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JPS5855450Y2 - 恒温槽装置 - Google Patents

恒温槽装置

Info

Publication number
JPS5855450Y2
JPS5855450Y2 JP1977177128U JP17712877U JPS5855450Y2 JP S5855450 Y2 JPS5855450 Y2 JP S5855450Y2 JP 1977177128 U JP1977177128 U JP 1977177128U JP 17712877 U JP17712877 U JP 17712877U JP S5855450 Y2 JPS5855450 Y2 JP S5855450Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
cooling
tank
peltier effect
amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1977177128U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54103498U (ja
Inventor
慎吾 松本
Original Assignee
株式会社島津製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社島津製作所 filed Critical 株式会社島津製作所
Priority to JP1977177128U priority Critical patent/JPS5855450Y2/ja
Publication of JPS54103498U publication Critical patent/JPS54103498U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5855450Y2 publication Critical patent/JPS5855450Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Investigating Or Analyzing Materials Using Thermal Means (AREA)
  • Control Of Temperature (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は恒温槽装置、特に加熱、冷却両手段を備えた恒
温槽装置に関するものである。
例えばガスクロマトグラフの検出器、カラム等の恒温槽
あるいは細管式等速電気永動装置のカラム恒温槽におい
て、室温近辺の温度(5°C〜30゜C)で槽内を厳密
に一定の温度に保持するためには、加熱素子だけでなく
、冷却素子も必要となってくる。
この冷却素子として従来からよく知られている熱電素子
(ペルチェ効果による。
)は非常に有用であり、かつ熱電素子(ペルチェ効果に
よる。
)は素子の性質上冷却素子としてのみでなく加熱素子と
して働くので、この種装置もすでに実用化されている。
まずこの従来の熱電素子(ペルチェ効果による。
)を使った恒温槽装置を第1図に示し、さらにこの装置
における問題点をこの図に基づいて以下に詳述する。
第1図においてAは恒温槽、1は定電流電源、2は熱電
素子(ペルチェ効果による。
)、3は測温素子、4は測温素子3と共にブリッジ構成
される温度差検出部、5は測定された検出温度信号と槽
内設定温度信号との差を増幅する増幅器、6はこの増幅
器5によって駆動されるリレーであり、6a、6bはこ
のリレー6の接点である。
今リレー6の接点6a、6bの状態は図示の通りである
として、次に動作を説明する。
図示のように熱電素子(ペルチェ効果による。
)2に電流を流していると、熱電素子(ペルチェ効果に
よる。
)2は加熱素子として動作し、この発熱によって恒温槽
A内の温度はどんどん上昇していく。
この槽内の温度は測定素子3で測定され、温度検知部4
からは設定温度との差が増幅器5によって増幅される。
測温素子3で検出される温度が設定温度よりも高くなる
と、増幅器5はリレー6のコイルを動作させる。
これに伴って接点6a。6bは第1図とは逆の方向に切
換えられ、この切換に伴って熱電素子(ペルチェ効果に
よる。
)2に流れる電流の向きが変るので、熱電素子(ペルチ
ェ効果による。
)2は冷却素子として動作しはしる。
恒温槽Aが冷却され、測温素子3で検出される温度が再
度設定温度よりも低くなると、再びリレー6の接点6a
、6bは図示の状態に復帰し熱電素子(ペルチェ効果に
よる。
)2は加熱素子に切換えられる。
このようにして、この従来例では熱電素子(ペルチェ効
果による。
)2を加熱冷却の両方に利用できるという利点があるが
この熱電素子(ペルチェ効果による。
)2を動作させるために5アンペア〜20アンペアとい
う大きな電流をリレー6で切換えなければならず、この
ような状態では接点の切換回数は非常に多く接点6a、
6bの寿命に問題があり、結果として装置を高信頼度の
ものにできなかった。
またこのリレー6を他の素子に置換えることも不可能で
はないが、複雑高価になるという新たな問題を生ずるの
で不都合であった。
本考案は上述した欠点を極く簡単な構成で解決しようと
するもので、この構成の要部とするところは、槽内温度
を検出器で検出し、この検出温度信号と槽内設定温度信
号とを比較し、この比較信号によって上記槽内に配設さ
れた冷却体および発熱体に流れる電流を制御して、上記
槽内の温度を一定に保持させるものにおいて、上記発熱
体および冷却体を電源に対して並列に接続するとともに
、この発熱体は上記比較信号のその入力端子への導入に
より、自己中に流れる電流が制御され、かつその電流量
に応じて発熱する発熱体であり、一方冷却体は、発熱体
での制御に応じて自己中を流れる電流によって冷却効果
を発揮する熱電素子(ペルチェ効果による。
)であり、この画情発熱体に流れる電流の割合によって
冷却および発熱をおこなうようにしだところにあり、さ
