JPS59108081A - 撥水撥油剤 - Google Patents
撥水撥油剤Info
- Publication number
- JPS59108081A JPS59108081A JP57218143A JP21814382A JPS59108081A JP S59108081 A JPS59108081 A JP S59108081A JP 57218143 A JP57218143 A JP 57218143A JP 21814382 A JP21814382 A JP 21814382A JP S59108081 A JPS59108081 A JP S59108081A
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- JP
- Japan
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- water
- group
- oil repellent
- copolymer
- perfluoroalkyl group
- Prior art date
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- Granted
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- Materials Applied To Surfaces To Minimize Adherence Of Mist Or Water (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、撥水撥油剤に関する。更に詳しくは、パーフ
ルオロアルキル基含有共重合体よりなる撥水撥油剤に・
−関する。
ルオロアルキル基含有共重合体よりなる撥水撥油剤に・
−関する。
パーフルオロアルキル基含有共重合体よりなる撥水撥油
剤の性能は、パルフルオロアルキル基含有重合性単量体
と共重合される共単量体の選択によっても大きく左右さ
れる。現在、かがる観点から、塩化ビニリデン、ベンジ
ルアクリレート、塩化ビニル、2−クロルエチルビニル
エーテルナトがこの順序で好ましい共単量体として用い
られているが、これらの共単量体とパーフルオロアルキ
ル基含有重合性単量体との重量組成比5 015 0の
共重合体の場合、後記試験法による撥水性は80〜70
点、また撥油性は130〜120点が限度である。
剤の性能は、パルフルオロアルキル基含有重合性単量体
と共重合される共単量体の選択によっても大きく左右さ
れる。現在、かがる観点から、塩化ビニリデン、ベンジ
ルアクリレート、塩化ビニル、2−クロルエチルビニル
エーテルナトがこの順序で好ましい共単量体として用い
られているが、これらの共単量体とパーフルオロアルキ
ル基含有重合性単量体との重量組成比5 015 0の
共重合体の場合、後記試験法による撥水性は80〜70
点、また撥油性は130〜120点が限度である。
また、パーフルオロアルキル基含有重合性単量体は高価
な原料であるため、撥水撥油性能を損うことなく、その
割合をできるだけ減らしたいという要請もみられる。
な原料であるため、撥水撥油性能を損うことなく、その
割合をできるだけ減らしたいという要請もみられる。
本発明者らは、パーフルオロアルキル基含有重合性単量
体と共重合される共単量体として芳香族カルボン酸ビニ
ルエステルを選択し、かつ両者を特定の重合法で共重合
させて得られた共重合体が、比較的広範囲の共単量体重
量組成比であっても、良好な撥水撥油性を示し、またド
ライクリーニング溶剤であるパークロルエチレンへも良
好な溶解性を有することを見出した。
体と共重合される共単量体として芳香族カルボン酸ビニ
ルエステルを選択し、かつ両者を特定の重合法で共重合
させて得られた共重合体が、比較的広範囲の共単量体重
量組成比であっても、良好な撥水撥油性を示し、またド
ライクリーニング溶剤であるパークロルエチレンへも良
