JPS5857927B2 - 自動同調ラジオ - Google Patents
自動同調ラジオInfo
- Publication number
- JPS5857927B2 JPS5857927B2 JP8879278A JP8879278A JPS5857927B2 JP S5857927 B2 JPS5857927 B2 JP S5857927B2 JP 8879278 A JP8879278 A JP 8879278A JP 8879278 A JP8879278 A JP 8879278A JP S5857927 B2 JPS5857927 B2 JP S5857927B2
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- JP
- Japan
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- frequency
- tuner
- circuit
- signal
- delay time
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- Expired
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- Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
- Superheterodyne Receivers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は自動同調ラジオに関し、特にチューナの周波
数変換部にPLL周波数シンセサイザ方式を用いた自動
同調ラジオに関する。
数変換部にPLL周波数シンセサイザ方式を用いた自動
同調ラジオに関する。
第1図は従来のPLLシンセサイザ方式の自動同調ラジ
オの概略ブロック図である。
オの概略ブロック図である。
構成において、アンテナ1からの電波信号はチューナ2
に導入される。
に導入される。
チューナ2の出力は中間周波増幅および検波回路3に導
ひかれ、この出力は音声回路4に与えられる。
ひかれ、この出力は音声回路4に与えられる。
音声回路4からはスピーカ(図示せず)等を経由して音
声信号が再生される。
声信号が再生される。
前記チューナ2の局部発振周波数はP L L (Ph
aseLocked Loop)周波数シンセサイザ5
からの発振周波数(後述の電圧側の発振器51の周波数
出力)が与えられる。
aseLocked Loop)周波数シンセサイザ5
からの発振周波数(後述の電圧側の発振器51の周波数
出力)が与えられる。
P L L周波数シンセサイザ5の構成はバラクタダイ
オード51aを含む電圧制御発振器51(以下、■CO
51と略称する。
オード51aを含む電圧制御発振器51(以下、■CO
51と略称する。
)プログラマブルカウンタ52、基準発振器53、位相
検波器54およびループフィルタ55からなる。
検波器54およびループフィルタ55からなる。
前記VCO51はその内部に設けられるバラクタダイオ
ード51aに印加される直流電圧、すなわちループフィ
ルタ55の出力電圧によってその発振周波数が変化させ
られる。
ード51aに印加される直流電圧、すなわちループフィ
ルタ55の出力電圧によってその発振周波数が変化させ
られる。
この発振周波数は、プログラマブルカウンタ52にあら
かじめ設定される分周比によって当該プログラマブルカ
ウンタ52によって分周され、位相検波器54に与えら
れる。
かじめ設定される分周比によって当該プログラマブルカ
ウンタ52によって分周され、位相検波器54に与えら
れる。
位相検波器54では、基準発振器53からの基準周波数
と、前記VCO51からの発振周波数をプログラマブル
カウンタ52によって分周された周波数とを比較し、そ
の位相差を検出し、位相差に基づく信号(電圧信号)を
発生する。
と、前記VCO51からの発振周波数をプログラマブル
カウンタ52によって分周された周波数とを比較し、そ
の位相差を検出し、位相差に基づく信号(電圧信号)を
発生する。
この位相差に基づく電圧信号はループフィルタ(ないし
低域通過フィルタ)55によって直流電圧に変換され、
前記VCO51にフィードバックされる。
低域通過フィルタ)55によって直流電圧に変換され、
前記VCO51にフィードバックされる。
このようにして、PLL周波数シンセサイザ5はVCO
51の発振周波数を基準発振器53の基準周波数と一定
関係の周波数に固定(ロック)する。
