JPS59166528A - 改良された耐熱性を示すポリカ−ボネ−ト - Google Patents
改良された耐熱性を示すポリカ−ボネ−トInfo
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- JPS59166528A JPS59166528A JP23716583A JP23716583A JPS59166528A JP S59166528 A JPS59166528 A JP S59166528A JP 23716583 A JP23716583 A JP 23716583A JP 23716583 A JP23716583 A JP 23716583A JP S59166528 A JPS59166528 A JP S59166528A
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- composition according
- dihydric phenol
- monovalent hydrocarbon
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G64/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carbonic ester link in the main chain of the macromolecule
- C08G64/04—Aromatic polycarbonates
- C08G64/06—Aromatic polycarbonates not containing aliphatic unsaturation
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
ポリカーボネートは、それらの多くの有利な性質により
、多くの産業および工業用に熱可塑比エンジニアリング
材料としての用途を見出している良く知られている熱可
塑性樹脂材料である。ポリカーボネートは例えば強靭性
、可撓性、耐衝甥性および耐熱性のすぐれた性質を示す
。
、多くの産業および工業用に熱可塑比エンジニアリング
材料としての用途を見出している良く知られている熱可
塑性樹脂材料である。ポリカーボネートは例えば強靭性
、可撓性、耐衝甥性および耐熱性のすぐれた性質を示す
。
一般にポリカーボネートはビスフェノール−Aの如き2
価フェノールとホスゲンの如きカーボネートプリカーサ
−との反応によって作られる。
価フェノールとホスゲンの如きカーボネートプリカーサ
−との反応によって作られる。
現在入手しつる従来のポリカーボネートは広い範囲の用
途で真に有用であるが、それにも拘らず従来のポリカー
ボネートの有利な性質の実質的に大部を実質的な程度に
示し、かつ従来のポリカーボネートが有している耐熱性
よりも大(19) なる耐熱性も示すポリカーボネートについて高温環境を
含む用途での要求がある。
途で真に有用であるが、それにも拘らず従来のポリカー
ボネートの有利な性質の実質的に大部を実質的な程度に
示し、かつ従来のポリカーボネートが有している耐熱性
よりも大(19) なる耐熱性も示すポリカーボネートについて高温環境を
含む用途での要求がある。
従って本発明の目的は、従来のポリカーボネートの有利
な性質の実質的に全てを実質的な程度に示し、一方で同
時に改良された耐熱性を示すポリカーボネートを提供す
ることにある。
な性質の実質的に全てを実質的な程度に示し、一方で同
時に改良された耐熱性を示すポリカーボネートを提供す
ることにある。
本発明によれは、従来のポリカーボネート樹脂の有利な
性質の実質的に大部分を実質的な程度に示し、同時に改
良された耐熱性を示すポリカーボネート樹脂を提供する
。
性質の実質的に大部分を実質的な程度に示し、同時に改
良された耐熱性を示すポリカーボネート樹脂を提供する
。
これらのポリカーボネートは一般式
(式中Rはハロゲン基、1価炭化水素基および1価炭化
水素オキシ基からそれぞれ独立に選択し、R1は1価炭
化水素基からそれぞれ独立に選択し、Xは8〜約16個
の環炭素原子を含有するシクロアルキリデン基を表わし
、nは0〜4の値を有する整数からそれぞれ独立に選択
し、mはOからX上に存在する置換しうる水素原子の数
までの値を有する整数から選択する)によって衣わされ
る少なくとも一つの反復構造単位から一般になる。
水素オキシ基からそれぞれ独立に選択し、R1は1価炭
化水素基からそれぞれ独立に選択し、Xは8〜約16個
の環炭素原子を含有するシクロアルキリデン基を表わし
、nは0〜4の値を有する整数からそれぞれ独立に選択
し、mはOからX上に存在する置換しうる水素原子の数
までの値を有する整数から選択する)によって衣わされ
る少なくとも一つの反復構造単位から一般になる。
改良された耐熱性を示し、それと同時に従来のポリカー
ボネートの他の有利な性質の実質的に大部分を実質的な
程度まで保持するカーボネート重合体を得ることができ
ることを見出した。
ボネートの他の有利な性質の実質的に大部分を実質的な
程度まで保持するカーボネート重合体を得ることができ
ることを見出した。
これらの新規なポリカーボネートは、(1)カーボネー
トプリカーサ−;および(11)一般式(式中Rはハロ
ゲン基、1価炭化水素基および1価炭化水素オキシ基か
らそれぞれ独立に選択し、R1は1価炭化水素基からそ
れぞれ独立に選択し、Xは8〜約16個の環炭素原子を
含有するシクロアルキリデン基を表わし、nは0〜4の
値を有する整数からそれぞれ独立に選択し、mは0から
置換のため利用しうるX上に存在す(21) る水素原子の数までの値を有する整数である)によって
表わされる新規な2価フェノールの少なくとも1種から
誘導される。
トプリカーサ−;および(11)一般式(式中Rはハロ
ゲン基、1価炭化水素基および1価炭化水素オキシ基か
らそれぞれ独立に選択し、R1は1価炭化水素基からそ
れぞれ独立に選択し、Xは8〜約16個の環炭素原子を
含有するシクロアルキリデン基を表わし、nは0〜4の
値を有する整数からそれぞれ独立に選択し、mは0から
置換のため利用しうるX上に存在す(21) る水素原子の数までの値を有する整数である)によって
表わされる新規な2価フェノールの少なくとも1種から
誘導される。
Hによって表わされるハロゲン基は塩素および臭素から
選択するのが好ましい。
選択するのが好ましい。
Hによって表わされる1価炭化水素基はアルキル基、ア
リール基、アラルキル基、アルカリール基、およびシク
ロアルキル基から選択する。
リール基、アラルキル基、アルカリール基、およびシク
ロアルキル基から選択する。
Hによって表わされる好ましいアルキル基は1〜約8個
の炭素原子を含有するものである。これらのアルキル基
の幾つかの非限定的例にはメチル基、エチル基、プロピ
ル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、t−
ブチル基、ペンチル基、ネオペンチル基等を含む。Hに
よって表わされる好ましいアリール基は6〜12個の炭
素原子を含有するもの、即ちフェニル基、ナフチル基詔
よびビフェニル基がある。Hによって表わされる好まし
いアラルキル基およびアルカリール基は7〜約14個の
炭素原子を含有するものである。これらのアルカリール
基およ(22) びアラルキル基の幾つかの非限定的例にはベンジル基、
トリル基、エチルフェニル基等を含む。
の炭素原子を含有するものである。これらのアルキル基
の幾つかの非限定的例にはメチル基、エチル基、プロピ
ル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、t−
ブチル基、ペンチル基、ネオペンチル基等を含む。Hに
よって表わされる好ましいアリール基は6〜12個の炭
素原子を含有するもの、即ちフェニル基、ナフチル基詔
よびビフェニル基がある。Hによって表わされる好まし
いアラルキル基およびアルカリール基は7〜約14個の
炭素原子を含有するものである。これらのアルカリール
基およ(22) びアラルキル基の幾つかの非限定的例にはベンジル基、
トリル基、エチルフェニル基等を含む。
Hによって表わされる好ましいシクロアルキル基は4〜
6個の環炭素原子を含有するものであり、シクロブチル
基、シクロペンチル基およびシクロヘキシル基を含む。
6個の環炭素原子を含有するものであり、シクロブチル
基、シクロペンチル基およびシクロヘキシル基を含む。
Hによって表わされる1価炭化水素オキシ基は好ましく
はアルコキシ基およびアリーロキシ基から選択する。好
ましいアルコキシ基は1〜約8個の炭素原子を含有する
ものであり、例えはメトキシ基、ブトキシ基、プロポキ
シ基、インプロポキシ基等を含む。好ましいアリーロキ
シ基はフェノキシ基である。
はアルコキシ基およびアリーロキシ基から選択する。好
ましいアルコキシ基は1〜約8個の炭素原子を含有する
ものであり、例えはメトキシ基、ブトキシ基、プロポキ
シ基、インプロポキシ基等を含む。好ましいアリーロキ
シ基はフェノキシ基である。
好ましいRは1価炭化水素基からそれぞれ独立に選択し
、アルキル基が好ましい炭化水素基である。
、アルキル基が好ましい炭化水素基である。
R′によって表わされる1価炭化水素基はアルキル基、
アリール基、アルカリール基、アラルキル基、およびシ
クロアルキル基がら選択する。
アリール基、アルカリール基、アラルキル基、およびシ
クロアルキル基がら選択する。
好ましいアルキル基は1〜約8個の炭素原子を(23)
含有するものである。これらのアルキル基の幾つかの非
限定的例にはメチル基、エチル基、プロピル基、イソプ
ロピル基、ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、ペ
ンチル基、ネオペンチル基等を含む。好ましいアリール
基には6〜12個の炭素原子を含有するもの、即ちフェ
ニル基、ナフチル基およびビフェニル基がある。
限定的例にはメチル基、エチル基、プロピル基、イソプ
ロピル基、ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、ペ
ンチル基、ネオペンチル基等を含む。好ましいアリール
基には6〜12個の炭素原子を含有するもの、即ちフェ
ニル基、ナフチル基およびビフェニル基がある。
R1によって表わされる好ましいアラルキル基およびア
ルカリール基は7〜約14個の炭素原子を含有するもの
である。これらの好ましいアラルキル基およびアルカリ
