JPS5918119Y2 - デイ−ゼルエンジンの逆転防止装置 - Google Patents
デイ−ゼルエンジンの逆転防止装置Info
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- JPS5918119Y2 JPS5918119Y2 JP14561678U JP14561678U JPS5918119Y2 JP S5918119 Y2 JPS5918119 Y2 JP S5918119Y2 JP 14561678 U JP14561678 U JP 14561678U JP 14561678 U JP14561678 U JP 14561678U JP S5918119 Y2 JPS5918119 Y2 JP S5918119Y2
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Landscapes
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
- High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、テ゛イーゼルエンジン、特にニューマチック
ガバナを備えたテ゛イーゼルエンジンのための逆転防止
装置にかかわる。
ガバナを備えたテ゛イーゼルエンジンのための逆転防止
装置にかかわる。
ディーゼルエンジンはその基本的構成に於て逆転可能な
エンジンであり、従ってその用途によっては逆転を防止
する手段が施されていないときには非常に危険である。
エンジンであり、従ってその用途によっては逆転を防止
する手段が施されていないときには非常に危険である。
即ち例えばテ゛イーゼルエンジンが車輌用エンジンとし
て用いられる場合、エンジンが逆転すると、車輌の不用
意な後退によって重大な事故を招く危険がある。
て用いられる場合、エンジンが逆転すると、車輌の不用
意な後退によって重大な事故を招く危険がある。
ディーゼルエンジンの逆転を防止する装置としてはこれ
までに幾つかのものが提案されている。
までに幾つかのものが提案されている。
その一つとして、燃料噴射ポンプのコントロールロッド
にソレノイドを接続し、エンジン逆転時に該ソレノイド
を作動させて燃料供給を遮断するようにしたもの(特開
昭48−41129号)があるが、かかる構成はニュー
マチックガバナを備えたディ−ゼルエンジンには適用で
きない。
にソレノイドを接続し、エンジン逆転時に該ソレノイド
を作動させて燃料供給を遮断するようにしたもの(特開
昭48−41129号)があるが、かかる構成はニュー
マチックガバナを備えたディ−ゼルエンジンには適用で
きない。
何故ならば、テ゛イーゼルエンジンは逆転すると吸気管
内が正圧になり、ニューマチックガバナの負圧室に正圧
が導入されることから、よほど強力なソレノイドを用い
ない限り、コントロールラックはダイヤフラムによりソ
レノイドの作用に打克って燃料増量側へ駆動されてしま
うからである。
内が正圧になり、ニューマチックガバナの負圧室に正圧
が導入されることから、よほど強力なソレノイドを用い
ない限り、コントロールラックはダイヤフラムによりソ
レノイドの作用に打克って燃料増量側へ駆動されてしま
うからである。
かかる事情に鑑み、ニューマチックガバナを備えたディ
ーゼルエンジンに於て、エンジン逆転時に吸気管内に生
ずる正圧によって切換弁を作動させ、該正圧をニューマ
チックガバナの大気圧室の側へ導入することが提案され
ている(特開昭48−31329号)。
ーゼルエンジンに於て、エンジン逆転時に吸気管内に生
ずる正圧によって切換弁を作動させ、該正圧をニューマ
チックガバナの大気圧室の側へ導入することが提案され
ている(特開昭48−31329号)。
しかしかかる構成に於ては、エンジンの逆転によって吸
気管内へ流入した燃焼排気ガスがニューマチックガバナ
内へ導入されることにより、ダイヤフラムが劣化したり
、排気デポジットによってニューマチックガバナの作動
不良を生ずると云う問題がある。
気管内へ流入した燃焼排気ガスがニューマチックガバナ
内へ導入されることにより、ダイヤフラムが劣化したり
、排気デポジットによってニューマチックガバナの作動
不良を生ずると云う問題がある。
かかる問題を回避すべく、逆転防止装置としてバキュー
ムタンクを備え、エンジン逆転時には該バキュームタン
ク内の負圧をニューマチックガバナの負圧室へ導入する
ことも提案されている(特開昭48−44628号)。
ムタンクを備え、エンジン逆転時には該バキュームタン
ク内の負圧をニューマチックガバナの負圧室へ導入する
ことも提案されている(特開昭48−44628号)。
しかしかかる構成は新にバキュームタンクを必要とし、
