JPS5853216Y2 - 絶縁トロリ−線への給電装置 - Google Patents
絶縁トロリ−線への給電装置Info
- Publication number
- JPS5853216Y2 JPS5853216Y2 JP12068279U JP12068279U JPS5853216Y2 JP S5853216 Y2 JPS5853216 Y2 JP S5853216Y2 JP 12068279 U JP12068279 U JP 12068279U JP 12068279 U JP12068279 U JP 12068279U JP S5853216 Y2 JPS5853216 Y2 JP S5853216Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- trolley wire
- insulated trolley
- conductor
- power supply
- terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は長尺型の絶縁トロリー線への給電装置に関し、
絶縁材でなる長尺の絶縁トロリー線本体1内に導体2を
全長に亘って埋設して絶縁トロリー線3を形成すると共
に絶縁トロリー線本体1の下面を全長に亘って開口せし
めて導体3の下面を露出させ、絶縁トロリー線本体1の
上面に導体2に至る通孔4を穿孔し、上方よりターミナ
ル5を通孔4に差し込んで導体2にターミナル5を接続
させると共にターミナル5の上部に給電線6を接続して
成る絶縁トロリー線への給電装置に係るものである。
絶縁材でなる長尺の絶縁トロリー線本体1内に導体2を
全長に亘って埋設して絶縁トロリー線3を形成すると共
に絶縁トロリー線本体1の下面を全長に亘って開口せし
めて導体3の下面を露出させ、絶縁トロリー線本体1の
上面に導体2に至る通孔4を穿孔し、上方よりターミナ
ル5を通孔4に差し込んで導体2にターミナル5を接続
させると共にターミナル5の上部に給電線6を接続して
成る絶縁トロリー線への給電装置に係るものである。
絶縁トロリー線は、例えばホイストのレールと平行に天
井などに取付けられ、ホイストの走行に伴なって絶縁ト
ロリー線に沿ってトロリーコレクタを走行せしめ、トロ
リーコレクタを介してホイストに絶縁トロリー線より給
電するようになどして使用されるものであるが、長尺型
の絶縁トロリー線を布設する場合、電圧降下や回路分割
などのために絶縁トロリー線の任意のところに給電箇所
を設ける必要がある。
井などに取付けられ、ホイストの走行に伴なって絶縁ト
ロリー線に沿ってトロリーコレクタを走行せしめ、トロ
リーコレクタを介してホイストに絶縁トロリー線より給
電するようになどして使用されるものであるが、長尺型
の絶縁トロリー線を布設する場合、電圧降下や回路分割
などのために絶縁トロリー線の任意のところに給電箇所
を設ける必要がある。
そこで従来は先ず第1図aのように絶縁トロリー線3の
絶縁被覆である絶縁トロリー線本体1の一部を全周に亘
って切断除去して導体2を露出させ、次で露出させた導
体2に第1図すのようにターミナル7で導体2と給電線
6の先端の圧着端子8とを挾んで導体2に給電線6を通
電させ、さらにこの部分を側方より絶縁カバー9で覆う
ようにして行なっていた。
絶縁被覆である絶縁トロリー線本体1の一部を全周に亘
って切断除去して導体2を露出させ、次で露出させた導
体2に第1図すのようにターミナル7で導体2と給電線
6の先端の圧着端子8とを挾んで導体2に給電線6を通
電させ、さらにこの部分を側方より絶縁カバー9で覆う
ようにして行なっていた。
しかしこのような方法であれば、絶縁トロリー線本体1
の切断端面(イ箇所)に切断時にパリが生じ、また絶縁
トロリー線本体1と絶縁カバー9との間の側面位置にて
段差が生じるものであった(口箇所)。
の切断端面(イ箇所)に切断時にパリが生じ、また絶縁
トロリー線本体1と絶縁カバー9との間の側面位置にて
段差が生じるものであった(口箇所)。
従ってトロリーコレクタ10の集電子11を導体2の下
面に沿って第2図のように走行させる際に上記パリや段
差と引掛かって集電子11に脱線が生じたり離線特性が
悪くなったりする場合が生じるものであった。
面に沿って第2図のように走行させる際に上記パリや段
差と引掛かって集電子11に脱線が生じたり離線特性が
悪くなったりする場合が生じるものであった。
本考案は上記の点に鑑みて威されたものであって、絶縁
トロリー線への給電部分で集電子が脱線したり集電子の
離線特性が悪くなったりするおそれがない絶縁トロリー
線への給電装置を提供することを目的とするものである
。
トロリー線への給電部分で集電子が脱線したり集電子の
離線特性が悪くなったりするおそれがない絶縁トロリー
線への給電装置を提供することを目的とするものである
。
以下本考案を実施例により詳述する。
絶縁トロリー線本体1は合成樹脂材などの絶縁材料で長
尺に形成され、第3図のように全長に亘って開口する三
条の溝12を設けである。
尺に形成され、第3図のように全長に亘って開口する三
条の溝12を設けである。
この三条の溝12の上底にそれぞれ導体2を全長に亘っ
て埋入すると共に導体2の下面を溝12内にて露出させ
ることにより、絶縁トロリー線3を形成するのである。
て埋入すると共に導体2の下面を溝12内にて露出させ
ることにより、絶縁トロリー線3を形成するのである。
絶縁トロリー線3は天井などの造営材にバンガーで吊下
げられることにより設置されるものであるが、この絶縁
トロリー線3の適宜箇所に給電を行なうにあたっては次
のようにして行なう。
げられることにより設置されるものであるが、この絶縁
トロリー線3の適宜箇所に給電を行なうにあたっては次
のようにして行なう。
先ず第5図のように穴明げ具13で絶縁トロリー線本体
1の上面に導体2へ通じる通孔4をあげ、次にこの通孔
4より導体2に下穴をあげてねじ加工を施すことにより
導体2にねじ孔14を設げる。
1の上面に導体2へ通じる通孔4をあげ、次にこの通孔
