JPS5854270Y2 - レッカ−車 - Google Patents
レッカ−車Info
- Publication number
- JPS5854270Y2 JPS5854270Y2 JP1027879U JP1027879U JPS5854270Y2 JP S5854270 Y2 JPS5854270 Y2 JP S5854270Y2 JP 1027879 U JP1027879 U JP 1027879U JP 1027879 U JP1027879 U JP 1027879U JP S5854270 Y2 JPS5854270 Y2 JP S5854270Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- tow truck
- vehicle body
- outrigger
- outrigger device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はレツキング装置を車体上に、少なくとも一つの
アウトリガ装置を車体後部に備えてなるレッカー車のレ
ツキング能力の向上を計る為に考案されたもので、走行
時には前記アウトリガ装置を車体後部から取外し車体の
前方位に載置することによりその重量によって前車輪の
浮き上りを押えるようにしたことを内容とするものであ
る。
アウトリガ装置を車体後部に備えてなるレッカー車のレ
ツキング能力の向上を計る為に考案されたもので、走行
時には前記アウトリガ装置を車体後部から取外し車体の
前方位に載置することによりその重量によって前車輪の
浮き上りを押えるようにしたことを内容とするものであ
る。
レッカー車は通常車体上(多くは運転室後方のフレーム
上)にクレーン装置を、車体後端にレツキング装置を備
えてなる。
上)にクレーン装置を、車体後端にレツキング装置を備
えてなる。
クレーン装置は道路上に転倒したり道路外に転落してい
る事故車をレッキング装置を連結できる態勢に吊り上げ
移動させる為に使用されるもので、これにはレッカー車
に通常備わっている前後のアウトリガ装置を張り出し設
置してレッカー車を安定させた上で行なわれる。
る事故車をレッキング装置を連結できる態勢に吊り上げ
移動させる為に使用されるもので、これにはレッカー車
に通常備わっている前後のアウトリガ装置を張り出し設
置してレッカー車を安定させた上で行なわれる。
そして事故車を所望の態勢にしたならばレッキング装置
を以ってレッカー車と事故車を連結し、その後レッカー
車は事故車い前方を若干持ち上げた態勢で牽引走行に移
るわけであるが、このレッキング装置を事故車に連結す
る作業においては事故車は地上に静止したままかあるい
は事故車の前方のみをクレーン装置で若干持ち上げるの
みで前記した連結作業ができるので、安定的に前部のア
ウトリガ装置のみを使用することで事は足り必ずしも後
部のアウトリガ装置を使用することは必要ではない。
を以ってレッカー車と事故車を連結し、その後レッカー
車は事故車い前方を若干持ち上げた態勢で牽引走行に移
るわけであるが、このレッキング装置を事故車に連結す
る作業においては事故車は地上に静止したままかあるい
は事故車の前方のみをクレーン装置で若干持ち上げるの
みで前記した連結作業ができるので、安定的に前部のア
ウトリガ装置のみを使用することで事は足り必ずしも後
部のアウトリガ装置を使用することは必要ではない。
このような使用の必要のないときはそのアウトリガ装置
は取り外しておいて差し支えないという観点から本考案
は後部のアウトリガ装置を取り外し可能に構成し、これ
を使用しないときは取り外して車体の前方位(車体の略
中央あるいは前部)に載置しカウンタウェイトとして利
用しようという発想の元に案出されたものである。
は取り外しておいて差し支えないという観点から本考案
は後部のアウトリガ装置を取り外し可能に構成し、これ
を使用しないときは取り外して車体の前方位(車体の略
中央あるいは前部)に載置しカウンタウェイトとして利
用しようという発想の元に案出されたものである。
次にアウトリガ装置の重量をこのようにカウンタウェイ
トとして作用させるとき、それがいかに前記したレツキ
ング能力の向上につながるかということについて説明す
る。
トとして作用させるとき、それがいかに前記したレツキ
ング能力の向上につながるかということについて説明す
る。
レッカー車がレッキング装置で事故車を連結し牽引走行
するときは事故車の重量がレッキング装置を介してレッ
カー車の後端にかかるのでレッカー車の前軸重の軽減方
向のモーメントとして動らく。
するときは事故車の重量がレッキング装置を介してレッ
カー車の後端にかかるのでレッカー車の前軸重の軽減方
向のモーメントとして動らく。
前軸重が低下すると走行中の操舵性能が劣り危険が増す
ので、このためレッカー車の走行駆動能力からすれば相
