JPS59188001A - ロ−タリピストンエンジンのアペックスシ−ルおよびその製造法 - Google Patents
ロ−タリピストンエンジンのアペックスシ−ルおよびその製造法Info
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- JPS59188001A JPS59188001A JP58051080A JP5108083A JPS59188001A JP S59188001 A JPS59188001 A JP S59188001A JP 58051080 A JP58051080 A JP 58051080A JP 5108083 A JP5108083 A JP 5108083A JP S59188001 A JPS59188001 A JP S59188001A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C22—METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
- C22C—ALLOYS
- C22C37/00—Cast-iron alloys
- C22C37/06—Cast-iron alloys containing chromium
- C22C37/08—Cast-iron alloys containing chromium with nickel
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D5/00—Heat treatments of cast-iron
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01C—ROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
- F01C19/00—Sealing arrangements in rotary-piston machines or engines
- F01C19/005—Structure and composition of sealing elements such as sealing strips, sealing rings and the like; Coating of these elements
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は特に高出力のロータリピストンエンジンのア
ペックスシールおよびその製造法に関するものである。
ペックスシールおよびその製造法に関するものである。
ロータリピストンエンジンにおいては、第1図および第
2図、第3図に示すようにロータハウジング12とサイ
ドハウジング16とによって構成されたケーシング14
内に、該ケーシング14内を遊星回転運動するロータ2
が配設されており、アペックスシール1が上記ロータ2
の頂部に設けだ°シール溝3内に嵌装されている。この
アペックスシール1はスプリング4の作用により常時ロ
ータハウジング内周面5に密着状に当接されて、隣接す
る各作動室6,7間の気密を保つように構成されている
。なお、アペックスシール1はメインピ−ス8およびサ
イドピース9からなる分割構造とされている。アペック
スシール1は、ローフハウジング内周面5を高速で摺動
するため、該アペックスシール1の摺動部分10(第9
図参照)には優れた耐摩耗性が要求される。特に過給シ
ステム等ヲ採用した高出力ロータリピストンエンジンに
おいては特に耐摩耗性、耐熱衝撃性等に高性能が要求さ
れる。しかし、従来のアペックスシール1としては、元
素B′ff:添加した鋳鉄をシェル型に鋳造し、全体を
チル組織とした優れた耐摩耗性を有するものが知られて
いる(例えば、特公昭j6−367θθ号公報参照)。
2図、第3図に示すようにロータハウジング12とサイ
ドハウジング16とによって構成されたケーシング14
内に、該ケーシング14内を遊星回転運動するロータ2
が配設されており、アペックスシール1が上記ロータ2
の頂部に設けだ°シール溝3内に嵌装されている。この