ール基の幾つかの非限定的例にはベンジル基、トリル基
、エチルフェニル基等を含む。R1によって表わされる
好ましいシクロアルキル基には4〜6個の環炭素原子を
含有するもの、即ちシクロブチル基、シクロペンチル基
およびシクロヘキシル基がある。
ルカリール基は7〜約14個の炭素原子を含有するもの
である。これらの好ましいアラルキル基およびアルカリ
ール基の幾つかの非限定的例にはベンジル基、トリル基
、エチルフェニル基等を含む。R1によって表わされる
好ましいシクロアルキル基には4〜6個の環炭素原子を
含有するもの、即ちシクロブチル基、シクロペンチル基
およびシクロヘキシル基がある。
R1によって表わされる好ましい1価炭化水素基はアル
キル基である。
キル基である。
式(11の2価フェノール化合物において、芳香族残基
上に一つより多くのR置換基が存在するとき、それらは
同じであることも異なることもできる。
上に一つより多くのR置換基が存在するとき、それらは
同じであることも異なることもできる。
同様に、Xで表わされるシクロアルキリデン基上に一つ
より多くのR1置換基が存在するとき、それらは同じで
あってもよく異なってもよい。
より多くのR1置換基が存在するとき、それらは同じで
あってもよく異なってもよい。
式(11において、mはO〜約6の値を有する整数を表
わす。
わす。
式(IIの好ましい2価フェノ−/L[4、4’−ヒス
フェノールである。
フェノールである。
式illによって表わされる2価フェノールの幾つかの
非限定的例には =23! (27) 等を含む。
非限定的例には =23! (27) 等を含む。
式(11の新規な2価フェノールは、酸触媒の存在下、
好ましくは酸触媒およびブチルメルカプタンの如き共触
媒の存在下に、特定のケトンとフェノールとの反応によ
って作る。
好ましくは酸触媒およびブチルメルカプタンの如き共触
媒の存在下に、特定のケトンとフェノールとの反応によ
って作る。
特定ケトン反応成分は一般式
(式中R1、mおよびXは上述したとおりである)によ
って表わされるケトンから選択する。特に式(Illの
ケトンは一般式 1 (式中R1は前述したとおりであり、Yは一〇−1 基と共に8〜約16個の炭素原子を含有する環構造を形
成する7〜約15個の炭素原子を含有するアルキレン基
から選択し、m′は0からY上に存在する置換しつる水
素原子の数までの値を有する整数を表わす)によって表
わすことができる。
って表わされるケトンから選択する。特に式(Illの
ケトンは一般式 1 (式中R1は前述したとおりであり、Yは一〇−1 基と共に8〜約16個の炭素原子を含有する環構造を形
成する7〜約15個の炭素原子を含有するアルキレン基
から選択し、m′は0からY上に存在する置換しつる水
素原子の数までの値を有する整数を表わす)によって表
わすことができる。
フェノール反応成分は一般式
(式中Rおよびnは前述したとおりである)によって表
わされるフェノールから選択する。
わされるフェノールから選択する。
式(Ilの新規な2価フェノールを得るためには、酸触
媒の存在下、好ましくは酸触媒および共触媒例えはブチ
ルメルカプタンの存在下に、式(Ilrl(29) のケトン1モルを式(IVIのフェノール2モルと反応
させる。一般にはフェノール反応成分を過剰に存在させ
る。唯]種の反応成分を利用するのでなく、2種の異な
るフェノールの混合物を使用してもよい。
媒の存在下、好ましくは酸触媒および共触媒例えはブチ
ルメルカプタンの存在下に、式(Ilrl(29) のケトン1モルを式(IVIのフェノール2モルと反応
させる。一般にはフェノール反応成分を過剰に存在させ
る。唯]種の反応成分を利用するのでなく、2種の異な
るフェノールの混合物を使用してもよい。
使用しうる好適な酸触媒の幾つかの非限定的例には塩酸
、臭化水素酸、ポリ(スチレンスルホン酸)、硫酸、ベ
ンゼンスルホン酸等を含む。
、臭化水素酸、ポリ(スチレンスルホン酸)、硫酸、ベ
ンゼンスルホン酸等を含む。
式奴1のフェノールは式(fillのケトンと、上記フ
ェノールと上記ケトンの間の反応が生じて式(11の2
価フェノールを形成するような酸触媒の存在下での温度
および圧力の条件の下で反応させる。
ェノールと上記ケトンの間の反応が生じて式(11の2
価フェノールを形成するような酸触媒の存在下での温度
および圧力の条件の下で反応させる。
一般に反応は室温(25℃)から約100℃の温度で約
1気圧の圧力で満足に進行する。
1気圧の圧力で満足に進行する。
使用する酸触媒の量は触媒量である。触媒量はケトンと
フェノールの間の反応を接触作用させて2価フェノール
を生成するのに有効な量の意味である。一般にこの量は
約0.1〜約10%の範囲である。しかしながら実際に
は、反応中に生成する水兵生成物が酸触媒を稀釈し、そ
の(30) 稀釈されていない状態におけるよりも若干有効性を劣る
ようにする(反応を遅くする)ため通常少し大量に用い
る。
フェノールの間の反応を接触作用させて2価フェノール
を生成するのに有効な量の意味である。一般にこの量は
約0.1〜約10%の範囲である。しかしながら実際に
は、反応中に生成する水兵生成物が酸触媒を稀釈し、そ
の(30) 稀釈されていない状態におけるよりも若干有効性を劣る
ようにする(反応を遅くする)ため通常少し大量に用い
る。
本発明のカーボネート重合体の製造に当って式(Itの
唯一の2価フェノールを使用してもよく、式(11の異
なる2価フェノールの2種以上の混合物を使用してもよ
い。
唯一の2価フェノールを使用してもよく、式(11の異
なる2価フェノールの2種以上の混合物を使用してもよ
い。
式(11の2価フェノールと反応させるカーボネートプ
リカーサ−はカルボニルハライド、ジアリールカーボネ
ートまたはビスハロホルメートであることができる。好
ましいカーボネートプリカーサ−はカルボニルハライド
である。カルボニルハライドはカルボニルクロライド、
カルボニルブロマイドおよびそれらの混合物から選択す
る。好ましいカルボニルハライドはホスゲンとしても知
られているカルボニルクロライドである。
リカーサ−はカルボニルハライド、ジアリールカーボネ
ートまたはビスハロホルメートであることができる。好
ましいカーボネートプリカーサ−はカルボニルハライド
である。カルボニルハライドはカルボニルクロライド、
カルボニルブロマイドおよびそれらの混合物から選択す
る。好ましいカルボニルハライドはホスゲンとしても知
られているカルボニルクロライドである。
本発明の新規なカーボネート重合体は一般式()
(1)
()
%式%
(31)
(式中R,R”、X、m、およびnは前述したとおりで
ある)によって表わされる少なくとも一つの反復単位を
含有する。
ある)によって表わされる少なくとも一つの反復単位を
含有する。
これらの高分子量芳香族カーボネート重合体は一般に約
10000〜約200000の範囲、好ましくは約20
000〜約100000の範囲の重量平均分子量を有す
る。
10000〜約200000の範囲、好ましくは約20
000〜約100000の範囲の重量平均分子量を有す
る。
ここではまたランダムに分枝した熱可塑性ポリカーボネ
ートも含む。これらのランダムに分枝したポリカーボネ
ートは(i1カーボネートプリカーサ−1(11)少な
くとも1種の式(11の2価フェノール、および(ii
il少量の多官能性有機化合物を反応させることによっ
て作ることができる。多官能性有機化合物は一般に芳香
性で分枝剤として機能を果たす。この多官能性芳香族化
合物はヒドロキシル基、カルボキシル基、ハロホルミル
基、無水カルボン酸基等から選択した官能性基、少なく
とも3個含有する。幾つかの代表的な多官能性芳香族化
合物は米国特許583635895号および第4001
184号に記載されている(これらの米国特許はここに
引用して組入れる)。
ートも含む。これらのランダムに分枝したポリカーボネ
ートは(i1カーボネートプリカーサ−1(11)少な
くとも1種の式(11の2価フェノール、および(ii
il少量の多官能性有機化合物を反応させることによっ
て作ることができる。多官能性有機化合物は一般に芳香
性で分枝剤として機能を果たす。この多官能性芳香族化
合物はヒドロキシル基、カルボキシル基、ハロホルミル
基、無水カルボン酸基等から選択した官能性基、少なく
とも3個含有する。幾つかの代表的な多官能性芳香族化
合物は米国特許583635895号および第4001
184号に記載されている(これらの米国特許はここに
引用して組入れる)。
これらの多官能性芳香族化合物の幾つかの非限定的例と
して無水トリメリット酸、トリメリット酸、トリメリチ
ルトリクロライド、メリット酸等を含む。
して無水トリメリット酸、トリメリット酸、トリメリチ
ルトリクロライド、メリット酸等を含む。
本発明の高分子量芳香族カーボネート重合体を製造する
一つの方法は、水性苛性溶液、メチレンクロライドの如
き有機水非混和性溶媒、一般式+11で表わされる少な
くとも1種の2価フェノール、ホスゲンの如きカーボネ
ートプリカーサ−1触媒および分子量調整剤を用いる不
均質界面重合系を含む。
一つの方法は、水性苛性溶液、メチレンクロライドの如
き有機水非混和性溶媒、一般式+11で表わされる少な
くとも1種の2価フェノール、ホスゲンの如きカーボネ
ートプリカーサ−1触媒および分子量調整剤を用いる不
均質界面重合系を含む。
本発明のカーボネート重合体を製造する別の有用な方法
は、上記有機溶媒系が酸受容体としても機能しつる有機
溶媒系、式(Ilで表わされる少なくとも1種の2価フ
ェノール、分子量調整剤、触媒、ホスゲンの如きカーボ
ネートプリカーサ−および分子量調整剤の使用を含む。
は、上記有機溶媒系が酸受容体としても機能しつる有機
溶媒系、式(Ilで表わされる少なくとも1種の2価フ
ェノール、分子量調整剤、触媒、ホスゲンの如きカーボ
ネートプリカーサ−および分子量調整剤の使用を含む。
ここで使用する触媒は2価フェノールとホスゲンの如き
カーボネートプリカーサ−との重合(33) 反応を助はポリカーボネートを生成するのに好適な任意
の触媒であることかできる。好適な触媒にはしかし限定
することなく三級アミン例えはトリエチルアミン、四級
アンモニウム化合物、および四級ホスホニウム化合物を
含む。
カーボネートプリカーサ−との重合(33) 反応を助はポリカーボネートを生成するのに好適な任意
の触媒であることかできる。好適な触媒にはしかし限定
することなく三級アミン例えはトリエチルアミン、四級
アンモニウム化合物、および四級ホスホニウム化合物を
