JPS5881428A - 触媒の失活防止方法 - Google Patents
触媒の失活防止方法Info
- Publication number
- JPS5881428A JPS5881428A JP56179229A JP17922981A JPS5881428A JP S5881428 A JPS5881428 A JP S5881428A JP 56179229 A JP56179229 A JP 56179229A JP 17922981 A JP17922981 A JP 17922981A JP S5881428 A JPS5881428 A JP S5881428A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- catalyst
- exhaust gas
- carbon
- tar
- pretreatment agent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、接触反応装置に使用する触媒の失活防止方法
に関するものである。
に関するものである。
排ガスにダスト、カーボン、タール、有・機金属化合物
、シリコン化合物、リン化合物等が含まれる場合1には
、この排ガスを接゛触的に処理す するために使用する
触媒の活性機能を長期にわたつて安定維持することが困
難であった。
、シリコン化合物、リン化合物等が含まれる場合1には
、この排ガスを接゛触的に処理す するために使用する
触媒の活性機能を長期にわたつて安定維持することが困
難であった。
排ガス中に含まれる固体あるいは液体のダスト、カーボ
ン、−−ル等の大部分は既存のフィルター、サイクロン
、スフ2ツバー等により除去することができる。また気
体状の触媒毒であん有機金属化合物(有機ヒソ、有機ス
ズ等)。
ン、−−ル等の大部分は既存のフィルター、サイクロン
、スフ2ツバー等により除去することができる。また気
体状の触媒毒であん有機金属化合物(有機ヒソ、有機ス
ズ等)。
二すコン化合物、有機リン化合物も2本田□願人が先に
提案したごとく(特開昭55−15622)予め活性ア
ルミナからなる前処理剤に排ガスを通すことにより、除
去できる。
提案したごとく(特開昭55−15622)予め活性ア
ルミナからなる前処理剤に排ガスを通すことにより、除
去できる。
しかしながら、たとえば塗装乾燥炉、焼付炉等より発生
する塗装排ガス中には、塗料中の樹脂分が分解蒸発した
タール状高分子炭素系物質が気体状もしくはミスト状に
存在し、これらが前処理剤に付着し、その活性を低下さ
せる。この場合触媒毒も気体状のみならず、少なからず
とのミストの中にも同伴さtl、ル。
する塗装排ガス中には、塗料中の樹脂分が分解蒸発した
タール状高分子炭素系物質が気体状もしくはミスト状に
存在し、これらが前処理剤に付着し、その活性を低下さ
せる。この場合触媒毒も気体状のみならず、少なからず
とのミストの中にも同伴さtl、ル。
従来カーボン、タールが付着して触媒活、性が低下した
触媒を加熱して、1すな′わち空−きすることにより触
媒の温度を上げ付着したカーボン。
触媒を加熱して、1すな′わち空−きすることにより触
媒の温度を上げ付着したカーボン。
タールを燃焼除去 低下した触媒活性を向
上させ再使用する方法が行なわれてきた。
上させ再使用する方法が行なわれてきた。
カーボン、ター゛ルが付着しその処理能力の低下した前
処理剤について、前記方法の適用の可能性について種々
検討した結果前処−剤についか可能な゛ことが判明した
ことに基づいて本発明に到達した。
処理剤について、前記方法の適用の可能性について種々
検討した結果前処−剤についか可能な゛ことが判明した
ことに基づいて本発明に到達した。
すなわち2本発明は排ガス中に含−まれる触媒毒を除去
して触媒の失活防止をはかるために。
して触媒の失活防止をはかるために。
たとえば塗装乾燥炉、焼付炉等よシ発生する塗装排ガス
のようにタール状高分子炭素系物質を多く含む排ガスを
予め活性アルミナからなる前処゛理剤に通したのち接触
反応をおこない、カーボン、タール等の付着した前記前
処理剤を550℃を越えない温度まで加熱してカーボン
、タール等の付着した前処理剤を空気中で空焼き再生処
理し低下した処理能力を向上させる方法を提供するもの
である。
のようにタール状高分子炭素系物質を多く含む排ガスを
予め活性アルミナからなる前処゛理剤に通したのち接触
反応をおこない、カーボン、タール等の付着した前記前
処理剤を550℃を越えない温度まで加熱してカーボン
、タール等の付着した前処理剤を空気中で空焼き再生処
理し低下した処理能力を向上させる方法を提供するもの
である。
本発明の方法に使用5される好ました触媒は。
可燃性−ガスを含有する排ガスの酸化および脱臭処理に
用いられる酸化触媒で、白金、パラジウム等の貴金属系
触媒が例示される。
用いられる酸化触媒で、白金、パラジウム等の貴金属系
触媒が例示される。
また1本発明の方法に使用され゛る好ましい前処理剤は
、活性アルミナであって、その形状は限定されるもので
はないが2粒状もしくは、金属製またはセラミック製の
海椰状の内部連通空孔を有する三次元網状構造体、ある
いはノ1ニカム構造体に活性アルミナを従来方法によっ
て被覆したもの等2表面積が大きく、差圧損失の小さい
ものが好適である。
、活性アルミナであって、その形状は限定されるもので
はないが2粒状もしくは、金属製またはセラミック製の
海椰状の内部連通空孔を有する三次元網状構造体、ある
いはノ1ニカム構造体に活性アルミナを従来方法によっ
て被覆したもの等2表面積が大きく、差圧損失の小さい
ものが好適である。
以下に示す実施例は本発明の方法を具体的に説明するも
のであつ゛て本発−を限定する・ものではない。