アペックスシール1はスプリング4の作用により常時ロ
ータハウジング内周面5に密着状に当接されて、隣接す
る各作動室6,7間の気密を保つように構成されている
。なお、アペックスシール1はメインピ−ス8およびサ
イドピース9からなる分割構造とされている。アペック
スシール1は、ローフハウジング内周面5を高速で摺動
するため、該アペックスシール1の摺動部分10(第9
図参照)には優れた耐摩耗性が要求される。特に過給シ
ステム等ヲ採用した高出力ロータリピストンエンジンに
おいては特に耐摩耗性、耐熱衝撃性等に高性能が要求さ
れる。しかし、従来のアペックスシール1としては、元
素B′ff:添加した鋳鉄をシェル型に鋳造し、全体を
チル組織とした優れた耐摩耗性を有するものが知られて
いる(例えば、特公昭j6−367θθ号公報参照)。
しかしながら、このアペックスシール1は全体に多くの
炭化物が晶出しているため、熱伝導度が低くて耐熱衝撃
性に乏しく、加熱・冷却の熱サイクルを繰返すロータリ
ピストンエンジンにおいては、ヒートクラック(熱衝撃
による割れ)が多“発するという問題があった。
炭化物が晶出しているため、熱伝導度が低くて耐熱衝撃
性に乏しく、加熱・冷却の熱サイクルを繰返すロータリ
ピストンエンジンにおいては、ヒートクラック(熱衝撃
による割れ)が多“発するという問題があった。
また、Bを添加しない鋳鉄をシェル型に鋳造し、摺動部
分10のみをチル組織としたものもあるが、このアペッ
クスシール1は、上記と逆に耐熱衝撃性には優れるが、
耐摩耗性に乏しいという問題があった。
分10のみをチル組織としたものもあるが、このアペッ
クスシール1は、上記と逆に耐熱衝撃性には優れるが、
耐摩耗性に乏しいという問題があった。
本発明はかかる従来の問題点に鑑みてなされたものであ
って、摺動部分全チル組織とするとともに、母材部分を
ベイナイト組織として、耐摩耗性および耐熱衝撃性に極
めて優れるロータリピストンエンジンのアペックスシー
ルおよびその製造券法を提供するものである。
って、摺動部分全チル組織とするとともに、母材部分を
ベイナイト組織として、耐摩耗性および耐熱衝撃性に極
めて優れるロータリピストンエンジンのアペックスシー
ルおよびその製造券法を提供するものである。
本発明に係るアペックスシール1の材料の組成は、重量
比で、c、2.s−りθ係、Si/、j〜j、θ係、M
n /θチ以下、NiO,,2S−、,2θ係、M00
J2.3−2.0%、Cu O,2S −2,0%、B
O,05〜9.3%、Cr 0.2〜/、 S q6
、V O,θS〜/、θチ、残部がFeからなる。そし
て、アペックスシール1の摺動部分10(第7図参照)
は、面積率Sjチ以上の炭化物を有するチル組織であシ
、また、その他の母材部分11は、面積率/j%以下の
炭化物を有するベイナイト組織とされている。なお、上
記各組成の重量比の限定理由は以下のとおシである。
比で、c、2.s−りθ係、Si/、j〜j、θ係、M
n /θチ以下、NiO,,2S−、,2θ係、M00
J2.3−2.0%、Cu O,2S −2,0%、B
O,05〜9.3%、Cr 0.2〜/、 S q6
、V O,θS〜/、θチ、残部がFeからなる。そし
て、アペックスシール1の摺動部分10(第7図参照)
は、面積率Sjチ以上の炭化物を有するチル組織であシ
、また、その他の母材部分11は、面積率/j%以下の
炭化物を有するベイナイト組織とされている。なお、上
記各組成の重量比の限定理由は以下のとおシである。
C:、24%未満ではチル組織の部分すなわち摺動部分
10における炭化物の析出量が少なく、耐摩耗性が悪い
。また、ダ、θ%よりも多いと過共晶となシキッシュ黒
鉛が析出して材料が脆化する。
10における炭化物の析出量が少なく、耐摩耗性が悪い
。また、ダ、θ%よりも多いと過共晶となシキッシュ黒
鉛が析出して材料が脆化する。
Si:/、j%未満では母材部分11のチル化傾向が大
きく、耐熱衝撃性が悪い。また、3θ係よシも多いと黒
鉛化傾向が強まシ、チル性が劣化する。
きく、耐熱衝撃性が悪い。また、3θ係よシも多いと黒
鉛化傾向が強まシ、チル性が劣化する。
Mn: 製鋼上脱硫のために添加でれるもので、7.
