JPS5855906B2 - サンドウイツチ構造体の製造方法 - Google Patents
サンドウイツチ構造体の製造方法Info
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- JPS5855906B2 JPS5855906B2 JP51143505A JP14350576A JPS5855906B2 JP S5855906 B2 JPS5855906 B2 JP S5855906B2 JP 51143505 A JP51143505 A JP 51143505A JP 14350576 A JP14350576 A JP 14350576A JP S5855906 B2 JPS5855906 B2 JP S5855906B2
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- Japan
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- foam
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- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、シート状予備成形材、発泡体及び架橋性被覆
材から戒る積層物を加熱・圧縮一体成形することを特徴
とする、サンドウィッチ構造体の製造方法に関する。
材から戒る積層物を加熱・圧縮一体成形することを特徴
とする、サンドウィッチ構造体の製造方法に関する。
椅子等のクッション材或は自動車の計器板等に使用され
るサンドウィッチ構造体を製造する従来の方法は、一工
程で一層を作るため、成形工程が多くなり生産性の点で
問題があった。
るサンドウィッチ構造体を製造する従来の方法は、一工
程で一層を作るため、成形工程が多くなり生産性の点で
問題があった。
例えば、自動車の計器板を製造するには、鋳造されたア
ルミダイキャスト板の上にウレタンフオームを接着し、
更にこのウレタンフオームの表面にレザーコーティング
用液を塗布、加熱してレザー加工仕上げしており、少な
くとも三段階の積層組込み工程を必要としている。
ルミダイキャスト板の上にウレタンフオームを接着し、
更にこのウレタンフオームの表面にレザーコーティング
用液を塗布、加熱してレザー加工仕上げしており、少な
くとも三段階の積層組込み工程を必要としている。
又、床板等の他のサンドウィッチ構造体の製造方法にお
いては、塩ビ板またはABS板を下金型に載せ、上金型
内面にはレザーシートを貼着させ、更に閉鎖した上下金
型間の金型型窩内にポリウレタン溶液を注入し、発泡さ
せて積層体を得るようにしている。
いては、塩ビ板またはABS板を下金型に載せ、上金型
内面にはレザーシートを貼着させ、更に閉鎖した上下金
型間の金型型窩内にポリウレタン溶液を注入し、発泡さ
せて積層体を得るようにしている。
然し乍ら、これらいずれの方法も成形工程が多く、更に
は凹凸等複雑な形状を有する積層成形品の製造には不適
当である。
は凹凸等複雑な形状を有する積層成形品の製造には不適
当である。
本発明は斜上の点に鑑み為されたもので、その目的とす
る処は、無機又は有機繊維不織布或は織布基材などの繊
維布基材に熱硬化性樹脂を含浸させたシート状予備成形
材(プリプレグ)に発泡体を載置積層し、更に該発泡体
の表面に架橋性被覆材を塗布あるいは載置積層して積層
物を構成し、この積層物を加熱・加圧下で圧縮し乍ら一
体成形するようにし、予備成形並びに接着剤が不要で一
回の圧縮成形工程で各層の接着、成形可能であり、工程
短縮によるコストダウン及び計器板等積層体の軽量化を
図る事ができるサンドウィッチ構造体の製造方法を提供
するにある。
る処は、無機又は有機繊維不織布或は織布基材などの繊
維布基材に熱硬化性樹脂を含浸させたシート状予備成形
材(プリプレグ)に発泡体を載置積層し、更に該発泡体
の表面に架橋性被覆材を塗布あるいは載置積層して積層
物を構成し、この積層物を加熱・加圧下で圧縮し乍ら一
体成形するようにし、予備成形並びに接着剤が不要で一
回の圧縮成形工程で各層の接着、成形可能であり、工程