好な溶解性を有することを見出した。
従って、本発明は撥水撥油剤に係り、この撥水撥油剤は
、少くとも約25重量%のパーフルオロアルキル基含有
重合性単量体の全.(1または大部分を重合系に滴加方
式で加え、約75〜5重・量%の芳香族カルボン酸ビニ
ルエステルと共重合させた共重合体を撥水撥油成分とし
てなる。
、少くとも約25重量%のパーフルオロアルキル基含有
重合性単量体の全.(1または大部分を重合系に滴加方
式で加え、約75〜5重・量%の芳香族カルボン酸ビニ
ルエステルと共重合させた共重合体を撥水撥油成分とし
てなる。
パーフルオロアルキル基含有重合性単量体としては、一
般式 %式% (ここで、Rfは炭素数4〜16のパーフルオロアルキ
ル基またはへキサフルオロプロピレングリコール基を有
する炭素数6〜15のパーフルオロアルキレンエーテル
基であり、R1は炭素数θ〜4のアルキレン基であり、
そしてR2は水素原子またはメチル基である)で表わさ
れる化合物が用し)られる。
般式 %式% (ここで、Rfは炭素数4〜16のパーフルオロアルキ
ル基またはへキサフルオロプロピレングリコール基を有
する炭素数6〜15のパーフルオロアルキレンエーテル
基であり、R1は炭素数θ〜4のアルキレン基であり、
そしてR2は水素原子またはメチル基である)で表わさ
れる化合物が用し)られる。
かかる化合物としては、例えば次のような化合物が挙げ
られる。
られる。
O F O H QC!QC!R −OH26 1
32 4 08F,、02H40000R − OHO F O
H OOOORピOH2 To 21 2 4 0、F2502H,OOOORわOH atcy2(OF2)、 O,H40000R2− (
7H2(OF,)、OF(OF2)602H40QOO
R2− OH2なお、R2は水素原子またはメチル基で
あり、Rf基のパーフルオロアルキル基は更に他のハロ
ゲン原子によ′つて置換されていてもよい。
32 4 08F,、02H40000R − OHO F O
H OOOORピOH2 To 21 2 4 0、F2502H,OOOORわOH atcy2(OF2)、 O,H40000R2− (
7H2(OF,)、OF(OF2)602H40QOO
R2− OH2なお、R2は水素原子またはメチル基で
あり、Rf基のパーフルオロアルキル基は更に他のハロ
ゲン原子によ′つて置換されていてもよい。
パーフルオロアルキル基含有重合性単量体としてはまた
、一般式 %式% (ここで、Rfは炭素数4〜16のパーフルオロアルキ
ル基またはへキサフルオロプロピレングリコール基を有
する炭素@6〜15のパーフルオロアルキレンエーテル
基であり、R1は軟岩数0〜4のアルキレン基であり、
そしてR2は水素原子またはメチル基である)で表わさ
れる化合物が用いられる。
、一般式 %式% (ここで、Rfは炭素数4〜16のパーフルオロアルキ
ル基またはへキサフルオロプロピレングリコール基を有
する炭素@6〜15のパーフルオロアルキレンエーテル
基であり、R1は軟岩数0〜4のアルキレン基であり、
そしてR2は水素原子またはメチル基である)で表わさ
れる化合物が用いられる。
かかる化合物としては、例えば次のような化合物が挙げ
られる。
られる。
O F O H OOOR2−OH
6 1A 2 4
08F,、02H4000R ミOH20 F
OOOR −OH2 13 08F,、OOORミOH なお R2は水素原子聾たけメチル基である。
OOOR −OH2 13 08F,、OOORミOH なお R2は水素原子聾たけメチル基である。
芳香族カルボン酸ビニルエステルとしては、例えば安息
香酸ビニル、p−第3ブチル安息香酸ビニル、p−クロ
ル安息香酸ビニル、3,5−ジメチル安息香酸ビニル、
ナフトエ酸ビニルなどが用いられる。
香酸ビニル、p−第3ブチル安息香酸ビニル、p−クロ
ル安息香酸ビニル、3,5−ジメチル安息香酸ビニル、
ナフトエ酸ビニルなどが用いられる。
パーフルオロアルキル基含有重合性単鼠体と芳香族カル