0%よりも多いと材料を脆化させる。
0%よりも多いと材料を脆化させる。
Ni 、 Mo、 Cu : 基地を強化させる効果
を有す′ る。0.2S%未満では効果が不十分であシ
、また、20襲よシも多いと効果が飽和して無駄である
。
を有す′ る。0.2S%未満では効果が不十分であシ
、また、20襲よシも多いと効果が飽和して無駄である
。
B: 炭化物の析出および微細化に顕著な効果を有する
。゛O4θSチ未満ではチル化作用が発揮されず、耐摩
耗性が悪い。また、o、3q6よすも多いと材料を脆化
させ、耐熱衝撃性が悪くなる。
。゛O4θSチ未満ではチル化作用が発揮されず、耐摩
耗性が悪い。また、o、3q6よすも多いと材料を脆化
させ、耐熱衝撃性が悪くなる。
Cr: 炭化物を晶出させる効果を有する。前述した
Bのみで十分な耐摩耗性を得ようとする場合、不可避的
にB多量添加による欠点が生じるのでB添加量を少なく
しなければならない。このB不足による耐摩耗性の不足
を補償するためにCrは添加される。0.2%未満では
その効果が十分得られない。また、/、5%よシも多い
と被剛性が悪い。
Bのみで十分な耐摩耗性を得ようとする場合、不可避的
にB多量添加による欠点が生じるのでB添加量を少なく
しなければならない。このB不足による耐摩耗性の不足
を補償するためにCrは添加される。0.2%未満では
その効果が十分得られない。また、/、5%よシも多い
と被剛性が悪い。
V:Crと同じく炭化物を晶出させる効果を有し、炭化
物を形成して耐摩耗性を向上させるとともに、組織を微
細化する。0.05%未満では効果が不十分であり、ま
た、7.0係よりも多いと炭化物の生成量が多くなシ過
ぎかえって脆化する。
物を形成して耐摩耗性を向上させるとともに、組織を微
細化する。0.05%未満では効果が不十分であり、ま
た、7.0係よりも多いと炭化物の生成量が多くなシ過
ぎかえって脆化する。
なお、以上の組成に加えて、チル組織を安定化させるた
めにさらにMq ff添加しても良い。この場合、Mq
は重量比で0.985〜0.65%とする〇これは、0
.00S%未満では効果が不十分であり、また、Q、θ
j係よりも多いと効果が飽和して無駄となるからである
。
めにさらにMq ff添加しても良い。この場合、Mq
は重量比で0.985〜0.65%とする〇これは、0
.00S%未満では効果が不十分であり、また、Q、θ
j係よりも多いと効果が飽和して無駄となるからである
。
次に、アペックスシール1の製造方法を説明す(i)
鋳造 上述した組成を有する鋳鉄をシェル型に鋳造する0 (ii) 素材の調製 上記鋳造によシ得られた鋳造品(図示省略)を炉内に入
れて、200〜/θSθ0Cの温度で5時間以上加熱し
た後、徐冷(炉冷)を行なって(加熱処理)素材(図示
省略)を調製する。この素材は、加熱処理によシセメン
タイトが分解して黒鉛が晶出した面積率15%以下の炭
化物を有するベイナイト組織である。加熱温度が900
0C以下ではセメンタイトを分解して黒鉛を晶出させる
のに不十分であシ、逆に103;OOC以上では鋳鉄素
材の融点近くになるため好ましくない。また、加熱時間
がS時間以下ではセメンタイ)k分解して黒鉛を晶出さ
せるのに不十分である。
鋳造 上述した組成を有する鋳鉄をシェル型に鋳造する0 (ii) 素材の調製 上記鋳造によシ得られた鋳造品(図示省略)を炉内に入
れて、200〜/θSθ0Cの温度で5時間以上加熱し
た後、徐冷(炉冷)を行なって(加熱処理)素材(図示
省略)を調製する。この素材は、加熱処理によシセメン
タイトが分解して黒鉛が晶出した面積率15%以下の炭
化物を有するベイナイト組織である。加熱温度が900
0C以下ではセメンタイトを分解して黒鉛を晶出させる
のに不十分であシ、逆に103;OOC以上では鋳鉄素
材の融点近くになるため好ましくない。また、加熱時間
がS時間以下ではセメンタイ)k分解して黒鉛を晶出さ
せるのに不十分である。
(iii) チル組織の調製
上記素材の摺動部分10(となる部分)のみを電子ビー
ムなどによう再溶融させて急冷し、面積率55%以上の
炭化物を有するチル組織とする。
ムなどによう再溶融させて急冷し、面積率55%以上の
炭化物を有するチル組織とする。
(iv)アペックスシールの製造
最後に、上記素材をアペックスシール1の形状に加工し
