JPS59160065A - デイ−ゼルエンジンの燃料加熱装置 - Google Patents
デイ−ゼルエンジンの燃料加熱装置Info
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- JPS59160065A JPS59160065A JP58033384A JP3338483A JPS59160065A JP S59160065 A JPS59160065 A JP S59160065A JP 58033384 A JP58033384 A JP 58033384A JP 3338483 A JP3338483 A JP 3338483A JP S59160065 A JPS59160065 A JP S59160065A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M31/00—Apparatus for thermally treating combustion-air, fuel, or fuel-air mixture
- F02M31/02—Apparatus for thermally treating combustion-air, fuel, or fuel-air mixture for heating
- F02M31/16—Other apparatus for heating fuel
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B3/00—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
- F02B3/06—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Resistance Heating (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はディーゼルエンジンの燃料加熱装置、特に低温
時において燃料を予備加熱する装置に関するものであ。
時において燃料を予備加熱する装置に関するものであ。
背景技術
ディーゼルエンジンにおいては燃料として軽油が使用さ
れているが、軽油は低温時にワックス化するという性質
を有し、例えば、JIS2号軽油は一10℃程度でワッ
クス化する。このため、低温時に、ワックス化した軽油
が燃料フィルタに付着して燃料フィルタに目づまりを生
じさせ、軽油がエンジン本体に供給されなくなるという
問題があった。
れているが、軽油は低温時にワックス化するという性質
を有し、例えば、JIS2号軽油は一10℃程度でワッ
クス化する。このため、低温時に、ワックス化した軽油
が燃料フィルタに付着して燃料フィルタに目づまりを生
じさせ、軽油がエンジン本体に供給されなくなるという
問題があった。
そこで、従来、燃料フィルタにPTC加熱素子を設置し
、あるいは燃料フィルタ(こ燃料を供給する燃料管にニ
クロム線を巻回した燃料加熱装置が提案されており、こ
の種の燃料加熱装置においては、温度検出器としてバイ
メタルが使用され、燃料の温度が所定温度以下である場
合に、バイメタルの作用により燃料を加熱することがで
きる。なお、温度検出器による検出対象は、PTC加熱
素子を有する燃料フィルタの温度に限らず、燃料フィル
タのフィルタエレメント付近の燃料温度、冷却水温度、
あるいは大気温度等によっても可能である。また、従来
装置においては、加熱装置を作動させるために、マニア
ルスイッチが設けられており、該マニアルスイッチは運
転者の判断により所定時間だけオン作動され、これによ
り加熱装置がオン状態となり、あるいは、周知のタイマ
が使用され、タイマで設定された時間だけ加熱装置がオ
ン状態となる。
、あるいは燃料フィルタ(こ燃料を供給する燃料管にニ
クロム線を巻回した燃料加熱装置が提案されており、こ
の種の燃料加熱装置においては、温度検出器としてバイ
メタルが使用され、燃料の温度が所定温度以下である場
合に、バイメタルの作用により燃料を加熱することがで
きる。なお、温度検出器による検出対象は、PTC加熱
素子を有する燃料フィルタの温度に限らず、燃料フィル
タのフィルタエレメント付近の燃料温度、冷却水温度、
あるいは大気温度等によっても可能である。また、従来
装置においては、加熱装置を作動させるために、マニア
ルスイッチが設けられており、該マニアルスイッチは運
転者の判断により所定時間だけオン作動され、これによ
り加熱装置がオン状態となり、あるいは、周知のタイマ
が使用され、タイマで設定された時間だけ加熱装置がオ
ン状態となる。
以上のように、従来装置によれば、燃料の温度が所定温
度以下である場合に、燃料を加熱し、これにより、燃料
を加熱し、そのワックス化を防止づ−ることができる。
度以下である場合に、燃料を加熱し、これにより、燃料
を加熱し、そのワックス化を防止づ−ることができる。
しかしながら、このような従来装置においては、次のよ
うな問題があった。すなわち、従来装置においては、上
述したように、加熱素子のオン・オフ作動をバイメタル
による温度検知のみにより行っているため、バイメタル
の不良時に燃料の過加熱が生じるという危険があり、更
に、燃料の種類により燃料のワックス化する温度が異な
るにもかかわらず、バイメタルの作動温度が固定されて
いるため、燃料の過加熱あるいは加熱不足が生じるとい
う問題がめった。
うな問題があった。すなわち、従来装置においては、上
述したように、加熱素子のオン・オフ作動をバイメタル
による温度検知のみにより行っているため、バイメタル
の不良時に燃料の過加熱が生じるという危険があり、更
に、燃料の種類により燃料のワックス化する温度が異な
るにもかかわらず、バイメタルの作動温度が固定されて
いるため、燃料の過加熱あるいは加熱不足が生じるとい
う問題がめった。
発明の目的
本発明は前記従来の課題に鑑み為されたものであり、そ
の目的は、温度センサ及び圧力センサにより燃料の状態
を正確に検出し、燃料を適切に加熱することができるデ
ィーゼルエンジンの燃料加熱装置を提供することにある
。
の目的は、温度センサ及び圧力センサにより燃料の状態
を正確に検出し、燃料を適切に加熱することができるデ
ィーゼルエンジンの燃料加熱装置を提供することにある
。
及1!」すA
前記目的を達成するために、本発明は、ディーゼルエン
ジンと、該ディーゼルエンジンに供給される燃料を貯え
る燃料タンクと、ディーゼルエンジンと燃料タンクどの
間に設けられ燃料から不純物をろ過除去する燃料フィル
タと、燃料タンクと燃料フィルタとの間に設けられた燃
料タンクからの燃料を加熱する燃料加熱器と、を含み、
燃料の温度を検出する温度センサと、燃料の圧力を検出
することにより燃料フィルタの目づまりを検知するセン
サと、該温度センサからの温度信号及び圧力センサから
の圧力信号に基づき前記燃料加熱器を制御する制御回路
と、を有し、温度信号及び圧力信号に基づいて、燃料の
加熱が行なわれることを特徴とする 。
ジンと、該ディーゼルエンジンに供給される燃料を貯え
る燃料タンクと、ディーゼルエンジンと燃料タンクどの
間に設けられ燃料から不純物をろ過除去する燃料フィル
タと、燃料タンクと燃料フィルタとの間に設けられた燃
料タンクからの燃料を加熱する燃料加熱器と、を含み、
燃料の温度を検出する温度センサと、燃料の圧力を検出
することにより燃料フィルタの目づまりを検知するセン
サと、該温度センサからの温度信号及び圧力センサから
の圧力信号に基づき前記燃料加熱器を制御する制御回路
と、を有し、温度信号及び圧力信号に基づいて、燃料の
加熱が行なわれることを特徴とする 。
実施例
以下、図面に基づいて本発明の好適な実施例を説明する
。
。
第1図には、本発明の実施例によるディーゼルエンジン
の燃料加熱装置が示されている。
の燃料加熱装置が示されている。
第1図においで、ディーゼルエンジン10に供給される
燃料を貯えるために燃料タンク12が設けられており、
燃料タンク12からの燃料は、燃料管14を通ってディ
ーゼルエンジン10に供給され、また、ディーゼルエン
ジン10における余剰燃料は、燃料管16を通って燃料
タンク12に戻される。ディーゼルエンジン10と燃料
タンク12との間には、フユーエルセジメンタを内蔵し
たフユーエルセジメンタ付燃料フィルタ18が設けられ
、該燃料フィルタ18により、燃料中の水を分離し更に
燃料から不純物をろ過除去することができる。更に、燃
料タンク12と燃料フィルタ18との間には、燃料加熱
器20が設けられ、該燃料加熱器20により、燃料タン
ク12からの燃料を加熱し、これにより、燃料のワック
ス化を防止することができる。
燃料を貯えるために燃料タンク12が設けられており、
燃料タンク12からの燃料は、燃料管14を通ってディ
ーゼルエンジン10に供給され、また、ディーゼルエン
ジン10における余剰燃料は、燃料管16を通って燃料
タンク12に戻される。ディーゼルエンジン10と燃料
タンク12との間には、フユーエルセジメンタを内蔵し
たフユーエルセジメンタ付燃料フィルタ18が設けられ
、該燃料フィルタ18により、燃料中の水を分離し更に
燃料から不純物をろ過除去することができる。更に、燃
料タンク12と燃料フィルタ18との間には、燃料加熱
器20が設けられ、該燃料加熱器20により、燃料タン
ク12からの燃料を加熱し、これにより、燃料のワック
ス化を防止することができる。
本発明において特徴的なことは、燃料の温度を検出する
温度センサと、燃料の圧力を検出することにより燃料フ
ィルタの目づまりを検知する圧力センサと、を段け、該
温度センサがらの温度信号及び圧力センサがらの圧力信
号に基づいて燃料の状態を正確に検出し、燃料の加熱を
行っていることである。そして、実施例においては、燃
料フィルタ18と燃料加熱器20との間には、温度セン
サ22が設【プられ、また、ディーゼルエンジン1oと
燃料フィルタ18との間には、燃料フィルタ18の目づ
まり時に燃料フィルタ18からの燃料の圧力が所定圧ツ
ク以下になることを利用して燃料フィルタ18の目づま
りを検知する圧カセンサ24が設【プられ、温度センサ
22及び圧力センサ24は制御回路26に接続され、該
制御回路26は、温度センサ22からの温度信号100
及び圧力センサ24からの圧力信号102に基づいて前
記燃料加熱器20を制御する。
温度センサと、燃料の圧力を検出することにより燃料フ
ィルタの目づまりを検知する圧力センサと、を段け、該
温度センサがらの温度信号及び圧力センサがらの圧力信
号に基づいて燃料の状態を正確に検出し、燃料の加熱を
行っていることである。そして、実施例においては、燃
料フィルタ18と燃料加熱器20との間には、温度セン
サ22が設【プられ、また、ディーゼルエンジン1oと
燃料フィルタ18との間には、燃料フィルタ18の目づ
まり時に燃料フィルタ18からの燃料の圧力が所定圧ツ
