JPS59140925A - 多板クラツチ - Google Patents
多板クラツチInfo
- Publication number
- JPS59140925A JPS59140925A JP1289383A JP1289383A JPS59140925A JP S59140925 A JPS59140925 A JP S59140925A JP 1289383 A JP1289383 A JP 1289383A JP 1289383 A JP1289383 A JP 1289383A JP S59140925 A JPS59140925 A JP S59140925A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clutch
- ball
- type check
- check valve
- drum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D48/00—External control of clutches
- F16D48/02—Control by fluid pressure
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D25/00—Fluid-actuated clutches
- F16D25/06—Fluid-actuated clutches in which the fluid actuates a piston incorporated in, i.e. rotating with the clutch
- F16D25/062—Fluid-actuated clutches in which the fluid actuates a piston incorporated in, i.e. rotating with the clutch the clutch having friction surfaces
- F16D25/063—Fluid-actuated clutches in which the fluid actuates a piston incorporated in, i.e. rotating with the clutch the clutch having friction surfaces with clutch members exclusively moving axially
- F16D25/0635—Fluid-actuated clutches in which the fluid actuates a piston incorporated in, i.e. rotating with the clutch the clutch having friction surfaces with clutch members exclusively moving axially with flat friction surfaces, e.g. discs
- F16D25/0638—Fluid-actuated clutches in which the fluid actuates a piston incorporated in, i.e. rotating with the clutch the clutch having friction surfaces with clutch members exclusively moving axially with flat friction surfaces, e.g. discs with more than two discs, e.g. multiple lamellae
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D25/00—Fluid-actuated clutches
- F16D25/12—Details not specific to one of the before-mentioned types
- F16D25/14—Fluid pressure control
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D48/00—External control of clutches
- F16D48/02—Control by fluid pressure
- F16D2048/0221—Valves for clutch control systems; Details thereof
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、自動変速機等に使用される多板クラッチに関