短縮によるコストダウン及び計器板等積層体の軽量化を
図る事ができるサンドウィッチ構造体の製造方法を提供
するにある。
又、本発明の他の目的とする処は、椅子、ソファ−等複
雑な形状のクッション性積層体も製造可能なサンドウィ
ッチ構造体の製造方法を提供するにある。
雑な形状のクッション性積層体も製造可能なサンドウィ
ッチ構造体の製造方法を提供するにある。
以下に、本発明の詳細な説明する。
まず、シート状予備成形材(プリプレグ)としては、触
媒を配合した熱硬化性樹脂液を、無機繊維(ガラス繊維
、アスベスト繊維等)、又は有機繊維(熱可塑性ポリエ
ステル繊維等)などで製造された不織布又は織布の基材
に含浸させたもので、使用に際し簡単に切断でき、成形
物の型に入れて加熱加圧するだけで任意の形に成形可能
なものである。
媒を配合した熱硬化性樹脂液を、無機繊維(ガラス繊維
、アスベスト繊維等)、又は有機繊維(熱可塑性ポリエ
ステル繊維等)などで製造された不織布又は織布の基材
に含浸させたもので、使用に際し簡単に切断でき、成形
物の型に入れて加熱加圧するだけで任意の形に成形可能
なものである。
又、このプリプレグは一般に非粘着性で持ち運び可能で
あり、必要に応じては、硬化剤、充填剤、離型剤、顔料
、増粘剤、収縮防止剤が適宜添加される。
あり、必要に応じては、硬化剤、充填剤、離型剤、顔料
、増粘剤、収縮防止剤が適宜添加される。
上記液状の熱硬化性樹脂としては、不飽和ポリエステル
樹脂、エポキシ樹脂、アリル樹脂、フェノール樹脂、そ
の他熱硬化性アクリル樹脂、シリコーン樹脂などがある
。
樹脂、エポキシ樹脂、アリル樹脂、フェノール樹脂、そ
の他熱硬化性アクリル樹脂、シリコーン樹脂などがある
。
この不飽和ポリエステル樹脂は、無水マレイン酸、フマ
ル酸、イタコン酸等の不飽和多塩基酸(必要に応じては
フタル酸等の飽和多塩基酸)を、エチレングリコール、
プロピレングリコール等の多価アルコールと縮合反応さ
せて得られた不飽和ポリエステル30〜80重量部にス
チレン、メチルメタクリレート等のビニル単量体を70
〜20重量部配合したものを用いる。
ル酸、イタコン酸等の不飽和多塩基酸(必要に応じては
フタル酸等の飽和多塩基酸)を、エチレングリコール、
プロピレングリコール等の多価アルコールと縮合反応さ
せて得られた不飽和ポリエステル30〜80重量部にス
チレン、メチルメタクリレート等のビニル単量体を70
〜20重量部配合したものを用いる。
又、フェノール樹脂としては、フェノールとホルムアル
デヒドの縮合物を用いる。
デヒドの縮合物を用いる。
上記触媒には不飽和ポリエステル樹脂用として、過酸化
ヘンソイル、t−ブチルパーベンゾエート、ジキュミル
パーオキサイド ジ−t−ブチルパーオキサイド、2.
5−ジメチル−2゜5−ジ(t−7チルパーオキシ)ヘ
キシン−3等揮発性の少ない有機過酸化物がある。
ヘンソイル、t−ブチルパーベンゾエート、ジキュミル
パーオキサイド ジ−t−ブチルパーオキサイド、2.
5−ジメチル−2゜5−ジ(t−7チルパーオキシ)ヘ
キシン−3等揮発性の少ない有機過酸化物がある。
又、エポキシ樹脂用の触媒としては 2−エチル−4メ
チルイミダゾールがある。
チルイミダゾールがある。
又、必要に応じて下記のものが、シート状プリプレグに
添加される。
添加される。
硬化剤 : ジシアンジアミド(エポキシ樹脂用)
充填剤 : タルク、炭酸カルシウム、珪石、珪藻土、
マイカ、アスベ スト粉、水酸化アルミニウム 離型剤 : ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸、ステア
リン酸アルミニ ラム 顔料: 酸化チタン、カーボンブラッ ク、ベンガラ、カドミニウム エロー 増粘剤 : MgOCaOMg(OH)2Ca(OH
)2 ・収縮防止剤: ポリアクリル酸、ポリエチレン、スチ
レン−マレイン酸共重 合体等の粒子。
マイカ、アスベ スト粉、水酸化アルミニウム 離型剤 : ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸、ステア
