JPS5914190B2 - 電縫管の溶接部試験方法 - Google Patents
電縫管の溶接部試験方法Info
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- JPS5914190B2 JPS5914190B2 JP53148082A JP14808278A JPS5914190B2 JP S5914190 B2 JPS5914190 B2 JP S5914190B2 JP 53148082 A JP53148082 A JP 53148082A JP 14808278 A JP14808278 A JP 14808278A JP S5914190 B2 JPS5914190 B2 JP S5914190B2
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Landscapes
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- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、電縫管の溶接欠陥の有無を検出するための試
験方法に関するものである。
験方法に関するものである。
自動車製造工場においては、たとえばプロペラシャフト
用としての電縫管の品質を管理するため 。
用としての電縫管の品質を管理するため 。
に、造管後において電縫管の溶接部の検査を行つており
、一般にこの検査は管の端部を適当長さに切断したるの
ち、この切断片を径方向に押し広げて溶接欠陥の有無を
検出する押し広げ試験と呼称される破壊検査によつて行
つている。ところが、この破壊検査法は非破壊検査法に
比較して検査結果の信頼性が高いという特徴を有するも
のの、管の端部を切断しこれを試、験片として溶接欠陥
の有無を検出する方法であるために材料歩留りが悪く全
製品に実施することが困難であつた。本発明は、上述の
如き不具合に鑑み、電縫管の5 溶接欠陥の有無を歩留
りを低下させることなくしかも精度よく検出でき、さら
には全製品に実施することの可能な電縫管の溶接部試験
方法を提供しようとするものである。
、一般にこの検査は管の端部を適当長さに切断したるの
ち、この切断片を径方向に押し広げて溶接欠陥の有無を
検出する押し広げ試験と呼称される破壊検査によつて行
つている。ところが、この破壊検査法は非破壊検査法に
比較して検査結果の信頼性が高いという特徴を有するも
のの、管の端部を切断しこれを試、験片として溶接欠陥
の有無を検出する方法であるために材料歩留りが悪く全
製品に実施することが困難であつた。本発明は、上述の
如き不具合に鑑み、電縫管の5 溶接欠陥の有無を歩留
りを低下させることなくしかも精度よく検出でき、さら
には全製品に実施することの可能な電縫管の溶接部試験
方法を提供しようとするものである。
電縫管の品質、この場合、溶接強度を保証する10とい
う信頼度を高めるためには、検査のサンプル数を増すか
、信頼性のある検出方法を選択しその溶接欠陥の検出精
度を高めるしかない。
う信頼度を高めるためには、検査のサンプル数を増すか
、信頼性のある検出方法を選択しその溶接欠陥の検出精
度を高めるしかない。
前述した様に、従来から行われている押し広げ試験は、
亀裂発生の有無により直接判定する破壊検査である15
がゆえ、信頼性の高い検査方法である。しかし、サンプ
ル数を増すという点においては歩留り低下という難点が
ある。これに対し、超音波探傷法、渦流探傷法等の非破
壊検査方法は、歩留りを低下させることはない20もの
の、その検出能力が傷の大きさによつて左右されるとい
う問題点がある。
亀裂発生の有無により直接判定する破壊検査である15
がゆえ、信頼性の高い検査方法である。しかし、サンプ
ル数を増すという点においては歩留り低下という難点が
ある。これに対し、超音波探傷法、渦流探傷法等の非破
壊検査方法は、歩留りを低下させることはない20もの
の、その検出能力が傷の大きさによつて左右されるとい
う問題点がある。
つまり、未溶接部のすき間が大きい程検出が容易となり
、逆に欠陥が小さい場合は、検出感度を上げなければな
らず、他の外乱を受けやすくなるという欠点である。2
5本発明は、以上2つの欠点を克服するため、電縫管に
