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JPS5852113Y2 - 製袋機における溶断溶着装置 - Google Patents

製袋機における溶断溶着装置

Info

Publication number
JPS5852113Y2
JPS5852113Y2 JP1981140551U JP14055181U JPS5852113Y2 JP S5852113 Y2 JPS5852113 Y2 JP S5852113Y2 JP 1981140551 U JP1981140551 U JP 1981140551U JP 14055181 U JP14055181 U JP 14055181U JP S5852113 Y2 JPS5852113 Y2 JP S5852113Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating plate
water
bag material
insulating chamber
cooled
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1981140551U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5778928U (ja
Inventor
清次 青木
Original Assignee
株式会社 太洋商会
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社 太洋商会 filed Critical 株式会社 太洋商会
Priority to JP1981140551U priority Critical patent/JPS5852113Y2/ja
Publication of JPS5778928U publication Critical patent/JPS5778928U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5852113Y2 publication Critical patent/JPS5852113Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリアミ
ドなどの熱可塑性合成樹脂フィルム、不織布などよりな
る袋素材帯を溶断、溶着して袋を製造する装置に係るも
ので、主としてポリアミド系の不織布よりなる袋素材帯
を溶断溶着する装置に関するものである。
この種の不織布よりなるウェブは、丈夫さと和紙に似た
風合を有する為に種々の包装資材としては既に使用され
ているが、袋としては縫製加工を施したものが一部に見
られるだけで、熱溶着したものは殆んど市場に存在しな
い。
その理由としては、不織布をヒートシールバーで押圧シ
ールすると、その部分においては不織布であるために、
熱伝導が悪く、溶着に時間を要するのみならず、溶着部
分においては、各繊維が一塊となって圧密溶着してしま
う為に、他の不織布部分とは全く風合を異にした硬いも
のとなり、袋全体の持味を減殺し、また溶着部きわにお
いては不織布自体が脆化し強度の低下を来し、袋が破損
し易い欠点があった為と思われる。
この考案はこのような従来の溶着装置の欠点を改善した
もので、熱可塑性の不織布であっても、その風合を減殺
することなく強固に溶着できるようにし、かつ溶断溶着
装置外においては加熱板シークからの放射熱を断熱室中
に貯えるようにし、熱効率の向上を図ることをその目的
とする。
この考案は一連の袋素材帯を間欠移送する上下一対挾持
型間欠移送ローラが順次移送方向に二組設けてあり、こ
の2組の間欠移送ローラ間には、上記袋素材帯の上下よ
り、上記間欠移送ローラの停止時毎にこの袋素材帯を横
断方向に挾持し、離反する一対二組の水冷式挟持部材が
中央に若干の間隙を設けて装備してあり、これら二組の
水冷式挟持部材のうち、一方の組の水冷式挟持部材近傍
に断熱室が設けてあり、上記水冷式挟持部材の挟持期間
中に同期して、上記断熱室よりこの断熱室に設けたスリ
ット及び前記水冷式挟持部材に形成した前記間隙中を通
り下降し、次いでこの断熱室内へ上昇復帰する薄板型加
熱板シークが装備してあり、前記加熱板シーフの下限位
置は、加熱板シーフの中段部が、前記水冷式挟持部材に
よる袋素材帯挾持位置と一致する位置としてあり、上記
加熱板シーフには、常時断熱室内に位置する電熱源部材
が設けであることを特徴とする製袋機における溶断溶着
装置である。
この考案を今図示の代表的な実施態様に基づいて説明す
る。
全体の機構としては、第1図に示すようなものであって
、10.11はそれぞれ上下一対挟持型の間欠移送ロー
ラであって、モータによって連続回転する主軸12の一
端に固着されたクランク13及び、これとクランクロッ
ド14によって連結された扇形歯車15、これと噛合す