ボン酸ビニルエステルとの共重合反応ハ、1、1.1−
)リクロルエタン、1,1.2 − )リクロル1、
2+2 ) ’J フルオロエタン、パークロルエチ
レン、酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸ブチル、酢酸ア
ミル、アセトン、メチルエチルケトン、トルエン、クロ
ルベンゼンなどの溶剤中で、パーフルオロアルキル基含
有重合性単量体の全量または大部分(約50〜100%
)を重合系に滴下方式で加えることによって行われる。
ボン酸ビニルエステルとの共重合反応ハ、1、1.1−
)リクロルエタン、1,1.2 − )リクロル1、
2+2 ) ’J フルオロエタン、パークロルエチ
レン、酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸ブチル、酢酸ア
ミル、アセトン、メチルエチルケトン、トルエン、クロ
ルベンゼンなどの溶剤中で、パーフルオロアルキル基含
有重合性単量体の全量または大部分(約50〜100%
)を重合系に滴下方式で加えることによって行われる。
滴下は、一般に約0.5〜12時間程度かけて行われる
。
。
これら共単量体両者の全量を、重合系に一時に加える方
式で重合反応を行なうと、極端な場合には重合反応生成
物中にそれぞれの単独重合体が含1れることになり、特
にパーフルオロアルキル基含有重合性単量体の単独重合
体は、それの有機溶剤への溶解性が悪く、従って撥水撥
油性を低下させているばかりではなく、ドライクリーニ
ング溶剤であるパークロルエチレンへの溶解性もよくな
いなどといった欠点がみられるが、パーフルオロアルキ
2基含有重合性qt量体を滴下方式で重合系に加えて共
重合させた共重合体の場合には、こうした欠点がいずれ
も解消される。
式で重合反応を行なうと、極端な場合には重合反応生成
物中にそれぞれの単独重合体が含1れることになり、特
にパーフルオロアルキル基含有重合性単量体の単独重合
体は、それの有機溶剤への溶解性が悪く、従って撥水撥
油性を低下させているばかりではなく、ドライクリーニ
ング溶剤であるパークロルエチレンへの溶解性もよくな
いなどといった欠点がみられるが、パーフルオロアルキ
2基含有重合性qt量体を滴下方式で重合系に加えて共
重合させた共重合体の場合には、こうした欠点がいずれ
も解消される。
共重合反応に際しては、パーフルオロアルキル基含有重
合性単量体は、少くとも約25重M%用いられる。それ
以下の割合では、有効な撥水撥油性を示さないが、それ
以上の割合であれば、例えば後記実施例の結果に示され
るように、30〜40重量%という比較的少ない割合で
あっても、一応のレベルに達する良好な撥水撥油性を示
している0芳香族カルボン酸ビニルエステルは、従って
約75重量%以下の割合で用いられ、ただし少くとも約
5重量%用いられることが必要である。これら両者の共
単量体以外に、他の重合性化合物を同時に共重合させる
ことができ、かかる重合性化合物としては、例えば塩化
ビニリデン、塩化ビ、ニル、ベンジルアクリレート、ス
テアリルアクリレート、2−エチルへギシルアクリレー
ト、シクロヘキシルアクリレートおよびこれらに対応す
るメタクリレート、2−クロルエチルビニルエーテル、
メチルビニルエーテル、エチルビニルエーテル、ブチル
ビニルエーテル、ブタジェン、イソプレン、クロロプレ
ン、スチレン、置換スチレン、アクリロニトリル、メタ
クリレートリルなどが用いられる。
合性単量体は、少くとも約25重M%用いられる。それ
以下の割合では、有効な撥水撥油性を示さないが、それ
以上の割合であれば、例えば後記実施例の結果に示され
るように、30〜40重量%という比較的少ない割合で
あっても、一応のレベルに達する良好な撥水撥油性を示
している0芳香族カルボン酸ビニルエステルは、従って
約75重量%以下の割合で用いられ、ただし少くとも約
5重量%用いられることが必要である。これら両者の共