含む。
使用する分子量調整剤は連鎖停止機構によってカーボネ
ート重合体の分子量を調整する任意の既知の化合物であ
ることかできる。これらの化合物にフェノール、三級ブ
チルフェノール、クロマンーエ等を含むかこれらに限定
されるものではない。
ート重合体の分子量を調整する任意の既知の化合物であ
ることかできる。これらの化合物にフェノール、三級ブ
チルフェノール、クロマンーエ等を含むかこれらに限定
されるものではない。
ホスゲン化反応か進行する温度は0℃以下から100℃
以上までで変えることかできる。反応は室温(25℃)
から約50℃までの温度で満足に進行する。反応は発熱
反応であるから、ホスゲン添加速度またはメチレンクロ
ライドの ゛如き低沸点溶媒の使用を反応温度を制御す
るために使用できる。
以上までで変えることかできる。反応は室温(25℃)
から約50℃までの温度で満足に進行する。反応は発熱
反応であるから、ホスゲン添加速度またはメチレンクロ
ライドの ゛如き低沸点溶媒の使用を反応温度を制御す
るために使用できる。
本発明のカーボネート重合物は所望によって、一定の普
通に知られているそして使用されてい(34) る添加剤例えは酸化防止剤;帯電防止剤;充填剤例えば
ガラス繊維、マイカ、タルク、クレー等;耐衝撃改良剤
;紫外線吸収剤例えばベンゾフェノン、ベンゾトリアゾ
ール、シアノアクリレート等;可塑剤;加水分解安定剤
例えは米国特許第3489716号、第4138379
号および第3839247号(これらの全てをここに引
用して組入れる)に記載されているエポキサイド;着色
安定剤例えば米国特許!3305520号およびjFJ
4118730号(これらはここに引用して組入れる)
に記載されているオルガノホスファイト;難燃剤;およ
び均等物と混合することができろ。
通に知られているそして使用されてい(34) る添加剤例えは酸化防止剤;帯電防止剤;充填剤例えば
ガラス繊維、マイカ、タルク、クレー等;耐衝撃改良剤
;紫外線吸収剤例えばベンゾフェノン、ベンゾトリアゾ
ール、シアノアクリレート等;可塑剤;加水分解安定剤
例えは米国特許第3489716号、第4138379
号および第3839247号(これらの全てをここに引
用して組入れる)に記載されているエポキサイド;着色
安定剤例えば米国特許!3305520号およびjFJ
4118730号(これらはここに引用して組入れる)
に記載されているオルガノホスファイト;難燃剤;およ
び均等物と混合することができろ。
幾つかの特に有用な難燃剤はスルホン酸のアルカリおよ
びアルカリ土類金属塩である。これらの種類の難燃剤は
米国特許第3933734号、第3948851号、第
3926908号、第3919167号、第39094
90号、第3953396号、第3931100号、第
3978024号、第3953399号、第(35) 3917559号、第3951910号および第394
0366号に記載されている(これらは引用してここに
組入れる)。
びアルカリ土類金属塩である。これらの種類の難燃剤は
米国特許第3933734号、第3948851号、第
3926908号、第3919167号、第39094
90号、第3953396号、第3931100号、第
3978024号、第3953399号、第(35) 3917559号、第3951910号および第394
0366号に記載されている(これらは引用してここに
組入れる)。
本発明の別の実施態様は、(1)カーボネートプリカー
サ−1叩少なくとも1種の式+11の2価フェノール、
および冊少なくとも1種の一般式(式中R2はそれぞれ
独立に)・ロゲン基、1価炭化水素基および1価炭化水
素オキシ基から選択し、aは0〜4の値を有する整数か
らそれぞれ独立に選択し、bは0または1であり、Aは
アルキレン基、アルキリデン基、−8−1−〇−11 する)によって表わされる2価フェノールを反応させて
得られるカーボネート共重合体である。
サ−1叩少なくとも1種の式+11の2価フェノール、
および冊少なくとも1種の一般式(式中R2はそれぞれ
独立に)・ロゲン基、1価炭化水素基および1価炭化水
素オキシ基から選択し、aは0〜4の値を有する整数か
らそれぞれ独立に選択し、bは0または1であり、Aは
アルキレン基、アルキリデン基、−8−1−〇−11 する)によって表わされる2価フェノールを反応させて
得られるカーボネート共重合体である。
R2で表わされる好ましいハロゲン基は塩素および臭素
である。
である。
R2によって表わされる1価炭化水素基はアルキル基、
アリール基、アラルキル基、アルカリール基、アラルキ
ル基およびシクロアルキル基である。Hによって表わさ
れる好ましいアルキル基は1〜8個の炭素原子を含有す
るものである。これらのアルキル基の幾つかの非限定的
例にはメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル
基、ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、ペンチル
基、ネオペンチル基等を含む。
アリール基、アラルキル基、アルカリール基、アラルキ
ル基およびシクロアルキル基である。Hによって表わさ
れる好ましいアルキル基は1〜8個の炭素原子を含有す
るものである。これらのアルキル基の幾つかの非限定的
例にはメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル
基、ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、ペンチル
基、ネオペンチル基等を含む。
R2によって表わされる好ましいアリール基には6〜1
2個の炭素原子を含有するもの、即ちフェニル基、ナフ
チル基およびビフェニル基がある。R2によって表わさ
れる好ましいアラルキル基およびアルカリール基には7
〜14個の炭素原子を含有するものである。これらのア
ラルキル基およびアルカリール基の幾つかの非限定的例
にハヘンジル基、1−IJル基、エチルフェニル基等を
含む。R2によって表わされた好ましいシクロアルキル
基には4〜約6個の環炭素原子を(37) 含有するものであり、シクロブチル基、シクロペンチル
基、シクロヘキシル基、メチルシクロヘキシル基等を含
む。
2個の炭素原子を含有するもの、即ちフェニル基、ナフ
チル基およびビフェニル基がある。R2によって表わさ
れる好ましいアラルキル基およびアルカリール基には7
〜14個の炭素原子を含有するものである。これらのア
ラルキル基およびアルカリール基の幾つかの非限定的例
にハヘンジル基、1−IJル基、エチルフェニル基等を
含む。R2によって表わされた好ましいシクロアルキル
基には4〜約6個の環炭素原子を(37) 含有するものであり、シクロブチル基、シクロペンチル
基、シクロヘキシル基、メチルシクロヘキシル基等を含
む。
R2によって表わされる1価炭化水素オキシ基はアルコ
キシ基およびアリーロキシ基から選択するのか好ましい
。R2によって表わされる好ましいアルコキシ基は1〜
約8個の炭素原子を含有するものである。これらのアル
コキシ基の幾つかの非限定的例にはメトキシ基、ブトキ
シ基、インプロポキシ基、プロポキシ基等を含む。好ま
しいアリーロキシ基はフェノキシ基である。
キシ基およびアリーロキシ基から選択するのか好ましい
。R2によって表わされる好ましいアルコキシ基は1〜
約8個の炭素原子を含有するものである。これらのアル
コキシ基の幾つかの非限定的例にはメトキシ基、ブトキ
シ基、インプロポキシ基、プロポキシ基等を含む。好ま
しいアリーロキシ基はフェノキシ基である。
R2はそれぞれ独立に1価炭化水素基から選択するのが
好ましく、アルキル基か好ましい1価炭化水素基である
。
好ましく、アルキル基か好ましい1価炭化水素基である
。
Aによって表わされる好ましいアルキレン基は2〜約6
個の炭素原子を含有するアルキレン基である。これらの
アルキレン基の幾つかの非限定的例にはエチレン基、プ
ロピレン基、ブチレン基等を含む。Aによって表わされ
る好ましいアルキリデン基は1〜約6個の炭素原子を含
(38) 有するアルキリデン基である。これらのアルキリデンの
幾つかの非限定的例にはエチリデン基、1.1−7’ロ
ビリデン基、2,2−プロピリデン基等を含む。
個の炭素原子を含有するアルキレン基である。これらの
アルキレン基の幾つかの非限定的例にはエチレン基、プ
ロピレン基、ブチレン基等を含む。Aによって表わされ
る好ましいアルキリデン基は1〜約6個の炭素原子を含
(38) 有するアルキリデン基である。これらのアルキリデンの
幾つかの非限定的例にはエチリデン基、1.1−7’ロ
ビリデン基、2,2−プロピリデン基等を含む。
式(Vllの好ましい2価フェノールは、bが1であり
、λかアルキレン基またはアルキリデン基から選択され
る2価フェノールである。
、λかアルキレン基またはアルキリデン基から選択され
る2価フェノールである。
式(■lの2価フェノールにおいて1個より多くのR2
置換基が芳香族核残基上に存在するとき、それらは同じ
であっても異なってもよい。
置換基が芳香族核残基上に存在するとき、それらは同じ
であっても異なってもよい。
式fIlの更に好ましい2価フェノールは4,4I−ビ
スフェノールである。
スフェノールである。
式M)の2価フェノールは当業者に良く知られており、
一般に市場で入手でき、既知の方法で容易に作ることが
できる。これらのフェノールは一般に従来の技術のポリ
カーボネート樹脂を製造するのに使用される。
一般に市場で入手でき、既知の方法で容易に作ることが
できる。これらのフェノールは一般に従来の技術のポリ
カーボネート樹脂を製造するのに使用される。
式(Vllの2価フェノールの幾つかの非限定的例には
、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン(
ビスフェノール−A):1,1−ビ(39) ス(3−メチル−4−ヒドロキシフェニル)エタン;2
,2−ビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)プロパン;2,2−ビス(3、5−ジブロモ−4−
ヒドロキシフェニル)プロパン;ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)スルホン;3,3−ビス(3−メチル−4−
ヒドロキシフェニル)ペンタン; 3 、3’−ジエチ
ル−4、4’−ジヒドロキシジフェニル等を含ム。
