JPS59110811A - 蒸気タ−ビンプラント - Google Patents
蒸気タ−ビンプラントInfo
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- JPS59110811A JPS59110811A JP57219742A JP21974282A JPS59110811A JP S59110811 A JPS59110811 A JP S59110811A JP 57219742 A JP57219742 A JP 57219742A JP 21974282 A JP21974282 A JP 21974282A JP S59110811 A JPS59110811 A JP S59110811A
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- steam
- turbine
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- bypass
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01K—STEAM ENGINE PLANTS; STEAM ACCUMULATORS; ENGINE PLANTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; ENGINES USING SPECIAL WORKING FLUIDS OR CYCLES
- F01K7/00—Steam engine plants characterised by the use of specific types of engine; Plants or engines characterised by their use of special steam systems, cycles or processes; Control means specially adapted for such systems, cycles or processes; Use of withdrawn or exhaust steam for feed-water heating
- F01K7/34—Steam engine plants characterised by the use of specific types of engine; Plants or engines characterised by their use of special steam systems, cycles or processes; Control means specially adapted for such systems, cycles or processes; Use of withdrawn or exhaust steam for feed-water heating the engines being of extraction or non-condensing type; Use of steam for feed-water heating
- F01K7/40—Use of two or more feed-water heaters in series
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、タービンバイパヌ装置を有する蒸気タービン
プラントに関する。
プラントに関する。
〔発明の技術的背景およびその問題点〕第1図は、ター
ビンバイ・〈ヌ装置k、ヲ有する一般的な蒸気タービン
プラントの概略系統図であって、ボイラ1で発生した蒸
気は1薫気管2を通り主蒸気止め弁3および蒸気加減f
f41に経て高圧タービン5に供給される。上記高圧タ
ービン5に供給された蒸気はそこで仕事を行なった後、
低温再熱管6.再熱器7および高温再熱管8.並びにイ
ンターセプト弁9等を経て中圧タービン10および低圧
タービン11に順次導入され、中圧タービン9およヒ低
圧タービン11で仕事を行ない、高圧タービン5ととも
に発電機(図示せず)を駆動する。一方、低圧タービン
1】で仕事を行なった蒸気は復水器12に導入されて復
水せしめられ、その復水は復水ポンプ13により脱気器
水位調節弁14ヲ経て低圧給水加熱器15に送られ、そ
こで予熱された後脱気器16に導入される。上記脱気器
16で脱気された水は給水として給水ポンプ17によっ
て高圧給水加熱器18を経てボイラ1に還流される。
ビンバイ・〈ヌ装置k、ヲ有する一般的な蒸気タービン
プラントの概略系統図であって、ボイラ1で発生した蒸
気は1薫気管2を通り主蒸気止め弁3および蒸気加減f
f41に経て高圧タービン5に供給される。上記高圧タ
ービン5に供給された蒸気はそこで仕事を行なった後、
低温再熱管6.再熱器7および高温再熱管8.並びにイ
ンターセプト弁9等を経て中圧タービン10および低圧
タービン11に順次導入され、中圧タービン9およヒ低
圧タービン11で仕事を行ない、高圧タービン5ととも
に発電機(図示せず)を駆動する。一方、低圧タービン
1】で仕事を行なった蒸気は復水器12に導入されて復
水せしめられ、その復水は復水ポンプ13により脱気器
水位調節弁14ヲ経て低圧給水加熱器15に送られ、そ
こで予熱された後脱気器16に導入される。上記脱気器
16で脱気された水は給水として給水ポンプ17によっ
て高圧給水加熱器18を経てボイラ1に還流される。
また、前記主蒸気管2には高圧タービンバイパス弁19