リン酸アルミニ ラム 顔料: 酸化チタン、カーボンブラッ ク、ベンガラ、カドミニウム エロー 増粘剤 : MgOCaOMg(OH)2Ca(OH
)2 ・収縮防止剤: ポリアクリル酸、ポリエチレン、スチ
レン−マレイン酸共重 合体等の粒子。
次に、上記シート状プリプレグに載置積層される発泡体
としては、軟質ウレタンフオーム、フオームラバー、シ
リコンフオーム、塩化ビニルフオーム等の連通気泡型、
或はフェノール樹脂フオーム、ポリエチレンフオーム等
の独立気泡型のいずれも用いる事ができる。
としては、軟質ウレタンフオーム、フオームラバー、シ
リコンフオーム、塩化ビニルフオーム等の連通気泡型、
或はフェノール樹脂フオーム、ポリエチレンフオーム等
の独立気泡型のいずれも用いる事ができる。
軟質ウレタンフオームは例えばワンショット法或はプリ
ポリマー(二股)法により、ポリイソシアネートと、ポ
リエステル又はポリエーテル、水乃至ポリオールを含有
する活性剤混合物とを反応させて炭酸ガスまたはフロン
ガスを発生させ反応混合物を泡化せしめたものが用いら
れる。
ポリマー(二股)法により、ポリイソシアネートと、ポ
リエステル又はポリエーテル、水乃至ポリオールを含有
する活性剤混合物とを反応させて炭酸ガスまたはフロン
ガスを発生させ反応混合物を泡化せしめたものが用いら
れる。
同、この反応に当り、N−ジエチルアミノエタノールア
シヘート等の架橋剤、トリクロロモノフルオロメタン等
の発泡剤を必要に応じて添加する事がある。
シヘート等の架橋剤、トリクロロモノフルオロメタン等
の発泡剤を必要に応じて添加する事がある。
上記反応に用いるポリイソシアネートとしては、トルエ
ンジイソシアネート、331−ビトリレン=4.4’−
ジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート
等を用いる。
ンジイソシアネート、331−ビトリレン=4.4’−
ジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート
等を用いる。
又、ポリエステルとしては、アジピン酸とジエチレング
リコールの縮合物、ダイマー酸とジエチレングリコール
或はトリメチロールプロパンとの縮合物、アジピン酸、
無水フタール酸及びダイマー酸の混合物と、グリセリン
及びエチレングリコールの混合物との縮合物などを用い
る。
リコールの縮合物、ダイマー酸とジエチレングリコール
或はトリメチロールプロパンとの縮合物、アジピン酸、
無水フタール酸及びダイマー酸の混合物と、グリセリン
及びエチレングリコールの混合物との縮合物などを用い
る。
更に、ポリエーテルとしては、ポリオキシプロピレング
リコール、ポリオキシブチレングリコール、ポリオキシ
プロピレン、ポリオキシエチレングリコール等を用いる
。
リコール、ポリオキシブチレングリコール、ポリオキシ
プロピレン、ポリオキシエチレングリコール等を用いる
。
同、気泡サイズ調整剤として、スルホン化ヒマシ油、オ
イレン酸アンモニウム、パラフィン油を用いる。
イレン酸アンモニウム、パラフィン油を用いる。
尚又、前記フオームラバーとしては、例えば加硫剤、加
硫促進剤、軟化剤、充填物(タルク等)、発泡剤を加え
たゴムを加熱、加硫、発泡させたものであり、塩化ビニ
ルフオームは例えば塩化ビニルプラスチゾルに炭酸ガス
を吸収させ、起泡させたものである。
硫促進剤、軟化剤、充填物(タルク等)、発泡剤を加え
たゴムを加熱、加硫、発泡させたものであり、塩化ビニ
ルフオームは例えば塩化ビニルプラスチゾルに炭酸ガス
を吸収させ、起泡させたものである。
前記独立気泡型のフェノール樹脂フオームは、例えば−
酸性触媒によるノボラック型フェノールアルデヒドプレ
ポリマーに発泡剤及び硬化剤を配合した組成物を加熱、
膨張させて製造する(特公昭38−1738号参照)。
酸性触媒によるノボラック型フェノールアルデヒドプレ
ポリマーに発泡剤及び硬化剤を配合した組成物を加熱、
膨張させて製造する(特公昭38−1738号参照)。
又、ポリエチレンフオームは、例えば低密度ポリエチレ
ン、エチレン酢酸ビニル共重合体を物理的に発泡させた
ものである。
ン、エチレン酢酸ビニル共重合体を物理的に発泡させた