、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン(
ビスフェノール−A):1,1−ビ(39) ス(3−メチル−4−ヒドロキシフェニル)エタン;2
,2−ビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)プロパン;2,2−ビス(3、5−ジブロモ−4−
ヒドロキシフェニル)プロパン;ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)スルホン;3,3−ビス(3−メチル−4−
ヒドロキシフェニル)ペンタン; 3 、3’−ジエチ
ル−4、4’−ジヒドロキシジフェニル等を含ム。
この実施態様において利用する式(IIの2価フェノー
ルの量は、共重合体の耐熱性例えばガラス転移温度を改
良するのに有効な量である。一般にこの量は、使用する
式(IIおよび(Vllの2価フェノールの全量を基に
して、約5〜約90重量%、好ましくは約10〜約80
重量%の範囲である。
ルの量は、共重合体の耐熱性例えばガラス転移温度を改
良するのに有効な量である。一般にこの量は、使用する
式(IIおよび(Vllの2価フェノールの全量を基に
して、約5〜約90重量%、好ましくは約10〜約80
重量%の範囲である。
式(Vllの好ましい2価フェノールは2,2−ビス(
4−ヒドロキシフェニル)プロパンである。
4−ヒドロキシフェニル)プロパンである。
(1)カーボネートプリカーサ−1(11]少なくとも
1種の式(11の2価フェノール、および(曲少なくと
も1種の式(Vlの2価フェノールを反応させて得られ
るカーボネート共重合体は、少なくとも下記反復構造単
位(Vl;および を含有する。
1種の式(11の2価フェノール、および(曲少なくと
も1種の式(Vlの2価フェノールを反応させて得られ
るカーボネート共重合体は、少なくとも下記反復構造単
位(Vl;および を含有する。
本発明のこの具体例の実施に当って、式f■lの2価フ
ェノールの1種のみを使用できる、あるいは式(Vll
の2種以上の異なる2価フェノールの混合物を利用して
もよい。
ェノールの1種のみを使用できる、あるいは式(Vll
の2種以上の異なる2価フェノールの混合物を利用して
もよい。
この具体例の共重合体を製造する方法は、一般に前述し
た本発明のポリカーボネートを作るため使用する方法と
同様である。このカーボネート共重合体は所望によって
前述した各種添加剤と混合できる。
た本発明のポリカーボネートを作るため使用する方法と
同様である。このカーボネート共重合体は所望によって
前述した各種添加剤と混合できる。
本発明の更に別の実施態様は、 fil(al少なくと
も1種の式(IIの2価フェノール、および(blカー
ボネートプリカーザーから誘導される少なくとも1種の
ポリカーボネート樹脂(以後樹脂Aと(41) 称する);および(II)少なくとも1種の式(Vlの
2価フェノール、および(司カーボネートプリカーサ−
から誘導される少なくとも1種の従来のポリカーボネー
ト樹脂(以後樹脂Bと称する)からなるポリカーボネー
ト樹脂ブレンドかある。
も1種の式(IIの2価フェノール、および(blカー
ボネートプリカーザーから誘導される少なくとも1種の
ポリカーボネート樹脂(以後樹脂Aと(41) 称する);および(II)少なくとも1種の式(Vlの
2価フェノール、および(司カーボネートプリカーサ−
から誘導される少なくとも1種の従来のポリカーボネー
ト樹脂(以後樹脂Bと称する)からなるポリカーボネー
ト樹脂ブレンドかある。
これらのブレンドは上記ブレンドの耐熱性を改良するの
に有効な量の樹脂Aを含有する。一般にこの量は、ブレ
ンド中に存在する樹脂AおよびBの全量を基にして、樹
脂A約5〜約90fii%、好ましくは約10〜約80
重量%の範囲である。
に有効な量の樹脂Aを含有する。一般にこの量は、ブレ
ンド中に存在する樹脂AおよびBの全量を基にして、樹
脂A約5〜約90fii%、好ましくは約10〜約80
重量%の範囲である。
本発明のブレンドは所望によって前述した混合添加剤を
含有しつる。
含有しつる。
このブレンドは一般に先ず樹脂入およびBを前形成し、
その後これらの樹脂を物理的に混合して作ることができ
る。これらのブレンドは前述した各種添加剤を所望によ
って含有できる。
その後これらの樹脂を物理的に混合して作ることができ
る。これらのブレンドは前述した各種添加剤を所望によ
って含有できる。
本発明の更に別の実施態様には、(1)カーボネートプ
リカーサ−1li 1少なくとも1種の式(11の2価
フェノール、およびGIN少なくとも1種の2(42) 官能性カルボン酸またはその反応性誘導体から誘導され
るコポリエステル−カーボネートがある。
リカーサ−1li 1少なくとも1種の式(11の2価
フェノール、およびGIN少なくとも1種の2(42) 官能性カルボン酸またはその反応性誘導体から誘導され
るコポリエステル−カーボネートがある。
概説すると、コポリエステル−カーボネートは、反復カ
ーボネート基、カルボキシレート基、および芳香族炭素
環式基を線状重合体鎖中に含有する、この場合少なくと
も幾つかのカルボキシレート基および少なくとも幾つか
のカーボネート基が芳香族炭素環式基の環炭素原子に直
接結合している。
ーボネート基、カルボキシレート基、および芳香族炭素
環式基を線状重合体鎖中に含有する、この場合少なくと
も幾つかのカルボキシレート基および少なくとも幾つか
のカーボネート基が芳香族炭素環式基の環炭素原子に直
接結合している。
これらのコポリエステル−カーボネートは重合体鎖中に
エステル結合およびカーボネート結合を含有し、エステ
ル結合の量は約25〜約90モル%、好ましくは約35
〜約80モル%の範囲である。例えは4モルのインフタ
ロイルジクロライドおよび1モルのホスゲンと完全に反
応する5モルのビスフェノール−Aは80モル%エステ
ル結合のコポリエステルーカーボネートを与える。
エステル結合およびカーボネート結合を含有し、エステ
ル結合の量は約25〜約90モル%、好ましくは約35
〜約80モル%の範囲である。例えは4モルのインフタ
ロイルジクロライドおよび1モルのホスゲンと完全に反
応する5モルのビスフェノール−Aは80モル%エステ
ル結合のコポリエステルーカーボネートを与える。
一般に従来のコボリエステルーカーボネート(43)
およびそれらの製造法は米国特許第3169121号に
記載されている、この特許はここに引用して組入れる。
記載されている、この特許はここに引用して組入れる。
一般に本発明のコポリエステル−カーボネート樹脂を製
造するに当っては、従来線状ポリエステルの製造に使用
さる任意の2官能性カルボン酸を利用できる。使用しつ
るカルボン酸は脂肪族カルボン酸、脂肪族−芳香族カル
ボン酸、および芳香族カルボン酸を含む。これらの酸は
上述した米国特許第3169121号に記載されている
。
造するに当っては、従来線状ポリエステルの製造に使用
さる任意の2官能性カルボン酸を利用できる。使用しつ
るカルボン酸は脂肪族カルボン酸、脂肪族−芳香族カル
ボン酸、および芳香族カルボン酸を含む。これらの酸は
上述した米国特許第3169121号に記載されている
。
本発明のコポリエステル−カーボネート樹脂の製造に利
用しうる2官能性カルボン酸は一般に一般式 %式% (式中R’はアルキレン基、アルキリデン基、アラルキ
レン基、アラルキリデン基または脂環式基;エチレン系
不飽和結合を含有するアルキレン基、アルキリデン基ま
たは脂環式基;芳香族基例えはフェニレン基、ビフェニ
レン基、置換フェニレン水等;アルキレンまたはアルキ
リデン基の如き非芳香族結合を介して接読された2個以
上の芳香族基であり R11はカルボキシル基またはヒ
ドロキシル基であり、9はR8がヒドロキシ基であると
き1を表わし、Haがカルボキシル基であるとき0また
は1を表わす)に一致する。
用しうる2官能性カルボン酸は一般に一般式 %式% (式中R’はアルキレン基、アルキリデン基、アラルキ
レン基、アラルキリデン基または脂環式基;エチレン系
不飽和結合を含有するアルキレン基、アルキリデン基ま
たは脂環式基;芳香族基例えはフェニレン基、ビフェニ
レン基、置換フェニレン水等;アルキレンまたはアルキ
リデン基の如き非芳香族結合を介して接読された2個以
上の芳香族基であり R11はカルボキシル基またはヒ
ドロキシル基であり、9はR8がヒドロキシ基であると
き1を表わし、Haがカルボキシル基であるとき0また
は1を表わす)に一致する。
好ましい2官能性カルボン酸は芳香族2官能性カルボン
酸、即ぢqが1であり、R8がカルボキシル基またはヒ
ドロキシル基でめり R4が芳香族基、例えばフェニレ
ン基、ナフチレン基、ビフェニレン基、tffltaフ
ェニレン基等である式(■)の芳香族2官能性カルボン
酸である。好ましい芳香族2官能性カルボン酸は一般式
(式中R3は前述したとおりであり R11はそれぞれ
独立にハロゲン基、1価炭化水素基および1価炭化水素
オキシ基から選択し、Pは0〜4の(45) 値を有する整数を表わす)によって表わされるものであ
る。
酸、即ぢqが1であり、R8がカルボキシル基またはヒ
ドロキシル基でめり R4が芳香族基、例えばフェニレ
ン基、ナフチレン基、ビフェニレン基、tffltaフ
ェニレン基等である式(■)の芳香族2官能性カルボン
酸である。好ましい芳香族2官能性カルボン酸は一般式
(式中R3は前述したとおりであり R11はそれぞれ
独立にハロゲン基、1価炭化水素基および1価炭化水素
オキシ基から選択し、Pは0〜4の(45) 値を有する整数を表わす)によって表わされるものであ
る。
R6によって表わされる好ましいハロゲン基は塩素およ
び臭素である。R8によって表イつされる1価炭化水素
基はアルキル基、アリール基、アルカリール基、アラル
キル基、およびシクロアルキル基から選択す、る。好ま
しいアルキル基、アリール基、アルカリール基、アラル
キル基およびシクロアルキル基は前記Rについて定義し
たものと同じである。R5によって表わされる1価炭化
水素オキシ基はアルコキシ基およびアリーロキシ基から
選択する。R5によって表わされる好ましいアルコキシ
基およびアリーロキシ基は前記Hによって定義したもの
と同じである。
び臭素である。R8によって表イつされる1価炭化水素
基はアルキル基、アリール基、アルカリール基、アラル
キル基、およびシクロアルキル基から選択す、る。好ま
しいアルキル基、アリール基、アルカリール基、アラル
キル基およびシクロアルキル基は前記Rについて定義し
たものと同じである。R5によって表わされる1価炭化
