JPS5918787B2 - Tlbパ−テイシヨン方式 - Google Patents
Tlbパ−テイシヨン方式Info
- Publication number
- JPS5918787B2 JPS5918787B2 JP54137358A JP13735879A JPS5918787B2 JP S5918787 B2 JPS5918787 B2 JP S5918787B2 JP 54137358 A JP54137358 A JP 54137358A JP 13735879 A JP13735879 A JP 13735879A JP S5918787 B2 JPS5918787 B2 JP S5918787B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- address
- tlb
- logical address
- bit
- emulation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Memory System Of A Hierarchy Structure (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は複数プログラムを多重処理するコンピュータに
おいて、複数の論理アドレス系をTLBによつて時分割
処理する方式に関し、特にエミュレーションモードのア
ドレス変換方式に関する。
おいて、複数の論理アドレス系をTLBによつて時分割
処理する方式に関し、特にエミュレーションモードのア
ドレス変換方式に関する。
マルチ処理機能を有するコンピュータシステムにおいて
オペレーティングシステムの管理のもとに、アーキテク
チャの異なる他のコンピュータシステムにおいて機械語
レベルのプログラムのまゝ実行する場合、即ちエミレー
シヨンを実行する場合はエミユトシヨン対象となるコン
ピュータシステムの論理アドレスからエミュレーション
を実行するコンピュータシステムの実アドレスヘのアド
レス変換はソフトウェアによつて主記憶上の変換テーブ
ルを参照して行なわれている。第1図a、bはコンピュ
ータシステム間でエミュレーションを実施する場合のオ
ペレーティング・システムとエミュレーションを可能と
するソフトウェアの関係を示している。
オペレーティングシステムの管理のもとに、アーキテク
チャの異なる他のコンピュータシステムにおいて機械語
レベルのプログラムのまゝ実行する場合、即ちエミレー
シヨンを実行する場合はエミユトシヨン対象となるコン
ピュータシステムの論理アドレスからエミュレーション
を実行するコンピュータシステムの実アドレスヘのアド
レス変換はソフトウェアによつて主記憶上の変換テーブ
ルを参照して行なわれている。第1図a、bはコンピュ
ータシステム間でエミュレーションを実施する場合のオ
ペレーティング・システムとエミュレーションを可能と
するソフトウェアの関係を示している。
図においてコンピュータシステムA、Bにはそれぞれを
管理するオペレーティング・システムOSA、OSBが
あつて、各オペレーティングシステムOSA(50SB
の関係はコンピュータBがコンピュータAのプログラム
をエミュレーションする場合、コンピュータBのハード
ウェアのエミュレーション機構と、それを補助するソフ
トウェアであるコンパテイブル・エグゼキユータOSA
−EXを使用してエミュレーションを可能としている。
コンパテイブル・エグゼキユータOSA−EXはコンピ
ュータシステムBのハードウェア上にコンピュータシス
テムAのハードウェアを仮想的に作成することによつて
コンピュータシステムAのジョブ・プログラムとオペレ
ーティング・システムOSAを実行させる。このコンパ
テイブル・エグゼキユータOSA一EXはオペレーティ
ング・システムOSBの管理下にあり、オペレーティン
グ・システムOSBによる他のジョブ・プログラムとの
並行処理が可能である。ここで、両コンピュータが仮想
記憶方式を採用している場合、前記エミュレーションを
行なうとして両輪理アドレスAL、BL及び実アドレス
AR、BR間のアドレス変換の手段は次の如くである。
第1図cはこの関係を示している。即ち、コンピュータ
システムBにおいて、コンピュータシステムAのプログ
ラムをエミュレーションするときはコンピユータシステ
ムAの論理アドレスALをコンピユータシステムBの実
