JPS5856805A - 集成化粧単板の製法 - Google Patents
集成化粧単板の製法Info
- Publication number
- JPS5856805A JPS5856805A JP15672581A JP15672581A JPS5856805A JP S5856805 A JPS5856805 A JP S5856805A JP 15672581 A JP15672581 A JP 15672581A JP 15672581 A JP15672581 A JP 15672581A JP S5856805 A JPS5856805 A JP S5856805A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- veneer
- veneers
- laminate
- manufacture
- flitch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 9
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 6
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 5
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 5
- 238000010030 laminating Methods 0.000 claims description 2
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000005056 compaction Methods 0.000 description 2
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 2
- 238000004043 dyeing Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 2
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 1
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 1
- -1 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Finished Plywoods (AREA)
- Manufacture Of Wood Veneers (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(1)発明の目的
ロータリー単板を、接着剤を介して積層し、型版により
圧締接着してフリッチを造り、これをスライスして集成
単板を製造する方法は公知である。本発明はこの製法に
於けるフリ・ノチの接着性の向上を図ることを目的とす
る。
圧締接着してフリッチを造り、これをスライスして集成
単板を製造する方法は公知である。本発明はこの製法に
於けるフリ・ノチの接着性の向上を図ることを目的とす
る。
(2)従来例
従来、集成単板の製法はつぎのような内容のものであっ
た。すなわち、原木をロータリースライスすることによ
り単板を得て、これを脱脂、脱色し、ついで染色し、乾
燥後接着剤を塗布して積層し圧締することによりフリッ
チを得、これをスライスすることにより製造していた。
た。すなわち、原木をロータリースライスすることによ
り単板を得て、これを脱脂、脱色し、ついで染色し、乾
燥後接着剤を塗布して積層し圧締することによりフリッ
チを得、これをスライスすることにより製造していた。
この工程のうち、圧締は型版を用いて行っていたが、型
版は通常は曲率のある成型型を用いている。そのため、
圧締の過程において、フリッチの内部に応力分布に不均
一が生じていた。その状況は第1図に示す通りである。
版は通常は曲率のある成型型を用いている。そのため、
圧締の過程において、フリッチの内部に応力分布に不均
一が生じていた。その状況は第1図に示す通りである。
第1図は7リツチ製造過程に於ける型板内の圧力分布を
示す図である。この図で1は上型、2は下型を示す、こ
の図ではフリッチは示していなも1が、曲線3で以て応
力分布を示している。すなわち型の外側により高い圧力
がかかり、型の中央部には圧力があまりかからない。そ
の結果フリッチの内部に接着不良の部分が生じ、フリッ
チをスライスする場合に剥離が生じ、良質の化粧単板か
えられないのである。なお、点線4は主応力線を示す。
示す図である。この図で1は上型、2は下型を示す、こ
の図ではフリッチは示していなも1が、曲線3で以て応
力分布を示している。すなわち型の外側により高い圧力
がかかり、型の中央部には圧力があまりかからない。そ
の結果フリッチの内部に接着不良の部分が生じ、フリッ
チをスライスする場合に剥離が生じ、良質の化粧単板か
えられないのである。なお、点線4は主応力線を示す。
この発明は以上のような事情に鑑みてなされた。
(3)発明の構成
この発明はロータリー単板を、接着剤を介して積層し、
型版により圧締接着させてフリッチを造り、これをスラ
イスして集成単板を製造する方法に於て、型版による圧