ク以下になることを利用して燃料フィルタ18の目づま
りを検知する圧カセンサ24が設【プられ、温度センサ
22及び圧力センサ24は制御回路26に接続され、該
制御回路26は、温度センサ22からの温度信号100
及び圧力センサ24からの圧力信号102に基づいて前
記燃料加熱器20を制御する。
前記燃料加熱器20に電流を供給して燃料の加熱を行わ
せるために、電源28が設【プられ、燃料加熱器20へ
の電流供給をオン・オフ制御するために、電#A28に
はリレー30が接続されている。
せるために、電源28が設【プられ、燃料加熱器20へ
の電流供給をオン・オフ制御するために、電#A28に
はリレー30が接続されている。
該リレー30は、制御回路26により制御されており、
制御回路26にはキースイッチ32が接続され、キース
イッチ32のオン作動により、リレー30は作動可能状
態となる。従って、キースイッチ32をオン作動し、エ
ンジンを始vJさぼだ後に、リレー30が作動可能状態
となり、エンジン始動後から燃料の加熱を行うことが可
能となる。
制御回路26にはキースイッチ32が接続され、キース
イッチ32のオン作動により、リレー30は作動可能状
態となる。従って、キースイッチ32をオン作動し、エ
ンジンを始vJさぼだ後に、リレー30が作動可能状態
となり、エンジン始動後から燃料の加熱を行うことが可
能となる。
なお、リレー30と並列にマニアルスイッチ34が接続
され、制御回路26の故障時あるいは運転者の判断によ
り燃料の加熱を行いたい場合に、該マニアルスイッチ3
4の操作により、燃料の加熱を行うことが可能となる。
され、制御回路26の故障時あるいは運転者の判断によ
り燃料の加熱を行いたい場合に、該マニアルスイッチ3
4の操作により、燃料の加熱を行うことが可能となる。
また、前記制御回路26にはインターフェース36が接
続され、エンジン回転数、エンジンの水温、走行状態を
検知する入力等の信号はインターフェース36を介して
制御回路26に供給される。
続され、エンジン回転数、エンジンの水温、走行状態を
検知する入力等の信号はインターフェース36を介して
制御回路26に供給される。
本発明の好適な実施例は以上の描成からなり、以下その
作用を説明する。
作用を説明する。
低温時例えば、燃料温度がO′c以下の低温時に、キー
スイッチ32をオン作動させてエンジン10を始動し、
アイドル回転が安定した 1〜3分後あるいは走行開始
時に、温度センサ22は、燃料の温度を検出して温度信
号100を制御回路26に供給する。なお、走行判別は
ギア2フ1〜位置で検知されている。その後、制御回路
26・により、燃料加熱器20に電流が供給されて燃料
の加熱が行われ、アイドル回転時には、所定時間だ()
燃料の加熱が行われ、また、走行状態になった場合には
、圧力センサ24は、燃料フィルタ18からの燃料圧力
を検出することにより燃料フィルタ18の目づまりを検
知し、圧力信号102を制御回路26に供給し、温度セ
ンサ22は温度信号100を制御回路26に供給し、該
制御回路26は、燃料加熱器20を制御して燃料の適切
な加熱を行い、燃料のワックス化を防止して燃料フィル
タ18の目づまりを防止する。そして、例えば、エンジ
ンの水温が暖機温度60℃程度以上の適温である場合に
は、再始動後、燃料温度が一見大気温度であっても、燃
料温度が所定温度以上であればタイマの作用に係わらず
燃料の加熱を停止し、燃料フィルタ度以下とならない限
り燃料の加熱は行われない。
スイッチ32をオン作動させてエンジン10を始動し、
アイドル回転が安定した 1〜3分後あるいは走行開始
時に、温度センサ22は、燃料の温度を検出して温度信
号100を制御回路26に供給する。なお、走行判別は
ギア2フ1〜位置で検知されている。その後、制御回路
26・により、燃料加熱器20に電流が供給されて燃料
の加熱が行われ、アイドル回転時には、所定時間だ()
燃料の加熱が行われ、また、走行状態になった場合には
、圧力センサ24は、燃料フィルタ18からの燃料圧力
を検出することにより燃料フィルタ18の目づまりを検
知し、圧力信号102を制御回路26に供給し、温度セ
ンサ22は温度信号100を制御回路26に供給し、該
制御回路26は、燃料加熱器20を制御して燃料の適切
な加熱を行い、燃料のワックス化を防止して燃料フィル
タ18の目づまりを防止する。そして、例えば、エンジ
ンの水温が暖機温度60℃程度以上の適温である場合に
は、再始動後、燃料温度が一見大気温度であっても、燃
料温度が所定温度以上であればタイマの作用に係わらず
燃料の加熱を停止し、燃料フィルタ度以下とならない限
り燃料の加熱は行われない。
従って、燃料の温度が所定温度以上である場合には、燃
料フィルタ18からの燃料の圧力が所定圧力以下となら
ない限り、燃料の加熱が行われないので、燃料の無駄な
加熱を防止ターることができる。
料フィルタ18からの燃料の圧力が所定圧力以下となら
ない限り、燃料の加熱が行われないので、燃料の無駄な
加熱を防止ターることができる。
以上のように、本発明の実施例によれば、温度センサか
らの温度信号及び圧力センサからの圧力信号により燃料
の状態を正確に検出し、これにより、燃料を適切に加熱
することができる。従って、温度センサのみで燃料の状
態を検出する場合と比較して、燃料の状態を正確に検出
づることができ、過加熱あるいは加熱不足を防止するこ
とができる。
らの温度信号及び圧力センサからの圧力信号により燃料
の状態を正確に検出し、これにより、燃料を適切に加熱
することができる。従って、温度センサのみで燃料の状
態を検出する場合と比較して、燃料の状態を正確に検出
づることができ、過加熱あるいは加熱不足を防止するこ
とができる。
また、実施例の圧力検出方式において、オン・オフ時の
ヒステリシスを例えば50〜2oommHG程度に設定
することが好適であり、これにより、外気が非常に低温
となった場合に燃料の加熱を少し長く行うことができ、
これは特に寒冷時に有効である。
ヒステリシスを例えば50〜2oommHG程度に設定
することが好適であり、これにより、外気が非常に低温
となった場合に燃料の加熱を少し長く行うことができ、
これは特に寒冷時に有効である。
更に、マニアルスイッチにより燃料の加熱を行が燃料フ
ィルタの目づまりに気ずかず、これは特に寒冷時に有効
である。
ィルタの目づまりに気ずかず、これは特に寒冷時に有効
である。
更に、マニアルスイッチにより燃料の加熱を行う装置に
おいてはエンジンの始動後に、運転者が燃料フィルタの
目づまりに気ずかず、このため、エンジンが停止すると
いう欠点があるが、実施例においては、エンジンの始動
後に、燃料の調度を温度センサにより検出し、燃料の加
熱を行うので、燃料のワックス化を防止して燃料フィル
タの目づまりを防止することができる。従って、エンジ
ンの始動後に、燃料フィルタの目づまりが生じることが
ないので、車両を安全に走行することができる。なc1
5 、実施例においては、エンジン始動時に燃料湿度を
検出したが、燃料湿度に代替可能な本装置の温度、燃料
フィルタの温度あるいはエンジン水温を検出しても実施
可能である。
おいてはエンジンの始動後に、運転者が燃料フィルタの
目づまりに気ずかず、このため、エンジンが停止すると
いう欠点があるが、実施例においては、エンジンの始動
後に、燃料の調度を温度センサにより検出し、燃料の加
熱を行うので、燃料のワックス化を防止して燃料フィル
タの目づまりを防止することができる。従って、エンジ
ンの始動後に、燃料フィルタの目づまりが生じることが
ないので、車両を安全に走行することができる。なc1
5 、実施例においては、エンジン始動時に燃料湿度を
検出したが、燃料湿度に代替可能な本装置の温度、燃料
フィルタの温度あるいはエンジン水温を検出しても実施
可能である。
次に、第2図には、実M例による燃料加熱器の断面が示
され、第3図には、第2図の断面が示されており、実施
例の燃料加熱器によれば、加熱効率を向上させることが
できる。
され、第3図には、第2図の断面が示されており、実施
例の燃料加熱器によれば、加熱効率を向上させることが
できる。
燃料加熱器20は、その一端に燃料タンク12からの燃
料を導くインレットパイプ38を有し、その他端に加熱
された燃料を燃料フィルタ18に供給するアウトレット
パイプ40を有しており、燃料タンク12からの燃料は
、矢印Aで示されるように、インレットパイプ38を通
って燃料加熱器2oに供給され、該燃料加熱器20で所
定の加熱作用を受けた後、矢印Bで示されるようにアウ
トレットパイプ40を通って燃料フィルタ18に供給さ
れる。燃料加熱器20は、周囲にPTC加熱索子42−
1〜42−4を有しPTC加熱累子42−1〜42−4
からの熱を燃料に伝達する加熱枠体44と、該加熱枠体
44の内側に所定間隙を持って配置され燃料を加熱枠体
の加熱面に沿って導くガイド枠体46、を含み、この加
熱枠体44とガイド枠体46との間に加熱室48が形成
され、該加熱室48内で燃料の加熱が行われることとな
る。そして、加熱枠体−44は、はぼ四角柱状であり、
その4個の側面に4個の平板状のP丁G加熱素子42−
1〜42−4が密着されて35す、また、燃料の加熱効
率を向上させるために、加熱枠体44は熱伝導性の良い
材質で形成されている。
料を導くインレットパイプ38を有し、その他端に加熱
された燃料を燃料フィルタ18に供給するアウトレット
パイプ40を有しており、燃料タンク12からの燃料は
、矢印Aで示されるように、インレットパイプ38を通
って燃料加熱器2oに供給され、該燃料加熱器20で所
定の加熱作用を受けた後、矢印Bで示されるようにアウ
トレットパイプ40を通って燃料フィルタ18に供給さ
れる。燃料加熱器20は、周囲にPTC加熱索子42−
1〜42−4を有しPTC加熱累子42−1〜42−4
からの熱を燃料に伝達する加熱枠体44と、該加熱枠体
44の内側に所定間隙を持って配置され燃料を加熱枠体
の加熱面に沿って導くガイド枠体46、を含み、この加
熱枠体44とガイド枠体46との間に加熱室48が形成
され、該加熱室48内で燃料の加熱が行われることとな
る。そして、加熱枠体−44は、はぼ四角柱状であり、
その4個の側面に4個の平板状のP丁G加熱素子42−
1〜42−4が密着されて35す、また、燃料の加熱効
率を向上させるために、加熱枠体44は熱伝導性の良い
材質で形成されている。
前記ガイド枠体46は、加熱枠体44と同様にほぼ四角
柱状であり、カイト枠体46と加熱枠体44との間隙は
1〜5mm fJi!度に設定され、これにより、加熱
室48を狭く設定することができるので、燃料の加熱効
率を向上させることができる。
柱状であり、カイト枠体46と加熱枠体44との間隙は
1〜5mm fJi!度に設定され、これにより、加熱
室48を狭く設定することができるので、燃料の加熱効
率を向上させることができる。
また、ガイド枠体46は、その下端に水抜き孔46aを
