JPS5917478B2 - 紙葉類区分装置 - Google Patents
紙葉類区分装置Info
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- JPS5917478B2 JPS5917478B2 JP54163230A JP16323079A JPS5917478B2 JP S5917478 B2 JPS5917478 B2 JP S5917478B2 JP 54163230 A JP54163230 A JP 54163230A JP 16323079 A JP16323079 A JP 16323079A JP S5917478 B2 JPS5917478 B2 JP S5917478B2
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- Japan
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- sorting
- card
- circuit
- ticket
- sheets
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、たとえば伝票または銀行券などの紙葉類を自
動的に鑑査して有効な紙葉類と無効な紙葉類などとに区
分する紙葉類区分装置に関する。
動的に鑑査して有効な紙葉類と無効な紙葉類などとに区
分する紙葉類区分装置に関する。
最近、たとえば銀行券を自動的に鑑査して有効な銀行券
と無効な銀行券などとに区分する銀行券区分装置が考え
られている。この区分装置は、銀行券の枚数を1枚ずつ
自動的にカウントし、枚数の過不足をチェックすると同
時に無効な券、つまり偽券、異種券、失効券などを検知
し、更に有効な券、つまり損券、(有効であるが再発行
に不適な券)と正券(有効であつて再発行に適した券)
とに分け、それぞれ100枚ずつの把にして絶対、押印
を行うものである。しかしながら、上述した従来の区分
装置は、1000枚を1つの単位とするバッチ処理を行
つているので、1000枚単位での枚数の過不足および
偽券などの有無を判別することは可能であるが、100
0枚の中のどの100枚の中で異常があつたのかを判別
することはできない。
と無効な銀行券などとに区分する銀行券区分装置が考え
られている。この区分装置は、銀行券の枚数を1枚ずつ
自動的にカウントし、枚数の過不足をチェックすると同
時に無効な券、つまり偽券、異種券、失効券などを検知
し、更に有効な券、つまり損券、(有効であるが再発行
に不適な券)と正券(有効であつて再発行に適した券)
とに分け、それぞれ100枚ずつの把にして絶対、押印
を行うものである。しかしながら、上述した従来の区分
装置は、1000枚を1つの単位とするバッチ処理を行
つているので、1000枚単位での枚数の過不足および
偽券などの有無を判別することは可能であるが、100
0枚の中のどの100枚の中で異常があつたのかを判別
することはできない。
すなわち通常、銀行券は100枚ずつ小帯で絶対し、更
に100枚の把を10把集めて1000枚ずつ大帯で絶
対されている。また、1000枚の銀行券は全て同一銀
行で扱われているのが通例であるが、その中の100枚
ずつの把はそれぞれ取扱者が異つている場合が多い。し
たがつて、どの取扱者が取扱つた把に異常があつたかを
知りたいといつた要望がでてくる場合が考えられる。す
なわち、従来1000枚単位で行つていたことを100
枚単位で行うことが必要になる。これを従来と同じ方法
で100枚単位で処理を行えば、100枚ごとに枚数の
確認、偽券の処理などを行うため装置自体の不作動時間
が多くなり、装置の処理能力が著しく劣化し、省力効果
が少くなり、同時に装置のオペレータは頻繁に100枚
ずつ券を装置に供給しなければならないので、オペレー
タの負担が増加し、かつ実用的でない。本発明は上記事
情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
装置自体の不作動時間を少くして処理能力の低下および
オペレータの負担増加を極力少くし、かつたとえば10
0枚単位での紙葉類の処理を各単位間の無駄時間がなく
ほぼ連続的に能率よく処理可能となり、また各単位(ロ
ッド)ごとの照合チエツクも確実に行える紙葉類区分装
置を提供することにある。
に100枚の把を10把集めて1000枚ずつ大帯で絶
対されている。また、1000枚の銀行券は全て同一銀
行で扱われているのが通例であるが、その中の100枚
ずつの把はそれぞれ取扱者が異つている場合が多い。し
たがつて、どの取扱者が取扱つた把に異常があつたかを
知りたいといつた要望がでてくる場合が考えられる。す
なわち、従来1000枚単位で行つていたことを100
枚単位で行うことが必要になる。これを従来と同じ方法
で100枚単位で処理を行えば、100枚ごとに枚数の
確認、偽券の処理などを行うため装置自体の不作動時間
が多くなり、装置の処理能力が著しく劣化し、省力効果
が少くなり、同時に装置のオペレータは頻繁に100枚
ずつ券を装置に供給しなければならないので、オペレー
タの負担が増加し、かつ実用的でない。本発明は上記事
情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
装置自体の不作動時間を少くして処理能力の低下および
オペレータの負担増加を極力少くし、かつたとえば10
0枚単位での紙葉類の処理を各単位間の無駄時間がなく
ほぼ連続的に能率よく処理可能となり、また各単位(ロ
ッド)ごとの照合チエツクも確実に行える紙葉類区分装
置を提供することにある。
以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。
る。
第1図において、1は供給部で、ここには被区分銀行券
(以後単に券と略称する)がたとえば100枚ごとに後
述する区分カードを挿入して収容されたマガジンがセツ
トされ、装置が区分動作を開始すると券を取出装置2へ
供給する。
(以後単に券と略称する)がたとえば100枚ごとに後
述する区分カードを挿入して収容されたマガジンがセツ
トされ、装置が区分動作を開始すると券を取出装置2へ
供給する。
取出装置2は、供給部1にセツトされている券(および
区分カード)を1枚ずつ所定間隔あけて順次取出す。3
は搬送装置で、取出装置2で取出された券を一対の搬送
ベルトで挟持して後述する検知部5および区分装置6に
導く。
区分カード)を1枚ずつ所定間隔あけて順次取出す。3
は搬送装置で、取出装置2で取出された券を一対の搬送
ベルトで挟持して後述する検知部5および区分装置6に
導く。
4は1枚投入装置で、手動で搬送装置3へ券をl枚ずつ
供給する。
供給する。
5は区分検知部で、搬送装置3の途中に設けられており
、次のような機能を有している。
、次のような機能を有している。
すなわち、第1の機能は、搬送されてくる券の数を正確
にカウントし、あら力化め指定された枚数の券の有無を
チエツクする。
にカウントし、あら力化め指定された枚数の券の有無を
チエツクする。
第2の機能は、取出装置2によつて2枚以上の券か一緒
に取出された場合、つまり重取りされた場合、正確な券
の検知およびカウントが不可能となるので、その重取り
を検知する。この検知の方法は、たとえば券を透過する
光量変化による光学的な方法、あるいは機械的に券の厚
さを測定して検知する方法など、いずれを用いてもよい
。第3の機能は、取出装置2によつて取出された券が異
常接近している場合、上記同様に正確な券の検知および
カウントが不可能となるので、その異常接近を検知する
。この検知方法は、たとえば券の間隔を検知し、その間
隔を正常時の間隔と比較することにより行う。第4の機
能は、搬送されてくる券の内容を1枚ずつ調べて、無効
券(偽券、異種券、失効券、その他疑わしいもの)およ
び損券を分離する。この検知方法は、所期の目的を達成
するために効果的な方法であれば、周知の光学的な方法
、あるいは機械的な方法、その他いずれの方法でもよい
。また、光学的文字読取装置などを組込むことにより、
番号を読取つて発行年度の古い券を分離することを行つ
てもよい。いずれにしても、目的に応じた検知装置を1
組または複数組組み合せて使用する。この場合、各検知
装置からは、通常それぞれ無効券(偽券、異種券、重取
券など損券および正券以外の排除券)、損券、正券のい
ずれかの判定結果が1枚の券に対して得られる。これら
の判定結果から、次に示す優先順位にしたがつて最終的
に1つの判定結果が1枚の券に対して与えられる。6は
区分装置で、搬送装置3で搬送されて検知部5を通過し
てきた券を、検知部5で出された判定結果信号に応じて
第1の搬送路7あるいは第2の搬送路8に区分する。
に取出された場合、つまり重取りされた場合、正確な券
の検知およびカウントが不可能となるので、その重取り
を検知する。この検知の方法は、たとえば券を透過する
光量変化による光学的な方法、あるいは機械的に券の厚
さを測定して検知する方法など、いずれを用いてもよい
。第3の機能は、取出装置2によつて取出された券が異
常接近している場合、上記同様に正確な券の検知および
カウントが不可能となるので、その異常接近を検知する
。この検知方法は、たとえば券の間隔を検知し、その間
隔を正常時の間隔と比較することにより行う。第4の機
能は、搬送されてくる券の内容を1枚ずつ調べて、無効
券(偽券、異種券、失効券、その他疑わしいもの)およ
び損券を分離する。この検知方法は、所期の目的を達成
するために効果的な方法であれば、周知の光学的な方法
、あるいは機械的な方法、その他いずれの方法でもよい
。また、光学的文字読取装置などを組込むことにより、
番号を読取つて発行年度の古い券を分離することを行つ
てもよい。いずれにしても、目的に応じた検知装置を1
組または複数組組み合せて使用する。この場合、各検知
装置からは、通常それぞれ無効券(偽券、異種券、重取
券など損券および正券以外の排除券)、損券、正券のい
ずれかの判定結果が1枚の券に対して得られる。これら
の判定結果から、次に示す優先順位にしたがつて最終的
に1つの判定結果が1枚の券に対して与えられる。6は
区分装置で、搬送装置3で搬送されて検知部5を通過し
てきた券を、検知部5で出された判定結果信号に応じて
第1の搬送路7あるいは第2の搬送路8に区分する。
すなわち、検知部5において無効券の判定結果が出され
ると、それに対応する券は第2の搬送路8に導かれ、損
券および正券の判定結果が出されると、それに対応する
券は第1の搬送路7に導かれる。また、後で述べるが、
区分カードが検知されると、そのカードも第2の搬送路
8に導かれる。上記第1の搬送路7は、正券を搬送する
搬送路9と損券を搬送する搬送路10とに分岐されてお
り、その分岐点には区分装置11が設けられている。上
記搬送路9は、第1の正券集積部12aへ正券を搬送す
る搬送路9aと第2の正券集積部12bへ正券を搬送す
る搬送路9bとに分岐されており、その分岐点には区分
装置13が設けられている。また、搬送路10は、第1
の損券集積部14aへ損券を搬送する搬送路10aと第
2の損券集積部14.bへ損券を搬送する搬送路10b
とに分岐されており、その分岐点には区分装置15が設
けられている。上記各集積部12a,12b,14a,
14bは、搬送されてきた券を順次整然と集積するもの
で、上下動可能な底板を有している。16は消印装置で
、搬送路10によつて搬送されてくる損券に対して消印
を付ける。
ると、それに対応する券は第2の搬送路8に導かれ、損
券および正券の判定結果が出されると、それに対応する
券は第1の搬送路7に導かれる。また、後で述べるが、
区分カードが検知されると、そのカードも第2の搬送路
8に導かれる。上記第1の搬送路7は、正券を搬送する
搬送路9と損券を搬送する搬送路10とに分岐されてお
り、その分岐点には区分装置11が設けられている。上
記搬送路9は、第1の正券集積部12aへ正券を搬送す
る搬送路9aと第2の正券集積部12bへ正券を搬送す
る搬送路9bとに分岐されており、その分岐点には区分
装置13が設けられている。また、搬送路10は、第1