ヲ有する高圧タービン出力パy 管20 (D −端が
接続されており、その高圧タービンバイパス管20の曲
端は低温再熱管6に接続され、さらに高温再熱管8には
低圧タービンバイパス弁21ヲ有する低圧タービンバイ
バヌ管22が接続され、その曲端は減温装置23ヲ介し
て復水器12に連接されている。
ヲ有する高圧タービン出力パy 管20 (D −端が
接続されており、その高圧タービンバイパス管20の曲
端は低温再熱管6に接続され、さらに高温再熱管8には
低圧タービンバイパス弁21ヲ有する低圧タービンバイ
バヌ管22が接続され、その曲端は減温装置23ヲ介し
て復水器12に連接されている。
上記減温装置23には、復水ポンプ13から吐出された
復水の一部を冷却水ヌプレイ弁24を介して冷却水とし
て供給し得るようにしてあり、低圧タービンバイバヌ弁
21を経た蒸気を十分冷却した後復水器13に思入する
ようにしである。
復水の一部を冷却水ヌプレイ弁24を介して冷却水とし
て供給し得るようにしてあり、低圧タービンバイバヌ弁
21を経た蒸気を十分冷却した後復水器13に思入する
ようにしである。
しかして、ボイラ出力に比較してタービン出力が少なく
てよい場合等には、上記高圧タービンバイパヌ弁19お
よび低圧タービンバイパヌ弁21ヲ開けることによって
、両タービンバイバヌ’120.22に余剰蒸気を導入
し、減温装置23によって減温した後復水器12に導入
させる。
てよい場合等には、上記高圧タービンバイパヌ弁19お
よび低圧タービンバイパヌ弁21ヲ開けることによって
、両タービンバイバヌ’120.22に余剰蒸気を導入
し、減温装置23によって減温した後復水器12に導入
させる。
ところで、前記高圧給水加熱器18および低圧給水加熱
器15には、各タービンの中間段落から適宜抽出された
抽気が加熱蒸気として供給され、特に高圧給水加熱器1
8で発生したドレンは脱気器16で回収される。
器15には、各タービンの中間段落から適宜抽出された
抽気が加熱蒸気として供給され、特に高圧給水加熱器1
8で発生したドレンは脱気器16で回収される。
したがって、通常運転時においては、ボイラに送られる
給水流量’eQ、B、脱気器16に流入する給水加熱器
からのドレン流tteQds復水ポンプにより脱気器水
位調節弁14’i紗て脱気器16に送給さく3) れる復水流1tkQ0とすると、QB=Qo+Qdとな
り、それらはに1.13 : Qd ? Q0=1 :
0.4 : 0,6程度の比率であって、給水流量に
比較して脱気器水位調節弁を通る復水流量は約60係程
度となる。
給水流量’eQ、B、脱気器16に流入する給水加熱器
からのドレン流tteQds復水ポンプにより脱気器水
位調節弁14’i紗て脱気器16に送給さく3) れる復水流1tkQ0とすると、QB=Qo+Qdとな
り、それらはに1.13 : Qd ? Q0=1 :
0.4 : 0,6程度の比率であって、給水流量に
比較して脱気器水位調節弁を通る復水流量は約60係程
度となる。
一方、タービンバイパス運転時には、タービンの抽気は
はソ零となり、ボイラで発生した蒸気は低圧タービンバ
イバヌ管22ヲ経てほぼ全量復水器12に導入される。
はソ零となり、ボイラで発生した蒸気は低圧タービンバ
イバヌ管22ヲ経てほぼ全量復水器12に導入される。
そのため、この場合にはボイラ発生蒸気流量分の水すな
わち給水流量と等しい量の復水を脱気器水位調節弁14
を経て脱気器16に導入する必要がある。ざらにこの場
合には、バイバヌ蒸気の減温のために復水ポンプ12か
ら吐出された水の一部を冷却水として減温装置23に供
給するので、復水ポンプを流れる流量はこの冷却水分だ
け多くなる。ところで、一般にこの冷却水流量は蒸気量
の約V2程度であるので、復水ポンプを流れる復水流−
i?:=、、とし、このタービンバイパス運転時に脱気
器水位調節弁を流れる流量をQ。1とすると、 QB=Qo1 (4) および Q p =Q Ql + 2 QB =t、s
Qc+となり、2タ一ビンバイパス時のそれぞれの流
量比は、 QB:Q、d:Q、。+ : Qp =1 : 0 :
1 : 1.5となる。
わち給水流量と等しい量の復水を脱気器水位調節弁14
を経て脱気器16に導入する必要がある。ざらにこの場
合には、バイバヌ蒸気の減温のために復水ポンプ12か
ら吐出された水の一部を冷却水として減温装置23に供
給するので、復水ポンプを流れる流量はこの冷却水分だ
け多くなる。ところで、一般にこの冷却水流量は蒸気量
の約V2程度であるので、復水ポンプを流れる復水流−
i?:=、、とし、このタービンバイパス運転時に脱気
器水位調節弁を流れる流量をQ。1とすると、 QB=Qo1 (4) および Q p =Q Ql + 2 QB =t、s
Qc+となり、2タ一ビンバイパス時のそれぞれの流
量比は、 QB:Q、d:Q、。+ : Qp =1 : 0 :
1 : 1.5となる。
これより、脱気器と復水器での水の流入、流出のバラン
スを成立させるための、通常運転時とタービンバイパス
運転時における復水ポンプ部の流量比は、 Qo: Q、p= 1 : 2.s とな9、また脱気器水位調節弁を流れる復水の流量比は
、CLo: Q。+ = 1 : 1.?となり、ター
ビンバイバス時には復水流量は非常に増加させる必要が
ある。
スを成立させるための、通常運転時とタービンバイパス
運転時における復水ポンプ部の流量比は、 Qo: Q、p= 1 : 2.s とな9、また脱気器水位調節弁を流れる復水の流量比は
、CLo: Q。+ = 1 : 1.?となり、ター
