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JPS5855093Y2 - 車両のステアリング軸用通電軸受 - Google Patents

車両のステアリング軸用通電軸受

Info

Publication number
JPS5855093Y2
JPS5855093Y2 JP1980131764U JP13176480U JPS5855093Y2 JP S5855093 Y2 JPS5855093 Y2 JP S5855093Y2 JP 1980131764 U JP1980131764 U JP 1980131764U JP 13176480 U JP13176480 U JP 13176480U JP S5855093 Y2 JPS5855093 Y2 JP S5855093Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bearing
current
elastic ring
ring
piece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1980131764U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5755666U (ja
Inventor
栄 松本
清 定方
康允 水越
Original Assignee
日本精工株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本精工株式会社 filed Critical 日本精工株式会社
Priority to JP1980131764U priority Critical patent/JPS5855093Y2/ja
Publication of JPS5755666U publication Critical patent/JPS5755666U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5855093Y2 publication Critical patent/JPS5855093Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C27/00Elastic or yielding bearings or bearing supports, for exclusively rotary movement
    • F16C27/06Elastic or yielding bearings or bearing supports, for exclusively rotary movement by means of parts of rubber or like materials
    • F16C27/066Ball or roller bearings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C2326/00Articles relating to transporting
    • F16C2326/20Land vehicles
    • F16C2326/24Steering systems, e.g. steering rods or columns

