[go: up one dir, main page]

JPS5853295B2 - 電子式体温計 - Google Patents

電子式体温計

Info

Publication number
JPS5853295B2
JPS5853295B2 JP53013553A JP1355378A JPS5853295B2 JP S5853295 B2 JPS5853295 B2 JP S5853295B2 JP 53013553 A JP53013553 A JP 53013553A JP 1355378 A JP1355378 A JP 1355378A JP S5853295 B2 JPS5853295 B2 JP S5853295B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
tai
circuit
measured
value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP53013553A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54107374A (en
Inventor
一浩 飯沼
幸人 安部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP53013553A priority Critical patent/JPS5853295B2/ja
Publication of JPS54107374A publication Critical patent/JPS54107374A/ja
Publication of JPS5853295B2 publication Critical patent/JPS5853295B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電子式の体温計に関する。
従来、電子式体温計において体温を求める方法には予測
法と最高値保持法がある。
予測法は体温測定開始後の例えば2つの時点における測
定温度から真の体温を予測する方法であり、測定値に一
定量を加算する上のせ法もこれに含まれる。
この方法は比較的短時間に体温を測定できる利点がある
が、予測値を体温とする為、正確な体温が得られないと
いう難点がある。
この方法では、時間に対する温度特性曲線が所定の時定
数の指数関数となることを前提として予測するのが普通
であるが、時定数には個人差があり、特定の人にとって
比較的正確であっても他の人には不正確となる欠点があ
る。
一方、最高値保持法は従来の水銀体温計がその例であり
測定値がそれ以前に測定した値よりも高ければその測定
値を体温とし、低ければ前の値を体温とする方法である
3、この方法では、充分測定時間を長くとれば正確な測
定が可能であるが、測定時間が短いと体温よりもかなり
低い値となってしまう。
このように最高値保持法によって正確な体温測定を行な
う為には、比較的長時間を要するという欠点がある。
本発明は、このような従来の電子式体温計の欠点に鑑み
てなされたもので、測定時間が短かくても比較的正確な
体温測定ができ、しかも測定時間が長ければ非常に正確
な測定が行なえる電子式体温計を提供することを目的と
する。
本発明は所定時間毎に感温素子の検知する温度を測定し
、この測定値Taiとそれ以前に測定された温度の最高
値Tm1−1とを比較判定した後Tai>Tm1−1の
ときはTai +k(Tai −Tmi−1)を又T
ai <Tm1−1のときはそれ以前に求めたTai+
k (Tai −Tmi−1)に相当する値を体温と
して出力するものである。
但し、kは所定数である。即ち、本発明ではTai>T
m1−1の場合には予測法によって体温を得るが、Ta
i <T m i−1になると最高値保持法によりそ
れ以前に予測法により求めた体温を保持する。
以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
第1図において、1はサーミスタ等の感温素子である。
体温測定が開始されると、クロック信号発生回路2出力
のクロック信号が温度測定回路3に供給される度毎に、
この回路3は被検体に当てられている感温素子の検知す
る温度を測定する。
この測定温度は記憶回路4に一旦記憶された後、比較回
路5に入力される。
一方、最高値保持回路6は前記温度測定回路3において
測定された温度の最大値を記憶保持する回路であり、こ
の回路6の出力も比較回路5に入力される。
体温測定開始後、温度測定回路3においてi番目に測定
された温度Taiとし、最高値保持回路6に保持されて
いるi−1回の測定での最高の測定温度をTm1−1と
すれば、i番目の測定時には比較回路5ではTaiとT
m1−1が比較判定される。
比較回路5においてTaiがTm1−1より犬と判定さ
れると、比較回路5からその旨の制御信号が演算回路7
に送られる。
すると、演算回路7は、記憶回路4に記憶されている測
定値Taiと、最高値保持回路6出力のTm1−1から
Tai +k(Tai −Tmi−1)の演算を行なう
その後この演算結果は体温保持回路8に送られ保持され
た後、表示回路9において体温としてディジタル表示さ
れる。
表示形式はアナログ式であってもよい。
一方、上記のように比較回路5においてT a i >
Tm i−1と判定されると、上記演算がなされた後、
最高値保持回路6にはTm1−1に代えてTaiが記憶
される。
これがTm1−1である。
又、比較回路5においてTai<Tm1−1と判定され
ると、その旨の制御信号が演算回路7に送られる。
この場合には演算回路7は体温保持回路8に演算結果を
出力せず、表示回路9はそれ以前に求めたTai +k
(Tai −Tmi −1)に相当する値を表示し続
ける。
一方、この場合Tai <Tm1−1であるからTmT
m1−1=Tとなり最高値保持回路6はそれ以前の最高
値を保持する。
尚、Tai=Tmi−1のときは上記演算を行なっても
Toi=Taiとなる。
次に、i + 1番目の温度測定が温度測定回路3にお
いてなされると、この際の測定値Tai+1は記憶回路
4に一旦記憶された後、比較回路5においてこのTai
+1とTmiが比較判定され、以下同様に動作する。
上記実施例の電子式体温計の動作を更に具体的に説明す
る。
この体温計の少なくとも感温素子1を 下に入れて体温
測定が開始してから例えば10秒毎にクロック信号発生
回路2からクロックパルスが出力される毎に、温度測定