単量体以外に、他の重合性化合物を同時に共重合させる
ことができ、かかる重合性化合物としては、例えば塩化
ビニリデン、塩化ビ、ニル、ベンジルアクリレート、ス
テアリルアクリレート、2−エチルへギシルアクリレー
ト、シクロヘキシルアクリレートおよびこれらに対応す
るメタクリレート、2−クロルエチルビニルエーテル、
メチルビニルエーテル、エチルビニルエーテル、ブチル
ビニルエーテル、ブタジェン、イソプレン、クロロプレ
ン、スチレン、置換スチレン、アクリロニトリル、メタ
クリレートリルなどが用いられる。
これらの重合性化合物は、最初から全量重合系に加えて
も、あるいは滴下方式で重合系に加えてもよい。
も、あるいは滴下方式で重合系に加えてもよい。
共重合反応の結果得られた共重合体溶液は、そレヲ更に
1.1.1− )リクロルエタン、パークロルエチレン
、酢酸エチル、メチルエチルケトン、飽和炭化水素(ミ
rラルスピリッツ)、トルエンなどの有機溶剤で0.5
%程度の濃度に希釈し、撥水撥油剤に調製する。本発明
で撥水撥油成分として用いられる共重合体は、このよう
に各種有機溶剤に対する溶解性が良好であり、従って良
好な撥水撥油性が十分発揮されるばかりではなく、ドラ
イクリーニング用溶剤であるパークロルエチレンに対し
ても可溶性であるという効果を奏する。
1.1.1− )リクロルエタン、パークロルエチレン
、酢酸エチル、メチルエチルケトン、飽和炭化水素(ミ
rラルスピリッツ)、トルエンなどの有機溶剤で0.5
%程度の濃度に希釈し、撥水撥油剤に調製する。本発明
で撥水撥油成分として用いられる共重合体は、このよう
に各種有機溶剤に対する溶解性が良好であり、従って良
好な撥水撥油性が十分発揮されるばかりではなく、ドラ
イクリーニング用溶剤であるパークロルエチレンに対し
ても可溶性であるという効果を奏する。
次に、実施例について本発明を説明する。なお、参考例
は、実施例で用いられた撥水撥油剤共重合体の溶液重合
法を記載したものである。
は、実施例で用いられた撥水撥油剤共重合体の溶液重合
法を記載したものである。
参考例1
1.1.1− )リクロルエタン1809中に1安息香
酸ビニル10g、パーフルオロオクチルエチルアクリレ
ート19およびアゾビスイソブチロニトリル0,5qを
それぞれ加え、還流条件下で、更に3時間かけて9gの
パーフルオロオクチルエチルアクリレートを滴下する。
酸ビニル10g、パーフルオロオクチルエチルアクリレ
ート19およびアゾビスイソブチロニトリル0,5qを
それぞれ加え、還流条件下で、更に3時間かけて9gの
パーフルオロオクチルエチルアクリレートを滴下する。
滴下終了後、更に0.57のアゾビスイソブチロニトリ
ルを加え、なお3時間重合反応を継続する。固形分濃度
9.7%の共重合体溶液198gが得られた。
ルを加え、なお3時間重合反応を継続する。固形分濃度
9.7%の共重合体溶液198gが得られた。
参考例2
参考例1に15いて、安、@ fi’ r’ビニルの代
りに同量のp−第3ブチル安瑠、香酸ビニルが用いられ
た。
りに同量のp−第3ブチル安瑠、香酸ビニルが用いられ
た。
その結果、固形分濃度9.5%の共重合体溶液192q
が得ら汎た。
が得ら汎た。
参考例3
参考例1において、安息香酸ビニルの代りに同量のα−
ナフトエ酸ビニルが用いられた。その結果、固形分濃度
9.3%の共重合体溶液191gが得られた。
ナフトエ酸ビニルが用いられた。その結果、固形分濃度
9.3%の共重合体溶液191gが得られた。
参考例4
参考例1において、安息香酸ビニルを5g用い、パーフ
ルオロオクチルエチルアクリレートのNIi下時に塩化
ビニリデン5°りを同時に滴下した。その結果、固形分
濃度9.6%の3元共重合体溶液198りが得られた。
ルオロオクチルエチルアクリレートのNIi下時に塩化
ビニリデン5°りを同時に滴下した。その結果、固形分
濃度9.6%の3元共重合体溶液198りが得られた。
参考例5
参考例1において、安息香酸ビニルを122用い1滴下