有し、該水抜き孔4.6aにより、ガイド枠体46に燃
料中の水が溜ることを防止することができる。更に、第
4図には、ガイド枠体46の外観が示され、ガイド枠体
46は、前述したようにほぼ四角柱状であり、その4個
の側面にそれぞれ燃!31の通過孔50−1〜50−4
を有しており、加熱室48で加熱された燃料は、該通過
孔50−1〜50−4゜を通ってアラ(ヘレットパイプ
40に供給されることとなる。
有し、該水抜き孔4.6aにより、ガイド枠体46に燃
料中の水が溜ることを防止することができる。更に、第
4図には、ガイド枠体46の外観が示され、ガイド枠体
46は、前述したようにほぼ四角柱状であり、その4個
の側面にそれぞれ燃!31の通過孔50−1〜50−4
を有しており、加熱室48で加熱された燃料は、該通過
孔50−1〜50−4゜を通ってアラ(ヘレットパイプ
40に供給されることとなる。
従って、インレットパイプ38からの燃料は、矢印C,
Dで示されるように、加熱室48に供給され、該加熱室
48で効率の良い加熱作用を受けた後、ガイド枠体46
の通過孔50−1〜50−4を通ってアウトレットパイ
プ40に供給されることとなる。
Dで示されるように、加熱室48に供給され、該加熱室
48で効率の良い加熱作用を受けた後、ガイド枠体46
の通過孔50−1〜50−4を通ってアウトレットパイ
プ40に供給されることとなる。
前記加熱枠体44及びガイド枠体46は、外枠体52内
に収納され、外枠体52は、耐熱性及び断熱性の良い材
質で形成されている。そして、PTC加熱素子42−1
〜42−4から加熱枠体44への熱伝導率を向上させる
ために、PTC加熱素子42−1〜42−4の側面には
、それぞれ、導電性の良い材質で形成ぎれたプレート5
4−1〜54−4が設けられ、該プレート54−1〜5
4−4と前記外枠体52との間には、リテーナスプリン
グ56が挿入固定されている。従って、リテーナスプリ
ング56の付勢力により、PTC加熱索子42−1〜4
2−4が加熱枠体44に押付けられ、PTC加熱素子4
2−1〜42−4が加熱枠体44に均一に密着するので
、PTC加熱素子42−1〜42−4から加熱枠体44
への熱伝導を効率良く行うことができ、これにより、燃
料の加熱を効率良く行うことができる。
に収納され、外枠体52は、耐熱性及び断熱性の良い材
質で形成されている。そして、PTC加熱素子42−1
〜42−4から加熱枠体44への熱伝導率を向上させる
ために、PTC加熱素子42−1〜42−4の側面には
、それぞれ、導電性の良い材質で形成ぎれたプレート5
4−1〜54−4が設けられ、該プレート54−1〜5
4−4と前記外枠体52との間には、リテーナスプリン
グ56が挿入固定されている。従って、リテーナスプリ
ング56の付勢力により、PTC加熱索子42−1〜4
2−4が加熱枠体44に押付けられ、PTC加熱素子4
2−1〜42−4が加熱枠体44に均一に密着するので
、PTC加熱素子42−1〜42−4から加熱枠体44
への熱伝導を効率良く行うことができ、これにより、燃
料の加熱を効率良く行うことができる。
前記PTC加熱素子42−1〜42−4を上下方向及び
左右方向に支持固定するために、PTC加熱累子42−
1〜42−4の上下左右の端面には、絶縁性の良いゴム
で形成されたインシュレータプレート58が設(プられ
ている。このインシュレータプレート58は、加熱枠体
44の周囲に嵌合するようにほぼ四角柱状に一体成型さ
れたものであり、PTC加熱索子42−1〜42−4が
加熱枠体44に接する個所においては、インシュレータ
プレート58に、それぞれ、4個の保持孔が形成され、
PTC加熱素子42−1〜42−4は、インシュレータ
プレート58の保持孔に嵌込み固定されることとなる。
左右方向に支持固定するために、PTC加熱累子42−
1〜42−4の上下左右の端面には、絶縁性の良いゴム
で形成されたインシュレータプレート58が設(プられ
ている。このインシュレータプレート58は、加熱枠体
44の周囲に嵌合するようにほぼ四角柱状に一体成型さ
れたものであり、PTC加熱索子42−1〜42−4が
加熱枠体44に接する個所においては、インシュレータ
プレート58に、それぞれ、4個の保持孔が形成され、
PTC加熱素子42−1〜42−4は、インシュレータ
プレート58の保持孔に嵌込み固定されることとなる。
従って、インシュレータプレート58により、PTC加
熱素子42−1〜42−4を、上下及び左右方向に確実
に支持固定することができ、これにより、PTC加熱素
子42−1〜42−4から加熱枠体44への熱伝導を確
実に行うことができる。
熱素子42−1〜42−4を、上下及び左右方向に確実
に支持固定することができ、これにより、PTC加熱素
子42−1〜42−4から加熱枠体44への熱伝導を確
実に行うことができる。
外枠体52の上方にはカバー60が設けられ、カバー6
0には、前記アウトレットパイプ40がろう付は固定さ
れている。そして、カバー60は、その上部が凸状に形
成されており、これにより、燃料加熱器20内の空気を
上部に集めて逃すことができ、燃料加熱器20内に空気
が溜り圧力センサ24等に悪影響を及ぼすという事態を
防止することができる。また、燃料加熱器20を車体に
取付けるために、カバー60の上方にはステー62が溶
接固定され該ステー62に、ブラケット64がリベット
66によりリベット固定されている。
0には、前記アウトレットパイプ40がろう付は固定さ
れている。そして、カバー60は、その上部が凸状に形
成されており、これにより、燃料加熱器20内の空気を
上部に集めて逃すことができ、燃料加熱器20内に空気
が溜り圧力センサ24等に悪影響を及ぼすという事態を
防止することができる。また、燃料加熱器20を車体に
取付けるために、カバー60の上方にはステー62が溶
接固定され該ステー62に、ブラケット64がリベット
66によりリベット固定されている。
なお、燃料加熱器20を実際に車体に取付ける場合には
、車体に応じて、ブラケット64の形状を変更すること
が好適である。
、車体に応じて、ブラケット64の形状を変更すること
が好適である。
燃料加熱器20において、燃料側のシールを行うために
、加熱枠体44とカバー60との間にはOリング68が
介在設置され、また、大気側のシールを行い大気側から
の水、塩水等の侵入を防止するために、外枠体52とカ
バー60との間には上部ガスケット70が設けられ、加
熱枠体44と外枠体52との間には下部ガスケット72
が設けられている。従って、’PTC加熱素子42−1
〜42−4に、酸化物等が発生ずることがなく、通電性
、熱伝導性の悪化を防止することができる。
、加熱枠体44とカバー60との間にはOリング68が
介在設置され、また、大気側のシールを行い大気側から
の水、塩水等の侵入を防止するために、外枠体52とカ
バー60との間には上部ガスケット70が設けられ、加
熱枠体44と外枠体52との間には下部ガスケット72
が設けられている。従って、’PTC加熱素子42−1
〜42−4に、酸化物等が発生ずることがなく、通電性
、熱伝導性の悪化を防止することができる。
PTC加熱素子42−1〜42−4に電流を供給するた
めに、プレート54−1がPTC加熱素子42−1の生
電極とされ該プレート54−1からハーネスが伸長され
、また、加熱枠体44の下方にあるターミナル74がP
TC加熱素子42−1の一電極とされ、電流は、プレー
ト54−1及びターミナル74により、PTC加熱素子
42−1に供給されることとなる。更に、ターミナル7
4の電気的接触を良好なものとするために、ターミナル
74の下方にはワッシャスプリング76が設けられてお
り、該ワッシャスプリング76により、ターミナル74
を加熱枠体44に押圧付勢することができる。なお、こ
の説明においては、PTC加熱素子42−1への電流供
給について説明したが、PTC加熱素子42−1〜42
−4への電流供給についても同様の構成により行われて
いる。また、第4図に示されるように、ガイド枠体46
の上方には、リング状の絶縁板78が突出形成され、こ
の絶縁板78が加熱枠体44の上面に薄く入り込んで絶
縁状態を保っているので、加熱枠体44とカバー60が
車体とボディーアースとされることはない。
めに、プレート54−1がPTC加熱素子42−1の生
電極とされ該プレート54−1からハーネスが伸長され
、また、加熱枠体44の下方にあるターミナル74がP
TC加熱素子42−1の一電極とされ、電流は、プレー
ト54−1及びターミナル74により、PTC加熱素子
42−1に供給されることとなる。更に、ターミナル7
4の電気的接触を良好なものとするために、ターミナル
74の下方にはワッシャスプリング76が設けられてお
り、該ワッシャスプリング76により、ターミナル74
を加熱枠体44に押圧付勢することができる。なお、こ
の説明においては、PTC加熱素子42−1への電流供
給について説明したが、PTC加熱素子42−1〜42
−4への電流供給についても同様の構成により行われて
いる。また、第4図に示されるように、ガイド枠体46
の上方には、リング状の絶縁板78が突出形成され、こ
の絶縁板78が加熱枠体44の上面に薄く入り込んで絶
縁状態を保っているので、加熱枠体44とカバー60が
車体とボディーアースとされることはない。
実施例による燃料加熱器は以上の構成からなり、加熱室
内で燃料を効率良く加熱できることが理解される。すな
わち、インレットパイプ38からの燃料は加熱室48を
通ってアウトレットパイプ40に供給され、この加熱室
48において、PTC加熱素子42−1〜42−4から
の熱は、熱伝導率の良い材質(例えばアルミニュウム)
で形成されて加熱枠体44から燃料に伝達され、更に、
加熱枠体44の内側に所定間隙を介して配置されたガイ
ド枠体46により、燃料は、加熱枠体44の内面を流れ
、従qて、燃料の加熱が効率良く行われることとなる。
内で燃料を効率良く加熱できることが理解される。すな
わち、インレットパイプ38からの燃料は加熱室48を
通ってアウトレットパイプ40に供給され、この加熱室
48において、PTC加熱素子42−1〜42−4から
の熱は、熱伝導率の良い材質(例えばアルミニュウム)
で形成されて加熱枠体44から燃料に伝達され、更に、
加熱枠体44の内側に所定間隙を介して配置されたガイ
ド枠体46により、燃料は、加熱枠体44の内面を流れ
、従qて、燃料の加熱が効率良く行われることとなる。
以上のように、実施例による燃料加熱器によれば、燃料
の加熱を効率良く行うことができ、加熱電流を有効に使
用することができる。
の加熱を効率良く行うことができ、加熱電流を有効に使
用することができる。
更に、実施例の燃料加熱器においては、燃料を加熱する
加熱部材としてPTC加熱素子42−1〜42−4が使
用されており、PTc加熱素子は温度の上昇に従って抵
抗値が増大し、該PTC加熱素子を流れる電流を減少さ