そのための費用及びスペースを必要とすると云う問題を
有しており、しかも尚エンジンの逆転を生ずる危険性が
最も高いエンジン始動時にバキュームタンク内の負圧が
十分な値に保たれていない可能性が大きく、せっかくの
逆転防止装置が有効に作用しない恐れが大きいものであ
る。
そのための費用及びスペースを必要とすると云う問題を
有しており、しかも尚エンジンの逆転を生ずる危険性が
最も高いエンジン始動時にバキュームタンク内の負圧が
十分な値に保たれていない可能性が大きく、せっかくの
逆転防止装置が有効に作用しない恐れが大きいものであ
る。
更に他の一つの逆転防止装置として、排気系中に逆止弁
を設けることも提案されている(特開昭52−5315
5号)。
を設けることも提案されている(特開昭52−5315
5号)。
しかし逆止弁は一般にかなり複雑な構造を必要とするも
のであり、そのような弁構造が高温の排気ガスに曝され
る排気管中に設けられることは耐久性の観点から問題が
あり、長期間に亘って安定した逆転防止効果を得ること
に関し問題が残されているものである。
のであり、そのような弁構造が高温の排気ガスに曝され
る排気管中に設けられることは耐久性の観点から問題が
あり、長期間に亘って安定した逆転防止効果を得ること
に関し問題が残されているものである。
本考案は、ディーゼルエンジン、特にニューマチックガ
バナを備えたディーゼルエンジンのための逆転防止装置
に関する上述の如き問題に対処し、長期間に亘って安定
した確実な逆転防止効果を達成することのできる逆転防
止装置を提供することを目的としている。
バナを備えたディーゼルエンジンのための逆転防止装置
に関する上述の如き問題に対処し、長期間に亘って安定
した確実な逆転防止効果を達成することのできる逆転防
止装置を提供することを目的としている。
かかる目的は、本考案によれば、吸気管の途中に開口す
る負圧取り出しポーl〜に接続されたダイヤフラム室を
有し該ダイヤフラム室に作用する負圧の増大に応じて該
ダイヤフラム室を構成するダイヤフラムとこれに接続さ
れたコントロールロッドとがエンジンへ供給される燃料
の流量を極端な場合には遮断に至るまで減少せしめる方
向へ駆動されるよう構成されたニューマチックガバナを
備えたテ゛イーゼルエンジンのための逆転防止装置にし
て、エンジンの逆転を感知する逆転感知装置と、前記コ
ントロールロッドを前記ダイヤフラムの作動とは別に燃
料遮断位置まで駆動するロッド駆動装置と、エンジンの
排気通路を遮断する排気遮断弁装置とを有し、前記逆転
感知装置がエンジンの逆転を感知したとき前記ロッド駆
動装置と前記排気遮断弁装置とが同時に作動されてエン
ジンへの燃料の供給が遮断されると共にエンジンの排気
通路が遮断されるよう構成されていることを特徴とする
逆転防止装置によって達成される。
る負圧取り出しポーl〜に接続されたダイヤフラム室を
有し該ダイヤフラム室に作用する負圧の増大に応じて該
ダイヤフラム室を構成するダイヤフラムとこれに接続さ
れたコントロールロッドとがエンジンへ供給される燃料
の流量を極端な場合には遮断に至るまで減少せしめる方
向へ駆動されるよう構成されたニューマチックガバナを
備えたテ゛イーゼルエンジンのための逆転防止装置にし
て、エンジンの逆転を感知する逆転感知装置と、前記コ
ントロールロッドを前記ダイヤフラムの作動とは別に燃
料遮断位置まで駆動するロッド駆動装置と、エンジンの
排気通路を遮断する排気遮断弁装置とを有し、前記逆転
感知装置がエンジンの逆転を感知したとき前記ロッド駆
動装置と前記排気遮断弁装置とが同時に作動されてエン
ジンへの燃料の供給が遮断されると共にエンジンの排気
通路が遮断されるよう構成されていることを特徴とする
逆転防止装置によって達成される。
かかる構成によれば、エンジン逆転時には前記遮断弁装
置がエンジンの排気通路を遮断することにより排気系よ
り吸気系へ向けて空気が逆流することが抑制されること
から、ニューマチックガバナのダイヤフラムに大きな正
圧が作用することが回避され、前記ロッド駆動装置が有
効に作動して燃料の遮断が行なわれると同時に、ががる
燃料の遮断によってエンジンの逆転方向への駆動力発生
が中止されることから、前記排気遮断弁装置により得ら
れるエンジンに対する回転制動効果が増大し、これらロ
ッド駆動装置と排気遮断弁装置の作用が互いに相俟って
相乗効果をなし、エンジンの逆転は急速に抑制され停止
される。
置がエンジンの排気通路を遮断することにより排気系よ
り吸気系へ向けて空気が逆流することが抑制されること
から、ニューマチックガバナのダイヤフラムに大きな正
圧が作用することが回避され、前記ロッド駆動装置が有
効に作動して燃料の遮断が行なわれると同時に、ががる
