JPS59115302A - オレフイン系重合体の変性方法 - Google Patents
オレフイン系重合体の変性方法Info
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- JPS59115302A JPS59115302A JP22882282A JP22882282A JPS59115302A JP S59115302 A JPS59115302 A JP S59115302A JP 22882282 A JP22882282 A JP 22882282A JP 22882282 A JP22882282 A JP 22882282A JP S59115302 A JPS59115302 A JP S59115302A
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- glycidyl
- olefin polymer
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、オレフィン系重合体の変性方法に関するもの
であり、更に詳しくは、オレフィン系共合体にグリシジ
ル基を有する化合物を付加させてオレフィン系重合体を
変性する方法に関する。
であり、更に詳しくは、オレフィン系共合体にグリシジ
ル基を有する化合物を付加させてオレフィン系重合体を
変性する方法に関する。
近年、ポリエステル、ポリアミドのようなエンジニアリ
ングプラスチックについては用途の多様化に伴い、ゴム
状ポリマーや熱可塑性エラストマーをブレンドして耐大
撃性を改良する試みが種々検討されている。ポリエステ
ルやポリアミドとコ゛ム伏ポリマーとの単純なブレンド
による改良はこれらのポリマー間の親和性が乏しいため
、充分な機械的性質の向上が達成されず、更に改良され
た方法、たとえは両ポリマー間に化学反応を伴うような
ポリマーブレンドによる改質へ移行している。
ングプラスチックについては用途の多様化に伴い、ゴム
状ポリマーや熱可塑性エラストマーをブレンドして耐大
撃性を改良する試みが種々検討されている。ポリエステ
ルやポリアミドとコ゛ム伏ポリマーとの単純なブレンド
による改良はこれらのポリマー間の親和性が乏しいため
、充分な機械的性質の向上が達成されず、更に改良され
た方法、たとえは両ポリマー間に化学反応を伴うような
ポリマーブレンドによる改質へ移行している。
たとえは特公昭42−12546号公報、特公昭42−
17665号公報中にみられるポリアミドと不飽和カル
ボン酸を共重合したオレフィン系共重合体とのポリマー
ブレンド、グリシジルメタクリレートをいは特開昭52
−32045号公移に示される ポリエステルとグリシ
シルメダクリレート共重合体とポリマーブレンドは、そ
れらの好例である。これらのブレンド物は、いずれもポ
リアミドやポリエメ7−/I/に対して官能基が導入さ
れているため樹脂間の相溶性が改善され、耐衝撃強度の
向上がみられる。しかしながら、その効果はなお不満足
であり、より改善が望まれている。
17665号公報中にみられるポリアミドと不飽和カル
ボン酸を共重合したオレフィン系共重合体とのポリマー
ブレンド、グリシジルメタクリレートをいは特開昭52
−32045号公移に示される ポリエステルとグリシ
シルメダクリレート共重合体とポリマーブレンドは、そ
れらの好例である。これらのブレンド物は、いずれもポ
リアミドやポリエメ7−/I/に対して官能基が導入さ
れているため樹脂間の相溶性が改善され、耐衝撃強度の
向上がみられる。しかしながら、その効果はなお不満足
であり、より改善が望まれている。
また、特開昭55−147792号公報にはオレフィン
・ビニルエヌテp共重合体に有機過酸化物の存在下、エ
ポキシ基含有エチレン性不飽和単量体をグラフト共重合
させる変性方法が提案されている。
・ビニルエヌテp共重合体に有機過酸化物の存在下、エ
ポキシ基含有エチレン性不飽和単量体をグラフト共重合
させる変性方法が提案されている。
しかしながら、かかるエポキシ基含有エチレン性不飽和
単量体は、変性処理時においてその単独重合反応性の為
に被変性共重合体にエチレン性不飽和単量体の多量体の
グラフト技が出き易く、あるいはエチレン性不飽和単量
