JPS5915192Y2 - 電気音響変換器 - Google Patents
電気音響変換器Info
- Publication number
- JPS5915192Y2 JPS5915192Y2 JP1979087935U JP8793579U JPS5915192Y2 JP S5915192 Y2 JPS5915192 Y2 JP S5915192Y2 JP 1979087935 U JP1979087935 U JP 1979087935U JP 8793579 U JP8793579 U JP 8793579U JP S5915192 Y2 JPS5915192 Y2 JP S5915192Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- electroacoustic transducer
- vibrator
- bimorph
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Details Of Television Systems (AREA)
- Transducers For Ultrasonic Waves (AREA)
- Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)
- Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、テレビジョン受像機のリモートコントロー
ル装置、玩具用リモートコントロール装置または各種の
近接スイッチ等に用いる超音波の電気音響変換器に関す
るものである。
ル装置、玩具用リモートコントロール装置または各種の
近接スイッチ等に用いる超音波の電気音響変換器に関す
るものである。
従来の電気音響変換器は、第1図に示すように2枚の圧
電磁器振動子1,2を貼合せてなるバイモルフ振動子3
の一面の中央部に円錐状共振子4を付設し、バイモルフ
振動子3の他面を弾性接着剤5を介して2枚重ねの端子
板6,7の振動子支持部6aに取付け、これらを一方の
開口にスクリーン8を装着したケース9にその他方の開
口から収容して固定している。
電磁器振動子1,2を貼合せてなるバイモルフ振動子3
の一面の中央部に円錐状共振子4を付設し、バイモルフ
振動子3の他面を弾性接着剤5を介して2枚重ねの端子
板6,7の振動子支持部6aに取付け、これらを一方の
開口にスクリーン8を装着したケース9にその他方の開
口から収容して固定している。
この場合、ケース9は、つば9aを有する筒状の外ケー
ス9bと筒状の内ケース9Cとからなり、外ケース9b
のつば9aの内面と内ケース9Cの一方の端縁とにより
スクリーン8を挟持するとともに外ケース9bの他端縁
をかしめることにより内ケース9Cの他端縁とで端子板
6.7を固定している。
ス9bと筒状の内ケース9Cとからなり、外ケース9b
のつば9aの内面と内ケース9Cの一方の端縁とにより
スクリーン8を挟持するとともに外ケース9bの他端縁
をかしめることにより内ケース9Cの他端縁とで端子板
6.7を固定している。
また、バイモルフ振動子3の振動子支持部6aへの取付
は、弾性接着剤5を用いバイモルフ振動子3を周辺自由
な状態で振動させるために節円の個所を支えるように接
着している。
は、弾性接着剤5を用いバイモルフ振動子3を周辺自由
な状態で振動させるために節円の個所を支えるように接
着している。
また、この電気音響変換器は、バイモルフ振動子3の両
電極面にその振動を抑制しないような柔いリード線10
.11の一端をはんだ付により取付けるとともに端子板
6,7に植設した端子12.13に他端をはんだ付接続
し、バイモルフ振動子3からの電気信号の入出力を行っ
ている。
電極面にその振動を抑制しないような柔いリード線10
.11の一端をはんだ付により取付けるとともに端子板
6,7に植設した端子12.13に他端をはんだ付接続
し、バイモルフ振動子3からの電気信号の入出力を行っ
ている。
しかし、このような従来の電気音響変換器は、バイモル
フ振動子3の振動子支持部6aへの取付を弾性接着剤5
を介して行っているため、取付高さの変動、左右の偏心
および加圧による接着力の変動等により感度−周波数特
性が不安定になり、製造時においてそれらを解消するた
めの制約条件が多くなっていた。
フ振動子3の振動子支持部6aへの取付を弾性接着剤5
を介して行っているため、取付高さの変動、左右の偏心
および加圧による接着力の変動等により感度−周波数特
性が不安定になり、製造時においてそれらを解消するた
めの制約条件が多くなっていた。
また、電気信号入出力用としてリード線10.11と端
子12.13が必要であり、しかも、はんだ付を4個所
行う必要があったため、部品点数および製造工程が多く
なってコスト高になるという問題があった。
子12.13が必要であり、しかも、はんだ付を4個所
行う必要があったため、部品点数および製造工程が多く
なってコスト高になるという問題があった。
したがって、この考案の目的は、構成が簡単でかつ感度
−周波数特性が安定した安価な電気音響変換器を提供す
ることである。
−周波数特性が安定した安価な電気音響変換器を提供す
ることである。
この考案の一実施例を第2図および第3図に示す。
すなわち、この電気音響変換器は、圧電磁器振動子14
の一面に金属製振動板15を貼合せてバイモルフ振動子
16を形成し、金属製振動板15と一体形成した弾性を
有する細い端子17と圧電磁器振動子14の他面に貼合
せた弾性を有する細いリング状の端子18とをそれぞれ
端子台19に植設した外部端子20.21に接続して固
定し、金属製振動板15の開放面の中央部に金属製円錐
状共振子22を取付け、これらを筒状のケース23に収