51の発振周波数を基準発振器53の基準周波数と一定
関係の周波数に固定(ロック)する。
VCO51の周波数出力は、前記チューナ2のミキサ部
に導入され、アンテナ1からの高周波入力を中間周波数
に変換する。
に導入され、アンテナ1からの高周波入力を中間周波数
に変換する。
また、ループフィルタ55からの直流電圧出力はチュー
ナ2の高周波増幅段の同調部のバラクタダイオード2a
に与えられ高周波の選択増幅を実現する。
ナ2の高周波増幅段の同調部のバラクタダイオード2a
に与えられ高周波の選択増幅を実現する。
信号検出回路6は中間周波増幅および検波回路3からの
信号の一部(主として、アナログ電圧)を検出するもの
であり、放送電波の(あらかじめ定めた基準レベルを越
える)入力信号があると、信号を検出する。
信号の一部(主として、アナログ電圧)を検出するもの
であり、放送電波の(あらかじめ定めた基準レベルを越
える)入力信号があると、信号を検出する。
この信号検出回路6からの出力は遅延回路9を経由する
ことによって制御回路7に与えられる。
ことによって制御回路7に与えられる。
この制御回路7には、分周比nを逐次変更してゆく、す
なわち分周比をn+1.n+2.・・・(またはn−1
,n−2,・・・)と変更してゆく回路を含んでいる。
なわち分周比をn+1.n+2.・・・(またはn−1
,n−2,・・・)と変更してゆく回路を含んでいる。
そして、この分周比nは前記信号検出回路6の出力信号
(出力信号が「ない」ことに対応する)に基づいて増分
(または減分)される。
(出力信号が「ない」ことに対応する)に基づいて増分
(または減分)される。
すなわち、出力信号が「ない」と、制御回路7は現在の
分周比nに+1(または−1)した新しい分周比n+1
(またはn−1)をつくる。
分周比nに+1(または−1)した新しい分周比n+1
(またはn−1)をつくる。
この制御回路7に形成される分周比はプログラマブルカ
ウンタ52に与えられる。
ウンタ52に与えられる。
この分周比に基づいて、プログラマブルカウンタ52は
VCO51の発振周波数を分周する。
VCO51の発振周波数を分周する。
前記遅延回路9は、設定された1つの分周比に対して、
PLL周波数シンセサイザ5のロックが達成されかつ信
号検出回路6から信号が導出されるまでの時間的遅延を
十分確保するために設けられている。
PLL周波数シンセサイザ5のロックが達成されかつ信
号検出回路6から信号が導出されるまでの時間的遅延を
十分確保するために設けられている。
キースイッチ8は放送電波のサーチを開始する(または
再び開始する)ために操作される。
再び開始する)ために操作される。
すなわち、制御回路7が分周比を更新し、自動選局を遂
行してゆくと、ある放送電波に同調する。
行してゆくと、ある放送電波に同調する。
このとき、信号検出回路6は「信号あり」の検出信号を
制御回路7に与え、分周比の増分(または減分)を停止
させる。
制御回路7に与え、分周比の増分(または減分)を停止
させる。
この停止させた状態での放送電波が所望の放送局でない
場合は、キースイッチ8を操作して別の放送局の電波に
同調させるため、制御回路7に起動信号を与えるように
する。
場合は、キースイッチ8を操作して別の放送局の電波に
同調させるため、制御回路7に起動信号を与えるように
する。
起動信号に基づき、制御回路7の分周比は増分(または
減分)されて、さらにサーチが続行される。
減分)されて、さらにサーチが続行される。
ところで、上述のような自動同調ラジオでは3連または
それ以上のバラクタダイオードに加える直流電圧を変え
ることによりチューナ部の同調容量を変化させてチュー
ニングをとっている。
それ以上のバラクタダイオードに加える直流電圧を変え
ることによりチューナ部の同調容量を変化させてチュー
ニングをとっている。
このチューナ部に一般的に使用されるバラクタダイオー
ドの電圧V対容量の平方根Vで”の特性は第2図に示す
ようなものである。
ドの電圧V対容量の平方根Vで”の特性は第2図に示す
ようなものである。
この第2図から明らかなように、電圧■の変化範囲の中
域部Mではほぼ線型な特性であるが、電圧■の低域部り
および高域部Hでは曲線の傾きがなまり非線型性をおび
る。
域部Mではほぼ線型な特性であるが、電圧■の低域部り
および高域部Hでは曲線の傾きがなまり非線型性をおび
る。
この非線型性は、電圧から容量への変換ゲインが低下す
ることを意味する。
ることを意味する。
また、第2図のバラクタダイオードの特性を横軸を周波
数軸とみること 1 ができるから、(なぜなら、/ Coc 了であるから
