JPS587211Y2 - 強制通風式暖房放熱装置に於ける凍結防止装置 - Google Patents
強制通風式暖房放熱装置に於ける凍結防止装置Info
- Publication number
- JPS587211Y2 JPS587211Y2 JP7548977U JP7548977U JPS587211Y2 JP S587211 Y2 JPS587211 Y2 JP S587211Y2 JP 7548977 U JP7548977 U JP 7548977U JP 7548977 U JP7548977 U JP 7548977U JP S587211 Y2 JPS587211 Y2 JP S587211Y2
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- JP
- Japan
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- valve
- switch
- heat dissipation
- automatic valve
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- Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)
- Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、強制通風式暖房放熱装置(ファンコンベクタ
)の凍結を防止するための装置に関する。
)の凍結を防止するための装置に関する。
さらに詳しくは、暖房放熱装置内に取り付けた運転スイ
ッチに連動して開閉される自動弁を、凍結の危険が迫っ
たときには自動的に開放して、暖房放熱装置内に温水を
循環せしめて暖房放熱装置の凍結を回避する装置に関す
るものである。
ッチに連動して開閉される自動弁を、凍結の危険が迫っ
たときには自動的に開放して、暖房放熱装置内に温水を
循環せしめて暖房放熱装置の凍結を回避する装置に関す
るものである。
従来の省エネルギー型強制通風式暖房放熱装置の場合に
はファンモーターの運転スイッチをONにすると自動弁
が開いて温水の循環を可能にし、運転スイッチをOFF
にすると自動弁が閉じて暖房放熱装置内には温水が循環
しない構造になっている。
はファンモーターの運転スイッチをONにすると自動弁
が開いて温水の循環を可能にし、運転スイッチをOFF
にすると自動弁が閉じて暖房放熱装置内には温水が循環
しない構造になっている。
これは、暖房放熱装置内に前記のような自動弁を取り付
けておかないと、例えば別の部屋の暖房放熱装置が使用
されている場合、不使用の暖房放熱装置からも自然放熱
が行なわれて熱ロスを生じるためである。
けておかないと、例えば別の部屋の暖房放熱装置が使用
されている場合、不使用の暖房放熱装置からも自然放熱
が行なわれて熱ロスを生じるためである。
ところが、このように暖房放熱装置の使用を停止してい
る場合に常に温水の流れを遮断してしまうと、気温が低
くなった場合に暖房放熱装置内の自動弁或いは放熱コイ
ルが凍結してしまう危険がある。
る場合に常に温水の流れを遮断してしまうと、気温が低
くなった場合に暖房放熱装置内の自動弁或いは放熱コイ
ルが凍結してしまう危険がある。
この考案は上記の如き点に鑑みて提案されるもので、そ
の構成はファンモーターの回転を制御する運転スイッチ
に連動して開閉せられる自動弁を温水の循環回路内に取
り付けて成る強制通風式暖房放熱装置において、該自動
弁の一部にサーモスタットを取り付けると共に、自動弁
内のバルブに対してこのバルブを開閉するためのスピン
ドルを配し、このスピンドルに接して熱膨張体を取り付
けると共に熱膨張体に接して正特性サーミスタを配し、
更にこの正特性サーミスタのAC電源回路内に並列にス
イッチを二個取り付け、一方のスイッチは前記運転スイ
ッチに連動して開閉させ、他のスイッチはサーモスタッ
トにより開閉させるように構成して成り、次にその実施
例を詳記する。
の構成はファンモーターの回転を制御する運転スイッチ
に連動して開閉せられる自動弁を温水の循環回路内に取
り付けて成る強制通風式暖房放熱装置において、該自動
弁の一部にサーモスタットを取り付けると共に、自動弁
内のバルブに対してこのバルブを開閉するためのスピン
ドルを配し、このスピンドルに接して熱膨張体を取り付
けると共に熱膨張体に接して正特性サーミスタを配し、
更にこの正特性サーミスタのAC電源回路内に並列にス
イッチを二個取り付け、一方のスイッチは前記運転スイ
ッチに連動して開閉させ、他のスイッチはサーモスタッ
トにより開閉させるように構成して成り、次にその実施
例を詳記する。
1は強制通風式暖房放熱装置(以下ファンコンベクタと
称す)にして、2はこの内部に組み込んだ放熱コイル、
3はファンモーター、4はファン、5はファンモーター
3の運転スイッチ、6は吹出口、7は吸込口、8は温水
循環回路9内に取り付けた自動弁にしてこの自動弁は第
2図に示す構造から戊っている。
称す)にして、2はこの内部に組み込んだ放熱コイル、
