JPS5859247A - ヒ−トシ−ル性の良好な樹脂組成物 - Google Patents
ヒ−トシ−ル性の良好な樹脂組成物Info
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- JPS5859247A JPS5859247A JP15744381A JP15744381A JPS5859247A JP S5859247 A JPS5859247 A JP S5859247A JP 15744381 A JP15744381 A JP 15744381A JP 15744381 A JP15744381 A JP 15744381A JP S5859247 A JPS5859247 A JP S5859247A
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- Japan
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- ethylene
- butene
- propylene
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は低温ヒートシール性、透明性および耐プ四ツキ
ング性の良好なフィルムを得るための樹脂組成物に関す
るものである。
ング性の良好なフィルムを得るための樹脂組成物に関す
るものである。
更に詳しくは、特定の組成のプロビレンーエチレン−ブ
テン−1三元共重合体に軟質樹脂tブレンドした樹脂組
成物に関するものである。
テン−1三元共重合体に軟質樹脂tブレンドした樹脂組
成物に関するものである。
ポリプロピレンは包装用フィルムとして使用する場合、
フィルムの開口部の一部あるいは全s’t’ヒートシー
ルする必要かある。ポリプロピレンホモ重合体自体では
、ヒートシールする際かなりな高温が必要であり、その
ため生産性が低く、かつ中の充填物等の関係で用途も制
約か大きかった。
フィルムの開口部の一部あるいは全s’t’ヒートシー
ルする必要かある。ポリプロピレンホモ重合体自体では
、ヒートシールする際かなりな高温が必要であり、その
ため生産性が低く、かつ中の充填物等の関係で用途も制
約か大きかった。
そこで生産性を高め、断心い用途v琳大するポリプロピ
レン共重合体Y開発する必要があり、これまで一般iK
は、プロピレンとエチレンとのランダム共重合体が単層
あ”るいは□ッ。、:δオ、、8□−1,1便ヨ されてきた。
レン共重合体Y開発する必要があり、これまで一般iK
は、プロピレンとエチレンとのランダム共重合体が単層
あ”るいは□ッ。、:δオ、、8□−1,1便ヨ されてきた。
しかし、上記共重合体でも低温ヒートシール性は不充分
であり、生産性向上と用途の拡大のため低温ヒートシー
ル性の一層の改善(より低温でヒートシールできるよう
にすること)が必要である。
であり、生産性向上と用途の拡大のため低温ヒートシー
ル性の一層の改善(より低温でヒートシールできるよう
にすること)が必要である。
そこで最近は、グロビレンープテン−に元共重合体、あ
るいは、プロピレン−エチレン−ブテン−1三元共重合
体が主としてポリプロピレン系樹脂のヒートシール性を
改良する目的で種々提案されている。
るいは、プロピレン−エチレン−ブテン−1三元共重合
体が主としてポリプロピレン系樹脂のヒートシール性を
改良する目的で種々提案されている。
本°発明者尋もスラリー性状が改善され、目的とする共
重合体の生産性が高く、分離操作も容易であり、かつヒ
ートシール性の良好な新規なプロ、ピレン−エチレン−
ブテン−′1三元共重合体V製造する方、法・Kついて
先に%許出願した。(特願昭55,1’50827.l
f#願昭55−15.0828)、この方法では、30
0 t / 1neh の強度ン得るためのヒートシー
ル温度は110℃程度まで下げることができた。
重合体の生産性が高く、分離操作も容易であり、かつヒ
ートシール性の良好な新規なプロ、ピレン−エチレン−
ブテン−′1三元共重合体V製造する方、法・Kついて