水素オキシ基はアルコキシ基およびアリーロキシ基から
選択する。R5によって表わされる好ましいアルコキシ
基およびアリーロキシ基は前記Hによって定義したもの
と同じである。
R6によって表わされる好ましい基は1価炭化水素基で
あり、アルキル基が好ましい1価炭化水素基である。
あり、アルキル基が好ましい1価炭化水素基である。
2種以−Hの異なる2官能性カルボン酸の混合を、単一
の2官能性カルボン酸と同様に使用できる。従ってここ
に2官能性カルボン酸なる語(46) を使用する場合、単一2官能性カルボン酸のみならず2
種以上の異なる2官能性カルボン酸の混合物を含むこと
を意味する。
の2官能性カルボン酸と同様に使用できる。従ってここ
に2官能性カルボン酸なる語(46) を使用する場合、単一2官能性カルボン酸のみならず2
種以上の異なる2官能性カルボン酸の混合物を含むこと
を意味する。
特に有用な芳香族2官能性カルボン酸はイソフタル酸、
テレフタル酸およびそれらの混合物である。イソフタル
酸とテレフタル酸の特に有用な混合物は、イソフタル酸
対テレフタル酸の重M比か1:10〜10:Jの範囲に
あるものである。
テレフタル酸およびそれらの混合物である。イソフタル
酸とテレフタル酸の特に有用な混合物は、イソフタル酸
対テレフタル酸の重M比か1:10〜10:Jの範囲に
あるものである。
2官能性力ルボン酸自体を利用するよりもむしろ、それ
らの反応性誘導体例えは酸ハライドを使用することがで
き、ときにはそれが好ましいことさえある。特に有用な
酸ハライドは酸クロライドである。例えはイソフタル酸
、テレフタル酸またはそれらの混合物の代りに、インフ
タロイルジクロライド、テレフタロイルジクロライドま
たはそれらの混合物を利用できる。
らの反応性誘導体例えは酸ハライドを使用することがで
き、ときにはそれが好ましいことさえある。特に有用な
酸ハライドは酸クロライドである。例えはイソフタル酸
、テレフタル酸またはそれらの混合物の代りに、インフ
タロイルジクロライド、テレフタロイルジクロライドま
たはそれらの混合物を利用できる。
本発明のコポリエステル−カーボネートを製造する方法
の一つは、水性苛性溶液、有機水非混和性溶媒、式(I
lによって表わされる2価フェ(47) ノールの少なくとも1種、2官能性カルボン酸またはそ
れらの反応性誘導体の少なくとも1種、触媒、分子量調
整剤、およびカーボネートプリカーサ−を利用する不均
質界面重合法を含む。
の一つは、水性苛性溶液、有機水非混和性溶媒、式(I
lによって表わされる2価フェ(47) ノールの少なくとも1種、2官能性カルボン酸またはそ
れらの反応性誘導体の少なくとも1種、触媒、分子量調
整剤、およびカーボネートプリカーサ−を利用する不均
質界面重合法を含む。
好ましい不均質界面重合法はカーボネートプリカーサ−
としてホスゲンを利用し、有機溶媒としてメチレンクロ
ライド寸たはクロロベンゼンを利用する方法である。
としてホスゲンを利用し、有機溶媒としてメチレンクロ
ライド寸たはクロロベンゼンを利用する方法である。
利用する反応条件、触媒8よび連鎖停止剤または分子量
調整剤は、本発明のポリカーボネートの製造について前
述したものと一般に同じである。
調整剤は、本発明のポリカーボネートの製造について前
述したものと一般に同じである。
本発明のコポリエステル−カーボネートは、また所望に
よってそれと混合して前述した各種添加剤も含有できる
。
よってそれと混合して前述した各種添加剤も含有できる
。
本発明の別の実施態様は、(:)カーボネートプリカー
サ−1(111少なくとも1種の2官能性カルボン酸ま
たはその反応性誘導体、(曲少なくとも1種の式(11
の2価フェノール、および(1v)少な(とも1種の式
(VOの2価フェノールから誘導さレルコポリエステル
ーカーボネートである。このコポリエステル−カーボネ
ート樹脂において、使用する式(11の2価フェノール
の量は、樹脂の耐熱性を改良するのに有効な量である。
サ−1(111少なくとも1種の2官能性カルボン酸ま
たはその反応性誘導体、(曲少なくとも1種の式(11
の2価フェノール、および(1v)少な(とも1種の式
(VOの2価フェノールから誘導さレルコポリエステル
ーカーボネートである。このコポリエステル−カーボネ
ート樹脂において、使用する式(11の2価フェノール
の量は、樹脂の耐熱性を改良するのに有効な量である。
一般にこの量は存在する式([1および(■lの2価フ
ェノールの量を基にして約5〜約90ffiM%、好ま
しくは約10〜約80重量%の範囲である。これらの樹
脂も所望によって前述した添加剤と混合できる。
ェノールの量を基にして約5〜約90ffiM%、好ま
しくは約10〜約80重量%の範囲である。これらの樹
脂も所望によって前述した添加剤と混合できる。
本発明の更に別の実施態様は、(1)少なくとも1種の
本発明のコポリエステル−カーボネート樹脂、即ち(−
1カーボネートプリカーサ−1(bl少なくとも1種の
2官能性カルボン酸またはその反応性誘導体および(c
)少なくとも1種の式[11の2価フェノールから誘導
されるコポリエステルーカーホネート樹脂(以後コポリ
エステル−カーボネート樹脂Cと称する)、および(i
ll (alカーボネートプリカーサ−1(bl少なく
とも1種の2官能性カルボン酸またはその反応性誘導体
、および(O1少なくとも1種の式(■lの2価フェノ
ール(49) から誘導される少なくとも1種の従来のコポリエステル
−カーボネート(以後コポリエステル−カーボネートD
と称する)からなるコポリエステル−カーボネート樹脂
ブレンドである。
本発明のコポリエステル−カーボネート樹脂、即ち(−
1カーボネートプリカーサ−1(bl少なくとも1種の
2官能性カルボン酸またはその反応性誘導体および(c
)少なくとも1種の式[11の2価フェノールから誘導
されるコポリエステルーカーホネート樹脂(以後コポリ
エステル−カーボネート樹脂Cと称する)、および(i
ll (alカーボネートプリカーサ−1(bl少なく
とも1種の2官能性カルボン酸またはその反応性誘導体
、および(O1少なくとも1種の式(■lの2価フェノ
ール(49) から誘導される少なくとも1種の従来のコポリエステル
−カーボネート(以後コポリエステル−カーボネートD
と称する)からなるコポリエステル−カーボネート樹脂
ブレンドである。
この実施態様のブレンドはブレンドの耐熱性を改良する
のに有効な量の樹脂Cを含有する。
のに有効な量の樹脂Cを含有する。
一般にこの量は、ブレンド中に存在するコポリエステル
−カーボネート樹脂CおよびDの量を基にして約5〜約
90重量%、好ましくは約10〜約80重量%の範囲で
ある。
−カーボネート樹脂CおよびDの量を基にして約5〜約
90重量%、好ましくは約10〜約80重量%の範囲で
ある。
これらのブレンドも所望によって前述した各種添加剤を
含有できる。
含有できる。
本発明を更に明らかにかつ完全に示すため、下記実施例
を示す。これらの実施例は本発明を限定するためのもの
ではなく例示として考えるべきである。実施例中、全て
部および百分率は他に特記せぬ限り重置基準である。
を示す。これらの実施例は本発明を限定するためのもの
ではなく例示として考えるべきである。実施例中、全て
部および百分率は他に特記せぬ限り重置基準である。
下記実施例は本発明の新規なビスフェノールの製造を示
す。
す。
実施例 1
(50)
本実施例は4,4′−シクロドデシリデンビスフェノー
ルの製造を示す。
ルの製造を示す。
攪拌機、還流コンデンサー、温度針およびガス導入管を
備えた32丸底フラスコに、1647r (17,5モ
ル)のフェノール、478t(2,62モル)のシクロ
ドデカノンおよび15−のn−ブチルメルカプタンを仕
込んだ。加熱マントルによって熱を加え、反応混合物が
58℃で液体になったとき、無水塩化水素を溶液が飽和
されるまで導入した。攪拌を52〜60℃で数時間続け
、その間に赤味橙色反応混合物から白色固体か分離し始
めた。スラリーからとった試料のガスクロマトグラフ分
析が大環状ケトンの不存在を示したとき、温反応混合物
を吸引沖過し、過剰のフェノールを除去するため形成さ
れたフィルターケーキをメチレンクロライドで洗浄した
。次にフィルターケーキを新しいメチレンクロライドで
スラリー化し、沖過し、再び更に溶媒で洗った。乾燥し
たフィルターケーキは849.8F(2,41モル)で
収率92%に相(511 当し、207.0〜208.5℃で溶融した。このもの
のガスクロマトグラフィによる分析は、それが99.9
%の純度であること、それが1391分で流出するP−
クミルフェノールに関シ、26.07分の保持時間を有
していることを示した。
備えた32丸底フラスコに、1647r (17,5モ
ル)のフェノール、478t(2,62モル)のシクロ
ドデカノンおよび15−のn−ブチルメルカプタンを仕
込んだ。加熱マントルによって熱を加え、反応混合物が
58℃で液体になったとき、無水塩化水素を溶液が飽和
されるまで導入した。攪拌を52〜60℃で数時間続け
、その間に赤味橙色反応混合物から白色固体か分離し始
めた。スラリーからとった試料のガスクロマトグラフ分
析が大環状ケトンの不存在を示したとき、温反応混合物
を吸引沖過し、過剰のフェノールを除去するため形成さ
れたフィルターケーキをメチレンクロライドで洗浄した
。次にフィルターケーキを新しいメチレンクロライドで
スラリー化し、沖過し、再び更に溶媒で洗った。乾燥し
たフィルターケーキは849.8F(2,41モル)で
収率92%に相(511 当し、207.0〜208.5℃で溶融した。このもの
のガスクロマトグラフィによる分析は、それが99.9
%の純度であること、それが1391分で流出するP−
クミルフェノールに関シ、26.07分の保持時間を有
していることを示した。
実施例 2
本実施例は4 、4.’−シクロオクチリデンビス(2
,6−シメチルフエノール)の製造を示す。
,6−シメチルフエノール)の製造を示す。
6.3F(0,05モル)のシクロオクタノン、122
.1r(1,0モル)の2,6−キシレノール、および
5fntのメルカプト酢酸から溶融混合物に、塩化水素
ガスを飽和溶液が得られるまで導入した、この間約26
時間50〜78℃の温度を保った。この時間の終りまで
に溶融キシレノール中に固体か形成した、この固体を炉
別し、メチレンクロライドで洗い、メタノールで洗い、
空気乾燥した。9.11の収量で得られた新規な白色結
晶ジフェノールは、253〜254℃で溶融し、98.