て製品とする。
て製品とする。
実施例
次に、第1表に示すような化学組成を有するアペックス
シール1の試料S/〜Sgを作成し、本発明品の耐摩耗
性および耐熱衝撃性についての特性試験(摩耗試験・熱
衝撃試験)を比較品および従来品との比較において、以
下の要領で行なった。
シール1の試料S/〜Sgを作成し、本発明品の耐摩耗
性および耐熱衝撃性についての特性試験(摩耗試験・熱
衝撃試験)を比較品および従来品との比較において、以
下の要領で行なった。
試料S/〜S3(本発明品): 高周波電気炉で溶解し
た溶湯を/sθθ〜/、5,2θOcで出湯して市販の
Fe−8i合金で接種後、これを739θ〜/グθθO
cでシェル型に注湯し成形した鋳造品を、・炉内に入れ
りjθ0cの温度で6時間加熱して炉冷し、その後電子
ビームにょシ摺動部分10(となる部分)をチル組織と
した素材ヲ、アペックスシール1の形状に加工して製造
したものである。
た溶湯を/sθθ〜/、5,2θOcで出湯して市販の
Fe−8i合金で接種後、これを739θ〜/グθθO
cでシェル型に注湯し成形した鋳造品を、・炉内に入れ
りjθ0cの温度で6時間加熱して炉冷し、その後電子
ビームにょシ摺動部分10(となる部分)をチル組織と
した素材ヲ、アペックスシール1の形状に加工して製造
したものである。
試料s41.ss (比較品)二 上記本発明品と同様
の方法によシ試作したもので、試料sグは本発明品よフ
もBの添加量を少なくしたもの、試料、SSは本発明品
よシもBの添加量を多くしたものである。
の方法によシ試作したもので、試料sグは本発明品よフ
もBの添加量を少なくしたもの、試料、SSは本発明品
よシもBの添加量を多くしたものである。
試料S乙、S7 (従来品)二 上記本発明品と同様の
方法でシェル型に鋳造しく冷し全使用)、そのままで全
体に炭化物を晶出させてチル化した素材を、アペックス
シール1の形状に加工して製造したものである〇 試料Sと(従来品)二 Bを含有しない鋳鉄を素材とし
たものであシ、鋳造後加熱処理を施さず、と nまま摺動部分10(となる部分)を電子ビームにより
チル化させた後、アペックスシール1の形状に加工して
製造したものである。
方法でシェル型に鋳造しく冷し全使用)、そのままで全
体に炭化物を晶出させてチル化した素材を、アペックス
シール1の形状に加工して製造したものである〇 試料Sと(従来品)二 Bを含有しない鋳鉄を素材とし
たものであシ、鋳造後加熱処理を施さず、と nまま摺動部分10(となる部分)を電子ビームにより
チル化させた後、アペックスシール1の形状に加工して
製造したものである。
摩耗試験
(1)試験方法
スライダ式摩耗試験:Crメッキを施した回転円盤上に
アペックスシール1の摺動部分10を押圧して摺動させ
(潤滑剤なし)、その高石方向の摩耗量を測定した0 (2)条件 アペックスシール1 (試料)の寸法:幅W=3 1n
m 高さH= g m−1 長さL −/ Omrn (第9図参照)押圧カニ ダ
、5に9 回転速度(摺動速度) : S m / Sec時
間= 20分 熱衝撃試験 (1) 試験方法 アペックスシール1を加熱(3gθ0C)シ冷却(水冷
)する熱サイクルを29回繰返した後、アペックスシー
ル1のクラック(割れ)の有無ケ判定する。
アペックスシール1の摺動部分10を押圧して摺動させ
(潤滑剤なし)、その高石方向の摩耗量を測定した0 (2)条件 アペックスシール1 (試料)の寸法:幅W=3 1n
m 高さH= g m−1 長さL −/ Omrn (第9図参照)押圧カニ ダ
、5に9 回転速度(摺動速度) : S m / Sec時
間= 20分 熱衝撃試験 (1) 試験方法 アペックスシール1を加熱(3gθ0C)シ冷却(水冷
)する熱サイクルを29回繰返した後、アペックスシー
ル1のクラック(割れ)の有無ケ判定する。
(2)条件
アペックスシール1 (試料)の寸法:幅W二3 mm
高さH=にmm
長さし−どOmm (第9図参照)
アペックスシール1の本数: 各790本上記摩耗試験
および熱衝撃試験の結果を第2表に示す〇 第2表か7ら明らかなとおシ、本発明品(S/〜〉 SJ)は摺動部分10の摩耗量およびクラック発生率の
いずれにおいても許容基準を満足し、耐摩耗性および耐
熱衝撃性が良好である。