の損券集積部14aへ損券を搬送する搬送路10aと第
2の損券集積部14.bへ損券を搬送する搬送路10b
とに分岐されており、その分岐点には区分装置15が設
けられている。上記各集積部12a,12b,14a,
14bは、搬送されてきた券を順次整然と集積するもの
で、上下動可能な底板を有している。16は消印装置で
、搬送路10によつて搬送されてくる損券に対して消印
を付ける。
17は把搬送装置で、各集積部12a,12b,14a
,14bに集積された券の把を取出し、それを方向変換
装置18へ送る。
,14bに集積された券の把を取出し、それを方向変換
装置18へ送る。
方向変換装置18は、搬送されてきた把を9『回転させ
ながら後述する取揃装置20へ送る。19は把搬送路で
、方向変換装置18からの把を取揃装置20へ送る。
ながら後述する取揃装置20へ送る。19は把搬送路で
、方向変換装置18からの把を取揃装置20へ送る。
取揃装置20は、把の券の積み重ね状態を整える。21
は施封装置で、取揃えられた把を崩れないように帯がけ
する。
は施封装置で、取揃えられた把を崩れないように帯がけ
する。
22および23は把搬送路。
24は施封チエツク装置で、施封が確実に行われたか否
かをチエツクする。
かをチエツクする。
25は押印装置で、把に巻かれた帯の表面に日付、オペ
レータ符号、装置番号などの必要事項を表示するととも
に正券か損券かの区分マークも表示する。
レータ符号、装置番号などの必要事項を表示するととも
に正券か損券かの区分マークも表示する。
26は把区分装置で、正券把、損券把の違いに応じて集
積させる把集積部(図示しない)を選択する。
積させる把集積部(図示しない)を選択する。
一方、27は記録装置で、通常の場合(異常が発生しな
い場合)は、区分カードの前に流れた正券および損券の
枚数を数値「100」から引いた値を、第2の搬送路8
によつて搬送されてくる区分カードに磁気的に記録する
。
い場合)は、区分カードの前に流れた正券および損券の
枚数を数値「100」から引いた値を、第2の搬送路8
によつて搬送されてくる区分カードに磁気的に記録する
。
この値は、これに対応する100枚の把に過不足がない
と仮定した場合に、後述する無効券集積部29に集積さ
れている筈の枚数である。なお、異常が発生した場合は
、異常があつたことを示すデータおよび異常カードの番
号を磁気的に記録する。28は読取装置で、記録装置2
7で記録された内容が正しく記録されたか否かをチエツ
クする。
と仮定した場合に、後述する無効券集積部29に集積さ
れている筈の枚数である。なお、異常が発生した場合は
、異常があつたことを示すデータおよび異常カードの番
号を磁気的に記録する。28は読取装置で、記録装置2
7で記録された内容が正しく記録されたか否かをチエツ
クする。
29は無効券集積部で、着脱自在になつており、第2の
搬送路8によつて搬送されてくる無効券および区分カー
ドを順次整然と集積する。
搬送路8によつて搬送されてくる無効券および区分カー
ドを順次整然と集積する。
30は持帰券箱で、着脱自在になつており、異常発生時
に各集積部12a,12b,14a,14bから持ち帰
つた券を収容する。
に各集積部12a,12b,14a,14bから持ち帰
つた券を収容する。
31は区分カード検出器で、検知部5と区分装置6との
間に設けられており、各100枚ごとに区分している区
分カードが所定の検出位置を通過したタイミングを検出
する。
間に設けられており、各100枚ごとに区分している区
分カードが所定の検出位置を通過したタイミングを検出
する。
このタイミングが後述する100枚ごとの計数照合の基
準タイミングとなる。したがつて、通常の券と区分カー
ドを相互に誤認することは許されない。そのために、た
とえば通常の券と比較して区分カードの寸法を大きくす
ることにより、確実に検出できるようにしている。この
検出器31は、たとえば光源と受光素子とからなる光学
的なものを使用し、寸法の違いを検出することにより、
区分カードを検出するようにしている。また、32〜4
1はそれぞれ券検出器、42〜46はそれぞれ把検出器
で、これらはそれぞれ所定の位置に設けられており、た
とえば光源と受光素子とからなる光学的なものを使用し
ている。47は区分カード発行装置、48は計数照合装
置であり、以下その詳細を説明する。
準タイミングとなる。したがつて、通常の券と区分カー
ドを相互に誤認することは許されない。そのために、た
とえば通常の券と比較して区分カードの寸法を大きくす
ることにより、確実に検出できるようにしている。この
検出器31は、たとえば光源と受光素子とからなる光学
的なものを使用し、寸法の違いを検出することにより、
区分カードを検出するようにしている。また、32〜4
1はそれぞれ券検出器、42〜46はそれぞれ把検出器
で、これらはそれぞれ所定の位置に設けられており、た
とえば光源と受光素子とからなる光学的なものを使用し
ている。47は区分カード発行装置、48は計数照合装
置であり、以下その詳細を説明する。
まず、区分カード発行装置47は、被区分銀行券の把(
100枚)を束ねている把束紙(以下小帯と称す)に必
要なデータを記録するとともに、その記録データと同じ
内容のデータを符号化して磁気テープに磁気記録したカ
ードを作成する装置であり、次のように構成されている
。すなわち第2図に示すように、小帯投入口51、投入
された小帯を搬送する搬送装置52、小帯が通過したこ
とを検出する小帯検出器53、搬送されてくる小帯に所
定のデータをデジタル的に記録するプリンタ54、デー
タが記録された小帯を挟持するテープを供給するテープ
リール55a,55b、小帯を挟持したテープを巻取つ
て小帯を保管するための巻取リール56、磁気テープを
供給する磁気テープリール57、磁気テープを保持する
帯状の区分カードを供給する区分カードリール58、供
給された帯状の区分カードに磁気テープを貼着し所定の
長さに切断するカツタ装置59、切断された区分カード
の磁気テープに小帯に記録したデータと同じデータを符
号化して磁気記録する磁気記録装置60、区分カード検
出器61、区分カード搬送路62、および区分カード排
出口63から構成されている。なお、上記検出器53お
よび61は、たとえば光源と受光素子とからなる光学的
なものを使用している。このように構成された区分カー
ド発行装置47の動作を第3図に示す制御回路を参照し
つつ説明する。
100枚)を束ねている把束紙(以下小帯と称す)に必
要なデータを記録するとともに、その記録データと同じ
内容のデータを符号化して磁気テープに磁気記録したカ
ードを作成する装置であり、次のように構成されている
。すなわち第2図に示すように、小帯投入口51、投入
された小帯を搬送する搬送装置52、小帯が通過したこ
とを検出する小帯検出器53、搬送されてくる小帯に所
定のデータをデジタル的に記録するプリンタ54、デー
タが記録された小帯を挟持するテープを供給するテープ
リール55a,55b、小帯を挟持したテープを巻取つ
て小帯を保管するための巻取リール56、磁気テープを
供給する磁気テープリール57、磁気テープを保持する
帯状の区分カードを供給する区分カードリール58、供
給された帯状の区分カードに磁気テープを貼着し所定の
長さに切断するカツタ装置59、切断された区分カード
の磁気テープに小帯に記録したデータと同じデータを符
号化して磁気記録する磁気記録装置60、区分カード検
出器61、区分カード搬送路62、および区分カード排
出口63から構成されている。なお、上記検出器53お
よび61は、たとえば光源と受光素子とからなる光学的
なものを使用している。このように構成された区分カー
ド発行装置47の動作を第3図に示す制御回路を参照し
つつ説明する。
まず、オペレータは、被区分銀行券を把束している小帯
を券把より取外し、この小帯を投入口51に入れる。通
常搬送装置52は動作しており、よつて小帯は搬送され
る。小帯が検出器53で検出されると、その信号が0R
回路71を介して搬送装置制御回路72に印加され、こ
の制御回路72によつて搬送装置52が動作を停止され
る。また、小帯が検出されると、制御回路72からの信
号によつてデータ制御回路73およびプリント制御回路
74が動作し、データメモリ(図示しない)からデータ
が読出されてプリント制御回路74の出力とAND回路
75で論理積が取られる。この結果、プリンタ54は小
帯に所定のデータを記録する。この記録されたデータの
内容は、AND回路75の出力(メモリから読出したデ
ータ)とプリンタ54からの供給されるデータをAND
回路76を介してチエツク回路77に供給し、ここで両
者を比較チエツクすることにより、正しく記録されたか
否かがチエツクされる。このチエツクの結果、異常がな
ければその信号がNOT回路78および0R回路79を
介して制御回路72に供給され、搬送装置52が再び動
作してデータが記録された小帯が搬送され、巻取リール
56に送られる。また、上記チエツクの結果、異常がな
ければカード搬送路制御回路80が動作し、カード搬送
路62が駆動されるとともに帯状の区分カードに磁気テ
ープが貼られ、所定の寸法に切断される。なお、このと
きは制御回路73によつて読出されたデータがAND回
路81を介してデータ変換回路82に供給され、ここで
符号化されてAND回路83に供給される。しかして、
区分カードが検出器61によつて検出されると、その信
号と制御回路80の出力とデータ変換回路82の出力と
の論理積がAND回路83で成立する。この結果、磁気
記録装置制御回路84が動作し、記録装置60によつて
区分カードの磁気テープにデータが磁気記録される。し
かる後、区分カードに記録されたデータが正しいか否か
をチエツクするため、磁気読取装置85によつて上記デ
ータを読取り、その読取データは、データ変換回路82
の出力(書込データ)とともにAND回路86を介して
チエツク回路87に供給され、ここで読取データと書込
データとが比較チエツクされながら、区分カードは排出
口63から装置外に排出される。上記チエツクの結果、
異常がなければその信号がNOT回路88および0R回
路79を介して制御回路72に供給され、搬送装置52
が再び駆動される。これは次の小帯を受付けるためであ
る。また、上記チエツクの結果、異常がなければリール
制御回路89が動作し、リール駆動装置90が動作する
。この結果、テープリール55a,55bおよび巻取リ
ール56が駆動され、データが記録された小帯が巻取リ
ール56に保管される。一方、チエツク回路77,87
におけるチエツクの結果、異常が検出された場合は、再
度正しいデータを記録するために搬送装置52を逆方向
に動作させて小帯を小帯投入口51に戻す。また、これ
と同時に小帯の再投入が必要であることを表示装置(図
示しない)に表示するようになつている。なお、この区
分カード発行装置47における小帯の代表的な例を示す
と第4図のようになつており、図中のaが記録されたデ
ータである。
を券把より取外し、この小帯を投入口51に入れる。通
常搬送装置52は動作しており、よつて小帯は搬送され
る。小帯が検出器53で検出されると、その信号が0R
回路71を介して搬送装置制御回路72に印加され、こ
の制御回路72によつて搬送装置52が動作を停止され
る。また、小帯が検出されると、制御回路72からの信
号によつてデータ制御回路73およびプリント制御回路
74が動作し、データメモリ(図示しない)からデータ
が読出されてプリント制御回路74の出力とAND回路
75で論理積が取られる。この結果、プリンタ54は小
帯に所定のデータを記録する。この記録されたデータの
内容は、AND回路75の出力(メモリから読出したデ
ータ)とプリンタ54からの供給されるデータをAND
回路76を介してチエツク回路77に供給し、ここで両
者を比較チエツクすることにより、正しく記録されたか
否かがチエツクされる。このチエツクの結果、異常がな
ければその信号がNOT回路78および0R回路79を
介して制御回路72に供給され、搬送装置52が再び動
作してデータが記録された小帯が搬送され、巻取リール
56に送られる。また、上記チエツクの結果、異常がな