せ、所定の温度よりも高くならないように保温作用を行
うので加熱枠体44内の燃料が加熱により発火するとい
う危険性がない。
加熱部材としてPTC加熱素子42−1〜42−4が使
用されており、PTc加熱素子は温度の上昇に従って抵
抗値が増大し、該PTC加熱素子を流れる電流を減少さ
せ、所定の温度よりも高くならないように保温作用を行
うので加熱枠体44内の燃料が加熱により発火するとい
う危険性がない。
なお、実施例の燃料加熱器においては、PTC加熱素子
を4個のPTC加熱素子42−1〜42−4に分割して
該PTC加熱索子42−1〜44−4を加熱枠体44の
周囲に密着したので、熱効率を向上することができ、こ
の加熱枠体44の内側に所子間隙を介してガイド枠体4
6を配置したので、20〜30%の熱効率の向上が得ら
れた。
を4個のPTC加熱素子42−1〜42−4に分割して
該PTC加熱索子42−1〜44−4を加熱枠体44の
周囲に密着したので、熱効率を向上することができ、こ
の加熱枠体44の内側に所子間隙を介してガイド枠体4
6を配置したので、20〜30%の熱効率の向上が得ら
れた。
また、ガイド枠体46はほぼ四角柱状に形成したが、円
柱状であっても充分効果がある。また、加熱枠体44か
ら燃料への熱伝達効率を向上させるために、加熱枠体4
4の内側にフィンを設(プることか好適である。更に、
熱効率を向上させるために、カイト枠体46において絶
縁板78以外の部分を熱伝導率が良くかつ腐食しにくい
金属で形成することが好適である。
柱状であっても充分効果がある。また、加熱枠体44か
ら燃料への熱伝達効率を向上させるために、加熱枠体4
4の内側にフィンを設(プることか好適である。更に、
熱効率を向上させるために、カイト枠体46において絶
縁板78以外の部分を熱伝導率が良くかつ腐食しにくい
金属で形成することが好適である。
発明の詳細
な説明したように、本発明によれば、温度センサ及び圧
力センサにより、燃料の状態を正確に検出し、適切に燃
料の加熱を行うことができる。
力センサにより、燃料の状態を正確に検出し、適切に燃
料の加熱を行うことができる。
従って、燃料の過加熱及び加熱不足を防止し、加熱電流
を有効に使用することができる。
を有効に使用することができる。
更に、本発明においては、燃料加熱器が燃料タンクと燃
料フィルタとの間に設(〕られており、燃料加熱器を車
両に簡単に取付けることができ、また、燃料を安全に加
熱することができ、寒冷時であっても加熱効果が大きく
有効である。 ′また、本発明においては、温度セ
ンサからの温度信号及び圧力センサからの圧力信号に基
づいて燃料の加熱を行っており、マニアルスイッチによ
り燃料加熱を行う構成ではないので運転者による加熱遅
れのため、燃料フィルタが目づまりするという自体を防
止することができる。
料フィルタとの間に設(〕られており、燃料加熱器を車
両に簡単に取付けることができ、また、燃料を安全に加
熱することができ、寒冷時であっても加熱効果が大きく
有効である。 ′また、本発明においては、温度セ
ンサからの温度信号及び圧力センサからの圧力信号に基
づいて燃料の加熱を行っており、マニアルスイッチによ
り燃料加熱を行う構成ではないので運転者による加熱遅
れのため、燃料フィルタが目づまりするという自体を防
止することができる。
また、本発明において、燃料加熱器の加熱部材としては
例えばPTC加熱素子を用いることが好適であり、これ
により、燃料が所定温度以上には加熱されないので安全
である。更に、温度ヒンザによる検出対象は、燃料の温
度だけでなく、加熱器の温度又は燃料フィルタの温度の
ように燃料温度と相関の取れる温度であれば実施可能で
あり、また、温度センサは熱雷対だ1ノでなく、バイメ
タル式であっても実施可能である。
例えばPTC加熱素子を用いることが好適であり、これ
により、燃料が所定温度以上には加熱されないので安全
である。更に、温度ヒンザによる検出対象は、燃料の温
度だけでなく、加熱器の温度又は燃料フィルタの温度の
ように燃料温度と相関の取れる温度であれば実施可能で
あり、また、温度センサは熱雷対だ1ノでなく、バイメ
タル式であっても実施可能である。
なお、本発明においては、温度センサ及び圧力センサに
より燃料の状態を検出しているが、温度センサ、圧力セ
ンサのいずれか一方のみを用いることも可能である。そ
して、温度センサのみを用いた場合には、ワックス化し
にくい燃料に対して少し余分な熱が加わるので有効な加
熱を行うことができ、また、圧力センサのみを用いた場
合には、燃料フィルタの目づまりが生じる初期状態で燃
料加熱が開始されるので、加熱特性が早くかつ比較的電
流量の大きい燃料加熱器を用いることが好適である。な
お、温度センサ、圧カセンザのいずれか一方を使用した
場合には、装置のコス1〜を低減することができる。
より燃料の状態を検出しているが、温度センサ、圧力セ
ンサのいずれか一方のみを用いることも可能である。そ
して、温度センサのみを用いた場合には、ワックス化し
にくい燃料に対して少し余分な熱が加わるので有効な加
熱を行うことができ、また、圧力センサのみを用いた場
合には、燃料フィルタの目づまりが生じる初期状態で燃
料加熱が開始されるので、加熱特性が早くかつ比較的電
流量の大きい燃料加熱器を用いることが好適である。な
お、温度センサ、圧カセンザのいずれか一方を使用した
場合には、装置のコス1〜を低減することができる。
第1図は本発明の実施例によるディーゼルエンジンの燃
料加熱装置の説明図、 第2図は実施例による燃料加熱器の断面図、第3図は第
2図の■−■断面図、 第4図はガイド枠体の外観斜視図である。 10 ・・・ ディーゼルエンジン、 12 ・・・ 燃料タンク、 18 ・・・ フユーエルセジメンタイ」燃料フィルタ
、 20 ・・・ 燃料加熱器、 22 ・・・ 温度センサ、 24 ・・・ 圧力センサ、 26 ・・・ 制御回路、 42−1〜42二4. P T C・・・ 加熱素子、
44 ・・・ 加熱枠体、 46 ・・・ ガイド枠体、 48 ・・・ 加熱苗、 50−1〜5o−4川 通過孔。 代理人 弁理士 吉田研二 (ばか1名) 第1図 第2図 第3図 第4図 手続補正書(蛙) 特許庁長官殿 1、事件の表示 昭和58年 特許願 第33384号 2、発明の名称 ディーゼルエンジンの燃料加熱装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 愛知県豊田市トヨタ町1番地 名称 (320) l−ヨタ自動車株式会社4、代
理人 5、補正の対象 欄、図面の簡単な説明の欄、図面。 以上 明 細 書 1、発明の名称 ディーゼルエンジンの燃料加熱装置 2、特許請求の範囲 (1)ディーゼルエンジンと、該ディーゼルエンジンに
供給さ、れる燃料を貯える燃料タンクと、ディーゼルエ
ンジンと燃料タンクとの間に設けられ燃料から不純物を
ろ過除去する燃料フィルタと、燃料タンクと燃料フィル
−タどの間に設けら」料タンクからの燃料を加熱ツる燃
料加熱器と、を含み、燃料の温度を検出する温度セン勺
と、燃料の圧力を検出することにより燃料フィルタの目
づまりを検知するJI71センサと、該温度センサから
の温度信号及び圧力センサからの圧力信号に基づき前記
燃料加熱器を制mする制御回路と、を有し、温度信号及
び圧力信号に基づいて、燃料の加熱が1ibれることを
特徴とするディーゼルエンジンの燃料加熱装置。 (2、特許請求の範囲(1)記載の装置において、前記
燃料加熱器は、周囲にPTC加熱素子を有する加熱枠体
と、該加熱枠体の内側に所定間隙をもって配置され燃料
の通過孔を有するがイド枠体と、を含み、加熱枠体とガ
イド枠体との間に形成された加熱室内で燃料の加熱が行
われることを特徴とするディーゼルエンジの燃料加熱装
置。 3、発明の詳細な説明 11=些札胆り艷 本発明はディーゼルエンジンの燃料加熱装置、特に低温
時において燃料を予備加熱する装置に関するものであ。 背景技術 ディーゼルエンジンにおいては燃料として軽油が使用さ
れているが、軽油は低温時にワック、ス化するという性
質を有し、例えば、JIS2号軽油は一10’C程度で
ワックス化する。このため、低温時に、ワックス化した
軽油が燃料フィルタに付着して燃料フィルタに目づまり
を生じさせ、軽油がエンジン本体に供給されなくなると
いう問題があった。 そこで、従来、燃料フィルタにPTC加熱素子を設置し
、あるいは燃料フィルタに燃料を供給する燃料管にニク
ロム線を巻回した燃料加熱装置が提案されており、この
種の燃料加熱装置においては、温度検出器としてバイメ
タルが使用され、燃料の温度が所定温度以下である場合
に、バイメタルの作用により燃料を加熱することができ
る。なお、温度検出器による検出対象は、PTC加熱素
子を有する燃料フィルタの温度に限らず、燃料フィルタ
のフィルタエレメント付近の燃料温度、冷却水温度、あ
るいは大気温度等によっても可能である。また、従来装
置においては、加熱装置を作動させるために、マニアル
スイッチが設けられており、該マニアルスイッチは運転
者の判断により所定時間だけオン作動され、これにより
加熱装置がオン状態となり、あるいは、周知のタイマが
使用され、タイマで設定されたrR間だけ加熱装置がオ
ン状態となる。 以上のように、従来装置によれば、燃料の温度が所定温
度以下である場合に、燃料を加熱し、これにより、燃料
を加熱し、そのワックス化を防止することができる。 しかしながら、このような従来装置においては、次のよ
うな問題があった。すなわち、従来装置においては、上
述したように、加熱素子のオン・オフ作動をバイメタル
による温度検知のみにより行っているため、バイメタル
の不良時に燃料の過加熱が生じるという危険があり、更
に、燃料の種類により燃料のワックス化する温度が異な
るにもかかわらず、バイメタルの作動温度が固定されて
いるため、燃料の過加熱あるいは加熱不足が生じるとい
う問題があった。 発明の目的 本発明は前記従来の課題に鑑み為されたものであり、そ
の目的は、温度センサ及び圧力センサにより燃料の状態
を正確に検出し、燃料を適切に加熱することができるデ
ィーゼルエンジンの燃料加熱装置を提供することにある
。 発明の構成 前記目的を達成するために、本発明は、ディーゼルエン
ジンと、該ディーゼルエンジンに供給される燃料を貯え
る燃料タンクと、ディーゼルエンジンと燃料タンクとの
間に設けられ燃料から不純物をろ過除去する燃料フィル
タと、燃料タンクと燃料フィルタとの間に設けられ燃料
タンクからの燃料を加熱する燃料加熱器と、を含み、燃
料の温度を検出する温度センサと、燃料の圧力を検出す
ることにより燃料フィルタの目づまりを検知する圧力セ
ンサと、該温度センサがらの温度信号及び圧力センサか
らの圧力信号に基づき前記燃料加熱器を制御する制御回
路と、を有し、温度信号及び圧力信号に基づいて、燃料
の加熱が行われることを特徴とする。 実施例 以下、図面に基づいて本発明の好適な実施例を説明する
