JPS5852680A - 液晶パネル基板の製造方法 - Google Patents
液晶パネル基板の製造方法Info
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- JPS5852680A JPS5852680A JP56151167A JP15116781A JPS5852680A JP S5852680 A JPS5852680 A JP S5852680A JP 56151167 A JP56151167 A JP 56151167A JP 15116781 A JP15116781 A JP 15116781A JP S5852680 A JPS5852680 A JP S5852680A
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- conductor
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はマ) IJクス型の液晶パネル基板の製造方法
に係り、詳しくは非線型抵抗素子を用いたアクティブマ
) IJクス型液晶パネル基板の製造方法に関する。
に係り、詳しくは非線型抵抗素子を用いたアクティブマ
) IJクス型液晶パネル基板の製造方法に関する。
近年、TN形液晶表示装Rの応用が進み腕時計、電卓等
の分野で大量に用いられている。
の分野で大量に用いられている。
この液晶表示装置の応用分野を拡げるためには表示容量
の増大が必要であるが従来のTN形液晶表示装置すなわ
ち、偏光軸を約90°に交差させた2枚の偏光板にはさ
まれた2枚の透明電極を備えた基板間にネマチック液晶
をその分子軸がねじれた状態になるよう封入し電界効果
によって表示を行なう方法では、電圧−コントラスト特
性の立上りがあまり急峻でないためマルチプレックス駆
動の桁数を上げていくと半選択点が点灯し始めるという
クロストークが生じ数10桁の多桁駆動が限界であった
。
の増大が必要であるが従来のTN形液晶表示装置すなわ
ち、偏光軸を約90°に交差させた2枚の偏光板にはさ
まれた2枚の透明電極を備えた基板間にネマチック液晶
をその分子軸がねじれた状態になるよう封入し電界効果
によって表示を行なう方法では、電圧−コントラスト特
性の立上りがあまり急峻でないためマルチプレックス駆
動の桁数を上げていくと半選択点が点灯し始めるという
クロストークが生じ数10桁の多桁駆動が限界であった
。
そこで液晶表示装置の表示容量を増すために非線型素子
を用いたアクティブマ) IJクス型の装置が考えられ
、アモルファスシリコンやポリシリコンによるTFTや
ダイオード、あるいは酸化亜鉛等を用いたバリスタなど
種々のアプローチがなされている。その中でBaraf
f、D、R,et、#A、 。
を用いたアクティブマ) IJクス型の装置が考えられ
、アモルファスシリコンやポリシリコンによるTFTや
ダイオード、あるいは酸化亜鉛等を用いたバリスタなど
種々のアプローチがなされている。その中でBaraf
f、D、R,et、#A、 。
(1980S より Internationa
l Symp。
l Symp。
eium Digest of Tech、n1
cal Papers 。
cal Papers 。
Vol、X工、 P 、 200 、 April
i 980 )によるタンタルあるいは窒化タンタル
の酸化膜を用いた非線型抵抗素子は製造工程が比較的簡
単なこと、素子設計が容易であるといった利点を有して
いる。この素子の基本構成は第1図および第2図に示す
ようにガラス基板1をTa2O,膜2で被覆し、Ta薄
膜あるいは窒素をドープしたTaN膜3をスパッタリン
グした後所定の形状にパターニングし表面を@極酸化し
て酸化膜4とする。ざらニN i −OrおよびAu薄
膜を蒸着しバターニングして対向電極5とする。この対
向電極5と電気的導通がとれるようにN i −Or及
びAuの透明′rIi極6をつける。表示装置とするた
めには、この透明電極6を第3図に示すようにマトリク
ス状に配置して一絵素とし、第6因におけるリード部7
と直交するような複数のストライブ状透明電極を備えた
対向基板との間に液晶を封入してTNパネルを作る。
i 980 )によるタンタルあるいは窒化タンタル
の酸化膜を用いた非線型抵抗素子は製造工程が比較的簡
単なこと、素子設計が容易であるといった利点を有して
いる。この素子の基本構成は第1図および第2図に示す
ようにガラス基板1をTa2O,膜2で被覆し、Ta薄
膜あるいは窒素をドープしたTaN膜3をスパッタリン