ければカード搬送路制御回路80が動作し、カード搬送
路62が駆動されるとともに帯状の区分カードに磁気テ
ープが貼られ、所定の寸法に切断される。なお、このと
きは制御回路73によつて読出されたデータがAND回
路81を介してデータ変換回路82に供給され、ここで
符号化されてAND回路83に供給される。しかして、
区分カードが検出器61によつて検出されると、その信
号と制御回路80の出力とデータ変換回路82の出力と
の論理積がAND回路83で成立する。この結果、磁気
記録装置制御回路84が動作し、記録装置60によつて
区分カードの磁気テープにデータが磁気記録される。し
かる後、区分カードに記録されたデータが正しいか否か
をチエツクするため、磁気読取装置85によつて上記デ
ータを読取り、その読取データは、データ変換回路82
の出力(書込データ)とともにAND回路86を介して
チエツク回路87に供給され、ここで読取データと書込
データとが比較チエツクされながら、区分カードは排出
口63から装置外に排出される。上記チエツクの結果、
異常がなければその信号がNOT回路88および0R回
路79を介して制御回路72に供給され、搬送装置52
が再び駆動される。これは次の小帯を受付けるためであ
る。また、上記チエツクの結果、異常がなければリール
制御回路89が動作し、リール駆動装置90が動作する
。この結果、テープリール55a,55bおよび巻取リ
ール56が駆動され、データが記録された小帯が巻取リ
ール56に保管される。一方、チエツク回路77,87
におけるチエツクの結果、異常が検出された場合は、再
度正しいデータを記録するために搬送装置52を逆方向
に動作させて小帯を小帯投入口51に戻す。また、これ
と同時に小帯の再投入が必要であることを表示装置(図
示しない)に表示するようになつている。なお、この区
分カード発行装置47における小帯の代表的な例を示す
と第4図のようになつており、図中のaが記録されたデ
ータである。
また、この区分カード発行装置47によつて発行された
区分カードの一例を示すと第5図のようになつている。
すなわち、区分カード91の長手方向に対する一端部に
磁気テープ92が貼着され、このテープ92に各データ
がそれぞれ符号化されて記録される。たとえば、図中の
bは小帯に記録したデータに対応するデータ、cは異常
の有無を示すデータ、dは異常カードの番号を示すデー
タ、eは持帰券箱30または無効券集積部29に入つて
いるべき券の枚数を示すデータである。なお、このカー
ド91の幅Wは銀行券の幅よりたとえば約20龍大きく
し、長さLは銀行券の長さと同一となるように寸法が設
定されている。また、計数照合装置48は、区分処理し
た券の枚数を100枚単位で計数照合し、券の過不足が
あつたか否かなどを照合する装置であり、次のように構
成されている。
区分カードの一例を示すと第5図のようになつている。
すなわち、区分カード91の長手方向に対する一端部に
磁気テープ92が貼着され、このテープ92に各データ
がそれぞれ符号化されて記録される。たとえば、図中の
bは小帯に記録したデータに対応するデータ、cは異常
の有無を示すデータ、dは異常カードの番号を示すデー
タ、eは持帰券箱30または無効券集積部29に入つて
いるべき券の枚数を示すデータである。なお、このカー
ド91の幅Wは銀行券の幅よりたとえば約20龍大きく
し、長さLは銀行券の長さと同一となるように寸法が設
定されている。また、計数照合装置48は、区分処理し
た券の枚数を100枚単位で計数照合し、券の過不足が
あつたか否かなどを照合する装置であり、次のように構
成されている。
すなわち第6図に示すように、区分カードおよび券を投
入する投入口101、投入された区分カードおよび券を
搬送する搬送装置102、区分カードに記録されたデー
タを読取る読取装置103、搬送されてくる券を検出し
てカウントする計数装置104、区分カードと券とを区
分する区分装置105、区分カードを集積するカードス
タツカ106、券に消印を付ける消印装置107、上記
計数装置104と同様な計数装置108、券を集積する
集積部109、券を100枚ごとに区分する区分紙を保
持する区分紙ロール110、この区分紙を必要な長さに
切断するカツタ装置111、切断された区分紙を搬送す
る搬送路112から構成されている。このように構成さ
れた計数照合装置48の動作を説明する。
入する投入口101、投入された区分カードおよび券を
搬送する搬送装置102、区分カードに記録されたデー
タを読取る読取装置103、搬送されてくる券を検出し
てカウントする計数装置104、区分カードと券とを区
分する区分装置105、区分カードを集積するカードス
タツカ106、券に消印を付ける消印装置107、上記
計数装置104と同様な計数装置108、券を集積する
集積部109、券を100枚ごとに区分する区分紙を保
持する区分紙ロール110、この区分紙を必要な長さに
切断するカツタ装置111、切断された区分紙を搬送す
る搬送路112から構成されている。このように構成さ
れた計数照合装置48の動作を説明する。
まず、始動スイツチ(図示しない)を投入すると、搬送
装置102が動作する。次に、最初に区分カードをその
投入口101から投入する。このカードには、これから
供給する券の枚数が記録されており、よつてそのデータ
が搬送の途中で読取装置103で読取られ、そのデータ
かカウンタ(図示しない)に記憶される。しかる後、カ
ードはカードスタツカ106へ搬送される。これ以後、
券をl枚ずつ投入口101に投入する。券を投入すると
、計数装置104および108でそれぞれカウントされ
、券は集積部109に集積される。なお、集積部109
に100枚集積されると、区分紙ロール110が動作し
、それが所定の長さに切断されて券の100枚目の上に
載置される。これにより、券の100枚区分を外部から
判断することができる。しかして今、処理しようとした
券を全て投入し終つた時点で停止スイツチ(図示しない
)を押すと、装置の動作は停止する。このとき、計数装
置104,108の各カウント内容とカードから読取つ
たデータが記憶されているカウンタの内容とを比較する
ことにより、100枚単位の照合を行うことができる。
この照合の結果、計数装置104,108の値とカウン
タの値とが等しければその表示を行い、次の区分カード
を受入れるため搬送装置102が再び動作する。また、
上記値が等しくなければその表示を行い、装置を再び動
作できないようにロツクする。次に、本区分装置に用い
られる計数回路について説明する。この計数回路は、供
給した券のうち正券集積部12a,12bおよび損券集
積部14a,14bに集積された券の数をそれぞれ計数
し、正券および損券数の和をある特定数で設定値と比較
することにより、無効券集積部29に入つているべき券
の数を算出する装置であり、第7図に示すように構成さ
れている。すなわち、いま供給される券の枚数は設定値
Hと同じ枚数であるとすると、無効券集積部29、正券
集積部12a,12b、損券集積部14a,14bにそ
れぞれ区分集積される券の数の和はH枚である。券検出
器35に接続される検出回路121の出力は、AND回
路122a,122bを介して総枚数カウンタ123a
,123bに接続され、券検出器36に接続される検出
回路124の出力は、AND回路125a,125bを
介して総枚数カウンタ126a,126bに接続され、
券検出器37に接続される検出回路127の出力は、A
ND回路128a,128bを介して総枚数カウンタ1
29a,129bに接続される。一方、区分カード検出
器31に接続される検出回路130の出力は、タイミン
グ信号発生回路131に接続される。このタイミング信
号発生回路131からカウント制御回路132,133
,134にそれぞれタイミング信号が供給され、これら
の制御回路132,133,134によつてカウンタ1
23a,126a,129aと123b,126b,1
29bとが交互に動作するようにAND回路122a,
122b,125a,125b,128a,128bが
制御される。区分カードが区分装置6を通過してある一
定時間経つた後、カウンタ126a,126bと129
a,129bの内容がゲート回路135を介して加算器
136に供給されて加算され、その結果が比較器137
に供給される。また、この比較器137には、カウンタ
123a,123bの内容がゲート回路138を介して
供給され、加算器136の出力とカウンタ123a,1
23bと照合される。この照合の結果、もし不一致であ
れば装置は異常状態であり、不一致表示器139によつ
て不一致の表示が行われる。上記ゲート回路135,1
38は、タイミング信号発生回路131に接続された照
合制御回路140によつて制御される。また、上記照合
の結果が一致している場合は、演算回路141において
設定値Hからカウンタ123a,123bの内容を引算
し、その結果を記録装置27に供給し、区分カードに上
記演算結果を記録する。上記演算回路141の出力値は
無効券の枚数のはずであり、もし実際に無効券の枚数を
計数し、その値と記録装置27で記録された演算回路1
41の演算結果とを比較すれば、供給した券の枚数を知
ることができ、またその枚数が設定値Hに対してどの程
度差があるかがわかる。上記の照合は、区分カードがカ
ード検出器31を通過するごとに行われる。この場合、
2組のカウンタ、つまり12″3a,126a,129
aと123b,126b,129bを使用しているので
、券の搬送を停止することなく照合が自動的に行われる
。次に、各集積部に区分集積された券の枚数を確認する
方法について説明する。券検出器36により信号を得て
計数する正券区分カウンタ142の値が設定値、たとえ
ば100枚になると、比較器143から信号が出力され
、区分装置制御回路144および区分装置駆動回路14
5により区分装置13が駆動され、供給される券はもう
一方の集積部に区分集積される。いま最初に、第1の正
券集積部12aに100枚集積されて、次に第2の正券
集積部12bに集積されるように区分装置13が切換つ
たとすると、比較器146により設定値D(この例では
100)とカウンタ147,148のうち制御回路14
4によつて選択されたカウンタ148の内容とが比較さ
れる。この比較の結果、一致していれば直ちに集積部制
御回路149により駆動回路150aを介して第1の正
券集積部12aが駆動され、100枚の把が搬出される
。なお、比較器146および制御回路149の動作は、
前記比較器143の出力によつて動作するタイミング信
号発生回路151から出力されるタイミング信号に応じ
て行われる。また、100枚の把が搬出されたと同時に
、第1の正券集積部12aの動作が終了した時点で正券
把カウンタ152が[+100」歩進される。もし、比
較器146で不一致の場合は、誤区分表示器153が作
動して装置は異常状態となる。なお、カウンタ147,
148は、券検出器38,39に接続された検出回路1
54,155の各出力をそれぞれカウントする。また、
制御回路144の出力は集積部選択回路156に供給さ
れ、この選択回路156によつて集積部駆動回路150
a,150bが選択される。また、選択回路156によ
つてカウント147と148の内容が選択して取出され
、カウンタ142の内容と比較器157で比較され、不
一致の場合は不一致表示器158が作動する。そして、
選択回路156で選択されたカウンタ147あるいは1
48の内容は、記憶装置159に記憶される一方、同様
に券検出器40,41には検出回路160,161がそ
れぞれ接続され、この検出回路160,161の各出力
をカウンタ162,163によつてカウントし、前記正
券の場合と同様にして区分装置15によつて第1の損券
集積部14aと第2の損券集積部14bに対する切換制
御が行われる。
装置102が動作する。次に、最初に区分カードをその
投入口101から投入する。このカードには、これから
供給する券の枚数が記録されており、よつてそのデータ
が搬送の途中で読取装置103で読取られ、そのデータ
かカウンタ(図示しない)に記憶される。しかる後、カ
