JPS59115508A - 変圧器鉄心の製作方法 - Google Patents
変圧器鉄心の製作方法Info
- Publication number
- JPS59115508A JPS59115508A JP22504682A JP22504682A JPS59115508A JP S59115508 A JPS59115508 A JP S59115508A JP 22504682 A JP22504682 A JP 22504682A JP 22504682 A JP22504682 A JP 22504682A JP S59115508 A JPS59115508 A JP S59115508A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- amorphous steel
- steel plate
- amorphous
- core
- transformer core
- Prior art date
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- Pending
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F41/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties
- H01F41/02—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets
- H01F41/0206—Manufacturing of magnetic cores by mechanical means
- H01F41/0213—Manufacturing of magnetic circuits made from strip(s) or ribbon(s)
- H01F41/0226—Manufacturing of magnetic circuits made from strip(s) or ribbon(s) from amorphous ribbons
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、アモルファス鋼板を用いて変圧器鉄心を製作
する方法に関し、成形形状の良好な変圧器鉄心を製作で
きるよう改良したものである。
する方法に関し、成形形状の良好な変圧器鉄心を製作で
きるよう改良したものである。
最近、非晶質合金であるアモルファスが新しい鉄心材料
として脚光を浴びはじめている。こト、即ち溶融合金を
ノズルから糸状に落し、回転する冷えたローラ上で急冷
させてシート状に形成される。この際の冷却速度は十分
の一秒間に十数百度である。したがってアモルファスで
は固体金属に凝固する際、ガラス温度と呼ばれ−る臨界
温度以下に極めて素早い時間で急冷されるため、原子の
配列がアモルファス状態、即ちガラスのような状態へ遷
移する。
として脚光を浴びはじめている。こト、即ち溶融合金を
ノズルから糸状に落し、回転する冷えたローラ上で急冷
させてシート状に形成される。この際の冷却速度は十分
の一秒間に十数百度である。したがってアモルファスで
は固体金属に凝固する際、ガラス温度と呼ばれ−る臨界
温度以下に極めて素早い時間で急冷されるため、原子の
配列がアモルファス状態、即ちガラスのような状態へ遷
移する。
このアモルファスの外見上の特徴は次のとうりである。
(a) 第1図に示すように、アモルファス鋼板1の
表面1aは光沢面、裏面1bは非光択面となっている。
表面1aは光沢面、裏面1bは非光択面となっている。
(b) 第2図に示すように、一方のサイドの厚さt
x(= 0.033間)と、他方のサイドの厚さt2(
=0.027朋)とが異なる。
x(= 0.033間)と、他方のサイドの厚さt2(
=0.027朋)とが異なる。
(C1第1図及び第2図に示すように、幾分、反つてい
る。ただし両図では6反り”を誇張して描いている。
る。ただし両図では6反り”を誇張して描いている。
上述したごとく、アモルファス鋼板は、両サイドの厚ろ
が相違しているため、従来技術を表す第3図に示すよう
に、ロール2からアモルファス鋼板1を繰り出してこれ
をボビン3に多数回巻回して巻鉄心4を製作すると、こ
の巻鉄心4の左右の厚みに大幅な差が生じる。具体例を
挙げると、アモルファス鋼板の両サイドの厚さの差(t
lt2)が0.006順であるため、 1000ターン
巻回して巻鉄心を製作すると、第4図に示すように、巻
鉄心4の一方のサイドの厚さT1は33闘となり他方の
サイドの厚さT2は27關となる結果、6順さいう大幅
な厚さの相違が生じる。特に、アモルファス鋼板は従来
の珪素鋼板に比べその厚さが鉛となっているため、同一
寸法の鉄心を作るのであっても多数回巻回しなけれ、ば
ならず、大型になるほど両サイドの厚みの差が大きくな
る。
が相違しているため、従来技術を表す第3図に示すよう
に、ロール2からアモルファス鋼板1を繰り出してこれ
をボビン3に多数回巻回して巻鉄心4を製作すると、こ
の巻鉄心4の左右の厚みに大幅な差が生じる。具体例を
挙げると、アモルファス鋼板の両サイドの厚さの差(t
lt2)が0.006順であるため、 1000ターン
巻回して巻鉄心を製作すると、第4図に示すように、巻
鉄心4の一方のサイドの厚さT1は33闘となり他方の
サイドの厚さT2は27關となる結果、6順さいう大幅
な厚さの相違が生じる。特に、アモルファス鋼板は従来
の珪素鋼板に比べその厚さが鉛となっているため、同一
寸法の鉄心を作るのであっても多数回巻回しなけれ、ば
ならず、大型になるほど両サイドの厚みの差が大きくな