体のみの重合物の形成をきたし、オレフィン系重合体に
対して均一かつ再現性の艮い変性がしに<<、また得ら
れた変性体を用いたブレンド物の耐衝撃性の改良効果も
十分でないという問題があった。
単量体は、変性処理時においてその単独重合反応性の為
に被変性共重合体にエチレン性不飽和単量体の多量体の
グラフト技が出き易く、あるいはエチレン性不飽和単量
体のみの重合物の形成をきたし、オレフィン系重合体に
対して均一かつ再現性の艮い変性がしに<<、また得ら
れた変性体を用いたブレンド物の耐衝撃性の改良効果も
十分でないという問題があった。
本発明者らはエンジニアリングデラヌチックの耐衝撃性
などの機械的性質、さらには成形性、柔軟性等の性質の
改善に好適な弾性付与体を再現性よく得る方法を提供す
ることを目的として鋭意検討を重ねた結果、シス型二重
結合を環内に鳴し。
などの機械的性質、さらには成形性、柔軟性等の性質の
改善に好適な弾性付与体を再現性よく得る方法を提供す
ることを目的として鋭意検討を重ねた結果、シス型二重
結合を環内に鳴し。
かつグリシジル基を有する化合物をオレフィン系重合体
の変性に用いることにより上記の目的が達成されるとい
う事実を見い出し本発明に到達したものである。
の変性に用いることにより上記の目的が達成されるとい
う事実を見い出し本発明に到達したものである。
すなわち本発明は、(A)オレフィン系重合体と。
fBlシフ、型二重結合を環内に有する脂環式グリシジ
ルエステルもしくはシス型二重結合を環内に有スる脂環
式グリシジルエーテルと、(C)ラジカル発生剤とを;
=モ子混合し、オレフィン系重合体に該脂環式グリシジ
ルエステルもしくは脂環式グリシジルエーテルを付加さ
せることを特徴とするオレフィン系重合体の変性方法で
ある。
ルエステルもしくはシス型二重結合を環内に有スる脂環
式グリシジルエーテルと、(C)ラジカル発生剤とを;
=モ子混合し、オレフィン系重合体に該脂環式グリシジ
ルエステルもしくは脂環式グリシジルエーテルを付加さ
せることを特徴とするオレフィン系重合体の変性方法で
ある。
本発明で用いられるオレフィン系重合体とはポリオレフ
ィンあるいはオレフィン系エラストマーをいい、たとえ
ばポリエチレン、ボリグロピレン。
ィンあるいはオレフィン系エラストマーをいい、たとえ
ばポリエチレン、ボリグロピレン。
ポリグデンー1などのオレフィン類の単独重合体または
エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−ブテン−1
共重合体、プロピレンープデンー1共重合体、エチレン
−酢酸ビニル共重合体、エチレン−プロピレン−ジエン
共重合体などの異種のオレフィン類の共重合体またはオ
レフィン類と異種単量体との共重合体が挙げられる。こ
れらのうチ特にエチレンーグロビレン共重合体、エチレ
ン−ブテン−1共重合体、 エチレン−プロピレン−ジ
エン共重合体が好ましく用いられる。オレフィン系共重
合体はランダム共重合゛体、ブロック共重合体、グラフ
ト共重合体、交互共重合体のいずれでもよい。
エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−ブテン−1
共重合体、プロピレンープデンー1共重合体、エチレン
−酢酸ビニル共重合体、エチレン−プロピレン−ジエン
共重合体などの異種のオレフィン類の共重合体またはオ
レフィン類と異種単量体との共重合体が挙げられる。こ
れらのうチ特にエチレンーグロビレン共重合体、エチレ
ン−ブテン−1共重合体、 エチレン−プロピレン−ジ
エン共重合体が好ましく用いられる。オレフィン系共重
合体はランダム共重合゛体、ブロック共重合体、グラフ
ト共重合体、交互共重合体のいずれでもよい。
また、オレフィン系重合体は二種以上を混合して用いる
こともできる。
こともできる。
本発明で用いられるシス型二重結合を環内に有する脂環
式グリシジルエステルもしくはシス型二重結合を環内に
有する脂環式グリシジルエーテル(以下脂環式グリシジ
ルエステルもしくは脂環式グリシジルニーデルと略す。
式グリシジルエステルもしくはシス型二重結合を環内に
有する脂環式グリシジルエーテル(以下脂環式グリシジ
ルエステルもしくは脂環式グリシジルニーデルと略す。
)としては、2−シクロへキセンー1−グリンジルエー