)周波数の帯域幅(バンド)の低域、中域、高域でその
特性が変化していることも考えられる。
数軸とみること 1 ができるから、(なぜなら、/ Coc 了であるから
)周波数の帯域幅(バンド)の低域、中域、高域でその
特性が変化していることも考えられる。
さて、第2図に示したような特性のバラクタダイオード
を用いて、サービスバンド帯域幅の広いラジオの局部発
振回路部に前記したようなPLL周波数シンセサイザを
適用する場合には、PLLループにおける電圧−周波数
変換のゲインがバンドの低、中、高域部で変化すること
になり、ループの特性が変化してしまうことになる。
を用いて、サービスバンド帯域幅の広いラジオの局部発
振回路部に前記したようなPLL周波数シンセサイザを
適用する場合には、PLLループにおける電圧−周波数
変換のゲインがバンドの低、中、高域部で変化すること
になり、ループの特性が変化してしまうことになる。
一般に知られているように、ループの特性によってPL
Lループにロックがかかるまでの時間は、ループの総合
ゲインおよび比較周波数までの分周比に大きく左右され
る。
Lループにロックがかかるまでの時間は、ループの総合
ゲインおよび比較周波数までの分周比に大きく左右され
る。
すなわち、ループの総合ゲインが小さくなるほど、また
分周比が大きくなるほど長くなる。
分周比が大きくなるほど長くなる。
したがって、第2図に示した特性を有するバラクタダイ
オードの線型な部分MでPLLループカ忙ツクックまで
の応答速度を決めても、低域部りおよび高域部Hでの応
答速度は変わってくる。
オードの線型な部分MでPLLループカ忙ツクックまで
の応答速度を決めても、低域部りおよび高域部Hでの応
答速度は変わってくる。
特に高域部Hでは遅くなり、低域部りにおいても分周比
の変化率よりも電圧−周波数の変換ゲインの変化率の方
が大きい場合が多く、やはりロックの応答速度は遅くな
る。
の変化率よりも電圧−周波数の変換ゲインの変化率の方
が大きい場合が多く、やはりロックの応答速度は遅くな
る。
したがって、このようなバラクタダイオードによるPL
L周波周波数シンセサイザ方自動動詞ラジオの自動選局
における1分周比に対するサーチ速度を決めるとき、そ
のロックの安全性を確保するため(ロックが完全にかか
ることを保証するため)に最も遅いロックの応答速度に
合わせなければならない。
L周波周波数シンセサイザ方自動動詞ラジオの自動選局
における1分周比に対するサーチ速度を決めるとき、そ
のロックの安全性を確保するため(ロックが完全にかか
ることを保証するため)に最も遅いロックの応答速度に
合わせなければならない。
すなわち、第1図に示したPL、L周波数シンセサイザ
方式の自動同調ラシャにおいて遅延回路9の遅延時間T
1を設定する場合、PLL周波数シンセサイザ5のプロ
グラマブルカウンタ52に与えられる1つの分周比に対
してP L Lループがロックするまでの時間tLがバ
ンド内で最大となる時間tLmaxに信号検出回路6に
検出信号が得られるまでの動作時間tDを加えた時間以
上(Tl≧tLmax+tD)とすることが必要である
。
方式の自動同調ラシャにおいて遅延回路9の遅延時間T
1を設定する場合、PLL周波数シンセサイザ5のプロ
グラマブルカウンタ52に与えられる1つの分周比に対
してP L Lループがロックするまでの時間tLがバ
ンド内で最大となる時間tLmaxに信号検出回路6に
検出信号が得られるまでの動作時間tDを加えた時間以
上(Tl≧tLmax+tD)とすることが必要である
。
この遅延時間Tをこれよりも短かくすることは信号検出
が不完全となる。
が不完全となる。
また、バラクタダイオードの性能を考慮すると、印加電
圧■の中域部における線型な部分Mでの素子としてのば
らつきは少ないが、低域部L1高域部Hでのばらつきは
相当あるものである。
圧■の中域部における線型な部分Mでの素子としてのば
らつきは少ないが、低域部L1高域部Hでのばらつきは
相当あるものである。
すなわち、パ゛ラクタダイオード素子のばらつきを考え
る(ばらつきに基づくマージン時間;1a)と遅延時間
Tは、T1≧tLmax+tD+taとしなけれはなら
ず、サーチ速度はますます遅くせざるを得なくなる。
る(ばらつきに基づくマージン時間;1a)と遅延時間
Tは、T1≧tLmax+tD+taとしなけれはなら
ず、サーチ速度はますます遅くせざるを得なくなる。
それゆえに、この発明の主たる目的は上述の欠点を改良
し、サーチ速度を短縮し得る自動同調ラジオを提供する
ことである。
し、サーチ速度を短縮し得る自動同調ラジオを提供する