ビンバイバス時には復水流量は非常に増加させる必要が
ある。
さらに、石炭燃焼ボイラの場合には、ボイラの出力の減
少率が小さいため、電力系統の事故等でプラントラ所内
卑独運転捷たはボイラ単独運転に移行した後、ボイラで
の蒸発量を減少させるには長時間必要であり、この間上
述のように通常運転時に比較して多量の復水流量を流す
必要がある。
少率が小さいため、電力系統の事故等でプラントラ所内
卑独運転捷たはボイラ単独運転に移行した後、ボイラで
の蒸発量を減少させるには長時間必要であり、この間上
述のように通常運転時に比較して多量の復水流量を流す
必要がある。
また、復水箱の水位は、系外への流出および系外からの
供給によって一定に保つように制御されているが、その
供給最大量は一般的に脱気器水位調節弁を流れる流量の
10係〜20係程度にすぎず、さらに復水ポンプおよび
復水ラインの計画も、100%発電負荷時の流量、圧力
にマージンを入れて行なわれているだけであるから、脱
気器水位調節弁の全開時でも当該部分を流し得る流量の
最大値も100チ負荷時の流量の110〜130チ程度
である。
供給によって一定に保つように制御されているが、その
供給最大量は一般的に脱気器水位調節弁を流れる流量の
10係〜20係程度にすぎず、さらに復水ポンプおよび
復水ラインの計画も、100%発電負荷時の流量、圧力
にマージンを入れて行なわれているだけであるから、脱
気器水位調節弁の全開時でも当該部分を流し得る流量の
最大値も100チ負荷時の流量の110〜130チ程度
である。
したがって、プラントが1oo1出力のような高負荷運
転中に、系統事故等でタービン単独または所内単独運転
となってタービンバイパス運転となった場合には、前述
のように復水器から脱気器に多量の復水を供給しなけれ
ばならないのに対し、それに必要な流量を流すことがで
きず、第2図に点線で示すように脱気器の水位は低下し
、復水器の水位は実線で示すように上昇する。その後ボ
イラ出力の減少に伴なって給水流量aが減少し、復水流
量すより少くなると今度は脱気器の水位は上昇し始める
。この脚気器に流入する復水流量は脱気器の水位によっ
てのみ制御されるため、脱気器の水位が設宇値となる才
で、復水流量はその系が流し得る最大量で流れ、この間
脱気器水位調節弁は全開状態に保持これている。
転中に、系統事故等でタービン単独または所内単独運転
となってタービンバイパス運転となった場合には、前述
のように復水器から脱気器に多量の復水を供給しなけれ
ばならないのに対し、それに必要な流量を流すことがで
きず、第2図に点線で示すように脱気器の水位は低下し
、復水器の水位は実線で示すように上昇する。その後ボ
イラ出力の減少に伴なって給水流量aが減少し、復水流
量すより少くなると今度は脱気器の水位は上昇し始める
。この脚気器に流入する復水流量は脱気器の水位によっ
てのみ制御されるため、脱気器の水位が設宇値となる才
で、復水流量はその系が流し得る最大量で流れ、この間
脱気器水位調節弁は全開状態に保持これている。
このようにボイラ出力が減少した後も脱気器に多量の水
を送るため、存水器水位は給水と復水流量の逆転後から
脚気器の水位が整定する頭重で低下しつづける。
を送るため、存水器水位は給水と復水流量の逆転後から
脚気器の水位が整定する頭重で低下しつづける。
さらに、脱気器は流入する復水を微粒化し、またタービ
ンの抽気により直接加熱して飽和温度にすることによっ
て給水中の非凝縮ガヌを分離除去する脱気加熱室と、脱
気された給水を貯蔵する貯水タンクから構成されるが、
タンク内の貯水は常に脱気加熱室において脱気された給
水と内部配管によシ混合する構成となってセリ、貯水は
通常飽和温度近くに保たれる。このため脱気器へのター
ビン抽気の停止や冷却した復水が流入することによシ器
内温度が低下すると、同時に器内圧力の低下が生じ、器
内圧力が貯水飽和圧力より小さくなくなった場合には貯
水の沸騰現象が起き、その水位が急激に変動する。
ンの抽気により直接加熱して飽和温度にすることによっ
て給水中の非凝縮ガヌを分離除去する脱気加熱室と、脱
気された給水を貯蔵する貯水タンクから構成されるが、
タンク内の貯水は常に脱気加熱室において脱気された給
水と内部配管によシ混合する構成となってセリ、貯水は
通常飽和温度近くに保たれる。このため脱気器へのター
ビン抽気の停止や冷却した復水が流入することによシ器
内温度が低下すると、同時に器内圧力の低下が生じ、器
内圧力が貯水飽和圧力より小さくなくなった場合には貯
水の沸騰現象が起き、その水位が急激に変動する。
ところで、脱気器は大部の水を貯える貯水タンクをもっ
ており、水位の低下に対して許容範囲が大きいのに対し
、復水器は逆に水位の上昇に対しては大きな許容値をも
っているが、水位の下限値には余裕は少ない。そのため
上述のように復水器水位が低下するとその下限値に達す
ることがあり、復水ポンプの停止したがってプラントの
停止につながるおそれがある。
ており、水位の低下に対して許容範囲が大きいのに対し
、復水器は逆に水位の上昇に対しては大きな許容値をも
っているが、水位の下限値には余裕は少ない。そのため
上述のように復水器水位が低下するとその下限値に達す
ることがあり、復水ポンプの停止したがってプラントの
停止につながるおそれがある。
また、タービンバイバヌ運転時には、タービンを流れる
蒸気が減少し、場合によっては零になp1脱気器、給水
加熱器への抽気が減少し、場合によっては零となるため
、脱気器内温度は脱気器抽気の減少によシ低下し、−1
ft、同時に給水も給水加熱器への抽気が減少するため