アドレスBRにアドレス変換する必要があり、コンピユ
ータシステムAのオペレーテイング・システム0SAの
管理下においてあらかじめ作成された論理アドレスAL
と実アドレスARの変換テーブルTAによつてまず与え
られたALからARを求め次いでこの実アドレスARを
コンピユータシステムBの論理アドレスBLとして扱い
、これをコンピユータシステムBのオペレーテイング・
システム0SBの管理下においてあらかじめ作成された
論理アドレスBLと、実アドレスBRの変換テーブルT
Bによつて論理アドレスBLに対応する実アドレスBR
が得られる。ところで、論理アドレスから実アドレスへ
の変換を行なうにはアドレス変換のためのテーブル・エ
ントリ一を2回読出す必要があり、それに要する時間が
すべてオーバンヘツドに加算されるため効率的に行なう
方法としてアドレス変換用バツフア記憶TLB(Tra
nslatiOnLOOkasideBuffer)を
参照する方法が行なわれている。
管理するオペレーティング・システムOSA、OSBが
あつて、各オペレーティングシステムOSA(50SB
の関係はコンピュータBがコンピュータAのプログラム
をエミュレーションする場合、コンピュータBのハード
ウェアのエミュレーション機構と、それを補助するソフ
トウェアであるコンパテイブル・エグゼキユータOSA
−EXを使用してエミュレーションを可能としている。
コンパテイブル・エグゼキユータOSA−EXはコンピ
ュータシステムBのハードウェア上にコンピュータシス
テムAのハードウェアを仮想的に作成することによつて
コンピュータシステムAのジョブ・プログラムとオペレ
ーティング・システムOSAを実行させる。このコンパ
テイブル・エグゼキユータOSA一EXはオペレーティ
ング・システムOSBの管理下にあり、オペレーティン
グ・システムOSBによる他のジョブ・プログラムとの
並行処理が可能である。ここで、両コンピュータが仮想
記憶方式を採用している場合、前記エミュレーションを
行なうとして両輪理アドレスAL、BL及び実アドレス
AR、BR間のアドレス変換の手段は次の如くである。
第1図cはこの関係を示している。即ち、コンピュータ
システムBにおいて、コンピュータシステムAのプログ
ラムをエミュレーションするときはコンピユータシステ
ムAの論理アドレスALをコンピユータシステムBの実
アドレスBRにアドレス変換する必要があり、コンピユ
ータシステムAのオペレーテイング・システム0SAの
管理下においてあらかじめ作成された論理アドレスAL
と実アドレスARの変換テーブルTAによつてまず与え
られたALからARを求め次いでこの実アドレスARを
コンピユータシステムBの論理アドレスBLとして扱い
、これをコンピユータシステムBのオペレーテイング・
システム0SBの管理下においてあらかじめ作成された
論理アドレスBLと、実アドレスBRの変換テーブルT
Bによつて論理アドレスBLに対応する実アドレスBR
が得られる。ところで、論理アドレスから実アドレスへ
の変換を行なうにはアドレス変換のためのテーブル・エ
ントリ一を2回読出す必要があり、それに要する時間が
すべてオーバンヘツドに加算されるため効率的に行なう
方法としてアドレス変換用バツフア記憶TLB(Tra
nslatiOnLOOkasideBuffer)を
参照する方法が行なわれている。
しかし、このTLBに関してはエミユレーシヨンの場合
の様に異なる論理アドレス系の場合に参照する方法がな
い為に、ソフトウエアによつてその都度アドレス変換す
るため、オーバーヘツドが大きくなり効率が悪いもので
あつた。本発明の目的は多重プログラム処理を行なうオ
ペレーテイング・システム下において異なる複数の論理
アドレス系があつても、オーバーヘツドを少なくして効
率よいアドレス変換方式を提供することである。
の様に異なる論理アドレス系の場合に参照する方法がな
い為に、ソフトウエアによつてその都度アドレス変換す
るため、オーバーヘツドが大きくなり効率が悪いもので
あつた。本発明の目的は多重プログラム処理を行なうオ
ペレーテイング・システム下において異なる複数の論理
アドレス系があつても、オーバーヘツドを少なくして効
率よいアドレス変換方式を提供することである。
本発明によれば論理アドレス入力から実アドレス出力を
得るTLBを使用したアドレス変換機構においてTLB