燃料の遮断によってエンジンの逆転方向への駆動力発生
が中止されることから、前記排気遮断弁装置により得ら
れるエンジンに対する回転制動効果が増大し、これらロ
ッド駆動装置と排気遮断弁装置の作用が互いに相俟って
相乗効果をなし、エンジンの逆転は急速に抑制され停止
される。
以下に添付の図を参照して本考案を実施例について詳細
に説明する。
に説明する。
第1図はニューマチックガバナを備えたディーゼルエン
ジンに本考案による逆転防止装置を組込んだ一つの実施
例を示す概略図である。
ジンに本考案による逆転防止装置を組込んだ一つの実施
例を示す概略図である。
図に於て、1はテ゛イーゼルエンジンの本体部であり、
この実施例に於てはエンジンは四つの気筒2a、2b。
この実施例に於てはエンジンは四つの気筒2a、2b。
2C,2dを備えた4サイクル四気筒エンジンである。
これらの気筒は吸気弁3a〜3d、排気弁4a〜4d、
燃料噴射ノズル5a〜5dを備えており、それぞれ吸入
行程に於てエアクリーナ50および吸気マニホルド6を
経て吸入した空気を圧縮行程によって高温の空気に圧縮
し、これに前記燃料噴射ノズルより燃料を噴射して燃焼
せしめ、燃焼膨張行程に於てそのクランク軸7に動力を
発生し、排気行程に於て排気マニホルド8を経て排気ガ
スを排出するようになっている。
燃料噴射ノズル5a〜5dを備えており、それぞれ吸入
行程に於てエアクリーナ50および吸気マニホルド6を
経て吸入した空気を圧縮行程によって高温の空気に圧縮
し、これに前記燃料噴射ノズルより燃料を噴射して燃焼
せしめ、燃焼膨張行程に於てそのクランク軸7に動力を
発生し、排気行程に於て排気マニホルド8を経て排気ガ
スを排出するようになっている。
燃料噴射ノズル5a〜5dより噴射される燃料油は図示
の実施例に於てはボッシュ型として知られる燃料噴射ポ
ンプより供給されるようになっており、図に於ては簡単
のために該燃料噴射ポンプの内の燃料噴射ノズル5aに
対応する部分のみが符号9にて全体的に示されている。
の実施例に於てはボッシュ型として知られる燃料噴射ポ
ンプより供給されるようになっており、図に於ては簡単
のために該燃料噴射ポンプの内の燃料噴射ノズル5aに
対応する部分のみが符号9にて全体的に示されている。
この種の燃料噴射ポンプはクランク軸7よりその回転速
度を麹に減速する歯車10.11を経て駆動されるカム
軸12に設けられたカム13によって駆動されるように
なっている。
度を麹に減速する歯車10.11を経て駆動されるカム
軸12に設けられたカム13によって駆動されるように
なっている。
即ちカム13にはカムフォロア14が係合しており、該
カムフォロアはクランク軸7が2回転する間に一度だけ
燃料噴射時期に対応して図にて上方へ突上げられるよう
になっている。
カムフォロアはクランク軸7が2回転する間に一度だけ
燃料噴射時期に対応して図にて上方へ突上げられるよう
になっている。
カムフォロア14の上端部には回転軸受部14 aが設
けられており、該回転軸受部にはプランジャ15の下端
に設けられたフランジ部15 aが回転可能に装着され
ている。
けられており、該回転軸受部にはプランジャ15の下端
に設けられたフランジ部15 aが回転可能に装着され
ている。
プランジャ15は固定シリンダ16内に回転及び往復動
可能に収められている。
可能に収められている。
固定シリンダ16の周りには回転スリーブ17か゛回転
可能に装着されており、プランジャ15はその下端の軸
部に固定装着されたラグ18が回転スリーブ17の下端
部に設けられた切欠き19に係合していることにより回
転スリーブ17によって回転駆動されるようになってい
る。
可能に装着されており、プランジャ15はその下端の軸
部に固定装着されたラグ18が回転スリーブ17の下端
部に設けられた切欠き19に係合していることにより回
転スリーブ17によって回転駆動されるようになってい
る。
回転スリーブ17はその上端部に固定されたピニオン2
0を備えており、該ピニオンは端部がラックとして構成
されたコントロールロッド21によって回転駆動される
ようになっている。
0を備えており、該ピニオンは端部がラックとして構成
されたコントロールロッド21によって回転駆動される
ようになっている。
尚、回転スリーブ17には更にフランジ22が装着され
ており、該フランジとカムフォロアの軸受部14 aの
間には圧縮コイルばね23が装着されており、こI’L
によってプランジャ15は図にて下方へ向うばね力を及
は゛されており、かかるばね力によってカムフォロア1
4及びこれと連結されたプランジャ15はカム13の輪
郭に沿って上下動するようになっている。
ており、該フランジとカムフォロアの軸受部14 aの