回路3において自動的に温度測定を行ない次表のような
測定値Taiを得たとする。
このとき最高値保持回路6の最初に保持する値をOとす
ると、最高値Tmiは同表のようになり、又演算回路7
の演算におけるkを1とすれば表示回路9の表示する体
温はToiとなる。
即ち、1番目の測定時t1では測定温度Ta、は25、
Oであり、最初は測定時毎に測定温度は上昇する。
測定開始から1分経過後にこの温度計を取り出したとす
ると7番目以後に測定温度は下降する。
1番目の測定時にはTmoはOT 、、は25.0であ
り、Ta1〉TmoであるからT。
1=25.0+(25,0−0)=50.0となる。
同様にTmOであるから時刻t2の2番目の測定によれ
ばT。
2=30.0+(30,0−25,0)=35.0とな
る。
6番目の測定まではTai >T m i−1であるか
ら演算回路17は上述のような演算を行ないこれを表示
回路9における表示体温とする。
ところが、7番目以降の測定ではTai<Tm1−1と
なるので、それ以前の演算結果の体温を表示し続けるこ
とになる。
この様子を第2図に示した。もし、このような電子式体
温計を5分間被検体に当てていて定常値、例えば36.
7に達したとすればT ai = Tm i−1となる
からToi = Tai +(Tai −Tai) =
Taiとなり、定常値36,7を表示し、これ以降体温
計をとり出してもこの温度を表示することになる。
尚、上記実施例では記憶回路4に一旦測定温度を記憶す
るようにしているが、この回路は必ずしも必要でなく温
度測定回路の出力を直接用いて比較するようにしてもよ
い。
又、体温保持回路8を用いることなく演算回路7がTa
i>Tm1−1のときのみ新しく演算を行ないその結果
を表示するようにしてもよい。
その他、本発明は第1図の回路構成lこ限定されるもの
ではない。
ところで、上述の説明では演算回路7の演算式における
kを1とする場合について述べた。
しかしこのkの値は必ずしも1にする必要はない。
被検者等に応じて、このkの値を適切に選択すれば測定
時間が短い場合にも上記の場合よりも更に正確に体温を
測定できる。
以上説明したように、本発明によれば所定時間に測定し
た測定温度Taiがそれ以前に測定した温度の最高値T
m1−1よりも高い場合にはToi =Tai + k
(Tai −Tmi −1)を体温として出力し、T
aiがTm1−1よりも低くなったら以前に求めたTa
i+k(Tai−Tmi 1)に相当する値を出力す
る。
したがって、比較的測定時間が短い場合には一定の予測
法によって算出した予測温度を出力し遂次演算を繰り返
しながらより正確な体温を表示し測定時間が充分長くな
れば最高温度を表示することになり、測定時間が短けれ
ば比較的正確な体温が、また測定時間が長ければそれだ
け正確な体温が得られることになる。
又、TaiとTm1−1の比較回路と上記のような簡単
な演算ですむので本発明による体温計は回路構成が簡単
であるという利点もある。
また、感温素子をとりはずしても表示温度はそのまま保
持されるから、特に感温素子と表示部が一体となった体
温計に好適である。
尚、本発明において測定時間が長くなっても測定温度の
最高値を直接体温として保持するのではない。
しかし、測定時間が長くなれば測定温度の変動が少なく
なりTaiはほぼTa1−1 (Tmi −1)と等し
くなる為Toi =Tai+ k (Tai−1)キT
aiとなりそれから測定温度が下がった場合には最高値
を体温として表示することとほとんど同じことになる。
又測定時間が短い場合には測定温度が下降する直前の予
測値を体温として表示することになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の回路構成図、第2図は第1図
の実施例における測定温度Taiと表示温度Toiの関
係の一例を示す図である。 1・・・・・・感温素子、2・・・・・・クロック信号
発生回路、3・・・・・・温度測定回路、4・・・・・
・記憶回路、5・・・・・・比較回路、6・・・・・・
最高値保持回路、7・・・・・・演算回路、8・・・・
・・体温保持回路、9・・・・・・表示回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 体温測定開始後所定時間毎に感温素子の検知する温
    度を測定する手段と、この手段により順次測定された時
    点におけるそれまでの測定温度の最高値を記憶保持する
    ための最高値保持回路と、この最高値保持回路に保持さ
    れた最高値Tm1−1と前記測定手段により次に得られ
    た測定値Taiとの大小を比較判定する手段と、この手
    段により少くともTai>Tm1−1と判定されたとき
    に前記温度測定手段により測定された温度Taiと前記
    最高値保持回路の保持する最高値Tm1−1とからkを
    所定数としてTai + k (Tai −Tmi −
    1)%演算を行う演算回路と、前記比較判定手段により
    Tai >Tm1−1 と判定されたときに前記演算回
    路の最新の演算結果に基づいて温度表示を行い、Tai
    <Tm1−1と判定されたときに前記演算回路のそれ以
    前の演算結果に基づいて温度表示を行う温度表示手段と
    を具備するとともに、前記最高値保持回路が前記比較判
    定手段によりT ai >Tm1−1と判定されたとき
    にそれまでの最高値Tmi −1をTaiで書き換えて
    最高値の更新を行うよう構成されていることを特徴とす
    る電子式体温計。
JP53013553A 1978-02-10 1978-02-10 電子式体温計 Expired JPS5853295B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP53013553A JPS5853295B2 (ja) 1978-02-10 1978-02-10 電子式体温計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP53013553A JPS5853295B2 (ja) 1978-02-10 1978-02-10 電子式体温計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54107374A JPS54107374A (en) 1979-08-23
JPS5853295B2 true JPS5853295B2 (ja) 1983-11-28