および熱衝撃試験の結果を第2表に示す〇 第2表か7ら明らかなとおシ、本発明品(S/〜〉 SJ)は摺動部分10の摩耗量およびクラック発生率の
いずれにおいても許容基準を満足し、耐摩耗性および耐
熱衝撃性が良好である。
これに対し、比較品(Sll)はBの添加量が少ないた
め耐摩耗性が悪く、比較品(S j)はBの添加量が多
いため耐熱衝撃性が悪い。
め耐摩耗性が悪く、比較品(S j)はBの添加量が多
いため耐熱衝撃性が悪い。
また、従来品(Sg、S’7)は全体(主として母材部
分11)がチル組織となっているため、熱伝導度が低く
、熱衝撃によるクラックの発生率が許容基準をはるかに
越え、耐熱衝撃性が悪い。
分11)がチル組織となっているため、熱伝導度が低く
、熱衝撃によるクラックの発生率が許容基準をはるかに
越え、耐熱衝撃性が悪い。
また、従来品(S g)は摺動部分10における炭化物
の析出量が本発明品(S/〜S3)に比べて少ないため
、耐摩耗性が悪い。
の析出量が本発明品(S/〜S3)に比べて少ないため
、耐摩耗性が悪い。
以上の結果から、本発明品は比較品および従来品に比較
して耐摩耗性および耐熱衝撃性に優れることが判明した
。
して耐摩耗性および耐熱衝撃性に優れることが判明した
。
次に、本発明における鋳造後の加熱条件を検討するため
、第1表の試料S2と同一の化学組成を有する試料扁/
〜A乙についての加熱処理後の硬さ試験を、加熱温度お
よび加熱時間を変化させて行なった。その結果を第3表
に示す。
、第1表の試料S2と同一の化学組成を有する試料扁/
〜A乙についての加熱処理後の硬さ試験を、加熱温度お
よび加熱時間を変化させて行なった。その結果を第3表
に示す。
第3表から明らかなとおシ、加熱温度を7jθ0Cとし
た試料茄/〜扁3では、に時間加熱しても、加熱処理後
の硬さは許容基準よシも低くならない。これは、セメン
タイトの分解が不充分であシ、熱衝撃に対して弱いこと
を示す。これに対し、加熱温度を2.5θ0Cとした試
料AグルA乙では、約6時間加熱すれば、加熱処理後の
硬さが許容基準よシも低くなる。これは、セメンタイト
が分解して黒鉛が晶出したことを示す。
た試料茄/〜扁3では、に時間加熱しても、加熱処理後
の硬さは許容基準よシも低くならない。これは、セメン
タイトの分解が不充分であシ、熱衝撃に対して弱いこと
を示す。これに対し、加熱温度を2.5θ0Cとした試
料AグルA乙では、約6時間加熱すれば、加熱処理後の
硬さが許容基準よシも低くなる。これは、セメンタイト
が分解して黒鉛が晶出したことを示す。
以上の結果から、本発明における加熱条件としては、加
熱温度950°C1加熱時間6時間程度で充分であるこ
とが判明した。
熱温度950°C1加熱時間6時間程度で充分であるこ
とが判明した。
なお、上記試験結果を示す参考資料として、第5図ない
し第7図に、それぞれ、上記試料S2の鋳造後、加熱処
理後およびチル化後における組織の光学顕微鏡写真を示
す。写真の倍率はいずれも706倍である。
し第7図に、それぞれ、上記試料S2の鋳造後、加熱処
理後およびチル化後における組織の光学顕微鏡写真を示
す。写真の倍率はいずれも706倍である。
鋳造後の組織を示す第S図において、色の濃い黒色部分
は黒鉛、色の薄い灰色がかった部分はパーライト、およ
び残シの白色部分は複合炭化物である。
は黒鉛、色の薄い灰色がかった部分はパーライト、およ
び残シの白色部分は複合炭化物である。
加熱処理後の組織を示す第6図において、黒色部分は黒
鉛、灰色部分はベイカイト、および残シの白色部分(面
積率約79条)は複合炭化物であるO また、チル化後の組織を示す第7図において、灰色部分
はマルテンサイト、および残シの白色部分(面積率約6
θ係)は複合炭化物である。
鉛、灰色部分はベイカイト、および残シの白色部分(面
積率約79条)は複合炭化物であるO また、チル化後の組織を示す第7図において、灰色部分
はマルテンサイト、および残シの白色部分(面積率約6
θ係)は複合炭化物である。
以上詳述したように、本発明によれば、ロータハウジン
グ内周面を高速で摺動する摺動部分はチル組織であるた
め優れた耐摩耗性を有し、また摺動部分以外の母材部分
は熱伝導度が高いベイナイト組織で唯あるため優れた耐
熱衝撃性を有し、加熱・冷却の熱サイクルを繰返す過酷