するものである。
するものである。
自動゛変速機の2つの回転部材間を必要番こ応じて連結
し又は切離す多板クラッチは、一方の部材と一体に回転
するクラッチドラムと、クラッチドラムにはめ合わされ
て油室を形成するクラ・ンチピストンと、クラッチピス
トンから作用する押圧力1とよってクラッチドラムと他
方の回転部材とを連結可能なりラッチプレートとを有し
てし)る。クラ]ンチピストン又はクラッチドラムには
、一般をこポール式逆止め弁が設けられている。これt
よ、ン由室内に残留した油にクラッチドラムの回転部こ
伴なって作用する遠心力によってクラッチピストン力く
意図に反して締結側に押されること防止するためである
。すなわち、油室に油圧が供給されていない状態におい
てクラッチドラムが高速で回転すると、油室内に残留し
た袖に遠心力が作用し油室内にある程度の油圧が発生す
る。もし、この油圧を排出することなく放置しておけば
、クラッチピストンはクラッチプレートに押圧力を作用
し、クラッチプレートは互いに比較的小さい力で押し付
けられた状態で回転することとなり、クラッチプレート
の焼損・摩耗等を発生する。また、遠心力が非常に大き
いときにはクラッチか締結されてしまい、自動変速機を
搭載した自動車が意図に反して移動を開始する等の問題
を発生する。この問題を解決するために、上述のように
ボール式逆止め弁が設けられている。このボール式逆止
め弁は、ボールに作用する油圧による力と遠心力による
力とのバランスによって開閉される。すなわち、油室に
積極的に油圧が供給されている場合にはボール式逆止め
弁は必ず閉じられるが、一方、油室に油圧が供給されて
いない状態で゛クラッチドラムが高速で回転したときに
は、ボールに作用する遠心力が遠心力によって発生した
油圧に打ち勝ってボール式逆止め弁を開くようにしであ
る。こうすることによって、油室内の油が排出され、油
室内には遠心力による油圧がほとんど発生しない。従来
の多板クラッチでは、油室内の油を可能な限り多く排出
することができるようにボール式逆止め弁は、クラッチ
ピストン又はクラッチドラムのできるだけ外周側に寄せ
て配置されていた。2個以上のボール式逆止め弁を設置
する場合にも、できるだけ外周゛に近い同半径上に配置
されていた。このため、従来の多板クラッチには、次の
ような問題を生じていた。すなわち、クラッチドラムが
高速度で回転している場合にも、油室に油圧が供給され
たときには確実にボール式逆止め弁が閉じられるように
するために、ボール式逆止め弁のボールとボール装入穴
とのすきまを非常に小さくせざるを得なかった。しかし
、ボールとボール装入穴との間のすきまを小さくすると
、油室内の油を排出する能力が低下し、油圧が供給され
ていない高速回転時に油暑)内に遠心力による油圧を発
生し、クラ・ンチの焼損・1皐耗又はクラッチのひきす
りを完全に阻l二することができなかった。
し又は切離す多板クラッチは、一方の部材と一体に回転
するクラッチドラムと、クラッチドラムにはめ合わされ
て油室を形成するクラ・ンチピストンと、クラッチピス
トンから作用する押圧力1とよってクラッチドラムと他
方の回転部材とを連結可能なりラッチプレートとを有し
てし)る。クラ]ンチピストン又はクラッチドラムには
、一般をこポール式逆止め弁が設けられている。これt
よ、ン由室内に残留した油にクラッチドラムの回転部こ
伴なって作用する遠心力によってクラッチピストン力く
意図に反して締結側に押されること防止するためである
。すなわち、油室に油圧が供給されていない状態におい
てクラッチドラムが高速で回転すると、油室内に残留し
た袖に遠心力が作用し油室内にある程度の油圧が発生す
る。もし、この油圧を排出することなく放置しておけば
、クラッチピストンはクラッチプレートに押圧力を作用
し、クラッチプレートは互いに比較的小さい力で押し付
けられた状態で回転することとなり、クラッチプレート
の焼損・摩耗等を発生する。また、遠心力が非常に大き
いときにはクラッチか締結されてしまい、自動変速機を
搭載した自動車が意図に反して移動を開始する等の問題
を発生する。この問題を解決するために、上述のように
ボール式逆止め弁が設けられている。このボール式逆止
め弁は、ボールに作用する油圧による力と遠心力による
力とのバランスによって開閉される。すなわち、油室に
積極的に油圧が供給されている場合にはボール式逆止め
弁は必ず閉じられるが、一方、油室に油圧が供給されて
いない状態で゛クラッチドラムが高速で回転したときに
は、ボールに作用する遠心力が遠心力によって発生した
油圧に打ち勝ってボール式逆止め弁を開くようにしであ
る。こうすることによって、油室内の油が排出され、油