したパーフルオロオクチルエチルアクリレートを7りと
した。その結果、固形分濃度9.5%の共重合体溶液1
93gが得られた。
したパーフルオロオクチルエチルアクリレートを7りと
した。その結果、固形分濃度9.5%の共重合体溶液1
93gが得られた。
参考例6
参考例1において、安息香酸ビニルを147用い、滴下
したパーフルオロオクチルエチルアクリレートを5g−
とじた。その結果、固形分濃度9.3%の共重合体溶液
19o7が得られた。
したパーフルオロオクチルエチルアクリレートを5g−
とじた。その結果、固形分濃度9.3%の共重合体溶液
19o7が得られた。
参考例7
参考例1において、安息香酸ビニルを67用い、滴下し
たパーフルオロオクチルエチルアクリレートを139と
した。その結果、固形分濃度9.5%の共重合体溶液1
929が得られた。
たパーフルオロオクチルエチルアクリレートを139と
した。その結果、固形分濃度9.5%の共重合体溶液1
929が得られた。
参考例8
参it WJ 1において、パーフルオロオクチルエチ
ルアクリレートの代りに、次の化合物の同量が月1いら
れた。
ルアクリレートの代りに、次の化合物の同量が月1いら
れた。
その結果、固形分濃度9.6%の共重合体溶液193り
が得られた。
が得られた。
参考例9〜11
参考例1において、パーフルオロオクチルエチルアクリ
レートの代りに同量の各種ビニルエステルが用いられた
。得らすしだ共重合体溶液の固形分濃度および収屋は、
次の表1に示される。
レートの代りに同量の各種ビニルエステルが用いられた
。得らすしだ共重合体溶液の固形分濃度および収屋は、
次の表1に示される。
表1
9 パーフルオロオクタン酸ビニル 9.1
18710 パー7少オロオクチルプロヒ
オン酸ヒ社ツレ 9.2 188
11 バー7Aりtロプロヒシングリコール自多ヒ
’Jし 8.0 179参考例
12 参考例1において、安息香酸ビニルの代’lに、同量の
オクタン酸ビニルが用いられた。その結果、固形分濃度
8.7%の共重合体溶液188qが得られた。
18710 パー7少オロオクチルプロヒ
オン酸ヒ社ツレ 9.2 188
11 バー7Aりtロプロヒシングリコール自多ヒ
’Jし 8.0 179参考例
12 参考例1において、安息香酸ビニルの代’lに、同量の
オクタン酸ビニルが用いられた。その結果、固形分濃度
8.7%の共重合体溶液188qが得られた。
参考例13
1.1.1−1リクpルエタン1809、環化ビニリデ
ン10g、パーフルオロオクチルエチルアクリレート1
0りおよびアゾビスイソブチロニトリル0.59の混合
物を・還流条件下で651間共重合反応させた。その結
果、固形分濃度9.3%の共重合体溶液194りが得ら
れた。
ン10g、パーフルオロオクチルエチルアクリレート1
0りおよびアゾビスイソブチロニトリル0.59の混合
物を・還流条件下で651間共重合反応させた。その結
果、固形分濃度9.3%の共重合体溶液194りが得ら
れた。
参考例14
参考例13において、塩化ビニリデンを6り、またパー
フルオロオクチルエチルアクリレートを14りそれぞれ
用いた。その結果、固形分濃度9.5%の共重合体溶液
189りが得られた。
フルオロオクチルエチルアクリレートを14りそれぞれ
用いた。その結果、固形分濃度9.5%の共重合体溶液
189りが得られた。
参考例15
参考例13において、塩化ビニリデンの代りに、安、@
有酸ビニルの同量が用いられた。その結果、固形分濃度
9.1%の共重合体溶液190りが得られた。
有酸ビニルの同量が用いられた。その結果、固形分濃度
9.1%の共重合体溶液190りが得られた。
参考例16
参考例13において、パーフルオロオクチルエチルアク
リレートの代りに、参考例8で用いられたパーフルオロ
化合物の同量が用いられた。その結果、固形分濃度9.
7%の共重合体溶液1959が得られた。
リレートの代りに、参考例8で用いられたパーフルオロ
化合物の同量が用いられた。その結果、固形分濃度9.