ものである。
これらの発泡体は夫々可撓性、半硬化性、硬質性の性質
を有するものに分けられるか、サンドウィッチ構造体の
最終製品の用途に応じて使い分ける。
を有するものに分けられるか、サンドウィッチ構造体の
最終製品の用途に応じて使い分ける。
例えば、クッション性を主目的とする場合には、可撓性
ポリウレタンフォーム、ラバーフオームが好ましい。
ポリウレタンフォーム、ラバーフオームが好ましい。
又、発泡体を材料の点から見れば、熱可塑性材料と熱硬
化性材料とに分けられるが、加熱圧縮による成形時の耐
熱性の面から、ポリウレタンフォーム、フェノール樹脂
フオーム、シリコンフオーム等熱硬化性のものが好まし
い。
化性材料とに分けられるが、加熱圧縮による成形時の耐
熱性の面から、ポリウレタンフォーム、フェノール樹脂
フオーム、シリコンフオーム等熱硬化性のものが好まし
い。
同、ポリウレタンはその成形材料、方法により気泡連通
型可撓性発泡体、半硬質性発泡体、独立気泡型硬質性発
泡体の三つのタイプの発泡体を得る事ができる。
型可撓性発泡体、半硬質性発泡体、独立気泡型硬質性発
泡体の三つのタイプの発泡体を得る事ができる。
次に、上記の如き発泡体の表口に塗布あるいは載置積層
される架橋性被覆材としては、従来よりレザー、合成皮
革形成に使用されている表面スキン層成形用材を用いる
事ができる。
される架橋性被覆材としては、従来よりレザー、合成皮
革形成に使用されている表面スキン層成形用材を用いる
事ができる。
以下に倒起する。
(1) ポリブタジェン、スチレン−ブタジェン共重
合体等のゴム物質10〜50重量部を、スチレン、メチ
ルメタクリレート、塩化ビニル等のビニル単量体50〜
90重量部に溶解し、これにベンゾイルパーオキサイド
、t−ブチルパーベンゾエート等の触媒を配合したペー
スト。
合体等のゴム物質10〜50重量部を、スチレン、メチ
ルメタクリレート、塩化ビニル等のビニル単量体50〜
90重量部に溶解し、これにベンゾイルパーオキサイド
、t−ブチルパーベンゾエート等の触媒を配合したペー
スト。
(2)塩化ビニル樹脂100重量部に非反応性の可塑剤
10〜40重量部、反応性可塑剤10〜50重量部及び
触媒を配合したペースト(非反応性可塑剤としては、例
えばジオクチルフタレート、プチルベンジルフタンート
がある。
10〜40重量部、反応性可塑剤10〜50重量部及び
触媒を配合したペースト(非反応性可塑剤としては、例
えばジオクチルフタレート、プチルベンジルフタンート
がある。
又、反応性可塑剤としては、例えばトリメチロールプロ
パントリメタクリレート、ジアリルフタレート、エチレ
ングリコールジメタクリレート、低分子量アルキッド、
低分子量エポキシ樹脂がある。
パントリメタクリレート、ジアリルフタレート、エチレ
ングリコールジメタクリレート、低分子量アルキッド、
低分子量エポキシ樹脂がある。
同、触媒としては、ベンゾイルパーオキナイド、ラウロ
イルパーオキサイドがある。
イルパーオキサイドがある。
)(3)架橋性酢酸ビニルラテックス
(4) ウレタンコーティング剤
(5)上記(1)、(2)、(3)或は(4)のペース
トを含浸させた織布、不織布、p紙 (6)ゴム物質ioo重量部に加硫剤3〜5重量部を配
合したものを、ロールでシート状に形成した未加硫ゴム
。
トを含浸させた織布、不織布、p紙 (6)ゴム物質ioo重量部に加硫剤3〜5重量部を配
合したものを、ロールでシート状に形成した未加硫ゴム
。
(7)分子量1000〜10000のブタジェンやスチ
レン−ブタジェンの重合物である液状ゴムに加硫剤を1
−io重量多配合したもの。
レン−ブタジェンの重合物である液状ゴムに加硫剤を1
−io重量多配合したもの。
斜上の如きシート状プリプレグ、発泡体及び架橋性被覆
材を用いた本発明のサンドウィッチ構造体の製造工程を
説明する。
材を用いた本発明のサンドウィッチ構造体の製造工程を
説明する。
まず、第1図に示す如く、肉厚5〜100mmの発泡体
10表面に被覆材2を0.1〜3 In7rLの厚さで
基布或は載置積層する。
10表面に被覆材2を0.1〜3 In7rLの厚さで
基布或は載置積層する。
次いでこの発泡体1を、肉厚1間以上好ましくは2〜5