室内には遠心力による油圧がほとんど発生しない。従来
の多板クラッチでは、油室内の油を可能な限り多く排出
することができるようにボール式逆止め弁は、クラッチ
ピストン又はクラッチドラムのできるだけ外周側に寄せ
て配置されていた。2個以上のボール式逆止め弁を設置
する場合にも、できるだけ外周゛に近い同半径上に配置
されていた。このため、従来の多板クラッチには、次の
ような問題を生じていた。すなわち、クラッチドラムが
高速度で回転している場合にも、油室に油圧が供給され
たときには確実にボール式逆止め弁が閉じられるように
するために、ボール式逆止め弁のボールとボール装入穴
とのすきまを非常に小さくせざるを得なかった。しかし
、ボールとボール装入穴との間のすきまを小さくすると
、油室内の油を排出する能力が低下し、油圧が供給され
ていない高速回転時に油暑)内に遠心力による油圧を発
生し、クラ・ンチの焼損・1皐耗又はクラッチのひきす
りを完全に阻l二することができなかった。
本発明は、従来の多板クラッチにおける上記のような問
題点に着目してなされたものであり、クラッチピストン
又はクラッチドラムの外周側に配置δされたボール式逆
止め弁に加えて、これよりもクラッチドラムの回転中心
線に近い位置に配置されたボール式逆止め弁を設けるこ
とにより、上記問題点を解消することを目的としている
。
題点に着目してなされたものであり、クラッチピストン
又はクラッチドラムの外周側に配置δされたボール式逆
止め弁に加えて、これよりもクラッチドラムの回転中心
線に近い位置に配置されたボール式逆止め弁を設けるこ
とにより、上記問題点を解消することを目的としている
。
以下、本発明をその実施例を示す添付図面の第1及び2
図に基ついて説明する。
図に基ついて説明する。
まず、構成について説明する。
第1図に本発明の1実施例である多板クラッチを示す。
この多板クラッチは、クラッチドラム12、クラッチピ
ストン14、クラッチプレー1・であるドライブプレー
1・16及びドリブンプレート18等から構成されてい
る。クラッチドラム12は、中央部のスプラインによっ
て図示してない回転軸と一体回転可能に連結される。ク
ラッチピストン14は、シール部材20及びシール部材
22によって内外周を庄封された状態でクラッチドラム
12に軸方向に移動可能にはめ合わせれている。クラッ
チドラム12とクラッチピストン14とによって油室2
4が形成されており、この油室24には穴26から油圧
を供給可能である。クラッチピストン14は、スプリン
グ28から常に第1図中で右方向の力を受けている。ク
ラッチドラム12に組み付けたスナップリング30とク
ラッチピストン14との間に、ディツシュプレート31
、交互に配置された複数のドライブプレート16及びド
リブンプレート18、及びリテーニングプレート32が
配置されている。ドリブンプレート18は、クラッチド
ラム12と一体回転するようにその外周部においてスプ
ライン結合されている。ドライブプレー1・16は、そ
の内周部に設けたスプラインによって図示してない回転
部材と連結される。クラッチピストン14には、2つの
ボール式逆止め弁34及びボール式逆止め弁36が設け
られている。ボール式逆止め弁34は、クラ・ノチピス
トン14の外周側に設けられており、一方ボール式逆止
め弁36はこれよりも内周側に配置されている。ボール
式逆止め弁34は、クラッチピストン14に設けたボー
ル装入穴38と、このボール装入穴38に装入されたボ
ール40とから構成されている。ボール装入穴38は、
ボール40よりも径の小さい穴(図中左側の部分)と、
ボール40よりもわずかに径の大きい穴(図中右側の部
分)と、両穴をつなぐ円すい面状の穴とにより構成され
ている。このボール装入穴38にボール40を装入した
あと、大径穴部の入り1コはかしめてボール40が抜は
出さないようにしである。ボール式逆止め弁36も上記
と同様にボール装入穴42及びボール44により構成さ
れている。ただし、ボール装入穴42の大径穴部とボー
ル44との間のすきまは、ボール装入穴38の大径穴部
とボール40との間のすきまよりも大きくしである。
ストン14、クラッチプレー1・であるドライブプレー
1・16及びドリブンプレート18等から構成されてい
る。クラッチドラム12は、中央部のスプラインによっ
て図示してない回転軸と一体回転可能に連結される。ク
ラッチピストン14は、シール部材20及びシール部材
22によって内外周を庄封された状態でクラッチドラム
12に軸方向に移動可能にはめ合わせれている。クラッ
チドラム12とクラッチピストン14とによって油室2
4が形成されており、この油室24には穴26から油圧
