JPS586678B2 - ツリアゲキノ サクマキトリソウチ - Google Patents
ツリアゲキノ サクマキトリソウチInfo
- Publication number
- JPS586678B2 JPS586678B2 JP13304475A JP13304475A JPS586678B2 JP S586678 B2 JPS586678 B2 JP S586678B2 JP 13304475 A JP13304475 A JP 13304475A JP 13304475 A JP13304475 A JP 13304475A JP S586678 B2 JPS586678 B2 JP S586678B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winding
- winding drum
- lifting
- rope
- cable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は下端に荷を懸下すべき索が順次経由する複数の
溝車を、荷の吊上方向に同じ索送り速度で回転するよう
にモータに連動連結して、該溝車と索の摩擦力により荷
を吊上げる吊上磯に関する。
溝車を、荷の吊上方向に同じ索送り速度で回転するよう
にモータに連動連結して、該溝車と索の摩擦力により荷
を吊上げる吊上磯に関する。
このような吊上磯は荷の吊上げ速度が一定するのみなら
ず、吊上げ高さを数十米程度以上にもすることかでき、
しかも設置変えその他の取扱いが容易なため高層建築現
場などで簡便な吊上磯として使用されているが、荷の吊
上げに伴い吊上側と反対側に順次溝車を経由して垂れ下
がる索が邪魔になるのみならず、荷を降下させる場合に
この垂れ下がっている索が急速に上昇し安全上の問題を
生ずる欠点がある。
ず、吊上げ高さを数十米程度以上にもすることかでき、
しかも設置変えその他の取扱いが容易なため高層建築現
場などで簡便な吊上磯として使用されているが、荷の吊
上げに伴い吊上側と反対側に順次溝車を経由して垂れ下
がる索が邪魔になるのみならず、荷を降下させる場合に
この垂れ下がっている索が急速に上昇し安全上の問題を
生ずる欠点がある。
これを避けるため吊上磯上に,そのモータにより駆動さ
れる巻胴を増付けて、該巻胴により溝車を経由した索を
巻取るようにすると、巻胴の索巻直径の増大に伴い巻取
速度が増大して溝車の索送り速度よりも大きくなるため
、索と溝車の間のスリップにより索が損傷したり、荷の
吊上げ速度が変動したりする欠点を生ずる。
れる巻胴を増付けて、該巻胴により溝車を経由した索を
巻取るようにすると、巻胴の索巻直径の増大に伴い巻取
速度が増大して溝車の索送り速度よりも大きくなるため
、索と溝車の間のスリップにより索が損傷したり、荷の
吊上げ速度が変動したりする欠点を生ずる。
勿論巻胴をぜんまいばねの弾力で巻取り方向に回動する
ようにすれば、この問題は解決するが、一般には索の張
力等の関係からぜんまいばねの長さを巻取り得る索の長
さより長くしなければならぬため、吊上げ高さを数十米
にすることはスペース,重量,コスト等から不利である
。
ようにすれば、この問題は解決するが、一般には索の張
力等の関係からぜんまいばねの長さを巻取り得る索の長
さより長くしなければならぬため、吊上げ高さを数十米
にすることはスペース,重量,コスト等から不利である
。
本発明はこの問題に対処するもので、吊上磯機体に回動
自在に支承される軸1に巻胴2を回動自在に支承させて
、該巻胴と軸1の間にぜんまいばね3を取付け、巻胴2
の索巻取り始めの巻取速度が前記溝車の索送り速度と略
等しくなるように軸1を前記モータに連動連結し、巻胴
1の索巻直径の増大に伴う巻取速度の増大をぜんまいは
ね3の巻き締めで吸収するようほして、巻取索に比べ極
く短いぜんまいばねの使用により、簡単に、しかも確実
に巻取ドラムの乱巻や段巻に関係なく常に略一定の張力
で索を巻取る装置である。
自在に支承される軸1に巻胴2を回動自在に支承させて
、該巻胴と軸1の間にぜんまいばね3を取付け、巻胴2
の索巻取り始めの巻取速度が前記溝車の索送り速度と略
等しくなるように軸1を前記モータに連動連結し、巻胴
1の索巻直径の増大に伴う巻取速度の増大をぜんまいは
ね3の巻き締めで吸収するようほして、巻取索に比べ極
く短いぜんまいばねの使用により、簡単に、しかも確実
に巻取ドラムの乱巻や段巻に関係なく常に略一定の張力
で索を巻取る装置である。
以下本発明の一実施例を図について説明する4,5は吊
上磯の機体6内に回動のみ自在に取付けた同等溝車径の
溝車で、該両溝車4,5にはそれぞれ互いに噛合う歯車
7,8を一体に設ける。
上磯の機体6内に回動のみ自在に取付けた同等溝車径の
溝車で、該両溝車4,5にはそれぞれ互いに噛合う歯車