いつたん押し広げを行い傷を拡大した後、これを元形状
に復元し、その後目視あるいは超音波探傷法、渦流探傷
法等の非破壊検査を行うことを特徴とするものである。
、逆に欠陥が小さい場合は、検出感度を上げなければな
らず、他の外乱を受けやすくなるという欠点である。2
5本発明は、以上2つの欠点を克服するため、電縫管に
いつたん押し広げを行い傷を拡大した後、これを元形状
に復元し、その後目視あるいは超音波探傷法、渦流探傷
法等の非破壊検査を行うことを特徴とするものである。
?0 電縫管を押し広げていくと、溶接欠陥のあるもの
については、その溶接部より亀裂を生ずる。
については、その溶接部より亀裂を生ずる。
溶接部以外の母材より亀裂が生じたもの、あるいは、座
屈まで至つたものは十分な溶接強度を有しているとみな
すことができ、その場合の押し広げ率は■5 かなり高
い点(第1図のaに示す例の場合50%付近)にある。
第1図のaおよびbは溶接部に欠陥のあるサン、71−
プルと欠陥のないサンプルをランダムに押し広げ試験し
た結果を示している。
屈まで至つたものは十分な溶接強度を有しているとみな
すことができ、その場合の押し広げ率は■5 かなり高
い点(第1図のaに示す例の場合50%付近)にある。
第1図のaおよびbは溶接部に欠陥のあるサン、71−
プルと欠陥のないサンプルをランダムに押し広げ試験し
た結果を示している。
微小な欠陥を有する電縫管においては、管理限界15(
!)付近の押し広げ率で亀裂を生ずる電縫管も皆無とは
云えないが、この図の例の様に大部分の欠陥電縫管にお
いては管理限界よりかなり低度の押し広げ率で亀裂を生
ずる確率が非常に高い。従つて、母材座屈に至るまであ
るいは本例の様な場合には、管理限界15%までもの押
し広げ率まで加工せずとも欠陥を亀裂という形態に露呈
させることが可能である。よつて、低度の押し広げ率(
管理限界15%あるいはそれ以下の押し広げ率)を行い
それを復元した時、欠陥の大きい場合は、完全な亀裂と
なり、また、微小な欠陥も拡大することとなり、前者の
場合は目視でも検出でき、後者の場合は非破壊探傷と組
み合わせれば、その検出能力を高める効果を与えること
ができる。第2図および第3図は本発明方法における電
縫管6の押し広げ加工と元形状への復元加工とを行うた
めの加工手段の一実施例を示している。
!)付近の押し広げ率で亀裂を生ずる電縫管も皆無とは
云えないが、この図の例の様に大部分の欠陥電縫管にお
いては管理限界よりかなり低度の押し広げ率で亀裂を生
ずる確率が非常に高い。従つて、母材座屈に至るまであ
るいは本例の様な場合には、管理限界15%までもの押
し広げ率まで加工せずとも欠陥を亀裂という形態に露呈
させることが可能である。よつて、低度の押し広げ率(
管理限界15%あるいはそれ以下の押し広げ率)を行い
それを復元した時、欠陥の大きい場合は、完全な亀裂と
なり、また、微小な欠陥も拡大することとなり、前者の
場合は目視でも検出でき、後者の場合は非破壊探傷と組
み合わせれば、その検出能力を高める効果を与えること
ができる。第2図および第3図は本発明方法における電
縫管6の押し広げ加工と元形状への復元加工とを行うた
めの加工手段の一実施例を示している。
本実施例における加工手段はパンチ1とダイス2とより
なり、上記押し広げ加工および復元加工のほか管端部の
矯正加工をも行い得るように構成されている。すなわち
、パンチ1とダイス2とは共にホルダー3に対してボル
ト4,5により同心的に固定され、パンチ1は図示のよ
うにその端部から基部にかけてしごき部1a1約11度
の傾斜をもつ拡管用テーパ部1b1このテーパ部1bに
対し約15度の傾斜をもつ面取り用テーパ部1cおよび
端面仕上用の当り部1dを順次備えた形状に作られ、一
方ダイス2はパンチ1の外形にはぼ対応した形状に形成
されている。ただし、パンチ1およびダイス2の端面は
加工すべき電縫管6の挿入を容易にするためそれぞれR
面に形成されている。従つて、加工すべき製品長さに切
断された電縫管6を適当なクランプ型で保持したる状態
において、パンチ1とダイス2とを電縫管6に向つて移
動させるかあるいは電縫管6を移動させることによつて
管6の端部をパンチ1とダイス2との間に挿入すれば、
管端部はまずしごき部1aを通過することによつて切断