先に%許出願した。(特願昭55,1’50827.l
f#願昭55−15.0828)、この方法では、30
0 t / 1neh の強度ン得るためのヒートシー
ル温度は110℃程度まで下げることができた。
しかしながら最近は更に低温でヒートシール強度が得ら
れるポリプロピレン系樹脂の要望が高まっている。
れるポリプロピレン系樹脂の要望が高まっている。
勿論、三元共重合体中のエチレン、ブテン−1の含有・
率を更に多くする様に重合すれヲfヒートシール温tv
東に低下させること・言可能であるが、目的とする共重
合体の生産性力を低く、また多量に剛性する可溶性重合
体の分だけ製品収率が低くなり、商品化か困難である・ 本発明の目的は上記問題点を解決し、低温ヒートシール
性、透明性、および耐ブロッキング性の良好なフィルム
を得るための樹脂組成物v!I供することKある。
率を更に多くする様に重合すれヲfヒートシール温tv
東に低下させること・言可能であるが、目的とする共重
合体の生産性力を低く、また多量に剛性する可溶性重合
体の分だけ製品収率が低くなり、商品化か困難である・ 本発明の目的は上記問題点を解決し、低温ヒートシール
性、透明性、および耐ブロッキング性の良好なフィルム
を得るための樹脂組成物v!I供することKある。
しかして、本発明者等はかかる点Kf))ん力tみ、−
意検討を重ねた結果、新規なプロピレン−エチレン−ブ
テン−1三元共重合体K。
意検討を重ねた結果、新規なプロピレン−エチレン−ブ
テン−1三元共重合体K。
軟質樹脂tブレンドすることにより、本発明の目的を達
することができることを見出し。
することができることを見出し。
本発明を完成させた。
すなわち、本発明は、「下記の囚および慣からなること
v特徴とするヒートシール性の良好な樹脂組成物。
v特徴とするヒートシール性の良好な樹脂組成物。
(A) 下記の(a) 、 (b)のいずれか一方、
又を1(1)および(blの混合物95〜60重量部。
又を1(1)および(blの混合物95〜60重量部。
(a) (1,1まず、プロピレンg92.0〜98
.0重量饅、エチレン奮2.0〜5..01量嘩、ブテ
ン−1vo、o〜3.0重量−の比率で重合系に供給し
て全重合量の5〜30重量嘔を重合せしめ、(if)
Lかるのち、プpピレンysFh、o〜92.0重量−
1工夢レンt6.0〜9.0重量嗟、ブテン−I!2.
0〜6.0重量嗟の比率でひきつづき重合系に供給して
残りの70〜 9s重量−Y重合せしめたプロピレン −エチレン−ブテン−1三元共重合体。
.0重量饅、エチレン奮2.0〜5..01量嘩、ブテ
ン−1vo、o〜3.0重量−の比率で重合系に供給し
て全重合量の5〜30重量嘔を重合せしめ、(if)
Lかるのち、プpピレンysFh、o〜92.0重量−
1工夢レンt6.0〜9.0重量嗟、ブテン−I!2.
0〜6.0重量嗟の比率でひきつづき重合系に供給して
残りの70〜 9s重量−Y重合せしめたプロピレン −エチレン−ブテン−1三元共重合体。
(b) (1)まずプμビレy ’%: 88.0〜
94:0重量嗟、エチレン10.0〜2.0重量−、ブ
テン−I ? 3.0〜10.0重量−の比率で重合系
に供給して、全重合量の5 ′〜30重量−を重合せしめ、(1)シかるのち、プロ
ピレンvg&o〜92.0重量嗟、エチレンY 6.0
〜9.0重量−1ブテン−I Y:2.0〜6.0重量
%の比率でひきづづき重合系に供給して残りの 70〜95重量%を重合せしめたプロ ピレン−エチレン−ブテン−1三元共 重合体。
94:0重量嗟、エチレン10.0〜2.0重量−、ブ
テン−I ? 3.0〜10.0重量−の比率で重合系
に供給して、全重合量の5 ′〜30重量−を重合せしめ、(1)シかるのち、プロ
ピレンvg&o〜92.0重量嗟、エチレンY 6.0
〜9.0重量−1ブテン−I Y:2.0〜6.0重量
%の比率でひきづづき重合系に供給して残りの 70〜95重量%を重合せしめたプロ ピレン−エチレン−ブテン−1三元共 重合体。
(B) 軟質樹脂5〜40重量部」
である。
以下、本発明の構成要件を分収して説明する。