を供給可能である。クラッチピストン14は、スプリン
グ28から常に第1図中で右方向の力を受けている。ク
ラッチドラム12に組み付けたスナップリング30とク
ラッチピストン14との間に、ディツシュプレート31
、交互に配置された複数のドライブプレート16及びド
リブンプレート18、及びリテーニングプレート32が
配置されている。ドリブンプレート18は、クラッチド
ラム12と一体回転するようにその外周部においてスプ
ライン結合されている。ドライブプレー1・16は、そ
の内周部に設けたスプラインによって図示してない回転
部材と連結される。クラッチピストン14には、2つの
ボール式逆止め弁34及びボール式逆止め弁36が設け
られている。ボール式逆止め弁34は、クラ・ノチピス
トン14の外周側に設けられており、一方ボール式逆止
め弁36はこれよりも内周側に配置されている。ボール
式逆止め弁34は、クラッチピストン14に設けたボー
ル装入穴38と、このボール装入穴38に装入されたボ
ール40とから構成されている。ボール装入穴38は、
ボール40よりも径の小さい穴(図中左側の部分)と、
ボール40よりもわずかに径の大きい穴(図中右側の部
分)と、両穴をつなぐ円すい面状の穴とにより構成され
ている。このボール装入穴38にボール40を装入した
あと、大径穴部の入り1コはかしめてボール40が抜は
出さないようにしである。ボール式逆止め弁36も上記
と同様にボール装入穴42及びボール44により構成さ
れている。ただし、ボール装入穴42の大径穴部とボー
ル44との間のすきまは、ボール装入穴38の大径穴部
とボール40との間のすきまよりも大きくしである。
次に、作用について説明する。
穴26から油室24内に油圧が供給されると、ボール式
逆止め弁34のボール40及びボール式逆止め弁36の
ボール44は、それぞれボール装入穴38及びボール装
入穴42の円すい面に押し付けられ、ボール式逆止め弁
34及びボール式逆止め弁36は密封された状態となる
。このため、油室24内Q)油圧が上昇し、クラッチピ
ストン14は図中で左方向への力を受け、ドライブプレ
ート16及びドリブンプレート18を押圧する。このた
めドライブプレート16とドリブンプレート18とが摩
擦力によって締結され、クラッチドラム12と図示して
ない回転部材とが一体に回転するようになる。すなわち
、クラッチは締結状態となる。この状態でクラッチドラ
ム12が最高回転速度で回転したとしても、油室24の
油圧がボール40及びボール44に作用する力は十分に
大きいので、ボール40及びボール44に作用する遠心
力によってボール式逆止め弁34及びボール式逆止め弁
36が開かれることはない。
逆止め弁34のボール40及びボール式逆止め弁36の
ボール44は、それぞれボール装入穴38及びボール装
入穴42の円すい面に押し付けられ、ボール式逆止め弁
34及びボール式逆止め弁36は密封された状態となる
。このため、油室24内Q)油圧が上昇し、クラッチピ
ストン14は図中で左方向への力を受け、ドライブプレ
ート16及びドリブンプレート18を押圧する。このた
めドライブプレート16とドリブンプレート18とが摩
擦力によって締結され、クラッチドラム12と図示して
ない回転部材とが一体に回転するようになる。すなわち
、クラッチは締結状態となる。この状態でクラッチドラ
ム12が最高回転速度で回転したとしても、油室24の
油圧がボール40及びボール44に作用する力は十分に
大きいので、ボール40及びボール44に作用する遠心
力によってボール式逆止め弁34及びボール式逆止め弁
36が開かれることはない。
上記状態から、油室24へ油圧が供給されなくなると、
クラッチピストン14はスプリング28によって1Δ中
右方向へ押し戻される。すなわち、多板クラッチは解放
された状態となる。しかし、油室24内には油が残留し
ている。この状態でクラッチドラム12が高速で回転す
ると、油室24内に残留している油に遠心力が作用し、
油室24内に油圧を生じる。しがし、ボール式逆止め弁
34及びボール式逆止め弁36はボール4o及びボール
44に作用する遠心力によって開状態となるため、油室
24内の油はボール式逆止め弁34及びボール式逆止め
弁36から排出される。特に内周側のボール式逆止め弁
36のボール装入穴42の大径穴とボール44とのすき
まは大きくしであるため、急速に油が損出される。ボー
ル式逆止め弁36よりも外周側の残りの油はボール式逆
止め弁34によって排出される。従って、ボール式逆止
め弁の排出の能力が不足して油室24内に油圧を生じる
ことはない。なお、ボール装入穴42の大径穴とボール
44との間のすきまは比較的大きくしであるが、ボ−ル
式逆止め弁36は回転中心線からの半径が小さいので、
