JPS5852369B2 - 表面波フイルタ素子用回路基板 - Google Patents
表面波フイルタ素子用回路基板Info
- Publication number
- JPS5852369B2 JPS5852369B2 JP11523079A JP11523079A JPS5852369B2 JP S5852369 B2 JPS5852369 B2 JP S5852369B2 JP 11523079 A JP11523079 A JP 11523079A JP 11523079 A JP11523079 A JP 11523079A JP S5852369 B2 JPS5852369 B2 JP S5852369B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stem
- circuit board
- filter element
- wave filter
- signal input
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 8
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 claims 1
- 239000012212 insulator Substances 0.000 claims 1
- 238000010897 surface acoustic wave method Methods 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000006698 induction Effects 0.000 description 4
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H9/00—Networks comprising electromechanical or electro-acoustic elements; Electromechanical resonators
- H03H9/02—Details
- H03H9/02535—Details of surface acoustic wave devices
- H03H9/02543—Characteristics of substrate, e.g. cutting angles
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は表面波フィルタ素子用回路基板に関するもので
ある。
ある。
表面波フィルタ素子は第1図に示すように1対の櫛形電
極lL12からなる入力電極と、この入力電極に対設し
、同じく1対の櫛形電極13゜14からなる出力電極と
が被着形成された圧電基板15がステム16上に載置固
定されており、このステム16に植設されたステムピン
17 、18゜19.20にそれぞれ細線をもって導接
されている。
極lL12からなる入力電極と、この入力電極に対設し
、同じく1対の櫛形電極13゜14からなる出力電極と
が被着形成された圧電基板15がステム16上に載置固
定されており、このステム16に植設されたステムピン
17 、18゜19.20にそれぞれ細線をもって導接
されている。
このような構造を有する表面波フィルタ素子に於ては通
常ステムピン17はステム16に直接植設され接地端子
となっている。
常ステムピン17はステム16に直接植設され接地端子
となっている。
また他のステムピン18,19,20はステム16に絶
縁部材を介して植設され、ステムピン18は信号入力端
子となり、ステムピン19,20は共に出力端子となり
、次段の差動増幅器などに接続されている。
縁部材を介して植設され、ステムピン18は信号入力端
子となり、ステムピン19,20は共に出力端子となり
、次段の差動増幅器などに接続されている。
図に於て21は他の接地用ステムピンである。
前述した表面波フィルタ素子は所定形状のプリント配線
を有する回路基板に他の部品などと共に固定され、テレ
ビジョン装置などに組込まれることになる。
を有する回路基板に他の部品などと共に固定され、テレ
ビジョン装置などに組込まれることになる。
次に従来の回路基板に表面波フィルタ素子を載置固定し
プリント配線側からみた状態を第2図に示す。
プリント配線側からみた状態を第2図に示す。
図中第1図と同一符号は同一部分を示す。即ち回路基板
31には信号入力端子18に接続されるプリント配線部
32と出力端子19及び20に接続されるプリント配線
部33,34と接地端子17,21を含む部分は接地部
35となっている。
31には信号入力端子18に接続されるプリント配線部
32と出力端子19及び20に接続されるプリント配線
部33,34と接地端子17,21を含む部分は接地部
35となっている。
然るにこの様なプリント配線を有する回路基板31に表
面波フィルタ素子、特に高インピーダンスの圧電基板を
使用した表面波フィルタ素子を載置固定すると、信号入
力端子18と出力端子19及び20が非対称なため誘導
を受けやすく、例えば第3図に示す曲線36に示すよう
にトラップ点37.38が高くなり必要な周波数以外の
周波数の電波が出力端子19及び20より次段の差動増
幅器などに入り込み、表面波フィルタ素子の特性を低下
させる原因となっていた。
面波フィルタ素子、特に高インピーダンスの圧電基板を
使用した表面波フィルタ素子を載置固定すると、信号入
力端子18と出力端子19及び20が非対称なため誘導
を受けやすく、例えば第3図に示す曲線36に示すよう
にトラップ点37.38が高くなり必要な周波数以外の
周波数の電波が出力端子19及び20より次段の差動増
幅器などに入り込み、表面波フィルタ素子の特性を低下
させる原因となっていた。