不発fIAにおいて、囚の共重合体の製造に使用される
触媒系は公知のa−オレフィンの立体規則性重合用触媒
であり、例えば、Tic/、。
触媒系は公知のa−オレフィンの立体規則性重合用触媒
であり、例えば、Tic/、。
T量cts Qヤ54iuct、w主要成分とする触媒
ある・−%41 MICt、にn化合物な担持させた担
体触媒郷の遷移金属触媒の1種あるいは2種以上と、#
Et、 、MEt、H,M、E−〇あるいは#−1s
。
ある・−%41 MICt、にn化合物な担持させた担
体触媒郷の遷移金属触媒の1種あるいは2種以上と、#
Et、 、MEt、H,M、E−〇あるいは#−1s
。
B−郷の有機M触媒のillあるいは211以上、およ
び必!!により更に111あるいは2種以上の第3成分
等(例えば各種エステル類、各種エーテル類等)とから
なるものである。
び必!!により更に111あるいは2種以上の第3成分
等(例えば各種エステル類、各種エーテル類等)とから
なるものである。
本発明に使用する共重合体(んは、スラリー重合によっ
て実施するのが好ましいか、その際使用される重合溶媒
はプロパン、ブタン。
て実施するのが好ましいか、その際使用される重合溶媒
はプロパン、ブタン。
ペンタン、ヘキサン、ヘプタ7等の脂肪族飽和炭化水素
のほか液化プロピレン郷が使用できる。また実質的に重
合溶媒を用いない気1相重合によって実施することもで
きる。
のほか液化プロピレン郷が使用できる。また実質的に重
合溶媒を用いない気1相重合によって実施することもで
きる。
本発明に使用する共重合体(A)は、2段階に重合反応
を行なうことY%徴とするが、回分式で実施する場合は
同一の重合反応槽でまず第一段反応ひきつづいて第2段
反応を行な5という形式でなされ、また連続式で実施す
る場合には少くとも二つの反応槽Y直列に結合して、た
とえば第−檜で第1段目の反応t。
を行なうことY%徴とするが、回分式で実施する場合は
同一の重合反応槽でまず第一段反応ひきつづいて第2段
反応を行な5という形式でなされ、また連続式で実施す
る場合には少くとも二つの反応槽Y直列に結合して、た
とえば第−檜で第1段目の反応t。
第二槽で第2段目の反応Y行なうごとくして実施される
。
。
本発明において共重合体(A)を製造する場合の重合温
度は通常第1段目では45〜55℃、好ましくは47.
5〜53℃であり、第2段目では50〜70℃、好まし
くは51〜60℃である。通常第1段目の重合温度は@
2段目の重合温度と同等かそれ以下であることがスラリ
ー性状ン良好に保つ上で好ましい。
度は通常第1段目では45〜55℃、好ましくは47.
5〜53℃であり、第2段目では50〜70℃、好まし
くは51〜60℃である。通常第1段目の重合温度は@
2段目の重合温度と同等かそれ以下であることがスラリ
ー性状ン良好に保つ上で好ましい。
本発明において共重合体(A)t’jll!造する場合
の重合圧力は特に制限はないが、通常第1段目では1K
tt/j−G 〜4 oKg/ai−G1票2段目では
2Kt/cd−G 〜40KI/cd−Gである。
の重合圧力は特に制限はないが、通常第1段目では1K
tt/j−G 〜4 oKg/ai−G1票2段目では
2Kt/cd−G 〜40KI/cd−Gである。
不発fli4において、共重合体(4)の分子量は、常
法に従い少量の水素を重合中に共存させて制御される。
法に従い少量の水素を重合中に共存させて制御される。
本発明に使用する共重合体囚は、前述した(a) @
(b)のいずれか一方、又は(a)および(b)の混合
物が使用されるか、第1段目で重合系に供給されるプロ
ピレン、エチレン、ブチーン−1の重合−の比率娶、そ
れぞれα1.β、。
(b)のいずれか一方、又は(a)および(b)の混合
物が使用されるか、第1段目で重合系に供給されるプロ
ピレン、エチレン、ブチーン−1の重合−の比率娶、そ
れぞれα1.β、。
r、とすれば、
(a)の場合
g、:92.0〜98.0重量%、好ましくは94.θ
〜97.5重量嗟。
〜97.5重量嗟。
β、:2.0〜5.0重量−1好ましくは2.5〜4.