アドレスを指定するアドレス・ビツト内に、TLBエン
トリと比較する仮想アドレスのアドレス・ビツトにも重
複して使用される特定ビツトを設け、該特定ビツトの組
合せによつて異なる論理アドレス系を識別するビツトに
対応せしめ、該論理アドレス入力が異なる論理アドレス
系であることを示す選択信号を受信したとき、TLBア
ドレスを指定する際に前記特定ピツト出力に代えて該選
択信号によつてTLBアドレス指定して、TLBを分割
使用するTLBパーテイシヨン方式が得られる。
得るTLBを使用したアドレス変換機構においてTLB
アドレスを指定するアドレス・ビツト内に、TLBエン
トリと比較する仮想アドレスのアドレス・ビツトにも重
複して使用される特定ビツトを設け、該特定ビツトの組
合せによつて異なる論理アドレス系を識別するビツトに
対応せしめ、該論理アドレス入力が異なる論理アドレス
系であることを示す選択信号を受信したとき、TLBア
ドレスを指定する際に前記特定ピツト出力に代えて該選
択信号によつてTLBアドレス指定して、TLBを分割
使用するTLBパーテイシヨン方式が得られる。
以下図面を参照して本発明を説明する。
第2図はエミユレーシヨン・モードにおけるジヨブ・プ
ログラムの処理過程を示す図である。ここで、ネーテイ
ブ・モードはコンピユータそれ自身の機械語をそのコン
ピユータ自身が処理するモード、エミユレーシヨン・モ
ードは他のコンピユータシステムの機械語を処理するモ
ードである。図においていまJOB#1、#2がオペレ
ーテイングシステムBの直接管理のもとにネーテイブ・
モードで動作していると共にJOB#3はコンパテイブ
ル・エグゼキユータ0SA−EXの管理のもとにエミユ
レーシヨン・モードで動作している。このエミユレーシ
ヨン処理はDIL(DOInterpretiveLO
Op)命令によつて以下に続く処理プログラムはエミユ
レーシヨン・モードによつて処理されるべきことが告げ
られる。
ログラムの処理過程を示す図である。ここで、ネーテイ
ブ・モードはコンピユータそれ自身の機械語をそのコン
ピユータ自身が処理するモード、エミユレーシヨン・モ
ードは他のコンピユータシステムの機械語を処理するモ
ードである。図においていまJOB#1、#2がオペレ
ーテイングシステムBの直接管理のもとにネーテイブ・
モードで動作していると共にJOB#3はコンパテイブ
ル・エグゼキユータ0SA−EXの管理のもとにエミユ
レーシヨン・モードで動作している。このエミユレーシ
ヨン処理はDIL(DOInterpretiveLO
Op)命令によつて以下に続く処理プログラムはエミユ
レーシヨン・モードによつて処理されるべきことが告げ
られる。
又、この命令は他からの割込みがあるか又は処理不能な
命令があるまでエミユレーシヨン・プログラムのループ
を実行させる命令である。このDIL命令によつてエミ
ユレーシヨンを実行する必要がないときはネーテイブ・
モードとなつてコンピユータ自身の機械語プログラムを
処理するモードに戻る。第3図は本発明の一実施例を示
すアドレス変換方式のプロツク図である。
命令があるまでエミユレーシヨン・プログラムのループ
を実行させる命令である。このDIL命令によつてエミ
ユレーシヨンを実行する必要がないときはネーテイブ・
モードとなつてコンピユータ自身の機械語プログラムを
処理するモードに戻る。第3図は本発明の一実施例を示
すアドレス変換方式のプロツク図である。
本例では論理アドレスとして24ビツトのアドレス・ビ
ツトの長さをもち、ページング方式によるアドレス空間
の2段階の分割は論理アドレス1をセグメント番号5ビ
ツト(第0ビツト〜第4ビツト)、ページ番号8ビツト
(第5ビツト〜第12ビツト)よりなる論理アドレス部
Ll3ビツト及びバイト・アドレスDllビツト(13
ビツト〜第23ビツト)として考える。次に実アドレス
3としては22ビツトのアドレス・ビツトの長さをもち
、実ページ・アドレスRllビツト(第0ビツト〜第1
0ビツト)及びバイト・アドレスDllビツト(第11
ビツト〜第21ビツト)よりなるものとする。図におい
て、TLB2のエントリは256個であり、そのエント
リは仮想アドレス7と、実ページ・アドレス8とが対に
なつて記憶されている。TLB2を利用した通常のアド
レス変換については論理アドレス1が与えられると論理
アドレスからTLBアドレスを求め、ここでは論理アド
レス1のビツト5〜ビツト12の8ビツトによつてTL