朋のプリプレグ3に載置積層する(積層工程)。
朋のプリプレグ3に載置積層する(積層工程)。
同、最終製品の表面を美麗なスキン層にする必要がある
場合は、所望の織布類に予め表面スキン層用ペーストを
含浸したものを発泡体1上に積層するものとする。
場合は、所望の織布類に予め表面スキン層用ペーストを
含浸したものを発泡体1上に積層するものとする。
斯様な積層物4を、最終製品の形状に合わせて構成した
上金型5a及び下金型5bから成る加熱プレス用の金型
5内に装填し、加熱温度90〜200℃、好ましくは1
10−170℃、圧力20〜150に9/Cm2で加熱
圧縮成形を行ない、目的とするサンドウィッチ構造体製
品の形状に賦型する(圧縮工程)。
上金型5a及び下金型5bから成る加熱プレス用の金型
5内に装填し、加熱温度90〜200℃、好ましくは1
10−170℃、圧力20〜150に9/Cm2で加熱
圧縮成形を行ない、目的とするサンドウィッチ構造体製
品の形状に賦型する(圧縮工程)。
この加熱圧縮成形時に、発泡体1内に被覆材2が侵入し
て物理的にまたは架橋結合し、又発泡体1とプリプレグ
3とも接着されると共に、プリプレグ3の布基材は圧縮
されて所定剛性の版体に形成される事となる。
て物理的にまたは架橋結合し、又発泡体1とプリプレグ
3とも接着されると共に、プリプレグ3の布基材は圧縮
されて所定剛性の版体に形成される事となる。
第2図は本発明の他の態様を示すもので、発泡体の粉砕
品1の表向にスキン層用架橋性ペースト21を浸漬法に
より塗布したものを前記プリプレグ3上に積層する。
品1の表向にスキン層用架橋性ペースト21を浸漬法に
より塗布したものを前記プリプレグ3上に積層する。
次いで、ペースト2′ と同質の物質又は同ペースト
2′ と相溶性のある他の架橋性ペーストを予め含浸
した布材2″を積層して積層物41 を構成したもので
ある。
2′ と相溶性のある他の架橋性ペーストを予め含浸
した布材2″を積層して積層物41 を構成したもので
ある。
この積層物4′を第1図と同様にして加熱圧縮成形を行
なえば、発泡体間にペースト2′が侵入した状態で結合
が為され、より強固な積層体を成形する事ができる。
なえば、発泡体間にペースト2′が侵入した状態で結合
が為され、より強固な積層体を成形する事ができる。
次に、実施例にて本発明の内容をより具体的に説明する
。
。
実施例 1
下記組成のブタジェン・スチレンペーストを肉厚1 a
mとなるように塗布した肉厚50間のポリウレタンフォ
ームを、下記組成のシートモールディングコンパウンド
(SMC,肉厚的2mm)の表面上に載せて積層物を構
成し、この積層物をSMCが下側となるように下金型に
載せ、この下金型と、内面に紋模様を有する上金型とで
、温度150℃、圧力32ky/cm2で10分間加熱
圧縮成形してサンドウィッチ構造体を得た。
mとなるように塗布した肉厚50間のポリウレタンフォ
ームを、下記組成のシートモールディングコンパウンド
(SMC,肉厚的2mm)の表面上に載せて積層物を構
成し、この積層物をSMCが下側となるように下金型に
載せ、この下金型と、内面に紋模様を有する上金型とで
、温度150℃、圧力32ky/cm2で10分間加熱
圧縮成形してサンドウィッチ構造体を得た。
この成形体の剥離試験ヲ行ったところ、ポリウレタンフ
ォームの部分より裂けた。
ォームの部分より裂けた。
(ブタジェン−スチレンペーストの成分)(1) ポ
リブタジェンゴム 15重ffi部(2)
スチレン・モノマー s5重量部(3)
t−ブチルパーベンゾエート(硬化剤)1重量部 (4) カーボンブラック(顔料) 2重量
部(SMCの成分) (1) マンイン酸無水物 2モルイソフタル酸
1モ#ト17重量部プロピレンクリコール
3モル の縮合物(不飽和ポリエステル)の70多スチレン溶液 (2)低収縮用充填材 ポリスチレンの40多スチレン溶液 10重量部 (3)充填材 炭酸カルシウム 42重量部ガラス繊維
30重量部(4)硬化剤 t−ブチルパーベンゾニー) 0.27重量部(5)
増粘剤 Mg0 0.03重量部(6)
離型剤 ステアリン酸亜鉛 0.7 重量部実施例