0重量% r、:0.O〜3.0重量%、好ましくは0.0〜2.
0重量% である。
0重量% r、:0.O〜3.0重量%、好ましくは0.0〜2.
0重量% である。
β1か′2.0重量嘔より小さいと得られた共重合体の
ヒートシール性か否良であり、またβ8.rlがそれぞ
れ五〇重量%、3.0重量−より大きいと、共重合体ス
ラリーのスラリー性状が不良となり好ましくない。
ヒートシール性か否良であり、またβ8.rlがそれぞ
れ五〇重量%、3.0重量−より大きいと、共重合体ス
ラリーのスラリー性状が不良となり好ましくない。
また(b)の場合
α、:88.0〜97.0重量%、好ましくは89.5
〜95.5重量% β、:o、o〜2.0重1−1好ましくは0.5〜1.
5重量% r、:3.0〜1O00重量%、好ましくは4.0〜9
.0重量− である。
〜95.5重量% β、:o、o〜2.0重1−1好ましくは0.5〜1.
5重量% r、:3.0〜1O00重量%、好ましくは4.0〜9
.0重量− である。
l、が2..0重量%より大きいと、共重合体スラリー
のスラリー性状が不貞となり好ましくない。
のスラリー性状が不貞となり好ましくない。
一方、r、、が3.0重量−より小さいと、得られた共
重合体のヒートシール性が不良であり、またr、が10
,0重量−より大きいと、共重合体スラリーのスラリー
性状が不良となり好ましくない。
重合体のヒートシール性が不良であり、またr、が10
,0重量−より大きいと、共重合体スラリーのスラリー
性状が不良となり好ましくない。
本発明において、第2段目で重合系に供給されるプロピ
レン、エチレン、ブテン−1の重量−の比率tそれぞれ
a2.β2.r、とすれば、 (&)の場合、 α、:8&0〜92.0重量嘩、好ましくは87.0〜
91.3重量% β、:a、o〜960重量−1好ましくは6.2〜8.
0重量% j、:2.o〜6.0重量−1好ましくは2.5〜40
重量% である。
レン、エチレン、ブテン−1の重量−の比率tそれぞれ
a2.β2.r、とすれば、 (&)の場合、 α、:8&0〜92.0重量嘩、好ましくは87.0〜
91.3重量% β、:a、o〜960重量−1好ましくは6.2〜8.
0重量% j、:2.o〜6.0重量−1好ましくは2.5〜40
重量% である。
β、か6.0重量%より小さいと、あるいはr、が2.
0重量−より小さいと得られた共重合体のヒートシール
性が不良であり、また鳥が9.0重量%より大きいと、
あるいはr、が6.0重量−より大きいと共重合体スラ
リーのスラリー性状が不良となり好ましくない。
0重量−より小さいと得られた共重合体のヒートシール
性が不良であり、また鳥が9.0重量%より大きいと、
あるいはr、が6.0重量−より大きいと共重合体スラ
リーのスラリー性状が不良となり好ましくない。
(b)の場合
a、 : 85.0〜92.0重量%、好ましくは8
7.0〜91.3重量% β、:6.0〜9.0重量%、好ましくは6.2〜8.
0重量% r、:2.0〜6.0重量%、好ましくは2.5〜5.
0重量% である。
7.0〜91.3重量% β、:6.0〜9.0重量%、好ましくは6.2〜8.
0重量% r、:2.0〜6.0重量%、好ましくは2.5〜5.