3はファンモーター、4はファン、5はファンモーター
3の運転スイッチ、6は吹出口、7は吸込口、8は温水
循環回路9内に取り付けた自動弁にしてこの自動弁は第
2図に示す構造から戊っている。
第2図において10はAC電源12からの給電により発
熱する正特性サーミスタ、11はAC電源12から正特
性サーミスタ10に至る電気回路内に取り付けたスイッ
チにして、このスイッチ11は前記運転スイッチ5がO
Nになると閉じて正特性サーミスタ10に電流を流し、
OFFになると開いて電源を止める構成である。
熱する正特性サーミスタ、11はAC電源12から正特
性サーミスタ10に至る電気回路内に取り付けたスイッ
チにして、このスイッチ11は前記運転スイッチ5がO
Nになると閉じて正特性サーミスタ10に電流を流し、
OFFになると開いて電源を止める構成である。
13は正特性サーミスタ10に接し、この正特性サーミ
スタ10の発熱を受けて膨張する熱膨張体、14は熱膨
張体13の運動を自動弁8内のバルブ15に伝達するス
ピンドル、16はバルブ15を弁座15′側に弾発して
いるスプリング、17はバルブ15の応答タイミング調
節部である。
スタ10の発熱を受けて膨張する熱膨張体、14は熱膨
張体13の運動を自動弁8内のバルブ15に伝達するス
ピンドル、16はバルブ15を弁座15′側に弾発して
いるスプリング、17はバルブ15の応答タイミング調
節部である。
18は自動弁8に直接取り付けた自動弁8の温度検知用
サーモスタット(感熱素子)、19はAC電源12から
正特性サーミスタ10に至る電気回路内であって、前記
スイッチ11と並列に組み込まれたスイッチにして、こ
のスイッチ19はサーモスタット18により、感知され
た自動弁8の温度が設定値以下の場合にONせられ、以
上の場合にはOFFにせられる構成である。
サーモスタット(感熱素子)、19はAC電源12から
正特性サーミスタ10に至る電気回路内であって、前記
スイッチ11と並列に組み込まれたスイッチにして、こ
のスイッチ19はサーモスタット18により、感知され
た自動弁8の温度が設定値以下の場合にONせられ、以
上の場合にはOFFにせられる構成である。
次に本考案の作用を説明する。
暖房に際してファンコンベクタ1の運転スイッチ5を操
作してファンモーター3を始動させると、これと同時に
スイッチ11が閉じて正特性サーミスタ10にAC電源
12から通電が行なわれる。
作してファンモーター3を始動させると、これと同時に
スイッチ11が閉じて正特性サーミスタ10にAC電源
12から通電が行なわれる。
この結果、正特性サーミスタ10が発熱して熱膨張体1
3を膨張させる。
3を膨張させる。
熱膨張体13が膨張すると、スピンドル14がスプリン
グ16に抗してバルブ15を第2図中上方に押し上げて
温水の循環回路を開放する。
グ16に抗してバルブ15を第2図中上方に押し上げて
温水の循環回路を開放する。
この結果放熱コイル2内を温水が循環して暖房が行なわ
れる。
れる。
次に、運転スイッチ5を切ると、ファンモーター3が停
止すると同時にスイッチ11が開いてAC電源12が切
れ、正特性サーミスタ10が冷却して熱膨張体13が収
縮する。
止すると同時にスイッチ11が開いてAC電源12が切
れ、正特性サーミスタ10が冷却して熱膨張体13が収
縮する。
この収縮によってスピンドル14及びバルブ15はスプ
リング16により下降してバルブ15は弁座15′に密
着し、温水の流れを遮断する。
リング16により下降してバルブ15は弁座15′に密
着し、温水の流れを遮断する。
この結果暖房は停止する。以上が通常運転の場合である
が、気温が低下して自動弁8及び放熱コイル2及び循環
回路に凍結の危険が発生すると、予めこの凍結危険温度
に設定されたサーモスタット18がこの危険温度を感知
してスイッチ19を閉じる。
が、気温が低下して自動弁8及び放熱コイル2及び循環
回路に凍結の危険が発生すると、予めこの凍結危険温度
に設定されたサーモスタット18がこの危険温度を感知
してスイッチ19を閉じる。
この結果、運転スイッチ5(スイッチ11)はOFFで
ありながら正特性サーミスタ10に通電が行なわれてバ
ルブ15を開放し、温水の循環回路を開放する。
ありながら正特性サーミスタ10に通電が行なわれてバ
ルブ15を開放し、温水の循環回路を開放する。
この開放状態に於いて別途に設けた熱源機器内の温度低
下によって作動する熱源機器凍結防止スイッチが働き、
温水の循環ポンプが運転を開始する。
下によって作動する熱源機器凍結防止スイッチが働き、
温水の循環ポンプが運転を開始する。
この結果、循環回路及び自動弁8、放熱コイル2内に温
水(水)が循環する。
水(水)が循環する。
そして、気温が上り、循環回路及び自動弁8、放熱コイ
ル2の凍結の危険がなくなるとサーモスタット18が働
らいてスイッチ19を開き、正特性サーミスタ10を冷
却させてバルブ15を閉じる。
ル2の凍結の危険がなくなるとサーモスタット18が働
らいてスイッチ19を開き、正特性サーミスタ10を冷
却させてバルブ15を閉じる。
本考案は以上のように、運転スイッチ5に連動して開閉