。 第1図には、本発明の実施例によるディーゼルエンジン
の燃料加熱装置が示されている。 第1図において、ディーゼルエンジン10に供給される
燃料を貯えるために燃料タンク12が設けられており、
燃料タンク12がらの燃料は、燃料管14を通ってディ
ーゼルエンジン1oに供給され、また、ディーゼルエン
ジン10における余剰燃料は、燃料管16を通って燃料
タンク12に戻される。ディーゼルエンジン10と燃料
タンク12との間には、フユーエルセジメンタを内蔵し
たフユーエルセジメンタ付燃料フィルタ18が設けられ
、該燃料フィルタ18により、燃料中の水を分離し更に
燃料から不純物をろ過除去することができる。更に、燃
料タンク12と燃料フィルタ78との闇には、燃料加熱
B20が設(ブられ、該燃料加熱器20により、燃料タ
ンク12がらの燃料を加熱し、これにより、燃料のワッ
クス化を防葎することができる。 本発明において特徴的なことは、燃料の温度を検出する
温度センサと、燃料の圧力を検出することにより燃料フ
ィルタの目づまりを検知する圧力センサと、を設け、該
温度センサからの温度信号及び圧力センサからの圧力信
号に基づいて燃料の状態を正確に検出し、燃料の加熱を
行っていることである。そして、実施例においては、燃
料フィルタ18と燃料加熱器20との間には、温度セン
サ22が設【プられ、また、ディーゼルエンジン10と
燃料フィルタ18との間には、燃料フィルタ18の目づ
まり時に燃料フィルタ18からの燃料の圧力が所定圧力
以下になることを利用して賞料フィルタ18の目づまり
を検知する圧力センサ24が設けられ、温度センサ22
及び圧力センサ24は制御回路26に接続され、該制御
回路26は、温度センサ22からの温度信号100及び
圧力センサ24からの圧力信号102に基づいて前記燃
料加熱器20を制御する。 前記燃料加熱器20に電流を供給して燃料の加熱を行わ
せるために、電源28が設けられ、燃料加熱器20への
電流供給をオン・オフ制御するために、電源28にはリ
レー30が接続されている。 該リレー30は、制御回路26により制御されており、
制御回路26にはキースイッチ32が接続され、キース
イッチ32のオン作動により、リレー30は作動可能状
態となる。従って、キースイッチ32をオン作動し、エ
ンジンを始動させた後に、リレー30が作動可能状態と
なり、エンジン始動後から燃料の加熱を行うことが可能
となる。 なお、リレー30と並列にマニアルスイッチ34が接続
され、制御回路26の故障時あるいは運転者の判断によ
り燃料の加熱を行いたい場合に、該マニアルスイッチ3
4の操作により、燃料の加熱を行うことが可能となる。 また、前記制御回路26にはインターフェース36が接
続され、エンジン回転数、エンジンの水温、走行状態を
検知する入力等の信号はインターフェース36を介して
制御回路26に供給される。 本発明の好適な実施例は以上の構成から成り、以下その
作用を説明する。 低温時例えば、燃料温度が0℃以下の低温時に、キース
イッチ32をオン作動させてエンジン1゜を始動し、ア
イドル回転が安定した 1〜3分後あるいは走行開始時
に、温度センサ22は、燃料の温度を検出して温度信号
100を制御回路26に供給する。なお、走行判別はギ
アシフト位置で検知されている。その後、制御回路26
により、燃料加熱器20に電流が供給されて燃料の加熱
が行われ、アイドル回転時には、所定時間だけ燃料の加
熱が行われ、また、走行状態になった場合には、圧力セ
ンサ24は、燃料フィルタ18からの燃料圧力を検出す
ることにより燃料フィルタ18の目づまりを検知し、圧
力信号1’02を制御回路26に供給し、温度センサ2
2は温度信号100を制御回路26に供給し、該制御回
路26は、燃料加熱器20を制御して燃料の適切な加熱
を行い、燃料のワックス化を防止して燃料フィルタ18
の目づまりを防止する。そして、例えば、エンジンの水
温が暖機温度60℃程度以上の適温である場合には、再
始動後、燃料温度が一見大気温度であっても、燃料温度
が所定温度以上であればタイマの作用に係わらず燃料の
加熱を停止し、燃料フィルタ18からの燃料の圧力が−
150〜−40On+11+ H(l程度以下とならな
い限り燃料の加熱は行われない。 従って、燃料の温度が所定温度以上である場合には、燃
料フィルタ18からの燃料の圧力が所定圧力以下となら
ない限り、燃料の加熱が行われないので、燃料の無駄な
加熱を防止することができる。 以上のように、本発明の実施例によれば、温度センサか
らの温度信号及び圧力センサからの圧力信号により燃料
の状態を正確に検出し、これにより、燃料を適切に加熱
することができる。従って、温度センサのみで燃料の状
態を検出する場合と比較して、燃料の状態を正確に検出
することができ、過加熱あるいは加熱不足を防止するこ
とができる。 また、実施例の圧力検出方式において、オン・オフ時の
ヒステリシスを例えば50〜200mm Hg程度に設
定することが好適であり、これにより、外気が非常に低
温となった場合に燃料の加熱を少し長く行うことができ
、これは特に寒冷時に有効である。 更に、従来のマニアルスイッチにより燃料の加熱を行う
装置においては、エンジンの始動後に、運転者が燃料フ
ィルタの目づまりに気ずかず、このため、エンジンが停
止するという欠点があるが、実施例においては、エンジ
ンの始動後に、燃料の温度を温度センザにより検出し、
燃料の加熱を行うので、燃料のワックス化を防止して燃
料フィルタの目づまりを防止することができる。従って
、エンジンの始動後に、燃料フィルタの目づまりが生じ
ることがないので、車両を安全に走行することができる
。なお、実施例においては、エンジン始動時に燃料温度
を検出したが、燃料温度に代替可能な本装置の温度、燃
料フィルタの温度あるいはエンジン水温を検出しても実
施可能である。 次に、第2図には、実施例による燃料加熱器の断面が示
され、第3図には、第2図の断面が示されており、実施
例の燃料加熱器によれば、加熱効率を向上させることが
できる。 燃料加熱器20は、その一端に燃料タンク12からの燃
料を導くインレットパイプ38を有し、その他端に加熱
された燃料を燃料フィルタ18に供給するアウトレット
パイプ40を有しており、燃料タンク12からの燃料は
、矢印Aで示されるように、インレフ1〜パイプ38を
通って燃料加熱器20に供給され、該燃料加熱器20で
所定の加熱作用を受けた後、矢印Bで示されるようにア
ウトレットパイプ40を通って燃料フィルタ18に供給
される。燃料加熱器20は、周囲にPTC加熱素子42
−1〜42−4を有しPTC加熱素子42−1〜42−
4からの熱を燃料に伝達する加熱枠体44と、該加熱枠
体44の内側に所定間隙を持って配置され燃料を加熱枠
体44の加熱面に沿って導くガイド枠体46、を含み、
この加熱枠体44とガイド枠体46との間に加熱室48
が形成され、該加熱室48内で燃料の力目熱が行われる
こととなる。そして、加熱枠体44は、はぼ四角柱状で
あり、その4個の側面に4個の平板状のPTC加熱素子
42−1〜42−4が密着されており、また、燃料の加
熱効率を向上させるために、加熱枠木44は熱伝導性の
良い材質で形成されている。 前記ガイド枠体46は、加熱枠体44と同様にほぼ四角
柱状であり、ガイド枠体46と加熱R’体44との間隙
は1〜5mm程度に設定され、これにより、加熱室48
を狭く設定することができるので、燃料の加勢効率を向
上させることができる。 また、ガイド枠体46は、その下端に水抜き孔46aを
有し、該水抜き孔4.68により、ガイド枠体46に燃
料中の水が溜ることを防止することができる。更に、第
4図には、ガイド枠体46の外観が示され、ガイド枠体
46は、前述したようにほぼ四角柱状であり、その4個
の側面にそれぞれ燃料の通過孔50−1〜50−4を有
pており、加熱室48で加熱された燃料は、該通過孔5
0−1〜50−4を通ってアウトレットパイプ40に供
給されることとなる。 従って、インレットパイプ38からの燃料(よ、矢印C
1Dで示されるように、加熱室48に供給され、該加熱
室48で効率の良い加熱作用を受けた後、ガイド枠体4
60通過孔50−1〜50−4を通ってアウトレットパ
イプ40に供給されることとなる。 前記加熱枠体44及びガイド枠体46(ま、外枠体52
内に収納され、外枠体52(よ、耐熱性及び断熱性の良
い材質で形成されている。そして、PTC加熱素子42
−1〜42’−1)\ら加熱枠体44への熱伝導率を向
上させるために、P T C71[]熱素子42−1〜
42−4の側面に1よ、それぞれ、導電性の良い材質で
形成されたプレート54−1〜54−4が設けられ、該
プレー1−54−1〜54−4と前記外枠体52との間
には、リテーナスプリング56が挿入固定されて(IX
る。従って、リテーナスプリング56の付勢力により、
PTC加熱素子42−1〜42−4が加熱枠体44(こ
I生付けられ、PTC加熱素子42−1〜42−4力(
加熱枠体44に均一に密着するので、PTC加熱素子4
2−1〜42−4から加熱枠体44への熱伝導を効率良
く行うことができ、これにより、燃料の加熱を効率良く
行うことができる。 前記PTC加熱素子42−1〜42−4を上下方向及び
左右方向に支持固定するために、PTC加熱素子42−
1〜42−4の上下左右の端面には、絶縁性の良いゴム
で形成されたインシュレータプレート58が″設けられ
ている。このインシュレータプレート58は、加熱枠体
44の周囲に嵌合するようにほぼ四角柱状に一体成型さ
れたものであり、PTC加熱素子42−1〜42−4が
加熱枠体44に接する個所においては、インシュレータ
プレート58に、それぞれ、4個の保持孔が形成され、
PTC加熱素子42−1〜42−4は、インシュレータ
プレート58の保持孔に嵌込み固定されることとなる。 従って、インシュレータプレート58により、PTC加
熱素子42−1〜42−4を、上下及び左右方向に確実
に支持固定することができ、これにより、PTC加熱素
子42−1〜42−4から加熱枠体44への熱伝導を確
実に行うことができる。 外枠体52の上方にはカバー60が設けられ、カバー6
0には、前記アウトレットパイプ40がろう付は固定さ
れている。そして、カバー60は、その上部が凸状に形
成されており、これにより、燃料加熱器20内の空気を
上部に集めて逃すことができ、燃料加熱器20内に空気
が溜り圧力センサ24等に悪影響を及ぼすという事態を
防止することができる。また、燃料加熱器20を車体に
取付けるために、カバー60の上方にはステー62が溶
接固定され、該ステー6“2にブラケット64がリベッ
ト66によりリベット固定されている。 なお、燃料加熱器20を実際に車体に取付ける場合には
、車体に応じて、ブラケット64の形状を変更すること
が好適である。 燃料加熱器20において、燃料側のシールを行うために
、加熱枠体44とカバー60との間には○リング68.