ードはカードスタツカ106へ搬送される。これ以後、
券をl枚ずつ投入口101に投入する。券を投入すると
、計数装置104および108でそれぞれカウントされ
、券は集積部109に集積される。なお、集積部109
に100枚集積されると、区分紙ロール110が動作し
、それが所定の長さに切断されて券の100枚目の上に
載置される。これにより、券の100枚区分を外部から
判断することができる。しかして今、処理しようとした
券を全て投入し終つた時点で停止スイツチ(図示しない
)を押すと、装置の動作は停止する。このとき、計数装
置104,108の各カウント内容とカードから読取つ
たデータが記憶されているカウンタの内容とを比較する
ことにより、100枚単位の照合を行うことができる。
この照合の結果、計数装置104,108の値とカウン
タの値とが等しければその表示を行い、次の区分カード
を受入れるため搬送装置102が再び動作する。また、
上記値が等しくなければその表示を行い、装置を再び動
作できないようにロツクする。次に、本区分装置に用い
られる計数回路について説明する。この計数回路は、供
給した券のうち正券集積部12a,12bおよび損券集
積部14a,14bに集積された券の数をそれぞれ計数
し、正券および損券数の和をある特定数で設定値と比較
することにより、無効券集積部29に入つているべき券
の数を算出する装置であり、第7図に示すように構成さ
れている。すなわち、いま供給される券の枚数は設定値
Hと同じ枚数であるとすると、無効券集積部29、正券
集積部12a,12b、損券集積部14a,14bにそ
れぞれ区分集積される券の数の和はH枚である。券検出
器35に接続される検出回路121の出力は、AND回
路122a,122bを介して総枚数カウンタ123a
,123bに接続され、券検出器36に接続される検出
回路124の出力は、AND回路125a,125bを
介して総枚数カウンタ126a,126bに接続され、
券検出器37に接続される検出回路127の出力は、A
ND回路128a,128bを介して総枚数カウンタ1
29a,129bに接続される。一方、区分カード検出
器31に接続される検出回路130の出力は、タイミン
グ信号発生回路131に接続される。このタイミング信
号発生回路131からカウント制御回路132,133
,134にそれぞれタイミング信号が供給され、これら
の制御回路132,133,134によつてカウンタ1
23a,126a,129aと123b,126b,1
29bとが交互に動作するようにAND回路122a,
122b,125a,125b,128a,128bが
制御される。区分カードが区分装置6を通過してある一
定時間経つた後、カウンタ126a,126bと129
a,129bの内容がゲート回路135を介して加算器
136に供給されて加算され、その結果が比較器137
に供給される。また、この比較器137には、カウンタ
123a,123bの内容がゲート回路138を介して
供給され、加算器136の出力とカウンタ123a,1
23bと照合される。この照合の結果、もし不一致であ
れば装置は異常状態であり、不一致表示器139によつ
て不一致の表示が行われる。上記ゲート回路135,1
38は、タイミング信号発生回路131に接続された照
合制御回路140によつて制御される。また、上記照合
の結果が一致している場合は、演算回路141において
設定値Hからカウンタ123a,123bの内容を引算
し、その結果を記録装置27に供給し、区分カードに上
記演算結果を記録する。上記演算回路141の出力値は
無効券の枚数のはずであり、もし実際に無効券の枚数を
計数し、その値と記録装置27で記録された演算回路1
41の演算結果とを比較すれば、供給した券の枚数を知
ることができ、またその枚数が設定値Hに対してどの程
度差があるかがわかる。上記の照合は、区分カードがカ
ード検出器31を通過するごとに行われる。この場合、
2組のカウンタ、つまり12″3a,126a,129
aと123b,126b,129bを使用しているので
、券の搬送を停止することなく照合が自動的に行われる
。次に、各集積部に区分集積された券の枚数を確認する
方法について説明する。券検出器36により信号を得て
計数する正券区分カウンタ142の値が設定値、たとえ
ば100枚になると、比較器143から信号が出力され
、区分装置制御回路144および区分装置駆動回路14
5により区分装置13が駆動され、供給される券はもう
一方の集積部に区分集積される。いま最初に、第1の正
券集積部12aに100枚集積されて、次に第2の正券
集積部12bに集積されるように区分装置13が切換つ
たとすると、比較器146により設定値D(この例では
100)とカウンタ147,148のうち制御回路14
4によつて選択されたカウンタ148の内容とが比較さ
れる。この比較の結果、一致していれば直ちに集積部制
御回路149により駆動回路150aを介して第1の正
券集積部12aが駆動され、100枚の把が搬出される
。なお、比較器146および制御回路149の動作は、
前記比較器143の出力によつて動作するタイミング信
号発生回路151から出力されるタイミング信号に応じ
て行われる。また、100枚の把が搬出されたと同時に
、第1の正券集積部12aの動作が終了した時点で正券
把カウンタ152が[+100」歩進される。もし、比
較器146で不一致の場合は、誤区分表示器153が作
動して装置は異常状態となる。なお、カウンタ147,
148は、券検出器38,39に接続された検出回路1
54,155の各出力をそれぞれカウントする。また、
制御回路144の出力は集積部選択回路156に供給さ
れ、この選択回路156によつて集積部駆動回路150
a,150bが選択される。また、選択回路156によ
つてカウント147と148の内容が選択して取出され
、カウンタ142の内容と比較器157で比較され、不
一致の場合は不一致表示器158が作動する。そして、
選択回路156で選択されたカウンタ147あるいは1
48の内容は、記憶装置159に記憶される一方、同様
に券検出器40,41には検出回路160,161がそ
れぞれ接続され、この検出回路160,161の各出力
をカウンタ162,163によつてカウントし、前記正
券の場合と同様にして区分装置15によつて第1の損券
集積部14aと第2の損券集積部14bに対する切換制
御が行われる。
この場合、集積部14a,14bの動作が終了した時点
で損券把カウンタ164が「+100」歩進される。ま
た、集積部選択回路165によつてカウンタ162ある
いは163の内容が選択されて記憶装置166に記憶さ
れる。しかして、たとえばジヤム、シフトミス、計数不
照合などの異常状態が生じた場合、全ての正券および損
券集積部に入つている券を全て取出し、再供給すること
なく、無効券集積部29に入つている券の枚数と合計し
てその合計枚数を調べることにより、供給した券の特定
枚数たとえば100枚を確認する。正常な場合の無効券
集積部29内の枚数Qはと表わされるのに対し、異常伏
態が生じた場合の正券および損券集積部12a,12b
,14a,14bから取出した券の合計枚数と無効券集
積部29内の券の枚数の合計は、次のように表わされる
。
で損券把カウンタ164が「+100」歩進される。ま
た、集積部選択回路165によつてカウンタ162ある
いは163の内容が選択されて記憶装置166に記憶さ
れる。しかして、たとえばジヤム、シフトミス、計数不
照合などの異常状態が生じた場合、全ての正券および損
券集積部に入つている券を全て取出し、再供給すること
なく、無効券集積部29に入つている券の枚数と合計し
てその合計枚数を調べることにより、供給した券の特定
枚数たとえば100枚を確認する。正常な場合の無効券
集積部29内の枚数Qはと表わされるのに対し、異常伏
態が生じた場合の正券および損券集積部12a,12b
,14a,14bから取出した券の合計枚数と無効券集
積部29内の券の枚数の合計は、次のように表わされる
。
(1)同一把のみが供給されているときに異常状態が生
じた場合Q=H−G−1−RA+RU−PA−PU但し
、G・・・G1+G2 RA・・・記憶装置166の内容 RU・・・記憶装置159の内容 PA・・・カウンタ164の内容 PU・・・カウンタ152の内容 (2) n番目および(n+1)番目の把が供給されで
いるときに異常状態が生じた場合但し、Gn・・・n番
目の把の総枚数カウンタ123a,123bの内容G(
n+1)TR・・・異常状態が生じた後、その状態をク
リアしたときまでに供給された (n+1)番目の抽の枚 数 G(n+1)・・・異常状態をクリアした後、供給され
た(n+1)番目の把の枚数 以上述べた各演算は、たとえば第8図に示す回路によつ
て容易に行うことができる。
じた場合Q=H−G−1−RA+RU−PA−PU但し
、G・・・G1+G2 RA・・・記憶装置166の内容 RU・・・記憶装置159の内容 PA・・・カウンタ164の内容 PU・・・カウンタ152の内容 (2) n番目および(n+1)番目の把が供給されで
いるときに異常状態が生じた場合但し、Gn・・・n番
目の把の総枚数カウンタ123a,123bの内容G(
n+1)TR・・・異常状態が生じた後、その状態をク
リアしたときまでに供給された (n+1)番目の抽の枚 数 G(n+1)・・・異常状態をクリアした後、供給され
た(n+1)番目の把の枚数 以上述べた各演算は、たとえば第8図に示す回路によつ
て容易に行うことができる。
なお、図中ITIは異常状態が生じた場合それを記憶す
る記憶回路、172は演算制御回路、173は演算回路
で、ここには設定値Hおよび前記各カウンタ123a,
123b,164,162,152、および記憶装置1
66,159の各内容がそれぞれ供給され、上記した演
算を行つて答(Q,Qn,Qn+1)を出力する。次に
、本区分装置に用いられる券シフト回路について説明す
る。
る記憶回路、172は演算制御回路、173は演算回路
で、ここには設定値Hおよび前記各カウンタ123a,
123b,164,162,152、および記憶装置1
66,159の各内容がそれぞれ供給され、上記した演
算を行つて答(Q,Qn,Qn+1)を出力する。次に
、本区分装置に用いられる券シフト回路について説明す
る。
この券シフト回路は、検知部5から出された判定結果を
それに対応する券の搬送に応じてシフトし、区分装置6
および11を制御する回路であり、第9図に示すように
構成されている。すなわち、181,182,183,
184はそれぞれT,〜T,のタイミング信号を発生す
る。この各タイミング信号T,〜T,は、シフトレジス
タ185および186を構成するJ−K形フリツプフロ
ツプ回路(以後単にFF回路と略称する)185a,1
85b,185cおよび186a,186b,186c
,186dにそれぞれ供給され、かつシフトチエツク回
路18Ta,187b,187cおよび188a,18
8b,188c,188dにもそれぞれタイミング信号
として供給される。また、189は検知部5の無効券判
定回路で、その出力はシフトレジスタ185の入力、つ
まりFF回路185a0J,K入力端に供給される。ま
た、190は検知部5の損券判定回路で、その出力はシ
フトレジスタ186の入力、つまりFF回路186a0
I)J,K入力端に供給される。しかして、無効券判定
回路189は、搬送されてくる券が無効でない場合にF
F回路185aを”1゛状態にセツトする。すなわち、
券検出器32に券の先端が達すると、タイミング信号発
生回路181からタイミング信号T,が出力され、その
信号によつてシフトレジスタ186のFF回路186a
がクリアされJ次にタイミング信号T,で無効券判定回
路189から出力されるデータがシフトレジスタ185
のFF回路185aにセツトされる。次に、タイミング
信号T3で上記データが確実にセツトされたか否かがチ
エツク回路18Taでチエツクされる。このチエツクの
結果、シフトされたデータが異なつていた場合、シフト
レジスタ185はクリアされる。また、タイミング信号
T,は、シフトし終つたFF回路、つまり前段のFF回
路をクリアする信号である。次に、券の先端が券検出器
