JPS5912674B2 - 新規スピロ化合物の製法 - Google Patents
新規スピロ化合物の製法Info
- Publication number
- JPS5912674B2 JPS5912674B2 JP4373674A JP4373674A JPS5912674B2 JP S5912674 B2 JPS5912674 B2 JP S5912674B2 JP 4373674 A JP4373674 A JP 4373674A JP 4373674 A JP4373674 A JP 4373674A JP S5912674 B2 JPS5912674 B2 JP S5912674B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oxaspiro
- producing new
- spiro compounds
- formula
- producing
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は新規スピロ化合物の製法に関し、詳しくは、医
薬物質、特に有用な抗炎症剤の製造中間体として使用し
うる新規な3−アルコキシカルボニルー2−オキソー1
−オキサスピロ〔4・5〕10デカン類の製法に関する
。
薬物質、特に有用な抗炎症剤の製造中間体として使用し
うる新規な3−アルコキシカルボニルー2−オキソー1
−オキサスピロ〔4・5〕10デカン類の製法に関する
。
本発明によれば一般式
|5□O(I)
(式中、Rは低級アルキル基を示す、)にて表わされる
3−アルコキシカルボニルー2−オキソーク0 1−オ
キサスピロ〔4・5〕デカンを製造するに当り、オキサ
スピロ〔2・5〕オクタンと一般式 A−CH(■) Nへヘ 25COOR (式中、Aはナトリウムまたはカリウム金属を示し、R
は前記のものと同意義である。
3−アルコキシカルボニルー2−オキソーク0 1−オ
キサスピロ〔4・5〕デカンを製造するに当り、オキサ
スピロ〔2・5〕オクタンと一般式 A−CH(■) Nへヘ 25COOR (式中、Aはナトリウムまたはカリウム金属を示し、R
は前記のものと同意義である。
)にて表わされるマロン酸ジエステルのマルカリ塩とを
反応30させるものである。本発明の方法において、オ
キサスビロ〔2・5〕オクタンと化合物■とを縮合させ
るに当つては、たとえば、無水アルコール等の溶媒中で
行なう。
反応30させるものである。本発明の方法において、オ
キサスビロ〔2・5〕オクタンと化合物■とを縮合させ
るに当つては、たとえば、無水アルコール等の溶媒中で
行なう。
次いで、この反応液を酸、たとえば希塩酸、希硫35酸
、希酢酸等により中和した後、有機溶媒、たとえばエチ
ルエーテル、ベンゼン、クロロホルム、酢酸エチル等に
より抽出することにより、目的とりク0−する化合物1
を得ることができる。
、希酢酸等により中和した後、有機溶媒、たとえばエチ
ルエーテル、ベンゼン、クロロホルム、酢酸エチル等に
より抽出することにより、目的とりク0−する化合物1
を得ることができる。
本発明の方法によつて得られるスピロ化合物は文献未載
の新規物質であり、この化合物をマンニツヒ反応に供し
、又はアミド化することにより、顕著な抗炎症作用を有
するスピロ化合物を得ることができる。
の新規物質であり、この化合物をマンニツヒ反応に供し
、又はアミド化することにより、顕著な抗炎症作用を有
するスピロ化合物を得ることができる。
次に本発明の実施例を挙げて説明する。
実施例 1
3−エトキシカルボニル−2−オキソ一1−オキサスピ
ロ〔4・5〕デカン無水エタノール160m1と金属ナ
トリウム2.4V(0.105グラム原子)より調製し
たソジウムエトキシド溶液にマロン酸エチル16.8t
(、0.105モル)を加えてナトリウム塩を製し、撹
拌下室温でオキサスピロ〔2・5〕オクタン11.8f
(0.105モル)を加え、室温で1時間撹拌後、50
℃で18時間加熱し、冷後析出した目的物のナトリウム
塩を吸引▲取し、エチルエーテルで洗滌後氷片と混合し
、3.5規定塩酸で中和する。
ロ〔4・5〕デカン無水エタノール160m1と金属ナ
トリウム2.4V(0.105グラム原子)より調製し
たソジウムエトキシド溶液にマロン酸エチル16.8t
(、0.105モル)を加えてナトリウム塩を製し、撹
拌下室温でオキサスピロ〔2・5〕オクタン11.8f
(0.105モル)を加え、室温で1時間撹拌後、50
℃で18時間加熱し、冷後析出した目的物のナトリウム
塩を吸引▲取し、エチルエーテルで洗滌後氷片と混合し
、3.5規定塩酸で中和する。
分離してくる油性部を酢酸エチルで抽出し、水洗後硫酸
マグネシウムで乾燥する。一方、母液および洗液を合つ
し、溶媒留去後残渣を同様に処理し、両抽出液を合つし