が介在設置され、また、大気側の、シールを行い大気側
からの水、塩水等の侵入を防止するために、外枠体52
とカバー60との間には上部ガスケット70が設けられ
、加熱枠体44と外枠体52との間には下部ガスケット
72が設けられている。従って、PTC加熱素子42−
1〜42−4に、酸化物等が発生することがなく、通電
性、熱伝導性の悪化を防止することができる。 PTC加熱素子42−1〜42−4に電流を供給するた
めに、プレート54−1がPTC加熱素子42−1の十
電極とされ該プレート54−1がらハーネスが伸張され
、また、加熱枠体44の下方にあるターミナル74がP
TC加熱素子42−1の一電極とされ、電流は、プレー
ト54−1.及びターミナル74により、PTC加熱素
子42−1に供給されることとなる。更に、ターミナル
74の電気的接触を良好なものとするために、ターミナ
ル74の下方にはワッシャスプリング76が設けられて
おり、該ワッシャスプリング76により、ターミナル7
4を加熱枠体44に押圧付勢することができる。なお、
この説明においては、PTC加熱素子42−1への電流
供給について説明したが、PTC加熱素子42−2〜4
2−4への電流供給についても同様の構成により行われ
ている。また、第4図に示されるように、ガイド枠体4
6の上方には、リング状の絶縁板78が突出形成され、
この絶縁板78が加熱枠体44の上面に薄く入り込んで
絶縁状態を保っているので、加熱枠体44とカバー60
が車体とボディーアースとされることはない。 実施例による燃料加熱器は以上の構成からなり、加熱室
内で燃料を効率良く加熱できることが理解される。すな
わち、インレットパイプ38からの燃料は加熱室48を
通ってアウトレットパイプ40に供給され、この加熱室
48において、PTC加熱素子42−1〜42−4から
の熱は、熱伝導率の良い材質(例えばアルミニウム)で
形成された加熱枠体44から燃料に伝達され、更に、加
熱枠体44の内側に所定間隙を介して配置されたガイド
枠体46により、燃料は、加熱枠体44の内面を流れ、
従って、燃料の加熱が効率良く行われることとなる。 以上のように、実施例による燃料加熱器によれば、燃料
の加熱を効率良く行うことができ、加熱電流を有効に使
用することができる。 更に、実施例の燃料加熱器においては、燃料を加熱する
加熱部材としてPTC加熱素子42−1〜42−4が使
用されており、1丁C加熱素子は、温度の上昇に従って
抵抗値が増大し、該PTC加熱素子を流れる電流を減少
させ、所定の温度よりも高くならないように保温作用を
行うので加熱枠体44内の燃料が加熱により発火すると
いう危険性がない。 なお、実施例の燃料加熱器においては、PTC加熱素子
を4個のPTC加熱素子42−1〜42−4に分割して
該PTC加熱素子42−1〜44−4を加熱枠体44の
周囲に密着したので、熱効率を向上することができ、こ
の加熱枠体44の内側に所定間隙を介してガイド枠体4
6を配置したので、20〜30%の熱効率の向上が得ら
れた。 また、ガイド枠体46はほぼ四角柱状に形成したが、円
柱状であっても充分効果がある。また、加熱枠体44か
ら燃料への熱伝達効率を向上させるために、加熱枠体4
4の内側にフィンを設けることが好適である。更に、熱
効率を向上させるために、ガイド枠体46において絶縁
板78以外の部分を熱伝導率が良くかつ腐食しにくい金
属で形成することが好適である。 l11弓U( 以上説明したように、本発明によれば、温度センサ及び
圧力センサにより、燃料の状態を正確に検出し、適切に
燃料の加熱を行うことができる。 従って、燃料の過加熱及び加熱不足を防止し、加熱電流
を有効に使用することができる。 更に、本発明においては、燃料加熱器が燃料タンクと燃
料フィルタとの間に設けられており、燃料加熱器を車両
に簡単に取付けることができ、また、燃料を安全に加熱
することができ、寒冷時であっても加熱効果が大きく有
効である。 また、本発明においては、温度センサからの温度信号及
び圧力センサからの圧力信号に基づいて燃料の加熱を行
っており、マニアルスイッチにより燃料加熱を行う構成
ではないので、運転者による加熱遅れのため燃料フィル
タが目づまりするという事態を防止することができる。 また、本発明において、燃料加熱器の加熱部材としては
例えばPTC加熱素子を用いることが好適であり、これ
により、燃料が所定温度以上には ・加熱されないの
で安全である。更に、温度センサによる検出対象は、燃
料の温度だけでなく、加熱 :、器の温度又は燃料フ
ィルタの温度のように燃料温度と相関の取れる温度であ
れば実施可能であり、また、温度センサは熱電対だけで
なく、バイメタル式であっても実施可能である。 なお、本発明においては、温度センサ及び圧力センサに
より燃料の状態を検出しているが、温度センサ、圧力セ
ンサのいずれか一方のみを用いることも可能である。そ
して、温度センサのみを用いた場合には、ワックス化し
にくい燃料に対して少し余分な熱が加わるので有効な加
熱を行うことができ、また、圧力センサのみを用いた場
合には、燃料フィルタの目づまりが生じる初期状態で燃
料加熱が開始されるので、加熱特性が早くかつ比較的電
流量の大きい燃料加熱器を用いることが好適である。な
お、温度センサ、圧力センサのいずれか一方を使用した
場合には、装置のコストを低減することができる。 1、図面の簡単な説明 第1図は本発明の実施例によるディーゼルエンジンの燃
料加熱装置の説明図、 第2図は実施例による燃料加熱器の断面図、第3図は第
2図のm−m断面図、 第4図はガイド枠体の外観斜視図である。 10 ・・・ ディーゼルエンジン、 12 ・・・ 燃料タンク、 18 ・・・ フユーエルセジメンタ付燃料フィルタ、 20 ・・・ 燃料加熱器、 22 ・・・ 温度センサ、 24 ・・・ 圧力センサ、 26 ・・・ 制御回路、 42−1〜42−4 ・・・ PTC加熱素子、44
・・・ 加熱枠体、 46 ・・・ ガイド枠体、 48 ・・・ 加熱室、 50−1〜50−4 ・・・ 通過孔。
料加熱装置の説明図、 第2図は実施例による燃料加熱器の断面図、第3図は第
2図の■−■断面図、 第4図はガイド枠体の外観斜視図である。 10 ・・・ ディーゼルエンジン、 12 ・・・ 燃料タンク、 18 ・・・ フユーエルセジメンタイ」燃料フィルタ
、 20 ・・・ 燃料加熱器、 22 ・・・ 温度センサ、 24 ・・・ 圧力センサ、 26 ・・・ 制御回路、 42−1〜42二4. P T C・・・ 加熱素子、
44 ・・・ 加熱枠体、 46 ・・・ ガイド枠体、 48 ・・・ 加熱苗、 50−1〜5o−4川 通過孔。 代理人 弁理士 吉田研二 (ばか1名) 第1図 第2図 第3図 第4図 手続補正書(蛙) 特許庁長官殿 1、事件の表示 昭和58年 特許願 第33384号 2、発明の名称 ディーゼルエンジンの燃料加熱装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 愛知県豊田市トヨタ町1番地 名称 (320) l−ヨタ自動車株式会社4、代
理人 5、補正の対象 欄、図面の簡単な説明の欄、図面。 以上 明 細 書 1、発明の名称 ディーゼルエンジンの燃料加熱装置 2、特許請求の範囲 (1)ディーゼルエンジンと、該ディーゼルエンジンに
供給さ、れる燃料を貯える燃料タンクと、ディーゼルエ
ンジンと燃料タンクとの間に設けられ燃料から不純物を
ろ過除去する燃料フィルタと、燃料タンクと燃料フィル
−タどの間に設けら」料タンクからの燃料を加熱ツる燃
料加熱器と、を含み、燃料の温度を検出する温度セン勺
と、燃料の圧力を検出することにより燃料フィルタの目
づまりを検知するJI71センサと、該温度センサから
の温度信号及び圧力センサからの圧力信号に基づき前記
燃料加熱器を制mする制御回路と、を有し、温度信号及
び圧力信号に基づいて、燃料の加熱が1ibれることを
特徴とするディーゼルエンジンの燃料加熱装置。 (2、特許請求の範囲(1)記載の装置において、前記
燃料加熱器は、周囲にPTC加熱素子を有する加熱枠体
と、該加熱枠体の内側に所定間隙をもって配置され燃料
の通過孔を有するがイド枠体と、を含み、加熱枠体とガ
イド枠体との間に形成された加熱室内で燃料の加熱が行
われることを特徴とするディーゼルエンジの燃料加熱装
置。 3、発明の詳細な説明 11=些札胆り艷 本発明はディーゼルエンジンの燃料加熱装置、特に低温
時において燃料を予備加熱する装置に関するものであ。 背景技術 ディーゼルエンジンにおいては燃料として軽油が使用さ
れているが、軽油は低温時にワック、ス化するという性
質を有し、例えば、JIS2号軽油は一10’C程度で
ワックス化する。このため、低温時に、ワックス化した
軽油が燃料フィルタに付着して燃料フィルタに目づまり
を生じさせ、軽油がエンジン本体に供給されなくなると
いう問題があった。 そこで、従来、燃料フィルタにPTC加熱素子を設置し
、あるいは燃料フィルタに燃料を供給する燃料管にニク
ロム線を巻回した燃料加熱装置が提案されており、この
種の燃料加熱装置においては、温度検出器としてバイメ
タルが使用され、燃料の温度が所定温度以下である場合
に、バイメタルの作用により燃料を加熱することができ
る。なお、温度検出器による検出対象は、PTC加熱素
子を有する燃料フィルタの温度に限らず、燃料フィルタ
のフィルタエレメント付近の燃料温度、冷却水温度、あ
るいは大気温度等によっても可能である。また、従来装
置においては、加熱装置を作動させるために、マニアル
スイッチが設けられており、該マニアルスイッチは運転
者の判断により所定時間だけオン作動され、これにより
加熱装置がオン状態となり、あるいは、周知のタイマが
使用され、タイマで設定されたrR間だけ加熱装置がオ
ン状態となる。 以上のように、従来装置によれば、燃料の温度が所定温
度以下である場合に、燃料を加熱し、これにより、燃料
を加熱し、そのワックス化を防止することができる。 しかしながら、このような従来装置においては、次のよ
うな問題があった。すなわち、従来装置においては、上
述したように、加熱素子のオン・オフ作動をバイメタル
による温度検知のみにより行っているため、バイメタル
の不良時に燃料の過加熱が生じるという危険があり、更
に、燃料の種類により燃料のワックス化する温度が異な
るにもかかわらず、バイメタルの作動温度が固定されて
いるため、燃料の過加熱あるいは加熱不足が生じるとい
う問題があった。 発明の目的 本発明は前記従来の課題に鑑み為されたものであり、そ
の目的は、温度センサ及び圧力センサにより燃料の状態
を正確に検出し、燃料を適切に加熱することができるデ
ィーゼルエンジンの燃料加熱装置を提供することにある
。 発明の構成 前記目的を達成するために、本発明は、ディーゼルエン
ジンと、該ディーゼルエンジンに供給される燃料を貯え
る燃料タンクと、ディーゼルエンジンと燃料タンクとの
間に設けられ燃料から不純物をろ過除去する燃料フィル
タと、燃料タンクと燃料フィルタとの間に設けられ燃料
タンクからの燃料を加熱する燃料加熱器と、を含み、燃
料の温度を検出する温度センサと、燃料の圧力を検出す
ることにより燃料フィルタの目づまりを検知する圧力セ