■ エポキシ樹脂(シェル化学製、商品名”エビコ)100
1”エポキシ当量450〜500)100部、硬化剤と
してジシアンジアミド7重量部、触媒として2−エチル
−4−メチルイミダゾール0.5重量部を混合した樹脂
組成物をメチルエチルケトンに溶解して固型分40多の
樹脂液とし、これをガラス布に含浸させ、5分間乾燥し
て肉厚3IILmのプリプングを得た。
リブタジェンゴム 15重ffi部(2)
スチレン・モノマー s5重量部(3)
t−ブチルパーベンゾエート(硬化剤)1重量部 (4) カーボンブラック(顔料) 2重量
部(SMCの成分) (1) マンイン酸無水物 2モルイソフタル酸
1モ#ト17重量部プロピレンクリコール
3モル の縮合物(不飽和ポリエステル)の70多スチレン溶液 (2)低収縮用充填材 ポリスチレンの40多スチレン溶液 10重量部 (3)充填材 炭酸カルシウム 42重量部ガラス繊維
30重量部(4)硬化剤 t−ブチルパーベンゾニー) 0.27重量部(5)
増粘剤 Mg0 0.03重量部(6)
離型剤 ステアリン酸亜鉛 0.7 重量部実施例
■ エポキシ樹脂(シェル化学製、商品名”エビコ)100
1”エポキシ当量450〜500)100部、硬化剤と
してジシアンジアミド7重量部、触媒として2−エチル
−4−メチルイミダゾール0.5重量部を混合した樹脂
組成物をメチルエチルケトンに溶解して固型分40多の
樹脂液とし、これをガラス布に含浸させ、5分間乾燥し
て肉厚3IILmのプリプングを得た。
下記成分のウレタンペーストを肉厚1rItmとなるよ
うに厚さ50rIL7ILのウレタンフオームの表面に
塗布したものを、上記プリプVグ上に積層して積層物を
構成し、これを上記実施例■で用いた圧縮金型にて温度
iso℃、圧力30kg/cIn2で50分間加熱圧縮
成形した。
うに厚さ50rIL7ILのウレタンフオームの表面に
塗布したものを、上記プリプVグ上に積層して積層物を
構成し、これを上記実施例■で用いた圧縮金型にて温度
iso℃、圧力30kg/cIn2で50分間加熱圧縮
成形した。
得られた製品は剥離試験時つVタンフオームの部分より
裂けた。
裂けた。
(ウレタンペーストの成分)
(1) テスモジュールAPステーブル34.5重量
部(バイエル社製、商品名) (2)テスモフエン800 14.2重量部
(バイエル社製、商品名) (3)メチルグリコールアセテート 17.1重量部(
4)エチレンアセテ−) 17.1重量部(
5)トルエン 17,1重量部実施
例 ■ ブチレン−スチレンペーストの代りに下記ブタジェンペ
ーストを用いた以外は実施例■と同様にしてサンドウィ
ッチ構造体を成形した。
部(バイエル社製、商品名) (2)テスモフエン800 14.2重量部
(バイエル社製、商品名) (3)メチルグリコールアセテート 17.1重量部(
4)エチレンアセテ−) 17.1重量部(
5)トルエン 17,1重量部実施
例 ■ ブチレン−スチレンペーストの代りに下記ブタジェンペ
ーストを用いた以外は実施例■と同様にしてサンドウィ
ッチ構造体を成形した。
この成形体は剥離試験時、ウレタンフオームの部分より
裂けた。
裂けた。
(ブタジェンペーストの成分)
(1)液状ゴム類
液状ポリブタジェンゴム 91.75重量部(ARC
O社製、POLY Bd R45)(2)硬化剤 トルエン・ジイソシアネート 6,2重量部ジブチル
スズジウラウレート 0.05重量部(3)顔料 カーボンブラック 2重量部実施例
■ ブチレン−スチレンペーストの代りに下記塩化ビニルペ
ーストを用いた以外は実施例■と同様にしてサンドウィ
ッチ構造体を成形した。
O社製、POLY Bd R45)(2)硬化剤 トルエン・ジイソシアネート 6,2重量部ジブチル
スズジウラウレート 0.05重量部(3)顔料 カーボンブラック 2重量部実施例
■ ブチレン−スチレンペーストの代りに下記塩化ビニルペ
ーストを用いた以外は実施例■と同様にしてサンドウィ
ッチ構造体を成形した。
この成形体は剥離試験時、ウレタンフオームの部分より
裂けた。
裂けた。
(塩化ビニルペーストの成分)
(1) ポリ塩化ビニル(平均重合寒1300)10
0重量部 (2) ジオクチルフタンート 30重量部