0重量% である。
β、が&0重量%よりlJソいと、1あるいはγ!が2
.0重量%より小さいと得られた共重合体のヒートシー
ル性が不良である。またβ、が9.0重量%より大きい
と、あるいはhが6.0重量−より大きいと共重合体の
スラリー性状が不良となり好ましくない。
.0重量%より小さいと得られた共重合体のヒートシー
ル性が不良である。またβ、が9.0重量%より大きい
と、あるいはhが6.0重量−より大きいと共重合体の
スラリー性状が不良となり好ましくない。
なお、重合系に供給するプロピレン、エチレン、ブテン
−1は、混合ガスとして送入してもよいし、別々に送入
してもよいことは勿論である。
−1は、混合ガスとして送入してもよいし、別々に送入
してもよいことは勿論である。
本発明において第1段目で重合した部分と@2段目で重
合した部分との重量比率ヶそれぞれW、、W、とすれば
、 W、=5〜30重量−1好ましくは7〜20重量% W、ニア0〜95重量係、好ましくは80〜93重量− である。W、が5重量−より小さいと、スラリー性状が
不良となり好ましくない。又、嶌か30重量−より大き
いとヒートシール性が不良となり好ましくない。
合した部分との重量比率ヶそれぞれW、、W、とすれば
、 W、=5〜30重量−1好ましくは7〜20重量% W、ニア0〜95重量係、好ましくは80〜93重量− である。W、が5重量−より小さいと、スラリー性状が
不良となり好ましくない。又、嶌か30重量−より大き
いとヒートシール性が不良となり好ましくない。
本発明において、(B)の軟質樹脂とはエチレン−プロ
ピレンゴム、エチレン−ブテン−1ゴム、エチレン−プ
ロピレン−ブテン−1ゴム、ポリイソブチレン、エチレ
ン−プロピレン−ジエンゴムなどから選ばれた1種以上
でア’)、中でもエチレン−プロピレンゴム、エチレン
−ブテン−1ゴム、エチレン−プロビレ/−ブテン−1
ゴムが好ましい。
ピレンゴム、エチレン−ブテン−1ゴム、エチレン−プ
ロピレン−ブテン−1ゴム、ポリイソブチレン、エチレ
ン−プロピレン−ジエンゴムなどから選ばれた1種以上
でア’)、中でもエチレン−プロピレンゴム、エチレン
−ブテン−1ゴム、エチレン−プロビレ/−ブテン−1
ゴムが好ましい。
本発明において、(4)と(B)との重量比はη)=(
B)=60〜95:40〜5である。俤)が5重量部未
満の場合は、低温ヒートシール性の改良が不十分であり
、(B)が40重量部を超える、と製膜性が悪く、また
フィルムの耐ブロッキング性が不良となる。
B)=60〜95:40〜5である。俤)が5重量部未
満の場合は、低温ヒートシール性の改良が不十分であり
、(B)が40重量部を超える、と製膜性が悪く、また
フィルムの耐ブロッキング性が不良となる。
本発明により得られた樹脂組成物は、低温ヒートシール
性、透明性、及び耐ブロッキング性に優れているので、
たとえば包装用フィルムの分野において、単体フィルム
として、あるいは他のポリプロピレン系樹脂等との積層
フィルムとして使用できる。
性、透明性、及び耐ブロッキング性に優れているので、
たとえば包装用フィルムの分野において、単体フィルム
として、あるいは他のポリプロピレン系樹脂等との積層
フィルムとして使用できる。
また本発明により得られた樹脂組成物には、更に必l!
に応じ他の樹脂、酸化防止剤、スリップ剤、紫外線吸収
剤、帯電防止剤、核剤岬を添加して用いてもかまわない
。次に!J!施例により本発明を説明するか、本発明は
これらの実施例に@定されるものではない。
に応じ他の樹脂、酸化防止剤、スリップ剤、紫外線吸収
剤、帯電防止剤、核剤岬を添加して用いてもかまわない
。次に!J!施例により本発明を説明するか、本発明は
これらの実施例に@定されるものではない。
実施例1〜4.比較例1〜8
200tのオートクレーブKN、−流中で31− ヘプ
/7100j、n(js ”K−α、触媒120 ft
’装入し、更に必−畳量の水素及び所定割合に調整した
プロピレン、エチレン。
/7100j、n(js ”K−α、触媒120 ft
’装入し、更に必−畳量の水素及び所定割合に調整した
プロピレン、エチレン。
ブテン−1七ツマ−を装入後、所定温[K昇温する。所
定温度に到達した時点で、MEt1α触媒を240m装
入し重合を開始する。重合時間は、第xpi、第2段目
あわせて2.5〜3.0時間である。重合終了後、内容
物t700tのオートクレーブ忙移液し、メタノールt
30を装入し75℃において1時間触mY:分解後、1
回につき、50tの永を使用して50℃で4回流−説灰
した。得られた重合体スラリーをろ過・乾燥し、製品パ
ウダーを得た。
定温度に到達した時点で、MEt1α触媒を240m装
入し重合を開始する。重合時間は、第xpi、第2段目
あわせて2.5〜3.0時間である。重合終了後、内容
物t700tのオートクレーブ忙移液し、メタノールt