時に発生した内側・外側への変形部分やビード等の突起
物を押し潰されて除去され、つづいて拡管用テーパ部1
bを通過することによつて約10%の押し広げ率で押し
広げられ、さらにその後は内周端面が面取り用テーパ部
1cによつて面取りされるとともに、当り部1dに衝突
することによつて端面が平担面に仕上げられる。上記の
如くして電縫管6の押し広げ加工と矯正加工とを行つた
るのち、電縫管6をパンチ1とダイヤ2間から引き抜け
ば、押し広げられた部分はダイス2の内周面によつて順
々に縮小され、最終的にはしごき部1aから抜け出すと
きに元形状に復元される。そして、このような押し広げ
加工と復元加工との完了後に、電縫管6の当該加工を行
つた端部の溶接部を超音波探傷法等により検査すること
によつて溶接欠陥の有無を検出し、かくして製品として
の良否の判定が行われる。第4図および第5図は加工手
段の別の実施例を示しており、本実施例はパンチ1とダ
イス2とを独立して動かすことにより、すなわちダブル
アクシヨン方式によつて電縫管6の押し広げおよび復元
加工と同時に縮管加工を行わせようとしたものである。
なり、上記押し広げ加工および復元加工のほか管端部の
矯正加工をも行い得るように構成されている。すなわち
、パンチ1とダイス2とは共にホルダー3に対してボル
ト4,5により同心的に固定され、パンチ1は図示のよ
うにその端部から基部にかけてしごき部1a1約11度
の傾斜をもつ拡管用テーパ部1b1このテーパ部1bに
対し約15度の傾斜をもつ面取り用テーパ部1cおよび
端面仕上用の当り部1dを順次備えた形状に作られ、一
方ダイス2はパンチ1の外形にはぼ対応した形状に形成
されている。ただし、パンチ1およびダイス2の端面は
加工すべき電縫管6の挿入を容易にするためそれぞれR
面に形成されている。従つて、加工すべき製品長さに切
断された電縫管6を適当なクランプ型で保持したる状態
において、パンチ1とダイス2とを電縫管6に向つて移
動させるかあるいは電縫管6を移動させることによつて
管6の端部をパンチ1とダイス2との間に挿入すれば、
管端部はまずしごき部1aを通過することによつて切断
時に発生した内側・外側への変形部分やビード等の突起
物を押し潰されて除去され、つづいて拡管用テーパ部1
bを通過することによつて約10%の押し広げ率で押し
広げられ、さらにその後は内周端面が面取り用テーパ部
1cによつて面取りされるとともに、当り部1dに衝突
することによつて端面が平担面に仕上げられる。上記の
如くして電縫管6の押し広げ加工と矯正加工とを行つた
るのち、電縫管6をパンチ1とダイヤ2間から引き抜け
ば、押し広げられた部分はダイス2の内周面によつて順
々に縮小され、最終的にはしごき部1aから抜け出すと
きに元形状に復元される。そして、このような押し広げ
加工と復元加工との完了後に、電縫管6の当該加工を行
つた端部の溶接部を超音波探傷法等により検査すること
によつて溶接欠陥の有無を検出し、かくして製品として
の良否の判定が行われる。第4図および第5図は加工手
段の別の実施例を示しており、本実施例はパンチ1とダ
イス2とを独立して動かすことにより、すなわちダブル
アクシヨン方式によつて電縫管6の押し広げおよび復元
加工と同時に縮管加工を行わせようとしたものである。
そのために、パンチ1はその端部から基部にかけてしご
き部1a1このしごき部1aより小径の逃げ部1e1し
ごき部1aよりも大径の拡管用テーパ部1bとを順次備
えた形状に形成され、一方ダイス2は端部から基部にか
けて縮管用テーパ部2a1この縮管用テーパ部2aに連
続するしごき部2bおよびパンチ1の拡管用テーパ部1
cに対応する拡管用の逃げテーパ部2cを有した形状に
形成されている。そして、図示はしないがパンチ1およ
びダイス2はそれぞれ別々のホルダーに取付けられ独立
した駆動装置によつて前進・後退の各動作を与えられ上
述の加工を行うものである。すなわち、パンチ1とダイ
ス2とが、まず第4図に示す状態(位置関係)を保持し
たまま加工すべき電縫管6に向つて前進すると、この前
進により電縫管6はパンチ1とダイス2との間に挿入し
そしてダイス2の縮管用テーパ部2aによつて縮管され
るとともにパンチ1の拡管用テーパ部1bによつて押し