る。
更番こ、アモルファス鋼板自体が反っているため、巻鉄
心も全体として反ったものとなる。この”反り”を無く
すには、アモルファス鋼板にテンションをかけつつ巻回
して巻鉄心を形成すればよいと考えられるが、テンショ
ンをかけるとアモルファス鋼板が破損してしまう(引き
ちぎれる)ため実際【こはテンションをかけることがで
きず、巻鉄心の゛反り”を解消することはできなかった
。
心も全体として反ったものとなる。この”反り”を無く
すには、アモルファス鋼板にテンションをかけつつ巻回
して巻鉄心を形成すればよいと考えられるが、テンショ
ンをかけるとアモルファス鋼板が破損してしまう(引き
ちぎれる)ため実際【こはテンションをかけることがで
きず、巻鉄心の゛反り”を解消することはできなかった
。
なお、上述した従来技術の問題はアモルファス鋼板を巻
回して製作した巻鉄心についてであるが、アモルファス
鋼板を積み蓋ねて製作する鉄心においても同じ問題があ
った。
回して製作した巻鉄心についてであるが、アモルファス
鋼板を積み蓋ねて製作する鉄心においても同じ問題があ
った。
ここで付言するに、アモルファス鋼板の両サイドの厚み
に差があることはいままで気づいていない現象であった
。これは、一つにはアモルファス鋼板が極めて薄いこと
にもよる。本願発明者は成形された巻鉄心の左右の厚み
の違う原因を追究していく中で、この現象をつきとめた
ものである。
に差があることはいままで気づいていない現象であった
。これは、一つにはアモルファス鋼板が極めて薄いこと
にもよる。本願発明者は成形された巻鉄心の左右の厚み
の違う原因を追究していく中で、この現象をつきとめた
ものである。
本発明は、上記従来技術に鑑み、成形形状の良好な変圧
器鉄心を製作する方法を提供することを目的とする。か
かる目的を達成する本発明の構成は、アモルファス鋼板
を巻回または積み重ねて変圧器鉄心を製作する方法にお
いて、幅方向にわたる両サイドの板厚か異なっているア
モルファス鋼板を二枚で一組とし、しかも一方のアモル
ファス鋼板の板厚の厚いサイドが他方のアモルファス鋼
板の板厚の薄いサイドに対面するように重ね合わせ、こ
のように重ね合わせた状態で二枚−組となったアモルフ
ァス鋼板を巻回才たは積み重ねていって変圧器鉄心を製
作することを特徴とする。
器鉄心を製作する方法を提供することを目的とする。か
かる目的を達成する本発明の構成は、アモルファス鋼板
を巻回または積み重ねて変圧器鉄心を製作する方法にお
いて、幅方向にわたる両サイドの板厚か異なっているア
モルファス鋼板を二枚で一組とし、しかも一方のアモル
ファス鋼板の板厚の厚いサイドが他方のアモルファス鋼
板の板厚の薄いサイドに対面するように重ね合わせ、こ
のように重ね合わせた状態で二枚−組となったアモルフ
ァス鋼板を巻回才たは積み重ねていって変圧器鉄心を製
作することを特徴とする。
以下本発明の実施例を図面に基づき詳細に説明する。
本発明の実施例では、第5図に示すように、ロール5か
ら繰り出されるアモルファス鋼板6と、ロール7から繰
り出されるアモルファス鋼板8とが重ね合わされ1両ア
モルファス鋼板6゜8か二枚−組となってポビン9に巻
回されて巻鉄心10が製作される。しかも第6図に示す
ようにアモルファス鋼板6の裏面6bとアモルファス鋼
板8の裏面gbb@合わせられ、アモルファス鋼板6の
板厚の薄いサイド(厚さ1. )とアモルファス鋼板8
の板厚の厚いサイド(厚さtl)とが対面させられてい
る。したがってアモルファス鋼板6,8を一組としたと
き、−組全体としての両サイドの板厚は等しくなる。こ
の結果、巻鉄心10の断面を表す第7図に示すように、
巻鉄心10の両サイドの厚さはどちらもT3で等しくな
る。更に、テンションロール11 、 Ilaによりア
モルファス鋼板6.8にテンションをかけながら巻回し
ているため(第5図参照)、巻鉄心10に”反り”が生
ずることはない。もちろん、アモルファス鋼板6,8が
重ねられているためテンションを加えてもアモルファス
鋼板6,8が破損→することはない。なお、第5図にお
いて12は案内ロールであり、第6図において63はア
モルファス鋼板6の表面、8aはアモルファス鋼板8の
表面である。
ら繰り出されるアモルファス鋼板6と、ロール7から繰
り出されるアモルファス鋼板8とが重ね合わされ1両ア
モルファス鋼板6゜8か二枚−組となってポビン9に巻
回されて巻鉄心10が製作される。しかも第6図に示す
ようにアモルファス鋼板6の裏面6bとアモルファス鋼
板8の裏面gbb@合わせられ、アモルファス鋼板6の
板厚の薄いサイド(厚さ1. )とアモルファス鋼板8
の板厚の厚いサイド(厚さtl)とが対面させられてい
る。したがってアモルファス鋼板6,8を一組としたと
き、−組全体としての両サイドの板厚は等しくなる。こ
の結果、巻鉄心10の断面を表す第7図に示すように、
巻鉄心10の両サイドの厚さはどちらもT3で等しくな
る。更に、テンションロール11 、 Ilaによりア
モルファス鋼板6.8にテンションをかけながら巻回し
ているため(第5図参照)、巻鉄心10に”反り”が生
ずることはない。もちろん、アモルファス鋼板6,8が
重ねられているためテンションを加えてもアモルファス
鋼板6,8が破損→することはない。なお、第5図にお
いて12は案内ロールであり、第6図において63はア
モルファス鋼板6の表面、8aはアモルファス鋼板8の
表面である。
上記実施例は、本発明を唇鉄心の製作方法に適用した例
であるが、アモルファス鋼板を積み重ねていって鉄心を
製作する方法にも本発明を適用できることは言うまでも
ない、。
であるが、アモルファス鋼板を積み重ねていって鉄心を
製作する方法にも本発明を適用できることは言うまでも