30を装入し75℃において1時間触mY:分解後、1
回につき、50tの永を使用して50℃で4回流−説灰
した。得られた重合体スラリーをろ過・乾燥し、製品パ
ウダーを得た。
得られた製品パウダーにBHTo、1重量饅、カルシウ
ムステアレート0.1重量−、スリップ剤0.35重量
嘔、ブロッキング防止剤0,5重量慢、及びエチレン−
プロピレンゴム(三井石油化学(株)製タフマーマpo
280 ) Y所定量添加後、65■φ押出機により2
50℃で押出しベレットとした。得られたベレットを4
0■φTダイつき押出機により厚さ30#のフィルムと
した。
ムステアレート0.1重量−、スリップ剤0.35重量
嘔、ブロッキング防止剤0,5重量慢、及びエチレン−
プロピレンゴム(三井石油化学(株)製タフマーマpo
280 ) Y所定量添加後、65■φ押出機により2
50℃で押出しベレットとした。得られたベレットを4
0■φTダイつき押出機により厚さ30#のフィルムと
した。
このフィルムのヒートシール温度を東洋精機製熱傾斜式
試験機を使用して測定した。なお、ヒートシールは、ヒ
ートシール圧力2Kg/−、ヒートシール時間1秒で行
ない、ヒートシールされたサンプル はインストロン万能引張圧縮試験機で測定した。
試験機を使用して測定した。なお、ヒートシールは、ヒ
ートシール圧力2Kg/−、ヒートシール時間1秒で行
ない、ヒートシールされたサンプル はインストロン万能引張圧縮試験機で測定した。
た。フィルム12枚重ね、その外側に西洋紙ンはさんだ
サンプル5組奮重ね合わせる。その上下″C″fA’4
1’にあて更−ア月板を敷いて上部に2Kgの荷重tか
けたものY50℃の恒温室に24時間放置する。その後
、フィルムの密着面積を測定することKより、密着面積
が20−未満を良、20%以干を不貞とした。
サンプル5組奮重ね合わせる。その上下″C″fA’4
1’にあて更−ア月板を敷いて上部に2Kgの荷重tか
けたものY50℃の恒温室に24時間放置する。その後
、フィルムの密着面積を測定することKより、密着面積
が20−未満を良、20%以干を不貞とした。
フィルムの浮き出しKついては、製膜2日後に有無を調
べた。
べた。
重合条件、重合結果および物性YAKまとめて示す。(
なお比較例1〜2はプロピレン−エチレン共重合体、比
較例3〜4はプロピレン−ブテン−1共重合体に関する
ものである。) 表中、スラリー性状は、得られたスラリーのろ過特性に
より判断した。
なお比較例1〜2はプロピレン−エチレン共重合体、比
較例3〜4はプロピレン−ブテン−1共重合体に関する
ものである。) 表中、スラリー性状は、得られたスラリーのろ過特性に
より判断した。
これらの結果から明らかなように、本発明の方法は、比
較例に比して共重合時のスラリー性状が良好であり、5
−また得られた共重合体のヒートシール横置が低(、か
つ耐ブロッキング性も良好であるという特性を兼ねそな
えており、非常にすぐれていることがわかる。
較例に比して共重合時のスラリー性状が良好であり、5
−また得られた共重合体のヒートシール横置が低(、か
つ耐ブロッキング性も良好であるという特性を兼ねそな
えており、非常にすぐれていることがわかる。
−3(
手続補正書
昭和56年//月3o 日
特許庁長官 島田春樹 殿
1、事件の表示
特願昭56−157443号
3、補正をする者
事件との関係 特許出願人
住 所 東京都千代田区霞が関3−2−5氏 名(飼
和 (312)三井東圧化学株式会社代表者 笠 間
祐一部 4、代 理 人 住 所 千葉県我孫子市東我孫子1−!1245、
補正の対象 f!AIa書の「発明の詳細な説明」の
欄6、補正の内容 、0’% 一6補正の内容 1)明細書第16頁第20行目を削除する。
和 (312)三井東圧化学株式会社代表者 笠 間
祐一部 4、代 理 人 住 所 千葉県我孫子市東我孫子1−!1245、
補正の対象 f!AIa書の「発明の詳細な説明」の
欄6、補正の内容 、0’% 一6補正の内容 1)明細書第16頁第20行目を削除する。
2)明細書第17頁第1行目を削除する。
3) @細書、第18頁表中フィードモノマー組r重
量嚢2段目の下欄「α1」 「β1」「γ1」をそれぞ
れ「α1」 「1m」[ralと訂正する。
量嚢2段目の下欄「α1」 「β1」「γ1」をそれぞ
れ「α1」 「1m」[ralと訂正する。
4)明細書第18頁表中比較例8のr84.OJの数字
な[88,OJに、「9.0」の数字なr5.OJとそ
れぞれ訂正する。
な[88,OJに、「9.0」の数字なr5.OJとそ
れぞれ訂正する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)下記の(AIおよび(Blからなることな%像とす
るヒートシール性の良好な樹脂組成物。 ト) 下記の(a)* (b)のいずれか一方、又は(