グした後所定の形状にパターニングし表面を@極酸化し
て酸化膜4とする。ざらニN i −OrおよびAu薄
膜を蒸着しバターニングして対向電極5とする。この対
向電極5と電気的導通がとれるようにN i −Or及
びAuの透明′rIi極6をつける。表示装置とするた
めには、この透明電極6を第3図に示すようにマトリク
ス状に配置して一絵素とし、第6因におけるリード部7
と直交するような複数のストライブ状透明電極を備えた
対向基板との間に液晶を封入してTNパネルを作る。
この素子(便宜」−Metal−工n5ulator
−Metal 略してIA 工M素子と呼ぶ)の両端即
ちTa薄膜あるいは窒素をドープしたTa薄膜3とN
i Or / A u薄膜の対向電極5の間に電圧を
印加すると第4図に示すように非線型な電圧−■−電電
流時特性得られその関係が、 工= Kvexp (βJ]−)(1)〔式中、K9β
は係数〕 というPoole −Frθn、 k e l効果を表
わす式にあてはまる。
−Metal 略してIA 工M素子と呼ぶ)の両端即
ちTa薄膜あるいは窒素をドープしたTa薄膜3とN
i Or / A u薄膜の対向電極5の間に電圧を
印加すると第4図に示すように非線型な電圧−■−電電
流時特性得られその関係が、 工= Kvexp (βJ]−)(1)〔式中、K9β
は係数〕 というPoole −Frθn、 k e l効果を表
わす式にあてはまる。
このM工M素子と液晶を組合わせた前記TNパネルをダ
イナミック駆動すると、M工M素子の非線型性によって
実際に液晶に印加されるON電圧と01i″F 雷、圧
の実効値比が大きくなって、より多桁のダイナミック駆
動が可能になりBaraffらによれば1/100−1
/200デユーテイのダイナミック駆動が容易に達成で
きる。
イナミック駆動すると、M工M素子の非線型性によって
実際に液晶に印加されるON電圧と01i″F 雷、圧
の実効値比が大きくなって、より多桁のダイナミック駆
動が可能になりBaraffらによれば1/100−1
/200デユーテイのダイナミック駆動が容易に達成で
きる。
しかしながらBaraffらの構成によるM工M素子は
異なった2種の金属−酸化膜界面を持つ、即ぢTa薄膜
あるいは窒素ドープされたTa薄膜−同薄膜の陽極酸化
膜−(N i、 −Or / A u )薄膜の2界面
があり、そこを通って電流が流れるためにM工M素子に
印加される電圧の極性が変ると電圧−電流特性が非対称
になる。そのためにM工M素子を用いたTNパネルに対
称な交番信号を印加しても液晶に直接印加される波形は
非対称になって直流成分が残りパネルの寿命に著しい影
響を及ぼず。
異なった2種の金属−酸化膜界面を持つ、即ぢTa薄膜
あるいは窒素ドープされたTa薄膜−同薄膜の陽極酸化
膜−(N i、 −Or / A u )薄膜の2界面
があり、そこを通って電流が流れるためにM工M素子に
印加される電圧の極性が変ると電圧−電流特性が非対称
になる。そのためにM工M素子を用いたTNパネルに対
称な交番信号を印加しても液晶に直接印加される波形は
非対称になって直流成分が残りパネルの寿命に著しい影
響を及ぼず。
またMIM素子を用いたTNパネルを駆動する場合、M
I’M素子とTNパネルの等価回路は第6図に示すより
に容量分OMfMと非線型抵抗外RMIMとが並列にな
ったM工M素子8と、容量分OLOと抵抗外RLOとが
並列になった液晶部分9が直列に接続されていると考え
られる。そしてこの両端に駆動電圧を印加するわけであ
るがM工M素子8の容量分OMIM と液晶9の容量
分OLOの組合せによって実際に液晶9に印加される実
効電圧が左右され、計算してみるとMIM素子8の容量
分OMKM の値が液晶9の容量分QLOO値にくらべ
て小さい方がM工M素子8の特性設定の幅が広がり、そ
の容量比OL O/ OM I M の値が5〜20
程度でその値が大きい方が1い。
I’M素子とTNパネルの等価回路は第6図に示すより
に容量分OMfMと非線型抵抗外RMIMとが並列にな
ったM工M素子8と、容量分OLOと抵抗外RLOとが
並列になった液晶部分9が直列に接続されていると考え
られる。そしてこの両端に駆動電圧を印加するわけであ
るがM工M素子8の容量分OMIM と液晶9の容量
分OLOの組合せによって実際に液晶9に印加される実
効電圧が左右され、計算してみるとMIM素子8の容量
分OMKM の値が液晶9の容量分QLOO値にくらべ
て小さい方がM工M素子8の特性設定の幅が広がり、そ
の容量比OL O/ OM I M の値が5〜20