容してかしめ固定したものである。
の一面に金属製振動板15を貼合せてバイモルフ振動子
16を形成し、金属製振動板15と一体形成した弾性を
有する細い端子17と圧電磁器振動子14の他面に貼合
せた弾性を有する細いリング状の端子18とをそれぞれ
端子台19に植設した外部端子20.21に接続して固
定し、金属製振動板15の開放面の中央部に金属製円錐
状共振子22を取付け、これらを筒状のケース23に収
容してかしめ固定したものである。
この場合、端子17は、金属製振動板15に切込部15
aを設けることにより屈曲振動を抑制しない屈曲振動の
節(振動モード)に対応する部分から突出させている。
aを設けることにより屈曲振動を抑制しない屈曲振動の
節(振動モード)に対応する部分から突出させている。
端子18も同様に屈曲振動を抑制しないように屈曲振動
の節に対応する部分にリング状に接着されている。
の節に対応する部分にリング状に接着されている。
また、金属製円錐状共振子22は、バイモルフ振動子1
6の振動を増幅する機能を有するとともに、バイモルフ
振動子16の振動を空気中に音波として放射する際に空
気のもつ固有音響インピータラスにマツチングするよう
に材質および形状を設定して音響効率を高くしている。
6の振動を増幅する機能を有するとともに、バイモルフ
振動子16の振動を空気中に音波として放射する際に空
気のもつ固有音響インピータラスにマツチングするよう
に材質および形状を設定して音響効率を高くしている。
さらに、ケース23は、つば23 aを有し、このつば
23 Hの内面とケース23内に装着した共振筒24と
によりスクリーン25を挟持している。
23 Hの内面とケース23内に装着した共振筒24と
によりスクリーン25を挟持している。
一方、共振筒24は、内部形状が最小内径10mmφ、
最大内径14mmφ、高さ2mmのラッパ状になってい
て空気共振効果を高め、また、端子台19は、バイモル
フ振動子16の振動モード直径に相当するとともに深さ
が4mm(波長(40KHzにおける)/2〕の凹部1
9aをその中央部分に設け、反射波を利用した定在波共
振を行わせるようにし、それぞれ感度を高めるように作
用している。
最大内径14mmφ、高さ2mmのラッパ状になってい
て空気共振効果を高め、また、端子台19は、バイモル
フ振動子16の振動モード直径に相当するとともに深さ
が4mm(波長(40KHzにおける)/2〕の凹部1
9aをその中央部分に設け、反射波を利用した定在波共
振を行わせるようにし、それぞれ感度を高めるように作
用している。
このように、この電気音響変換器は、バイモルフ振動子
16に弾性を有する細い端子17.18を設け、この端
子17.18を外部端子20.21により固定するとい
う簡単な構成で、第4図A、Bに示すように、バイモル
フ振動子16の屈曲振動を自由振動に近似する振動モー
ドにしている。
16に弾性を有する細い端子17.18を設け、この端
子17.18を外部端子20.21により固定するとい
う簡単な構成で、第4図A、Bに示すように、バイモル
フ振動子16の屈曲振動を自由振動に近似する振動モー
ドにしている。
なお、第4図A、Hにおいて、破線は無限大バッフルA
、、A2に取付けたときの振動モードを示し、第5図A
、Bおよび第6図A、Bについても同様であり、第5図
および第6図はそ北ぞれ端子17.18が太くなった状
態を示しており、この場合には屈曲振動が自由振動から
離れた振動モードになっている。
、、A2に取付けたときの振動モードを示し、第5図A
、Bおよび第6図A、Bについても同様であり、第5図
および第6図はそ北ぞれ端子17.18が太くなった状
態を示しており、この場合には屈曲振動が自由振動から
離れた振動モードになっている。
また、この電気音響変換器は、バイモルフ振動子16を
弾性接着剤を使用せずに端子台19に固定しているため
、取付位置および寸法を正確に設定でき、その結果、感
度−周波数特性が安定する。
弾性接着剤を使用せずに端子台19に固定しているため
、取付位置および寸法を正確に設定でき、その結果、感
度−周波数特性が安定する。
この感度−周波数特性は金属製円錐状共振子22の形状
またはケース23内の形状を変えることにより任意に設
定することができる。
またはケース23内の形状を変えることにより任意に設
定することができる。
すなわち、この実施例の形状における電気音響変換器の
感度−周波数特性は第7図の実線B1および第8図の実
線C1で示すようになり、金属製円錐状共振子22に変
えて第9図A、Bに示すような断面形状を有する共振子
を用いると、感度−周波数特性がそれぞれ第7図の破線
B2および一点鎖線B3で示すようになる。
感度−周波数特性は第7図の実線B1および第8図の実
線C1で示すようになり、金属製円錐状共振子22に変
えて第9図A、Bに示すような断面形状を有する共振子
を用いると、感度−周波数特性がそれぞれ第7図の破線
B2および一点鎖線B3で示すようになる。
一方、金属製円錐状共振子22はそのまま使用し、ケー
ス23内の形状を第10図A、Bに示すような断面形状
にすると、感度−周波数特性がそれぞれ第8図の破線C
2および一点鎖線C3で示すようになる。
ス23内の形状を第10図A、Bに示すような断面形状
にすると、感度−周波数特性がそれぞれ第8図の破線C
2および一点鎖線C3で示すようになる。
この考案の他の実施例を第11図に示す。
すなわち、この電気音響変換器は、端子17.18と外
部端子20.21をそれぞれ一体化することにより、そ
の構成をさらに簡素化し、製造を容易にしてコストダウ
ンを図るようにし、共振筒24に代えて筒26を用いて
スクリーン25および端子台19を固定している。