a)および伽)の混合物95〜60重量部。 (ml’ −: (1)まずプロ1レンン92.θ〜9
8.0重量%、エチレン1に:2.0〜5.0重量%、
ブテン−1g O,O〜3.0重量−の比率で重合系に
供給。 して全重合量の5〜30重量1に’ 重合せし玩、(u)シかるのち、プロ ピレンを8翫0〜92.0、重量−、 エチレンを6.0〜9.0重量%、プ 、 テン−I Y 2.0〜6.0重量−の比率で
ひきつづき重合系に供給して 残りの70〜95重量gb!重合せ しめたプロ1ピレン−エチレン−ブ テン−1三元共重合体。 (bl (11まずプロピレンy88.0〜97.0
重量%、エチレ7YO,O〜 2.0重量−、ブテン−I Y 3. O〜10.0重
量−の比率で重合系に供 給して全重合量の5′〜30重量% Y重合せしめ、(1)Lかるのち、プ ロピレン)285.0〜92.0重量%、エチレン16
.0〜9.0重量%、ブ テン’−1’li’2.0〜6.0重量−の比率でひき
つづき重合系に′供給して □ 残り970〜95重量5vii合せしめたプロピレ
ン−エチレン−ブ テン−1三元共重合体。 (B) 軟質樹脂5〜40重量部。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15744381A JPS5859247A (ja) | 1981-10-05 | 1981-10-05 | ヒ−トシ−ル性の良好な樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15744381A JPS5859247A (ja) | 1981-10-05 | 1981-10-05 | ヒ−トシ−ル性の良好な樹脂組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5859247A true JPS5859247A (ja) | 1983-04-08 |
JPS642138B2 JPS642138B2 (ja) | 1989-01-13 |
Family
ID=15649760
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15744381A Granted JPS5859247A (ja) | 1981-10-05 | 1981-10-05 | ヒ−トシ−ル性の良好な樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5859247A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5250631A (en) * | 1990-06-13 | 1993-10-05 | Shell Oil Company | Polymer compositions |
US5296548A (en) * | 1990-09-28 | 1994-03-22 | Himont Incorporated | Compositions of crystalline propylene polymers having a low seal temperature |
US5910539A (en) * | 1995-09-14 | 1999-06-08 | Mitsui Chemicals, Inc. | Polyolefin composition and molded article thereof |
-
1981
- 1981-10-05 JP JP15744381A patent/JPS5859247A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5250631A (en) * | 1990-06-13 | 1993-10-05 | Shell Oil Company | Polymer compositions |
US5296548A (en) * | 1990-09-28 | 1994-03-22 | Himont Incorporated | Compositions of crystalline propylene polymers having a low seal temperature |
US5910539A (en) * | 1995-09-14 | 1999-06-08 | Mitsui Chemicals, Inc. | Polyolefin composition and molded article thereof |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS642138B2 (ja) | 1989-01-13 |
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