温度が低下して脱気器に流入する。したがって、脱気器
器内温度が急速に低下し、器内圧力もそれに伴ない低下
する。そのため器内圧力が貯水飽和圧力より小さくなっ
た場合には、貯水の沸騰現象が起き、その水位は急激に
変動して水位制御ができなくなることがある。
蒸気が減少し、場合によっては零になp1脱気器、給水
加熱器への抽気が減少し、場合によっては零となるため
、脱気器内温度は脱気器抽気の減少によシ低下し、−1
ft、同時に給水も給水加熱器への抽気が減少するため
温度が低下して脱気器に流入する。したがって、脱気器
器内温度が急速に低下し、器内圧力もそれに伴ない低下
する。そのため器内圧力が貯水飽和圧力より小さくなっ
た場合には、貯水の沸騰現象が起き、その水位は急激に
変動して水位制御ができなくなることがある。
このように、従来のタービンプラントにおいては、ター
ビンバイパス運転時にバイパス蒸気の全量を復水器に流
しているため、バイパス運転開始後に復水。
ビンバイパス運転時にバイパス蒸気の全量を復水器に流
しているため、バイパス運転開始後に復水。
給水流量のアンバランヌが生じ、復水ポンプ、配管およ
び脱気器水位制御装置がそれに対処できず、脱気器の水
位が回復するまで大きな復水をとるので復水器の水位が
低下し、復水ボ/プの停止、さらにはプラントの停止を
惹起することがある。また、脱気器器内圧力が低下して
脱気器器内圧力が貯水飽和圧力以下になると、沸騰現象
を発生し、脱気器水位制御が不可能になる等の問題があ
る。
び脱気器水位制御装置がそれに対処できず、脱気器の水
位が回復するまで大きな復水をとるので復水器の水位が
低下し、復水ボ/プの停止、さらにはプラントの停止を
惹起することがある。また、脱気器器内圧力が低下して
脱気器器内圧力が貯水飽和圧力以下になると、沸騰現象
を発生し、脱気器水位制御が不可能になる等の問題があ
る。
本発明はこのような点に鑑み、タービンバイバヌ運転時
における脱気器水位制御による復水器水位の異常低下を
防止し、復水ポンプの停止やプラントの稼動停止等の異
常事態の発生を防止し得る蒸気タービンプラントを得る
ことを目的とする。
における脱気器水位制御による復水器水位の異常低下を
防止し、復水ポンプの停止やプラントの稼動停止等の異
常事態の発生を防止し得る蒸気タービンプラントを得る
ことを目的とする。
本発明は、ボイラで発生した余剰蒸気を、夕一ビンをバ
イパスはせて復水器に導入せしめるためのタービンバイ
バヌ装Wを設けた蒸気タービンプラントにおいて、ター
ビスバイパス蒸気を減温器を介して、給水加熱器或は脱
気器等の給水ライン中に供給するバイパス蒸気供給管を
設け、タービンバイパス運転時におはる復水・給水のア
ンバランヌ状態の発生を防止するようにしたものである
。
イパスはせて復水器に導入せしめるためのタービンバイ
バヌ装Wを設けた蒸気タービンプラントにおいて、ター
ビスバイパス蒸気を減温器を介して、給水加熱器或は脱
気器等の給水ライン中に供給するバイパス蒸気供給管を
設け、タービンバイパス運転時におはる復水・給水のア
ンバランヌ状態の発生を防止するようにしたものである
。
以下、第3図乃至第6図を参照して本発明の実施例につ
いて説明する。なお、第1図と同一部分には同一符号を
付しその詳細な説明は省略する。
いて説明する。なお、第1図と同一部分には同一符号を
付しその詳細な説明は省略する。
第3図は本発明の蒸気タービンプラントの一実施例を示
す系統図であって、低圧タービンバイI(ヌ管22には
その低圧タービンパイバヌ弁21の直下流位置からバイ
パス蒸気供給管25が分岐導出されている誌上記バイパ
ヌ蒸気供給管25はさらに第1の)くイバヌ蒸気供給官
25aと第2のバイパス蒸気供給管25bに分岐されて
おシ、第1のバイパス蒸気供給管25aは高圧給水加熱
器1Bの各段の給水加熱器に接続され、また第2のパイ
・(ヌ蒸気供給管25 bは低圧給水加熱器15の各段
の給水加熱器に接続されている。
す系統図であって、低圧タービンバイI(ヌ管22には
その低圧タービンパイバヌ弁21の直下流位置からバイ
パス蒸気供給管25が分岐導出されている誌上記バイパ
ヌ蒸気供給管25はさらに第1の)くイバヌ蒸気供給官
25aと第2のバイパス蒸気供給管25bに分岐されて
おシ、第1のバイパス蒸気供給管25aは高圧給水加熱
器1Bの各段の給水加熱器に接続され、また第2のパイ
・(ヌ蒸気供給管25 bは低圧給水加熱器15の各段
の給水加熱器に接続されている。
上記第1のバイパス蒸気供給管25aには、高圧給水加
熱器用減温器26が設けられるとともに、各高圧給水加
熱器18への入口部には蒸気流量調節弁27a、27b
および減圧用オリフィス28a、28bがそれぞれ設け
られている。また同様に、第2のバイパス蒸気供給管2
5 bにも、低圧給水加熱器用減温器29が設けられる
とともに、蒸気流量調節弁30a 、 3(l Dおよ
び減圧用オリフイヌ31a、31bが設けられている。
熱器用減温器26が設けられるとともに、各高圧給水加
熱器18への入口部には蒸気流量調節弁27a、27b
および減圧用オリフィス28a、28bがそれぞれ設け
られている。また同様に、第2のバイパス蒸気供給管2
5 bにも、低圧給水加熱器用減温器29が設けられる
とともに、蒸気流量調節弁30a 、 3(l Dおよ
び減圧用オリフイヌ31a、31bが設けられている。
さらに、前記高圧給水加熱器用減温器26および低圧給
水加熱器用減温器29には、復水ポンプ13から吐出さ
れた復水の一部をそれぞれ冷却水ヌプレー調節弁32.