間には圧縮コイルばね23が装着されており、こI’L
によってプランジャ15は図にて下方へ向うばね力を及
は゛されており、かかるばね力によってカムフォロア1
4及びこれと連結されたプランジャ15はカム13の輪
郭に沿って上下動するようになっている。
固定シリンダ16には燃料、油入口ポー1〜24か′設
けられている。
けられている。
尚この燃料油人口ポー1−24は固定シリンダ16の外
周部に沿って設けられた溝を経てそれと対向する位置に
設けられたポート25と通じている。
周部に沿って設けられた溝を経てそれと対向する位置に
設けられたポート25と通じている。
プランジャ15には斜溝26が設けられており、これに
よって図示の如き位置からプランジャが図にて上方へ押
上げられたとき、かかる燃料噴射ポンプ9より吐出され
る燃料の量はその斜溝26がポート25に通ずるまでの
プランジャの移動距離によって定まり、従ってその量は
コントロールロッド21がその軸線方向に駆動されるこ
とによりピニオン20及び回転スリーブ17を経てプラ
ンジャ15がその軸線の周りに回動される回動位置によ
って変化されるようになっている。
よって図示の如き位置からプランジャが図にて上方へ押
上げられたとき、かかる燃料噴射ポンプ9より吐出され
る燃料の量はその斜溝26がポート25に通ずるまでの
プランジャの移動距離によって定まり、従ってその量は
コントロールロッド21がその軸線方向に駆動されるこ
とによりピニオン20及び回転スリーブ17を経てプラ
ンジャ15がその軸線の周りに回動される回動位置によ
って変化されるようになっている。
プランジャ15の上昇運動によって圧縮された燃料油は
ポンプ室27よりカットオフバルブ28を押上げて吐出
口29へ至り、これより燃料導管30を経て燃料噴射ノ
ズル5aへ供給される。
ポンプ室27よりカットオフバルブ28を押上げて吐出
口29へ至り、これより燃料導管30を経て燃料噴射ノ
ズル5aへ供給される。
31はニューマチックガバナを構成するダイヤフラム装
置である。
置である。
このダイヤフラム装置は圧縮コイルばね32によって図
にて右方へ駆動されるダイヤフラム33を備えており、
該ダイヤフラムはコントロールロッド21と連結されて
これを駆動するようになっている。
にて右方へ駆動されるダイヤフラム33を備えており、
該ダイヤフラムはコントロールロッド21と連結されて
これを駆動するようになっている。
ダイヤフラム33はダイヤフラム室34に負圧が供給さ
れると該負圧によって圧縮コイルばね32の作用に抗し
て図にて左方へ駆動されるようになっている。
れると該負圧によって圧縮コイルばね32の作用に抗し
て図にて左方へ駆動されるようになっている。
ダイヤフラム室34には吸気マニホルド6の入口部に設
けられたベンチュリ部35内の補助ベンチュリ35 a
へ開口する負圧取出しポート36に現われる負圧が負圧
導管37を経て供給されている。
けられたベンチュリ部35内の補助ベンチュリ35 a
へ開口する負圧取出しポート36に現われる負圧が負圧
導管37を経て供給されている。
ベンチュリ部35にはスロットルバルブ38が設けられ
ており、該スロワI・ルバルブはリンク機構3つを経て
アクセルペダル40に連結されており、該アクセルペダ
ルの操作によって開閉作動されるようになっている。
ており、該スロワI・ルバルブはリンク機構3つを経て
アクセルペダル40に連結されており、該アクセルペダ
ルの操作によって開閉作動されるようになっている。
かかるニューマチックガバナはそれ自身周知のものであ
り、次の如く作動するものである。
り、次の如く作動するものである。
アクセルペダル40がある一定の操作位置に維持されて
いるときには、スロットルバルブ38は所定の開度位置
に維持されている。
いるときには、スロットルバルブ38は所定の開度位置
に維持されている。
このときエンジンにかかる負荷が増大すると、エンジン
回転数は低下するので、負圧取出しポート36に作用す
る負圧は低減し、ダイヤフラム室34内の負圧は低減す
る。
回転数は低下するので、負圧取出しポート36に作用す
る負圧は低減し、ダイヤフラム室34内の負圧は低減す
る。
従ってダイヤフラム33は圧縮コイルばね32の作用に
よって図にて右方へ駆動され、コントロールロッド21
を介してプランジャ15を燃料増量側へ回動し、燃料を
増加せしめる。
よって図にて右方へ駆動され、コントロールロッド21
を介してプランジャ15を燃料増量側へ回動し、燃料を
増加せしめる。
逆にエンジンにかかる負荷が低下すると、エンジン回転
数は増大するので、負圧取出しポート36に作用する負
圧は増大し、ダイヤフラム室34内の負圧増大によって
ダイヤフラム33は圧縮コイルばね32の作用に抗して