デル、2−シクロヘキセン−1−オンジクリシジルケク
ール。
デル、2−シクロヘキセン−1−オンジクリシジルケク
ール。
シクロヘキセン−4,5−ジカルボン酸ジグリシジルエ
ステルlv、シクロヘキセン−4力lレポン酸グリシジ
ルエステル、6−シクロヘキセン−1−カルボン酸グリ
シジルエステル、5−ノルボルネン−2−メチ/I/−
2−カルボン酸グリシジルエステルエンドーピシクロ−
(2,2,1) −5−ヘプデンー2.3−ジカルボン
酸ジグリシジルエステルシクロ( 5,2+1.0,
”l’ ) − 5 −−デセン−8−グリンジルエー
テル,トリシクロ( 5,2,1,0,”+’ )
−5−デセン−9−グリシジルエーテルなどが例示され
る。
ステルlv、シクロヘキセン−4力lレポン酸グリシジ
ルエステル、6−シクロヘキセン−1−カルボン酸グリ
シジルエステル、5−ノルボルネン−2−メチ/I/−
2−カルボン酸グリシジルエステルエンドーピシクロ−
(2,2,1) −5−ヘプデンー2.3−ジカルボン
酸ジグリシジルエステルシクロ( 5,2+1.0,
”l’ ) − 5 −−デセン−8−グリンジルエー
テル,トリシクロ( 5,2,1,0,”+’ )
−5−デセン−9−グリシジルエーテルなどが例示され
る。
本発明で用いられるラジカル発生剤としては。
たとえばペンゾイルパーオキンド,ジクミルパーオキ7
ド、ジーtert− ブチルパーオキシド。
ド、ジーtert− ブチルパーオキシド。
tert−ブチルクミルパーオキシド、 tert−ブ
チルハイドロパーオキシド、クメンハイドロパーオキシ
ド、アゾビスイソブチロニドニルなどの有機過酸化物,
ジアゾ化合物が挙げられる。これらのラジカル発生剤は
二種以上の組合せで使用することもできる。
チルハイドロパーオキシド、クメンハイドロパーオキシ
ド、アゾビスイソブチロニドニルなどの有機過酸化物,
ジアゾ化合物が挙げられる。これらのラジカル発生剤は
二種以上の組合せで使用することもできる。
オレフィン系重合体に付加させる環式グリシジフレエス
テルもしくは環式グリシジルエーテルの割合は,オレフ
ィン系共合体の種類,環式グリ7ジルエステルもしくは
環式グリシジルニーチーの種類あるいは得られる変性体
の使用目的などによって異なるが,−通常,オレフィン
重合体に対して0.2〜30重量%が望ましく、特eこ
1〜15重量%が好ましい。付加量が0.2重量%未満
の場合には・得られた変性体を用いたポリマーブレンド
体あるいは強化樹脂等において変性による性能向上が十
分でないので好ましくない。一方、60重量%を越えて
付加してもそれ以上の性能の向上はみられず経済的でな
いので好ましくない。
テルもしくは環式グリシジルエーテルの割合は,オレフ
ィン系共合体の種類,環式グリ7ジルエステルもしくは
環式グリシジルニーチーの種類あるいは得られる変性体
の使用目的などによって異なるが,−通常,オレフィン
重合体に対して0.2〜30重量%が望ましく、特eこ
1〜15重量%が好ましい。付加量が0.2重量%未満
の場合には・得られた変性体を用いたポリマーブレンド
体あるいは強化樹脂等において変性による性能向上が十
分でないので好ましくない。一方、60重量%を越えて
付加してもそれ以上の性能の向上はみられず経済的でな
いので好ましくない。
ラジカル発生剤の使用量は、その種類、付加条件等にも
よるが環式グリシジルエステルもしくは環式グリシジル
エーテルに対するラジカル発生剤の使用割合を七ル比率
で0.1〜1.0にすることか好ましい。
よるが環式グリシジルエステルもしくは環式グリシジル
エーテルに対するラジカル発生剤の使用割合を七ル比率
で0.1〜1.0にすることか好ましい。
本発明の方法によりオレフィン系重合体を変性するには
、たとえばオレフィン系重合体、環式グリシジルエヌデ
ルもしくは環式グリシジルエーテル及びラジカル発生剤
を混合したのち、溶融するかあるいは溶媒を含む溶液中
で加熱すればよい。
、たとえばオレフィン系重合体、環式グリシジルエヌデ
ルもしくは環式グリシジルエーテル及びラジカル発生剤
を混合したのち、溶融するかあるいは溶媒を含む溶液中
で加熱すればよい。
この場合、実質的に溶媒を含まない糸で100〜250
℃の範囲で20秒から30分の時間、特tこ40秒から