ことである。
この発明では、自動選局時にサーチ速度をバンドの中域
よりも低、高域において遅くする。
よりも低、高域において遅くする。
そのために、1つの好ましい実施例では、局部発振回路
にPLL周波数シンセサイザを用いた自動同調ラジオに
おいて、自動選局時にPLLループがロックしたことを
検出しつつサーチを行なうことを特徴としている。
にPLL周波数シンセサイザを用いた自動同調ラジオに
おいて、自動選局時にPLLループがロックしたことを
検出しつつサーチを行なうことを特徴としている。
他の好ましい実施例では、あらかじめバンドの低域、中
域、高域における安全な遅延時間を遅延回路に設定して
おき、制御回路から与えられる分周比に応じて前記3区
分における遅延時間を選択するようにしてサーチを行な
うことを特徴としている。
域、高域における安全な遅延時間を遅延回路に設定して
おき、制御回路から与えられる分周比に応じて前記3区
分における遅延時間を選択するようにしてサーチを行な
うことを特徴としている。
この発明の上述の目的およびその他の目的と特徴は以下
に図面を参照して述べる詳細な説明から一層明らかとな
ろう。
に図面を参照して述べる詳細な説明から一層明らかとな
ろう。
第3図はこの発明の一実施例を示すブロック図である。
第3図に示す自動同調ラジオが第1図に示した自動同調
ラジオと異なるのは、以下の点である。
ラジオと異なるのは、以下の点である。
すなわち、遅延回路10は第1図の遅延回路9とは異な
る遅延時間T2が設定されている遅延回路である。
る遅延時間T2が設定されている遅延回路である。
この遅延時間T2はPLL周波数シンセサイザ5がロッ
クして信号検出回路6に検出信号が得られるまでの動作
時間tD(第1図で述べたのと同様)である。
クして信号検出回路6に検出信号が得られるまでの動作
時間tD(第1図で述べたのと同様)である。
すなわち、T2−tDのように選ばれる。
さらに、ロック検出回路11が新たに設けられる。
このロック検出回路11は位相検波器54の出力のアナ
ログ電圧を受ける。
ログ電圧を受ける。
そして、このアナログ電圧に基づく電圧信号、たとえば
このPLL周波数シンセサイザ5がロック状態になった
ときに導出される電圧信号を制御回路7に与える。
このPLL周波数シンセサイザ5がロック状態になった
ときに導出される電圧信号を制御回路7に与える。
前記電圧信号はアナログ電圧であってもよいが、好まし
くはある設定基準レベルに基づき、「H」(バイ)、「
L」(ロー)の2値レヘルの電圧信号であってもよい。
くはある設定基準レベルに基づき、「H」(バイ)、「
L」(ロー)の2値レヘルの電圧信号であってもよい。
さて、このような構成において、第1図に示した構成要
素ないし構成グループと同じ部分の動作態様は同様であ
るのでその詳細な説明は省略する。
素ないし構成グループと同じ部分の動作態様は同様であ
るのでその詳細な説明は省略する。
この発明の要部の動作を説明する。
今、制御回路7からプログラマブルカウンタ52に対し
て分周比nが与えられたものとする。
て分周比nが与えられたものとする。
プログラマブルカウンタ52はこれを受けて、VCO5
1からの発振周波数を1 / nに分周する動作を遂行
する。
1からの発振周波数を1 / nに分周する動作を遂行
する。
PLL周波数シンセサイザ5にロックがかかるまではあ
る経過時間を要するが、この時間の経過後、この分周比
nに対してロックがかかる。
る経過時間を要するが、この時間の経過後、この分周比
nに対してロックがかかる。
ロック検出回路11は位相検波器54を監視しているか
ら、プログラマブルカウンタ52と基準発振器53から
の周波数出力の位相差がなくなったとき、該ロック検出
回路11はロックがかかったと判断し、たとえは「H」
信号を制御回路7に導出する。
ら、プログラマブルカウンタ52と基準発振器53から
の周波数出力の位相差がなくなったとき、該ロック検出
回路11はロックがかかったと判断し、たとえは「H」
信号を制御回路7に導出する。
局部発振回路としてのPLL周波数シンセサイザ5から
、このロックした状態での局部発振周波数がチューナ2
のミキサ部に与えられる。
、このロックした状態での局部発振周波数がチューナ2
のミキサ部に与えられる。
また、ループフィルタ55からの直流電圧はチューナ2
の高周波増幅段の同調部のバラクタダイオード2aに与
えられ、高周波の選択増幅が実現される。
の高周波増幅段の同調部のバラクタダイオード2aに与
えられ、高周波の選択増幅が実現される。
