JPS5917988Y2 - 凍上防止弁筐 - Google Patents
凍上防止弁筐Info
- Publication number
- JPS5917988Y2 JPS5917988Y2 JP16048381U JP16048381U JPS5917988Y2 JP S5917988 Y2 JPS5917988 Y2 JP S5917988Y2 JP 16048381 U JP16048381 U JP 16048381U JP 16048381 U JP16048381 U JP 16048381U JP S5917988 Y2 JPS5917988 Y2 JP S5917988Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve housing
- upper frame
- frost heaving
- frame
- prevention valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Valve Housings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案は、水道管等の地中配管系統に設けられた仕切弁や
制水弁等の各種弁を地上より弁操作するために埋設させ
る弁筺に係るもののうち、主に寒冷地で発生する凍上現
象の防止構造を備えた内ネジ式弁筺に関するものである
。
制水弁等の各種弁を地上より弁操作するために埋設させ
る弁筺に係るもののうち、主に寒冷地で発生する凍上現
象の防止構造を備えた内ネジ式弁筺に関するものである
。
従来の内ネジ式弁筺は、第4図に示すように、互いに螺
合する上枠Aと下枠B及び上枠Aに設けた開閉蓋Cとに
よって構成されるが、前記上枠Aの外周には全域に亙っ
て外螺子りを形成させると共に同上枠Aの開閉蓋Cを設
ける上部は外方に突出する突出部A′を形成させていた
ものであった。
合する上枠Aと下枠B及び上枠Aに設けた開閉蓋Cとに
よって構成されるが、前記上枠Aの外周には全域に亙っ
て外螺子りを形成させると共に同上枠Aの開閉蓋Cを設
ける上部は外方に突出する突出部A′を形成させていた
ものであった。
従って、低温下での地面凍結がない場合には問題ないが
、地中の水分が凍結して地面が盛り上がる場合には、第
4図矢印Pで示すように、上枠Aに対して持上げようと
する力が作用し、この力を突出部A′及び外螺子りが受
けて、第4図実線位置から仮想線位置まで上枠A及び下
枠Bが上昇する現象(凍上現象)が発生していたもので
あった。
、地中の水分が凍結して地面が盛り上がる場合には、第
4図矢印Pで示すように、上枠Aに対して持上げようと
する力が作用し、この力を突出部A′及び外螺子りが受
けて、第4図実線位置から仮想線位置まで上枠A及び下
枠Bが上昇する現象(凍上現象)が発生していたもので
あった。
そして、氷状に凍結した水分が再び溶解し、盛り上った
地面が下降しても、前記凍上現象で上昇した上枠A及び
下枠Bは下降せずに上昇状態のままとなるために歩行面
や道路面から弁筺が突出し、歩行や車輌通行の障害とな
っていたものであった。
地面が下降しても、前記凍上現象で上昇した上枠A及び
下枠Bは下降せずに上昇状態のままとなるために歩行面
や道路面から弁筺が突出し、歩行や車輌通行の障害とな
っていたものであった。
本案は、上述のような従来構造の弁筺が有する欠点に鑑
み従来にない新しい構造の弁筺を開発完成させたもので
、本案の目的とするところは、凍上現象を防止すること
で特に寒冷地において有用な内ネジ式弁筺を提供するこ
とに存するものである。
み従来にない新しい構造の弁筺を開発完成させたもので
、本案の目的とするところは、凍上現象を防止すること
で特に寒冷地において有用な内ネジ式弁筺を提供するこ
とに存するものである。
次に、本案の弁筺を図面に示す実施−例により以下詳細
に説明する。
に説明する。
第1図は本案の弁筺の実施−例を示す縦断面図であって
、1は外周下部のみに外螺子2を形成すると共に外周面
を外方突出のない円筒面1aに形成した上梓、3は同上
枠1と互いに螺合するように直管状内面に内螺子4を形
成した下枠、5は前記上枠1の上部内面に形成したテー
パ受支部1bにテーパ嵌合状態で設けられた開閉蓋、6
は開蓋5に吊下した鎖、7は前記下枠3に設けたボルト
ナツト構造によるストッパー、3aは下枠3の下部に形
成した弁開覆部である。
、1は外周下部のみに外螺子2を形成すると共に外周面
を外方突出のない円筒面1aに形成した上梓、3は同上
枠1と互いに螺合するように直管状内面に内螺子4を形
成した下枠、5は前記上枠1の上部内面に形成したテー
パ受支部1bにテーパ嵌合状態で設けられた開閉蓋、6
は開蓋5に吊下した鎖、7は前記下枠3に設けたボルト
ナツト構造によるストッパー、3aは下枠3の下部に形
成した弁開覆部である。
そして、本案の特徴である凍上防止構造は、前述のよう
に、上枠1と下枠2との螺合位置の設定により行なう高
さ調節範囲において上枠1の外周面から外螺子2が突出
しないよう同上枠1の外周下部のみに外螺子2を形成す
ることと、地面凍結により上向きに作用する力に対し、
この力を受ける突出部がないよう上枠1の外周面を円筒
面1aに形成することによる構造である。
に、上枠1と下枠2との螺合位置の設定により行なう高
さ調節範囲において上枠1の外周面から外螺子2が突出
しないよう同上枠1の外周下部のみに外螺子2を形成す