ボール44にはあまり大きな遠心力が作用せず、油室2
4内に油圧が供給されたときには、容易に閉じられる。
クラッチピストン14はスプリング28によって1Δ中
右方向へ押し戻される。すなわち、多板クラッチは解放
された状態となる。しかし、油室24内には油が残留し
ている。この状態でクラッチドラム12が高速で回転す
ると、油室24内に残留している油に遠心力が作用し、
油室24内に油圧を生じる。しがし、ボール式逆止め弁
34及びボール式逆止め弁36はボール4o及びボール
44に作用する遠心力によって開状態となるため、油室
24内の油はボール式逆止め弁34及びボール式逆止め
弁36から排出される。特に内周側のボール式逆止め弁
36のボール装入穴42の大径穴とボール44とのすき
まは大きくしであるため、急速に油が損出される。ボー
ル式逆止め弁36よりも外周側の残りの油はボール式逆
止め弁34によって排出される。従って、ボール式逆止
め弁の排出の能力が不足して油室24内に油圧を生じる
ことはない。なお、ボール装入穴42の大径穴とボール
44との間のすきまは比較的大きくしであるが、ボ−ル
式逆止め弁36は回転中心線からの半径が小さいので、
ボール44にはあまり大きな遠心力が作用せず、油室2
4内に油圧が供給されたときには、容易に閉じられる。
すなわち、ボール装入穴42の大径穴とボール44との
間のすきまが比較的大きいボール式逆止め弁36が設け
であるが、ボール式逆止め弁34よりも内周側に配置し
であるため、副作用を生じることはない。
間のすきまが比較的大きいボール式逆止め弁36が設け
であるが、ボール式逆止め弁34よりも内周側に配置し
であるため、副作用を生じることはない。
次に第2図に示す第2の実施例について説明する。この
実施例はボール式逆止め弁34′及びボール式逆止め弁
36′をクラッチドラム12に設けたものである。第1
の実施例の場合と同様に、ボール式逆止め弁34′はク
ラッチドラム12の外周側に配置してあり、ボール式逆
止め弁36′は内周側に配置しである。その他の部分の
構成は第1図に示した実施例と同様であるので、同様の
参照符号を付して説明は省略する。この第2図に示す実
施例においても第1図に示した実施例と同様の作用・効
果が得られることは明らかである。
実施例はボール式逆止め弁34′及びボール式逆止め弁
36′をクラッチドラム12に設けたものである。第1
の実施例の場合と同様に、ボール式逆止め弁34′はク
ラッチドラム12の外周側に配置してあり、ボール式逆
止め弁36′は内周側に配置しである。その他の部分の
構成は第1図に示した実施例と同様であるので、同様の
参照符号を付して説明は省略する。この第2図に示す実
施例においても第1図に示した実施例と同様の作用・効
果が得られることは明らかである。
以上説明してきたように、本発明によると、回111云
」可能なりラッチドラムと、クラッチドラムにはめ合わ
されたクラッチピストンと、クラッチピストンの押圧力
によって発生する産擦力によってクラフチドラムと他の
回転部材とを連結可能な複数のクラッチプレートとを有
する多板クラッチにおいて、クラッチピストン又はクラ
ッチドラムには、クラッチドラムとクラッチピストンと
によって形成される油室の油圧とボールに作用する遠心
力との大きさに応じて、1jij記油室内の油圧を排出
又はjJ 11−’+j)能なホール式逆止め弁が少な
くとも2個設けられており、これらのボール式逆止め弁
うちの少なくとも1個のボール式逆止め弁のフランチド
ラム回転中心線からの半径方向距離は他のボール式逆止
め51゛のクラッチドラム回転中心線からの半径方向距
離と相違しているので、油室内の油の排出能力を向」ニ
させることができ、しかも油圧′か作用したときには、
確実にクラッチを締結させることができるようになる。
」可能なりラッチドラムと、クラッチドラムにはめ合わ
されたクラッチピストンと、クラッチピストンの押圧力
によって発生する産擦力によってクラフチドラムと他の
回転部材とを連結可能な複数のクラッチプレートとを有
する多板クラッチにおいて、クラッチピストン又はクラ
ッチドラムには、クラッチドラムとクラッチピストンと
によって形成される油室の油圧とボールに作用する遠心
力との大きさに応じて、1jij記油室内の油圧を排出
又はjJ 11−’+j)能なホール式逆止め弁が少な
くとも2個設けられており、これらのボール式逆止め弁
うちの少なくとも1個のボール式逆止め弁のフランチド
ラム回転中心線からの半径方向距離は他のボール式逆止
め51゛のクラッチドラム回転中心線からの半径方向距
離と相違しているので、油室内の油の排出能力を向」ニ
させることができ、しかも油圧′か作用したときには、
