコールモノメタアクリ
レート(エチレンオキサイドの平均付加モル数10個)
140部、メタアクリル酸ナトリウム60部及び水30
0部からなる七ツマ−混合溶液と5%過硫酸アンモニウ
ム水溶液47.6部のそれぞれを120分で添加し、添
加終了後更に5%過硫酸アンモニウム水溶液9.6部を
20分間で添加した。」−記モツマー混合溶液の添加完
結後、120分間95°Cに温度を保持して重合反応を
完了させて、コポリマー(1)[n/m=3/7]を(
与だ。
レート(エチレンオキサイドの平均付加モル数10個)
140部、メタアクリル酸ナトリウム60部及び水30
0部からなる七ツマ−混合溶液と5%過硫酸アンモニウ
ム水溶液47.6部のそれぞれを120分で添加し、添
加終了後更に5%過硫酸アンモニウム水溶液9.6部を
20分間で添加した。」−記モツマー混合溶液の添加完
結後、120分間95°Cに温度を保持して重合反応を
完了させて、コポリマー(1)[n/m=3/7]を(
与だ。
このコポリマー(1)の40%水溶液のpHは7.1で
あり、粘度(B型粘度計、25°CC160rpの測定
)は345cpSであった。
あり、粘度(B型粘度計、25°CC160rpの測定
)は345cpSであった。
[(メタ)アクリル酸系コポリマーの製造例21温度計
、攪拌機、滴下ロート、ガス導入管及び還流冷却機を備
えたガラス製反応容器に水453部を仕込み、攪拌下に
反応容器内を窒素置換し、窒素雰囲気内で95°Cまで
加熱した。
、攪拌機、滴下ロート、ガス導入管及び還流冷却機を備
えたガラス製反応容器に水453部を仕込み、攪拌下に
反応容器内を窒素置換し、窒素雰囲気内で95°Cまで
加熱した。
次いでメトキシポリエチレングリコールモノメタアクリ
レート(エチレンオキサイドの平均付加モルIQIO個
)160部、メタアクリル酸ナトリウム40部及び水3
00部からなるモノマー混合溶液と5%過硫酸アンモニ
ウム水溶液38.9部のそれぞれを120分で添加し、
添加終了後更に5%過硫酸アンモニウム水溶液7.8部
を20分間で添加した。上記モノマー混合溶液の添加完
結後、120分間95°Cに温度を保持して重合反応を
完了させて、コポリマー(2)[n/m=2/8]を得
た。
レート(エチレンオキサイドの平均付加モルIQIO個
)160部、メタアクリル酸ナトリウム40部及び水3
00部からなるモノマー混合溶液と5%過硫酸アンモニ
ウム水溶液38.9部のそれぞれを120分で添加し、
添加終了後更に5%過硫酸アンモニウム水溶液7.8部
を20分間で添加した。上記モノマー混合溶液の添加完
結後、120分間95°Cに温度を保持して重合反応を
完了させて、コポリマー(2)[n/m=2/8]を得
た。
このコポリマー(2)の40%水溶液のpHは7.2で
あり、粘度(B型粘度計、25°CC160rpの測定
)は227cpsであった。
あり、粘度(B型粘度計、25°CC160rpの測定
)は227cpsであった。
[(メタ)アクリル酸系コポリマーの製造例3部温度計
、攪拌機、滴下ロート、ガス導入管及び還流冷却機を備
えたガラス製反応容器にイソプロピルアルコール(以下
、IPAと記す)−水共沸組成物(IPA/水=87.
