JPS5852076Y2 - 自動パンスライサ−用載置板移動機構 - Google Patents
自動パンスライサ−用載置板移動機構Info
- Publication number
- JPS5852076Y2 JPS5852076Y2 JP3505479U JP3505479U JPS5852076Y2 JP S5852076 Y2 JPS5852076 Y2 JP S5852076Y2 JP 3505479 U JP3505479 U JP 3505479U JP 3505479 U JP3505479 U JP 3505479U JP S5852076 Y2 JPS5852076 Y2 JP S5852076Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slider
- mounting plate
- bread
- guide shaft
- crank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- 235000008429 bread Nutrition 0.000 title claims description 38
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 title claims description 10
- 230000009467 reduction Effects 0.000 claims description 9
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 6
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 6
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 210000002784 stomach Anatomy 0.000 description 1
Landscapes
- Food-Manufacturing Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動パンスライサー用の載置板移動機構の改良
に関する。
に関する。
自動パンスライサーにおいては、パンを裁断するための
カッターを定位置に固定し、パンを載置した載置板の方
をモータによってカッタ一方向に対して往復運動なさし
め、この往動によってパンの裁断を行うようになってい
る。
カッターを定位置に固定し、パンを載置した載置板の方
をモータによってカッタ一方向に対して往復運動なさし
め、この往動によってパンの裁断を行うようになってい
る。
ところで、このような自動パンスライサーにおいては、
パン裁断を速かに行うという作業面での必要上、載置板
の移動速度を一定程度速くすることが要求されるが、反
面、パンに潰れ等を生じせしめないようにして適正に裁
断するには、裁断速度つまり載置板の往動における移動
速度が緩やかなほうが好ましい。
パン裁断を速かに行うという作業面での必要上、載置板
の移動速度を一定程度速くすることが要求されるが、反
面、パンに潰れ等を生じせしめないようにして適正に裁
断するには、裁断速度つまり載置板の往動における移動
速度が緩やかなほうが好ましい。
しかして従来においては、前記したような相反する2つ
の要請を満足させるような載置板の移動機構は存在せず
、多くの場合、載置板の移動速度を犠牲にしてパンの裁
断の適正を確保するようにしていた。
の要請を満足させるような載置板の移動機構は存在せず
、多くの場合、載置板の移動速度を犠牲にしてパンの裁
断の適正を確保するようにしていた。
本考案は以上の如き従来の難点を解消すべく考案された
ものであって、パンを速かに且つ適正に裁断することが
できる載置板の移動機構を提供することをその目的とす
る。
ものであって、パンを速かに且つ適正に裁断することが
できる載置板の移動機構を提供することをその目的とす
る。
このため本考案は、モータに取付けられた減速装置に、
該減速装置の最終回転体に固定されたクランクと、該ク
ランクに一端を介して連結された連杆と、載置板移動方
向に沿って設けられた案内軸と、該案内軸に摺動可能に
取付けられ、前記連杆の他端が連結される滑子とからな
るクランク機構を連設するとともに、前記案内軸を該軸
上の滑子がカッタ一方向へは遅く、反力ツタ一方向へは
速く移動するよう前記回転体の中心から偏位した状態に
設け、前記滑子の側部には滑子移動方向に間隔をおいて
縦溝又は穴を設け、一端が載置板に固定された支杆の他