程度でその値が大きい方が1い。
Baraff 、 D、R,et、alの設計ではM
工M素子が12μ常×12μ常の寸法に対して液晶部分
(絵素)は125Hピツチになっておりかなり粗い寸法
となっている。実際に各機器に用いられるドツトマトリ
クス液晶パネルでは0.3〜05咽ピツチが多く採用さ
れるため同一構成でM工M素子を設計Vると6〜5μm
角の寸法となる。
工M素子が12μ常×12μ常の寸法に対して液晶部分
(絵素)は125Hピツチになっておりかなり粗い寸法
となっている。実際に各機器に用いられるドツトマトリ
クス液晶パネルでは0.3〜05咽ピツチが多く採用さ
れるため同一構成でM工M素子を設計Vると6〜5μm
角の寸法となる。
液晶パネル全体での光学特性を均一にするためには基板
内で各M工M素子の特性が揃っていることが必要である
が、3〜5μ毒という寸法領域は現在のマスクアライナ
では通常品と微細パターン加工(vr、、sI用)との
境界領域に近い。
内で各M工M素子の特性が揃っていることが必要である
が、3〜5μ毒という寸法領域は現在のマスクアライナ
では通常品と微細パターン加工(vr、、sI用)との
境界領域に近い。
したがって各素子の面積に起因する特性を揃えるために
はより高精度のマスクアライナが必要となり、特にM工
M素子組込のTN液晶パネルの大型化を計ろうとする時
にはM工M素子の製造コストに大きな影響を及ぼず。
はより高精度のマスクアライナが必要となり、特にM工
M素子組込のTN液晶パネルの大型化を計ろうとする時
にはM工M素子の製造コストに大きな影響を及ぼず。
本発明はかかる欠点を除去するために2個のM工M素子
を電圧−電流特性の非対称性を相補する方向に直列接続
することで対称な電圧−電流特性を得ると同時に、M工
M素子1個を用いる場合にくらべMIM素子1個当りの
面積が2倍で同一の容量値がとれることを利用し、フォ
トリソグラフ工程で必要なパターン精度をゆるやかにす
るものである。
を電圧−電流特性の非対称性を相補する方向に直列接続
することで対称な電圧−電流特性を得ると同時に、M工
M素子1個を用いる場合にくらべMIM素子1個当りの
面積が2倍で同一の容量値がとれることを利用し、フォ
トリソグラフ工程で必要なパターン精度をゆるやかにす
るものである。
以下、本発明の実施例を図面により説明する。
第7図および第8図はM工M素子製造工程の一実施例を
示したもので第7図は断面図、第8図は平面図である。
示したもので第7図は断面図、第8図は平面図である。
基板11は、ソーダガラスやパイレックスガラスあるい
は石英ガラスといったいわゆるガラスから成っている。
は石英ガラスといったいわゆるガラスから成っている。
このガラス基板11と後工程で形成される金属との密着
性を向上させるため、さらにはアルカリ金属や重金属等
を含有するソーダガラス等の場合には前記含有金属がM
工M素子特性や液晶に悪影響をおよぼすと考えられるた
め基板に対してパッシベーション膜となすため金属酸化
膜をOV D (Ohemical Vaper De
position)法もしくはスパッタ蒸着法ににり形
成してもよい。本実施例では、上記理由を考慮しTa2
O。
性を向上させるため、さらにはアルカリ金属や重金属等
を含有するソーダガラス等の場合には前記含有金属がM
工M素子特性や液晶に悪影響をおよぼすと考えられるた
め基板に対してパッシベーション膜となすため金属酸化
膜をOV D (Ohemical Vaper De
position)法もしくはスパッタ蒸着法ににり形
成してもよい。本実施例では、上記理由を考慮しTa2
O。
膜12を形成しである。次にTa13をスパッタ等によ
り1000〜4000Xの膜厚で形成して、フォトエツ
チング法でパターンニングする。エツチングはOF、も
しくは02を含んだOF、ガスのプラズマエツチングに
より行うことが出来る。本実施例においてTaを用いで
あるが、Ta以外の材料としてはM工M素子に通常使用
されている金属であればよく、例えば、チッ素ドープし
た’I’a、Or、W、Atを用いることが出来る。前
記Taパターン13は、後工程で行われる陽極酸化工程
で各Taパターン13(被陽極酸化金属パターン)に電
気的に導通をとるため第9図のごとく各T a パター
ン13を接続しておくとよい。Ta薄膜をパターンニン
グした後、クエン酸水溶液中で陽極酸化することにより
Ta13の表面を酸化して絶縁体膜14を形成する。陽
極酸化膜厚は印加電圧に比例し20Vで約300大程度
となる陽極酸化後、前記TaおよびT a 20 Hか