33に達すると、上記同様にタイミング信号発生回路1
82からタイミング信号T,〜T,か出力されて、シフ
トレジスタ185を構成するFF回路185aの内容が
FF回路185bにシフトされ、前段のFF回路185
aの内容が信号T,によつてクリアされる。また、19
1は区分カードの有無を記憶するためのFF回路であり
、カード検出器31によつてカードが検出されると検出
回路192から信号が出力され、その信号によつてFF
回路191がセツトされる。
それに対応する券の搬送に応じてシフトし、区分装置6
および11を制御する回路であり、第9図に示すように
構成されている。すなわち、181,182,183,
184はそれぞれT,〜T,のタイミング信号を発生す
る。この各タイミング信号T,〜T,は、シフトレジス
タ185および186を構成するJ−K形フリツプフロ
ツプ回路(以後単にFF回路と略称する)185a,1
85b,185cおよび186a,186b,186c
,186dにそれぞれ供給され、かつシフトチエツク回
路18Ta,187b,187cおよび188a,18
8b,188c,188dにもそれぞれタイミング信号
として供給される。また、189は検知部5の無効券判
定回路で、その出力はシフトレジスタ185の入力、つ
まりFF回路185a0J,K入力端に供給される。ま
た、190は検知部5の損券判定回路で、その出力はシ
フトレジスタ186の入力、つまりFF回路186a0
I)J,K入力端に供給される。しかして、無効券判定
回路189は、搬送されてくる券が無効でない場合にF
F回路185aを”1゛状態にセツトする。すなわち、
券検出器32に券の先端が達すると、タイミング信号発
生回路181からタイミング信号T,が出力され、その
信号によつてシフトレジスタ186のFF回路186a
がクリアされJ次にタイミング信号T,で無効券判定回
路189から出力されるデータがシフトレジスタ185
のFF回路185aにセツトされる。次に、タイミング
信号T3で上記データが確実にセツトされたか否かがチ
エツク回路18Taでチエツクされる。このチエツクの
結果、シフトされたデータが異なつていた場合、シフト
レジスタ185はクリアされる。また、タイミング信号
T,は、シフトし終つたFF回路、つまり前段のFF回
路をクリアする信号である。次に、券の先端が券検出器
33に達すると、上記同様にタイミング信号発生回路1
82からタイミング信号T,〜T,か出力されて、シフ
トレジスタ185を構成するFF回路185aの内容が
FF回路185bにシフトされ、前段のFF回路185
aの内容が信号T,によつてクリアされる。また、19
1は区分カードの有無を記憶するためのFF回路であり
、カード検出器31によつてカードが検出されると検出
回路192から信号が出力され、その信号によつてFF
回路191がセツトされる。
このFF回路191がセツトされると、FF回路185
bの内容が″1”あるいは゛O”であつても後段のFF
回路185cには〃0”信号がセツトされる。また、こ
のFF回路185cは、券検出器34に券の先端が達し
た際にセツトされるもので、その内容にしたかつて区分
装置6を駆動する駆動回路193を制御する。すなわち
、FF回路185cの内容がゞ0゛のときは、券が無効
券集積部29へ搬送されるように区分装置6が制御され
る。一方、損券判定回路190は、搬送されてきた券が
損券でないときに゛1〃信号を出力する。
bの内容が″1”あるいは゛O”であつても後段のFF
回路185cには〃0”信号がセツトされる。また、こ
のFF回路185cは、券検出器34に券の先端が達し
た際にセツトされるもので、その内容にしたかつて区分
装置6を駆動する駆動回路193を制御する。すなわち
、FF回路185cの内容がゞ0゛のときは、券が無効
券集積部29へ搬送されるように区分装置6が制御され
る。一方、損券判定回路190は、搬送されてきた券が
損券でないときに゛1〃信号を出力する。
したがつて、シフトレジスタ186のFF回路186a
は、券検出器32に券の先端が達したとき、タイミング
信号発生回路181から出力されるタイミング信号T,
によつて損券のときは〃0”、想券でないときはゞ1”
にセツトされ、以後同様にしてシフトレジスタ186内
をその内容が順次シフトされて行く。しかる後、券検出
器35に券の先端が達してFF回路186dにデータが
セツトされると、その内容にしたがつて前記区分装置1
1を駆動する駆動回路194が制御される。すなわち、
FF回路186dの内容が601のときは、券が損券集
積部14a,14bへ搬送されるように区分装置11が
制御される。ここで、シフトレジスタ185,186に
書込まれる内容は601信号を意味のある信号として扱
つている。
は、券検出器32に券の先端が達したとき、タイミング
信号発生回路181から出力されるタイミング信号T,
によつて損券のときは〃0”、想券でないときはゞ1”
にセツトされ、以後同様にしてシフトレジスタ186内
をその内容が順次シフトされて行く。しかる後、券検出
器35に券の先端が達してFF回路186dにデータが
セツトされると、その内容にしたがつて前記区分装置1
1を駆動する駆動回路194が制御される。すなわち、
FF回路186dの内容が601のときは、券が損券集
積部14a,14bへ搬送されるように区分装置11が
制御される。ここで、シフトレジスタ185,186に
書込まれる内容は601信号を意味のある信号として扱
つている。
これは、券の搬送区分において安全性を考慮したもので
ある。すなわち、シフトレジスタ内を″1”信号がシフ
トされているときに、たとえば外部雑音などの影響によ
つて信号が消滅してしまつた場合、券はより区分の優先
度の高い集積部に区分されなければならない。たとえば
損券信号をもつた券がその信号を失つた場合、無効券集
積部29に区分集積されてしまう。また、シフトレジス
タ185のFF回路185cが“O”のとき、すなわち
区分装置6が券を無効券集積部29に搬送する方向とな
つているときに、たとえば券が券検出器34aを通過し
た際、シフトミスチエツク回路195が作動してチエツ
クを行う。また、このチエツク回路195には券検出器
36も接続されており、正券集積部12a,12bに損
券が搬送された際のチエツクも同様に行うようになつて
いる。なお、第9図中の196a〜196hはそれぞれ
0R回路である。次に、本区分装置に用いられる把シフ
ト回路について説明する。
ある。すなわち、シフトレジスタ内を″1”信号がシフ
トされているときに、たとえば外部雑音などの影響によ
つて信号が消滅してしまつた場合、券はより区分の優先
度の高い集積部に区分されなければならない。たとえば
損券信号をもつた券がその信号を失つた場合、無効券集
積部29に区分集積されてしまう。また、シフトレジス
タ185のFF回路185cが“O”のとき、すなわち
区分装置6が券を無効券集積部29に搬送する方向とな
つているときに、たとえば券が券検出器34aを通過し
た際、シフトミスチエツク回路195が作動してチエツ
クを行う。また、このチエツク回路195には券検出器
36も接続されており、正券集積部12a,12bに損
券が搬送された際のチエツクも同様に行うようになつて
いる。なお、第9図中の196a〜196hはそれぞれ
0R回路である。次に、本区分装置に用いられる把シフ
ト回路について説明する。
この把シフト回路は、各集積部が駆動されると、その把
の正券あるいは損券という信号を保持し、その信号を順
次シフトして押印装置25によつてその信号通りに対応
する把の帯に押印し、把区分装置26を制御してそれぞ
れの把の集積部に区分集積する回路であり、第10図に
示すように構成されている。すなわち、201は第1の
正券集積部12aを駆動する第1の正券集積部駆動回路
、202は第2の正券集積部12bを駆動する第2の正
券集積部駆動回路で、この各駆動回路201,202の
出力は、0R回路203を介してシフトレジスタ204
および205に供給される。上記シフトレジスタ204
は、J−K形フリツプフロツプ回路(以後単にFF回路
と略称する)204a,204b,204c,204d
,204eからなり、このシフトレジスタ204の入力
、つまり初段のFF回路204a0J入力端に0R回路
203の出力が供給される。また、上記シフトレジスタ
205は、FF回路205a,205b,205c,2
05d,205eからなり、このシフトレジスタ205
の入力、つまり初段のFF回路205a0)K入力端に
0R回路203の出力が供給される。206は第1の損
券集積部14aを駆動する第1の損券集積部駆動回路、
207は第2の損券集積部14bを駆動する第2の損券
集積部駆動回路で、この各駆動回路206,207の出
力は、0R回路208を介してシフトレジスタ204,
205を構成する初段のFF回路204a0)K入力端
およびFF回路205aのJ入力端に供給される。
の正券あるいは損券という信号を保持し、その信号を順
次シフトして押印装置25によつてその信号通りに対応
する把の帯に押印し、把区分装置26を制御してそれぞ
れの把の集積部に区分集積する回路であり、第10図に
示すように構成されている。すなわち、201は第1の
正券集積部12aを駆動する第1の正券集積部駆動回路
、202は第2の正券集積部12bを駆動する第2の正
券集積部駆動回路で、この各駆動回路201,202の
出力は、0R回路203を介してシフトレジスタ204
および205に供給される。上記シフトレジスタ204
は、J−K形フリツプフロツプ回路(以後単にFF回路
と略称する)204a,204b,204c,204d
,204eからなり、このシフトレジスタ204の入力
、つまり初段のFF回路204a0J入力端に0R回路
203の出力が供給される。また、上記シフトレジスタ
205は、FF回路205a,205b,205c,2
05d,205eからなり、このシフトレジスタ205
の入力、つまり初段のFF回路205a0)K入力端に
0R回路203の出力が供給される。206は第1の損
券集積部14aを駆動する第1の損券集積部駆動回路、
207は第2の損券集積部14bを駆動する第2の損券
集積部駆動回路で、この各駆動回路206,207の出
力は、0R回路208を介してシフトレジスタ204,
205を構成する初段のFF回路204a0)K入力端
およびFF回路205aのJ入力端に供給される。
また、各把検出器42,43,44,45,46には、
それぞれ検出回路209,210,211,212,2
13を介してタイミング信号発生回路214,215,
216,217,218が接続され、この各信号発生回
路214〜218で発生するタイミング信号はシフトレ
ジスタ204,205に供給される。しかして今、1駆
動回路201によつて第1の正券集積部12aが駆動さ
れ、100枚の正券把が把搬送装置17に搬出されてそ
の把が搬送され、把検出器42に達すると、検出回路2
09からタイミング信号発生回路214に信号が供給さ
れ、この信号発生回路214からタイミング信号が出力
され、FF回路204aに″11信号が、FF回路20
5aに“01信号がセツトされる。
それぞれ検出回路209,210,211,212,2
13を介してタイミング信号発生回路214,215,
216,217,218が接続され、この各信号発生回
路214〜218で発生するタイミング信号はシフトレ
ジスタ204,205に供給される。しかして今、1駆
動回路201によつて第1の正券集積部12aが駆動さ
れ、100枚の正券把が把搬送装置17に搬出されてそ
の把が搬送され、把検出器42に達すると、検出回路2
09からタイミング信号発生回路214に信号が供給さ
れ、この信号発生回路214からタイミング信号が出力
され、FF回路204aに″11信号が、FF回路20
5aに“01信号がセツトされる。
この信号は、正券把が把検出器43〜46に順次達した
とき、それぞれFF回路204bと205b,204c
と205c,204dと205d,204eと205e
に順次シフトされ、最終的にFF回路204eと205
eの出力によつて正券信号が押印装置制御回路219お