もし、放送電波に同調しない場合、すなわち信号検出回
路6から検出信号が導出されないとき、遅延回路10に
あらかじめ設定しである前記遅延時間T2(−tD)経
過後、制御回路7が「なし」の検出信号を受ける。
路6から検出信号が導出されないとき、遅延回路10に
あらかじめ設定しである前記遅延時間T2(−tD)経
過後、制御回路7が「なし」の検出信号を受ける。
このとき、開側]回路7は現在の分周比nを増分(また
は減分)してn + 1(またはn−1)とし、新しい
分周比をプログラマブルカウンタ52に与える。
は減分)してn + 1(またはn−1)とし、新しい
分周比をプログラマブルカウンタ52に与える。
この新しい分周比に対して、同様のプロセスを続行する
。
。
何回かサーチした結果、信号検出回路6が「あり」の検
出信号を検出すると、制御回路7はその分周比で固定さ
れる。
出信号を検出すると、制御回路7はその分周比で固定さ
れる。
このとき、音声回路4を経由して放送局の音声信号が再
生される。
生される。
しかし、もしこの再生音声信号が所望の放送局でないと
きはキースイッチ8を操作して、再び放送電波のサーチ
が行なわれる。
きはキースイッチ8を操作して、再び放送電波のサーチ
が行なわれる。
このようにすると、1つの分周比に対するサーチ速度は
、上述したようにバンドの低域、中域、高域でそのPL
Lループのロック応答特性により変化するが、この実施
例ではバンドの中域におけるPLLループのロック応答
特性に適合するように最適なロック時間があらかじめ設
定されている。
、上述したようにバンドの低域、中域、高域でそのPL
Lループのロック応答特性により変化するが、この実施
例ではバンドの中域におけるPLLループのロック応答
特性に適合するように最適なロック時間があらかじめ設
定されている。
そうすれば、バンドの中域ではほぼ設計通りのサーチ速
度となり、低域、高域では使用されるバラクタダイオー
ド51aの特性に沿ったサーチ速度となる。
度となり、低域、高域では使用されるバラクタダイオー
ド51aの特性に沿ったサーチ速度となる。
したがって、バンドの全域に4つたって、サーチ速度を
平均化してみれば、TI>T2+tLであるからサーチ
速度は従来に比べて速くなっている。
平均化してみれば、TI>T2+tLであるからサーチ
速度は従来に比べて速くなっている。
まして、バンドの全域にわたってロック時間tLおよび
信号検出回路6の動作時間tD(−T2)が確保されて
いるので、信号検出が非常に確実であり、誤って信号検
出が看過されることはない。
信号検出回路6の動作時間tD(−T2)が確保されて
いるので、信号検出が非常に確実であり、誤って信号検
出が看過されることはない。
以上のように、この発明によれば、サーチ速度をバンド
の中域において最適な速度とし、かつそのサーチ速度を
バラクタダイオードの特性に相関させてバンドの低域お
よび高域において遅くなるようにしたので、信号の検出
を誤まることなく、しかも従来に比べてサーチ速度を大
幅に短縮することができる。
の中域において最適な速度とし、かつそのサーチ速度を
バラクタダイオードの特性に相関させてバンドの低域お
よび高域において遅くなるようにしたので、信号の検出
を誤まることなく、しかも従来に比べてサーチ速度を大
幅に短縮することができる。
第1図は従来のPLL周波数シンセサイザ方式の自動同
調ラジオのブロック図である。 第2図は自動同調ラジオに使用される一般的なバラクタ
ダイオードの電圧v対容量の平方根Jσの特性図である
。 第3図はこの発明の一実施例のブロック図である。 図において、同一参照符号は同一ないし相当部分を示し
、2はチューナ、3は中間周波増幅および検波回路、5
はPLL周波数シンセサイザ、51は電圧制御発振器(
VCO)、51 aはバラクタダイオード、52はプロ
グラマブルカウンタ、53は基準発振器、54は位相検
波器、55はループフイルダ、6は信号検出回路、7は
制御回路、10は遅延回路、11はロック検出回路、を
それぞれ示す。
調ラジオのブロック図である。 第2図は自動同調ラジオに使用される一般的なバラクタ
ダイオードの電圧v対容量の平方根Jσの特性図である
。 第3図はこの発明の一実施例のブロック図である。 図において、同一参照符号は同一ないし相当部分を示し
、2はチューナ、3は中間周波増幅および検波回路、5
はPLL周波数シンセサイザ、51は電圧制御発振器(
VCO)、51 aはバラクタダイオード、52はプロ
グラマブルカウンタ、53は基準発振器、54は位相検
波器、55はループフイルダ、6は信号検出回路、7は