33を介して冷却水として供給するようにしである。
水加熱器用減温器29には、復水ポンプ13から吐出さ
れた復水の一部をそれぞれ冷却水ヌプレー調節弁32.
33を介して冷却水として供給するようにしである。
しかして、タービンバイパス作動時には、ます脱気器や
給水加熱器へのタービン抽気が減少せしめられ或は全く
なくなるので、脱気器、給水加熱器の器内温度低下およ
び圧力低下による水位変動が生じようとする。しかしな
がら、上記タービンバイパス信号により各バイパス蒸気
供給管25a。
給水加熱器へのタービン抽気が減少せしめられ或は全く
なくなるので、脱気器、給水加熱器の器内温度低下およ
び圧力低下による水位変動が生じようとする。しかしな
がら、上記タービンバイパス信号により各バイパス蒸気
供給管25a。
25 bの蒸気流量調節弁27 a 、 27 b 、
30 a 、 311 bが開らかれるとともに、冷
却水スプレー調節弁32゜33′ft介して高圧給水加
熱器用減温器26および低圧給水加熱器用減温器29に
復水の一部が冷却水として供給される。そのため、ター
ビスバイパス蒸気の一部が、減温器26.29で減温さ
れ、各蒸気流量調節5p27a、27b、30a、30
bでその流量が制御され、かつ各オリフイヌ28a、2
8b、31a、31bによって所定圧に減圧されて各給
水加熱器18.15に流入し、それによって給水加熱器
内の温度低下および圧力低下が防止され、それとともに
給水加熱器ドレンが脱気器16にも流入するので、脱気
器16内の温度低下および圧力低下が防止きれ、脱気器
16内の水位変動が防止される。
30 a 、 311 bが開らかれるとともに、冷
却水スプレー調節弁32゜33′ft介して高圧給水加
熱器用減温器26および低圧給水加熱器用減温器29に
復水の一部が冷却水として供給される。そのため、ター
ビスバイパス蒸気の一部が、減温器26.29で減温さ
れ、各蒸気流量調節5p27a、27b、30a、30
bでその流量が制御され、かつ各オリフイヌ28a、2
8b、31a、31bによって所定圧に減圧されて各給
水加熱器18.15に流入し、それによって給水加熱器
内の温度低下および圧力低下が防止され、それとともに
給水加熱器ドレンが脱気器16にも流入するので、脱気
器16内の温度低下および圧力低下が防止きれ、脱気器
16内の水位変動が防止される。
また、主蒸気圧力の低信号、冷却水ヌプレー圧力低信号
、給水jn熱器器内圧力高信号等により、蒸気流量調節
弁27 a 、 27 b 、 30 a 、 30
bおよび冷却水ヌプレー弁30a、30bが閉じられ、
各給水加熱器へのパイパ3蒸気の供給が停止される。
、給水jn熱器器内圧力高信号等により、蒸気流量調節
弁27 a 、 27 b 、 30 a 、 30
bおよび冷却水ヌプレー弁30a、30bが閉じられ、
各給水加熱器へのパイパ3蒸気の供給が停止される。
ところで、上記各給水加熱器にバイパヌ蒸気を供給して
いる時点での復水給水バランヌは、ボイラからタービン
をバイパスして復水器に流入する蒸気流量をQs、高圧
給水加熱器側に流入する蒸気流量をQIIll、低圧給
水加熱器側に流入する蒸気流基金Q、8”、ボイラに送
る給水流量をQIBとすると、各流量の比は、タービン
抽気が全くない場合には次のようになる。
いる時点での復水給水バランヌは、ボイラからタービン
をバイパスして復水器に流入する蒸気流量をQs、高圧
給水加熱器側に流入する蒸気流量をQIIll、低圧給
水加熱器側に流入する蒸気流基金Q、8”、ボイラに送
る給水流量をQIBとすると、各流量の比は、タービン
抽気が全くない場合には次のようになる。
”B;Qs ”s’ :Q n−1:0,4:0.3
:0,3また、各冷却水流量は蒸気是の約50係程度と
なるので、復水ポンプを流れる流量k Q p z脱気
器水位調節弁を流れる流量をQ。Iとすると、それぞれ
の流量比は次のようになる。
:0,3また、各冷却水流量は蒸気是の約50係程度と
なるので、復水ポンプを流れる流量k Q p z脱気
器水位調節弁を流れる流量をQ。Iとすると、それぞれ
の流量比は次のようになる。
QB : Q p : Q 。+ =”l
: 0.6 : 0.1これによって、脱気器、
復水器での流入、流出のバランヌを成立させるために、
通常運転時とタービンバイパス運転時における復水ポン
プを流れる流量比は、 Qo=C1l、p=1 :
1また、脱気器水位調節弁を流れる流量比は、Qo:
Qa+ = 170.17 となる。このように、タービンバイパス運転時には復水
ラインを治れる流量は、復水ポンプでは通常運転時と変
化がなく、脱気器水位調節弁ではV6とすることができ
る。捷だ、復水器に流入するバイパヌ蒸気と給水加熱器
に流入する蒸気流量の比率を変えることによって、復水
ポンプ流量は通常時の0.83〜2.5倍、同様に脱気
器水位調節弁では0〜1.7倍とすることができる。
: 0.6 : 0.1これによって、脱気器、
復水器での流入、流出のバランヌを成立させるために、
通常運転時とタービンバイパス運転時における復水ポン
プを流れる流量比は、 Qo=C1l、p=1 :
1また、脱気器水位調節弁を流れる流量比は、Qo:
Qa+ = 170.17 となる。このように、タービンバイパス運転時には復水
ラインを治れる流量は、復水ポンプでは通常運転時と変
化がなく、脱気器水位調節弁ではV6とすることができ
る。捷だ、復水器に流入するバイパヌ蒸気と給水加熱器
に流入する蒸気流量の比率を変えることによって、復水