5%の純度であることをガスクロマトグラフィ(溶離時
間はP−クミルフェノールの13.5分に対し24.3
5分であった)で示した。構造は13ONMRスペクト
ル分析およびプロトンによって確認した。
.1r(1,0モル)の2,6−キシレノール、および
5fntのメルカプト酢酸から溶融混合物に、塩化水素
ガスを飽和溶液が得られるまで導入した、この間約26
時間50〜78℃の温度を保った。この時間の終りまで
に溶融キシレノール中に固体か形成した、この固体を炉
別し、メチレンクロライドで洗い、メタノールで洗い、
空気乾燥した。9.11の収量で得られた新規な白色結
晶ジフェノールは、253〜254℃で溶融し、98.
5%の純度であることをガスクロマトグラフィ(溶離時
間はP−クミルフェノールの13.5分に対し24.3
5分であった)で示した。構造は13ONMRスペクト
ル分析およびプロトンによって確認した。
下記実施例は本発明のポリカーボネート樹脂の製造を示
す。
す。
実施例 3
352.2f(1,0モル)の4.4′−シクロドデシ
リデンビスフェノール、2052 y (9,0モル)
のビスフェノール−A、7fiのメチレンクロライド、
6.52の水、28−のトリエチルアミンおよび104
.2r(3,5モル%)のクロマンIの混合物(10%
のビスフェノール−Aを含有する)中に、25%水酸化
ナトリウム水溶液を添加することにより2相系のpHを
約11〜11.2に保ちながら97分間常温で1180
1のホスゲンを導入した。ホスゲン添加終了後、メチレ
ンクロライド相を水性相から分離し、過剰の稀塩酸(0
,0IN)で洗い、次いで3回脱イオン水で洗った。重
合体を水蒸気で沈澱させ、(53) 95℃で乾燥した。形成されたポリカーボネートは25
℃でメチレンクロライド中で0.475a/fの固有粘
度を有していた。これを約550下で操作する押出機に
供給し、押出物をペレットに切断した。
リデンビスフェノール、2052 y (9,0モル)
のビスフェノール−A、7fiのメチレンクロライド、
6.52の水、28−のトリエチルアミンおよび104
.2r(3,5モル%)のクロマンIの混合物(10%
のビスフェノール−Aを含有する)中に、25%水酸化
ナトリウム水溶液を添加することにより2相系のpHを
約11〜11.2に保ちながら97分間常温で1180
1のホスゲンを導入した。ホスゲン添加終了後、メチレ
ンクロライド相を水性相から分離し、過剰の稀塩酸(0
,0IN)で洗い、次いで3回脱イオン水で洗った。重
合体を水蒸気で沈澱させ、(53) 95℃で乾燥した。形成されたポリカーボネートは25
℃でメチレンクロライド中で0.475a/fの固有粘
度を有していた。これを約550下で操作する押出機に
供給し、押出物をペレットに切断した。
ペレットを次いで約600下で約5’X 0.5”X1
/16”の試験棒に射出成形した。試験棒の荷重下の加
熱撓み温度(DTUL )をASTM D−648に
従い264 P81で測定した。試験棒のDTULは1
42.5℃であった。
/16”の試験棒に射出成形した。試験棒の荷重下の加
熱撓み温度(DTUL )をASTM D−648に
従い264 P81で測定した。試験棒のDTULは1
42.5℃であった。
実施例 4
42、1 f (0,125モル)の4,4′−シクロ
ドデシリデンビスフェノール、28.5 t (0,1
25モル)のビスフェノール−A、0.7m1.のトリ
エチルアミン、0.12 F (0,5モル%)のフェ
ノール、400−のメチレンクロライドおよび300m
1の水の混合物中に、25%水酸化ナトリウム水溶液を
添加することによって2相系の、Hを約10,2〜11
.4に保ちながら、27分間1f!/分の速度で常温で
ホスゲンを導入した。
ドデシリデンビスフェノール、28.5 t (0,1
25モル)のビスフェノール−A、0.7m1.のトリ
エチルアミン、0.12 F (0,5モル%)のフェ
ノール、400−のメチレンクロライドおよび300m
1の水の混合物中に、25%水酸化ナトリウム水溶液を
添加することによって2相系の、Hを約10,2〜11
.4に保ちながら、27分間1f!/分の速度で常温で
ホスゲンを導入した。
(54)
ホスゲンの添加停止後、メチレンクロライド相を水性相
から分離し、過剰の稀塩酸(0,0IN)で洗い、次い
で3回脱イオン水で洗った。次いで重合体をメタノール
で沈澱させた。形成されり重合体は186℃以上の二次
ガラス転移温度を有していた。
から分離し、過剰の稀塩酸(0,0IN)で洗い、次い
で3回脱イオン水で洗った。次いで重合体をメタノール
で沈澱させた。形成されり重合体は186℃以上の二次
ガラス転移温度を有していた。
下記実施例は本発明の範囲外の従来技術のポリカーボネ
ートの製造を示す。本実施例は比較のためにのみ示す。
ートの製造を示す。本実施例は比較のためにのみ示す。
実施例 5(比較例)
本実施例はビスフェノール−A型ポリカーボネートの製
造を示す。
造を示す。
2283Fの純4.4’−イソプロピリデンビスフエノ
ール(ビスフェノール−A)(融点156〜157℃:
10.0モル?)、57002の水、9275yのメチ
レンクロライド、32、Orのフェノールおよびio、
ofのトリエチルアミンの混合物中に、25%水酸化ナ
トリウム水溶液を同時に加えて2相系のpHを約11、
即ち10〜12.5に保ちながら97分間常温で(55
) 1180rのホスゲンを導入した。添加終了時水性相の
pHは117であった、この相のビスフェノール−Aの
含有率は紫外線分析で測定したとき1 ppmより少な
かった。
ール(ビスフェノール−A)(融点156〜157℃:
10.0モル?)、57002の水、9275yのメチ
レンクロライド、32、Orのフェノールおよびio、
ofのトリエチルアミンの混合物中に、25%水酸化ナ
トリウム水溶液を同時に加えて2相系のpHを約11、
即ち10〜12.5に保ちながら97分間常温で(55
) 1180rのホスゲンを導入した。添加終了時水性相の
pHは117であった、この相のビスフェノール−Aの
含有率は紫外線分析で測定したとき1 ppmより少な
かった。
メチレンクロライド相を水性相から分離し、過剰の稀塩
酸(0,0IN)で洗い、次いで3回脱イオン水で洗っ
た。重合体を水蒸気で沈澱させ、95℃で乾燥した。形
成された純ビスフェノールーAポリカーボネートは25
℃でメチレンクロライド中で0.572dl/fの固有
粘度を有していた、これを約550下で操作した押出機
に供給し、押出物をペレットにLuJ断じた。
酸(0,0IN)で洗い、次いで3回脱イオン水で洗っ
た。重合体を水蒸気で沈澱させ、95℃で乾燥した。形
成された純ビスフェノールーAポリカーボネートは25
℃でメチレンクロライド中で0.572dl/fの固有
粘度を有していた、これを約550下で操作した押出機
に供給し、押出物をペレットにLuJ断じた。
次いでペレットを約5’ X 1/2#X 1/16’
の試験棒に約600下で射出成形した。試験棒のDTU
Lを測定して128℃であった。このポリカーボネート
のT1は149℃であった。
の試験棒に約600下で射出成形した。試験棒のDTU
Lを測定して128℃であった。このポリカーボネート
のT1は149℃であった。
実施例3〜5のデータは、実施例5(比較例)1こ示し
た従来の技術のポリカーボネートよりも、二次ガラス転
移温度および加熱撓み温度で測定したとき本発明のポリ
カーボネート樹脂(実施例3〜4)が改良された耐熱性
を示すことを明らかに示している。
た従来の技術のポリカーボネートよりも、二次ガラス転
移温度および加熱撓み温度で測定したとき本発明のポリ
カーボネート樹脂(実施例3〜4)が改良された耐熱性
を示すことを明らかに示している。
下記実施例は本発明のコポリエステル−カーボネート樹
脂の製造を示す。
脂の製造を示す。
実施例 6
反応容器に400ゴのメチレンクロライド、300mの
水、35.2 f(D4 、4’−シクロドデシリデン
ビスフェノール、0.09fのフェノール、および0.
