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JPS5858441B2 - 高流体保持性レ−ヨン繊維 - Google Patents

高流体保持性レ−ヨン繊維

Info

Publication number
JPS5858441B2
JPS5858441B2 JP50134989A JP13498975A JPS5858441B2 JP S5858441 B2 JPS5858441 B2 JP S5858441B2 JP 50134989 A JP50134989 A JP 50134989A JP 13498975 A JP13498975 A JP 13498975A JP S5858441 B2 JPS5858441 B2 JP S5858441B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fibers
cellulose
viscose
polyvinylpyrrolidone
solution
Prior art date
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Expired
Application number
JP50134989A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5288615A (en
Inventor
フレデリツク・アール・スミス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Akzo Nobel UK PLC
Original Assignee
Avtex Fibers Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Avtex Fibers Inc filed Critical Avtex Fibers Inc
Priority to JP50134989A priority Critical patent/JPS5858441B2/ja
Priority to FR7633999A priority patent/FR2331118A1/fr
Publication of JPS5288615A publication Critical patent/JPS5288615A/ja
Publication of JPS5858441B2 publication Critical patent/JPS5858441B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B3/00Recording by mechanical cutting, deforming or pressing, e.g. of grooves or pits; Reproducing by mechanical sensing; Record carriers therefor
    • G11B3/02Arrangements of heads
    • G11B3/08Raising, lowering, traversing otherwise than for transducing, arresting, or holding-up heads against record carriers
    • G11B3/085Raising, lowering, traversing otherwise than for transducing, arresting, or holding-up heads against record carriers using automatic means

Landscapes

  • Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
  • Artificial Filaments (AREA)
  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は高流体保持能力を持つアロイ繊維に関する。
繊維の流体保持能力は後に述べる例1に記載するペレッ