7%の共重合体溶液1959が得られた。
実施例1〜11、比較例1〜5
以上の各参考例で得られた共重合体溶液を、更に1,1
.1− )リクロルエタンで希釈して0.5%溶液に調
製した。調製された溶液は、参考例7および14〜15
のものを除いて、いずれも代表的なドライクリーニング
溶剤であるパークロルエチ、レンに可溶性である。
.1− )リクロルエタンで希釈して0.5%溶液に調
製した。調製された溶液は、参考例7および14〜15
のものを除いて、いずれも代表的なドライクリーニング
溶剤であるパークロルエチ、レンに可溶性である。
これらの0.5%1.1.1− )リクロルエタン溶液
中に木綿布を5分iJJ浸漬し、含浸m約90−100
%迄絞った後、170℃で3分間乾燥し、撥水性試験お
よび撥油性試験を行なった。
中に木綿布を5分iJJ浸漬し、含浸m約90−100
%迄絞った後、170℃で3分間乾燥し、撥水性試験お
よび撥油性試験を行なった。
処理された木綿・布上に一滴の水を滴下し、5分間経過
後の状態を観察した。
後の状態を観察した。
撥水性評価 水滴の状態100
表面に付着湿潤がみられない90 表面にわずか
に付着湿潤がみられる80 表面に部分的に付着
湿潤がみられる70 表面に湿潤がみられる 50 表面全体に湿潤がみられる0 表裏
両面にわたって完全に湿潤がみられる〔撥油性試験〕 処理された木綿布上に一滴の試験液(次の表に示される
特定割合の混合液)を滴下し、5分間経過後の状態を観
察する。滴下された試験液が布上に保持されている場合
には、更にn−へブタン含量の多い試験液で試験し、逆
に布上に保持されない場合には、更にヌジョール含量の
多い試験液で試験する。そして、布上に保持されるのに
限界の試験液を以って、次表の撥油性評価に基いて評価
する。なお、撥油性評価において、lOO%ヌジョール
を保持する場合を50.100%ヌジョールを保持しな
い場合をOとする。
表面に付着湿潤がみられない90 表面にわずか
に付着湿潤がみられる80 表面に部分的に付着
湿潤がみられる70 表面に湿潤がみられる 50 表面全体に湿潤がみられる0 表裏
両面にわたって完全に湿潤がみられる〔撥油性試験〕 処理された木綿布上に一滴の試験液(次の表に示される
特定割合の混合液)を滴下し、5分間経過後の状態を観
察する。滴下された試験液が布上に保持されている場合
には、更にn−へブタン含量の多い試験液で試験し、逆
に布上に保持されない場合には、更にヌジョール含量の
多い試験液で試験する。そして、布上に保持されるのに
限界の試験液を以って、次表の撥油性評価に基いて評価
する。なお、撥油性評価において、lOO%ヌジョール
を保持する場合を50.100%ヌジョールを保持しな
い場合をOとする。
撥油性評価 ヌジョール(容量%) n−ヘカ
ン(容量%)150 0
100140
10 90130
20 8012
0 30 701
10 40
60100 50
5090 60
4080
70 3070
80 2060
90
1050 100
00 000%ヌジョールを保持しな
い)評価結果は、次の表2に示される。
ン(容量%)150 0
100140
10 90130
20 8012
0 30 701
10 40
60100 50
5090 60
4080
70 3070
80 2060
90
1050 100
00 000%ヌジョールを保持しな
い)評価結果は、次の表2に示される。
表2
実施例1 参考例1 100 1
40tt 2// 2 140
〜130rt 3 tt 3
130〃4〃4 tt 5 tt 5 90〃6〃
6 N7 /77 100 150〜
140tt 8tt 8 90
130// 、9 tt 9 1
001110//10 〃11〃11140 比較例1 り 12 80 1
20〃2〃13 // 3 tt 14 90
130// 4 tt 15
80 130〜120tt 5 p
16 120〜110以上の結果
から、次のようなことがいえる。
40tt 2// 2 140
〜130rt 3 tt 3
130〃4〃4 tt 5 tt 5 90〃6〃
6 N7 /77 100 150〜
140tt 8tt 8 90
130// 、9 tt 9 1
001110//10 〃11〃11140 比較例1 り 12 80 1
20〃2〃13 // 3 tt 14 90
130// 4 tt 15
80 130〜120tt 5 p
16 120〜110以上の結果
から、次のようなことがいえる。
(1)実施例1〜4および比較例1〜2の対比から、パ
ーフルオロオクチルエチルアクリレートとそれの共単量
体との50150共重合体では、共単量体成分として芳
香族カルボン酸ビニルエステルを用いた共重合体の方が
、撥水性の点で20点、また撥油性の点でも20〜10
点すぐれていることが分る(2)実施例5〜6の結果か
ら、共重合体中のパーフルオロオクチルエチルアクリレ
ートの割合を40〜30%に迄下げても、撥水性および
撥油性の急激な低下がみられないことが分る (3)実施例7および比較例30対比から、共重合体中
のパーフルオロオクチルエチルアクリレートの割合を7
0%に迄上げた場合には、従来最も好ましい共単量体と
されていた塩化ビニリデンよりも、安息香酸ビニルを用
いた共重合体の方が、撥水性の点で10点、また撥油性
の点では20〜10点ずぐれていることが分る (4)実施例8および比較例5の対比から、側鎖にバー