よび把区分装置制御回路220に供給される。この結果
、押印装置25によつて正券表示が押印され、区分装置
26によつて正券把集積部に集積される。一方、損券把
が損券集積部14aまたは14bから搬出された場合は
、FF回路204aに″0゛゜信号、FF回路205a
に“1゛信号がセツトされ、以後のシフト動作は上記の
場合と同様に行われる。また、もし把が搬送されてきた
ときに、FF回路204aと205aの両方に61”゜
あるいは“01信号がセツトされた場合には、把シフト
チエツク回路221,222,223,224が動作し
、それぞれのFF回路204a〜204eおよび205
a〜205eをクリアする。したがつて、このときの把
は信号を持たないため、最終的に損券表示が押印されて
損券把集積部に集積される。このようにして、ノイズな
どで把シフト信号が消滅した場合、その把は損券把とし
て扱われる。また、各把検出器42〜46の間を把が搬
送される時間は略一定であり、もし散逸あるいは物理的
に搬送されないなどの問題が生じた場合には、各把検出
器42〜46間に設けられた把ジヤムチエツク回路22
6,227,228,229によつて検出される。この
チエツク方法は、たとえば各把検出器42〜46間にお
ける把の搬送時間を測定し、それが設定された所定の一
定時間より短かつた場合および一定時間より長かつた場
合に把ジヤム状態として検出する。なお、把束の目的の
みで取揃装置20から把を投入することは可能であるが
、この場合は前記した理由によつて把は信号を持たない
ため損巻把扱いとなり、損券把表示が押印されて損券把
集積部に集積される。
とき、それぞれFF回路204bと205b,204c
と205c,204dと205d,204eと205e
に順次シフトされ、最終的にFF回路204eと205
eの出力によつて正券信号が押印装置制御回路219お
よび把区分装置制御回路220に供給される。この結果
、押印装置25によつて正券表示が押印され、区分装置
26によつて正券把集積部に集積される。一方、損券把
が損券集積部14aまたは14bから搬出された場合は
、FF回路204aに″0゛゜信号、FF回路205a
に“1゛信号がセツトされ、以後のシフト動作は上記の
場合と同様に行われる。また、もし把が搬送されてきた
ときに、FF回路204aと205aの両方に61”゜
あるいは“01信号がセツトされた場合には、把シフト
チエツク回路221,222,223,224が動作し
、それぞれのFF回路204a〜204eおよび205
a〜205eをクリアする。したがつて、このときの把
は信号を持たないため、最終的に損券表示が押印されて
損券把集積部に集積される。このようにして、ノイズな
どで把シフト信号が消滅した場合、その把は損券把とし
て扱われる。また、各把検出器42〜46の間を把が搬
送される時間は略一定であり、もし散逸あるいは物理的
に搬送されないなどの問題が生じた場合には、各把検出
器42〜46間に設けられた把ジヤムチエツク回路22
6,227,228,229によつて検出される。この
チエツク方法は、たとえば各把検出器42〜46間にお
ける把の搬送時間を測定し、それが設定された所定の一
定時間より短かつた場合および一定時間より長かつた場
合に把ジヤム状態として検出する。なお、把束の目的の
みで取揃装置20から把を投入することは可能であるが
、この場合は前記した理由によつて把は信号を持たない
ため損巻把扱いとなり、損券把表示が押印されて損券把
集積部に集積される。
また、前記タイミング信号発生回路214から出力され
るタイミング信号は、方向変換装置制御回路230に供
給され、この制御回路230によつて方向変換装置18
が制御される。
るタイミング信号は、方向変換装置制御回路230に供
給され、この制御回路230によつて方向変換装置18
が制御される。
さらに、タイミング信号発生回路216から出力される
タイミング信号は、取揃装置制御回路231に供給され
、この制御回路231によつて取揃装置20が制御され
る。また、タイミング信号発生回路217から出力され
るタイミング信号は、施封装置制御回路232に供給さ
れ、この制御回路232によつて施封装置21が制御さ
れる。なお、第10図中の233a〜2331はそれぞ
れ0R回路である。次に、本区分装置に用いられるジヤ
ム検出回路について説明する。
タイミング信号は、取揃装置制御回路231に供給され
、この制御回路231によつて取揃装置20が制御され
る。また、タイミング信号発生回路217から出力され
るタイミング信号は、施封装置制御回路232に供給さ
れ、この制御回路232によつて施封装置21が制御さ
れる。なお、第10図中の233a〜2331はそれぞ
れ0R回路である。次に、本区分装置に用いられるジヤ
ム検出回路について説明する。
このジヤム検出回路は、券の1枚搬送途上において何ら
かの障害が生じた場合、装置の破損などを防止するため
、このような状態を直ちに検出するための回路であり、
第11図に示すように構成されている。すなわち、24
1,242,243は券検出器34,34a,34bに
それぞれ接続された検出回路であり、この検出回路24
1の出力はジヤムチエツク回路244に供給され、検出
回路242,243の各出力は0R回路245を介して
チエツク回路244に供給される。また、このチエツク
回路244には、時間設定回路246の出力が供給され
る。しかして、区分装置6のところでは、券が券検出器
34を通過してから券検出器34aあるいは34bに到
達する時間をチエツク回路244でチエツクし、もしそ
の時間が設定された一定時間よりも長かつた場合には、
券が区分装置6のところでジヤムしたと判断してチエツ
ク回路244から信号が出力され、ジヤム表示器247
がそれを表示する。また、248は券検出器35に接続
された検出回路であり、この検出回路248の出力はジ
ヤムチエツク回路249a,249b,249cにそれ
ぞれ供給され、またこの各チエツク回路249a,24
9b,249cには、時間設定回路250a,250b
,250cの各出力がそれぞれ供給される。上記チエツ
ク回路249a,249b,249cの各出力は、0R
回路251を介してジヤム表示器252にそれぞれ供給
される。しかして、区分装置11のところでは、券が券
検出器35を通過する時間をチエツク回路249aでチ
エツクし、もしその時間が設定された一定時間よりも長
かつた場合には、券が区分装置11のところでジヤムし
たか、あるいは2枚以上の券が連続して搬送されてきた
と判断してチエツク回路249aから信号が出力され、
ジヤム表示器252がそれを表示する。また、券が券検
出器35を通過する時間をチエツク回路249bでチエ
ツクし、もしその時間が設定された一定時間よりも短か
つた場合には、券のスキユが生じたか、あるいは券以外
のものが搬送されてきたと判断してチエツク回路249
bから信号が出力され、ジヤム表示器252がそれを表
示する。さらに、券検出器35を通過する券と次の券と
の時間間隔をチエツク回路249cでチエツクし、もし
その時間間隔が設定された一定時間よりも短かつた場合
には、券の間隔が短すぎると判断してチエツク回路24
9cから信号が出力され、ジヤム表示器252かそれを
表示する。さらに、他の券検出器36〜41にも券検出
器35の場合と同様な回路がそれぞれ接続され、上記同
様な3種類のチエツクをそれぞれ行い、ジヤムなどが生
じた場合それを表示するようになつている。次に、本発
明による区分装置の全体的な動作を第12図に示すフロ
ーチヤートを参照しつつ順次説明する。
かの障害が生じた場合、装置の破損などを防止するため
、このような状態を直ちに検出するための回路であり、
第11図に示すように構成されている。すなわち、24
1,242,243は券検出器34,34a,34bに
それぞれ接続された検出回路であり、この検出回路24
1の出力はジヤムチエツク回路244に供給され、検出
回路242,243の各出力は0R回路245を介して
チエツク回路244に供給される。また、このチエツク
回路244には、時間設定回路246の出力が供給され
る。しかして、区分装置6のところでは、券が券検出器
34を通過してから券検出器34aあるいは34bに到
達する時間をチエツク回路244でチエツクし、もしそ
の時間が設定された一定時間よりも長かつた場合には、
券が区分装置6のところでジヤムしたと判断してチエツ
ク回路244から信号が出力され、ジヤム表示器247
がそれを表示する。また、248は券検出器35に接続
された検出回路であり、この検出回路248の出力はジ
ヤムチエツク回路249a,249b,249cにそれ
ぞれ供給され、またこの各チエツク回路249a,24
9b,249cには、時間設定回路250a,250b
,250cの各出力がそれぞれ供給される。上記チエツ
ク回路249a,249b,249cの各出力は、0R
回路251を介してジヤム表示器252にそれぞれ供給
される。しかして、区分装置11のところでは、券が券
検出器35を通過する時間をチエツク回路249aでチ
エツクし、もしその時間が設定された一定時間よりも長
かつた場合には、券が区分装置11のところでジヤムし
たか、あるいは2枚以上の券が連続して搬送されてきた
と判断してチエツク回路249aから信号が出力され、
ジヤム表示器252がそれを表示する。また、券が券検
出器35を通過する時間をチエツク回路249bでチエ
ツクし、もしその時間が設定された一定時間よりも短か
つた場合には、券のスキユが生じたか、あるいは券以外
のものが搬送されてきたと判断してチエツク回路249
bから信号が出力され、ジヤム表示器252がそれを表
示する。さらに、券検出器35を通過する券と次の券と
の時間間隔をチエツク回路249cでチエツクし、もし
その時間間隔が設定された一定時間よりも短かつた場合
には、券の間隔が短すぎると判断してチエツク回路24
9cから信号が出力され、ジヤム表示器252かそれを
表示する。さらに、他の券検出器36〜41にも券検出
器35の場合と同様な回路がそれぞれ接続され、上記同
様な3種類のチエツクをそれぞれ行い、ジヤムなどが生
じた場合それを表示するようになつている。次に、本発
明による区分装置の全体的な動作を第12図に示すフロ
ーチヤートを参照しつつ順次説明する。
なお、このフローチヤートにおける各流れは同図左下に
示すように区分してある。また、この説明における被区
分銀行券1000枚は、100枚ごとに小帯で束ねられ
ており、これは「把]と呼ばれる。この把が10個ごと
に大帯で束ねられており、これは「束」と呼ばれる。(
1)束を取出して大帯を取外す。(2) 10把の内の
1把の小帯を取外し、その小帯を区分カード発行装置4
7の疫入口51に投入する。
示すように区分してある。また、この説明における被区
分銀行券1000枚は、100枚ごとに小帯で束ねられ
ており、これは「把]と呼ばれる。この把が10個ごと
に大帯で束ねられており、これは「束」と呼ばれる。(
1)束を取出して大帯を取外す。(2) 10把の内の
1把の小帯を取外し、その小帯を区分カード発行装置4
7の疫入口51に投入する。
(3)区分カード発行装置47は、小帯の表面上に所定
の番号をデジタル的に記録表示し、この小帯を巻取リー
ル56に保管する。
の番号をデジタル的に記録表示し、この小帯を巻取リー
ル56に保管する。
一方、作成された区分カードに小帯に記録表示した番号
と同じ番号を符号化して磁気的に記録する。しかる後、
カード排出口63から区分カードが排出され、区分カー
ドの発行が終了する。(4)区分カード発゛行装置47
で発行されたカードを、上記(2)における小帯を取外
した把の最後部 :に挿入しながらマガジンに収容する
。
と同じ番号を符号化して磁気的に記録する。しかる後、
カード排出口63から区分カードが排出され、区分カー
ドの発行が終了する。(4)区分カード発゛行装置47
で発行されたカードを、上記(2)における小帯を取外
した把の最後部 :に挿入しながらマガジンに収容する
。
(5)全部の把(この例では10個)を区分カードを挿
入しながらマガジンに収容し終つたとき、そのマガジン
の準備は終了し、次のマガジンのための束を準備し、上