ることと、地面凍結により上向きに作用する力に対し、
この力を受ける突出部がないよう上枠1の外周面を円筒
面1aに形成することによる構造である。
次に、実施−例の他の特徴である砂落し構造は、第2図
に示すように、下枠3に形成した内螺子4を切欠部4a
・・・・・・による部分切欠螺子構成とすると共に、第
3図に示すように、上枠1に形成した外螺子2も切欠部
2 a 、2aによる部分切欠螺子構成とすることによ
って、両螺子2,4の切欠部2a。
に示すように、下枠3に形成した内螺子4を切欠部4a
・・・・・・による部分切欠螺子構成とすると共に、第
3図に示すように、上枠1に形成した外螺子2も切欠部
2 a 、2aによる部分切欠螺子構成とすることによ
って、両螺子2,4の切欠部2a。
4aから砂を落下させる構造としたもので、従来のよう
に螺合部に砂が詰って埋設の際に高さ調節ができなかっ
たり、また補修等の際に手間を要するという欠点を除去
できるものである。
に螺合部に砂が詰って埋設の際に高さ調節ができなかっ
たり、また補修等の際に手間を要するという欠点を除去
できるものである。
尚、実施−例では、さらに砂の進入量を減少させんがた
めに下枠3の上端部内面に突出部3bを形成し、砂の進
入間隙である下枠2と上枠1との間隙tを上梓が昇降可
能の範囲にて極めてわずかな間隙としているものである
。
めに下枠3の上端部内面に突出部3bを形成し、砂の進
入間隙である下枠2と上枠1との間隙tを上梓が昇降可
能の範囲にて極めてわずかな間隙としているものである
。
以上、図示する実施−例についてその構成を説明してき
たが、具体的な各構成は図示する形状や構造に限定され
るものではない。
たが、具体的な各構成は図示する形状や構造に限定され
るものではない。
従って、本案の弁筺を埋設した地中の水分が低温のため
に凍結して地面が盛り上がろうとする際においても、上
枠1が外方突出のない円筒面1aによる凍上防止構造と
なっているために、従来のように凍上現象が発生しない
ものである。
に凍結して地面が盛り上がろうとする際においても、上
枠1が外方突出のない円筒面1aによる凍上防止構造と
なっているために、従来のように凍上現象が発生しない
ものである。
そして、前記凍上防止によって弁筺が歩行面や道路面か
ら突出して歩行や車輌通行の障害となることなく、また
、上枠1及び下枠3に形成した螺子が圧縮剪断により破
損することもないものである。
ら突出して歩行や車輌通行の障害となることなく、また
、上枠1及び下枠3に形成した螺子が圧縮剪断により破
損することもないものである。
本考案の弁筺は上述のように構成し使用することができ
るために、凍上現象を防止し得る効果を有し、特に寒冷
地においては有用なものである。
るために、凍上現象を防止し得る効果を有し、特に寒冷
地においては有用なものである。
また、構成的に簡潔であることから経済性及び高い実用
性をも具備するものである。
性をも具備するものである。
第1図は本案の凍上防止弁筺の実施−例を示す縦断面図
、第2図は同弁筺の下枠を示す横断面図、第3図は同弁
筺の上梓を示す横断面図、第4図は従来の内ネジ式弁筺
を示す半断面図である。
、第2図は同弁筺の下枠を示す横断面図、第3図は同弁
筺の上梓を示す横断面図、第4図は従来の内ネジ式弁筺
を示す半断面図である。
Claims (1)
- 互いに螺合する上枠1と下枠3及び上枠1に設けた開閉
蓋5とによって構成される内ネジ式弁筺において、前記
上枠1の外周下部のみに外螺子2を形成すると共に同上
枠1の外周面を外方突出のない円筒面1aに形成したこ
とを特徴とする凍上防止弁筺。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16048381U JPS5917988Y2 (ja) | 1981-10-26 | 1981-10-26 | 凍上防止弁筐 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16048381U JPS5917988Y2 (ja) | 1981-10-26 | 1981-10-26 | 凍上防止弁筐 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5869060U JPS5869060U (ja) | 1983-05-11 |
JPS5917988Y2 true JPS5917988Y2 (ja) | 1984-05-24 |
Family
ID=29952884
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16048381U Expired JPS5917988Y2 (ja) | 1981-10-26 | 1981-10-26 | 凍上防止弁筐 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5917988Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-10-26 JP JP16048381U patent/JPS5917988Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5869060U (ja) | 1983-05-11 |
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