締に際して、高含水率単板の積層体を下敷にして圧締す
ることを特徴とする。以下図面に基づいて詳しく説明す
る。第2図はロータリー単板を積層して型版の中に挾ん
だ状態を示す。5は積層物を示す。この積層物はロータ
リー単板を接着剤を介して重ねた物である0通常であれ
ばこの物は直接下型の上に置かれるが、この発明の場合
、高含水率の単板積層体7を介して前記積層物5を置く
のである。もっともこの場合、両者が接着すると具合が
悪いから、その間に離型シート6を介在させるのである
。
型版により圧締接着させてフリッチを造り、これをスラ
イスして集成単板を製造する方法に於て、型版による圧
締に際して、高含水率単板の積層体を下敷にして圧締す
ることを特徴とする。以下図面に基づいて詳しく説明す
る。第2図はロータリー単板を積層して型版の中に挾ん
だ状態を示す。5は積層物を示す。この積層物はロータ
リー単板を接着剤を介して重ねた物である0通常であれ
ばこの物は直接下型の上に置かれるが、この発明の場合
、高含水率の単板積層体7を介して前記積層物5を置く
のである。もっともこの場合、両者が接着すると具合が
悪いから、その間に離型シート6を介在させるのである
。
前記高含水率の単板積層体7はクソシ賀ンの作用をして
応力集中を緩和するが、さらに単板積層体7のスプリン
グバンクの効果が発生し、アリアチ内部の応力分布の不
均一性が一層改善されるのである。またこの方法では、
単板積層体7として。
応力集中を緩和するが、さらに単板積層体7のスプリン
グバンクの効果が発生し、アリアチ内部の応力分布の不
均一性が一層改善されるのである。またこの方法では、
単板積層体7として。
染色直後のロータリー単板を重ねて使用することが出来
るから、特別に単板積層体7の為の高含水率′の単板を
用意する必要は無い、このように染色直後の単板を使用
すれば、その単板の脱水が同時に行えるので頗る都合が
よい、なお、前記積層体7を下型の上に置くようにした
のは圧締の際排出される水でフリッチが濡れないように
するためである。
るから、特別に単板積層体7の為の高含水率′の単板を
用意する必要は無い、このように染色直後の単板を使用
すれば、その単板の脱水が同時に行えるので頗る都合が
よい、なお、前記積層体7を下型の上に置くようにした
のは圧締の際排出される水でフリッチが濡れないように
するためである。
(4)実施例
通常の南洋材のロータリースライス単板の染色脱色単板
を準備し、これを50枚重ねて単板積層物として型板に
挾みフリッチ成型を行った。成型は30分サイクルで行
った。これを比較例とする。
を準備し、これを50枚重ねて単板積層物として型板に
挾みフリッチ成型を行った。成型は30分サイクルで行
った。これを比較例とする。
一方、実施例として前記単板積層物の下に、高含水率単
板50枚を挾み、かつ両者の間にはポリエチレンシート
を離型シートとして挾み圧締成型した。なお、何れの場
合も圧締圧力は20kg/−であった。
板50枚を挾み、かつ両者の間にはポリエチレンシート
を離型シートとして挾み圧締成型した。なお、何れの場
合も圧締圧力は20kg/−であった。
以上の結果は次の表の通りであった。
応力分布(kg/cd)スライス単板
中央部 端部 の評価
実施例 15 18 接着不良無比較例 7
18 30%接着不良以上のように高含水率の
単板積層体の使用の有無により、接着不良の発生に差が
生じた。
18 30%接着不良以上のように高含水率の
単板積層体の使用の有無により、接着不良の発生に差が
生じた。
(5)発明の効果
本発明は以上に述べたように、型板にょる圧締に際して
、高含水率単板の積層体を下敷にして圧締することを特
徴とするのでフリッチの接着不良が減少したのである。
、高含水率単板の積層体を下敷にして圧締することを特
徴とするのでフリッチの接着不良が減少したのである。
第1図は型板内のフリッチの応力分布を示す図、第2図
は圧締の状態を示す図である。 ■・・・・・・上型 2・・・・・・下型 5・・・・・・単板積層物 7・・・・・・高含水率単板積層体 特許出願人 松下電工株式会社 代理人弁理士 竹元敏丸(ほか2名) 第1図 手続補正書値式) %式% 1、事件の表示 昭和56年 特許願 第 156725号2、発明の名
称 集成化粧単板の製法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 大阪府門真市大字門真1048番地
名 称(583)松下電工株式会社 代表者 小 林 郁4、代理人 住 所 大阪府門真市大字門真1048番地
6、補正の対象 発明の名称の欄 7、補正の内容 ぶ;≧ 別紙の通り 補正の内容 明細書第1頁の発明の名称の欄に於ける発明の名称を「
集成化粧単板の製法」と訂正する。 以上
は圧締の状態を示す図である。 ■・・・・・・上型 2・・・・・・下型 5・・・・・・単板積層物 7・・・・・・高含水率単板積層体 特許出願人 松下電工株式会社 代理人弁理士 竹元敏丸(ほか2名) 第1図 手続補正書値式) %式% 1、事件の表示 昭和56年 特許願 第 156725号2、発明の名
称 集成化粧単板の製法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 大阪府門真市大字門真1048番地