当余裕があるにも拘わらず重量の大きい大型車を牽引す
ることができないというような本来のレッキング能力以
外の面から制約を受けることがあった。
ので、このためレッカー車の走行駆動能力からすれば相
当余裕があるにも拘わらず重量の大きい大型車を牽引す
ることができないというような本来のレッキング能力以
外の面から制約を受けることがあった。
このような場合に重量物をレッカー屯車体の前方位にお
けば前記した前軸重軽減モーメントを減殺することがで
き、走行駆動能力のままにレツキング能力を発揮するこ
とができ能力の大幅アップにつながるのである。
けば前記した前軸重軽減モーメントを減殺することがで
き、走行駆動能力のままにレツキング能力を発揮するこ
とができ能力の大幅アップにつながるのである。
しかも単にカウンタウェイトを用いたのでは車両総重量
が増加しかえって走行、駆動能力の面からマイナスの効
果をもたらすことになりかねないのであるが後部のアラ
) IJガ装置を用いるのであればその取付載置位置を
変えるだけであるから車両総重量の面で効果が減するこ
となく前述の目的を効果的に達成できるのである。
が増加しかえって走行、駆動能力の面からマイナスの効
果をもたらすことになりかねないのであるが後部のアラ
) IJガ装置を用いるのであればその取付載置位置を
変えるだけであるから車両総重量の面で効果が減するこ
となく前述の目的を効果的に達成できるのである。
以下に本考案を実施例について説明する。
第1図に示すレッカー車への全体図において1は運転室
、2は車体、3はクレーン装置、4はレッキング装置、
6は後部アウトリガ装置、5は前部アウトリガ装置であ
る。
、2は車体、3はクレーン装置、4はレッキング装置、
6は後部アウトリガ装置、5は前部アウトリガ装置であ
る。
レッキング装置4は伸縮式の支柱41と該支柱41の一
端に略90°の範囲で回動可能に一端を軸着44(−他
端に把持部42を有するレツキング棒43から構成され
ており、車体2の後部上部にブラケット10を介して軸
着し取り付けられている。
端に略90°の範囲で回動可能に一端を軸着44(−他
端に把持部42を有するレツキング棒43から構成され
ており、車体2の後部上部にブラケット10を介して軸
着し取り付けられている。
これを使用しないときはし・ツキング棒43を折り畳み
全体を水平にして伸縮支柱41下部のブラケット46を
後部アウトリガ装置上端のブラケット61に合わせてピ
ン45を差し込み固定する。
全体を水平にして伸縮支柱41下部のブラケット46を
後部アウトリガ装置上端のブラケット61に合わせてピ
ン45を差し込み固定する。
使用する場合は全体を立てて車体2後端に沿わし前記ブ
ラケット46を車体2後端のブラケット21に合わせて
前記ピン45を差し込み固定する。
ラケット46を車体2後端のブラケット21に合わせて
前記ピン45を差し込み固定する。
この使用状態は第3図に示すとおりである。
この場合後部アウトリガ装置6は取り外されていなげれ
ばならない。
ばならない。
後部アウトリガ装置6は左右のアウトリガボックス63
゜64をユニットとしており、その背面の左右上下には
46i1の取付ブラケット62が植設されている。
゜64をユニットとしており、その背面の左右上下には
46i1の取付ブラケット62が植設されている。
一方車体2後端には前記取付ブラケット62に対応する
4ケ所に取付ブラケット22が植設されている。
4ケ所に取付ブラケット22が植設されている。
前記した夫々のブラケット22と62を合わせピン8を
差(−込めば第1図に示す通り後部アラ) IJガ装置
6が車体2後端に取り付けられ、この状態において左右
のアウトリガボックスを張り出し内蔵ハジャッキ(図示
せず)を伸長すれば前部アラ)−IJガ装置5と共動し
て車体2を持ち上げ支えることができる。
差(−込めば第1図に示す通り後部アラ) IJガ装置
6が車体2後端に取り付けられ、この状態において左右
のアウトリガボックスを張り出し内蔵ハジャッキ(図示
せず)を伸長すれば前部アラ)−IJガ装置5と共動し
て車体2を持ち上げ支えることができる。
7は車体2前端に設げられた取付ブラケットで後部アウ
トリガ装置6の取付ブラケット62に対応するものであ
る。
トリガ装置6の取付ブラケット62に対応するものであ
る。
夫々のブラケット62,7を合わせピン8を差し込めば
後部アウトリガ装置6を車体2前端に取り付はカウンタ
ウェイト作用を営ませることができる。
後部アウトリガ装置6を車体2前端に取り付はカウンタ
ウェイト作用を営ませることができる。
また9は車体2略中夫に設けた載置台であり、ここに後
部アウトリガ装置6をのせてカウンタウェイト作用を営
ませることもできる。
部アウトリガ装置6をのせてカウンタウェイト作用を営
ませることもできる。
尚65は後部アウトリガ装置6をクレーン装置3で吊り
上げ車体2前端あるいは載置台9に移動させるための吊