4/12.6 (重量比)、以下同じ)485部を仕込
み、攪拌下に反応容器内を窒素置換し、窒素雰囲気内で
沸点まで加熱した。 次いでメトキシポリエチレングリ
コールモノメタアクリレート(エチレンオキサイドの平
均付加モル数9個)131部、メタアクリル酸69部、
ベンゾイルパーオキシド4.5部、及7 びIPA−水共沸組成物300部からなる千ツマー混合
物を120分で添加し、添加終了後更に、0.9部のベ
ンゾイルパーオキシドをIPA−水共沸組成物10部に
分散させたものを30分毎に二回に分けて添加した。七
ツマー混合物の添加完結後、120分間沸点に温度を保
持して重合反応を完了させた。その後水酸化ナトリウム
水溶液にて完全中和を行ない、IPAを留去して、コポ
リマー(3) [n / m = 4 / 6 ]を
得た。
、攪拌機、滴下ロート、ガス導入管及び還流冷却機を備
えたガラス製反応容器にイソプロピルアルコール(以下
、IPAと記す)−水共沸組成物(IPA/水=87.
4/12.6 (重量比)、以下同じ)485部を仕込
み、攪拌下に反応容器内を窒素置換し、窒素雰囲気内で
沸点まで加熱した。 次いでメトキシポリエチレングリ
コールモノメタアクリレート(エチレンオキサイドの平
均付加モル数9個)131部、メタアクリル酸69部、
ベンゾイルパーオキシド4.5部、及7 びIPA−水共沸組成物300部からなる千ツマー混合
物を120分で添加し、添加終了後更に、0.9部のベ
ンゾイルパーオキシドをIPA−水共沸組成物10部に
分散させたものを30分毎に二回に分けて添加した。七
ツマー混合物の添加完結後、120分間沸点に温度を保
持して重合反応を完了させた。その後水酸化ナトリウム
水溶液にて完全中和を行ない、IPAを留去して、コポ
リマー(3) [n / m = 4 / 6 ]を
得た。
このコポリマー(3)の40%水溶液のpHは9.5で
あり、粘度(B型粘度計、25°CC160rpの測定
)は426cpsであった。
あり、粘度(B型粘度計、25°CC160rpの測定
)は426cpsであった。
[(メタ)アクリル酸系コポリマーの製造例4部温度計
、攪拌機、滴下ロート、ガス導入管及び還流冷却機を備
えたガラス製反応容器に、IPA−水共沸組成物486
部を仕込み、攪拌下に反応容器内を窒素置換し、窒素雰
囲気内で沸点まで加熱した。 次いでメトキシポリエチ
レングリコールモノメタアクリレート(エチレンオキサ
イドの平均付加モル数10個)148部、メタアクリル
8 酸52部、ベンゾイルパーオキシド3.6部、及びIP
A−水共沸組成物300部からなる千ツマー混合物を1
20分で添加し、添加終了後更に、0.7部のベンゾイ
ルパーオキシドをIPA−水共沸組成物10部に分散さ
せたものを30分毎に二回に分けて添加した。千ツマー
混合物の添加完結後、120分間沸点に温度を保持して
重合反応を完了させた。その後、水酸化カルシウム22
゜4部を水201.6部に分散させた水酸化カルシウム
水分散液を添加し、IPAを留去して、コポリマー(4
) [n / m = 3 / 7 ]を得た。
、攪拌機、滴下ロート、ガス導入管及び還流冷却機を備
えたガラス製反応容器に、IPA−水共沸組成物486
部を仕込み、攪拌下に反応容器内を窒素置換し、窒素雰
囲気内で沸点まで加熱した。 次いでメトキシポリエチ
レングリコールモノメタアクリレート(エチレンオキサ
イドの平均付加モル数10個)148部、メタアクリル
8 酸52部、ベンゾイルパーオキシド3.6部、及びIP
A−水共沸組成物300部からなる千ツマー混合物を1
20分で添加し、添加終了後更に、0.7部のベンゾイ
ルパーオキシドをIPA−水共沸組成物10部に分散さ
せたものを30分毎に二回に分けて添加した。千ツマー
混合物の添加完結後、120分間沸点に温度を保持して
重合反応を完了させた。その後、水酸化カルシウム22
゜4部を水201.6部に分散させた水酸化カルシウム
水分散液を添加し、IPAを留去して、コポリマー(4
) [n / m = 3 / 7 ]を得た。
このコポリマー(4)の40%水溶液のpHは7.0で
あり、粘度(B型粘度計、25°CC160rpの測定
)は458cpsであった。
あり、粘度(B型粘度計、25°CC160rpの測定
)は458cpsであった。