ポンプ流量は通常時の0.83〜2.5倍、同様に脱気
器水位調節弁では0〜1.7倍とすることができる。
なお、上記実施例においてはバイパス蒸気供給管に減温
器を設けたものを示したが、第4図に示すように、バイ
パヌ蒸気供給管25ヲ低圧タービンバイバヌ管22の減
温器23の下流側から分岐導出せしめることもできる。
器を設けたものを示したが、第4図に示すように、バイ
パヌ蒸気供給管25ヲ低圧タービンバイバヌ管22の減
温器23の下流側から分岐導出せしめることもできる。
この場合各給水加熱器側減混器26,29と冷却水ヌプ
レー調節弁32.33を省略り゛ することができ、蜂ない設備で第1実施例と同様の効果
を得ることができる。
レー調節弁32.33を省略り゛ することができ、蜂ない設備で第1実施例と同様の効果
を得ることができる。
また、第5図は本発明の能の実施例を示す系統図であっ
て、低圧タービンバイパヌ管22には低圧タービンバイ
バヌ弁2】の上流側に、オンオフ弁34、脱気器側減温
器35を有するバイバフ蒸気供給管36が分岐導出され
、そのバイ・くヌ蒸気供給管36の先端が脱気器16に
接続されている。上記脱気器側減温器35には、冷却水
ヌプレー調節弁37′jk介して復水ポンプ13から吐
出された復水の一部が冷却水として供給されるようにし
てあり、さらに脱気器16には圧力ヌインチ38が設け
られ、その圧力スイッチ38によって検出された脱気器
内圧力によって前記オンオフ弁34が開閉制御されるよ
うにしておる。
て、低圧タービンバイパヌ管22には低圧タービンバイ
バヌ弁2】の上流側に、オンオフ弁34、脱気器側減温
器35を有するバイバフ蒸気供給管36が分岐導出され
、そのバイ・くヌ蒸気供給管36の先端が脱気器16に
接続されている。上記脱気器側減温器35には、冷却水
ヌプレー調節弁37′jk介して復水ポンプ13から吐
出された復水の一部が冷却水として供給されるようにし
てあり、さらに脱気器16には圧力ヌインチ38が設け
られ、その圧力スイッチ38によって検出された脱気器
内圧力によって前記オンオフ弁34が開閉制御されるよ
うにしておる。
しかして、タービンバイパス運転時に際し、脱気器器内
温度が低下し、さらに器内正圧力が低下すると、圧カヌ
イツチ38が作動し、オンオフ弁34が開き、同時に脱
気器仙減温器35用の冷却水7ブレ一調節弁37が開く
。したがって、上記脱気器側減温器35で減温されたバ
イバヌ蒸気が脱気器16内に導入され、脱気器器内温度
の低下が防止され、温度低下によって生じる器内圧力低
下および器内貯水の沸騰現象が防止され、脱気器内の水
位の異常変動を防止することができる。
温度が低下し、さらに器内正圧力が低下すると、圧カヌ
イツチ38が作動し、オンオフ弁34が開き、同時に脱
気器仙減温器35用の冷却水7ブレ一調節弁37が開く
。したがって、上記脱気器側減温器35で減温されたバ
イバヌ蒸気が脱気器16内に導入され、脱気器器内温度
の低下が防止され、温度低下によって生じる器内圧力低
下および器内貯水の沸騰現象が防止され、脱気器内の水
位の異常変動を防止することができる。
一方、器内圧力が設定値以上になるか、タービンバイ式
2作動が終了した時には、オンオフ弁34(15) 紐よび冷却水ヌブレー調節弁37が閉じる。捷だ、主蒸
気圧力低冷却水ヌブレー圧力低信号等によっても上記両
弁が閉じ、通常運転状態に戻される。
2作動が終了した時には、オンオフ弁34(15) 紐よび冷却水ヌブレー調節弁37が閉じる。捷だ、主蒸
気圧力低冷却水ヌブレー圧力低信号等によっても上記両
弁が閉じ、通常運転状態に戻される。
また、上記オンオフ弁340代りに、脱気器器内圧力に
よる連続制御弁を設けることもできる。
よる連続制御弁を設けることもできる。
この場合、脱気器器内圧力が設定値以下になると、検出
器信号と設定値の偏差により調節計が働らき、連続制御
弁が蒸気流量を調節して脱気器器内圧力を回復させる。
器信号と設定値の偏差により調節計が働らき、連続制御
弁が蒸気流量を調節して脱気器器内圧力を回復させる。
また、タービンバイパス運転時には圧力設定値を高く、
通常は低くするように設定することにより連続制御弁の
作動条件を変えることができる。
通常は低くするように設定することにより連続制御弁の
作動条件を変えることができる。
このようなことから、タービンバイ・ぐス運転時にはタ
ービンバイバヌ作動信号により脱気器器内圧力設定値が
通常状標よシ引き上げられることによ゛す、脱気器、給
水加熱器への抽気がなくなり、脱気器器内温度が低下し
、さらに器内圧力が設定値以下となった場合に、連続制
御弁および脱気器側減温器用の冷却スプレー調節弁が開
き、ボイラ蒸気流量を制御し脱気器器内圧力を一定に保
つと(16) ともに、脱気器への蒸気の供給によって脱気器器内圧力
低下による貯水沸騰現象、水位変動を防ぐことができる
。
ービンバイバヌ作動信号により脱気器器内圧力設定値が
通常状標よシ引き上げられることによ゛す、脱気器、給
水加熱器への抽気がなくなり、脱気器器内温度が低下し
、さらに器内圧力が設定値以下となった場合に、連続制
御弁および脱気器側減温器用の冷却スプレー調節弁が開
き、ボイラ蒸気流量を制御し脱気器器内圧力を一定に保
つと(16) ともに、脱気器への蒸気の供給によって脱気器器内圧力
低下による貯水沸騰現象、水位変動を防ぐことができる
。
また、タービンバイパヌ蒸気および冷却水を直接脱気器
に送るので給水流量を復水流量より多くとることができ