端を、前記縦溝又は穴のうちの任意の1つに嵌脱可能に
嵌挿される連結ピンを介して滑子に連結し、前記クラン
ク機構により案内軸上を摺動する滑子を介して載置板を
移動せしめるようにしたことをその基本的特徴とする。
該減速装置の最終回転体に固定されたクランクと、該ク
ランクに一端を介して連結された連杆と、載置板移動方
向に沿って設けられた案内軸と、該案内軸に摺動可能に
取付けられ、前記連杆の他端が連結される滑子とからな
るクランク機構を連設するとともに、前記案内軸を該軸
上の滑子がカッタ一方向へは遅く、反力ツタ一方向へは
速く移動するよう前記回転体の中心から偏位した状態に
設け、前記滑子の側部には滑子移動方向に間隔をおいて
縦溝又は穴を設け、一端が載置板に固定された支杆の他
端を、前記縦溝又は穴のうちの任意の1つに嵌脱可能に
嵌挿される連結ピンを介して滑子に連結し、前記クラン
ク機構により案内軸上を摺動する滑子を介して載置板を
移動せしめるようにしたことをその基本的特徴とする。
次に本考案の一実施例を図面に基づいて具体的に説明す
る。
る。
第1図ないし第4図は本考案による載置板の移動機構を
示すものであって、1は載置板駆動用のモータであり、
該モータ1には複数個のプーリ及びスプロケットホイー
ルよりなる減速装置2が連設されている。
示すものであって、1は載置板駆動用のモータであり、
該モータ1には複数個のプーリ及びスプロケットホイー
ルよりなる減速装置2が連設されている。
即ち、この減速装置2はモータ1の駆動軸3に取付けら
れた小径プーリ4と、下部基台5の垂直壁51に回転可
能に取付けられた回転軸6のモーフ1側の部分に前記小
径プーリ4と並列して設けられる大径プーリ7と、前記
回転軸6の垂直壁51を隔てた反対側の部分に設けられ
る小径スプロケットホイール8と、前記垂直壁51に小
径スプロケットホイール8と並列して回転可能に設けら
れる大径スプロケットホイール9とを備え、前記小径プ
ーリ4と大径プーリ7間にベルト10を巻掛け、小径ス
プロケットホイール8と大径スプロケットホイール9間
にチェ711を巻掛けることで、モータ1の回転を減速
し得るようになっている。
れた小径プーリ4と、下部基台5の垂直壁51に回転可
能に取付けられた回転軸6のモーフ1側の部分に前記小
径プーリ4と並列して設けられる大径プーリ7と、前記
回転軸6の垂直壁51を隔てた反対側の部分に設けられ
る小径スプロケットホイール8と、前記垂直壁51に小
径スプロケットホイール8と並列して回転可能に設けら
れる大径スプロケットホイール9とを備え、前記小径プ
ーリ4と大径プーリ7間にベルト10を巻掛け、小径ス
プロケットホイール8と大径スプロケットホイール9間
にチェ711を巻掛けることで、モータ1の回転を減速
し得るようになっている。
しかして、前記減速装置2の最終回転体、つまり大径ス
プロケットホイール9の側面には、クランク12が固定
ボルトによって固定され、さらに該クランク12の先端
には連杆13がその一端を介して枢軸14により枢着さ
れている。
プロケットホイール9の側面には、クランク12が固定
ボルトによって固定され、さらに該クランク12の先端
には連杆13がその一端を介して枢軸14により枢着さ
れている。
さらに前記大径スプロケットホイール9の中心から偏位
した位置、つまり前記中心から上方の位置には、案内軸
15がその両端を介して、前記各スプロケットホイール
及びプーリと平行で且つ水平状に下部基台5に取付けら
れている。
した位置、つまり前記中心から上方の位置には、案内軸
15がその両端を介して、前記各スプロケットホイール
及びプーリと平行で且つ水平状に下部基台5に取付けら
れている。
この案内軸15には、挿通孔161を有し、一側に2つ
の縦溝17a。
の縦溝17a。
17bを有する滑子16がその挿通孔161を介して摺
動可能に取付けられている。
動可能に取付けられている。
この滑子16の他側には前記連杆13の他端が枢軸18
により回転可能に枢着されており、前記大径スプロケッ
トホイール9の回転により、前記クランク12及び連杆
13を介して滑子16を案内軸15上で摺動させ得るよ
うになっている。
により回転可能に枢着されており、前記大径スプロケッ
トホイール9の回転により、前記クランク12及び連杆
13を介して滑子16を案内軸15上で摺動させ得るよ
うになっている。
一方、第4図及び第5図において、19は載置板で、該
載置板19の裏面には板体20が固着され、この板体2
0の長さ方向のカッター21寄り一端にはL字状の脚部
201か、また他端には、直角状の脚部202が各達成
され、前記り字状の脚部201には、溝形ローラ22a