Bアトレスがデコーダ4によつて、選択されて、該当す
るエントリ内に求める実アドレスが記憶されているか否
かが比較回路5によつてTLBエントリの仮想アドレス
部7と論理アドレス1の上位6ビツトとが比較されて判
別される。ここで一致が確認されるとTLB2に記憶し
ている実ページ・アドレス8と論理アドレス1のバイト
・アドレスDを加えて実ページ・アドレスRとバイト・
アドレスDよりなる実アドレス3を作成してアドレス変
換を終了する。上記の比較結果が不一致のときは該当す
る論理アドレス1に対する実アドレス3へのアドレス変
換は主記憶上のアドレス変換テーブルを参照することに
より行なわれる。そして、あらたに求めた論理アドレス
に対する実アドレスは後のアドレス変換の為に信号ライ
ンL3を経由してTLB2へ登録される。
ツトの長さをもち、ページング方式によるアドレス空間
の2段階の分割は論理アドレス1をセグメント番号5ビ
ツト(第0ビツト〜第4ビツト)、ページ番号8ビツト
(第5ビツト〜第12ビツト)よりなる論理アドレス部
Ll3ビツト及びバイト・アドレスDllビツト(13
ビツト〜第23ビツト)として考える。次に実アドレス
3としては22ビツトのアドレス・ビツトの長さをもち
、実ページ・アドレスRllビツト(第0ビツト〜第1
0ビツト)及びバイト・アドレスDllビツト(第11
ビツト〜第21ビツト)よりなるものとする。図におい
て、TLB2のエントリは256個であり、そのエント
リは仮想アドレス7と、実ページ・アドレス8とが対に
なつて記憶されている。TLB2を利用した通常のアド
レス変換については論理アドレス1が与えられると論理
アドレスからTLBアドレスを求め、ここでは論理アド
レス1のビツト5〜ビツト12の8ビツトによつてTL
Bアトレスがデコーダ4によつて、選択されて、該当す
るエントリ内に求める実アドレスが記憶されているか否
かが比較回路5によつてTLBエントリの仮想アドレス
部7と論理アドレス1の上位6ビツトとが比較されて判
別される。ここで一致が確認されるとTLB2に記憶し
ている実ページ・アドレス8と論理アドレス1のバイト
・アドレスDを加えて実ページ・アドレスRとバイト・
アドレスDよりなる実アドレス3を作成してアドレス変
換を終了する。上記の比較結果が不一致のときは該当す
る論理アドレス1に対する実アドレス3へのアドレス変
換は主記憶上のアドレス変換テーブルを参照することに
より行なわれる。そして、あらたに求めた論理アドレス
に対する実アドレスは後のアドレス変換の為に信号ライ
ンL3を経由してTLB2へ登録される。
例として、2種類の論理アドレスが存在して、TLBを
両者で半分づつ使用する場合について示す。
両者で半分づつ使用する場合について示す。
それぞれの論理アドレスをタイプ1,2としてタイプ1
あるいはタイプ2だけが存在する場合は前記の如く論理
アドレス1のセグメント及びページ番号を構成する論理
アドレス部Ll3ビツトの内の下位8ビツトをTLBア
ドレス指定に使い、残り、5ビツトとTLBアドレスに
使用した内の1ビツト計6ビツトを組合せたものをTL
Bエントリ一の仮想アドレス部7と比較することによつ
て仮想アドレス7に対応する実ページ・アドレス8を索
引する。この重複して使用する重複ビツト部9、即ちT
LBアドレス用と、仮想アドレス比較用とで共用するビ
ツトの位置はタイプ1とタイブ2で一致している。この
重複ビツト部9が論理アドレスで占める位置をタイブ1
では例えばSO″にタイブ2では例えばS1〃に固定す
ることによつてTLBを半分づつ使用することが可能に
なる。即ち、第2図において示したエミユレーシヨン・
モード時に発せられるDIL命令によつてフリツブ・フ
ロツプゴを選択信号L1によつてセツトさせDIL命令
の終了によつてフリツブ・フロツプゴを選択信号L2に
よつてりセツトするようにして、重複ビツト部9出力の
内仮想アドレス用の機能はそのまま残こして、TLBア
ドレス指定の為の出力をフリツプ・フロツプゴ出力に代
えることによつて、仮想アドレスの指定を制約せずに
エミユレーシヨン・モードとネーテイブ・モードによつ
てTLBのアドレスを分割して使用することが可能とな
る。上記の如く重複ビツト9を設けることにより、ネー
テイブ・モード時(一般に1つの論理アドレス系のみを
用いればよい)には、論理アドレス1のビツト5〜12