[(メタ)アクリル酸系コポリマーの製造例5部温度計
、攪拌機、滴下ロート、ガス導入管及び還流冷却機を備
えたガラス製反応容器に、IPA−水共沸組成物487
部を仕込み、攪拌下に反応容器内を窒素置換し、窒素雰
囲気内で沸点まで加熱した。 次いでメトキシポリエチ
レングリコールモノメタアクリレ−1・(エチレンオキ
サイドのiF均付加モル数10個)166部、メタアク
リルM34 m、ベンゾイルパーオキシド2.9部、及
びIPA−水共清組成物300部からなる千ツマー混合
物を120分で添加し、添加終了後更に、0.6部のベ
ンゾイルパーオキシドをIPA−水共沸組成物10部に
分散させたものを30分毎に二回に分けて橋加した。千
ツマー混合物の添加完結後、120分間沸点に温度を保
持して重合反応を完了させた。その後、水酸化カルシウ
ム14゜6部を水131.7部に分散させた水酸化カル
シウム水分散液を添加し、IPAを留去して、コポリマ
ー(5) ’ [n / m = 2 / 8 ]を得
た。
、攪拌機、滴下ロート、ガス導入管及び還流冷却機を備
えたガラス製反応容器に、IPA−水共沸組成物487
部を仕込み、攪拌下に反応容器内を窒素置換し、窒素雰
囲気内で沸点まで加熱した。 次いでメトキシポリエチ
レングリコールモノメタアクリレ−1・(エチレンオキ
サイドのiF均付加モル数10個)166部、メタアク
リルM34 m、ベンゾイルパーオキシド2.9部、及
びIPA−水共清組成物300部からなる千ツマー混合
物を120分で添加し、添加終了後更に、0.6部のベ
ンゾイルパーオキシドをIPA−水共沸組成物10部に
分散させたものを30分毎に二回に分けて橋加した。千
ツマー混合物の添加完結後、120分間沸点に温度を保
持して重合反応を完了させた。その後、水酸化カルシウ
ム14゜6部を水131.7部に分散させた水酸化カル
シウム水分散液を添加し、IPAを留去して、コポリマ
ー(5) ’ [n / m = 2 / 8 ]を得
た。
このコポリマー(5)の40%水溶液のpHは7.0で
あり、粘度(B型粘度計、25°CC160rpの測定
)は338cpsであった。
あり、粘度(B型粘度計、25°CC160rpの測定
)は338cpsであった。
[実施例1]
次の配合組成からなる石膏水性組成物を調製した。
燐酸石膏(ブレーン値: 2000〜2200) 70
部普通ポルトランドセメント3部 骨材(新特6号ケイ砂: 宇部電気化学■製) 30部ホウ砂
0.2部石膏分散剤[コポリマー(
1) n / m = 3 / 7 ] 第1表に示した
量粘度調整剤(ハイメトローズ# 30000 :信越
化学■製 ) 0.07部 消泡剤(SNデフォ−マー14HP :サンノプコ■製
) 0.05部消泡剤(フォーマスターPC: サンイブコ■製) 0.10部硫酸カリウム
0.1部水
約23部」−記の配合組成に従って混合調製された
石膏水性組成物のフロー値およびおよびSL値を測定し
て第1表に示した。また、石膏水性組成物を流し延べ作
業におけろ水滓き発生の有無も調べ、これも第1表に示
した。
部普通ポルトランドセメント3部 骨材(新特6号ケイ砂: 宇部電気化学■製) 30部ホウ砂
0.2部石膏分散剤[コポリマー(
1) n / m = 3 / 7 ] 第1表に示した
量粘度調整剤(ハイメトローズ# 30000 :信越
化学■製 ) 0.07部 消泡剤(SNデフォ−マー14HP :サンノプコ■製
) 0.05部消泡剤(フォーマスターPC: サンイブコ■製) 0.10部硫酸カリウム
0.1部水
約23部」−記の配合組成に従って混合調製された
石膏水性組成物のフロー値およびおよびSL値を測定し
て第1表に示した。また、石膏水性組成物を流し延べ作
業におけろ水滓き発生の有無も調べ、これも第1表に示
した。
1
第1表
コポリマー L値 フロー値 SL値 水滓0.2
部 0.12 186 1.0 無0.4部 0
.25 198 0.94 無0.6部0.37
2230.93無 0.8部 0.49 235 0.85 無註:
L値=し石膏分散剤配合量X(n7m)X100]/石
膏配合量 [実施例2] 実施例1において、石膏分散剤をコポリマー(2)
[n / m = 2 / 8 ]に変え、その配合量
を変動5せた以外は実施例1と同様に石膏水性組成物を