、後水給水流量アンバランス、すなわち復水器水位上昇
、脱気器水位低下を防ぐことができる。またそのためタ
ービンバイバク時の復水ポンプおよび配管の容量不足が
なくなる。さらにタービンバイバス時以外でも脱気器器
内圧力が異常に低いときにもバイバフ蒸気供給管により
脱気器器内圧力を回復させることができる。このように
脱気器器内、圧力を安定して連続的に制御でき、通常運
転時でも脱気器器内圧の異常低下に対処できる。
に送るので給水流量を復水流量より多くとることができ
、後水給水流量アンバランス、すなわち復水器水位上昇
、脱気器水位低下を防ぐことができる。またそのためタ
ービンバイバク時の復水ポンプおよび配管の容量不足が
なくなる。さらにタービンバイバス時以外でも脱気器器
内圧力が異常に低いときにもバイバフ蒸気供給管により
脱気器器内圧力を回復させることができる。このように
脱気器器内、圧力を安定して連続的に制御でき、通常運
転時でも脱気器器内圧の異常低下に対処できる。
また、上記実施例においては、バイパス蒸気供給管36
をタービンバイパヌ弁21の上流側から分岐導出したも
のを示したが、第6図に示すように、減温器23の下流
側から分岐させてもよい。この場合には脱気器側減温器
35や冷却水ヌプレー調節弁37を省略することができ
る。
をタービンバイパヌ弁21の上流側から分岐導出したも
のを示したが、第6図に示すように、減温器23の下流
側から分岐させてもよい。この場合には脱気器側減温器
35や冷却水ヌプレー調節弁37を省略することができ
る。
以上説明したように、本発明はタービンバイパヌ装置を
設けた蒸気タービンプラントにおいて、タービンバイパ
ス弁気を減温器を介して給水ライン中に供給するバイバ
ク蒸気供給管を設けたので、タービンバイバク運転時に
タービン抽気がなくなることにより生ずる、給水加熱器
および脱気器の温度低下、圧力低下および水位変動を、
バイバク蒸気の給水ラインへの導入によって防止するこ
とができ、復水・給水のアンバランスを防す゛、復水器
水位の異常低下による復水ポンプの停止、ひいてはプラ
ントの停止を未然に防止することができる。しかも、タ
ービンバイバク運転時に復水流量を多くする必要がない
ため、復水ポンプを通常運転時のみのことを考慮して経
済的に設計することができる等の効果を奏する。
設けた蒸気タービンプラントにおいて、タービンバイパ
ス弁気を減温器を介して給水ライン中に供給するバイバ
ク蒸気供給管を設けたので、タービンバイバク運転時に
タービン抽気がなくなることにより生ずる、給水加熱器
および脱気器の温度低下、圧力低下および水位変動を、
バイバク蒸気の給水ラインへの導入によって防止するこ
とができ、復水・給水のアンバランスを防す゛、復水器
水位の異常低下による復水ポンプの停止、ひいてはプラ
ントの停止を未然に防止することができる。しかも、タ
ービンバイバク運転時に復水流量を多くする必要がない
ため、復水ポンプを通常運転時のみのことを考慮して経
済的に設計することができる等の効果を奏する。
第1図は従来のタービンプラントの概略系統図、第2図
はタービンバイバク運転時における脱気器および復水器
の水位、給水流量、復水流量の変化線図、第3図乃至第
6図はそれぞれ本発明の蒸気タービンプラントの概略系
統図である。 1・・・ボイラ、13・・・復水ポンプ、14・・・脱
気器水位調節弁、15・・・低圧給水加熱器、16・・
・脱気器、17・・・給水ポンプ、18・・・高圧給水
加熱器、21・・・低圧タービンバイパス弁、22・・
・低圧タービンバイパス管、25・・・バイバク蒸気供
給管、26・・・高圧給水加熱器用減温器、29・・・
低圧給水加熱器用減温器、35・・・脱気器側減温器。 出願人代理人 猪 股 清 躬1目 躬2目
はタービンバイバク運転時における脱気器および復水器
の水位、給水流量、復水流量の変化線図、第3図乃至第
6図はそれぞれ本発明の蒸気タービンプラントの概略系
統図である。 1・・・ボイラ、13・・・復水ポンプ、14・・・脱
気器水位調節弁、15・・・低圧給水加熱器、16・・
・脱気器、17・・・給水ポンプ、18・・・高圧給水
加熱器、21・・・低圧タービンバイパス弁、22・・
・低圧タービンバイパス管、25・・・バイバク蒸気供
給管、26・・・高圧給水加熱器用減温器、29・・・
低圧給水加熱器用減温器、35・・・脱気器側減温器。 出願人代理人 猪 股 清 躬1目 躬2目
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ボイラで発生した余剰蒸気を、タービレ1イバスさ
せて復水器に導入せしめるためのタービンバイパヌ装置
を設けた蒸気タービンプラントにおいて、タービンバイ
パヌ蒸気を減温器を介して給水ライン中に供給するバイ
パス蒸気供給管全般けたことを特徴とする、蒸気タービ
ンプラント。 1 ハイバヌ蒸気供給管は、低圧タービンバイパス弁の
下流側から分岐導出され、その途中に減温器が設けられ
ていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の蒸
気タービンプラント。 亀バイバヌ蒸気供給管は、低圧タービンバイバヌ管に設
けられた減温器の下流側から分岐導出されていること全
特徴とする、特許請求の範囲第1項記載の蒸気タービン
プラント。 4、バイバヌ蒸気供給管は、給水加熱器に接続され、パ
イパヌ蒸気が給水加熱用蒸気として供給されるようにし