て溶媒留去して得た残渣の黄色油を減圧蒸留に付し、無
色粘稠油12.2tを得る。沸点;149−153℃/
31$71L収率;51.2%元素分析値(C,2Hl
8O4)(%) 実施例 2 3−メトキシカルボニル−2−オキソ一1−オキサスピ
ロ〔4・5〕デカン無水メタノール150m1と金属ナ
トリウム2.47(0.105グラム原子)より調製し
たソジウムメトキシド溶液にマロン酸メチル13.9y
(0.105モル)を加えてマロン酸メチルのナトリウ
ム塩を製し、撹拌しながら室温でオキサスピロ〔2・5
〕オクタン11.8y(0.105モル)を加え、室温
で30分間撹拌後500で18時間加熱し、冷後析出し
たナトリウム塩を吸引沢取し、エチルエーテルですばや
く洗滌したのち氷片と混合し、10%硫酸で中和する。
マグネシウムで乾燥する。一方、母液および洗液を合つ
し、溶媒留去後残渣を同様に処理し、両抽出液を合つし
て溶媒留去して得た残渣の黄色油を減圧蒸留に付し、無
色粘稠油12.2tを得る。沸点;149−153℃/
31$71L収率;51.2%元素分析値(C,2Hl
8O4)(%) 実施例 2 3−メトキシカルボニル−2−オキソ一1−オキサスピ
ロ〔4・5〕デカン無水メタノール150m1と金属ナ
トリウム2.47(0.105グラム原子)より調製し
たソジウムメトキシド溶液にマロン酸メチル13.9y
(0.105モル)を加えてマロン酸メチルのナトリウ
ム塩を製し、撹拌しながら室温でオキサスピロ〔2・5
〕オクタン11.8y(0.105モル)を加え、室温
で30分間撹拌後500で18時間加熱し、冷後析出し
たナトリウム塩を吸引沢取し、エチルエーテルですばや
く洗滌したのち氷片と混合し、10%硫酸で中和する。
分離してくる油性部を酢酸エチルで抽出し、水洗後硫酸
マグネシウムで乾燥する。一方、母液および洗液を合つ
し、溶媒留去後残渣を同様に処理し、両抽出液を合つし
て溶媒留去して得た残渣油を減圧蒸留に付し、無色粘稠
油14.5Vを得る。沸点;132一135℃/4mm
収率;65.0%元素分析値(CllHl6O4)(%
)
マグネシウムで乾燥する。一方、母液および洗液を合つ
し、溶媒留去後残渣を同様に処理し、両抽出液を合つし
て溶媒留去して得た残渣油を減圧蒸留に付し、無色粘稠
油14.5Vを得る。沸点;132一135℃/4mm
収率;65.0%元素分析値(CllHl6O4)(%
)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I )(式中、R
は低級アルキル基を示す。 )にて表わされる3−アルコキシカルボニル−2−オキ
ソ−1−オキサスピロ〔4・5〕デカンを製造するに当
り、オキサスピロ〔2・5〕オクタンと一般式▲数式、
化学式、表等があります▼( I )(式中、Aはナトリ
ウムまたはカリウム金属を示し、Rは前記のものと同意
義である。 )にて表わされるマロン酸ジエステルのアルカリ塩を反
応させることを特徴とする新規スピロ化合物の製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4373674A JPS5912674B2 (ja) | 1974-04-18 | 1974-04-18 | 新規スピロ化合物の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4373674A JPS5912674B2 (ja) | 1974-04-18 | 1974-04-18 | 新規スピロ化合物の製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS50135073A JPS50135073A (ja) | 1975-10-25 |
JPS5912674B2 true JPS5912674B2 (ja) | 1984-03-24 |
Family
ID=12672057
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4373674A Expired JPS5912674B2 (ja) | 1974-04-18 | 1974-04-18 | 新規スピロ化合物の製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5912674B2 (ja) |
-
1974
- 1974-04-18 JP JP4373674A patent/JPS5912674B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS50135073A (ja) | 1975-10-25 |
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