広げられる。つづいてダイス2を前進位置に固定しパン
チ1のみを第5図に示す位置、すなわちしごき部1aが
ダイス2のしごき部2bと対向する位置まで後退させた
のち、その後はパンチ1とダイス2とを共に後退させて
電縫管6をしごき部1a,2bにてしごきながら引き抜
くことにより、押し広げ加工された部分を元形状に復元
させる。そしてその後は押し広げ加工と復元加工とを行
つた当該部分の溶接部を超音波探傷法等により検査する
ことによつて溶接欠陥の有無が検出される。以上詳述し
たように、本発明はパンチとダイスとの間に電縫管の端
部を押し込んで該端部を一定量押し広げたのち、電縫管
をパンチとダイスとの間から引き抜くことにより押し広
げ加工部分を元形状に復元し、しかるのち当該加工部分
の溶接部に超音波探傷法あるいは渦流探傷法さらには目
視等の非破壊検査を行うようにしたものであり、従つて
本発明によれば従来の押し広げ加工を行わない非破壊検
査法に比較して溶接欠陥の検出精度を高めることができ
、またサンプルを必要とする破壊検査法に比べて歩留り
の低下を防止できるとともに全製品に検査を実施するこ
とが可能となる。
き部1a1このしごき部1aより小径の逃げ部1e1し
ごき部1aよりも大径の拡管用テーパ部1bとを順次備
えた形状に形成され、一方ダイス2は端部から基部にか
けて縮管用テーパ部2a1この縮管用テーパ部2aに連
続するしごき部2bおよびパンチ1の拡管用テーパ部1
cに対応する拡管用の逃げテーパ部2cを有した形状に
形成されている。そして、図示はしないがパンチ1およ
びダイス2はそれぞれ別々のホルダーに取付けられ独立
した駆動装置によつて前進・後退の各動作を与えられ上
述の加工を行うものである。すなわち、パンチ1とダイ
ス2とが、まず第4図に示す状態(位置関係)を保持し
たまま加工すべき電縫管6に向つて前進すると、この前
進により電縫管6はパンチ1とダイス2との間に挿入し
そしてダイス2の縮管用テーパ部2aによつて縮管され
るとともにパンチ1の拡管用テーパ部1bによつて押し
広げられる。つづいてダイス2を前進位置に固定しパン
チ1のみを第5図に示す位置、すなわちしごき部1aが
ダイス2のしごき部2bと対向する位置まで後退させた
のち、その後はパンチ1とダイス2とを共に後退させて
電縫管6をしごき部1a,2bにてしごきながら引き抜
くことにより、押し広げ加工された部分を元形状に復元
させる。そしてその後は押し広げ加工と復元加工とを行
つた当該部分の溶接部を超音波探傷法等により検査する
ことによつて溶接欠陥の有無が検出される。以上詳述し
たように、本発明はパンチとダイスとの間に電縫管の端
部を押し込んで該端部を一定量押し広げたのち、電縫管
をパンチとダイスとの間から引き抜くことにより押し広
げ加工部分を元形状に復元し、しかるのち当該加工部分
の溶接部に超音波探傷法あるいは渦流探傷法さらには目
視等の非破壊検査を行うようにしたものであり、従つて
本発明によれば従来の押し広げ加工を行わない非破壊検
査法に比較して溶接欠陥の検出精度を高めることができ
、またサンプルを必要とする破壊検査法に比べて歩留り
の低下を防止できるとともに全製品に検査を実施するこ
とが可能となる。
また、実施例において述べた如く押し広げおよび復元加
工を、管端部の矯正加工や縮管加工等の2次加工と同時
に行うことができるため、検査のためだけの設備投資が
少くて済みかつ造管工程の後の2次加工の一工程として
実施できるものであつて品質保証の体制強化に大きく役
立つものである。また、管の端部を押し広げたのちこれ
を元形状に復元させる加工は、繰り返し行なわなければ
材料の疲労強度を低下させることはなく、むしろ加工硬
化により強度が向上する効果をもたらすのである。
工を、管端部の矯正加工や縮管加工等の2次加工と同時
に行うことができるため、検査のためだけの設備投資が
少くて済みかつ造管工程の後の2次加工の一工程として
実施できるものであつて品質保証の体制強化に大きく役
立つものである。また、管の端部を押し広げたのちこれ
を元形状に復元させる加工は、繰り返し行なわなければ
材料の疲労強度を低下させることはなく、むしろ加工硬
化により強度が向上する効果をもたらすのである。
第1図は溶接部に欠陥のあるサンプルと欠陥のないサン
プルをランダムに押し広げ試験をしたときの試験結果を