Family

ID=11836350

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP53013553A Expired JPS5853295B2 (ja) 1978-02-10 1978-02-10 電子式体温計

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5853295B2 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58206939A (ja) * 1982-05-27 1983-12-02 Seiko Instr & Electronics Ltd 電子式体温計
JPS5951321A (ja) * 1982-09-13 1984-03-24 Hitachi Ltd 電子体温計
JPS59114426A (ja) * 1982-12-21 1984-07-02 Terumo Corp 電子体温計
JPS59114424A (ja) * 1982-12-21 1984-07-02 Terumo Corp 電子体温計
JPS59112123U (ja) * 1983-01-19 1984-07-28 九州日立マクセル株式会社 電子体温計
JPS6036926A (ja) * 1983-08-09 1985-02-26 Omron Tateisi Electronics Co 電子体温計
JPS6340825A (ja) * 1986-08-07 1988-02-22 Terumo Corp 電子体温計
US5392031A (en) * 1992-03-17 1995-02-21 Terumo Kabushiki Kaisha Electronic clinical thermometer
US5632555A (en) * 1994-09-09 1997-05-27 Diatek, L.P. Medical thermometer
JP2010184247A (ja) * 2009-02-10 2010-08-26 Kazuhito Kito 加熱装置および加熱装置における炎の制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54107374A (en) 1979-08-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4878184A (en) Electronic thermometer with predicting means
AU604745B2 (en) Clinical thermometer
CN101115979B (zh) 电子体温计
EP0239824B1 (en) Electronic clinical thermometer
US4877333A (en) Electronic thermometer
US20110098966A1 (en) Electronic clinical thermometer and operation control method
JPS5853295B2 (ja) 電子式体温計
JP5129029B2 (ja) 開放電圧値推定方法及び開放電圧値推定装置
JPS58225323A (ja) 電子体温計
JP2010122163A (ja) 電子体温計
JPH0883628A (ja) バッテリ残存容量検出装置
JPH07119656B2 (ja) 電子体温計
JPS60240952A (ja) 風呂の湯沸し監視装置
JPH11133122A (ja) 電池の残量測定方法および装置
JPS6126012B2 (ja)
JPS59187233A (ja) 電子体温計
JP3100740B2 (ja) 電子体温計
JPS6076609A (ja) 測定値処理装置
JPS6212842B2 (ja)
JPH0554616B2 (ja)
JPS62267627A (ja) 電子体温計
JPS6039519A (ja) 電子体温計
JPS60114729A (ja) 電子体温計
JPS58225325A (ja) 電子体温計
JPH0641881B2 (ja) 電子天びん