5分の反応時間で溶融混練させるのが好ましい。また、
生産性や経済性を上げるため通常の押出機、ニーダ−な
どを用いた連続方式を採用することが好ましい。
℃の範囲で20秒から30分の時間、特tこ40秒から
5分の反応時間で溶融混練させるのが好ましい。また、
生産性や経済性を上げるため通常の押出機、ニーダ−な
どを用いた連続方式を採用することが好ましい。
本発明の実施に際し、ガラス繊維、炭素繊維。
アヌベスI−lJ&維、金属繊維等の繊維状充填剤9次
酸カルシウム、シリカ等の粉末状充填剤、可塑剤難燃剤
、顔料、他のポリマー等を反応系(こ添加することも可
能である。
酸カルシウム、シリカ等の粉末状充填剤、可塑剤難燃剤
、顔料、他のポリマー等を反応系(こ添加することも可
能である。
本発明によれはオレフィン系重合体ケ均一に。
かつ再現性よく変性することができる。また9本発明に
よれば多種多様のオレフィン系重合体を変性することが
可能である。さらに本発明によれば共重合体を製造する
場合のごとく重装備の反応設備を必要とせず、またポリ
マーの精製工程も必要としないのでオレフィン系重合体
を経済的に変性することができる。
よれば多種多様のオレフィン系重合体を変性することが
可能である。さらに本発明によれば共重合体を製造する
場合のごとく重装備の反応設備を必要とせず、またポリ
マーの精製工程も必要としないのでオレフィン系重合体
を経済的に変性することができる。
本発明の方法で得られた変性体は、オレフィン系重合体
が有する優れた性質を有し、しかも単独でフィルム等に
成形したり、被覆剤、接着剤等に利用できるーが、エン
ジニアリングプラスチックの耐衝撃性、耐屈曲性、r#
悪性、柔軟性、耐油性。
が有する優れた性質を有し、しかも単独でフィルム等に
成形したり、被覆剤、接着剤等に利用できるーが、エン
ジニアリングプラスチックの耐衝撃性、耐屈曲性、r#
悪性、柔軟性、耐油性。
耐薬品性あるいは接着性等の機械的性質や化学的性質を
改良する改質成分として特に優れた効果を発揮させるこ
とが可能である。この場合、特にポリアミド、ポリエス
テル、ポリカーボネート、ポリビニルアルコール等のよ
うなアミノ基、カルボキシル基あるいは水酸基等の官能
基を有するポリマーとの組合せにおいて前記の改質効果
が顕著である。
改良する改質成分として特に優れた効果を発揮させるこ
とが可能である。この場合、特にポリアミド、ポリエス
テル、ポリカーボネート、ポリビニルアルコール等のよ
うなアミノ基、カルボキシル基あるいは水酸基等の官能
基を有するポリマーとの組合せにおいて前記の改質効果
が顕著である。
以下、実施例をあげて本発明をさらに具体的に説明する
。
。
実施例1
メルトインデックス2.Og/10分7190℃。
エチレン含量72.0重量%のエチレン−プロピレン共
重合体(以下EPRと略称する。)100重急部、トリ
シクロ(5,2,1,、O,杓6 〕−〕6−ゾセンー
8−グリシジルエーテル以下TCGと略称する。)7重
量部、ジクミルパーオキシド1重量部及びベンゾイルパ
ーオキシド2重量部をヘンシェルミキサーにより常温で
混合した。この混合物をスクリュー径29 ml、 L
/D= 25の同方向回転方式のベント付二軸押出機を
用いてシリンダ一温度190℃スクリュー回転数15
Orpm の条件で溶融混練して滞溜時間90秒押出し
、冷却浴を経た後、ペレッ△ ト化した。このペレットを5Qw:取し、粉?iPmで
微粉末にした後、200m#のクロロホルムを用いてシ
ックヌレ−抽出器で60時間加熱還流を行った。次いで
50℃で24時間減圧乾燥してポリマーの試料を得た。
重合体(以下EPRと略称する。)100重急部、トリ
シクロ(5,2,1,、O,杓6 〕−〕6−ゾセンー
8−グリシジルエーテル以下TCGと略称する。)7重
量部、ジクミルパーオキシド1重量部及びベンゾイルパ
ーオキシド2重量部をヘンシェルミキサーにより常温で
混合した。この混合物をスクリュー径29 ml、 L
/D= 25の同方向回転方式のベント付二軸押出機を
用いてシリンダ一温度190℃スクリュー回転数15
Orpm の条件で溶融混練して滞溜時間90秒押出し
、冷却浴を経た後、ペレッ△ ト化した。このペレットを5Qw:取し、粉?iPmで
微粉末にした後、200m#のクロロホルムを用いてシ