調製し、同様な測定を行なった。得られた結果を第2表
に示す。
部 0.12 186 1.0 無0.4部 0
.25 198 0.94 無0.6部0.37
2230.93無 0.8部 0.49 235 0.85 無註:
L値=し石膏分散剤配合量X(n7m)X100]/石
膏配合量 [実施例2] 実施例1において、石膏分散剤をコポリマー(2)
[n / m = 2 / 8 ]に変え、その配合量
を変動5せた以外は実施例1と同様に石膏水性組成物を
調製し、同様な測定を行なった。得られた結果を第2表
に示す。
以下余白
2
第2表
コポリマー L値 フロー値 SL値 水滓0.6
部 0.21 152 1.6 無0.8部 0
.29 178 1.5 無1.0部 0.36
206 1.2 無1.2部 0.43 2
13 0.9 無[実施例31 実施例1において、石膏分散剤をコポリマー(3)
[n / m = 4 / 6 ]に変え、その配合量
を変動させた以外は実施例1と同様にして石膏水性組成
物を調製し、同様な測定を行なった。得られた結果を第
3表に示す。
部 0.21 152 1.6 無0.8部 0
.29 178 1.5 無1.0部 0.36
206 1.2 無1.2部 0.43 2
13 0.9 無[実施例31 実施例1において、石膏分散剤をコポリマー(3)
[n / m = 4 / 6 ]に変え、その配合量
を変動させた以外は実施例1と同様にして石膏水性組成
物を調製し、同様な測定を行なった。得られた結果を第
3表に示す。
以下余白
第3表
コポリマー L値 フロー値 SL値 水滓0.1
部 0.10 193 0.94 無0.2部 0
.19 203 1.0 無0.4部 0.39
219 1.0 無0.6部 0.57 2
26 0.95 無[比較例1] 実施例3において、石膏分散剤の配合量を1゜5部に変
えた以外は実施例1と同様に石膏水性組成物を調製し、
同様な測定を行なった。得られた結果を第4表に示す。
部 0.10 193 0.94 無0.2部 0
.19 203 1.0 無0.4部 0.39
219 1.0 無0.6部 0.57 2
26 0.95 無[比較例1] 実施例3において、石膏分散剤の配合量を1゜5部に変
えた以外は実施例1と同様に石膏水性組成物を調製し、
同様な測定を行なった。得られた結果を第4表に示す。
第4表
ポリマー L値 フロー値 SL値 水滓1.5
部 1.43 238 0.55 大5 [実施例4] 実施例1において、石膏分散剤をコポリマー(4)
[n / m = 3 / 7 ]に変え、その配合量
を変動させた以外は実施例1と同様に石膏水性組成物を
調製し、同様な測定を行なった。得られた結果を第5表
に示す。
部 1.43 238 0.55 大5 [実施例4] 実施例1において、石膏分散剤をコポリマー(4)
[n / m = 3 / 7 ]に変え、その配合量
を変動させた以外は実施例1と同様に石膏水性組成物を
調製し、同様な測定を行なった。得られた結果を第5表
に示す。
第5表
コポリマー L値 フロー値 SL値 水滓0.2
部 0.12 172 1.0 無0.4部 0
.25 205 0.87 無0.6部 0.37
223 0.88 無[実施例5] 実施例1において、石膏分散剤をコポリマー(5)
[n / m = 2 / 8 ]に変え、その配合量
を変動させた以外は実施例1と同様に石膏水性組成物を
調製し、同様な測定を行なった。得られた結果を第6表
に示す。
部 0.12 172 1.0 無0.4部 0
.25 205 0.87 無0.6部 0.37
223 0.88 無[実施例5] 実施例1において、石膏分散剤をコポリマー(5)
[n / m = 2 / 8 ]に変え、その配合量
を変動させた以外は実施例1と同様に石膏水性組成物を
調製し、同様な測定を行なった。得られた結果を第6表
に示す。
6
第6表
コポリマー し値 フロー値 SL値 水滓0.6
部 0.21 215 0.85 無0.8部 0
.2.9 220 0.92 無1.0部 0.3
8 222 0.92 無[比較例2] 実施例1において、石膏分散剤をポリアクリル酸ナトリ
ウム[ホモポリマー、分子量約5000]に変え、その
配合量を変動させた以外は実施例1と同様に石膏水性組
成物を調製し、同様な測定を行なった。得られた結果を