環である。
上げ車体2前端あるいは載置台9に移動させるための吊
環である。
本考案はこのように構成されているから車体後部に取り
付げられているアウトリガ装置を取り外して車体の略中
央又は前部に取り付は替えることができるのでこのアウ
トリガ装置の重量をレッカー車の前軸重軽減モーメント
を減殺するものと1゜て有効に利用することができ明細
書前段において説明したようにレツキング能力の大幅ア
ップを達成することができるのである。
付げられているアウトリガ装置を取り外して車体の略中
央又は前部に取り付は替えることができるのでこのアウ
トリガ装置の重量をレッカー車の前軸重軽減モーメント
を減殺するものと1゜て有効に利用することができ明細
書前段において説明したようにレツキング能力の大幅ア
ップを達成することができるのである。
またそうするにあたって別途カウンタウェイトを用意す
るといったものに比べて車両総重量も増加しないという
利点をも有するものである。
るといったものに比べて車両総重量も増加しないという
利点をも有するものである。
尚、本考案の実施例において後部アラ) IJガ装置6
を取外した後の空間にレッキング装置4を使用状態に取
り付けるようにした構成は牽引時におけるレツキング装
置4と後車輪間の距離を可及的に短かくするためにとら
れたもので、こうすることにより事故車の重量によって
生ずるレッカー車の前軸軽減方向モーメントは小さくな
るからである。
を取外した後の空間にレッキング装置4を使用状態に取
り付けるようにした構成は牽引時におけるレツキング装
置4と後車輪間の距離を可及的に短かくするためにとら
れたもので、こうすることにより事故車の重量によって
生ずるレッカー車の前軸軽減方向モーメントは小さくな
るからである。
従って実施例のレッカー車においては先に本考案の効果
として説明したアウトリガ装置のカウンタウェイ下作用
に基づく前軸重軽減モーメントの減殺に加えて前軸軸軽
減モーメント自体を小さく押えることができるのでその
効果はより一層犬なるものである。
として説明したアウトリガ装置のカウンタウェイ下作用
に基づく前軸重軽減モーメントの減殺に加えて前軸軸軽
減モーメント自体を小さく押えることができるのでその
効果はより一層犬なるものである。
第1図は本考案の正面図、第2図は同要部平面図、第3
図は本考案の牽引走行中の正面図、第4図は後部アウト
リガ装置の移動説明図。
図は本考案の牽引走行中の正面図、第4図は後部アウト
リガ装置の移動説明図。
Claims (1)
- レツキング装置を車体上に、少なくとも一つのアウトリ
ガ装置を車体後部に備えてなるレッカー車において、前
記アラ) IJガ装置を前記車体後部に着脱自在に取り
付けうるようにすると共に、該アウトリガ装置を取り外
した場合に車体の略中央あるいは前部に載置しうるよう
構成したことを特徴とするレッカー車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1027879U JPS5854270Y2 (ja) | 1979-01-29 | 1979-01-29 | レッカ−車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1027879U JPS5854270Y2 (ja) | 1979-01-29 | 1979-01-29 | レッカ−車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55110337U JPS55110337U (ja) | 1980-08-02 |
JPS5854270Y2 true JPS5854270Y2 (ja) | 1983-12-10 |
Family
ID=28822576
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1027879U Expired JPS5854270Y2 (ja) | 1979-01-29 | 1979-01-29 | レッカ−車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5854270Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2581210Y2 (ja) * | 1990-04-26 | 1998-09-21 | 株式会社タダノ | レッカー車 |
-
1979
- 1979-01-29 JP JP1027879U patent/JPS5854270Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55110337U (ja) | 1980-08-02 |
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