7,8を一体に設ける。
9は機体6内に軸支されて溝車5の歯車8に噛合うビニ
オンで、該ビニオン9の回転軸は機体6内に取付けた減
速歯車機構10を介して該機体に取付けたブレーキモー
タ11の出力軸12に連動連結される。
オンで、該ビニオン9の回転軸は機体6内に取付けた減
速歯車機構10を介して該機体に取付けたブレーキモー
タ11の出力軸12に連動連結される。
このため荷の吊上げに際しては溝車5,4はブレーキモ
ータ11により第1図矢印方向に駆動回転され、下端に
吊荷負荷Wを受ける索13は先ず溝車4の■溝4′を経
由してこれよりたすき掛け状に溝車5のV溝5′にかけ
られ、溝車5を経由した索13は後述のように巻胴2に
巻取られる。
ータ11により第1図矢印方向に駆動回転され、下端に
吊荷負荷Wを受ける索13は先ず溝車4の■溝4′を経
由してこれよりたすき掛け状に溝車5のV溝5′にかけ
られ、溝車5を経由した索13は後述のように巻胴2に
巻取られる。
14は巻胴2に対する索端止着部分(第2図)を示す。
軸1は機体6に支柱15.16を介し取付けた軸受17
に回動のみ自在に支承され、該軸1の前端に巻胴2のボ
ス部分18が軸受を介し回動のみ自在に支承される。
に回動のみ自在に支承され、該軸1の前端に巻胴2のボ
ス部分18が軸受を介し回動のみ自在に支承される。
19はビニオン9の回転軸に連動連結して機体6に取付
けた鎖輪、20は軸1に固着した鎖輪で、該両鎖輪19
,20間に鎖21をかけまわすことにより、荷の吊上時
に軸1は第4図矢印方向に駆動される。
けた鎖輪、20は軸1に固着した鎖輪で、該両鎖輪19
,20間に鎖21をかけまわすことにより、荷の吊上時
に軸1は第4図矢印方向に駆動される。
ぜんまいはね3は巻胴2内に配設され、該巻胴を固定し
て軸1を第4図矢印方向に駆動した場合に巻き締められ
るようにぜんまいばね3の内外端が夫々軸1と巻胴2に
止着22,23される。
て軸1を第4図矢印方向に駆動した場合に巻き締められ
るようにぜんまいばね3の内外端が夫々軸1と巻胴2に
止着22,23される。
軸1の回転速度や巻胴2の外径は索巻取り始めにおける
巻取速度が溝車4,5の索送り速度と等しくなるように
定める。
巻取速度が溝車4,5の索送り速度と等しくなるように
定める。
図中24は支柱15に増付けたチェンタイトナー、25
は支柱16に取付けた索13の案内ローラ装置、26は
建造物上に取付けた吊上磯取付台、2′は巻胴2のはね
装着室の蓋を示す。
は支柱16に取付けた索13の案内ローラ装置、26は
建造物上に取付けた吊上磯取付台、2′は巻胴2のはね
装着室の蓋を示す。
上記構成によれば、ブレーキモータ11により両溝車4
,5を第1図矢印方向に駆動回動して該溝車と索13の
摩擦力により荷Wを吊上げるに際し、索巻取り始めにお
ける巻胴2の巻取速度は溝車5の索送り速度に等しいか
ら、巻胴2に一列目の索13が巻取られる間(索巻直径
がDの間)はぜんまいばね3が巻き締めなれずに溝車5
より送り出された索13が弛むことなくしてそのま一巻
胴に巻取られる。
,5を第1図矢印方向に駆動回動して該溝車と索13の
摩擦力により荷Wを吊上げるに際し、索巻取り始めにお
ける巻胴2の巻取速度は溝車5の索送り速度に等しいか
ら、巻胴2に一列目の索13が巻取られる間(索巻直径
がDの間)はぜんまいばね3が巻き締めなれずに溝車5
より送り出された索13が弛むことなくしてそのま一巻
胴に巻取られる。
これより索巻直径が増大してD′となると、巻胴2の巻
取り時に索巻直径の差(D’−D)に応じた索巻取り長
さだけ巻胴2が軸1に対し第4図の時計方向(矢印と逆
方向)に回動変位してぜんまいばね3を巻き締めながら
巻取るから、常に溝車5より送り出された索13の長さ
だけ巻胴2に索が巻取られることになる。
取り時に索巻直径の差(D’−D)に応じた索巻取り長
さだけ巻胴2が軸1に対し第4図の時計方向(矢印と逆
方向)に回動変位してぜんまいばね3を巻き締めながら
巻取るから、常に溝車5より送り出された索13の長さ
だけ巻胴2に索が巻取られることになる。
この場合ぜんまいはねによる巻胴回転力は巻始めと巻終
りとで1割程度の差しかないから、索巻取り張力は常に
略一様に保たれる。
りとで1割程度の差しかないから、索巻取り張力は常に
略一様に保たれる。
ブレーキモータ11を停止した時は、そのブレーキが自
動的に作動して吊荷をその位置に停止保持する。
動的に作動して吊荷をその位置に停止保持する。
吊荷の降下に際してはブレーキモータ11を逆回転させ
ればよく、この場合は索巻直径の減少による巻胴2から
の索繰出速度の変動をぜんまいはね3の弛緩により吸収
して、常に溝車5が逆方向に送り出した索13の長さだ
け巻胴2が索を繰り出す。
ればよく、この場合は索巻直径の減少による巻胴2から