ックヌレ−抽出器で60時間加熱還流を行った。次いで
50℃で24時間減圧乾燥してポリマーの試料を得た。
このポリマー中のグリシジル基の量をフーリエ積算型赤
外線吸収スペクトル及び塩酸滴下法により測定した。そ
の結果を表−1に示す。表−1のグリシジル基当量は、
エポキV1g当量を含む樹脂のグラム数であり、クロロ
ポルム抽出前後で、はとんど差がない。このことは使用
したTCGのはぼ等量が短時間のうちにエチレン−プロ
ピレン共重合体に付加したことを示す。
外線吸収スペクトル及び塩酸滴下法により測定した。そ
の結果を表−1に示す。表−1のグリシジル基当量は、
エポキV1g当量を含む樹脂のグラム数であり、クロロ
ポルム抽出前後で、はとんど差がない。このことは使用
したTCGのはぼ等量が短時間のうちにエチレン−プロ
ピレン共重合体に付加したことを示す。
比較例1
実施例1と同じエチレンープロヒレン共重合体100重
量部とTCo 7重量部とを常温で混合したものを実施
例1と同じ変性条件で処坤した。
量部とTCo 7重量部とを常温で混合したものを実施
例1と同じ変性条件で処坤した。
得られたペレットを5g採取し、実施例1と同じクロロ
ホルム抽出精製を行った後、実施例と同じ条件でグリシ
ジル基を測定した。その結果を表−1に示す。表−1に
示すようにクロロホルム抽出前後でグリシジル基の含有
量が極端に減っている。
ホルム抽出精製を行った後、実施例と同じ条件でグリシ
ジル基を測定した。その結果を表−1に示す。表−1に
示すようにクロロホルム抽出前後でグリシジル基の含有
量が極端に減っている。
このことは、ラジカル発生剤の共存しない変性条件では
ポリマーへのTCGの付加が困妊であることを示す。
ポリマーへのTCGの付加が困妊であることを示す。
表口
実施例2〜7
オレフィン系重合体として表−2に示すメルトインデッ
クスを有するエチレン−ブテン−1共重合体(以下E/
B共重合体と略称する。)、エチレン−酢酸ビニル共重
合体(以下EVAと略称する。)ポリプロピレン(以下
PPと略称する。)あるいはポリエチレン(以下PEと
略称する。)の各々100重量部を採り、これに父性剤
として表−2に示すΦ量のTCGまたは5−ツルボlレ
ネンー2−メチ)v −2−カルボン酸グリシジルエス
テル(以下NCGと略称する。)ならひにラジカ/L/
発生剤として表−2に示す量のベンゾイルパーオキシド
を実施例1と同じ方法で混合した。この混合物を用いて
、シリンダ一温度を表−2に示す変性温度にかえたほか
は実施例1と同じ方法でペレットを得。
クスを有するエチレン−ブテン−1共重合体(以下E/
B共重合体と略称する。)、エチレン−酢酸ビニル共重
合体(以下EVAと略称する。)ポリプロピレン(以下
PPと略称する。)あるいはポリエチレン(以下PEと
略称する。)の各々100重量部を採り、これに父性剤
として表−2に示すΦ量のTCGまたは5−ツルボlレ
ネンー2−メチ)v −2−カルボン酸グリシジルエス
テル(以下NCGと略称する。)ならひにラジカ/L/
発生剤として表−2に示す量のベンゾイルパーオキシド
を実施例1と同じ方法で混合した。この混合物を用いて
、シリンダ一温度を表−2に示す変性温度にかえたほか
は実施例1と同じ方法でペレットを得。
ついでそのグリシジIし当量を測定した。その結果を表
−2に示す。
−2に示す。
表−2に示すように使用した変性剤が効率良くオレフィ
ン系重合体に付加している。なお、変性に際して、ゲル
化や押出不良等のトラブルはみられなかった。
ン系重合体に付加している。なお、変性に際して、ゲル
化や押出不良等のトラブルはみられなかった。
〜
表 −2
本1 変性処理後、得られた変性体を実施例1記載のク
ロロホルム抽出を行ない抽出後の変性体のグリシジル基
当量を使用した変性剤全量付加した場合のグリシジル基
当量で割った値。
ロロホルム抽出を行ない抽出後の変性体のグリシジル基
当量を使用した変性剤全量付加した場合のグリシジル基
当量で割った値。
応用例1,2.比較応用例1,2
実施例1,3の各ペレットを以下のごとくポリエチレン
デレタレートと混合し、得られたプレンラド物から成形
品を得、成形品の物性を測定した。
デレタレートと混合し、得られたプレンラド物から成形
品を得、成形品の物性を測定した。
比較の為、実施例1および3で用いたのと同じオレフィ