るピニオン16の軸には電磁クラッチブレーキ30を介
して前記間欠移送ローラ10又は11が連結され、扇形
歯車15及びピニオン16の往回転時のみクラッチが結
合し、実回転時はクラッチが外れて停止して間欠回転を
伝えるように装備しである。
間欠移送ローラ10と11は伝動機構で伝動しである。
17.18は、これら間欠移送ローラ10と11の間に
設けた一対二組の水冷式挟持部材であって、前記主軸1
2を設けたカム板19によって前記間欠移送ローラ10
及び11の停止期間毎に相接触し離反するように装備し
てあり、前記二組の間欠移送ローラ10,11で移送さ
れる一連の袋素材帯Fを若干の間隙21(通常は5mm
〜3mm程度)において2ケ所挟持する。
前記一対2組の水冷式挟持部材17.18のうち、上部
側の押え部材17 a 、18 a上方に駐、一体に断
熱室24が設けてあり、この断熱室24の外壁は断熱材
23で被覆されている。
20は薄板型加熱板シークでり、この加熱板シーフ20
に一体に電熱源部22が設けてあり、常時前記断熱室2
4内に位置する。
上記加熱板シーフ20は、袋素材帯を前記挟持部材17
.18で挟持中に、断熱室24内がらこの断熱室24に
設けたスリット25、前記挾持部材17の間隙21を通
り下降し、次いで断熱室24内へ上昇復帰するように装
備してあり、この加熱板シーフ20の下限位置は、この
加熱板シーフ20の高さHの約2分の1の高さのところ
が、上下の水冷式挟持部材17.18の挟持位置と一致
する時の位置にしである。
これらの作動の機構の一例としては、主軸12に固着し
たカム板19により作動する上下動部材26に前記断熱
室24及び前記挟持部材17.18の上部側の押え部材
17 a 、18 aが圧縮ばね27を介して設けて構
成されている。
上下動部材26の駆動はカム板の外、空気圧的、電磁的
等、適当手な段に置換えてもよい。
以上のように構成しているこの考案の装置において例え
ばポリアミド系の不織布よりなる一側縁が折曲縁となり
他側縁が開放縁となっている半折された袋素材帯Fを間
欠移送ローラ10jlに順次通し、加熱板シーフ20に
充分の熱を与えて挟持部材17.18の下側部材17b
、18bは一般に機枠28に固定しておき、これらの水
管17 C,18C又は必要に応じて上側の挾持部材1
7 a 、18 aの水管17e、18eにも冷却水を
通し全装置を運転すると袋素材帯Fは所定寸法づつ一方
向に間欠移送され、その停止時毎に、先ず加熱板シーフ
20及び上側挾持部材17 a 、18 a及び断熱室
24が共に下降し、上側挟持部材17 a 、18 H
によって先ず袋素材帯Fを下側の押え部材17b、18
bに押圧し、挾持する。
更に加熱板シーフ20はばね27を圧縮して下降し、ス
リット25より断熱室24外に突出し、一対二組の挾持
部材17.18間の間隙21中に下降し、遂には加熱板
シーフ20の下縁によって緊張状態にある袋素材帯Fを
熱溶断し、更に加熱板シーフ20は加熱板シーフ20の
高さHの2分の1程度のところが上記挟持部材17.1
8の挟持位置に達するまで下降し、加熱板シーフ20の
側面からの放射熱によって、上下より挾持されている袋
素材帯Fの溶断端を更に溶融して上下二枚の袋素材帯F
を構成している不織布繊維を相互に融着させる。
而して、加熱板シーフ20は上昇し、上側の挾持部材1
7a、18aも袋素材帯F及び溶断されて成形された袋
F1より分離し、逐には加熱板シーフ20は断熱室24
内に復帰する。
次に二組の間欠移送ローラ10,11は駆動され、次の
移送を行う。
この場合搬入側の挟持部材17の下側の挟持部材17b
の搬入側隅角部には搬入側が上位の傾斜面29が設けて
あって、移送ローラ10によって送り出される袋素材帯
Fが確実に搬出側挟持部材18b上に供給されるように
形成されている。
以上のように構威し作用するこの考案の装置は、次の効
果を奏する。
先ず、上記加熱板シーク20は、溶断溶着のため下降す
る時以外は、上方の断熱室24内に退避位置し、かつこ
の加熱板シーク20に設けた電熱源部材22は常時断熱
室24内に位置するので、溶断溶着時以外では上記加熱
板シーク20からの放射熱は、断熱室24中に貯えられ
、外部へ無駄に放射されることがなくなり、熱効率良く
加熱板シーク20に貯え、たとえポリアミド系の不織布
といえども短時間に溶断溶着できる。
と共に、この加熱板シーク20の退避時に水冷式挟持部
材17.18を輻射熱で加熱する悪影響も極めて少なく
できる。
更に、袋素材帯Fの溶断時においては、挟持部材17.
18で確実に袋素材帯Fを挟持し緊張した状態において
、袋素材帯Fに加熱板シーク20の下縁が当り溶断する
ので、その溶断は容易かつ確実に行うことができる。
上記図示した実施態様の効果は、次の通りである。
先ず、上記加熱板シーク20の下縁は挟持部材17.1
8の挟持装置よりも下り、加熱板シーク20の中段部が
挟持部材17.18の挟持位置とほぼ一致する為に、袋