名 称(583)松下電工株式会社 代表者 小 林 郁4、代理人 住 所 大阪府門真市大字門真1048番地
6、補正の対象 発明の名称の欄 7、補正の内容 ぶ;≧ 別紙の通り 補正の内容 明細書第1頁の発明の名称の欄に於ける発明の名称を「
集成化粧単板の製法」と訂正する。 以上
Claims (1)
- (1)ロータリー単板を、接着剤を介して積層し、型板
により圧締接着させてフリッチを造り、これをスライス
して集成単板を製造する方法に於て、型版による圧締に
際して、高含水率単板の積層体を下敷にして圧締するこ
とを特徴とする集成単板の製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15672581A JPS5856805A (ja) | 1981-09-30 | 1981-09-30 | 集成化粧単板の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15672581A JPS5856805A (ja) | 1981-09-30 | 1981-09-30 | 集成化粧単板の製法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5856805A true JPS5856805A (ja) | 1983-04-04 |
Family
ID=15633961
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15672581A Pending JPS5856805A (ja) | 1981-09-30 | 1981-09-30 | 集成化粧単板の製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5856805A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010197004A (ja) * | 2009-02-26 | 2010-09-09 | Kitagawa Engineering Kk | 生単板の脱水装置及び脱水方法 |
-
1981
- 1981-09-30 JP JP15672581A patent/JPS5856805A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010197004A (ja) * | 2009-02-26 | 2010-09-09 | Kitagawa Engineering Kk | 生単板の脱水装置及び脱水方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS5856805A (ja) | 集成化粧単板の製法 | |
US2459851A (en) | Ligno-cellulose die-stock and process of making | |
US3502533A (en) | Method of making a veneer surfacing sheet material | |
JPH0347370A (ja) | コンクリート型枠用板及びその製造方法 | |
JPS6178606A (ja) | 化粧単板の製法 | |
JPS6032994Y2 (ja) | 化粧板用賦型フィルム | |
SU437630A1 (ru) | Способ получени декоративного древесного слоистого пластика | |
JPS6121241Y2 (ja) | ||
JPS5915820B2 (ja) | 突板化粧板の製造方法 | |
SU440277A1 (ru) | Способ изготовлени древесины слоистого пластика | |
GB1328048A (en) | Process for preparing internally plasticized phenolic resins | |
US2991215A (en) | Laminated panels and method of manufacture | |
JPS59190805A (ja) | 集成材の製法 | |
JPS59209808A (ja) | 集成化粧単板の製法 | |
JPS58131006A (ja) | 集成化粧単板の製法 | |
JPS59209807A (ja) | 集成材の製法 | |
JPS5912463B2 (ja) | 突板化粧板の製造方法 | |
GB1075674A (en) | Laminated sheet materials | |
JPS634902A (ja) | 部分強化化粧材の製法 | |
GB793002A (en) | Improvements in or relating to the production of embossed plywood | |
JPS59169803A (ja) | 集成材の製法 | |
JPS5872401A (ja) | 集成化粧単板の製法 | |
JPS59114010A (ja) | 化粧板の木端面処理方法 | |
JPS59209806A (ja) | 集成単板の製法 | |
JPS61270102A (ja) | 人工化粧単板の製法 |