第7表に示す。
部 0.21 215 0.85 無0.8部 0
.2.9 220 0.92 無1.0部 0.3
8 222 0.92 無[比較例2] 実施例1において、石膏分散剤をポリアクリル酸ナトリ
ウム[ホモポリマー、分子量約5000]に変え、その
配合量を変動させた以外は実施例1と同様に石膏水性組
成物を調製し、同様な測定を行なった。得られた結果を
第7表に示す。
以下余白
第7表
ポリマー L値 フロー値 SL値 水滓2.0
部 無限大 110 測定不能 無水3.0部
同上 155 0.1 中本4.0部 同
上 208 0.3 大零註:木=24時間後
でも凝結せず。
部 無限大 110 測定不能 無水3.0部
同上 155 0.1 中本4.0部 同
上 208 0.3 大零註:木=24時間後
でも凝結せず。
[実施例6]
次の配合組成からなる石膏水性組成物を調製した。
燐酸石膏(実施例1と同じ) 100部普通ポルト
ランドセメント 6部骨材(新特5号ケイ砂
: 宇部電気化学■製) 70部骨材(新特6号
ケイ砂: 宇部電気化学舗装) 30部ホウ砂
0.2部石膏分散剤[コポリマー(
1) n / m −3/ 7 ] 第8表に示した量粘
度調整剤(ハイメトローズ# 30000:信越化学■
製 ) 0.07部 消泡剤(SNデフォ−マー14HP :サンノプコ■製
) 0.05部消泡剤(フォーマスターP C
,: サンノプコ■製) 0.10部硫酸カリウム
0.1部水
約40部」二記の石膏水
性組成物については実施例1と同様な測定を行なった。
ランドセメント 6部骨材(新特5号ケイ砂
: 宇部電気化学■製) 70部骨材(新特6号
ケイ砂: 宇部電気化学舗装) 30部ホウ砂
0.2部石膏分散剤[コポリマー(
1) n / m −3/ 7 ] 第8表に示した量粘
度調整剤(ハイメトローズ# 30000:信越化学■
製 ) 0.07部 消泡剤(SNデフォ−マー14HP :サンノプコ■製
) 0.05部消泡剤(フォーマスターP C
,: サンノプコ■製) 0.10部硫酸カリウム
0.1部水
約40部」二記の石膏水
性組成物については実施例1と同様な測定を行なった。
得られた結果を第8表に示す。
以下余白
9
第8表
コポリマー L値 フロー値 SL値 水源0.8
部 0.34 175 1.0 無t、o部 0
.43 183 0.97 無1.2部 0.52
192 0.92 無1.4部 0.60 1
98 0.85 無特許出願人 宇部興産株式会社 同」−日本触媒化学工業株式会社 代理人 弁理士 柳川泰男 0
部 0.34 175 1.0 無t、o部 0
.43 183 0.97 無1.2部 0.52
192 0.92 無1.4部 0.60 1
98 0.85 無特許出願人 宇部興産株式会社 同」−日本触媒化学工業株式会社 代理人 弁理士 柳川泰男 0
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ■。石・八〇、骨材、石膏分散剤、消泡剤および水を含
有する石膏水性組成物であって、 石膏分散剤が、ポリアルキレングリコールモノ(メタ)
アクリル酸エステル系モノマーから誘導された構成中位
と(メタ)アクリル酸系モノマーから誘導された構成中
位とを含む(メタ)アクリル醇系コポリマーであり、 石膏分散剤の配合量は、下記の式: %式%) () () n:石膏分散剤中の(メタ)アクリル酸系モノマーから
誘導された構成単位 の含右州(爪1ル部) m:石膏分散剤中のポリアルキレングリコールモノ(メ
タ)アクリル酸エス テル系モノマーから誘導された構成 単位の含有量(重量部) である] を満足するような品であり、 石膏と骨材の配合量割合は石膏100重量部に対して骨
材が10〜300重量部であり、水の配合M−は、石膏
配合量に対して20〜80重量%であり、 消泡剤の配合量は石膏と骨材との合計量に対して0.O
1〜i、o重量%であり、がっ、石膏水性組成物のフロ
ー値が150mm以」−であることを特徴とするセルフ
レベリング性石膏水性組成物。 2゜該石膏分散剤が、 一般式、 R1 寸CH2−Cす C−〇+R20′rTR3 1 [但し、R1は水素又はメチル基を表わし、R2は炭素
数2〜4個のアルキレン基を表わし、R3は水素又は炭