ト試験または例3に示すシンシナ(Sy−ngy’na
)試験によって測定できる。
これらの試験は常圧におかれた一定量の繊維塊を使用し
、繊維自体に吸収される水および繊維塊の間隙に保持さ
れる水の合計量によって示す。
本発明の1つの態様は吸収性アロイ繊維に関し、この繊
維はその過半量が再生セルロースでありこの再生セルロ
ースのマトリックスにポリビニルピロリドンが均=に分
散されている。
これらのアロイ繊維はポリビニルピロリドン水尋液とフ
ィラメント形成性ビスコースとを混合し、この混合物を
繊維に成形し、成形繊維を凝固再生し、次いで乾燥する
ことによって製造できる。
この混合物の過半量がビスコースであり、成形されたア
ロイ繊維を公知の方法、好ましくは硫酸および硫酸ナト
リウムを含有する酸性浴中で凝固し再生する。
酸性浴はしばしば硫酸亜鉛および所望によりその他の凝
固改良剤を含有する。
ビスコースを酸性浴に押出す間、水素イオンが谷口金の
孔から吐出されるビスコース流中に拡散する。
ビスコース中での酸と苛性ソーダとの反応により硫酸ナ
トリウムと水とが生じ、また酸はキサントゲン酸塩を分
解する。
紡糸浴中の硫酸ナトリウムの存在はビスコース流の内部
からの脱水によりビスコースの凝固を起すように作用す
る。
紡糸浴中の亜鉛イオンは、少くともビスコース流の表面
において作用し、ビスコースのセルロースキサントゲン
酸ナトリウムをセルロースキサントゲン酸亜鉛に転化す
る。
この亜鉛塩は酸による分解がよりゆっくりであるため繊
維をより延伸および配向可能な状態に保つ。
典型的には酸性浴の温度は約30〜65℃、例えば約5
0〜55℃であり、酸性浴を通過させた後、繊維を最初
80〜100℃、例えば約85〜95℃の水または稀酸
の溶に入れ、および/または水蒸気に入れ、次いで約3
5または45ないし65℃の温度の水溶に入れる。
高温の水性浴処理において、繊維は約50〜75%延伸
できる。
この繊維の大部分の用途では高い強度特性を必要とはし
ないが、アロイ繊維は非アロイレーヨンの物理特性を大
部分保持できることが判明した。
例えば、約2.1/d の乾燥テナシティー、約20饅
の乾燥延び、約72 f/dの乾燥弾性、約1.6 r
/d の湿潤テナシティ−1約30係の湿潤延びおよび
約4.8r/dの湿潤弾性を持つ非アロイ対照繊維を与
える紡糸および処理条件を与えることにより、セルロー
ス対ポリビニルピロリドンの比が約69:31である紡
糸液から作られるアロイ繊維は約2.4 f/dの乾燥
テナシティ−1約17%の乾燥延び、約66 r/dの
乾燥弾性、約1f/d の湿潤テナシティ−1約27俤
の湿潤延びおよび約4.1S’/d の湿潤弾性を示し
た。
ポリビニルピロリドンの低い含量では、これらの物理特
性は非アロイ繊維と近接している。
代表的には、本発明のアロイ繊維はもろくなく、例えば
架橋繊維のようによりもろい繊維の破断を起す条件下で
もカーディングできる。
また、本発明の繊維は非アロイ繊維に比較してより高い
水準で水に膨潤する。
本発明のアロイ繊維を作るために使用されるビスコース
は慣用の再生セルロース繊維を作るために使用されるよ
うな組成物が好しい。
例えばアルカリセルロースを二硫化炭素と反応させ、得
られるセルロースキサントゲン酸ナトリウムを苛性水溶
液で稀釈し所望のセルロースおよびアルカリ含量を持つ
ビスコースを与える。
例えば、ビスコース組成物は3〜約12%(例えば6〜
lO%)のセルロース、約3〜12重量★の苛性物質お
よびセルロースの重量に基き約20〜約60%の二硫化
炭素を含有することができる。
必要に応じて、他の添加剤をビスコースに混入すること
もできる。
ポリビニルピロリドンは10,000以上のような高分
子量を持つものであることが好しい。
平均分子量が100.00()〜400,000、好し
くは160.000〜360,000であり、好しくは
に値が50〜100であるポリビニルピロリドンにより
良好な結果が得られた。
ポリビニルピロリドンのに値を決定する方法はrMod
ern Plas−ticsJ 1945、蔦315
7頁からに記載されているようにこの技術分野において
知られている。
所望の特性を持つポリビニルピロリドンは例えばGAF
社からに−60およびに−90として市販されている。