28 mlのトリエチルアミンを加えた。35%の水性
苛性溶液を添加してpHを約11に保ちつつ、このpH
で5.1fのインフタロイルジクロライドを15分間で
加えた。イソフタロイルジクロライドの添加を停止した
後、35%水性苛性溶液を導入して、Hを約11に保ち
つつ15分間8.9fのホスゲンを導入した。重合体混
合物をメチレンクロライドで稀釈し、ブライン相を分離
した。形成された重合体含有相をHCIで洗い、次いで
水洗し、重合体をメタノール沈澱によって回収した。形
成されたコポリエステル−カーボネート重合体は25℃
でメチジ(57) フクロライド中で0.472dt/fの固有粘度および
240.0℃のTyを有していた。
水、35.2 f(D4 、4’−シクロドデシリデン
ビスフェノール、0.09fのフェノール、および0.
28 mlのトリエチルアミンを加えた。35%の水性
苛性溶液を添加してpHを約11に保ちつつ、このpH
で5.1fのインフタロイルジクロライドを15分間で
加えた。イソフタロイルジクロライドの添加を停止した
後、35%水性苛性溶液を導入して、Hを約11に保ち
つつ15分間8.9fのホスゲンを導入した。重合体混
合物をメチレンクロライドで稀釈し、ブライン相を分離
した。形成された重合体含有相をHCIで洗い、次いで
水洗し、重合体をメタノール沈澱によって回収した。形
成されたコポリエステル−カーボネート重合体は25℃
でメチジ(57) フクロライド中で0.472dt/fの固有粘度および
240.0℃のTyを有していた。
下記実施例は本発明の範囲外の従来技術のコポリエステ
ル−カーボネート樹脂の製造を示す。
ル−カーボネート樹脂の製造を示す。
この実施例は比較のためにのみ示す。
実施例 7(比較例)
反応容器+1400−のメチレンクロライド、300m
/の水、34.2F(7)ビス7x/−ルー A。
/の水、34.2F(7)ビス7x/−ルー A。
0.35rのフェノールおよび0.42 mlのトリエ
チルアミンを加えた。35%水性苛性溶液の添加によっ
てpHを約11に保ちつつ1o−のメチレンクロライド
中に溶解した7、62のインフタロイルジクロライドを
15分間で加えた。インフタロイルジクロライドの添加
終了後、35%水性苛性溶液の添加によってpHを約1
1に制御しつつ15分間で6fのホスゲンを導入した。
チルアミンを加えた。35%水性苛性溶液の添加によっ
てpHを約11に保ちつつ1o−のメチレンクロライド
中に溶解した7、62のインフタロイルジクロライドを
15分間で加えた。インフタロイルジクロライドの添加
終了後、35%水性苛性溶液の添加によってpHを約1
1に制御しつつ15分間で6fのホスゲンを導入した。
重合体混合物をメチレンクロライドで稀釈し、ブライン
相を分離した。形成された重合体含有相をMCIで洗い
、次いで水洗し、重合体をメタノール沈澱によって回収
した。形成されたコボ(58) リエステルーカーボネートは0.530de/Pの固有
粘度および182.2℃のT2を有していることが判っ
た。
相を分離した。形成された重合体含有相をMCIで洗い
、次いで水洗し、重合体をメタノール沈澱によって回収
した。形成されたコボ(58) リエステルーカーボネートは0.530de/Pの固有
粘度および182.2℃のT2を有していることが判っ
た。
実施例6および7のデータを比較すると、本発明のコポ
リエステル−カーボネート樹脂(実施例6)か従来技術
のコポリエステル−カーボネート樹脂(実施例7)の′
[′1よりも非常に高いTyを有することが容易に判る
。
リエステル−カーボネート樹脂(実施例6)か従来技術
のコポリエステル−カーボネート樹脂(実施例7)の′
[′1よりも非常に高いTyを有することが容易に判る
。
更に実施例6の本発明のコポリエステル−カーボネート
樹脂の240.0℃のTyは、ホスゲン、イソフタロイ
ルジクロライドおよびシクロへキシリデンビスフェノー
ルから誘導された従来技術のコポリエステル−カーボネ
ート樹脂が有していた199℃のT1よりも非常に高い
。
樹脂の240.0℃のTyは、ホスゲン、イソフタロイ
ルジクロライドおよびシクロへキシリデンビスフェノー
ルから誘導された従来技術のコポリエステル−カーボネ
ート樹脂が有していた199℃のT1よりも非常に高い
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、 (11体)カーボネー トプリカーサー;およ
び(bl一般式 (式中Rはそれぞれ独立にハロゲン基、1価炭化水素基
および1価炭化水素オキシ基から選択し、R1はそれぞ
れ独立に1価炭化水素基から選択し、Xは8〜16個の
環炭素原子を含有するシクロアルキリデン基を表わし、
nはそれぞれ独立に0〜4の値を有する整数から選択し
、mは0からX上に存在する置換しうる水素原子の数ま
での値を有する整数を表わす)によって表わされる2価
フェノールの少なくとも1種 からなる改良された耐熱性を示す熱可塑性重合(2) 体組成物。 2、R1によって表わされる1価炭化水素基がアルキル
基、アリール基、アルカリール基、アラルキル基および
シクロアルキル基から選択される特許請求の範囲第1項
記載の組成物。 3.1価炭化水素基がアルキル基から選択される特許請
求の範囲第2項記載の組成物。 4、 アルキル基が1〜約8個の炭素原子を含有する特
許請求の範囲第3項記載の組成物。 5、 mが0である特許請求の範囲第2項記載の組成
物。 6.2価フェノールが4,4′−ビスフェノールである
特許請求の範囲第2項記載の組成物。 7、Hによって表わされる1価炭化水素基がアルキル基
、アリール基、アラルキル基、アルカリール基およびシ
クロアルキル基から選択される特許請求の範囲第2項記
載の組成物。 8、 Hによって表わされるハロゲン基が塩素および
臭素から選択される特許請求の範囲第2項記載の組成物
。 (3) 9. Hによって表わされる1価炭化水素基がアルコ
キシ基およびアリーロキシ基から選択される特許請求の
範囲第2項記載の組成物。 10、 カーボネートプリカーサ−がホスゲンである
特許請求の範囲第2項記載の組成物。 11、 8’によって衣わされる1価炭化水素基かアル
キル基から選択される特許請求の範囲第10項記載の組
成物。 12、Rがそれぞれ独立にアルキル基から選択される特
許請求の範囲第11項記載の組成物。 13、 Iffか0である特許請求の範囲第12項記
載の組成物。 14、nがOである特許請求の範囲第13項記載の組成
物。 15、Xがシクロドデシリデン基である特許請求の範囲
第14項記載の組成物。 16.2価フェノールが4.4′−シクロドデシリデン
ビスフェノールである特許請求の範囲jlW15項記載
の組成物。 17、熱可塑性重合体(ilが(−1: (bl :お
よび(司一般式 (式中R2はそれぞれ独立にハロゲン基、1価炭化水素
基、および1価炭化水素オキシ基から選択し、Aかアル
キレン基、アルキリデン1 す、aはそれぞれ独立に0〜4の値を有する整数から選
択する)によって表わされる2価フェノールの少なくと
も1種 から誘導される特許請求の範囲第2項記載の組成物。 18 耐熱性を与えるのに有効な量の(blの2価フ
ェノールを含有する特許請求の範囲第17項記載の組成
物。 (5) 19、量が、存在する(blおよび(C1の2価フェノ
ールの量を基にして約5〜約90重量%である特許請求
の範囲第18項記載の組成物。 20、量が約10〜約80重量%である特許請求の範囲
第18項記載の組成物。 21、bか1である特許請求の範囲第19項記載の組成
物。 22、Aかアルキレン基およびアルキリデン基から選択
される特許請求の範囲第21項記載の組成物。 23、 R”によって表わされるハロゲン基が塩素お
よび臭素から選択される特許請求の範囲第22項記載の
組成物。 24.1価炭化水素オキシ基がアルコキシ基およびアリ
ーロキシ基から選択される特許請求の範囲第22JJ4
記載の組成物。 5、R2によって表わされる1価炭化水素基がアルキル
基、アリール基、アルカリール基、アラルキル基および
シクロアルキル基から選択される特許請求の範囲第22
項記載の組成物。 (6) 26R2によって表わされる1価炭化水素基がアルキル
基から選択される特許請求の範囲第25項記載の組成物
。 27、 R2かそれぞれ独立に1価炭化水素基から選
択される特許請求の範囲第22項記載の組成物。 281価炭化水素基がアルキル基、アリール基、アラル
キル基、アルカリール基およびシクロアルキル基から選
択される特許請求の範囲第27項記載の組成物。 湘、 1価炭化水素基がアルキル基である特許請求の範
囲第28項記載の組成物。 30、 R’がアルキル基から選択される特許請求の
範囲第29項記載の組成物。 31、Rがそれぞれ独立に1価炭化水素基から選択され
る特許請求の範囲第30項記載の組成物。 32.1価炭化水素基がアルキル基、アリール基、アラ
ルキル基、アルカリール基、およびシクロアルキル基か
ら選択される特許請求の範囲第31項記載の組成物。 331価炭化水素基がアルキル基から選択され(7) る特許請求の範囲第32項記載の組成物。 34、 fblの2価フェノールが4,4′−ビスフ
ェノールである特許請求の範囲第33項記載の組成物。 35、mが0である特許請求の範囲第34項記載の組成
物。 36、nが0である特許請求の範囲第35項記載の組成
物。 37、xがシクロドデシリデン基である特許請求の範囲
第36項記載の組成物。 38、 (01の2価フェノールが4,4′−ビスフ
ェノールである特許請求の範囲第37項記載の組成物。 39、aが0である特許請求の範囲第38項記載の組成
物。 40、 2価フェノールがビスフェノール−Aである特
許請求の範囲第39項記載の組成物。 41、更に(diカーボネートプリカーサ−;および(
式中R2はそれぞれ独立にハロゲン基、1価炭化水素基
、および1価炭化水素オキシ基から選択し、Aはアルキ
レン基、アルキリデン1 す、aはそれぞれ独立にO〜4の値を有する整数から選
択する)によって表わされる2価フェノールの少なくと
も1種 から誘導される熱可塑性重合体の少なくとも1種を含有
する特許請求の範囲第2項記載の組成物。 42、組成物の耐熱性を改良するのに有効な量の重合体
(1)を含有する特許請求の範囲第41項記(10) 載の組成物。 43、量が、存在する重合体+i1および(1:)の全
量を基にして約5〜約90重量%の範囲である特許請求
の範囲第42項記載の組成物。 羽、(1)の重合体か、(al : (bl :および
(f)2官能性カルボン酸またはその反応性誘導体の少
なくとも1種から誘導体である特許請求の範囲第2項記
載の組成物。 45、 R’によって表わされる1価炭化水素基がア
ルキル基から選択される特許請求の範囲第44項記載の