素数1〜5個のアルキル基を表わし、pは1〜100の
整数を表わす] で示されるポリアルキレングリコールモノ(メタ)アク
リル酸エステル系モノマーから誘導された構成単位(イ
)、 一般式: %式% [但し、R4は水素又はメチル基を表わし、Xは水素、
−価金属、二価金属、アンモニウム基もしく有機アミン
基を表わす] で示される(メタ)アクリル酸系モノマーがら誘導され
た構成単位(ロ)、および、 これらのモノマーと共重合可能な七ツマ−から誘導され
た構成単位(ハ)を、(イ)を10〜95重量%、(ロ
)を90〜5重量%および(ハ)を0〜50重量%(但
し、(イ)、(ロ)および(ハ)の合計は100重量%
である)の比率で含有する(メタ)アクリル酸系コポリ
マーであることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
のセルフレベリング性石膏水性組成物。 3゜該′石膏分散剤が、該ポリアルキレングリコールモ
ノ(メタ)アクリル酸エステル系モノマーから誘導され
た構成単位(イ)を50〜80重量%、および該(メタ
)アクリル酸系モノマーから誘導された構成単位(ロ)
を20〜50重量%(但し、両者の合計量は100重量
%である)の比率で含有する(メタ)アクリル酸系コポ
リマーであることを特徴とする特許請求の範囲第2項記
載のセルフレベリング性石膏水性組成物。 4゜さらに、セメントを石膏に対して40重量%以内の
量で含有することを特徴とする特許請求の範囲第1項記
載のセルフレベリング性石膏水性組成物。 5゜さらに、粘度調整剤、膨張抑制剤および凝結調整剤
を含有することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
のセルフレベリング性石膏水性組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58075874A JPS59203742A (ja) | 1983-04-28 | 1983-04-28 | セルフレベリング性石膏水性組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58075874A JPS59203742A (ja) | 1983-04-28 | 1983-04-28 | セルフレベリング性石膏水性組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59203742A true JPS59203742A (ja) | 1984-11-17 |
JPS641426B2 JPS641426B2 (ja) | 1989-01-11 |
Family
ID=13588850
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58075874A Granted JPS59203742A (ja) | 1983-04-28 | 1983-04-28 | セルフレベリング性石膏水性組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59203742A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61266340A (ja) * | 1985-05-18 | 1986-11-26 | 清水建設株式会社 | 石膏系流し延べ床材用組成物及びその施工法 |
JPS61266681A (ja) * | 1985-05-22 | 1986-11-26 | Eebiic Shokai:Kk | セルフレベリング床面形成用組成物 |
JPS62256752A (ja) * | 1986-04-28 | 1987-11-09 | 新日鐵化学株式会社 | セルフレベリング性モルタル |
JPS6470174A (en) * | 1987-09-10 | 1989-03-15 | Mitsui Petrochemical Ind | Coating method for inside surface of tubular body |
US6264739B1 (en) | 1995-02-20 | 2001-07-24 | Kao Corporation | Dispersant for plaster |