たことを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第3項の
いずれかに記載の蒸気タービンプラント。 5、パイバヌ蒸気供給管は、脱気器に接続されているこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第3項のいず
れかに記載の蒸気タービンプラント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57219742A JPS59110811A (ja) | 1982-12-15 | 1982-12-15 | 蒸気タ−ビンプラント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57219742A JPS59110811A (ja) | 1982-12-15 | 1982-12-15 | 蒸気タ−ビンプラント |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59110811A true JPS59110811A (ja) | 1984-06-26 |
Family
ID=16740269
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57219742A Pending JPS59110811A (ja) | 1982-12-15 | 1982-12-15 | 蒸気タ−ビンプラント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59110811A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2546476A1 (de) * | 2011-07-14 | 2013-01-16 | Siemens Aktiengesellschaft | Dampfturbinenanlage und Verfahren zum Betreiben der Dampfturbinenanlage |
KR20150128588A (ko) * | 2014-05-08 | 2015-11-18 | 알스톰 테크놀러지 리미티드 | 열 통합형 산소 공급 시스템의 순산소 보일러 발전소 |
WO2020013309A1 (ja) * | 2018-07-13 | 2020-01-16 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | 複合発電プラント及び複合発電プラントの制御方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56105537A (en) * | 1980-01-25 | 1981-08-22 | Toshiba Corp | Data processing device |
-
1982
- 1982-12-15 JP JP57219742A patent/JPS59110811A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56105537A (en) * | 1980-01-25 | 1981-08-22 | Toshiba Corp | Data processing device |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2546476A1 (de) * | 2011-07-14 | 2013-01-16 | Siemens Aktiengesellschaft | Dampfturbinenanlage und Verfahren zum Betreiben der Dampfturbinenanlage |
WO2013007462A3 (de) * | 2011-07-14 | 2013-08-22 | Siemens Aktiengesellschaft | Dampfturbinenanlage und verfahren zum betreiben der dampfturbinenanlage |
CN103649474A (zh) * | 2011-07-14 | 2014-03-19 | 西门子公司 | 蒸汽轮机设备和用于运行蒸汽轮机设备的方法 |
JP2014522940A (ja) * | 2011-07-14 | 2014-09-08 | シーメンス アクティエンゲゼルシャフト | 蒸気タービン設備及び該蒸気タービン設備の駆動法 |
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WO2020013309A1 (ja) * | 2018-07-13 | 2020-01-16 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | 複合発電プラント及び複合発電プラントの制御方法 |
US11415078B2 (en) | 2018-07-13 | 2022-08-16 | Mitsubishi Power, Ltd. | Combined power generation plant and combined power generation plant control method |
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