をそのまま用いてTLBアドレスの指定を行なうことに
よつて、256個のTLBエントリをすべて1つの論理
アドレス系に関して使用することができる。
あるいはタイプ2だけが存在する場合は前記の如く論理
アドレス1のセグメント及びページ番号を構成する論理
アドレス部Ll3ビツトの内の下位8ビツトをTLBア
ドレス指定に使い、残り、5ビツトとTLBアドレスに
使用した内の1ビツト計6ビツトを組合せたものをTL
Bエントリ一の仮想アドレス部7と比較することによつ
て仮想アドレス7に対応する実ページ・アドレス8を索
引する。この重複して使用する重複ビツト部9、即ちT
LBアドレス用と、仮想アドレス比較用とで共用するビ
ツトの位置はタイプ1とタイブ2で一致している。この
重複ビツト部9が論理アドレスで占める位置をタイブ1
では例えばSO″にタイブ2では例えばS1〃に固定す
ることによつてTLBを半分づつ使用することが可能に
なる。即ち、第2図において示したエミユレーシヨン・
モード時に発せられるDIL命令によつてフリツブ・フ
ロツプゴを選択信号L1によつてセツトさせDIL命令
の終了によつてフリツブ・フロツプゴを選択信号L2に
よつてりセツトするようにして、重複ビツト部9出力の
内仮想アドレス用の機能はそのまま残こして、TLBア
ドレス指定の為の出力をフリツプ・フロツプゴ出力に代
えることによつて、仮想アドレスの指定を制約せずに
エミユレーシヨン・モードとネーテイブ・モードによつ
てTLBのアドレスを分割して使用することが可能とな
る。上記の如く重複ビツト9を設けることにより、ネー
テイブ・モード時(一般に1つの論理アドレス系のみを
用いればよい)には、論理アドレス1のビツト5〜12
をそのまま用いてTLBアドレスの指定を行なうことに
よつて、256個のTLBエントリをすべて1つの論理
アドレス系に関して使用することができる。
またエミユレーシヨン・モード時(一般に2つ以上の論
理アドレス系を頻繁に切換えて使用する)には、TLB
アドレス指定用の重複ビツト部には論理アドレス系の指
定信号(フリツプ・フロツプゴの出力)を用い、仮想ア
ドレス比較用の重複ビツト部としてのみ論理アドレス1
のビツト5を用いることにより、256個のTLBエン
トリを128個づつ2つのパーテイシヨンに分割して使
用することができる。
理アドレス系を頻繁に切換えて使用する)には、TLB
アドレス指定用の重複ビツト部には論理アドレス系の指
定信号(フリツプ・フロツプゴの出力)を用い、仮想ア
ドレス比較用の重複ビツト部としてのみ論理アドレス1
のビツト5を用いることにより、256個のTLBエン
トリを128個づつ2つのパーテイシヨンに分割して使
用することができる。
そしていずれのモードにおいても、TLB参照時の仮想
アドレス比較動作、及びTLBへの新規登録時の仮想ア
ドレスの書込み動作は全く共通とすることができ、回路
構成及び制御は簡単である。この様にしてTLBを分割
して使用することが出来るので、例えば論理アドレスの
タイブが3通り以上ある様な場合でも、前記フリツプ・
フロツプのビツト数を増してその論理アドレスのタイブ
によつて、DIL命令によつて選択設定すれば、TLB
の分割使用が更に拡張される。
アドレス比較動作、及びTLBへの新規登録時の仮想ア
ドレスの書込み動作は全く共通とすることができ、回路
構成及び制御は簡単である。この様にしてTLBを分割
して使用することが出来るので、例えば論理アドレスの
タイブが3通り以上ある様な場合でも、前記フリツプ・
フロツプのビツト数を増してその論理アドレスのタイブ
によつて、DIL命令によつて選択設定すれば、TLB
の分割使用が更に拡張される。
上記実施例によつて明らかな様に、エミユレーシヨン・
モードとネーテイブ・モードの多重プログラム処理にお
いてTLBアドレスの1部ビツトを外部から選択設定す
ることによつてTLBを分割使用して複数の論理アドレ
ス系がアドレス変換可能となるのでエミユレーシヨン・
モードにおけるアドレス変換によるオーバヘツドを減少
して効率のよいプログラム処理が可能となる。
モードとネーテイブ・モードの多重プログラム処理にお
いてTLBアドレスの1部ビツトを外部から選択設定す
ることによつてTLBを分割使用して複数の論理アドレ
ス系がアドレス変換可能となるのでエミユレーシヨン・
モードにおけるアドレス変換によるオーバヘツドを減少