制御回路、10は遅延回路、11はロック検出回路、を
それぞれ示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 基準発振器と電圧制御発振器と分周器と位相検波器
とループフィルタとを備える周波数シンセサイザをその
局部発振回路に含むチューナと、前記分周器の分周比を
変えて前記チューナで受信される周波数を変えるように
制御する制御回路と、 前記チューナによって放送信号を受信したかどうかを検
出して放送信号を受信しないとき所定の遅延時間をもっ
て前記制御回路に分周比を変えるべき指令信号を与える
手段とを備える自動同調ラジオにおいて、 前記遅延時間は前記チューナで受信され得る周波数バン
ドの中域において適する時間に設定し、さらに 前記周波数バンドの低域および高域のうち少なくとも1
つにおいて、前記遅延時間を前記設定された遅延時間よ
りも遅く制御する手段を備えることを特徴とする、自動
同調ラジオ。 2 前記周波数シンセサイザの前記電圧制御発振器は、
バラクタダイオードを含むことを特徴とする特許請求の
範囲第1項記載の自動同調ラジオ。 3 前記遅延時間を制御する手段は、前記周波数シンセ
サイザの位相同期ループのロック状態を検出するロック
検出回路を含み、 前記ロック検出回路の出力を前記側[1回路に4乙、 前記制御回路は前記指令信号と前記ロック検出回路の出
力とに基づいて前記分周器の分周比を変えるように制御
することを特徴とする特許請求の範囲第1項または第2
項記載の自動同調ラジオ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8879278A JPS5857927B2 (ja) | 1978-07-20 | 1978-07-20 | 自動同調ラジオ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8879278A JPS5857927B2 (ja) | 1978-07-20 | 1978-07-20 | 自動同調ラジオ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5516532A JPS5516532A (en) | 1980-02-05 |
JPS5857927B2 true JPS5857927B2 (ja) | 1983-12-22 |
Family
ID=13952689
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8879278A Expired JPS5857927B2 (ja) | 1978-07-20 | 1978-07-20 | 自動同調ラジオ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5857927B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60525U (ja) * | 1983-06-15 | 1985-01-05 | オ−バル機器工業株式会社 | 流量計の配設部構造 |
JPH0328338Y2 (ja) * | 1983-07-01 | 1991-06-18 | ||
JPH0421075Y2 (ja) * | 1983-07-01 | 1992-05-14 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2655986B2 (ja) * | 1993-04-01 | 1997-09-24 | 富士通テン株式会社 | ラジオ受信機 |
-
1978
- 1978-07-20 JP JP8879278A patent/JPS5857927B2/ja not_active Expired
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60525U (ja) * | 1983-06-15 | 1985-01-05 | オ−バル機器工業株式会社 | 流量計の配設部構造 |
JPH0328338Y2 (ja) * | 1983-07-01 | 1991-06-18 | ||
JPH0421075Y2 (ja) * | 1983-07-01 | 1992-05-14 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5516532A (en) | 1980-02-05 |
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