記(1)からと同じ作業を行 二つ0(6)上記マガジ
ンを供給部1にセツトする。
入しながらマガジンに収容し終つたとき、そのマガジン
の準備は終了し、次のマガジンのための束を準備し、上
記(1)からと同じ作業を行 二つ0(6)上記マガジ
ンを供給部1にセツトする。
(7)供給部1はマガジン内の券を取出装置2側に押出
す。(8)取出装置2によつて供給部1から券が1枚ず
5つ順次取出される。
す。(8)取出装置2によつて供給部1から券が1枚ず
5つ順次取出される。
(9)取出された券は検知部5を通過する際に券の状態
が検知され、重取券、偽券、異種券、失効券、正券、損
券などの判定が行われる。
が検知され、重取券、偽券、異種券、失効券、正券、損
券などの判定が行われる。
00)券に対する検知結果の判定は、優先順位にし 3
たがつて券に対して1つの判定結果信号が与えられる。
たがつて券に対して1つの判定結果信号が与えられる。
(自)この判定結果信号は券シフト回路によつてシフト
され、各区分装置6,11の前で上記信号にしたがつて
区分装置の開閉方向を決定し、そ 4の方向に券が導か
れる。
され、各区分装置6,11の前で上記信号にしたがつて
区分装置の開閉方向を決定し、そ 4の方向に券が導か
れる。
(自)区分装置6では、無効券(正券、損券以外の券)
を無効券集積部29に導く。
を無効券集積部29に導く。
(自)正券、損券は区分装置11に達し、上記同様にシ
フト信号によつて正券および損券に区分される。
フト信号によつて正券および損券に区分される。
(自)この区分装置11を通過する券はカウンタ123
a,123bによつてカウントされる。
a,123bによつてカウントされる。
σ5)区分装置11で正券に区分された券は、区分装置
13の前でカウンタ142によつてカウントされ、10
0枚ごとに区分装置13の区分方向、つまり第1,第2
の正券集積部12a,12bを切換える。06)正券集
積部12a,12bの入口において、そこに入つて行く
券の枚数がカウンタ147,148によつてカウントさ
れる。
13の前でカウンタ142によつてカウントされ、10
0枚ごとに区分装置13の区分方向、つまり第1,第2
の正券集積部12a,12bを切換える。06)正券集
積部12a,12bの入口において、そこに入つて行く
券の枚数がカウンタ147,148によつてカウントさ
れる。
(代)区分装置11で損券に区分された券は、消印装置
16で消印が押されて区分装置15の前でカウンタによ
つてカウントされ、100枚ごとに区分装置15の区分
方向、つまり第1,第2の正券集積部14a,14bを
切換える。
16で消印が押されて区分装置15の前でカウンタによ
つてカウントされ、100枚ごとに区分装置15の区分
方向、つまり第1,第2の正券集積部14a,14bを
切換える。
(自)正券あるいは損券集積部が100枚で券の流れ込
む集積部が切換わると、100枚集積された集積部が動
作し、把搬送装置17上に100枚の券の把が搬出され
、方向変換装置18へ搬送される。
む集積部が切換わると、100枚集積された集積部が動
作し、把搬送装置17上に100枚の券の把が搬出され
、方向変換装置18へ搬送される。
A9)方向変換装置18の上に達した把は、ここで9『
方向変換されて取揃装置20へ搬送される。
方向変換されて取揃装置20へ搬送される。
(1)取揃装置20の上に達した把は、集積状態の悪い
把などは矩形に揃えられて施封装置21に搬送される。
把などは矩形に揃えられて施封装置21に搬送される。
(社)施封装置21に達した把はここで施封され、次の
押印装置25によつて必要事項が押印表示されるととも
に、把シフト回路からのシフト信号によつて施封紙の表
面に正券または損券の区別表示が行われる。
押印装置25によつて必要事項が押印表示されるととも
に、把シフト回路からのシフト信号によつて施封紙の表
面に正券または損券の区別表示が行われる。
(社)押印装置25で表示された把は、把区分装置26
によつて正券把、損券把に区分して把集積部へ導かれる
。
によつて正券把、損券把に区分して把集積部へ導かれる
。
(23) 一方、供給部1内の券は区分カードによつて
把(100枚)ごとに区分されているので、この区分カ
ードが取出されるとカード検出器31によつてその存在
が検出される。
把(100枚)ごとに区分されているので、この区分カ
ードが取出されるとカード検出器31によつてその存在
が検出される。
(有)これにより区分装置6は区分カードを無効券集積
部29へ導く。
部29へ導く。
(25)区分カードとその前後の把の券が重なつていて
も、カード検出器31は区分カードを確実に検出する。
も、カード検出器31は区分カードを確実に検出する。
E6)無効券集積部29の手前に設けられた記録装置2
7は、区分カードの前の券が第2の損券集積部14bに
集積されて計数のチエツクが終了し、記録すべき数が計
算されたころに区分カードが通過する部位に位置するよ
うに設定されている。
7は、区分カードの前の券が第2の損券集積部14bに
集積されて計数のチエツクが終了し、記録すべき数が計
算されたころに区分カードが通過する部位に位置するよ
うに設定されている。
すなわち、区分カードがこの記録装置27を通過する際
に、100枚を前提としたとき、無効券集積部29にあ
るべき枚数が記録される。また、異常状態が発生した場
合は関連する異常カードの番号が記録される。(4)こ
のように記録されたデータは読取装置28で確認され、
その後カードが無効券集積部29に集積される。
に、100枚を前提としたとき、無効券集積部29にあ
るべき枚数が記録される。また、異常状態が発生した場
合は関連する異常カードの番号が記録される。(4)こ
のように記録されたデータは読取装置28で確認され、
その後カードが無効券集積部29に集積される。
(財)区分装置あるいは集積部でジヤムが発生したり、
また区分装置6でシフトミスが発生した場合、ジヤム検
出回路がそれを検出し、券の搬送を停止させる。
また区分装置6でシフトミスが発生した場合、ジヤム検
出回路がそれを検出し、券の搬送を停止させる。
この場合、その発生個所が表示されるのでその場所の券
を修正または取出し、しかるのち搬送路上の券を全て集
積させる。このとき取出装置2は停止状態にする。(4
)また、100枚区分ミス(集積枚数100枚に疑いが
ぎるとき)、照合ミス(計数照合で不合理が発生したと
き)あるいはシフトミス(損券が正券に区分されたとき
)は券の取出しを中止し、搬送路上の券を集積部に集積
させる。
を修正または取出し、しかるのち搬送路上の券を全て集
積させる。このとき取出装置2は停止状態にする。(4
)また、100枚区分ミス(集積枚数100枚に疑いが
ぎるとき)、照合ミス(計数照合で不合理が発生したと
き)あるいはシフトミス(損券が正券に区分されたとき
)は券の取出しを中止し、搬送路上の券を集積部に集積
させる。
(30)上記C28),(29)の後、各集積部から全
ての券を取出して持帰券箱30に入れる。(31)上記
のように異常状態が発生するとそれが表示されるので、
その表示されたデータ(番号)を異常カードに手で記入
して1枚投入装置4から投入し、その異常カードが無効
券集積部29に集積されてから、そこから異常カードを
持ち帰つて持帰券箱30内の一番上に載せる。
ての券を取出して持帰券箱30に入れる。(31)上記
のように異常状態が発生するとそれが表示されるので、
その表示されたデータ(番号)を異常カードに手で記入
して1枚投入装置4から投入し、その異常カードが無効
券集積部29に集積されてから、そこから異常カードを
持ち帰つて持帰券箱30内の一番上に載せる。
これは区分カードに記録できなかつた枚数表示をこの異
常カードに記録するためである。(3Φ上記(31)の
処理が終了したのち再び供給開始を行う。
常カードに記録するためである。(3Φ上記(31)の
処理が終了したのち再び供給開始を行う。
(33)前記(27)で記録ミスが発生したときは券の
搬送を停止し、しかるのち搬送路上の券を全て所定の集
積部に集積させる。
搬送を停止し、しかるのち搬送路上の券を全て所定の集
積部に集積させる。
その後で区分カードを無効券集積部29から記録ミスし
た区分カードを引き抜き、そのカード1枚投入装置4か
ら投入し、記録し直す。この処理が終了したのち再び供
給開始を行う。(34)無効券集積部29または持帰券
箱30内が券でいつぱいになつた場合、取出装置2を停
止させ、把の分割点つまり区分カードが流れたとき、無
効券集積部29または持帰券箱30を取外す。
た区分カードを引き抜き、そのカード1枚投入装置4か
ら投入し、記録し直す。この処理が終了したのち再び供
給開始を行う。(34)無効券集積部29または持帰券
箱30内が券でいつぱいになつた場合、取出装置2を停
止させ、把の分割点つまり区分カードが流れたとき、無
効券集積部29または持帰券箱30を取外す。
取出装置2を停止させたときが把の途中のときは、供給
部1からその把の残りの券と区分カードを抜取り、1枚
投入装置4から搬送する。なお、上記集積部29または
箱30を取外した後、あらかじめ準備してある空の集積
部29または箱30をセツトする。(35)取外した無
効券集積部から一番上の区分カードを取出し、それを計
数照合装置48の投入口101から手で供給する。
部1からその把の残りの券と区分カードを抜取り、1枚
投入装置4から搬送する。なお、上記集積部29または
箱30を取外した後、あらかじめ準備してある空の集積
部29または箱30をセツトする。(35)取外した無
効券集積部から一番上の区分カードを取出し、それを計
数照合装置48の投入口101から手で供給する。
次に、次の区分カードより上にある券を1枚ずつ内容の
鑑査(偽券、異種券、旧券、失効券など)を行いながら
投入口101へ投入する。次の区分カードかくるまでの
全ての券を供給したのち供給を停止させる。(36)供
給された区分カードは、読取装置103で番号、異常の
有無を示すデータ、枚数、異常カードの番号などが読取
られ、区分カードはカードスタツカ106に集積される
。また、上記読取つた番号、異常の有無、異常カードの
番号を表示する。(37)通常、供給された券は、計数
装置104,108でカウントされて集積部109に集
積さ.れる。
鑑査(偽券、異種券、旧券、失効券など)を行いながら
投入口101へ投入する。次の区分カードかくるまでの
全ての券を供給したのち供給を停止させる。(36)供
給された区分カードは、読取装置103で番号、異常の
有無を示すデータ、枚数、異常カードの番号などが読取
られ、区分カードはカードスタツカ106に集積される
。また、上記読取つた番号、異常の有無、異常カードの
番号を表示する。(37)通常、供給された券は、計数
装置104,108でカウントされて集積部109に集
積さ.れる。
(38)集積部109の入口には消印装置107があり
、これによつて通過券は消印が押される。
、これによつて通過券は消印が押される。
(39)集積部109に集積される券は100枚ごとに
区分紙が挿入される。このように100枚ごとに分離さ
れた券を装置本体の施封装置21から供給することによ
り、施封および押印表示され、損券把として区分される
。(40)前記(35)で供給を停止したとき、区分カ
ード以後に供給された券の枚数が計数装置104,10
8の内容から知ることができ、これを区分カードから読
取つた枚数とで演算して100枚の計数照合を行う。
区分紙が挿入される。このように100枚ごとに分離さ
れた券を装置本体の施封装置21から供給することによ
り、施封および押印表示され、損券把として区分される
。(40)前記(35)で供給を停止したとき、区分カ
ード以後に供給された券の枚数が計数装置104,10
8の内容から知ることができ、これを区分カードから読
取つた枚数とで演算して100枚の計数照合を行う。
この照合の結果、100枚に過不足がなければ次の区分
カードの受入れのために搬送装置102が駆動される。
100枚に過不足かあつた場合は、その把に含まれてい
た総枚数を表示するとともに装置はロツクされ、次の区
分カードのチエツクは行えない。