素材帯F及び袋F1の溶断端は、端面及び上下よりほぼ
平等に加熱されて、上下の袋素材帯の各繊維は平等に溶
融して、融着し、溶着部は挾持部材に沿って美麗となり
しかも加熱板シーク20が上昇後は、挾持されている水
冷式挟持部材17.18によって急速に冷却される為に
強固に溶着する。
殊に不織布の場合は各繊維が絡まって溶着し、不織布の
風合を減殺することなく溶着ができる。
実施例において、二組の挟持部材17.18の間隙が約
3cm、加熱板シーク20の厚みが1mmの場合が最も
良い結果を得た。
尚、前記実施態様においては、加熱板シーク20の下縁
は、挟持部材17.18の挟持位置よりも更に下降し、
加熱板シーク20の中段部が挟持部材の挟持位置とほぼ
一致する位置で停止するようにしであるが、加熱板シー
ク20の中段部が上記挟持位置に達せず、この挟持位置
より若干下位で加熱板シーク20の下縁が下降停止する
態様でも、この考案としては同一である。
この際には、下側の押え部材17 b 、18 b内に
加熱ヒータを入れると、袋素材帯の溶断端の溶着に都合
が良い。
更に、図示の装置の配置を天地と逆とし、袋素材帯下側
より加熱板シーク20を突出きても、この考案としては
同一で゛ある。
この考案の装置は、通常のフィルム、扁平チューブなど
と袋素材帯より袋を製造するときにも同様に使用できる
【図面の簡単な説明】
図はこの考案に係るものを示すものであって、第1図は
全体の機構概略図、第2図は移送中の要部拡大断面図、
第3図は熱溶断溶着中の拡大断面図、第4図は袋素材帯
及び袋の斜視図。 図中 10.11・・・・・・間欠移送ローラ、17.
18・・・・・・水冷式挟持部材、20・・・・・・加
熱板シーク、21・・・・・・間隙、H・・・・・・加
熱板シークの高さ、F・・・・・・袋素材帯、Fl・・
・・・・袋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一連の袋素材帯を間欠移送する上下一対挾持間欠移送ロ
    ーラが順次移送方向に二組設けてあり、この2組の間欠
    移送ローラ間には、上記袋素材帯の上下より、上記間欠
    移送ローラの停止時毎にこの袋素材帯を横断方向に挟持
    し、離反する一対二組の水冷式挟持部材が中央に若干の
    間隙を設けて装備してあり、これら二組の水冷式挟持部
    材のうち、一方の組の水冷式挟持部材近傍に断熱室が設
    けてあり、上記水冷式挟持部材の挟持期間中に同期して
    、上記断熱室内よりこの断熱室に設けたスリット及び前
    記水冷式挟持部材に形成した前記間隙中を通り下降し、
    次いでこの断熱室内へ上昇復帰する薄板型加熱板シーフ
    が装備してあり、前記加熱板シークの下限位置は、加熱
    板シークの中段部が、前記水冷式挟持部材による袋素材
    帯挟持位置と一致する位置としてあり、上記加熱板シー
    クには、常時断熱室内に位置する電熱源部材が設けであ
    ることを特徴とする製袋機における溶断溶着装置。
JP1981140551U 1981-09-24 1981-09-24 製袋機における溶断溶着装置 Expired JPS5852113Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1981140551U JPS5852113Y2 (ja) 1981-09-24 1981-09-24 製袋機における溶断溶着装置

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JP1981140551U JPS5852113Y2 (ja) 1981-09-24 1981-09-24 製袋機における溶断溶着装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5778928U JPS5778928U (ja) 1982-05-15
JPS5852113Y2 true JPS5852113Y2 (ja) 1983-11-28

Family

ID=29500462

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JP1981140551U Expired JPS5852113Y2 (ja) 1981-09-24 1981-09-24 製袋機における溶断溶着装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6207812B2 (ja) * 2011-07-25 2017-10-04 大森機械工業株式会社 包装フィルム用折り線形成装置

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JPS5778928U (ja) 1982-05-15

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