のであつ゛て本発−を限定する・ものではない。
実施例1
ジメチルシリコン油を含有するオフセット輪転印刷機か
らの排ガスを白金系貴金属触媒を用いて触媒入口温度3
00℃で脱臭処理したところ、脱臭性能は3ケ月で98
係から65係迄低下した。
らの排ガスを白金系貴金属触媒を用いて触媒入口温度3
00℃で脱臭処理したところ、脱臭性能は3ケ月で98
係から65係迄低下した。
前記触媒の前段に前処理剤として粒状活性アルミナ(S
、 V、 40,000−”hr )を設置し同じ条件
で脱臭処理を行ったところ、脱臭性能は同じ3ケ月の間
に98%から83チ迄しか低下しなかった。使用した前
記前処理剤を取出して点検したところ約1チのタール状
炭素系物質で覆われていた。この前処理剤の処理能力を
測定したところ一新品の約20チ程度までその処理能力
が低下していた。排ガスを触媒反応温度まで予熱するた
めに設置されている予熱バーナー等を用いて前記前処理
剤を450℃まで加熱し、30分間空気によシ突焼きし
たところ炭素系物質の付着量は約α08%まで減少し新
品の約85チまでその処理能力を向上させることができ
た。
、 V、 40,000−”hr )を設置し同じ条件
で脱臭処理を行ったところ、脱臭性能は同じ3ケ月の間
に98%から83チ迄しか低下しなかった。使用した前
記前処理剤を取出して点検したところ約1チのタール状
炭素系物質で覆われていた。この前処理剤の処理能力を
測定したところ一新品の約20チ程度までその処理能力
が低下していた。排ガスを触媒反応温度まで予熱するた
めに設置されている予熱バーナー等を用いて前記前処理
剤を450℃まで加熱し、30分間空気によシ突焼きし
たところ炭素系物質の付着量は約α08%まで減少し新
品の約85チまでその処理能力を向上させることができ
た。
実施例2
コージライト製の海綿状セラミックフオーム(空孔率8
7%)に活性アルミナを被覆したものを前処理剤とし、
有機スズ化合物を含有するウレタン系塗料を加熱するこ
とにょシ生ずる発生ガスを前記前処理剤付接触酸化装置
に通して試験した。前記前処理、剤入ロガス温度が25
0℃では、全炭化水素除去率が初期の97%から1時間
後687%迄低下し、前処理剤さらには触iにもタール
状炭素系物質が付着することが認められ−た。前記ガス
温度を300℃にあげるとタール状炭素系物質による全
炭化水素除去効率の低下は1時間後92%に改善された
が、やけシ時間が経過するKつれてタール状炭素系物質
が付着する傾向が認められ空焼きしな・艶でそのま、ま
試験を続行した場合には、24間後に′84チ迄低下し
た。タール状炭素系物質の付着した前処理剤を急激にそ
の温度をあげると、付着量が多い場合には付着したター
ル状炭素系物質が急燃焼し触媒出口温度が550℃以上
になり触媒機能を損うおそれがあるので、特に前処理剤
入口温度を低くおさえて処理をおこなった場合、すなわ
ちタール状炭素系物質が多く付着した場合には、触媒出
口温度が550℃を越えないように、たとえば前処理剤
入口温度を250℃、650℃、450℃等と段階的に
各々15分毎に昇温させ、付着量におおじて空焼きする
のが好ましい。
7%)に活性アルミナを被覆したものを前処理剤とし、
有機スズ化合物を含有するウレタン系塗料を加熱するこ
とにょシ生ずる発生ガスを前記前処理剤付接触酸化装置
に通して試験した。前記前処理、剤入ロガス温度が25
0℃では、全炭化水素除去率が初期の97%から1時間
後687%迄低下し、前処理剤さらには触iにもタール
状炭素系物質が付着することが認められ−た。前記ガス
温度を300℃にあげるとタール状炭素系物質による全
炭化水素除去効率の低下は1時間後92%に改善された
が、やけシ時間が経過するKつれてタール状炭素系物質
が付着する傾向が認められ空焼きしな・艶でそのま、ま
試験を続行した場合には、24間後に′84チ迄低下し
た。タール状炭素系物質の付着した前処理剤を急激にそ
の温度をあげると、付着量が多い場合には付着したター
ル状炭素系物質が急燃焼し触媒出口温度が550℃以上
になり触媒機能を損うおそれがあるので、特に前処理剤
入口温度を低くおさえて処理をおこなった場合、すなわ
ちタール状炭素系物質が多く付着した場合には、触媒出
口温度が550℃を越えないように、たとえば前処理剤
入口温度を250℃、650℃、450℃等と段階的に
各々15分毎に昇温させ、付着量におおじて空焼きする
のが好ましい。
空気中で空焼きすることにより全炭化水素除去率を96
%迄向上回復し、その後の性能低下傾け96チから1時
間後67チと最初の場合と殆んど変化がなかった。
%迄向上回復し、その後の性能低下傾け96チから1時
間後67チと最初の場合と殆んど変化がなかった。
実施例6
粒状活性アルミナからなる前処理剤を用いて゛シリコン
油含有排ガス(臭気濃度so、oo。
油含有排ガス(臭気濃度so、oo。
〜io’o、ooo倍)の脱臭処理を行なったところ、
開始時996%(臭気濃度150倍)であった≠脱臭性
能が3ケ月後992%(臭気濃度500倍)に低下した
ので、前処理剤および触媒を装置に設置したまま、温度
・を450℃まで昇温し約50分間その温度に保った。
開始時996%(臭気濃度150倍)であった≠脱臭性
能が3ケ月後992%(臭気濃度500倍)に低下した
ので、前処理剤および触媒を装置に設置したまま、温度
・を450℃まで昇温し約50分間その温度に保った。
脱臭性能は99.5%に回復し、その後の3ケ月間に於
ける劣化傾向(991%に低下した)は初期の3ケ月の
劣化傾向とさほど変化はなかった。
ける劣化傾向(991%に低下した)は初期の3ケ月の
劣化傾向とさほど変化はなかった。
以上のように本発明は触媒毒を含有する排ガスの接触的
処理方法において、前記排ガスを予め前処理剤に通した
のち、接触反応をおこない、カーボン、タール等の付着