らには発熱体と電流制御素子とをひとつのトランジスタ
で兼用させるようにしたところにある。
次に本考案の1実施例である第2図に基づいて本考案の
動作を説明する。
第2図において、第1図と同一の番号を附したものは第
1図のそれと同一のものを示し、7は電力(パワー用)
トランジスタ、8はトランジスタ、9は抵抗器である。
なお熱電素子(ペルチェ効果による。
)2に流れる電流の向きは熱電素子(ペルチェ効果によ
る。
)2が冷却素子として動作する向きである。
電力トランジスタ7は加熱素子として作用しいま、測温
素子3で検出される温度が設定温度よりも低い場合には
、温度検出部4のブリッジ回路に不平衡出力(比較信号
)が生じ、これが増幅器5を経て電力トランジスタ7の
ベース端に印加され、トランジスタ7がONされる。
すなわち、このトランジスタ7には不平衡出力に応じた
電流が流れ、発熱作用を開始する。
他方、熱電素子(ペルチェ効果による。
)2にはトランジスタ7が流れた電流分だけ流れる電流
が減少し、その吸熱量が減することになる。
しかして、測温素子3により検出される温度が設定温度
よりも高くなった場合には、温度検出部4よりの出力に
よって電力トランジスタ7はOFFされ、電源1よりの
電流は熱電素子3にのみ流れ吸熱作用が行なわれ、槽A
内の温度が下げられる。
測温素子3による検出温度と設定温度が等しい場合、す
なわち、このときは熱電素子3による吸熱量とトランジ
スタ7による発熱量とがバランスする状態であるから、
この状態を維持しうるように熱電素子3とトランジスタ
7にそれぞれ相応の電流が分流されることになる。
いいかえれば、トランジスタ7のベース端には例えば、
温度検出部4よりの不平衡出力が零のとき、適当なバイ
アス電圧(図示せず)が印加され、これによって吸熱量
とバランスする発熱量を得るだけの電流の流れをもたら
せるようにする。
このようなバランス電圧の代わりに、温度検出部のブリ
ッジ回路そのものに、設定温度と検出温度が等しい場合
にその状態を満足させるような出力(前記バイアス電圧
に相当する)を生じさせるようにすることも可能である
またこの発熱体である電力トランジスタ7と冷却体の熱
電素子(ペルチェ効果による。
)とを同一の良熱導体の金属板上に設けておけば相互の
熱応答性を非常に高めることができる。
第2図の実施例では電力トランジスタ7を直接発熱体と
して使用し無だなく電力を利用するとともに構成を簡単
にしたが、これにかぎることなく、この電力トランジス
タ7を恒温槽Aの外側に設け、このトランジスタと直列
にヒータ等を設けるような構成でもよいことはいうまで
もない。
以上詳述したように本考案は、熱電素子(ペルチェ効果
による。
)に並列に電流制御可能な加熱素子を接続し、この両者
に流れる電流の割合をコントロールするという極めて簡
単な構成で信頼性と精度の高い恒温槽装置を実現するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は従来の熱電素子(ペルチェ効果による。 )を使った恒温槽装置の要部説明図、第2図は本考案の
恒温槽装置の1実施例の要部説明図である。 A・・・・・・恒温槽、1・・・・・・定電流電源、2
・・・・・・熱電素子(ペルチェ効果による。 )、3・・・・・・測温素子、4・・・・・・温度検出
部、5・・・・・・増幅器、6・・・・・・リレー6a
。 6b・・・・・・接点、 7・・・・・・電力トランジスタ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 自己中に流れる電流量に応じて発熱する電力トランジス
    タの発熱体と、自己中に流れる電流量に応じて冷却効果
    を発揮する熱電素子(ペルチェ効果による。 )の冷却体とを電源に対し並列に接続して槽内に配設す
    ると共に別個に槽内に設けた測温素子からの槽内温度検
    出信号と槽内設定温度信号とを比較して比較信号を出力
    する温度検出部を備え、この温度検出部からの比較信号
    によって発熱体の電力トランジスタの導通量を制御し、
    発熱体及び冷却体に流れる電流の分流割合を加減して加
    熱及び冷却を行なうようにした恒温槽装置。
JP1977177128U 1977-12-29 1977-12-29 恒温槽装置 Expired JPS5855450Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977177128U JPS5855450Y2 (ja) 1977-12-29 1977-12-29 恒温槽装置

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JP1977177128U JPS5855450Y2 (ja) 1977-12-29 1977-12-29 恒温槽装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54103498U JPS54103498U (ja) 1979-07-20
JPS5855450Y2 true JPS5855450Y2 (ja) 1983-12-19

Family

ID=29186329

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5854410A (ja) * 1981-09-28 1983-03-31 Hitachi Ltd 温度制御器
JPS6385339A (ja) * 1986-09-29 1988-04-15 Isao Suzuki 使い捨てかいろ等の温度測定用恒温持続装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS431269Y1 (ja) * 1965-06-25 1968-01-22

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JPS431269Y1 (ja) * 1965-06-25 1968-01-22

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