の索繰出速度の変動をぜんまいはね3の弛緩により吸収
して、常に溝車5が逆方向に送り出した索13の長さだ
け巻胴2が索を繰り出す。
従って本発明によれば、巻胴2の索巻直径の変動如何に
拘らず吊上磯が一定速度で吊荷を昇降させることができ
、しかもぜんまいばねの巻き締め或いは弛緩は索巻直径
の変動量に対応して行われるだけであるから、荷の吊上
げ高さを数十米程度以上にもすることができ、従来のよ
うに吊上側と反対側に索が垂れ下がることもなく、高層
建築現場などで用いる吊上磯の索巻取装置としてその効
果大である。
拘らず吊上磯が一定速度で吊荷を昇降させることができ
、しかもぜんまいばねの巻き締め或いは弛緩は索巻直径
の変動量に対応して行われるだけであるから、荷の吊上
げ高さを数十米程度以上にもすることができ、従来のよ
うに吊上側と反対側に索が垂れ下がることもなく、高層
建築現場などで用いる吊上磯の索巻取装置としてその効
果大である。
第1図は要部を縦断して示す本発明装置の正面図、第2
図は要部を縦断して示すその左側面図、第3図は巻胴の
横断平面図、第4図は巻胴の縦断正面図である。 1・・・・・・軸、2・・・・・・巻胴、3・・・・・
・ぜんまいばね、4,5・・・・・・溝車、6・・・・
・・吊上機機体、11・・・・・・ブレーキモータ、1
3・・・・・・索。
図は要部を縦断して示すその左側面図、第3図は巻胴の
横断平面図、第4図は巻胴の縦断正面図である。 1・・・・・・軸、2・・・・・・巻胴、3・・・・・
・ぜんまいばね、4,5・・・・・・溝車、6・・・・
・・吊上機機体、11・・・・・・ブレーキモータ、1
3・・・・・・索。
Claims (1)
- 1 下端に荷を懸下すべき索が順次経由する複数の溝車
を、荷の吊上方向に同じ索送り速度で回転するようにモ
ータに連動連結して、該溝車と索の摩擦力により荷を吊
上げる吊上磯等の等速度吊上磯において、吊上磯機体に
回動自在に支承される軸1に巻胴2を回動自在に支承さ
せて、該巻胴と軸1の間にぜんまいはね3を取付け、巻
胴2の索巻取り始めの巻取速度が前記溝車の索送り速度
と略等しくなるように軸1を前記モータに連動連結し、
巻胴1の索巻直径の増大に伴う巻増速度の増大をぜんま
いはね3の巻き締めで吸収するようにしたことを特徴と
する吊上機の索巻取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13304475A JPS586678B2 (ja) | 1975-11-07 | 1975-11-07 | ツリアゲキノ サクマキトリソウチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13304475A JPS586678B2 (ja) | 1975-11-07 | 1975-11-07 | ツリアゲキノ サクマキトリソウチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5259452A JPS5259452A (en) | 1977-05-16 |
JPS586678B2 true JPS586678B2 (ja) | 1983-02-05 |
Family
ID=15095488
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13304475A Expired JPS586678B2 (ja) | 1975-11-07 | 1975-11-07 | ツリアゲキノ サクマキトリソウチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS586678B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03128582U (ja) * | 1990-04-06 | 1991-12-25 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5883392U (ja) * | 1981-11-27 | 1983-06-06 | 株式会社キト− | チエ−ンたるみ防止装置を有する電動巻上装置 |
-
1975
- 1975-11-07 JP JP13304475A patent/JPS586678B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03128582U (ja) * | 1990-04-06 | 1991-12-25 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5259452A (en) | 1977-05-16 |
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