ポリビニルピロリドンはIEn−cyclopedia
of Polymer 5eienceand
TechnologyJVol、l 4p239〜
251 1971年John Wiley and 5
ons出版の論文「N−ビニルアミドポリマー」に記載
されている。
ポリビニルピロリドンはビスコース中の唯一の高分子添
加物であっても良いし、他の水溶性(アルカリ水酸液可
溶性を含む)高分子量重合体と共に使用することもでき
る。
これら重合体は好しくは陰イオン性重合体であり、例え
ば重合体酸またはそれらの酸(例えばアルカリ金属塩)
例えばカルボキシルセルロースの塩(例えばナトリウム
カルホキジメチルまたはカルボキシルエチルセルロース
)、ポリアクリル酸(ポリアクリル酸またはポリメタア
クリル酸単独重合体、またはアクリル酸および/または
メタアクリル酸と他の1種または2種以上の単量体(例
えば、エチルアクリレートのようなアルキルアクリレー
トまたはアクリルアミド)との共重合体を含む)の塩、
マレイン酸またはイタコン酸とメチルビニルエーテルの
ような他の単量体との共重合体の塩、またはアルギンの
ような天然のポリカルボン酸重合体である。
これらの物質はビスコースに添加する前に好しくはアル
カリ性の水性媒体に溶解することが好しい。
これらの重合体の塩は重合体の酸基(例えば、カルボキ
シル基)と化学量論量的に等しい量または過剰のNaO
Hのようなアルカリによって形成できる。
あまり好しいことではないが、これら物質は酸の形(好
しくは水溶液として)で添加し、ビスコース中に存在す
るアルカリの作用により塩の形に転化できる。
陰イオン性重合体はポリビニルピロリドンと錯体を形成
するような文献に記載されたものでもよい。
(米国特許2,901,457を参照されたい。
)他の水溶性高分子量重合体としては澱粉(2−5%の
NaOHを含有するアルカリ性溶液として添加できる)
またはポリビニルアルコールのヨウナ実質的非イオン性
重合体も含む。
ビスコースに添加される重合体はレーヨンに改善された
流体保持能力を与えるような割合でなければならない。
好しくは後述の例3に記載されたシンシナ試験によって
測定された流体保持能が少くとも5cC/f、好しくは
少くとも5.5 CC/ y−である繊維を作る量であ
ることが好しい。
後に述べるように、本発明の実施により、6CC/fお
よびある場合には6.50C/7以上もの流体保持能力
を達成可能にする。
本発明の好しい態様において達成される流体保持能力は
重合体を添加しないで同−条件で紡糸し、処理した繊維
の能力よりも20饅良好である。
後記の例からも判るであろうが、この能力の改善は25
%以上、即ち約30.40゜50.60またはある場合
には70饅にも達する。
一般に、単独または陰イオン性重合体と共に添加される
全量はビスコース中に存在するセルロースに基き約6〜
40重量饅、好しくは10または20〜35重量係であ
る。
下記に述べるように、より多量例えば約50または70
%でも使用できる。
セルロースと添加した重合体の合計量(以下単に合計量
という)に対して、添加された重合体の量は、より多量
にも使用できるが、一般的に10.15または20%の
ような約7〜30饅の範囲である。
陰イオン性重合体との組合せで使用される場合、ポリビ
ニルピロリドンの量は合計量の1饅以上、好しくは5%
またはそれ以上のような約2または3φ以上であること
が好都合である。
ポリビニルピロリドンと陰イオン性重合体との重量比の
好しい形態は少くとも10:90例えば約20:80.
30ニア0,50:50,70:30または80 :
20である。
記載したポリビニルピロリドンは水に良く溶解し、他の
重合体を添加しまたは添加しないポリビニルピロリドン
の水溶液はどの工程でも良いがビスコースに添加し、混
合し、押出しのために口金へ移送される。
紡糸、凝固および再生工程の後、成形されたフィラメン
トの連続トウを普通の処理(必要に応じて延伸すること
もできる)し、慣用法により乾燥する。
一般に、乾燥前にフィラメントの連続トウを適当長のス
テープルに切断する。
本発明により、たとえ仕上剤を適用しなくとも乾燥中に
相互に結合することのないアロイ繊維を製造でき、また
この繊維を含む製品の製造までに困難なこともなく実質