ンサと、該温度センサがらの温度信号及び圧力センサか
らの圧力信号に基づき前記燃料加熱器を制御する制御回
路と、を有し、温度信号及び圧力信号に基づいて、燃料
の加熱が行われることを特徴とする。 実施例 以下、図面に基づいて本発明の好適な実施例を説明する
。 第1図には、本発明の実施例によるディーゼルエンジン
の燃料加熱装置が示されている。 第1図において、ディーゼルエンジン10に供給される
燃料を貯えるために燃料タンク12が設けられており、
燃料タンク12がらの燃料は、燃料管14を通ってディ
ーゼルエンジン1oに供給され、また、ディーゼルエン
ジン10における余剰燃料は、燃料管16を通って燃料
タンク12に戻される。ディーゼルエンジン10と燃料
タンク12との間には、フユーエルセジメンタを内蔵し
たフユーエルセジメンタ付燃料フィルタ18が設けられ
、該燃料フィルタ18により、燃料中の水を分離し更に
燃料から不純物をろ過除去することができる。更に、燃
料タンク12と燃料フィルタ78との闇には、燃料加熱
B20が設(ブられ、該燃料加熱器20により、燃料タ
ンク12がらの燃料を加熱し、これにより、燃料のワッ
クス化を防葎することができる。 本発明において特徴的なことは、燃料の温度を検出する
温度センサと、燃料の圧力を検出することにより燃料フ
ィルタの目づまりを検知する圧力センサと、を設け、該
温度センサからの温度信号及び圧力センサからの圧力信
号に基づいて燃料の状態を正確に検出し、燃料の加熱を
行っていることである。そして、実施例においては、燃
料フィルタ18と燃料加熱器20との間には、温度セン
サ22が設【プられ、また、ディーゼルエンジン10と
燃料フィルタ18との間には、燃料フィルタ18の目づ
まり時に燃料フィルタ18からの燃料の圧力が所定圧力
以下になることを利用して賞料フィルタ18の目づまり
を検知する圧力センサ24が設けられ、温度センサ22
及び圧力センサ24は制御回路26に接続され、該制御
回路26は、温度センサ22からの温度信号100及び
圧力センサ24からの圧力信号102に基づいて前記燃
料加熱器20を制御する。 前記燃料加熱器20に電流を供給して燃料の加熱を行わ
せるために、電源28が設けられ、燃料加熱器20への
電流供給をオン・オフ制御するために、電源28にはリ
レー30が接続されている。 該リレー30は、制御回路26により制御されており、
制御回路26にはキースイッチ32が接続され、キース
イッチ32のオン作動により、リレー30は作動可能状
態となる。従って、キースイッチ32をオン作動し、エ
ンジンを始動させた後に、リレー30が作動可能状態と
なり、エンジン始動後から燃料の加熱を行うことが可能
となる。 なお、リレー30と並列にマニアルスイッチ34が接続
され、制御回路26の故障時あるいは運転者の判断によ
り燃料の加熱を行いたい場合に、該マニアルスイッチ3
4の操作により、燃料の加熱を行うことが可能となる。 また、前記制御回路26にはインターフェース36が接
続され、エンジン回転数、エンジンの水温、走行状態を
検知する入力等の信号はインターフェース36を介して
制御回路26に供給される。 本発明の好適な実施例は以上の構成から成り、以下その
作用を説明する。 低温時例えば、燃料温度が0℃以下の低温時に、キース
イッチ32をオン作動させてエンジン1゜を始動し、ア
イドル回転が安定した 1〜3分後あるいは走行開始時
に、温度センサ22は、燃料の温度を検出して温度信号
100を制御回路26に供給する。なお、走行判別はギ
アシフト位置で検知されている。その後、制御回路26
により、燃料加熱器20に電流が供給されて燃料の加熱
が行われ、アイドル回転時には、所定時間だけ燃料の加
熱が行われ、また、走行状態になった場合には、圧力セ
ンサ24は、燃料フィルタ18からの燃料圧力を検出す
ることにより燃料フィルタ18の目づまりを検知し、圧
力信号1’02を制御回路26に供給し、温度センサ2
2は温度信号100を制御回路26に供給し、該制御回
路26は、燃料加熱器20を制御して燃料の適切な加熱
を行い、燃料のワックス化を防止して燃料フィルタ18
の目づまりを防止する。そして、例えば、エンジンの水
温が暖機温度60℃程度以上の適温である場合には、再
始動後、燃料温度が一見大気温度であっても、燃料温度
が所定温度以上であればタイマの作用に係わらず燃料の
加熱を停止し、燃料フィルタ18からの燃料の圧力が−
150〜−40On+11+ H(l程度以下とならな
い限り燃料の加熱は行われない。 従って、燃料の温度が所定温度以上である場合には、燃
料フィルタ18からの燃料の圧力が所定圧力以下となら
ない限り、燃料の加熱が行われないので、燃料の無駄な
加熱を防止することができる。 以上のように、本発明の実施例によれば、温度センサか
らの温度信号及び圧力センサからの圧力信号により燃料
の状態を正確に検出し、これにより、燃料を適切に加熱
することができる。従って、温度センサのみで燃料の状
態を検出する場合と比較して、燃料の状態を正確に検出
することができ、過加熱あるいは加熱不足を防止するこ
とができる。 また、実施例の圧力検出方式において、オン・オフ時の
ヒステリシスを例えば50〜200mm Hg程度に設
定することが好適であり、これにより、外気が非常に低
温となった場合に燃料の加熱を少し長く行うことができ
、これは特に寒冷時に有効である。 更に、従来のマニアルスイッチにより燃料の加熱を行う
装置においては、エンジンの始動後に、運転者が燃料フ
ィルタの目づまりに気ずかず、このため、エンジンが停
止するという欠点があるが、実施例においては、エンジ
ンの始動後に、燃料の温度を温度センザにより検出し、
燃料の加熱を行うので、燃料のワックス化を防止して燃
料フィルタの目づまりを防止することができる。従って
、エンジンの始動後に、燃料フィルタの目づまりが生じ
ることがないので、車両を安全に走行することができる
。なお、実施例においては、エンジン始動時に燃料温度
を検出したが、燃料温度に代替可能な本装置の温度、燃
料フィルタの温度あるいはエンジン水温を検出しても実
施可能である。 次に、第2図には、実施例による燃料加熱器の断面が示
され、第3図には、第2図の断面が示されており、実施
例の燃料加熱器によれば、加熱効率を向上させることが
できる。 燃料加熱器20は、その一端に燃料タンク12からの燃
料を導くインレットパイプ38を有し、その他端に加熱
された燃料を燃料フィルタ18に供給するアウトレット
パイプ40を有しており、燃料タンク12からの燃料は
、矢印Aで示されるように、インレフ1〜パイプ38を
通って燃料加熱器20に供給され、該燃料加熱器20で
所定の加熱作用を受けた後、矢印Bで示されるようにア
ウトレットパイプ40を通って燃料フィルタ18に供給
される。燃料加熱器20は、周囲にPTC加熱素子42
−1〜42−4を有しPTC加熱素子42−1〜42−
4からの熱を燃料に伝達する加熱枠体44と、該加熱枠
体44の内側に所定間隙を持って配置され燃料を加熱枠
体44の加熱面に沿って導くガイド枠体46、を含み、
この加熱枠体44とガイド枠体46との間に加熱室48
が形成され、該加熱室48内で燃料の力目熱が行われる
こととなる。そして、加熱枠体44は、はぼ四角柱状で
あり、その4個の側面に4個の平板状のPTC加熱素子
42−1〜42−4が密着されており、また、燃料の加
熱効率を向上させるために、加熱枠木44は熱伝導性の
良い材質で形成されている。 前記ガイド枠体46は、加熱枠体44と同様にほぼ四角
柱状であり、ガイド枠体46と加熱R’体44との間隙
は1〜5mm程度に設定され、これにより、加熱室48
を狭く設定することができるので、燃料の加勢効率を向
上させることができる。 また、ガイド枠体46は、その下端に水抜き孔46aを
有し、該水抜き孔4.68により、ガイド枠体46に燃
料中の水が溜ることを防止することができる。更に、第
4図には、ガイド枠体46の外観が示され、ガイド枠体
46は、前述したようにほぼ四角柱状であり、その4個
の側面にそれぞれ燃料の通過孔50−1〜50−4を有
pており、加熱室48で加熱された燃料は、該通過孔5
0−1〜50−4を通ってアウトレットパイプ40に供
給されることとなる。 従って、インレットパイプ38からの燃料(よ、矢印C
1Dで示されるように、加熱室48に供給され、該加熱
室48で効率の良い加熱作用を受けた後、ガイド枠体4
60通過孔50−1〜50−4を通ってアウトレットパ
イプ40に供給されることとなる。 前記加熱枠体44及びガイド枠体46(ま、外枠体52
内に収納され、外枠体52(よ、耐熱性及び断熱性の良
い材質で形成されている。そして、PTC加熱素子42
−1〜42’−1)\ら加熱枠体44への熱伝導率を向
上させるために、P T C71[]熱素子42−1〜
42−4の側面に1よ、それぞれ、導電性の良い材質で
形成されたプレート54−1〜54−4が設けられ、該
プレー1−54−1〜54−4と前記外枠体52との間
には、リテーナスプリング56が挿入固定されて(IX
る。従って、リテーナスプリング56の付勢力により、
PTC加熱素子42−1〜42−4が加熱枠体44(こ
I生付けられ、PTC加熱素子42−1〜42−4力(
加熱枠体44に均一に密着するので、PTC加熱素子4
2−1〜42−4から加熱枠体44への熱伝導を効率良
く行うことができ、これにより、燃料の加熱を効率良く
行うことができる。 前記PTC加熱素子42−1〜42−4を上下方向及び
左右方向に支持固定するために、PTC加熱素子42−
1〜42−4の上下左右の端面には、絶縁性の良いゴム
で形成されたインシュレータプレート58が″設けられ
ている。このインシュレータプレート58は、加熱枠体
44の周囲に嵌合するようにほぼ四角柱状に一体成型さ
れたものであり、PTC加熱素子42−1〜42−4が
加熱枠体44に接する個所においては、インシュレータ
プレート58に、それぞれ、4個の保持孔が形成され、
PTC加熱素子42−1〜42−4は、インシュレータ
プレート58の保持孔に嵌込み固定されることとなる。 従って、インシュレータプレート58により、PTC加
熱素子42−1〜42−4を、上下及び左右方向に確実
に支持固定することができ、これにより、PTC加熱素
子42−1〜42−4から加熱枠体44への熱伝導を確
実に行うことができる。 外枠体52の上方にはカバー60が設けられ、カバー6
0には、前記アウトレットパイプ40がろう付は固定さ
れている。そして、カバー60は、その上部が凸状に形
成されており、これにより、燃料加熱器20内の空気を
上部に集めて逃すことができ、燃料加熱器20内に空気
が溜り圧力センサ24等に悪影響を及ぼすという事態を
防止することができる。また、燃料加熱器20を車体に
取付けるために、カバー60の上方にはステー62が溶
接固定され、該ステー6“2にブラケット64がリベッ
ト66によりリベット固定されている。 なお、燃料加熱器20を実際に車体に取付ける場合には
、車体に応じて、ブラケット64の形状を変更すること
が好適である。 燃料加熱器20において、燃料側のシールを行うために
、加熱枠体44とカバー60との間には○リング68.