US9017520B2 (en) | 2010-03-23 | 2015-04-28 | Basf Se | Paper coating or binding formulations and methods of making and using same |
US9102848B2 (en) | 2011-02-28 | 2015-08-11 | Basf Se | Environmentally friendly, polymer dispersion-based coating formulations and methods of preparing and using same |
CN109516752A (zh) * | 2017-09-20 | 2019-03-26 | 天津超能建材有限公司 | 石膏自流平材料及石膏自流平砂浆 |
CN111606678A (zh) * | 2019-06-21 | 2020-09-01 | 中建材创新科技研究院有限公司 | 一种石膏基自流平地坪及其制备方法 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9382155B2 (en) | 2012-03-14 | 2016-07-05 | Toho Chemical Industry Co., Ltd. | Gypsum dispersant |
WO2013137400A1 (ja) | 2012-03-14 | 2013-09-19 | 東邦化学工業株式会社 | 石膏用分散剤 |
-
1983
- 1983-04-28 JP JP58075874A patent/JPS59203742A/ja active Granted
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61266340A (ja) * | 1985-05-18 | 1986-11-26 | 清水建設株式会社 | 石膏系流し延べ床材用組成物及びその施工法 |
JPS61266681A (ja) * | 1985-05-22 | 1986-11-26 | Eebiic Shokai:Kk | セルフレベリング床面形成用組成物 |
JPS62256752A (ja) * | 1986-04-28 | 1987-11-09 | 新日鐵化学株式会社 | セルフレベリング性モルタル |
JPS6470174A (en) * | 1987-09-10 | 1989-03-15 | Mitsui Petrochemical Ind | Coating method for inside surface of tubular body |
US6264739B1 (en) | 1995-02-20 | 2001-07-24 | Kao Corporation | Dispersant for plaster |
US9017520B2 (en) | 2010-03-23 | 2015-04-28 | Basf Se | Paper coating or binding formulations and methods of making and using same |
US9102848B2 (en) | 2011-02-28 | 2015-08-11 | Basf Se | Environmentally friendly, polymer dispersion-based coating formulations and methods of preparing and using same |
CN109516752A (zh) * | 2017-09-20 | 2019-03-26 | 天津超能建材有限公司 | 石膏自流平材料及石膏自流平砂浆 |
CN111606678A (zh) * | 2019-06-21 | 2020-09-01 | 中建材创新科技研究院有限公司 | 一种石膏基自流平地坪及其制备方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS641426B2 (ja) | 1989-01-11 |
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