ら成るパターンのうち必要な部分を残し、他はフォトエ
ツチング法等により除去する。Ta表面に絶縁膜を形成
した後、熱処理することにより陽極酸化膜の膜質や後工
程で形成される酸化膜上層の金属膜の膜質やあるいは酸
化膜と金属膜との界面状態を改善することが出来、さら
には上層の金属膜の密着性を向上させることが出来る。
り1000〜4000Xの膜厚で形成して、フォトエツ
チング法でパターンニングする。エツチングはOF、も
しくは02を含んだOF、ガスのプラズマエツチングに
より行うことが出来る。本実施例においてTaを用いで
あるが、Ta以外の材料としてはM工M素子に通常使用
されている金属であればよく、例えば、チッ素ドープし
た’I’a、Or、W、Atを用いることが出来る。前
記Taパターン13は、後工程で行われる陽極酸化工程
で各Taパターン13(被陽極酸化金属パターン)に電
気的に導通をとるため第9図のごとく各T a パター
ン13を接続しておくとよい。Ta薄膜をパターンニン
グした後、クエン酸水溶液中で陽極酸化することにより
Ta13の表面を酸化して絶縁体膜14を形成する。陽
極酸化膜厚は印加電圧に比例し20Vで約300大程度
となる陽極酸化後、前記TaおよびT a 20 Hか
ら成るパターンのうち必要な部分を残し、他はフォトエ
ツチング法等により除去する。Ta表面に絶縁膜を形成
した後、熱処理することにより陽極酸化膜の膜質や後工
程で形成される酸化膜上層の金属膜の膜質やあるいは酸
化膜と金属膜との界面状態を改善することが出来、さら
には上層の金属膜の密着性を向上させることが出来る。
以上の効果から熱処理を行う必要があり熱処理条件とし
ては、N2ガス、0゜ガスもしくはN 2 と02の混
合ガス雰囲気で200℃以上500℃以下の温度で行う
ことにより前記効果を得ることが出来る。この後Ta薄
膜15をスパッタ蒸着方法等により形成する。T a
N1g、% 15のかわりにM工M素子に用いられる金
属、例えばチノ素ドープしたTa、W。
ては、N2ガス、0゜ガスもしくはN 2 と02の混
合ガス雰囲気で200℃以上500℃以下の温度で行う
ことにより前記効果を得ることが出来る。この後Ta薄
膜15をスパッタ蒸着方法等により形成する。T a
N1g、% 15のかわりにM工M素子に用いられる金
属、例えばチノ素ドープしたTa、W。
A L 、 T i 、 M o 、 Or 、 N
i Or等の金属でもよい。膜厚は3001〜4000
Xとする。40ooX以上にすると応力によりヒビ割れ
を生ずることが有り、薄くすると抵抗が大きくなったり
、段差部で断線したりする。フォトエツチング法により
Ta15を所望の形状にパターンニングする。この時、
第8図に示ずJ:うにM 1M素子が直列にしかも極性
が逆方向になるにうにする。この時に各II工M”J4
子を接続する配線15も同時に形成する。また第8図の
ようにすることによりTa13に対してTa15の合せ
が多少ずれてもM x rIIIIg子寸法に変化はな
く合せ精度に余裕が出来、合せ不良による歩留りの低下
を防ぐことが出来る。以上によりMIM素子を直列接続
したものを7トリクス状に配列した基板が出来る。さら
に液晶パネル基板となすため透明電極16を形成してM
工M素子を直列接続してマ) IJクス状に配列した液
晶パネル基板となすことが出来る。透明’NU極16は
、通常の液晶パネルに用いられるIn、、O,。
i Or等の金属でもよい。膜厚は3001〜4000
Xとする。40ooX以上にすると応力によりヒビ割れ
を生ずることが有り、薄くすると抵抗が大きくなったり
、段差部で断線したりする。フォトエツチング法により
Ta15を所望の形状にパターンニングする。この時、
第8図に示ずJ:うにM 1M素子が直列にしかも極性
が逆方向になるにうにする。この時に各II工M”J4
子を接続する配線15も同時に形成する。また第8図の
ようにすることによりTa13に対してTa15の合せ
が多少ずれてもM x rIIIIg子寸法に変化はな
く合せ精度に余裕が出来、合せ不良による歩留りの低下
を防ぐことが出来る。以上によりMIM素子を直列接続
したものを7トリクス状に配列した基板が出来る。さら
に液晶パネル基板となすため透明電極16を形成してM
工M素子を直列接続してマ) IJクス状に配列した液
晶パネル基板となすことが出来る。透明’NU極16は
、通常の液晶パネルに用いられるIn、、O,。
SnO2、工To(工pdium −Tj、n −Ox
j、de)からなる。本実施例では工Toを約300X