(3) )リフチロールプロパントリアクリレ−13
0重量部 (4) 過酸化ベンゾイル 0.3重量
部(0塩基性亜鉛 5重量部(6
)アゾジカルボンアミド 1重量部(7)
カーボンブラック 1重量部実施例
■ ウレタンフオームの代りにラバーフオームを用いた以外
は実施例■と同様にしてサンドウィッチ構造体を得た。
0重量部 (2) ジオクチルフタンート 30重量部
(3) )リフチロールプロパントリアクリレ−13
0重量部 (4) 過酸化ベンゾイル 0.3重量
部(0塩基性亜鉛 5重量部(6
)アゾジカルボンアミド 1重量部(7)
カーボンブラック 1重量部実施例
■ ウレタンフオームの代りにラバーフオームを用いた以外
は実施例■と同様にしてサンドウィッチ構造体を得た。
この成形体は、剥離試験時ラバーフオーム部分より裂け
た。
た。
実施例 ■
低密度ポリエチレン90重量部、エチレン−酢酸ビニル
共重合体10重量部より成る混合物を押出機で容融混練
し、押出機の途中より発泡剤としチドリクロロフルオロ
エタンを混合し、押出し発泡させて密度2 o g/l
の発泡体を得た。
共重合体10重量部より成る混合物を押出機で容融混練
し、押出機の途中より発泡剤としチドリクロロフルオロ
エタンを混合し、押出し発泡させて密度2 o g/l
の発泡体を得た。
この発泡体を用いた以外は実施例Iと同様にしてサンド
ウィッチ構造体を得た。
ウィッチ構造体を得た。
この成形体は剥離試験時、上記発泡体の部分より裂けた
。
。
実施例 ■
架橋性被覆材組成
(1) 天然ゴム 100重量
部(2)亜鉛華 5重量部(
3)ステアリン酸 2重量部(4
)硫 黄 3重量部(5)促
進剤 1.5重量部(6)アゾ
カーボンアミド(発泡剤) 5重量部(7) オレ
イン油 10重量部(8)パラフ
ィン油 1o重量部(9)炭酸カル
シウム 100重量部上記組成物を混練し
、カレンダーを用いて厚さ1 rnmのシート状にした
ものを載置積層した肉厚30rnrILのラバフオーム
を、実施例1で用いたSMC上におき、実施例■で用い
た圧縮金型で、7、%l1135°G、圧力30kg/
cm2で30分間加熱、圧縮してサンドウィッチ構造体
な得た。
部(2)亜鉛華 5重量部(
3)ステアリン酸 2重量部(4
)硫 黄 3重量部(5)促
進剤 1.5重量部(6)アゾ
カーボンアミド(発泡剤) 5重量部(7) オレ
イン油 10重量部(8)パラフ
ィン油 1o重量部(9)炭酸カル
シウム 100重量部上記組成物を混練し
、カレンダーを用いて厚さ1 rnmのシート状にした
ものを載置積層した肉厚30rnrILのラバフオーム
を、実施例1で用いたSMC上におき、実施例■で用い
た圧縮金型で、7、%l1135°G、圧力30kg/
cm2で30分間加熱、圧縮してサンドウィッチ構造体
な得た。
この成形体は剥離試験時、ラバフオームの部分より引裂
けた。
けた。
実施例 ■
廃棄ウレタンフオームを直径1 rnm〜3I/1rI
Lの塊ニ粉砕し、この粉砕品を実施例■で用いたブタジ
エンースチVンペーストに浸漬した後、実施例Iで用い
たSMC上に肉厚約30mmとなるように積み重ね、更
にこのペーストと同一成分のペーストを含浸させた不織
布を被覆して積層物を構成し、この積層物を実施例■に
用いた圧縮金型で温度150℃、圧力32に9/Cm2
の圧力で10分間加熱圧縮成形してサンドウィッチ構造
体を得た。
Lの塊ニ粉砕し、この粉砕品を実施例■で用いたブタジ
エンースチVンペーストに浸漬した後、実施例Iで用い
たSMC上に肉厚約30mmとなるように積み重ね、更
にこのペーストと同一成分のペーストを含浸させた不織
布を被覆して積層物を構成し、この積層物を実施例■に
用いた圧縮金型で温度150℃、圧力32に9/Cm2
の圧力で10分間加熱圧縮成形してサンドウィッチ構造
体を得た。
この成形体は剥離試験時、ウレタンフオームの部分より
裂けた。
裂けた。
以上詳述した如く本発明に拠れば、一回の加熱圧縮工程
で三層に積層したサンドウィッチ構造体を底形できるの
で、作業能率向上及びコスト低減により生産性を良好と
できる。
で三層に積層したサンドウィッチ構造体を底形できるの