図にて左方へ駆動され、コントロールロッド21を介し
てプランジャ15を燃料低減方向へ回動せしめる。
数は増大するので、負圧取出しポート36に作用する負
圧は増大し、ダイヤフラム室34内の負圧増大によって
ダイヤフラム33は圧縮コイルばね32の作用に抗して
図にて左方へ駆動され、コントロールロッド21を介し
てプランジャ15を燃料低減方向へ回動せしめる。
かわる負圧に対する燃料増減作用によって、ある一定の
アクセルペダル踏込量に対してエンジン回転数を負荷に
かかわらず一定に維持しようとするガバナ作用が得られ
る。
アクセルペダル踏込量に対してエンジン回転数を負荷に
かかわらず一定に維持しようとするガバナ作用が得られ
る。
アクセルペダル40を操作してスロットルバルブ38の
開度を変えれば、それに対応したエンジン回転数を維持
するガバナ作用が行なわれ、かくしてアクセルペダル4
0を操作することによりエンジンを任意の回転数にて運
転せしめる制御作用が得られる。
開度を変えれば、それに対応したエンジン回転数を維持
するガバナ作用が行なわれ、かくしてアクセルペダル4
0を操作することによりエンジンを任意の回転数にて運
転せしめる制御作用が得られる。
尚かかるニューマチックガバナに於てベンチュリ部35
及びスロットルバルブ38による吸気通路の絞りによっ
て吸気管負圧取出しポート36より取出されて使用され
る吸気管負圧は水柱にて数十ミリ程度の負圧であり、ガ
ソリンエンジンに於る水銀柱O〜400mmである吸気
マニホルド負圧に比してかなり小さいものである。
及びスロットルバルブ38による吸気通路の絞りによっ
て吸気管負圧取出しポート36より取出されて使用され
る吸気管負圧は水柱にて数十ミリ程度の負圧であり、ガ
ソリンエンジンに於る水銀柱O〜400mmである吸気
マニホルド負圧に比してかなり小さいものである。
このようにニューマチックガバナのダイヤフラム装置3
1に使用される吸気管負圧が水柱数十ミリ程度の小さい
負圧であるため燃料噴射ポンプに於るコントロールロッ
ド21を制御駆動するために要する駆動力を得るためダ
イヤフラム33の面積は比較的大きくされる。
1に使用される吸気管負圧が水柱数十ミリ程度の小さい
負圧であるため燃料噴射ポンプに於るコントロールロッ
ド21を制御駆動するために要する駆動力を得るためダ
イヤフラム33の面積は比較的大きくされる。
これによってエンジンの吸気系に与える絞りをできるだ
け小さくし、エンジンの吸入効率をあげ、その出力増大
を計ることができるものである。
け小さくし、エンジンの吸入効率をあげ、その出力増大
を計ることができるものである。
ニューマチックガバナのダイヤフラム33によって駆動
されるコントロールロッド21にはその途中にリンク機
構41が係合しており、該リンク機構はソレノイド42
が通電されるとコントロールロッド21を図にて左方へ
、即ち燃料噴射ポンプ9が吐出する燃料を零とする方向
へ駆動するようになっている。
されるコントロールロッド21にはその途中にリンク機
構41が係合しており、該リンク機構はソレノイド42
が通電されるとコントロールロッド21を図にて左方へ
、即ち燃料噴射ポンプ9が吐出する燃料を零とする方向
へ駆動するようになっている。
従ってかかる構成によれば、ソレノイド42が通電され
ると、ダイヤフラム室34に予想される以上の高い正圧
が作用しない限りコントロールロッド21は図にて左方
への終端位置迄駆動され、燃料噴射ポンプ9の吐出量は
零となり、燃料噴射ノズル5aへの燃料の供給は遮断さ
れる。
ると、ダイヤフラム室34に予想される以上の高い正圧
が作用しない限りコントロールロッド21は図にて左方
への終端位置迄駆動され、燃料噴射ポンプ9の吐出量は
零となり、燃料噴射ノズル5aへの燃料の供給は遮断さ
れる。
尚コントロールロッド21は他の気筒2b〜2dに於る
燃料噴射ノズル5b〜5dへ燃料を供給する同様の燃料
噴射ポンプのプランジャに対し同様の制御作用を行なう
ようになっており、従ってソレノイド42の作用により
コントロールロッド21が図にて左方へその終端位置ま
で駆動されるときには、他の気筒2b〜2dに対する燃
料の噴射も同様に遮断するようになっている。
燃料噴射ノズル5b〜5dへ燃料を供給する同様の燃料
噴射ポンプのプランジャに対し同様の制御作用を行なう
ようになっており、従ってソレノイド42の作用により
コントロールロッド21が図にて左方へその終端位置ま
で駆動されるときには、他の気筒2b〜2dに対する燃
料の噴射も同様に遮断するようになっている。
排気マニホルド8には排気遮断弁43が設けられており
、該排気遮断弁はソレノイド44が励磁されるとリンク
機構45を経て排気通路を遮断する位置へ駆動されるよ
うになっている。