7 ルオロメチル基を有するパーフルオロアルキル基
含有重合性単量体を用いた共重合体の場合にも、塩化ビ
ニリデンよりも安息香酸ビニルを用いた共重合体の方が
、同様に撥水性および撥油性の点ですぐれていることが
分る (5)実施例1および比較例4の対比から、パーフルオ
ロアルキル基含有重合性単量体の全量を最初から重合系
に共存させて得られた共重合体は、この重合性単量体の
大部分を滴加方式で加えて得られた共重合体よりも、撥
水性の点で20点、また撥油性の点で約10〜20点劣
っており、また有機溶剤、特にドライクリーニング溶剤
であるパークロルエチレンへの溶解性にも欠けている。
ーフルオロオクチルエチルアクリレートとそれの共単量
体との50150共重合体では、共単量体成分として芳
香族カルボン酸ビニルエステルを用いた共重合体の方が
、撥水性の点で20点、また撥油性の点でも20〜10
点すぐれていることが分る(2)実施例5〜6の結果か
ら、共重合体中のパーフルオロオクチルエチルアクリレ
ートの割合を40〜30%に迄下げても、撥水性および
撥油性の急激な低下がみられないことが分る (3)実施例7および比較例30対比から、共重合体中
のパーフルオロオクチルエチルアクリレートの割合を7
0%に迄上げた場合には、従来最も好ましい共単量体と
されていた塩化ビニリデンよりも、安息香酸ビニルを用
いた共重合体の方が、撥水性の点で10点、また撥油性
の点では20〜10点ずぐれていることが分る (4)実施例8および比較例5の対比から、側鎖にバー
7 ルオロメチル基を有するパーフルオロアルキル基
含有重合性単量体を用いた共重合体の場合にも、塩化ビ
ニリデンよりも安息香酸ビニルを用いた共重合体の方が
、同様に撥水性および撥油性の点ですぐれていることが
分る (5)実施例1および比較例4の対比から、パーフルオ
ロアルキル基含有重合性単量体の全量を最初から重合系
に共存させて得られた共重合体は、この重合性単量体の
大部分を滴加方式で加えて得られた共重合体よりも、撥
水性の点で20点、また撥油性の点で約10〜20点劣
っており、また有機溶剤、特にドライクリーニング溶剤
であるパークロルエチレンへの溶解性にも欠けている。
代理人
弁理士 吉 1)唆 夫
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、少くとも約25重量%のパーフルオロアルキル基含
有重合性単量体の全量または大部分を重合系に滴加方式
で加え、約75〜5重量%の芳香族カルボン酸ビニルエ
ステルと共重合させた共重合体を撥水撥油成分としてな
る撥水撥油剤。 2 パーフルオロアルキル基含有重合性単量体が、一般
式 %式% (ここで、Rfは炭素数4〜16のパーフルオロアルキ
ル基またはへキサフルオロプロピレングリコール基を有
する炭素数6〜15のパーフルオロアルキレンエーテル
基であり R1は炭素数0〜4のアルキレン基であり、
干してR2は水素原子またはメチル基である)で表わさ
れる化合物である共重合体よりなる特許請求の範囲第1
項記載の撥水撥油剤。 3、パーフルオロアルキル基含有重合性単量体。 が、一般式 %式% (ココで、Rfは炭素数4〜16のパーフルオロアルキ
ル基またはへキサフルオロプロピレングリコール基を有
する炭素数6〜15のパーフルオロアルキレンエーテル
基であり R1は炭素数°o〜4のアルキレン基であり
、そしてR2は水素原子またはメチル基である)で表わ
される化合物である共重合体よりなる特許請求の範囲第
1項記載の撥水撥油剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57218143A JPS59108081A (ja) | 1982-12-13 | 1982-12-13 | 撥水撥油剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57218143A JPS59108081A (ja) | 1982-12-13 | 1982-12-13 | 撥水撥油剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59108081A true JPS59108081A (ja) | 1984-06-22 |
JPS6322237B2 JPS6322237B2 (ja) | 1988-05-11 |
Family
ID=16715311
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57218143A Granted JPS59108081A (ja) | 1982-12-13 | 1982-12-13 | 撥水撥油剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59108081A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62577A (ja) * | 1985-03-18 | 1987-01-06 | Daikin Ind Ltd | 撥水撥油剤 |
JPH05194322A (ja) * | 1992-01-17 | 1993-08-03 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 含フッ素アクリル酸エステル |