カードの受入れのために搬送装置102が駆動される。
100枚に過不足かあつた場合は、その把に含まれてい
た総枚数を表示するとともに装置はロツクされ、次の区
分カードのチエツクは行えない。
(40上記過不足が生じた場合、その区分カードの番号
にしたがつて前記(3)で保管されている小帯からさが
し出す。
にしたがつて前記(3)で保管されている小帯からさが
し出す。
これにより、小帯つまり過不足が発生した把の状況を知
ることができる。(4の同様に前記(35)の券の内容
鑑査で疑わしい券が出たときは供給を停止する。これに
より枚数不足の状態となる。(43)上記(41),(
4つにおける装置のロツクは、監督者が所有するキーに
よつてのみクリアできるようになつている。
ることができる。(4の同様に前記(35)の券の内容
鑑査で疑わしい券が出たときは供給を停止する。これに
より枚数不足の状態となる。(43)上記(41),(
4つにおける装置のロツクは、監督者が所有するキーに
よつてのみクリアできるようになつている。
(44)区分カードを供給したとき異常があつたことが
表示された場合は、関連した番号の異常カードを続けて
供給する。
表示された場合は、関連した番号の異常カードを続けて
供給する。
これにより、区分カードに枚数が記録されていなくても
異常カードからそれを読取ることができる。(45)ま
ず、無効券集積部にある券を1枚ずつ鑑査しながら供給
し、供給し終つたとき供給を停止すると枚数不足となり
、その枚数不足が表示される。
異常カードからそれを読取ることができる。(45)ま
ず、無効券集積部にある券を1枚ずつ鑑査しながら供給
し、供給し終つたとき供給を停止すると枚数不足となり
、その枚数不足が表示される。
異常カードにあつた券を通常の枚数機などで計数し、そ
の値が上記表示枚数と一致していれば照合0K、不一致
のときはその枚数に過不足があつたことになる。以上説
明したように上記実施例によれば、100枚単位での枚
数の過不足、正券、損券および偽券などの有無を確実に
判別することができ、よつて100枚の束の中のどの1
00枚の把の中で異常があつたかを判別することができ
る。
の値が上記表示枚数と一致していれば照合0K、不一致
のときはその枚数に過不足があつたことになる。以上説
明したように上記実施例によれば、100枚単位での枚
数の過不足、正券、損券および偽券などの有無を確実に
判別することができ、よつて100枚の束の中のどの1
00枚の把の中で異常があつたかを判別することができ
る。
したがつて、どの取扱者の取扱つた把に異常があつたか
を容易に知ることができる。また、区分処理、枚数の確
認処理、偽券、異種券、失効券などの無効券の鑑査処理
をそれぞれ別々に行うようにしたので、たとえ100枚
単位で処理を行つても処理能力を低下することなく、連
続的にかつ迅速に処理が行え、省力効果が著しく向上す
るとともに、オペレータの負担を軽減することができる
。さらに、区分カードには、そのカードに対応するロッ
ド(把)のセツト枚数(供給部にセツトされた把の枚数
)から実際に区分された正券(第1の紙葉類)と損券(
第2の紙葉類)との合計枚数を差引いた枚数(つまり排
除された無効券の枚数に相当)を記録し、このように枚
数が記録された区分カードと区分されて排除された無効
券とを計数照合装置に供給することにより、区分カード
に記録されている枚数と実際に計数した無効券の枚数と
の照合を行うので、各ロッド(把)ごとの照合チエツク
が確実に行え、しかも排除された無効券の計数ミスも防
止できるものである。
を容易に知ることができる。また、区分処理、枚数の確
認処理、偽券、異種券、失効券などの無効券の鑑査処理
をそれぞれ別々に行うようにしたので、たとえ100枚
単位で処理を行つても処理能力を低下することなく、連
続的にかつ迅速に処理が行え、省力効果が著しく向上す
るとともに、オペレータの負担を軽減することができる
。さらに、区分カードには、そのカードに対応するロッ
ド(把)のセツト枚数(供給部にセツトされた把の枚数
)から実際に区分された正券(第1の紙葉類)と損券(
第2の紙葉類)との合計枚数を差引いた枚数(つまり排
除された無効券の枚数に相当)を記録し、このように枚
数が記録された区分カードと区分されて排除された無効
券とを計数照合装置に供給することにより、区分カード
に記録されている枚数と実際に計数した無効券の枚数と
の照合を行うので、各ロッド(把)ごとの照合チエツク
が確実に行え、しかも排除された無効券の計数ミスも防
止できるものである。
なお、前記実施例では、銀行券の区分処理を行う場合に
ついて述べたが、本発明はこれに限定されるものではな
く、たとえば証券あるいは伝票など、他の紙葉類の区分
処理にも同様に実施できる。
ついて述べたが、本発明はこれに限定されるものではな
く、たとえば証券あるいは伝票など、他の紙葉類の区分
処理にも同様に実施できる。
その他、本発明は前記実施例に限定されるものではなく
、本発明の要旨を変えない範囲で種々変形実施可能なこ
とは勿論である。以上詳述したように本発明によれば、
装置自体の不作動時間を少.なくして処理能力の低下お
よびオペレータの負担増加を極力少なくできるとともに
、たとえば100枚のロッド単位での紙葉類の処理を各
単位間の無駄時間がなくほぼ連続的に能率よく処理可能
となり、しかも区分カードに記録された枚数情報(算出
された排除紙葉類の枚数)と実際に排除された排除紙葉
類の枚数とを計数照合装置で計数照合することにより、
各ロッド単位ごとの照合チエツクが確実に行え、排除さ
れた排除紙葉類の計数ミスも防止できるなど、種々の効
果が期待できる紙葉類区分装置を提供できる。
、本発明の要旨を変えない範囲で種々変形実施可能なこ
とは勿論である。以上詳述したように本発明によれば、
装置自体の不作動時間を少.なくして処理能力の低下お
よびオペレータの負担増加を極力少なくできるとともに
、たとえば100枚のロッド単位での紙葉類の処理を各
単位間の無駄時間がなくほぼ連続的に能率よく処理可能
となり、しかも区分カードに記録された枚数情報(算出
された排除紙葉類の枚数)と実際に排除された排除紙葉
類の枚数とを計数照合装置で計数照合することにより、
各ロッド単位ごとの照合チエツクが確実に行え、排除さ
れた排除紙葉類の計数ミスも防止できるなど、種々の効
果が期待できる紙葉類区分装置を提供できる。
図は本発明の一実施例を示すもので、第1図は全体的な
構成を概略的に示す構成図、第2図は区分カード発行装
置を概略的に示す構成図、第3図は区分カード発行装置
の制御回路を示すブ田ンク図、第4図は小帯の代表的な
一例を示す図、第5図は区分カードの構成図、第6図は
計数照合装置を概略的に示す構成図、第7図は計数回路
の構成を示すプロツク図、第8図は演算回路の構成を示
すプロツク図、第9図は券シフト回路の構成を示すプロ
ツク図、第10図は把シフト回路の構成を示すプロツク
図、第11図はジヤム検出回路の構成を示すプロツク図
、第12図は動作を説明するためのフローチヤートであ
る。 1・・・・・・供給部、2・・・・・・取出装置、3・
・・・・・搬送装置、5・・・・・・検知部,6・・・
・・・区分装置、r・・・・・・第1の搬送路、8・・
・・・・第2の搬送路、12a,12b・・・・・・正
券集積部、14a,14b・・・・・・損券集積部、2
7・・・・・・記録装置、29・・・・・・無効券集積
部、31・・・・・・カード検出器、48・・・・・・
計数照合装置、123a,123b・・・・・・カウン
タ、141・・・・・・演算回路。
構成を概略的に示す構成図、第2図は区分カード発行装
置を概略的に示す構成図、第3図は区分カード発行装置
の制御回路を示すブ田ンク図、第4図は小帯の代表的な
一例を示す図、第5図は区分カードの構成図、第6図は
計数照合装置を概略的に示す構成図、第7図は計数回路
の構成を示すプロツク図、第8図は演算回路の構成を示
すプロツク図、第9図は券シフト回路の構成を示すプロ
ツク図、第10図は把シフト回路の構成を示すプロツク
図、第11図はジヤム検出回路の構成を示すプロツク図
、第12図は動作を説明するためのフローチヤートであ
る。 1・・・・・・供給部、2・・・・・・取出装置、3・
・・・・・搬送装置、5・・・・・・検知部,6・・・
・・・区分装置、r・・・・・・第1の搬送路、8・・
・・・・第2の搬送路、12a,12b・・・・・・正
券集積部、14a,14b・・・・・・損券集積部、2
7・・・・・・記録装置、29・・・・・・無効券集積
部、31・・・・・・カード検出器、48・・・・・・
計数照合装置、123a,123b・・・・・・カウン
タ、141・・・・・・演算回路。
Claims (1)
- 1 複数のロットからなる被区分紙葉類をその各ロット
ごとに区分カードを挿入してセットする供給部と、この
供給部にセットされた紙葉類および区分カードを順次1
枚づつ取出す取出装置と、この取出装置で取出された紙
葉類および区分カードを搬送する搬送装置と、この搬送
装置で搬送される紙葉類を検知することにより第1の紙
葉類、第2の紙葉類およびそれ以外の排除紙葉類にそれ
ぞれ判定する検知部と、前記搬送装置で搬送される区分
カードを検出するカード検出器と、このカード検出器の
検出結果および前記検知部の判定結果に応じて動作し前
記搬送装置で搬送されてくる紙葉類および区分カードを
第1の紙葉類、第2の紙葉類と排除紙葉類および区分カ
ードとに区分する区分装置と、この区分装置で区分され
た第1および第2の紙葉類をそれぞれ別々に集積する第
1の集積部と、この第1の集積部に集積される第1およ
び第2の紙葉類を計数する計数手段と、この計数手段の
計数結果と対応するロットのセット枚数との差を演算す
ることにより対応するロットの排除紙葉類の枚数を算出
する演算手段と、前記区分装置で区分された排除紙葉類
および区分カードを到達順に順次集積する単一の第2の
集積部と、この第2の集積部に集積される区分カードに
対し前記演算手段で算出された対応するロットの排除紙
葉類の枚数を記録する記録装置と、前記第2の集積部に
集積された区分カードおよびその区分カードに対応する
ロットの排除紙葉類が供給されることにより、区分カー
ドに記録されている枚数情報を読取るとともに排除紙葉
類の枚数を計数し、その読取つた枚数情報と計数した枚
数との照合を行う計数照合装置とを具備したことを特徴
とする紙葉類区分装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54163230A JPS5917478B2 (ja) | 1979-12-15 | 1979-12-15 | 紙葉類区分装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54163230A JPS5917478B2 (ja) | 1979-12-15 | 1979-12-15 | 紙葉類区分装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55146588A JPS55146588A (en) | 1980-11-14 |
JPS5917478B2 true JPS5917478B2 (ja) | 1984-04-21 |
Family
ID=15769792
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP54163230A Expired JPS5917478B2 (ja) | 1979-12-15 | 1979-12-15 | 紙葉類区分装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5917478B2 (ja) |
-
1979
- 1979-12-15 JP JP54163230A patent/JPS5917478B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55146588A (en) | 1980-11-14 |
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