確実にクラッチを締結させることができるようになる。
また、半径方向内側のボール式逆止め弁のボール装入穴
の大径穴部とボールとのすきまを、半径方向外側のボー
ル式逆止め弁のボール装入穴の大径穴部とボールとのす
きまよりも大きくなるように形成することにより、副作
用を生じることなく油排出能力をさらに大きくすること
ができる。
の大径穴部とボールとのすきまを、半径方向外側のボー
ル式逆止め弁のボール装入穴の大径穴部とボールとのす
きまよりも大きくなるように形成することにより、副作
用を生じることなく油排出能力をさらに大きくすること
ができる。
第1図は本発明の第1実施例である多板クラッチを示す
図、第2図は本発明の第2実施例である多板クラッチを
示す図である。 12・・・クラッチドラム、14・・・クラッチピスト
ン、16・−・ドライブプレート、18・拳−ドリブン
プレート、20ψ・番シール部材、22φ・・シール部
材、24・―e油室、261・穴、218φ・・スプリ
ング、30−−・スナップリング、32・・0リテーニ
ングプレート、34・・φポール式逆止め弁、3611
φ・ボール式逆止め弁、38・・・ボール装入穴、4゜
・・・ボール、42・Φ・ボール装入穴、44・・・ボ
ール。 第1図 第2図
図、第2図は本発明の第2実施例である多板クラッチを
示す図である。 12・・・クラッチドラム、14・・・クラッチピスト
ン、16・−・ドライブプレート、18・拳−ドリブン
プレート、20ψ・番シール部材、22φ・・シール部
材、24・―e油室、261・穴、218φ・・スプリ
ング、30−−・スナップリング、32・・0リテーニ
ングプレート、34・・φポール式逆止め弁、3611
φ・ボール式逆止め弁、38・・・ボール装入穴、4゜
・・・ボール、42・Φ・ボール装入穴、44・・・ボ
ール。 第1図 第2図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、回転可能なりラッチドラムと、クラッチドラムには
め合わされたクラッチピストンと、クラッチピストンの
押圧力によって発生する摩擦力によってクラッチドラム
と他の回転部材とを連結可能な複数のクラッチプレート
とを有する多板クラッチにおいて、 クラッチピストン又はクラッチドラムには、クラッチド
ラムとクラッチピストンとによって形成される油室の油
圧とボールに作用する遠心力との大きさに応じて前記油
室内の油圧を排出又は封止可能なポール式逆止め弁が少
なくとも2個設けられており、これらのポール式逆止め
弁うちの少なくとも1個のポール式逆止め弁のクラッチ
ドラム回転中心線からの半径方向距離は他のポール式逆
止め弁のクラッチドラム回転中心線からの半径方向距離
と相違していることを特徴とする多板タラッチ。 2、半径方向内側のポール式逆止め弁t−h、ポール装
入穴の大径穴部とボールとの間のすきまカく、半径方向
外側のポール式逆止め弁よりも大きく形成されている特
許請求の範囲第1項記載の多板クラッチ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1289383A JPS59140925A (ja) | 1983-01-31 | 1983-01-31 | 多板クラツチ |
GB08400679A GB2134605A (en) | 1983-01-31 | 1984-01-11 | Hydraulically operated multiple disc clutch |
DE19843402158 DE3402158A1 (de) | 1983-01-31 | 1984-01-23 | Hydraulisch betaetigte mehrscheibenkupplung |
FR8401401A FR2540203A1 (fr) | 1983-01-31 | 1984-01-30 | Embrayage a disques multiples a commande hydraulique |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1289383A JPS59140925A (ja) | 1983-01-31 | 1983-01-31 | 多板クラツチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59140925A true JPS59140925A (ja) | 1984-08-13 |
Family
ID=11818066
Family Applications (1)
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