スパツタ蒸着し、第8図のごとく直列接続されたMIM
素子の一端と接続されるようにパターンニンクする。透
明導電薄膜は熱処理をすることによりその膜質を向上す
ることが出来る。熱処理の方法としては、スパッタ蒸着
やOvDによる膜形成時に基板を加熱するかもしくは膜
形成後あるいはパターンユング後に大気雰囲気かN、雰
囲気で熱処理を行う。熱処理温度は温度が高いほうが膜
質は改善され、100℃〜500℃が適当である。本実
施例では120℃で行った。液晶パネル基板となすため
さらに液晶の配向処理として通常行われている方法、す
なわぢラビングやSiO等の無機物質の斜方蒸着あるい
けポリイミド、有機シラン化合物やテフロン等の有機化
合物質を被着して配向膜としてラビング処理して液晶パ
ネル基板となす以上により直列接続したM工M素子を各
絵素に有する液晶パネル基板を得ることが出来、しかも
従来のごとくM工M素子の電圧−電流特性がその極性に
より非対称となる場合においても、本発明によれば2つ
のM工M素子を電圧−電流特性の非対称性を相補する方
向に直列接続されていることから対称な電圧−電流特性
を得ることが出来た。
j、de)からなる。本実施例では工Toを約300X
スパツタ蒸着し、第8図のごとく直列接続されたMIM
素子の一端と接続されるようにパターンニンクする。透
明導電薄膜は熱処理をすることによりその膜質を向上す
ることが出来る。熱処理の方法としては、スパッタ蒸着
やOvDによる膜形成時に基板を加熱するかもしくは膜
形成後あるいはパターンユング後に大気雰囲気かN、雰
囲気で熱処理を行う。熱処理温度は温度が高いほうが膜
質は改善され、100℃〜500℃が適当である。本実
施例では120℃で行った。液晶パネル基板となすため
さらに液晶の配向処理として通常行われている方法、す
なわぢラビングやSiO等の無機物質の斜方蒸着あるい
けポリイミド、有機シラン化合物やテフロン等の有機化
合物質を被着して配向膜としてラビング処理して液晶パ
ネル基板となす以上により直列接続したM工M素子を各
絵素に有する液晶パネル基板を得ることが出来、しかも
従来のごとくM工M素子の電圧−電流特性がその極性に
より非対称となる場合においても、本発明によれば2つ
のM工M素子を電圧−電流特性の非対称性を相補する方
向に直列接続されていることから対称な電圧−電流特性
を得ることが出来た。
第1図、第2図および第34 i」Ba r a f
f 。 D、R,らのM工M素子の構成を示し、第4図はその電
圧−電流特性である。 第5図はM工M素子を用いない場合と用いた場合の液晶
表示素子の′重圧コントラスト特性の差を示す。 第6図はM X M素子を組込んだ液晶パネルの一絵素
の等何回路である。 第7図(a、)〜(f)および第8[閃(α)〜(f)
は本発明による直列接続したM工M素子を有する液晶パ
ネル基板の製造方法を示す断面図及び平面図である。 第91ては陽極酸化のための配線閏の例である。 以 上 出願人 株式会社諏訪精工舎 代理人 弁理士 最上 務 ゴ 第1図
f 。 D、R,らのM工M素子の構成を示し、第4図はその電
圧−電流特性である。 第5図はM工M素子を用いない場合と用いた場合の液晶
表示素子の′重圧コントラスト特性の差を示す。 第6図はM X M素子を組込んだ液晶パネルの一絵素
の等何回路である。 第7図(a、)〜(f)および第8[閃(α)〜(f)
は本発明による直列接続したM工M素子を有する液晶パ
ネル基板の製造方法を示す断面図及び平面図である。 第91ては陽極酸化のための配線閏の例である。 以 上 出願人 株式会社諏訪精工舎 代理人 弁理士 最上 務 ゴ 第1図
Claims (9)
- (1) 絶縁体基板上に第一の導体簿膜を形成したの
ち選択的にエツチングして所定の形状に第一の導11を
パターンニングする工程と、前記第一の導体薄膜を陽極
酸化して第一の導体薄膜表面を第一の導体の酸化膜で包
う工程と、前記第一の導体薄膜及び第一の導体の酸化膜
を選択的にエツチングして所定の形状にパターンニング
する工程と、前記陽極酸化後のパターンニングの後に熱
処理する工程と、第二の導体薄膜を形成した後第二の導
体薄膜を選択的にエツチングして所定の形状にパターン
ニングする丁合と、第三の導体薄膜を形成してのち第三
の導体薄膜を選択的にエツチングして所定の形状にパタ
ーンニングする工程とを特徴とする液晶パネル基板の製
造方法。 - (2) 絶縁体基板が、ソーダガラス、パイレックス
ガラス、石英ガラスといったいわゆるガラスもしくは、
前記ガラス表面上に第一の導体の酸化物を形成した絶縁