な条件下においてもヒートクラックを防止することがで
き、過給システム等を採用する高出力のロータリピスト
ンエンジン用としても優れた効果全有するアペックスシ
ールを提供することができる。
グ内周面を高速で摺動する摺動部分はチル組織であるた
め優れた耐摩耗性を有し、また摺動部分以外の母材部分
は熱伝導度が高いベイナイト組織で唯あるため優れた耐
熱衝撃性を有し、加熱・冷却の熱サイクルを繰返す過酷
な条件下においてもヒートクラックを防止することがで
き、過給システム等を採用する高出力のロータリピスト
ンエンジン用としても優れた効果全有するアペックスシ
ールを提供することができる。
第1図はロータリピストンエンジンの正面図、第3図お
よび第3図はロータリピストンエンジンの一部を示し、
第2図は同縦断面図、第3図は第2図における■−■線
に沿った断面図、第グ図はアペックスシールの斜視図、
第5図ないし第7図は本発明に係るアペックスシールの
一実施例の組織を示し、それぞれ、第S図は鋳造後、第
6図は加熱処理後、第7図はチル化後における組織の光
学顕微鏡写真である。 1・・・・アペックスシール、10・・・・・・WiJ
動部分、11・・・・・・母材部分 手 続 補 正 書 昭和69年2月 2日 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 1事件の表示 昭和ss’年特許願第6IO&’0号 2発明の名称 ロータリピストンエンジンのアペックスシールおよびそ
の製造法3 補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 広島県安芸郡府中町新地3番/号名称 (313
) 東洋工業株式会社代表考山崎芳樹 4代理人 郵便番号 530 居所 大阪府大阪市北区西天?fJiJ4丁目4番18
号梅ケ枝中央ビル 6補正の対象 (1) 明細書の特許請求の範囲の欄(2)明細書の
発明の詳細な説明の欄 7補正の内容 (1) 特許請求の範囲を別紙のとおり補正する。 (2)明細書第7頁第5行の「母材部分を」の次に「主
に」を加入する。 (3)明細書第1頁第3♂行の「有する」の次に「主と
して」を加入する。 (4)明細書第1乙第1と行の「されている。」の次に
「摺動部分10の炭化物が面積率、56係未満では耐摩
耗性が不足し、また、母材部分11の炭化物が面積率1
5%を越えると熱伝導性が低下して耐熱衝撃性が悪くな
る。さらに、母材部分11は主としてベイナイト組織で
あり、このベイナイト組織は一般的に靭性および曲げ強
度があり、さらにある程度の硬さも有するため、アペッ
クスシール1の強度を保つことができるとともに母材部
分11がシール溝6と接触した場合の耐摩耗性も確保で
きる。」を加入する。 (5)明細書第5頁第2行、同頁第グ行、同1頁第1乙
行および第1グ頁第73行の「析出」を「晶出」に訂正
する。 (6) 明細書第7頁第70行、同頁第73行、同頁
第1乙行、第1j頁下から第乙行および同頁下から第2
行の「セメンタイト」を1炭化物」に訂正する。 (力 明細書第7頁第1/行の「有する」の次に「主と
して」を加入する。 (8) 明細書第7頁第1/行、同頁第77行および
第、6真下ヵ、ら第7行。「晶出4.「析出」ξ訂正す
る。 (9)明細書第1乙頁第70行〜第1/行の「パーライ
ト」を「主にベイナイト組織(一部パーライト組織が存
在する)」に訂正する。 (10)明細書第1乙頁第1グ行の「ベイナイト」を「
主にベイナイト組織(一部パーライト組織が存在する)
」に訂正する。 (11)明細書第17頁第3行の「高い」の次に「主と
して」を加入する。 8 添付書類の目録 (1)補正後の特許請求の範囲の全文を記載した書面
1通補正後の特許請求の範囲の全文を記載した書面
(1) 重量比で、(,2,5〜Z0%、Si/、5
〜3θ係、MnlO%以下、Ni 02j 〜、2.0
%、MOθj 、5− J、θチ、Cu0.15〜J
、θチ、Bθθj〜03チ、CrO,!〜16%、■θ
θ、5−70係、残部がFeからなる組成であり、摺動
部分が面積率、56%以上の炭化物を有するチル組織で
あるとともに、母材部分が面積率/6係以下の炭化物を
有する主としてベイナイト組織であることを特徴とする
ロータリピストンエンジンのアペックスシール。 (21重量比で、C−j〜4to係、Si/、5〜30