した前処理剤を取外してもしくは取外すことなく前処理
剤単独であるhは触媒と共に550℃を越えない温度で
空焼きすることを特徴をする触媒の失活防止方法であっ
て、従来再生されず廃棄されていた前処理剤を触媒と同
様に空焼き再生し、くりかえして使用する触媒の失活防
止方法である。
処理方法において、前記排ガスを予め前処理剤に通した
のち、接触反応をおこない、カーボン、タール等の付着
した前処理剤を取外してもしくは取外すことなく前処理
剤単独であるhは触媒と共に550℃を越えない温度で
空焼きすることを特徴をする触媒の失活防止方法であっ
て、従来再生されず廃棄されていた前処理剤を触媒と同
様に空焼き再生し、くりかえして使用する触媒の失活防
止方法である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、 触媒毒を含有する排ガスの締触的処理方法におい
て、前記排ガスを予め前処理剤に通したのち接触反応を
おこない、カーボン、タール等の付着した前記前処理剤
を9焼i再生して使用するこ・とを特徴とする触媒の失
活防止方法。 2、 前記前処理剤が活性アルミナである特許請求の範
囲第1項記載の触媒の失活防止方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56179229A JPS5881428A (ja) | 1981-11-09 | 1981-11-09 | 触媒の失活防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56179229A JPS5881428A (ja) | 1981-11-09 | 1981-11-09 | 触媒の失活防止方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5881428A true JPS5881428A (ja) | 1983-05-16 |
Family
ID=16062193
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56179229A Pending JPS5881428A (ja) | 1981-11-09 | 1981-11-09 | 触媒の失活防止方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5881428A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5102634A (en) * | 1990-01-17 | 1992-04-07 | Nippon Shokubai Kagaky Kogyo Co., Ltd. | Method for purifying exhaust gas and apparatus |
JP2003014276A (ja) * | 2001-06-29 | 2003-01-15 | Sanyo Electric Co Ltd | 空調換気扇 |
JP2014173774A (ja) * | 2013-03-07 | 2014-09-22 | Mazda Motor Corp | 脱臭処理装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5515622A (en) * | 1978-07-20 | 1980-02-02 | Nikki Universal Co Ltd | Exhaust gas pretreating method |
JPS5527550B2 (ja) * | 1974-05-27 | 1980-07-21 | ||
JPS56124417A (en) * | 1979-12-03 | 1981-09-30 | Gen Motors Corp | Ceramic filter for particle in diesel exhaust and its manufacture |
-
1981
- 1981-11-09 JP JP56179229A patent/JPS5881428A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5527550B2 (ja) * | 1974-05-27 | 1980-07-21 | ||
JPS5515622A (en) * | 1978-07-20 | 1980-02-02 | Nikki Universal Co Ltd | Exhaust gas pretreating method |
JPS56124417A (en) * | 1979-12-03 | 1981-09-30 | Gen Motors Corp | Ceramic filter for particle in diesel exhaust and its manufacture |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5102634A (en) * | 1990-01-17 | 1992-04-07 | Nippon Shokubai Kagaky Kogyo Co., Ltd. | Method for purifying exhaust gas and apparatus |
JP2003014276A (ja) * | 2001-06-29 | 2003-01-15 | Sanyo Electric Co Ltd | 空調換気扇 |
JP2014173774A (ja) * | 2013-03-07 | 2014-09-22 | Mazda Motor Corp | 脱臭処理装置 |
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