US7566801B2 (en) | 2006-03-10 | 2009-07-28 | Unimatec Co., Ltd | Polyfluoroalkyl alcohol, or (METH)acrylic acid derivative thereof, and process for producing the same |
US7956225B2 (en) | 2008-06-13 | 2011-06-07 | Unimatec Co., Ltd. | Polyfluoro-1-alkene and method for producing the same |
US8163857B2 (en) | 2008-06-13 | 2012-04-24 | Unimatec Co., Ltd. | Polyfluoroalkadiene mixture and method for producing the same |
US8278361B2 (en) | 2008-01-24 | 2012-10-02 | Unimatec Co., Ltd. | Fluoroalkyl alcohol mixture and method for producing the same |
US8501888B2 (en) | 2007-09-10 | 2013-08-06 | Unimatec Co., Ltd. | Fluorine-containing polymer and surface-modifying agent containing the same as active ingredient |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101925570B (zh) | 2008-01-24 | 2013-06-19 | 优迈特株式会社 | 氟烷基醇不饱和羧酸衍生物混合物、它们的聚合物及以该聚合物为有效成分的拒水拒油剂 |
EP3064517B1 (en) | 2013-11-01 | 2019-06-26 | Unimatec Co., Ltd. | Fluorine-containing polymer, and surface modifier containing same as active ingredient |
WO2018084086A1 (ja) | 2016-11-01 | 2018-05-11 | ユニマテック株式会社 | 含フッ素重合体およびこれを有効成分とする防錆剤 |
JP7269430B2 (ja) | 2020-02-10 | 2023-05-08 | ユニマテック株式会社 | 含フッ素重合体を有効成分とする柔軟性撥水撥油剤 |
-
1982
- 1982-12-13 JP JP57218143A patent/JPS59108081A/ja active Granted
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62577A (ja) * | 1985-03-18 | 1987-01-06 | Daikin Ind Ltd | 撥水撥油剤 |
JPH05194322A (ja) * | 1992-01-17 | 1993-08-03 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 含フッ素アクリル酸エステル |
US7566801B2 (en) | 2006-03-10 | 2009-07-28 | Unimatec Co., Ltd | Polyfluoroalkyl alcohol, or (METH)acrylic acid derivative thereof, and process for producing the same |
US8501888B2 (en) | 2007-09-10 | 2013-08-06 | Unimatec Co., Ltd. | Fluorine-containing polymer and surface-modifying agent containing the same as active ingredient |
US8278361B2 (en) | 2008-01-24 | 2012-10-02 | Unimatec Co., Ltd. | Fluoroalkyl alcohol mixture and method for producing the same |
US7956225B2 (en) | 2008-06-13 | 2011-06-07 | Unimatec Co., Ltd. | Polyfluoro-1-alkene and method for producing the same |
US8163857B2 (en) | 2008-06-13 | 2012-04-24 | Unimatec Co., Ltd. | Polyfluoroalkadiene mixture and method for producing the same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6322237B2 (ja) | 1988-05-11 |
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