示す説明図、第2図は本発明方法に使用されるパンチと
ダイスとからなる加工手段の一実施例を示す縦断面図、
第3図は同じくパンチとダイスとの拡大図、第4図およ
び第5図は加工手段の別の実施例を示す縦断面図である
。 1・・・・・・パンチ、1a・・・・・化ごき部、1b
・・・・・・拡管用テーパ部、2・・・・・・ダイス、
2a・・・・・・縮管用テーパ部、2b・・・・・化ご
き部、6・・・・・・電縫管。
プルをランダムに押し広げ試験をしたときの試験結果を
示す説明図、第2図は本発明方法に使用されるパンチと
ダイスとからなる加工手段の一実施例を示す縦断面図、
第3図は同じくパンチとダイスとの拡大図、第4図およ
び第5図は加工手段の別の実施例を示す縦断面図である
。 1・・・・・・パンチ、1a・・・・・化ごき部、1b
・・・・・・拡管用テーパ部、2・・・・・・ダイス、
2a・・・・・・縮管用テーパ部、2b・・・・・化ご
き部、6・・・・・・電縫管。
Claims (1)
- 1 パンチとダイスとの間に電縫管の端部を押し込んで
該端部を一定量押し広げたのち、電縫管をパンチとダイ
スとの間から引き抜くことにより押し広げ加工部分を元
形状に復元し、しかるのち当該加工部分の溶接部に超音
波探傷法等の非破壊検査を行うことを特徴とする電縫管
の溶接部試験方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53148082A JPS5914190B2 (ja) | 1978-11-29 | 1978-11-29 | 電縫管の溶接部試験方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53148082A JPS5914190B2 (ja) | 1978-11-29 | 1978-11-29 | 電縫管の溶接部試験方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5574461A JPS5574461A (en) | 1980-06-05 |
JPS5914190B2 true JPS5914190B2 (ja) | 1984-04-03 |
Family
ID=15444817
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53148082A Expired JPS5914190B2 (ja) | 1978-11-29 | 1978-11-29 | 電縫管の溶接部試験方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5914190B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62502008A (ja) * | 1985-07-24 | 1987-08-06 | ドイチエ トムソン−ブラント ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 竪形プレ−ヤのcd−盤のための保持装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009019887A (ja) * | 2007-07-10 | 2009-01-29 | Nippon Steel Corp | 電縫鋼管の溶接部欠陥の検査方法と装置 |
-
1978
- 1978-11-29 JP JP53148082A patent/JPS5914190B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62502008A (ja) * | 1985-07-24 | 1987-08-06 | ドイチエ トムソン−ブラント ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 竪形プレ−ヤのcd−盤のための保持装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5574461A (en) | 1980-06-05 |
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