ない、。
以上冥施例とともに具体的に説明したように本発明によ
れは、二枚のアモルファスシートを重ね合わせ、二枚−
組としたときの両サイドの板厚を等しくして鉄心を製作
するようにしたため、成形形状の良い変圧器鉄心を製作
することができる。
れは、二枚のアモルファスシートを重ね合わせ、二枚−
組としたときの両サイドの板厚を等しくして鉄心を製作
するようにしたため、成形形状の良い変圧器鉄心を製作
することができる。
第1図はアモルファス鋼板を示す斜視図、第2図はその
断面図、第3図は従来の製作方法を示す説明図、第4図
は第3図のX−X線断面図、第5図は本発明の実施例を
示す説明図、第6図は二枚のアモルファス鋼板を重ね合
わせる態様を示す断面1ン1、第7図は第5図のY−Y
線断面図である。 図 面 中 1.6.8はアモルファス鋼板、 4.10は巻鉄心である 第1図 G b 第2図 第3図 第5図 ( 第6図 第7図 1゜
断面図、第3図は従来の製作方法を示す説明図、第4図
は第3図のX−X線断面図、第5図は本発明の実施例を
示す説明図、第6図は二枚のアモルファス鋼板を重ね合
わせる態様を示す断面1ン1、第7図は第5図のY−Y
線断面図である。 図 面 中 1.6.8はアモルファス鋼板、 4.10は巻鉄心である 第1図 G b 第2図 第3図 第5図 ( 第6図 第7図 1゜
Claims (1)
- アモルファス鋼板を巻回または積み重ねて変圧器鉄心を
製作する方法において、幅方向にわたる両サイドの板厚
が異なっているアモルファス鋼板を二枚で一組とし、し
かも一方のアモルファス鋼板の板厚の厚いサイドが他方
のアモルファス鋼板の板厚の薄いサイドに対面するよう
tこ重ね合わせ、このように重ね合わせた状態で二枚−
組となったアモルファス鋼板を巻回または積み重ねてい
って変圧器鉄心を製作することを特徴とする変圧器鉄心
の製作方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22504682A JPS59115508A (ja) | 1982-12-23 | 1982-12-23 | 変圧器鉄心の製作方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22504682A JPS59115508A (ja) | 1982-12-23 | 1982-12-23 | 変圧器鉄心の製作方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59115508A true JPS59115508A (ja) | 1984-07-04 |
Family
ID=16823189
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22504682A Pending JPS59115508A (ja) | 1982-12-23 | 1982-12-23 | 変圧器鉄心の製作方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59115508A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02123710A (ja) * | 1988-11-02 | 1990-05-11 | Toshiba Corp | 磁心およびその製造方法 |
JPH0855736A (ja) * | 1995-08-21 | 1996-02-27 | Toshiba Corp | 高周波用磁心 |
EP1067567A4 (en) * | 1999-01-26 | 2003-03-12 | Hitachi Metals Ltd | DISC TYPE STORAGE ADAPTER, MAGNETIC CORE FOR THE MAGNETIC SENSOR THEREFOR, METHOD FOR PRODUCING THE MAGNETIC CORE |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5935411A (ja) * | 1982-08-24 | 1984-02-27 | Toshiba Corp | 巻鉄心の製造方法 |
-
1982
- 1982-12-23 JP JP22504682A patent/JPS59115508A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5935411A (ja) * | 1982-08-24 | 1984-02-27 | Toshiba Corp | 巻鉄心の製造方法 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02123710A (ja) * | 1988-11-02 | 1990-05-11 | Toshiba Corp | 磁心およびその製造方法 |
JPH0855736A (ja) * | 1995-08-21 | 1996-02-27 | Toshiba Corp | 高周波用磁心 |
EP1067567A4 (en) * | 1999-01-26 | 2003-03-12 | Hitachi Metals Ltd | DISC TYPE STORAGE ADAPTER, MAGNETIC CORE FOR THE MAGNETIC SENSOR THEREFOR, METHOD FOR PRODUCING THE MAGNETIC CORE |
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