ン系重合体の各々100重景部に対してベンゾイルパー
オキシド0,5重量部およびグリシジルメタクリレート
7重量部を室温で含浸させ、5分静置後、実施例1で用
いたのと同じ押出機を用いて170℃で押出すことによ
りグリシジルメタクリレートがグラフト共重合したオレ
フィン系共重合体の変性体(比較例2,6)を得ついで
このものをポリエチレンテレフタレートと混合してブレ
ンド物(応用比較例1,2ンを得た。このブレンド物に
ついても成形品を成形し、その物性を測定した。
ン系重合体の各々100重景部に対してベンゾイルパー
オキシド0,5重量部およびグリシジルメタクリレート
7重量部を室温で含浸させ、5分静置後、実施例1で用
いたのと同じ押出機を用いて170℃で押出すことによ
りグリシジルメタクリレートがグラフト共重合したオレ
フィン系共重合体の変性体(比較例2,6)を得ついで
このものをポリエチレンテレフタレートと混合してブレ
ンド物(応用比較例1,2ンを得た。このブレンド物に
ついても成形品を成形し、その物性を測定した。
すなわち固有粘度0.8(溶媒0−クロロフェノール2
5℃測定)のあらかじめ乾燥したポリエチレンテレフタ
レート100重量部と前記オレフィン系重合体の変性体
20重爪部とをドライブレンドした後、実施例1で用い
たのと同じベント付二軸押出機を用いてシリンダ一温度
265℃、スクリュー回転数150rpmで溶融混練し
てペレットを得た。このペレットを105℃で24時間
減圧乾燥後、スクリュー径25酊の射出成形機を用いて
265℃で厚さ1/8インチの試料片を得た。表−6に
試料片の衝瞥強度を測定した結果を示す。
5℃測定)のあらかじめ乾燥したポリエチレンテレフタ
レート100重量部と前記オレフィン系重合体の変性体
20重爪部とをドライブレンドした後、実施例1で用い
たのと同じベント付二軸押出機を用いてシリンダ一温度
265℃、スクリュー回転数150rpmで溶融混練し
てペレットを得た。このペレットを105℃で24時間
減圧乾燥後、スクリュー径25酊の射出成形機を用いて
265℃で厚さ1/8インチの試料片を得た。表−6に
試料片の衝瞥強度を測定した結果を示す。
表−6から明らかなように比較例の試料片に比し。
実施例1,3の変性体を用いた試料片は外観良好で、そ
りやひけもな(、かつ耐衝撃性も優れていた。
りやひけもな(、かつ耐衝撃性も優れていた。
表 −5
また実施例6および比較例6を1o回ずつ繰り返し、1
0バッチ分の変性体を得、これらの変性体により応用例
2および比較応用例2を10パツチ実施した。得られた
試料片のアイゾツト衝撃強度のバッチ間での差は、応用
例がi、8&gm/(7)であったのに対し、比較応用
例2の場合6−5 kgcm/asもあり、応用例2の
方がバラツキが少なく、再現性が良好であった。
0バッチ分の変性体を得、これらの変性体により応用例
2および比較応用例2を10パツチ実施した。得られた
試料片のアイゾツト衝撃強度のバッチ間での差は、応用
例がi、8&gm/(7)であったのに対し、比較応用
例2の場合6−5 kgcm/asもあり、応用例2の
方がバラツキが少なく、再現性が良好であった。
応用例6.比較応用例6
実施例5のペレットを以下のごとくポリエチレン戸しフ
タV−トとブレンドし、ブレンド物から成形品を得、得
られた成形品の物性を測定した。
タV−トとブレンドし、ブレンド物から成形品を得、得
られた成形品の物性を測定した。
比較のため、エチレン(96重量%)−クリシジルメタ
クリレート(7重量96)共重合体(比較例4)・とポ
リエチレンテレフタレートとのブレンド物(比較応用例
6)についても同様の試験を行った。
クリレート(7重量96)共重合体(比較例4)・とポ
リエチレンテレフタレートとのブレンド物(比較応用例
6)についても同様の試験を行った。
すなわち応用例1で使用したポリエチレンテレフタレー
トio’o重量部と、前記の変性体および共重合体各々
25重量部をブレンドし、応用例1と同じ条件でペレッ
トを得、ついで成形品を得た。
トio’o重量部と、前記の変性体および共重合体各々
25重量部をブレンドし、応用例1と同じ条件でペレッ
トを得、ついで成形品を得た。
成形品の性能を測定したところ応用例乙の成形品はアイ