組成物。 46、アルキル基が1〜約8個の炭素原子を含有する特
許請求の範囲第45項記載の組成物。 47、 2価フェノールが4.4′−ビスフェノールで
ある特許請求の範囲第46項記載の組成物。 48、Hによって表わされるハロゲン基か塩素および臭
素から選択される特許請求の範囲第47項記載の組成物
。 49.1価炭化水素オキシ基がアルコキシ基およびアリ
ーロキシ基から選択される特許請求の範囲第47項記載
の組成物。 5Q、 Hによって表わされる1価炭化水素基がアル
キル基、アリール基、アルカリール基、アラルキル基お
よびシクロアルキル基から選択される特許請求の範囲第
47項記載の組成物。 51.1fiITi炭化水素基がアルキル基から選択さ
れる特許請求の範囲第50項記載の組成物。 52、mがOである特許請求の範囲第51項記載の組成
物。 53、nが0である特許請求の範囲第52項記載の組成
物。 54、xがシクロドデシリデン基である特許請求の範囲
第53項記載の組成物。 55、 カーボネートプリカーサ−がホスゲンである
特許請求の範囲第54項記載の組成物。 56.2官能性カルボン酸がイソフタル酸、テレフタル
酸、およびそれらの混合物から選択される特許請求の範
囲第55項記載の組成物。 57.2官能性カルボン酸の反応性誘導体がインフタロ
イルジクロライド、テレフタ口イルジク(11) ロライドおよびそれらの混合物から選択される特許請求
の範囲第55項記載の組成物。 58、 (11の重合体が(al ; (bl :
(fl :および(gl一般式 (式中R2はそれぞれ独立にハロゲン基、1価炭化水素
基および1価炭化水素オキシ基から選択し、Aはアルキ
レン基、アルキリデン基、I aはそれぞれ独立に0〜4の値を有する整数から選択す
る)で表わされる2価フェノールの少なくとも1種 から誘導される特許請求の範囲第44項記載の組成物。 59、耐熱性を改良するのに有効な量の(blの2価フ
ェノールを含有する特許請求の範囲第58項記載の組成
物。 60、 ftが使用する2価フェノール(blおよび
(glの量を基にして約5〜約90重量%である特許請
求の範囲第59項記載の組成物。 61、 R’によって表わされる1価炭化水素基がア
ルキル八から選択される特許請求の範囲第60項記載の
組成物。 62、mか0である特許請求の範囲第60項記載の組成
物。 63、 Aかアルキレン基およびアルキリデン基から
選択される特許請求の範囲第60項記載の組成物。 64、 bが1である特許請求の範囲第63項記載の
組成物。 65、 カーボネートプリカーサ−がホスゲンである
特許請求の範囲第64項記載の組成物。 66.2官能性カルボン酸がイソフタル酸、テレフタル
酸およびそれらの混合物から選択される( 13 ) 特許請求の範囲第65項記載の組成物。 67.2官能性カルボン酸の反応性誘導体がイソフタロ
イルジクロライド、テレフタロイルジクロライドおよび
それらの混合物から選択される特許請求の範囲第65項
記載の組成物。 68、 更に(i++)(hlカーボネートプリカー
サ−;(1)2官能性カルボン酸またはそれらの反応性
誘導体の少なくとも1種;および (jl一般式 (式中R2はそれぞれ独立にノーロゲン原子、1価炭化
水素基および1価炭化水素オキシ基から選択し、Aはア
ルキレン基、アルキリデン1 1 および−〇−から選択し、bは0または1であ(14) す、aはそれぞれ独立にO〜4の値を有する整数から選
択する)によって表わされる2価フェノールの少なくと
も1種 から誘導される熱可塑性重合体の少なくとも1種を含有
する特許請求の範囲第44項記載の組成物。 69 組成物がその耐熱性を改良するのに有効な量の
重合体(1)を含有する特許請求の範囲第68項記載の
組成物。 70量が組成物中に存在する重合体(ilおよび(ti
+ )の量を基にして約5〜約90重量%である特許請
求の範囲第69項記載の組成物。 71、 Aかアルキレン基およびアルキリデン基から
選択される特許請求の範囲第70項記載の組成物。 72、 bが1である特許請求の範囲第71項記載の
組成物。 73、 2価フェノール(j)がビスフェノール−Aで
ある特許請求の範囲第72項記載の組成物。 74、 (alおよび(hlのカーボネートプリカー
サ−が(15) ホスゲンである特許請求の範囲第73項記載の組成物。 75、 (flおよび(1)の2′官性カルボン酸が
イソフタルk、テレフタル酸およびそれらの混合物から
選択される特許請求の範囲第74項記載の組成物。 76、 (flおよび(月の2官能性カルボン酸の反
応性誘導体がインフタロイルジクロライド、テレフタロ
イルジクロライドおよびそれらの混合物から選択される
特許請求の範囲第74項記載の組成物。 77、 一般式 7
−(式中Rはそれぞれ独立にハロゲン基、1価炭化水素
基および1価炭化水素オキシ基から選択し、R1はそれ
ぞれ独立に1価炭化水素基から選択し、Xは8〜約16
個の環炭素原子を含有するシクロアルキリデン基を表わ
し、nは0〜4の値を有する整数からそれぞれ独立に選
択し、mは0からX上に存在する置換しつる水素原子の
数までの値を有する整数を表わす)で表わされる2価フ
ェノール。 78R1によって衣わされる1価炭化水素基がアルキル
基、アリール基、アラルキル基、アルカリール基、およ
びシクロアルキル基から選択される特許請求の範囲第7
7項記載の2価フェノール。 791価炭化水素がアルキル基から選択される、 特許
請求の範囲第78項記載の2価フェノール。 80、アルキル基か1〜約8個の炭素原子を含有する特
許請求の範囲第79項記載の2価フェノール。 81、Rによって衣わされるハロゲン基が塩素および臭
素から選択される特許請求の範囲第79項記載の2価フ
ェノール。 82.1価炭化水素オキシ基がアルコキシ基およびアリ
ーロキシ基から選択される特許請求の範囲第79項記載
の2価フェノール。 (17) 83、 Hによって表わされる1価炭化水素基がアル
キル基、アリール基、アラルキル基およびシクロアルキ
ル基から選択される特許請求の範囲第79項記載の2価
フェノール。 84.1価炭化水素基かアルギル基から選択される特許
請求の範囲第83項記載の2価フェノール。 85、 2価フェノールが4,4′−ビスフェノールで
ある特許請求の範囲第79項記載の2価フェノール。 86、mか0である特許請求の範囲第85項記載の2価
フェノール。 87、nが0である特許請求の範囲第86項記載の2価
フェノール。 88、xがシクロドデシリデン基を表わす特許請求の範
囲第87項記載の2価フェノール。 89、xがシクロオクチリデン基を表わす特許請求の範
囲第85項記載の2価フェノール。 90.2価フェノールが4.4′−シクロオクチリデン
基ス(2,6−シメチルフエノール)であ(18) る特許請求の範囲第89項記載の2価フェノール。 91、 2価フェノールが4,4′−シクロドデシリデ
ンビスフェノールである特許請求の範囲第88項記載の
2価フェノール。
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US45310582A | 1982-12-17 | 1982-12-17 | |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008063501A (ja) * | 2006-09-08 | 2008-03-21 | Mitsubishi Gas Chem Co Inc | 耐熱性印刷インキ用バインダー樹脂及び耐熱性印刷インキ |
JP2010248164A (ja) * | 2009-03-25 | 2010-11-04 | Taoka Chem Co Ltd | 環状炭化水素誘導体の製造方法 |
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DE3926719A1 (de) * | 1988-12-23 | 1990-07-05 | Bayer Ag | Polycarbonate aus alkylcyclohexylidenbisphenolen |
DE3926768A1 (de) * | 1989-08-12 | 1991-02-14 | Bayer Ag | Verwendung von polycarbonaten aus n-alkyl-substituierten cyclohexylidenbisphenolen |
DE3941014A1 (de) * | 1989-12-12 | 1991-06-13 | Bayer Ag | Zweistufen-verfahren zur herstellung von polycarbonaten auf basis von speziellen dihydroxydiphenylalkanen |
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US9328193B2 (en) * | 2012-02-24 | 2016-05-03 | Dow Global Technologies Llc | Preparation and use of cyclododecatriene trialdehyde and related compounds |
JP6148260B2 (ja) * | 2012-02-24 | 2017-06-14 | ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー | シクロドデカンポリフェノールのエポキシ樹脂の調製法および使用法 |
-
1983
- 1983-12-14 JP JP23716583A patent/JPS59166528A/ja active Pending
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- 1983-12-27 NL NL8304450A patent/NL8304450A/nl not_active Application Discontinuation
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008063501A (ja) * | 2006-09-08 | 2008-03-21 | Mitsubishi Gas Chem Co Inc | 耐熱性印刷インキ用バインダー樹脂及び耐熱性印刷インキ |
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NL8304450A (nl) | 1984-07-16 |
DE3345945A1 (de) | 1984-06-28 |
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