前述した高インピーダンスの圧電基板を使用する理由は
低インピーダンスの圧電基板を使用した表面波フィルタ
素子は温度特性や電気的特性のばらつきが犬であるのに
較べ、高インピーダンスの圧電基板を使用した表面波フ
ィルタ素子は温度特性も良好であり電気的特性のばらつ
きも極めて小さいためである。
低インピーダンスの圧電基板を使用した表面波フィルタ
素子は温度特性や電気的特性のばらつきが犬であるのに
較べ、高インピーダンスの圧電基板を使用した表面波フ
ィルタ素子は温度特性も良好であり電気的特性のばらつ
きも極めて小さいためである。
本発明は前述した従来の表面波フィルタ素子用回路基板
の諸欠点に鑑みなされたものであり、特に高インピーダ
ンスの圧電基板を使用した表面波フィルタ素子に好適な
表面波フィルタ素子用回路基板を提供することを目的と
している。
の諸欠点に鑑みなされたものであり、特に高インピーダ
ンスの圧電基板を使用した表面波フィルタ素子に好適な
表面波フィルタ素子用回路基板を提供することを目的と
している。
次に本発明の第1の実施例を第3図によって説明する。
図中第1図と同一符号は同一部分を示す。即ち、回路基
板41には信号入力端子18に接続されるプリント配線
部42と出力端子19及び20に導接されるプリント配
線部43,44と、接地端子17.21を含む部分が接
地部35となっているのは従来の回路基板と同様である
が本実施例に於ては信号入力端子18とこの入力端子1
8と対角線方向にある出力端子19を結ぶ直線46に沿
って、プリント配線部43から信号入力端子18方向に
延びる延在部47を設けたことを特徴としている。
板41には信号入力端子18に接続されるプリント配線
部42と出力端子19及び20に導接されるプリント配
線部43,44と、接地端子17.21を含む部分が接
地部35となっているのは従来の回路基板と同様である
が本実施例に於ては信号入力端子18とこの入力端子1
8と対角線方向にある出力端子19を結ぶ直線46に沿
って、プリント配線部43から信号入力端子18方向に
延びる延在部47を設けたことを特徴としている。
この様に延在部47を設けることにより、信号入力端子
18と、出力端子19及び20との間の誘導を防止し、
この出力端子からの信号を差動増幅器で受けることによ
り、第5図の曲線48のトラップ点49,50を破線で
示す従来のトラップ点37,38より下げることが可能
となり、表面波フィルタ素子としての周波数特性を改善
することが可能となった。
18と、出力端子19及び20との間の誘導を防止し、
この出力端子からの信号を差動増幅器で受けることによ
り、第5図の曲線48のトラップ点49,50を破線で
示す従来のトラップ点37,38より下げることが可能
となり、表面波フィルタ素子としての周波数特性を改善
することが可能となった。
即ち延在部47を幅2間、厚さ0.1 mm長さ71n
rILとすることによりトラップ点49,50は9dB
改善されたし、また延在部47を幅2關、厚さ0.1
mm、長さ4mmとすることによりトラップ点49,5
0は3dB改善させることが出来た。
rILとすることによりトラップ点49,50は9dB
改善されたし、また延在部47を幅2關、厚さ0.1
mm、長さ4mmとすることによりトラップ点49,5
0は3dB改善させることが出来た。
次に本発明の第2の実施例を第6図により説明する。
図中第1図と同一符号は同一部分を示す。即ち、回路基
板51には信号入力端子18に接続されるプリント配線
部52と出力端子19及び20に接続されるプリント配
線部53,54と接地端子17,21を含む部分は接地
部55となっているのは従来の回路基板と同様であるが
、本実施例に於ては、信号入力端子18と出力端子19
゜20間の中間部を結ぶ直線(本発明では対角線方向と
云う)56に沿って出力端子19を含むプリント配線部
53に連設して信号入力端子18方向に延びる延在部5
7を設けることにより、信号入力端子18と出力端子1
9及び20との間の誘導を防止したことを特徴としてい
る。
板51には信号入力端子18に接続されるプリント配線
部52と出力端子19及び20に接続されるプリント配
線部53,54と接地端子17,21を含む部分は接地
部55となっているのは従来の回路基板と同様であるが
、本実施例に於ては、信号入力端子18と出力端子19
゜20間の中間部を結ぶ直線(本発明では対角線方向と
云う)56に沿って出力端子19を含むプリント配線部
53に連設して信号入力端子18方向に延びる延在部5
7を設けることにより、信号入力端子18と出力端子1
9及び20との間の誘導を防止したことを特徴としてい
る。
次に本発明の第3の実施例を第7図により説明する。
図中第1図と同一部分を示す。即ち、回路基板61は信
号入力端子18と、出力端子19,20間の中間部を結
ぶ直線即ち対角線方向66に沿って信号入力端子18に
接続されるプリント配線部62と出力端子19及び20
に接続されるプリント配線部63,64と、接地端子1
7.21を含む部分は接地部65となっている。
号入力端子18と、出力端子19,20間の中間部を結
ぶ直線即ち対角線方向66に沿って信号入力端子18に
接続されるプリント配線部62と出力端子19及び20
に接続されるプリント配線部63,64と、接地端子1
7.21を含む部分は接地部65となっている。
即ち、本実施例に於ては直線66に対してプリント配線
部62,63.64をほぼ対称的に形成している。
部62,63.64をほぼ対称的に形成している。
このようにすることにより信号入力端子18と出力端子
19及び20との間の誘導を防止出来るのは前述した他
の実施例と同様であるが回路基板61を製作し易いとい
う利点がある。
19及び20との間の誘導を防止出来るのは前述した他
の実施例と同様であるが回路基板61を製作し易いとい