する自動弁8を有する強制通風式暖房放熱装置に於いて
運転スイッチ5とは無関係に自動弁8の温度をサーモス
タット18により感知して正特性サーミスタ10に至る
AC電源12を閉じ、自動弁8内のバルブ15を開くの
で、循環ポンプが作動すると、ファンコンベクタ1内の
自動弁8或いは放熱コイル2にも温水(水)が循環して
、これらの凍結を防止することができる。
する自動弁8を有する強制通風式暖房放熱装置に於いて
運転スイッチ5とは無関係に自動弁8の温度をサーモス
タット18により感知して正特性サーミスタ10に至る
AC電源12を閉じ、自動弁8内のバルブ15を開くの
で、循環ポンプが作動すると、ファンコンベクタ1内の
自動弁8或いは放熱コイル2にも温水(水)が循環して
、これらの凍結を防止することができる。
又、凍結危険温度以上になると、スイッチ19は開いて
しまうので、省エネ型ファンコンベクタ1の通常使用に
は影響しない。
しまうので、省エネ型ファンコンベクタ1の通常使用に
は影響しない。
第1図は強制通風式暖房放熱装置の概略図。
第2図は本考案を実施した自動弁及びこの電気回路を示
す縦断面図である。 1・・・・・・ファンコンベクタ、2・・・・・・放熱
コイル、3・・・・・・ファンモーター、4・・・・・
・ファン、5・・・・・・運転スイッチ、6・・・・・
・吹出口、7・・・・・・吸込口、8・・・・・上動弁
、9・・・・・・温水の循環回路、10・・・・・・正
特性サーミスタ、11・・・・・・スイッチ、12・・
・・・・AC電源、13・・・・・・熱膨張体、14・
・・・・・スピンドル、15・・・・・・バルブ、15
′・・・・・・弁座、16・・・・・・スプリング、1
7・・・・・・応答タイミング調節部、18・・・・・
・温度検知用サーモスタット、19・・・・・・スイッ
チ。
す縦断面図である。 1・・・・・・ファンコンベクタ、2・・・・・・放熱
コイル、3・・・・・・ファンモーター、4・・・・・
・ファン、5・・・・・・運転スイッチ、6・・・・・
・吹出口、7・・・・・・吸込口、8・・・・・上動弁
、9・・・・・・温水の循環回路、10・・・・・・正
特性サーミスタ、11・・・・・・スイッチ、12・・
・・・・AC電源、13・・・・・・熱膨張体、14・
・・・・・スピンドル、15・・・・・・バルブ、15
′・・・・・・弁座、16・・・・・・スプリング、1
7・・・・・・応答タイミング調節部、18・・・・・
・温度検知用サーモスタット、19・・・・・・スイッ
チ。
Claims (1)
- ファンモーターの回転を制御する運転スイッチに連動し
て開閉せられる自動弁を温水の循環回路内に取り付けて
戒る強制通風式暖房放熱装置において、該自動弁の一部
にサーモスタットを取り付けると共に、自動弁内のバル
ブに対してこのバルブを開閉するためのスピンドルを配
し、このスピンドルに接して熱膨張体を取り付けると共
に熱膨張体に接して正特性サーミスタを配し、更にこの
正特性サーミスタのAC電源回路内に並列にスイッチを
二個取り付け、一方のスイッチは前記運転スイッチに連
動して開閉させ、他のスイッチはサーモスタットにより
開閉させるように構成して成る強制通風式暖房放熱装置
に於ける凍結防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7548977U JPS587211Y2 (ja) | 1977-06-10 | 1977-06-10 | 強制通風式暖房放熱装置に於ける凍結防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7548977U JPS587211Y2 (ja) | 1977-06-10 | 1977-06-10 | 強制通風式暖房放熱装置に於ける凍結防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS543063U JPS543063U (ja) | 1979-01-10 |
JPS587211Y2 true JPS587211Y2 (ja) | 1983-02-08 |
Family
ID=28989931
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7548977U Expired JPS587211Y2 (ja) | 1977-06-10 | 1977-06-10 | 強制通風式暖房放熱装置に於ける凍結防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS587211Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-06-10 JP JP7548977U patent/JPS587211Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS543063U (ja) | 1979-01-10 |
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