4より導体2に下穴をあげてねじ加工を施すことにより
導体2にねじ孔14を設げる。
通孔4及びねじ孔14は相隣合う導体2で位置が喰違う
よう設けるものである。
よう設けるものである。
次に、ターミナル5を通孔4に通してターミナル5下部
のねじ部15をねじ孔14に第6図Cのようにねじ込み
固定する。
のねじ部15をねじ孔14に第6図Cのようにねじ込み
固定する。
この後給電線6の端部なターミナル5の接続孔16に挿
入して押しねじ17を締めることによりターミナル5に
給電線6を固定する。
入して押しねじ17を締めることによりターミナル5に
給電線6を固定する。
このようにして第4図のようにターミナル5を介して導
体2に給電線6を接続し、このターミナル5を絶縁材料
でなる絶縁カバー18で覆うものである。
体2に給電線6を接続し、このターミナル5を絶縁材料
でなる絶縁カバー18で覆うものである。
絶縁カバー18の絶縁トロリー線3への取付けは、絶縁
カバー18の下端に突設した係止片19を絶縁トロリー
線3上面の溝20内に係止することにより第6図Cのよ
うに行なうものである。
カバー18の下端に突設した係止片19を絶縁トロリー
線3上面の溝20内に係止することにより第6図Cのよ
うに行なうものである。
尚、上記実施例では通孔4及びねじ孔14を相隣合う導
体2で位置が喰違うように設けて第6図aのようにター
ミナル7の位置を喰違わせてあり、ターミナル7間の絶
縁性が向上するようにしである。
体2で位置が喰違うように設けて第6図aのようにター
ミナル7の位置を喰違わせてあり、ターミナル7間の絶
縁性が向上するようにしである。
上記のように本考案にあっては、絶縁トロリー線への給
電は絶縁トロリー線本体の上面に導体に至る通孔を穿孔
して、この通孔に差し込んだターミナルを介して行なう
ようにしたものであるから、従来のように絶縁トロリー
線本体の一部を全周に亘って切断除去したりこの切断除
去部分に側方より絶縁カバーで覆ったりする必要がなく
、切断端面に切断パリが生じたり集電子が走る部分にて
絶縁カバーと絶縁トロリー線本体との間に段差が生じた
りするおそれがなく、集電子が脱線したり離線特性が悪
くなったりするおそれがないものである。
電は絶縁トロリー線本体の上面に導体に至る通孔を穿孔
して、この通孔に差し込んだターミナルを介して行なう
ようにしたものであるから、従来のように絶縁トロリー
線本体の一部を全周に亘って切断除去したりこの切断除
去部分に側方より絶縁カバーで覆ったりする必要がなく
、切断端面に切断パリが生じたり集電子が走る部分にて
絶縁カバーと絶縁トロリー線本体との間に段差が生じた
りするおそれがなく、集電子が脱線したり離線特性が悪
くなったりするおそれがないものである。
第1図a、bは従来例の斜視図と分解斜視図、第2図は
同上の断面図、第3図は本考案−実施例に用いる絶縁ト
ロリー線の一部切欠斜視図、第4図は本考案−実施例の
分解斜視図、第5図は同上の絶縁トロリー線本体に通孔
な設ける作業を示す分解斜視図、第6図a、b、cは本
考案−実施例より給電線を省略した状態の一部切欠上面
図、側断面図、正断面図である。 1は絶縁トロリー線本体、2は導体、3は絶縁トロリー
線、4は通孔、5はターミナル、6は給電線である。
同上の断面図、第3図は本考案−実施例に用いる絶縁ト
ロリー線の一部切欠斜視図、第4図は本考案−実施例の
分解斜視図、第5図は同上の絶縁トロリー線本体に通孔
な設ける作業を示す分解斜視図、第6図a、b、cは本
考案−実施例より給電線を省略した状態の一部切欠上面
図、側断面図、正断面図である。 1は絶縁トロリー線本体、2は導体、3は絶縁トロリー
線、4は通孔、5はターミナル、6は給電線である。
Claims (1)
- 絶縁材でなる長尺の絶縁トロリー線本体内に導体を全長
に亘って埋設して絶縁トロリー線を形成すると共に絶縁
トロリー線本体の下面を全長に亘って開口せしめて導体
の下面を露出させ、絶縁トロリー線本体の上面に導体に
至る通孔を穿孔し、上方よりターミナルを通孔に差し込
んで導体にターミナルを接続させると共にターミナルの
上部に給電線を接続して成る絶縁トロリー線への給電装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12068279U JPS5853216Y2 (ja) | 1979-08-31 | 1979-08-31 | 絶縁トロリ−線への給電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12068279U JPS5853216Y2 (ja) | 1979-08-31 | 1979-08-31 | 絶縁トロリ−線への給電装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5638521U JPS5638521U (ja) | 1981-04-11 |
JPS5853216Y2 true JPS5853216Y2 (ja) | 1983-12-03 |
Family
ID=29352852
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12068279U Expired JPS5853216Y2 (ja) | 1979-08-31 | 1979-08-31 | 絶縁トロリ−線への給電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5853216Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-08-31 JP JP12068279U patent/JPS5853216Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5638521U (ja) | 1981-04-11 |
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