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Steering Controls (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車両等のステアリング軸をステアリングコラム
に回転自在に支承するステアリング軸用軸受に関する。
従来この種の軸受は合成樹脂膜を軸受面としたすべり軸
受が多用されているが、軸受自体に導電性がないので、
コラムと軸が通電装置により導通させていた。
また、すべり軸受は軸受面の寸法精度を高くしたものが
得難く、ステアリングコラム内周面およびステアリング
軸の直径寸法の加工誤差と相まって、軸受すきまの過大
あるいは過小を生じ、車両の振動に伴う異音の発生や、
操舵トルクの過大に苦しむ欠点もあった。
本考案は導電性を有しかつ異音発生やトルク増大を解消
したすぐれた軸受性能を有するステアリング軸用通電軸
受を提供することを目的とする。
次に図の実施例について本考案の構成を説明すると、第
1図において、上部にハンドル5を有するステアリング
軸2はステアリングコラム3の上端内面に圧入した軸受
1により回転自在に支承されており、下部は自在接手6
を介してステアリングギヤ(図示せず)に連結している
ステアリングコラム3は上部をコラムブラケット4によ
り図示しない車体部分に装着される。
軸受1は多数の針状ころ7と、針状ころ7を保持する保
持器8と、針状ころ7に外接する軌道輪10と、軌道輪
10に外嵌したゴム製等の弾性リング9と、軌道輪10
に外接し一部が弾性リング9を貫通して弾性リングの外
周面に顕出した通電片11とからなる。
軌道輪10は第3図に示すように、軸方向の全長にわた
り斜−直線の割れ目12を有する薄肉の筒状をなし、薄
鋼板で製作される弾性リング9は軌道輪10に外嵌した
円筒部13と、円筒部13の両端から半径方向内側に突
出した2個のつば部14.15と、円筒部13のほは沖
央部に設けた内面から外面に通ずる貫通穴16を有し、
つば部14.15の内径寸法はころの内接円径(ステア
リング軸外径)よりわずかに大となっており、2個のつ
ば部14.15は針状ころ7と保持器8の組立体が軸方
向軸受外に動くことを防止すると共に、ステアリング軸
2の外周面との間にシールすきまを形成することが可能
であり、軸受内のグリスの漏出および異物の軸受への侵
入を防止する。
反バンドル側のつば部15は針状ころ7、保持器8およ
び軌道輪10を弾性リング9内に収容しやすくするため
、内径側の肉厚を薄くした3角形断面になっている。
また、バンドル側の端部外周面には、半径方向外側にの
びるフランジ17が設けられており、ステアリングコラ
ム3に圧入したとき、ステアリングコラム3の上端面に
接触して軸受1の位置ぎめをする。
通電片11は幅の小さい銅合金の薄板で、第4図に示す
ように、軌道輪10の外接する内片18と、弾性リング
9の外周面に顕出する外片19と、内片18と外片19
を連結するように曲げられて弾性リングの貫通穴16の
内に位置する連結片20とからなり、外片の先端21は
弾性リング9の内側方向に折り曲げられている。
針状ころ7と保持器8の組立体および軌道輪10は弾性
リンク゛の前記一方のつば部15を外側に変形させて円
筒部13の内面に組み込み、通電片の内片18を弾性リ
ング9の外側から貫通穴16を通して弾性リングの円筒
部13の内面と軌道輪10の外面との間に挿入して軌道
輪10に外装させて軸受組立体とする。
このとき連結片20は貫通穴16内にあり、外片19は
弾性リング9の外周面にあってその先端21はフランジ
17の基部付根にくいこむようになる。
この軸受をステアリングコラム3に圧入固定し、次にス
テアリング軸2を軸受に嵌合させるのであるが、弾性リ
ング9はステアリングコラム3に圧入されて半径方向に
も弾性変形し、内嵌した軌道輪10を半径方向に圧縮す
る。
軌道輪10は割れ目12を有するので、割れ目12のす
きまの範囲内で直径を縮小する。
軌道輪10に内装した針状ころ7はこのためその内接円
径を小にしてステアリング軸2の転走面に接触する。
一方、弾性リング9の外周面に顕出した通電片の外片1
9はステアリングコラム3の内周面に接触し、ステアリ
ング軸2、針状ころ7、軌道輪10、通電片11および
ステアリングコラム3の通電路が確保される。
また、針状ころ7とステアリング軸2の転走面との接触
は、軌道輪10および弾性リング9による弾性的なもの
であるので、ガタ音を生ずる程の過大なすきまはないこ
とは勿論、1〜ルクを増大する程すきまが過小になるこ
ともない。
また、軌道輪の割れ目12を斜−直線に設けた実゛施例
にあっては、針状ころ7の個々に対して、割れ目と針状
ころの接触位置が一端から他端へと順次ずれてゆくので
、針状ころ7の転勤は他の形状に設けられた割れ目に対
するものよりはすぐれているが、通電性について云えば
割れ目の形状にか・わらず軌道輪が有端リングであれば
よい。
以上のように構成した本考案の軸受は、弾性リングおよ
び弾性リングに内嵌した割れ目を有する軌道輪を具えた
針状ころ軸受の軌道輪に外接し一部が弾性リングを貫通
して弾性リングの外周面に顕出するように通電片を付加
したものであり、ステアリング軸をステアリングコラム
に対し弾性支持し、過大および過小のすきまによる車両
の振動に起因するガタ音の発生および操舵トルクの上昇
を防止すると共に、ステアリングコラムとステアリング
軸とを電気的に連通させる効果がある。
また、通電片は形状簡単で圧入作業による損傷がなく、
外片の先端を内側に折り曲げたものは、軸受をステアリ
ングコラムに圧入するとき、先端が弾性ノング外周面に
くいこみ、通電片だけ軸受から分離することなく容易に
軸受と共に圧入されて作業性が良いという効果がある。
また、軌道輪の直径を縮小可能とした割れ目を斜−直線
にしたものは、割れ目と針状ころの接触個所が1個所で
順次ずれるので、針状ころの転勤が割れ目により不円滑
になることが少く、さらに、弾性リングのつば部の内径
寸法を針状ころ内接円径よりわずか大としたものは密封
効果を有する。
なお、本考案の軸受はステアリングコラムの下端内面に
も使用可能であることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図はステアリング装
置の一部を切り欠いて示した側面図、第2図は軸受の縦
断面図、第3図は軌道輪の正面図、第4図は通電片の斜
視図、第5図は第2図の部分拡大図である。 符号の説明 1:軸受、2ニステアリング軸、3ニステ
アリングコラム、7:針状ころ、8:保持器、9:弾性
リング、10:軌道輪、11:通電片、12:割れ目、
13:円筒部、14.15 :つば部、16:貫通穴、
17:フランジ、18:内片、19:外片、20:連結
片、21:先端。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ■、多数の針状ころと、針状ころを保持する保持器と、
    針状ころに外接する軌道輪と、軌道輪に外嵌したゴム製
    等の弾性リングと、軌道輪に外接し一部が弾性リングを
    貫通して弾性リングの外周面に顕出した通電片とからな
    り、前記軌道輪は軸方向全長にわたる割れ目を有する薄
    肉の筒状をなし、前記弾性リングは前記軌道輪に外嵌し
    た円筒部と円筒部両端から半径方向内側に突出したつば
    部と円筒部に設けた貫通穴を有し、前記通電片は前記軌
    道輪に外接する内片と前記弾性リングの外周面に顕出す
    る外片と内外片を連結して前記弾性リングの貫通穴内に
    位置する連結片を有する金属製の板であって、弾性リン
    グを車両のステアリングコラム内周面に圧入し、ステア
    リング軸をころ転走面として嵌合させた車両のステアリ
    ング軸用通電軸受。 2、前記通電片の外片先端を前記弾性リングの内側方向
    に折り曲げたことを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の車両のステアリング軸用通電軸受。 3、前記軌道輪の割れ目は斜−直線にのび、前記弾性リ
    ングのつば部内径寸法を針状ころ内接円径よりわずか大
    とし、つば部内周面とステアリング軸との間にシールす
    きまを形成した実用新案登録請求の範囲第1項記載の車
    両のステアリング軸用通電軸受。
JP1980131764U 1980-09-18 1980-09-18 車両のステアリング軸用通電軸受 Expired JPS5855093Y2 (ja)

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JPS5755666U JPS5755666U (ja) 1982-04-01
JPS5855093Y2 true JPS5855093Y2 (ja) 1983-12-16

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0640981Y2 (ja) * 1989-04-21 1994-10-26 光洋精工株式会社 ステアリングコラム用軸受

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US2007152A (en) * 1933-12-01 1935-07-09 Bantam Ball Bearing Company Roller bearing
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JPS4957239A (ja) * 1972-07-24 1974-06-04
JPS5226327B2 (ja) * 1972-07-04 1977-07-13

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JPS5528598Y2 (ja) * 1975-08-14 1980-07-08

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JPS5755666U (ja) 1982-04-01

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