、該排気遮断弁はソレノイド44が励磁されるとリンク
機構45を経て排気通路を遮断する位置へ駆動されるよ
うになっている。
第2図は第1図に示す如き逆転防止装置の構成に於るソ
レノイド42及び44をエンジンの逆転に応答して励磁
するための電気回路の一例を示す配線図である。
レノイド42及び44をエンジンの逆転に応答して励磁
するための電気回路の一例を示す配線図である。
第2図に於てPSWはエンジンのクランク軸によって駆
動されるオイルポンプによって発生する油圧を感知する
油圧スイッチであり、エンジンが正転し油圧が発生して
いるときには開いており(OFF)、これに対しエンジ
ンが停止乃至逆転しているときには油圧が発生しないの
で閉じた状態(ON)にあるスイッチである。
動されるオイルポンプによって発生する油圧を感知する
油圧スイッチであり、エンジンが正転し油圧が発生して
いるときには開いており(OFF)、これに対しエンジ
ンが停止乃至逆転しているときには油圧が発生しないの
で閉じた状態(ON)にあるスイッチである。
KSWはキースイッチであり、接点IGはイグニッショ
ン接点であり、接点STはスタータ接点である。
ン接点であり、接点STはスタータ接点である。
ソレノイド42及び44はそれぞれ第1図に於るソレノ
イド42及び44に対応している。
イド42及び44に対応している。
エンジンが正常に運転されているときには、キースイッ
チKSWはイグニッション接点IGに接続しており、内
油圧スイッチPSWは開いている。
チKSWはイグニッション接点IGに接続しており、内
油圧スイッチPSWは開いている。
従ってバッテリBからの電流は接点IGより抵抗R1、
抵抗R2、ダイオードD1を経てトランジスタTr、の
ベースへ供給されており、トランジスタTr1は導通状
態(ON)となっている。
抵抗R2、ダイオードD1を経てトランジスタTr、の
ベースへ供給されており、トランジスタTr1は導通状
態(ON)となっている。
従ってトランジスタTr2のベースにも電流が流れ、ト
ランジスタTr2も又ONとなっており、常閉リレーR
L1のソレノイドL1は通電されており、スイッチSW
1は開かれている(OFF)。
ランジスタTr2も又ONとなっており、常閉リレーR
L1のソレノイドL1は通電されており、スイッチSW
1は開かれている(OFF)。
トランジスタTr2がONになると、抵抗R3を経てト
ランジスタTr1にベース電流が供給され、トランジス
タTr1がON状態となることを安定化させる(ヒステ
リシス特性)。
ランジスタTr1にベース電流が供給され、トランジス
タTr1がON状態となることを安定化させる(ヒステ
リシス特性)。
但しトランジスタTr1は抵抗R3からの電流のみによ
ってはONとならないようになっている。
ってはONとならないようになっている。
RL2は常開リレーであり、キースイッチKSWがイグ
ニッション接点IGに接続されている状態ではそのソレ
ノイドL2は通電されており、そのスイッチSW2は閉
している(ON)。
ニッション接点IGに接続されている状態ではそのソレ
ノイドL2は通電されており、そのスイッチSW2は閉
している(ON)。
従ってかかるエンジン正常運転時には、ソレノイド42
及び44は通電されず、ニューマチックガバナは通常の
作動を行ない、排気遮断弁43は開かれている。
及び44は通電されず、ニューマチックガバナは通常の
作動を行ない、排気遮断弁43は開かれている。
エンジンが逆転すると、油圧がなくなるので、油圧スイ
ッチPSWはONとなり、イグニッション接点IGから
抵抗R1を経て供給された電流はダイオードD2を経て
アースへバイパスされることになる。
ッチPSWはONとなり、イグニッション接点IGから
抵抗R1を経て供給された電流はダイオードD2を経て
アースへバイパスされることになる。
かかる状態ではトランジスタTr1のベースへは電流が
供給されず、該トランジスタはOFFの状態にあり、ト
ランジスタTr2のベース電流も流れなくなって該トラ
ンジスタもOFFとなる。
供給されず、該トランジスタはOFFの状態にあり、ト
ランジスタTr2のベース電流も流れなくなって該トラ
ンジスタもOFFとなる。
従って常閉リレーRL1のソレノイドL1は通電されず
、スイッチSW1は閉じている。
、スイッチSW1は閉じている。
従ってキースイッチKSWがIG接点に接続されている
限り常開リレーRL2の接点SW2も閉じているので、
ソレノイド42及び44は通電され、コントロールロッ
ド21は燃料噴射量零の位置へ駆動され、排気遮断弁4
3は閉じられる。
限り常開リレーRL2の接点SW2も閉じているので、
ソレノイド42及び44は通電され、コントロールロッ
ド21は燃料噴射量零の位置へ駆動され、排気遮断弁4