ゾツト衝撃強度321g tx 7 cmであったのに
対し、比較応用例6のそれは14.1#α/αであった
。
ゾツト衝撃強度321g tx 7 cmであったのに
対し、比較応用例6のそれは14.1#α/αであった
。
特許出願人 ユニチカ株式会社
Claims (1)
- 1、 (Alオレフィン糸重合体と、(B)シス型二重
結合を環内に有する脂環式グリシジルエステルもしくは
シス型二重結合を環内に有する脂環式グリシジルエーテ
ルと、(C)ラジカル発生剤とを混合し、オレフィン系
重合体に該脂環式グリシジエステルもしくは脂環式グリ
シジルエーテルを付加させることを特徴とするオレフイ
ン系重合体の変性方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22882282A JPS59115302A (ja) | 1982-12-22 | 1982-12-22 | オレフイン系重合体の変性方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22882282A JPS59115302A (ja) | 1982-12-22 | 1982-12-22 | オレフイン系重合体の変性方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59115302A true JPS59115302A (ja) | 1984-07-03 |
JPH0236123B2 JPH0236123B2 (ja) | 1990-08-15 |
Family
ID=16882400
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22882282A Granted JPS59115302A (ja) | 1982-12-22 | 1982-12-22 | オレフイン系重合体の変性方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59115302A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0269275A2 (en) * | 1986-10-29 | 1988-06-01 | Mitsui Petrochemical Industries, Ltd. | Thermoplastic elastomer composition |
EP0284234A2 (en) * | 1987-03-23 | 1988-09-28 | Texaco Development Corporation | Multifunctional viscosity index improver |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49109432A (ja) * | 1973-02-21 | 1974-10-17 |
-
1982
- 1982-12-22 JP JP22882282A patent/JPS59115302A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49109432A (ja) * | 1973-02-21 | 1974-10-17 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0269275A2 (en) * | 1986-10-29 | 1988-06-01 | Mitsui Petrochemical Industries, Ltd. | Thermoplastic elastomer composition |
EP0284234A2 (en) * | 1987-03-23 | 1988-09-28 | Texaco Development Corporation | Multifunctional viscosity index improver |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0236123B2 (ja) | 1990-08-15 |
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