上カーディングできる。
この加工を助けるために、好しくは親水性の滑剤、例え
ばスパンまたはツイーン(ソルビタンまたはマンニラタ
ンの部分的高級脂肪酸例えばラウリン酸エステルまたは
それらのポリオキシエチレン誘導体)、例えばスパン2
0またはツイーン20を適用できる。
また乾燥繊維の−を増加するために繊維をアルカIJ
i液で処理することもできる。
このアルカリ溶液による処理は後のいくつかの例に記載
されておりかつアルカリ溶液は仕上げ剤と混合すること
もできる。
乾燥はどのような適当な方法でもでき、例えば約70℃
のような高温における熱風オーブンまたは高周波オーブ
ン中で加熱して水を蒸発させることが好しい。
代表的な乾燥は繊維の水分含量を約10−131%のよ
うな8−20係にするように行われる。
本発明のアロイ繊維は流体保持能力が必須の要件である
衛生生理用ナプキンおよびタンポンのような種々の製品
における使用に適している。
このような製品の製造において、アロイ繊維は特殊な技
術および装置を必要とせず、得られる製品の吸収特性を
高めまたは高めない他の繊維と混合することもできる。
本発明のアロイ繊維と混合できる繊維は例えば、レーヨ
ン、木綿、化学的変性を与えたレーヨンまたは木綿、酢
酸セルロース、ナイロン、ポリエステル、アクリル、ポ
リオレフィン等の繊維を含む。
代表的にはタンポンは使用者に配布するためのチューブ
内に長い円筒の圧縮繊維塊である。
米国特許2,024,218;2,587,717;3
.005,456および3,051,177を参照され
たい。
以下に本発明を説明するための例を示す。
例1 慣用のレーヨン紡糸装置を使用し、K−60(GAF社
製)と称され、約160,000の分子量および50〜
62のに値を持つポリビニルピロリドンの水溶液を別途
計量ポンプで混合機中を通過するビスコース流中に注入
し、その後混合物を押出した。
この間に、混合物には高い機械的剪断力を与える。
ビスコースの組成は9.0%のセルロース、6.0%の
水酸化ナトリウムおよび32%(セルロースの重量に基
き)の二硫化炭素であった。
ビスコースの落球粘度は56でありこの塩点は7であっ
た。
ビスコースとポリビニルピロリドンとの混合物は720
孔の口金を経て7,5重量怖の硫酸、18重量多の硫酸
ナトリウムおよび3.5重量幅の硫酸亜鉛からなる紡糸
浴へ押出した。
紡糸浴を通過させた後、生じた連続トウを水洗し、硫化
水素ナトリウム水溶液により脱硫酸し、水洗し、塩酸水
溶液で酸性化しさらに再度水洗した。
未だ湿潤しているマルチフィラメントのトウをステープ
ルに切断し、必要に応じて更に処理し、乾燥した。
紡糸液中において種々の比率のセルロースおよびポリビ
ニルピロリドンから作られた繊維サンプル(表に示す)
の流体保持能力は次の方法により決定した。
ステーブル繊維サンプルをカーディングまたは良く開繊
し、次いで75下、58優相対湿度に調質した。
このアロイ繊維2vを1インチ直径のダイに入れ、0.
12フインチの厚さに圧縮しこの条件を1分間保った。
この圧縮された繊維ペレットを垂直に自由運動するよう
に取付けられたプランジャーに取付けた。
このプランジャーは直径1インチ重量2.4ポンドであ
った。
可撓性ホースによりじょうごを滴下ビンに連結し、そこ
から水をじょうご中に導入し繊維のペレットを湿らせた
水流の調節は滴下ビンの位置によって行った。
2分間の浸漬後、水は繊維ペレットから3分間除去され
、その後湿潤しているペレットをじょうごから取出し秤
量した。
ペレットサンプル中の水の重量のl/2を繊維の流体保
持能力の目盛りとしくCC/S’)で表わした。
繊維サンプルの試験結果は次のとおりであった。
水保持率@は繊維をIGで3.5分間遠心した後のゆる
い組織の繊維に保持される水の比率である。
例2 に−90(GAF社製)と称され、平均分子量360.
000およびに値80〜iooを持つポリビニルピロリ
ドンの20%水溶液を例1に記載した組成物に注入し、
その後前記のように混合物を連続トウとして押出し、処
理した。
紡糸液中のセルロースとポリビニルピロリドンとの相対
比は83:17であった。
得られた繊維は例1と同様に試験したところ普通の再生
セルロース繊維よりも28%高い流体保持能力を持って
いた。