で、作業能率向上及びコスト低減により生産性を良好と
できる。
更に、三層の接合と同時に底形を行なうので、任意の凹
凸形状のサンドウィッチ構造体を成形可能である。
凸形状のサンドウィッチ構造体を成形可能である。
第1図は本発明の説明図、第2図は本発明におけるサン
ドウィッチ構造体の他の態様の説明図である。 1・・・・・・発泡体、1′・・・・・・発泡体の粉砕
品、2・・・・・・架橋性被覆体、2/・・・・・・架
橋性ペースト、2〃・・・・・・布材、3・・・・・・
プリプレグ、4.4’ ・・・・・・積層物、5・・・
・・・金型。
ドウィッチ構造体の他の態様の説明図である。 1・・・・・・発泡体、1′・・・・・・発泡体の粉砕
品、2・・・・・・架橋性被覆体、2/・・・・・・架
橋性ペースト、2〃・・・・・・布材、3・・・・・・
プリプレグ、4.4’ ・・・・・・積層物、5・・・
・・・金型。
Claims (1)
- 1 繊維布基材に熱硬化性樹脂を含浸させたシート状予
備成形材に、発泡体を載置積層し、更に該発泡体の表面
に架橋性被覆材を塗布または載置積層し、該積層物を加
熱、加圧下で圧縮し乍ら一体成形することを特徴とする
サンドウィッチ構造体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51143505A JPS5855906B2 (ja) | 1976-12-01 | 1976-12-01 | サンドウイツチ構造体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51143505A JPS5855906B2 (ja) | 1976-12-01 | 1976-12-01 | サンドウイツチ構造体の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5369278A JPS5369278A (en) | 1978-06-20 |
JPS5855906B2 true JPS5855906B2 (ja) | 1983-12-12 |
Family
ID=15340278
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51143505A Expired JPS5855906B2 (ja) | 1976-12-01 | 1976-12-01 | サンドウイツチ構造体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5855906B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6211607U (ja) * | 1985-07-06 | 1987-01-24 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5739956A (en) * | 1980-08-22 | 1982-03-05 | Inoue Mtp Kk | Laminated interior finish material for automobile |
JP4558091B1 (ja) * | 2009-10-29 | 2010-10-06 | 株式会社イノアックコーポレーション | 繊維強化成形体及びその製造方法 |
JP5661898B2 (ja) * | 2013-11-07 | 2015-01-28 | 株式会社イノアックコーポレーション | プリプレグと繊維強化成形体 |
-
1976
- 1976-12-01 JP JP51143505A patent/JPS5855906B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6211607U (ja) * | 1985-07-06 | 1987-01-24 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5369278A (en) | 1978-06-20 |
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