して効率のよいプログラム処理が可能となる。
第1図A,bはエミユレーシヨンを実施する場合のオペ
レーテイング・システムとエミユレーシヨンを可能とす
るソフトウエアの関係を示す説明図、第1図cはコンピ
ユータA,B間のソフトウエアによるアドレス変換の概
念図、第2図はエミユレーシヨン・モードにおけるジヨ
ブ・プログラムの処理過程を示す図、第3図は本発明の
一実施例を示すアドレス変換方式のプロツク図である。 1・・・・・・論理アドレス、2・・・・・・TLBl
3・・・・・・実アドレス、4・・・・・・デコーダ、
5・・・・・・比較回路、7・・・・・・仮想アドレス
部、8・・・・・・実ページ・アドレス部、9・・・・
・・重複ビツト部、V・・・・・・フリツプ・フロツプ
、Ll,L2・・・・・・選択信号。
レーテイング・システムとエミユレーシヨンを可能とす
るソフトウエアの関係を示す説明図、第1図cはコンピ
ユータA,B間のソフトウエアによるアドレス変換の概
念図、第2図はエミユレーシヨン・モードにおけるジヨ
ブ・プログラムの処理過程を示す図、第3図は本発明の
一実施例を示すアドレス変換方式のプロツク図である。 1・・・・・・論理アドレス、2・・・・・・TLBl
3・・・・・・実アドレス、4・・・・・・デコーダ、
5・・・・・・比較回路、7・・・・・・仮想アドレス
部、8・・・・・・実ページ・アドレス部、9・・・・
・・重複ビツト部、V・・・・・・フリツプ・フロツプ
、Ll,L2・・・・・・選択信号。
Claims (1)
- 1 論理アドレス入力から実アドレス出力を得るTLB
を使用したアドレス変換機構において、TLBアドレス
を指定するアドレス・ビット内に、TLBエントリと比
較する仮想アドレスのアドレス・ビットにも重複して使
用される特定ビットを設け、該特定ビットの組合せによ
つて異なる論理アドレス系を識別するビットに対応せし
め、該論理アドレス入力が異なる論理アドレス系である
ことを示す選択信号を受信したとき、TLBアドレスを
指定する際に前記特定ビット出力に代えて該選択信号に
よつてTLBアドレス指定してTLBを分割して使用す
ることを特徴とするTLBパーティション方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54137358A JPS5918787B2 (ja) | 1979-10-24 | 1979-10-24 | Tlbパ−テイシヨン方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54137358A JPS5918787B2 (ja) | 1979-10-24 | 1979-10-24 | Tlbパ−テイシヨン方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5661083A JPS5661083A (en) | 1981-05-26 |
JPS5918787B2 true JPS5918787B2 (ja) | 1984-04-28 |
Family
ID=15196784
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP54137358A Expired JPS5918787B2 (ja) | 1979-10-24 | 1979-10-24 | Tlbパ−テイシヨン方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5918787B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2586160B2 (ja) * | 1990-01-24 | 1997-02-26 | 日本電気株式会社 | アドレス変換機構 |
JPH03244052A (ja) * | 1990-02-21 | 1991-10-30 | Nec Corp | アドレス変換バッファ装置 |
-
1979
- 1979-10-24 JP JP54137358A patent/JPS5918787B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5661083A (en) | 1981-05-26 |
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