う利点がある。
前述した実施例の他に種々変形例が考えられることは勿
論である。
論である。
上述したように本発明によれば表面波フィルタ素子の周
波数特性を改善することが可能であり、その工業的価値
は極めて犬である。
波数特性を改善することが可能であり、その工業的価値
は極めて犬である。
第1図は表面波フィルタ素子の簡略説明図、第2図は従
来の表面波フィルタ素子用回路基板を示す説明図、第3
図は第2図の回路基板を使用した時の表面波フィルタ素
子の周波数特性曲線図、第4図は本発明の第1の実施例
を示す説明図、第5図は第4図の回路基板を使用した時
の表面波フィルタ素子の周波数特性曲線図、第6図は本
発明の第2の実施例を示す説明図、第7図は本発明の第
3の実施例を示す説明図である。 15・・・・・・圧電基板、17,18,19,20゜
21・・・・・・ステムピン、31,41,5L61・
・・・・・表面波フィルタ素子用回路基板、36,48
・・・周波数特性曲線。
来の表面波フィルタ素子用回路基板を示す説明図、第3
図は第2図の回路基板を使用した時の表面波フィルタ素
子の周波数特性曲線図、第4図は本発明の第1の実施例
を示す説明図、第5図は第4図の回路基板を使用した時
の表面波フィルタ素子の周波数特性曲線図、第6図は本
発明の第2の実施例を示す説明図、第7図は本発明の第
3の実施例を示す説明図である。 15・・・・・・圧電基板、17,18,19,20゜
21・・・・・・ステムピン、31,41,5L61・
・・・・・表面波フィルタ素子用回路基板、36,48
・・・周波数特性曲線。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 それぞれ1対の櫛形電極からなる入力電極及び出力
電極を有する圧電基板がステム上に載置固定され、前記
入力電極の一方を前記ステムに直接植設されたステムピ
ンに導接して接地端子とし、他方を前記ステムに絶縁部
材を介して植設されたステムピンに導接して信号入力端
子とすると共に、前記1対の出力電極をそれぞれ前記ス
テムに絶縁物を介して植設されたステムピンに導接して
1対の出力端子とした表面波フィルタ素子を所定形状の
プリント配線を有する回路基板に前記それぞれのステム
ピンを介して接続するようになされた表面波フィルタ素
子用回路基板に於て、前記1対の出力素子のうち、前記
信号入力端子と対角線方向にある出力端子を固定したプ
リント配線部に前記信号入力端子方向に延びる延在部を
形成したことを特徴とする表面波フィルタ素子用回路基
板。 2 それぞれ1対の櫛形電極からなる入力電極及び出力
電極を有する圧電基板がステム上に載置固定され、前記
入力電極の一方を前記ステムに直接植設されたステムピ
ンに導接して接地端子とし、他方を前記ステムに絶縁部
材を介して植設されたステムピンに導接して信号入力端
子とすると共に前記1対の出力電極をそれぞれ前記ステ
ムに絶縁物を介して植設されたステムピンに導接して1
対の出力端子とした表面波フィルタ素子を所定形状のプ
リント配線を有する回路基板に前記それぞれのステムピ
ンを介して接続するようになされた表面波フィルタ素子
用回路基板に於て、前記1対の出力端子の中間部と前記
信号入力端子とを結ぶ直線に沿って前記信号入力端子を
固定したプリント配線部を設けると共に前記直線に沿っ
て1対の出力端子を固定したプリント配線部をほぼ対称
に設けたことを特徴とする表面波フィルタ素子用回路基
板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11523079A JPS5852369B2 (ja) | 1979-09-10 | 1979-09-10 | 表面波フイルタ素子用回路基板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11523079A JPS5852369B2 (ja) | 1979-09-10 | 1979-09-10 | 表面波フイルタ素子用回路基板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5639613A JPS5639613A (en) | 1981-04-15 |
JPS5852369B2 true JPS5852369B2 (ja) | 1983-11-22 |
Family
ID=14657561
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11523079A Expired JPS5852369B2 (ja) | 1979-09-10 | 1979-09-10 | 表面波フイルタ素子用回路基板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5852369B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0367181B1 (en) * | 1988-10-31 | 1994-04-20 | Hitachi, Ltd. | Surface acoustic wave filter device |
US6079430A (en) * | 1998-08-31 | 2000-06-27 | Yamamoto; Yasuyuki | Automatic fold-up umbrella |
-
1979
- 1979-09-10 JP JP11523079A patent/JPS5852369B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5639613A (en) | 1981-04-15 |
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