部端子20.21をそれぞれ一体化することにより、そ
の構成をさらに簡素化し、製造を容易にしてコストダウ
ンを図るようにし、共振筒24に代えて筒26を用いて
スクリーン25および端子台19を固定している。
なお、それ以外の構成および作用効果は前述の実施例と
同様である。
同様である。
なお、前述の実施例の説明においては、金属製振動板1
5および圧電磁器振動子14の形状が略角形であったが
、これに限定する必要はなく円形でもよい。
5および圧電磁器振動子14の形状が略角形であったが
、これに限定する必要はなく円形でもよい。
また、端子18は、バイモルフ振動子16への取付部分
がリング状であって、振動モードの節円に相当する部分
の全周に取付けたが、一部分だけでもよい。
がリング状であって、振動モードの節円に相当する部分
の全周に取付けたが、一部分だけでもよい。
さらに、金属製円錐状共振子22は、これに代えて樹脂
製のものでもよい。
製のものでもよい。
以上のように、この考案の電気音響変換器は、圧電磁器
振動子の一面に金属製振動板を貼合せてバイモルフ振動
子を形成し、金属製振動板の振動モードの節に相当する
部分に第1の端子を一体形成し、圧電磁器振動子の振動
モードの節に相当する部分に第2の端子を設け、これら
の端子を端子台に固定してケースに収容するようにした
ので、構成が簡単になって製造が容易になり、その結果
コストダウンを達成でき、しかも、従来のような弾性接
着剤が不要となるため、バイモルフ振動子の取付状態が
一定し、感度−周波数特性が安定するという効果がある
。
振動子の一面に金属製振動板を貼合せてバイモルフ振動
子を形成し、金属製振動板の振動モードの節に相当する
部分に第1の端子を一体形成し、圧電磁器振動子の振動
モードの節に相当する部分に第2の端子を設け、これら
の端子を端子台に固定してケースに収容するようにした
ので、構成が簡単になって製造が容易になり、その結果
コストダウンを達成でき、しかも、従来のような弾性接
着剤が不要となるため、バイモルフ振動子の取付状態が
一定し、感度−周波数特性が安定するという効果がある
。
第1図は従来の電気音響変換器の断面図、第2図はこの
考案の一実施例の断面図、第3図はその要部分解斜視図
、第4図は同じくその動作説明図、第5図および第6図
はそれぞれ比較例の動作説明図、第7図および第8図は
それぞれこの実施例の感度−周波数特性図、第9図およ
び第10図はそれぞれ第7図および第8図の感度−周波
数特性を後たときの共振子の形状およびケース内の形状
を示す概略断面図、第11図はこの考案の他の実施例の
断面図である。 14・・・・・・圧電磁器振動子、15・・・・・・金
属製振動板、16・・・・・・バイモルフ振動子、17
.18・・・・・・端子、19・・・・・・端子台、2
0,21・・・・・・外部端子、22・・・・・・金属
製円錐状共振子。
考案の一実施例の断面図、第3図はその要部分解斜視図
、第4図は同じくその動作説明図、第5図および第6図
はそれぞれ比較例の動作説明図、第7図および第8図は
それぞれこの実施例の感度−周波数特性図、第9図およ
び第10図はそれぞれ第7図および第8図の感度−周波
数特性を後たときの共振子の形状およびケース内の形状
を示す概略断面図、第11図はこの考案の他の実施例の
断面図である。 14・・・・・・圧電磁器振動子、15・・・・・・金
属製振動板、16・・・・・・バイモルフ振動子、17
.18・・・・・・端子、19・・・・・・端子台、2
0,21・・・・・・外部端子、22・・・・・・金属
製円錐状共振子。
Claims (1)
- 圧電磁器振動子と金属製振動板を貼合せたバイモルフ振
動子と、前記金属製振動板の振動モードの節部分に一体
形成した第1の端子と、前記圧電磁器振動子の振動モー
ドの節部分に接着した第2の端子と、前記第1および第
2の端子を固定する端子台とを備えた電気音響変換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979087935U JPS5915192Y2 (ja) | 1979-06-26 | 1979-06-26 | 電気音響変換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979087935U JPS5915192Y2 (ja) | 1979-06-26 | 1979-06-26 | 電気音響変換器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS566186U JPS566186U (ja) | 1981-01-20 |
JPS5915192Y2 true JPS5915192Y2 (ja) | 1984-05-04 |
Family
ID=29321129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979087935U Expired JPS5915192Y2 (ja) | 1979-06-26 | 1979-06-26 | 電気音響変換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5915192Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-06-26 JP JP1979087935U patent/JPS5915192Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS566186U (ja) | 1981-01-20 |
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