例3 に−90(GAF社製)と称され約160,000の平
均分子量および80〜100のに値を持つポリビニルピ
ロリドンの水溶液を例1に記載した組成を持つビスコー
スに別途注入した。
例1の方法により、ビスコースとポリビニルピロリドン
との混合物をトウに成形し、1.0%のスパンを含有す
る水溶液で処理し、次いでステーブル繊維に切断した。
上記のように製造した異った繊維2y2fを次の方法で
別個にタンポンに製造した。
これらの繊維をカーディングして約6インチ長の種々の
厚みおよび幅を持つウェブに成形した。
これらウェブのそれぞれはその幅方向に丸めて6インチ
のロールとし、その中央部を紐でしばった。
次いでそれらの各ロールを紐の部分で折たたみ、l/2
インチのチューブにしぼった。
そのチューブの内でこのチューブをクランプおよびプラ
ンジャーにより圧縮した。
圧縮後、得られたタンポンを除去し約30分間放置した
その間にタンポンは約047.4℃、の嵩密度に回復し
、シンシナ法により水保持能を評価した。
この方法はロヨラ(Loyola)太字、イリノイ州、
シカゴの研究部の刊行物で1958年G、W、Rapp
が述べたものである。
この試験で得られた結果は紡糸液中のセルロースとポリ
ビニルピロリドンとの種々のおSよその比で作られた繊
維について次のとおりである。
普通の非変性ビスコース、ポリビニルピロリドンの水溶
液およびカルボキシエチルセルロ、−ス(特にシアノエ
チル化ビスコース)を別々に調製した。
非変性ビスコースの組成は、ビスコース重量に基キレー
ヨンセルロース9.0%、水酸化ナトリウム6.0%お
よびセルロース重量に基き32%の二硫化炭素から成っ
ていた。
このビスコースは落球粘度56秒、塩点7であった。
ポリビニルピロリドンの水溶液は単にポリビニルピロリ
ドンに−60を単に水に溶解して調製した。
シアンエチル化ビスコースは二硫化炭素8.25ポンド
(3,7に9)と10.75ポンド(4,8Kg)のア
クリロニトリル(セルロースに基き、それぞれ34%お
よび45俸)を予じめ混合し、この混合物を弁のあるス
テンレススチール管を通じて重力により空の攪拌器中に
充填した。
攪拌器に77ポンド(34,7Kg)のアルカリセルロ
ース小片を入れ、15〜32℃で2時間反応または攪拌
させた。
その後十分量の水と苛性物質とを攪拌器に添加し、更に
1時間45分攪拌してビスコース重量に基きs、o%の
セルロースおよび6.0%の水酸化ナトリウム(苛性物
質)およびセルロースに基き34係の二硫化炭素および
45%のアクリロニl−IJルを含有するビスコースを
得た。
得られたシアンエチル化ビスコースは17〜21の塩点
および40〜50秒の落球粘度を持っていた。
硫酸紡糸浴により沈澱されるかまたは紡糸の際に回収可
能のセルロース誘導体の含量は9%であった。
この9%の値は次の表においてこのセルロース誘導体(
カルボキシエチルセルロースrcEcJといつ)の量ヲ
計算するために使用した。
慣用の紡糸装置を使用し、アロイ用材料を後に述べるよ
うに非変性ビスコース中に注入した。
得られた混合物は720孔の口金を通じて、7.5重量
饅の硫酸、18重量優の硫酸ナトリウムおよび3.5重
量饅の硫酸亜鉛からなる水性紡糸浴中へ押出した。
紡糸浴を通過させた後、得られた連続トウを例1のよう
に水洗し、脱硫酸し、酸性化しさらに再度水洗した。
湿潤状態のま\のトウをステーブルファイバーに切断し
、0.5%のスパン20を含有する水溶液で処理し、乾
燥し、カーシング化し次いで75下、58%の相対湿度
で調質した。
非アロイ繊維およびアロイ用成分を別々に含むおよび結
合状態で含む繊維のサンプルの流体保持能力を例1に記
載した試験方法を使用して決定した。
非アロイおよびアロイ繊維用に使用された紡糸液中のお
\よその量およびこの試験結果は次のとおりであった。
非変性ビスコースから製造されるような普通のレーヨン
繊維(サンプルA)は慣用のビスコースとポリビニルピ
ロリドンとの混合物から製造されるアロイ繊維の(サン
プルEおよびF)ものよりも低い流体保持特性を示し、
また再生シアノエチルセルロースによってアロイされた
非変性再検セルロースからなる繊維の流体保持能力は再
生シアンエチルセルロース含量により直接的に増加する