3は閉じられる。
この場合、前述の如く排気遮断弁43が閉じられること
により、エンジンが逆転しても吸気マニホルド6内には
大きな正圧が作用せず、従ってダイヤフラム室34内に
は大きな正圧が作用しないことから、ダイヤフラム33
が図にて右方へ強く押されることはなく、適当な駆動力
のソレノイド42を用いることによってコントロールロ
ラド21を燃料噴射量零の位置へ向けて確実に駆動する
ことができる。
により、エンジンが逆転しても吸気マニホルド6内には
大きな正圧が作用せず、従ってダイヤフラム室34内に
は大きな正圧が作用しないことから、ダイヤフラム33
が図にて右方へ強く押されることはなく、適当な駆動力
のソレノイド42を用いることによってコントロールロ
ラド21を燃料噴射量零の位置へ向けて確実に駆動する
ことができる。
又かかるソレノイド42の作用によってエンジンへの燃
料の供給が直ちに遮断されることによって、シリンダに
於る出力発生は直ちに停止されるので、排気遮断弁43
が閉じられることによる排気制動作用がより有効に作用
し、エンジンの逆転は直ちに停止される。
料の供給が直ちに遮断されることによって、シリンダに
於る出力発生は直ちに停止されるので、排気遮断弁43
が閉じられることによる排気制動作用がより有効に作用
し、エンジンの逆転は直ちに停止される。
エンジン始動時にはキースイッチKSWはイグニッショ
ン接点IGと共にスタータ接点STにも接続されるので
、油圧スイッチPSWがON状態にあっても、ダイオー
ドD3、抵抗R4、抵抗R5を経てトランジスタTr1
はベース電流を供給されON状態とされるので、ソレノ
イド42及び44への通電は行なわれず、エンジンは始
動される。
ン接点IGと共にスタータ接点STにも接続されるので
、油圧スイッチPSWがON状態にあっても、ダイオー
ドD3、抵抗R4、抵抗R5を経てトランジスタTr1
はベース電流を供給されON状態とされるので、ソレノ
イド42及び44への通電は行なわれず、エンジンは始
動される。
又エンジン始動にあたって、エンジン始動後であって未
だ油圧スイッチPSWがOFFとなるほど油圧が上昇し
ていないときにキースイッチKSWがスタータスイッチ
STより切離された場合にも、コンテ゛ンサC1がある
所定時間ベース電流を供給してトランジスタTr1をO
N状態に維持する作用を行なうので、キースイッチKS
Wの操作加減によって逆転防止装置が誤って作動する恐
れはない。
だ油圧スイッチPSWがOFFとなるほど油圧が上昇し
ていないときにキースイッチKSWがスタータスイッチ
STより切離された場合にも、コンテ゛ンサC1がある
所定時間ベース電流を供給してトランジスタTr1をO
N状態に維持する作用を行なうので、キースイッチKS
Wの操作加減によって逆転防止装置が誤って作動する恐
れはない。
尚コンテ゛ンサC2はトランジスタTr1の作動を安定
化し、装置にチャタリング或はノイズが発生することを
防止するためのものである。
化し、装置にチャタリング或はノイズが発生することを
防止するためのものである。
かかるコンテ゛ンサC2が設けられていることによって
、正転状態にあるエンジンが急に逆転を始めたときには
、油圧スイッチPSWが閉じバッテリBからの電流が抵
抗R1、ダイオードD2を経てアースへ逃されても、ご
く僅がの時間トランジスタTr、はON状態に維持され
るが、これはほんのごく僅かの時間である。
、正転状態にあるエンジンが急に逆転を始めたときには
、油圧スイッチPSWが閉じバッテリBからの電流が抵
抗R1、ダイオードD2を経てアースへ逃されても、ご
く僅がの時間トランジスタTr、はON状態に維持され
るが、これはほんのごく僅かの時間である。
又この場合、トランジスタTr2の側より抵抗R3を経
てトランジスタTr、のベースへ供給されている電流は
それ自身によってはトランジスタTr、をON状態に維
持するには不充分な大きさであり、従っていずれにして
もエンジンが逆転を始めると殆んど即座にトランジスタ
Tr、はOFF状態となり、これと同時にトランジスタ
Tr2もOFF状態となり、スイッチSW1が閉じられ
、ソレノイド42及び44が励磁され、燃料の遮断と排
気通路の遮断が行なわれる。
てトランジスタTr、のベースへ供給されている電流は
それ自身によってはトランジスタTr、をON状態に維
持するには不充分な大きさであり、従っていずれにして
もエンジンが逆転を始めると殆んど即座にトランジスタ
Tr、はOFF状態となり、これと同時にトランジスタ
Tr2もOFF状態となり、スイッチSW1が閉じられ
、ソレノイド42及び44が励磁され、燃料の遮断と排
気通路の遮断が行なわれる。
かくして本考案によれば、ニューマチックガバナを備え