が介在設置され、また、大気側の、シールを行い大気側
からの水、塩水等の侵入を防止するために、外枠体52
とカバー60との間には上部ガスケット70が設けられ
、加熱枠体44と外枠体52との間には下部ガスケット
72が設けられている。従って、PTC加熱素子42−
1〜42−4に、酸化物等が発生することがなく、通電
性、熱伝導性の悪化を防止することができる。 PTC加熱素子42−1〜42−4に電流を供給するた
めに、プレート54−1がPTC加熱素子42−1の十
電極とされ該プレート54−1がらハーネスが伸張され
、また、加熱枠体44の下方にあるターミナル74がP
TC加熱素子42−1の一電極とされ、電流は、プレー
ト54−1.及びターミナル74により、PTC加熱素
子42−1に供給されることとなる。更に、ターミナル
74の電気的接触を良好なものとするために、ターミナ
ル74の下方にはワッシャスプリング76が設けられて
おり、該ワッシャスプリング76により、ターミナル7
4を加熱枠体44に押圧付勢することができる。なお、
この説明においては、PTC加熱素子42−1への電流
供給について説明したが、PTC加熱素子42−2〜4
2−4への電流供給についても同様の構成により行われ
ている。また、第4図に示されるように、ガイド枠体4
6の上方には、リング状の絶縁板78が突出形成され、
この絶縁板78が加熱枠体44の上面に薄く入り込んで
絶縁状態を保っているので、加熱枠体44とカバー60
が車体とボディーアースとされることはない。 実施例による燃料加熱器は以上の構成からなり、加熱室
内で燃料を効率良く加熱できることが理解される。すな
わち、インレットパイプ38からの燃料は加熱室48を
通ってアウトレットパイプ40に供給され、この加熱室
48において、PTC加熱素子42−1〜42−4から
の熱は、熱伝導率の良い材質(例えばアルミニウム)で
形成された加熱枠体44から燃料に伝達され、更に、加
熱枠体44の内側に所定間隙を介して配置されたガイド
枠体46により、燃料は、加熱枠体44の内面を流れ、
従って、燃料の加熱が効率良く行われることとなる。 以上のように、実施例による燃料加熱器によれば、燃料
の加熱を効率良く行うことができ、加熱電流を有効に使
用することができる。 更に、実施例の燃料加熱器においては、燃料を加熱する
加熱部材としてPTC加熱素子42−1〜42−4が使
用されており、1丁C加熱素子は、温度の上昇に従って
抵抗値が増大し、該PTC加熱素子を流れる電流を減少
させ、所定の温度よりも高くならないように保温作用を
行うので加熱枠体44内の燃料が加熱により発火すると
いう危険性がない。 なお、実施例の燃料加熱器においては、PTC加熱素子
を4個のPTC加熱素子42−1〜42−4に分割して
該PTC加熱素子42−1〜44−4を加熱枠体44の
周囲に密着したので、熱効率を向上することができ、こ
の加熱枠体44の内側に所定間隙を介してガイド枠体4
6を配置したので、20〜30%の熱効率の向上が得ら
れた。 また、ガイド枠体46はほぼ四角柱状に形成したが、円
柱状であっても充分効果がある。また、加熱枠体44か
ら燃料への熱伝達効率を向上させるために、加熱枠体4
4の内側にフィンを設けることが好適である。更に、熱
効率を向上させるために、ガイド枠体46において絶縁
板78以外の部分を熱伝導率が良くかつ腐食しにくい金
属で形成することが好適である。 l11弓U( 以上説明したように、本発明によれば、温度センサ及び
圧力センサにより、燃料の状態を正確に検出し、適切に
燃料の加熱を行うことができる。 従って、燃料の過加熱及び加熱不足を防止し、加熱電流
を有効に使用することができる。 更に、本発明においては、燃料加熱器が燃料タンクと燃
料フィルタとの間に設けられており、燃料加熱器を車両
に簡単に取付けることができ、また、燃料を安全に加熱
することができ、寒冷時であっても加熱効果が大きく有
効である。 また、本発明においては、温度センサからの温度信号及
び圧力センサからの圧力信号に基づいて燃料の加熱を行
っており、マニアルスイッチにより燃料加熱を行う構成
ではないので、運転者による加熱遅れのため燃料フィル
タが目づまりするという事態を防止することができる。 また、本発明において、燃料加熱器の加熱部材としては
例えばPTC加熱素子を用いることが好適であり、これ
により、燃料が所定温度以上には ・加熱されないの
で安全である。更に、温度センサによる検出対象は、燃
料の温度だけでなく、加熱 :、器の温度又は燃料フ
ィルタの温度のように燃料温度と相関の取れる温度であ
れば実施可能であり、また、温度センサは熱電対だけで
なく、バイメタル式であっても実施可能である。 なお、本発明においては、温度センサ及び圧力センサに
より燃料の状態を検出しているが、温度センサ、圧力セ
ンサのいずれか一方のみを用いることも可能である。そ
して、温度センサのみを用いた場合には、ワックス化し
にくい燃料に対して少し余分な熱が加わるので有効な加
熱を行うことができ、また、圧力センサのみを用いた場
合には、燃料フィルタの目づまりが生じる初期状態で燃
料加熱が開始されるので、加熱特性が早くかつ比較的電
流量の大きい燃料加熱器を用いることが好適である。な
お、温度センサ、圧力センサのいずれか一方を使用した
場合には、装置のコストを低減することができる。 1、図面の簡単な説明 第1図は本発明の実施例によるディーゼルエンジンの燃
料加熱装置の説明図、 第2図は実施例による燃料加熱器の断面図、第3図は第
2図のm−m断面図、 第4図はガイド枠体の外観斜視図である。 10 ・・・ ディーゼルエンジン、 12 ・・・ 燃料タンク、 18 ・・・ フユーエルセジメンタ付燃料フィルタ、 20 ・・・ 燃料加熱器、 22 ・・・ 温度センサ、 24 ・・・ 圧力センサ、 26 ・・・ 制御回路、 42−1〜42−4 ・・・ PTC加熱素子、44
・・・ 加熱枠体、 46 ・・・ ガイド枠体、 48 ・・・ 加熱室、 50−1〜50−4 ・・・ 通過孔。
Claims (1)
- (1)ディーゼルエンジンと、該ディーゼルエンジンに
供給される燃料を貯える燃料タンクと、ディーゼルエン
ジンと燃料タンクとの間に設けられ燃料から不純物をろ
過除去する燃料フィルタと、燃料タンクと燃料フィルタ
との間に設(ブられた燃料タンクからの燃料を加熱する
燃料加熱器と、を含み、燃料の温度を検出する温度セン
サと、燃料の圧力を検出することにより燃料フィルタの
目づまりを検知するセンサと、該温度センサからの温度
信号及び圧力センサからの圧力信号に基づき前記燃料加
熱器を制御する制御回路と、を有し、温度信号及び圧力
信号に基づいて、燃料の加熱が行なわれることを特徴と
するディーゼルエンジンの燃料加熱装置。 (2、特許請求の範囲(1)記載の装置において、前記
燃料加熱器は、周囲にPTC加熱素子を有する加熱枠体
と、該加1熱枠体の内側に所定間隙をもって配置され燃
料の通過孔を有するガイド枠体と、を含み、加熱枠体と
ガイド枠体との間に形成された加熱室内で燃料の加熱が
行われることを特徴とするディーゼルエンジの燃料加熱
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58033384A JPS59160065A (ja) | 1983-03-01 | 1983-03-01 | デイ−ゼルエンジンの燃料加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58033384A JPS59160065A (ja) | 1983-03-01 | 1983-03-01 | デイ−ゼルエンジンの燃料加熱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59160065A true JPS59160065A (ja) | 1984-09-10 |
JPH0225028B2 JPH0225028B2 (ja) | 1990-05-31 |
Family
ID=12385096
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58033384A Granted JPS59160065A (ja) | 1983-03-01 | 1983-03-01 | デイ−ゼルエンジンの燃料加熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59160065A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59174363U (ja) * | 1983-05-11 | 1984-11-21 | トヨタ自動車株式会社 | エンジンの燃料加熱装置 |
EP0205411A2 (en) * | 1985-06-10 | 1986-12-17 | ITAL IDEE s.r.l. | Fuel feed device, particularly for diesel engines, with fuel filtering, heating and emulsifying members |
US20120215420A1 (en) * | 2011-02-18 | 2012-08-23 | Marco Sergi | Diesel fuel injection system in a motor vehicle provided with a diesel engine |
JP2016121613A (ja) * | 2014-12-25 | 2016-07-07 | 三菱自動車工業株式会社 | 燃料タンク装置 |
FR3076867A1 (fr) * | 2018-01-12 | 2019-07-19 | Psa Automobiles Sa | Procede et systeme de rechauffage optimise d’un filtre de carburant |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5744995U (ja) * | 1980-08-28 | 1982-03-12 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5744995B2 (ja) * | 1975-01-10 | 1982-09-25 |
-
1983
- 1983-03-01 JP JP58033384A patent/JPS59160065A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5744995U (ja) * | 1980-08-28 | 1982-03-12 |
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JPS6315573Y2 (ja) * | 1983-05-11 | 1988-05-02 | ||
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0225028B2 (ja) | 1990-05-31 |
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