(サンプルBおよびC)ことが判るであろう。
明らかに、少量のシアノエチル化ビスコースをサンプル
HおよびCにより説明されるようにアロイ化剤として使
用した場合、有害な効果が生じるにもかかわらず、ポリ
ビニルピロリドンと結合させた場合にはサンプルGおよ
びHとして示される3成分系アロイ繊維の明らかに改善
された流体保持能力によって示されるような相乗効果を
与える。
この明細書で使用されるシアンエチル化ビスコースとは
アクリロニトリルが添加されるビスコースかまたはアル
カリセルロースのシアンエチル化およびキサントゲン化
を同時に行って製造したビスコースを云う。
後の方法は経済的な面から好しく、A、1.Bates
の米国特許3,143,116および1.に、Mill
erの米国特許3,525,733に記載されている。
シアノエチル化ビスコースの再生は前記のように慣用の
酸性の凝固および再生浴の使用によって行うことができ
る。
熟成および処理中のセルロース上のシアンエチル基の加
水分解により得られる再生生成物中においてシアノエチ
ル基に換えてセルロース上に主としてカルボキシエチル
置換基を生じる。
この明細書で使用する「再生シアノエチルセルロース」
という語は前記のシアノエチル化ビスコースにより製造
される再生生成物をいう。
この明細書に使用されるようなシアンエチルセルロース
の平均置換度(D、S、)については、材料の製造およ
び熟成中に生じる加水分解または他の化学変化によりシ
アノエチル基から誘導される化学基またはシアンエチル
基が約0.25〜約0.65の平均置換度が含まれる。
このように、シアノエチルセルロースとはカルボキシエ
チル基および若干のアミドエチル置換基を持つセルロー
スヲモ含む。
例5 ポリビニルピロリドン単独で注入するのに代えで、9饅
ポリビニルピロリドン水溶液と9φナトリウム力ルボキ
シメチルセルロースrcMcJ (バーキュレス社製ニ
ゲレード7MF 6%NaOH。
07のり、S、)との等景況合物を注入することを除き
例1を繰返した。
種々の量の混合物を使用した。
詳細にはセルロース:ポリビニルピロリドン:カルボキ
シメチルセルロースの比を次のように変、 1.1 えた。
ioo : oo、95.2T、2ヲ、90:5:、8
5ニアLニア土8o:1o:lo0得2 2ゝ られた繊維の一部はスパン20(スルビタンモノラウレ
ート)のL%溶液で処理して乾燥した。
他の一部は1%の重炭酸ナトリウムのt%水溶液中で洗
浄しである程度アルカリ性にし次いで水洗し、スパン2
0の7%溶液で仕上げし乾燥した。
添加剤の存在により、上記例3のシンシナ試験で測定し
て改善した流体保持能力が与えられた。
例えば、重炭酸ナトリウムで処理した80:10:10
混合物は十分に6 CC,/ r以上の流体保持能力を
与えた。
例6 ポリビニルピロリドンrPVPJ単独で注入する代りに
450部の6.7%ポリビニルピロリドンに一90水溶
液と550一部のポリアクリル酸rPAAJのアルカリ
性水溶液との混合液を配合すること以例は例1を繰返し
た。
後者は120iのロームアンドバース社製rAcrys
olA 5」(25%ポリアクリル酸水溶液)を33
8rrllの水で稀釈し、次いで化学量論量のアルカリ
、即ち92fの18%NaO琳溶液を添加することによ
り調製した。
次いでに一90溶液を攪拌しながらポリアクリレート溶
液に添加し、得られた混合物は約3%の容重合体を含有
する透明溶液であった。
種々の量の混合物を使用した。
詳細にはセルロース:ポリビニルピロリドン:ポリアク
リル酸の比率は次のように変えた。
即ち、100:0:0,95:2B:2.5.90:5
:5.85ニア、5ニア、5.80:10:10であっ
た。
得られた繊維の一部をスパン20の0.5%i液で処理
し、乾燥した。
他の一部を重炭酸ナトリウムのlφ水溶液で洗浄するこ
とによりある程度アルカリ性にし、水洗し、0.5%ス
パン20溶液で処理し次いで乾燥した。
添加剤の存在により、前記例3でシンシナ試験により測
定したところ優れた流体保持能力を示した。
例えば90:5:5.85 : 7.5 : 7..5
および80:10:10混合物の場合それぞれ流体保持
能力は十分に6cc、/y以上であった。
ポリビニルピロリドンと混合前にポリアクリル酸を部分