たディーゼルエンジンに於るニューマチックガバナに比
較的少容量のソレノイドアクチュエータを追加し、排気
通路に簡単な開閉構造による遮断弁装置を組込むことに
よって、エンジンの逆転を確実に防止する逆転防止装置
を得ることができる。
たディーゼルエンジンに於るニューマチックガバナに比
較的少容量のソレノイドアクチュエータを追加し、排気
通路に簡単な開閉構造による遮断弁装置を組込むことに
よって、エンジンの逆転を確実に防止する逆転防止装置
を得ることができる。
尚排気遮断弁装置は多くのテ゛イーゼルエンジンに於て
は既に排気ブレーキとして組込まれているものであり、
その場合には新に排気遮断弁装置を設ける必要はなく、
排気ブレーキとして設けられている排気遮断弁装置を本
考案による逆転防止装置の一部としてそのまま用いるこ
とができる。
は既に排気ブレーキとして組込まれているものであり、
その場合には新に排気遮断弁装置を設ける必要はなく、
排気ブレーキとして設けられている排気遮断弁装置を本
考案による逆転防止装置の一部としてそのまま用いるこ
とができる。
以上に於ては本考案を一つの実施例について詳細に説明
したが、本考案がかかる実施例にのみ限られるものでは
なく、本考案の範囲内にて他に種々の実施例が可能であ
ることは当業者にとって明らかであろう。
したが、本考案がかかる実施例にのみ限られるものでは
なく、本考案の範囲内にて他に種々の実施例が可能であ
ることは当業者にとって明らかであろう。
第1図は本考案による逆転防止装置をそれと関連するデ
ィーゼルエンジンと共に示す概略図、第2図は第1図に
示す逆転防止装置に於るソレノイドを作動させるための
電気回路の一つの実施例を示す配線図である。
ィーゼルエンジンと共に示す概略図、第2図は第1図に
示す逆転防止装置に於るソレノイドを作動させるための
電気回路の一つの実施例を示す配線図である。
Claims (1)
- 吸気管の途中に開口する負圧取り出しポートに接続され
たダイヤフラム室を有し該ダイヤフラム室に作用する負
圧の増大に応じて該ダイヤフラム室を構成するダイヤフ
ラムとこれに接続されたコントロールロッドとがエンジ
ンへ供給される燃料の流量を極端な場合には遮断に至る
まで減少せしめる方向へ駆動されるよう構成されたニュ
ーマチックガバナを備えたディーゼルエンジンのための
逆転防止装置にして、エンジンの逆転を感知する逆転感
知装置と、前記コントロールロッドを前記ダイヤフラム
の作動とは別に燃料遮断位置まで駆動するロッド駆動装
置と、エンジンの排気通路を遮断する排気遮断弁装置と
を有し、前記逆転感知装置がエンジンの逆転を感知した
とき前記ロッド駆動装置と前記排気遮断弁装置とが同時
に作動されてエンジンへの燃料の供給が遮断されると共
にエンジンの排気通路が遮断されるよう構成されている
ことを特徴とする逆転防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14561678U JPS5918119Y2 (ja) | 1978-10-23 | 1978-10-23 | デイ−ゼルエンジンの逆転防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14561678U JPS5918119Y2 (ja) | 1978-10-23 | 1978-10-23 | デイ−ゼルエンジンの逆転防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5562823U JPS5562823U (ja) | 1980-04-28 |
JPS5918119Y2 true JPS5918119Y2 (ja) | 1984-05-25 |
Family
ID=29125343
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14561678U Expired JPS5918119Y2 (ja) | 1978-10-23 | 1978-10-23 | デイ−ゼルエンジンの逆転防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5918119Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-10-23 JP JP14561678U patent/JPS5918119Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5562823U (ja) | 1980-04-28 |
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