係、Mn/θ係以下、NiO,15−2,0%、Moo
、2.!;−,2,0%、CuO,26〜J、0%、B
006〜03%、CrO,2〜/6%、■006〜/
θ係、残部がFeからなる組成の鋳造品を200〜10
600Cの温度で5時間以上加熱する処理を施して素材
を調製し、この素材の摺動部分のみを再溶融させて急冷
しチル化させることを特徴とするロータリピストンエン
ジンのアペンクスシールの製造法。
よび第3図はロータリピストンエンジンの一部を示し、
第2図は同縦断面図、第3図は第2図における■−■線
に沿った断面図、第グ図はアペックスシールの斜視図、
第5図ないし第7図は本発明に係るアペックスシールの
一実施例の組織を示し、それぞれ、第S図は鋳造後、第
6図は加熱処理後、第7図はチル化後における組織の光
学顕微鏡写真である。 1・・・・アペックスシール、10・・・・・・WiJ
動部分、11・・・・・・母材部分 手 続 補 正 書 昭和69年2月 2日 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 1事件の表示 昭和ss’年特許願第6IO&’0号 2発明の名称 ロータリピストンエンジンのアペックスシールおよびそ
の製造法3 補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 広島県安芸郡府中町新地3番/号名称 (313
) 東洋工業株式会社代表考山崎芳樹 4代理人 郵便番号 530 居所 大阪府大阪市北区西天?fJiJ4丁目4番18
号梅ケ枝中央ビル 6補正の対象 (1) 明細書の特許請求の範囲の欄(2)明細書の
発明の詳細な説明の欄 7補正の内容 (1) 特許請求の範囲を別紙のとおり補正する。 (2)明細書第7頁第5行の「母材部分を」の次に「主
に」を加入する。 (3)明細書第1頁第3♂行の「有する」の次に「主と
して」を加入する。 (4)明細書第1乙第1と行の「されている。」の次に
「摺動部分10の炭化物が面積率、56係未満では耐摩
耗性が不足し、また、母材部分11の炭化物が面積率1
5%を越えると熱伝導性が低下して耐熱衝撃性が悪くな
る。さらに、母材部分11は主としてベイナイト組織で
あり、このベイナイト組織は一般的に靭性および曲げ強
度があり、さらにある程度の硬さも有するため、アペッ
クスシール1の強度を保つことができるとともに母材部
分11がシール溝6と接触した場合の耐摩耗性も確保で
きる。」を加入する。 (5)明細書第5頁第2行、同頁第グ行、同1頁第1乙
行および第1グ頁第73行の「析出」を「晶出」に訂正
する。 (6) 明細書第7頁第70行、同頁第73行、同頁
第1乙行、第1j頁下から第乙行および同頁下から第2
行の「セメンタイト」を1炭化物」に訂正する。 (力 明細書第7頁第1/行の「有する」の次に「主と
して」を加入する。 (8) 明細書第7頁第1/行、同頁第77行および
第、6真下ヵ、ら第7行。「晶出4.「析出」ξ訂正す
る。 (9)明細書第1乙頁第70行〜第1/行の「パーライ
ト」を「主にベイナイト組織(一部パーライト組織が存
在する)」に訂正する。 (10)明細書第1乙頁第1グ行の「ベイナイト」を「
主にベイナイト組織(一部パーライト組織が存在する)
」に訂正する。 (11)明細書第17頁第3行の「高い」の次に「主と
して」を加入する。 8 添付書類の目録 (1)補正後の特許請求の範囲の全文を記載した書面
1通補正後の特許請求の範囲の全文を記載した書面
(1) 重量比で、(,2,5〜Z0%、Si/、5
〜3θ係、MnlO%以下、Ni 02j 〜、2.0
%、MOθj 、5− J、θチ、Cu0.15〜J
、θチ、Bθθj〜03チ、CrO,!〜16%、■θ
θ、5−70係、残部がFeからなる組成であり、摺動
部分が面積率、56%以上の炭化物を有するチル組織で
あるとともに、母材部分が面積率/6係以下の炭化物を
有する主としてベイナイト組織であることを特徴とする
ロータリピストンエンジンのアペックスシール。 (21重量比で、C−j〜4to係、Si/、5〜30
係、Mn/θ係以下、NiO,15−2,0%、Moo
、2.!;−,2,0%、CuO,26〜J、0%、B
006〜03%、CrO,2〜/6%、■006〜/
θ係、残部がFeからなる組成の鋳造品を200〜10