的に中和(例えば、化学量論量の70斜のNaOHで中
和)した場合、改善は得られなかった。
このように、部分的に中和したFAAを使用した場合8
5部のセルロース、7.5部のPVP。
7.5部のpAA(または10部のPVPおよび5部の
FAA、または5部のPVPおよび10部のFAA)に
よる流体保持能力は、対照(100%セルロース)より
も約20〜25%良好であった。
それ故、系に存在するアルカリの量は添加された陰イオ
ン性重合体の全ての酸基を中和するに必要な量と等しい
かまたはそれ以上(例えば、20〜30%以上)存在す
ることが好しい。
例7 溶液を下記のように調製することを除き、例1を繰返し
た。
9%の澱粉を含有するカルボキシエチル澱粉(CBS)
M液に十分量のアクリロニl−IJルを添加して置換度
0.7を与えた。
この溶液に等量の9%PVPK−60水酪液を添加した
得られた重合体溶液の混合物をビスコースに注入し、繊
維に紡糸するために使用した。
例1に示したように繊維を処理した。
一部分の繊維に0.5%スパン20仕上げ溶液を適用し
、次いで繊維を乾燥した。
他の一部の繊維を1%N a HCOa水溶液、次いで
0.5φスパン20溶液に浸漬し、乾燥した。
シンシナ試験による流体保持の評価は次のとおりである
例8 下記の点を除き例1を繰返した。
ビスコースに配合する溶液を次のように調製した。
カルボキシエチル澱粉(CBS)@液を例7に述べるよ
うに調製した。
第1の配合用溶液は等量の上記CBS酸液と9%pVp
K−90溶液とからなった。
第2の溶液は上記CBS溶液3部と9%PVPK−90
1部とからなっていた。
繊維は下記の表に示すようにビスコースと混合し紡糸し
た。
繊維を例1に示すように処理し、0.5%N a 2H
P 04と0.5φスパン20の水溶液で仕上げをした
繊維を乾燥し、評価した。本発明のより好しい繊維は1
00部の蒸留水中の1部の繊維として測定して十分に6
以上、一般に8.9または9.5のような少くとも約7
のpHを示す。
ポリビニルピロリドンの全てまたは一部分(例えば、l
/3、l/2 または2/3)に代えて、1960年4
月5日発行の米国特許に列挙されたような1または2以
上のN−ビニルアミド重合体、例えばN−ビニルラクタ
ム重合体、N−ビニル−2−オキサゾリジン重合体また
はN−ビニル−3−モリホリ重合体を使用することも本
発明の範囲に含まれる。
上記例には紡糸された繊維が染色および着色されていな
いことが判るであろう。
しかしながら、不必要な場合もあるが、紡糸液に顔料ま
たは染料を配合することも本発明の範囲である。
上記例に記載された繊維は約3のデニールのフィラメン
トであった。
勿論、1.5.4.5.5および8のような他のデニー
ルに紡糸することもできることを理解されたい。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 再生セルロースマトリックス中にポリビニルピロリ
    ドンがセルロースに対して20重量係を越えかつ67重
    重量板下の量で分散されていることを特徴とする高流体
    保持能力を持つアロイレーヨン繊維。 2 再生セルロースマトリックス中にポリビニルピロリ
    ドンと陰イオン性高分子物とがセルロースに対して合計
    5ないし55重量★の量で分散されていることを特徴と
    する高流体保持能力を持つアロイレーヨン繊艇ら
JP50134989A 1975-11-10 1975-11-10 高流体保持性レ−ヨン繊維 Expired JPS5858441B2 (ja)

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JP50134989A JPS5858441B2 (ja) 1975-11-10 1975-11-10 高流体保持性レ−ヨン繊維
FR7633999A FR2331118A1 (fr) 1975-11-10 1976-11-10 Electrophone permettant un reglage precis du mouvement du bras de lecture

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