体基板であることを特徴とする特許請求の範囲第一項記
載の液晶パネル基板の製造方法。 - (3) 第一の導体薄膜がTa、Or、WもしくはA
tのいずれかからなり、スパッタ蒸着等により、100
0〜40001の膜厚としたことを特徴とする特許請求
の範囲第一項記載の液晶パネルL(板の製造方法。 - (4) 第一の導体の陽極酸化膜厚が100〜100
0スとしたことを特徴とする特許請求の範囲第一項記載
の液晶パネル基板の製造方法。 - (5) 第二の導体薄膜が、Ta、W、At、Ti。 Mo 、Or 、Nior合金のいづれがからなり、ス
パッタ蒸着等により300〜4000Xの膜厚としたこ
とを特徴とする特許請求の範囲第一項記載の液晶パネル
基板の製造方法。 - (6)第三の導体が工n20..SnO,,■T。 あるいは薄い金属薄膜の透明な導体から成ることを特徴
とする前記第一項記載の液晶パネル基板。 - (7) 陽極酸化後の熱処理が、N2ガス902ガス
もしくはN、と02の混合界uH気で200°C以上5
00°C以下の温度であることを特徴とする特許請求の
範囲第一項記載の液晶パネル基板の製造方法。 - (8)透明導体薄膜をスパッタ蒸着法もしくは0■D法
により形成し、膜形成時に基板を100℃〜500℃で
加熱したことを特徴とする特許請求の範囲第一項記載の
液晶パネル基板の製造方法。 - (9)透明導体薄膜を形成した後、N2もしくは大気雰
囲気で100°C〜500℃で熱処理したことを特徴と
する特許請求の範囲第一項記載の液晶パネル基板の製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56151167A JPS5852680A (ja) | 1981-09-24 | 1981-09-24 | 液晶パネル基板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56151167A JPS5852680A (ja) | 1981-09-24 | 1981-09-24 | 液晶パネル基板の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5852680A true JPS5852680A (ja) | 1983-03-28 |
Family
ID=15512779
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56151167A Pending JPS5852680A (ja) | 1981-09-24 | 1981-09-24 | 液晶パネル基板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5852680A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6455539A (en) * | 1987-08-26 | 1989-03-02 | Seiko Epson Corp | Liquid crystal display device |
JPH01105913A (ja) * | 1987-10-19 | 1989-04-24 | Toshiba Corp | マトリックスアレイ基板の製造方法 |
JPH02171726A (ja) * | 1988-12-26 | 1990-07-03 | Toshiba Corp | 液晶表示装置用非線形抵抗素子の製造方法 |
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1981
- 1981-09-24 JP JP56151167A patent/JPS5852680A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS6455539A (en) * | 1987-08-26 | 1989-03-02 | Seiko Epson Corp | Liquid crystal display device |
JPH01105913A (ja) * | 1987-10-19 | 1989-04-24 | Toshiba Corp | マトリックスアレイ基板の製造方法 |
JPH02171726A (ja) * | 1988-12-26 | 1990-07-03 | Toshiba Corp | 液晶表示装置用非線形抵抗素子の製造方法 |
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