600Cの温度で5時間以上加熱する処理を施して素材
を調製し、この素材の摺動部分のみを再溶融させて急冷
しチル化させることを特徴とするロータリピストンエン
ジンのアペンクスシールの製造法。
Claims (2)
- (1) 重量比で、Cコ、j−グ0係、Si/、j〜
3.0チ、Mn i 0%以下、Ni0.26〜.2.
0%、M。 θ、!、5−、2.0%、CuO2,3i〜、2.0%
、B O,0,S〜θ3q6、・0102〜76%、V
θ0j〜/θ係、残部がFeからなる組成であり、摺動
部分が面積率、5j%以上の炭化物を有するチル組織で
あるとともに、母材部分が面積率75%以下の炭化物を
有するベイナイト組織であることをe徴とするロータリ
ピストンエンジンのアペックスシール。 - (2) 重量比で、0.26〜グ0チ、Si/6〜3
0%、MnlO%以下、NiO,2,!;−,2,0%
、Moo 、? 、5〜.2.θチ、Cn’0.2.5
〜.2.0 %、B0θj〜03チ、CrO,2〜/、
5%、Moo 6〜.、’: 。 チ、残部がFeからなる組成の鋳造品を200〜106
0°Cの温度で5時間以上加熱する処理を施して素材を
調製し、この素材の摺動部分のみを再溶融させて急冷し
チル化させることを特徴トスるロータリピストンエンジ
ンのアペックスシールの製造法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58051080A JPS59188001A (ja) | 1983-03-26 | 1983-03-26 | ロ−タリピストンエンジンのアペックスシ−ルおよびその製造法 |
US06/593,134 US4545825A (en) | 1983-03-26 | 1984-03-26 | Apex seals for high power rotary piston engines |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58051080A JPS59188001A (ja) | 1983-03-26 | 1983-03-26 | ロ−タリピストンエンジンのアペックスシ−ルおよびその製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59188001A true JPS59188001A (ja) | 1984-10-25 |
Family
ID=12876832
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58051080A Pending JPS59188001A (ja) | 1983-03-26 | 1983-03-26 | ロ−タリピストンエンジンのアペックスシ−ルおよびその製造法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4545825A (ja) |
JP (1) | JPS59188001A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS62147001A (ja) * | 1985-12-18 | 1987-07-01 | Mazda Motor Corp | ロ−タリピストンエンジンのアペツクスシ−ルの製造法 |
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1983
- 1983-03-26 JP JP58051080A patent/JPS59188001A/ja active Pending
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1984
- 1984-03-26 US US06/593,134 patent/US4545825A/en not_active Expired - Fee Related
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US4545825A (en) | 1985-10-08 |
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