、22aと、これと一定の間隔をおいた溝形ローラ2
2bが、また前記脚部202には横ローラ23がそれぞ
れ回転可能に取付けられている。
載置板19の裏面には板体20が固着され、この板体2
0の長さ方向のカッター21寄り一端にはL字状の脚部
201か、また他端には、直角状の脚部202が各達成
され、前記り字状の脚部201には、溝形ローラ22a
、22aと、これと一定の間隔をおいた溝形ローラ2
2bが、また前記脚部202には横ローラ23がそれぞ
れ回転可能に取付けられている。
また上部基台5′内側の前記脚部201直下には、カッ
ター21と平行な載置板案内軸24が配設されるととも
に、上部基台5′のカッター取付側と反対側の側壁上面
の略全長には、前記横ローラ23の摺動面25が形成さ
れている。
ター21と平行な載置板案内軸24が配設されるととも
に、上部基台5′のカッター取付側と反対側の側壁上面
の略全長には、前記横ローラ23の摺動面25が形成さ
れている。
しかして、前記載置板19は、前記溝形ローラ22a
、22aと溝形ローラ22bとの間に載置板案内軸24
が嵌挿し、且つ前記横ローラ23が前記摺動面25に当
接する如くして上部基台5′上に装着され、この状態で
載置板19は前記溝形ローラ22a、22a、22bが
載置板案内軸24に案内され、且つ横ローラ23が摺動
面25上を摺動することで、第5図中、矢印A方向での
往復動が可能となっている。
、22aと溝形ローラ22bとの間に載置板案内軸24
が嵌挿し、且つ前記横ローラ23が前記摺動面25に当
接する如くして上部基台5′上に装着され、この状態で
載置板19は前記溝形ローラ22a、22a、22bが
載置板案内軸24に案内され、且つ横ローラ23が摺動
面25上を摺動することで、第5図中、矢印A方向での
往復動が可能となっている。
以上の如き構成において、前記滑子16と載置板19と
は支杆26によって連結されている。
は支杆26によって連結されている。
即ち、支杆26は一端に透孔27を有するものであって
、その他が前記載置板19の脚部202に固定されると
ともに、透孔27が設けられている前記一端が滑子16
の前記−側に当接し得るようになっており、前記透孔2
7にビン28を挿入し、該ピン28の先端を前記縦溝1
7a、17bのいずれか1つに挿脱可能に嵌挿すること
で、載置板19と滑子16とを連結するようになってい
る。
、その他が前記載置板19の脚部202に固定されると
ともに、透孔27が設けられている前記一端が滑子16
の前記−側に当接し得るようになっており、前記透孔2
7にビン28を挿入し、該ピン28の先端を前記縦溝1
7a、17bのいずれか1つに挿脱可能に嵌挿すること
で、載置板19と滑子16とを連結するようになってい
る。
なお、上記実施例においては、当初から自動パンスライ
サーとして製作する場合に限らず、手動式パンスライサ
ーの下部にユニットとして製作された第1図ないし第3
図に示す如き装置を取付けるような構成とすることも可
能である。
サーとして製作する場合に限らず、手動式パンスライサ
ーの下部にユニットとして製作された第1図ないし第3
図に示す如き装置を取付けるような構成とすることも可
能である。
また、滑子16に設けられる2つの縦溝17a。
17bは、これを適宜使い分けて裁断するパンの種類に
合せて、載置板19の移動範囲を変更するものである。
合せて、載置板19の移動範囲を変更するものである。
第6図は滑子16′に1つの縦溝17′シか設けない場
合の滑子16′の必要とされるストローク及び載置板1
9の移動範囲を示すものであるが、図からも明らかなよ
うに、幅に較べて高さの大きい山形パンP1等を裁断す
る場合には、滑子16′のストロークは少なくともLl
で示される範囲が必要であり、また断面略四角形の角食
パンP2等を裁断する場合には、滑子16′のストロー
クは少なくともL2にに示される範囲が必要である。
合の滑子16′の必要とされるストローク及び載置板1
9の移動範囲を示すものであるが、図からも明らかなよ
うに、幅に較べて高さの大きい山形パンP1等を裁断す
る場合には、滑子16′のストロークは少なくともLl
で示される範囲が必要であり、また断面略四角形の角食
パンP2等を裁断する場合には、滑子16′のストロー
クは少なくともL2にに示される範囲が必要である。
このため、パンスライサーヲ角食パンP2及び山形パン
P1のいずれをも裁断し得るものとするには、滑子16
′のストロークはL3で示される範囲が必要となる。
P1のいずれをも裁断し得るものとするには、滑子16
′のストロークはL3で示される範囲が必要となる。
これに対して本考案にあっては、滑子16に2つの縦溝
17a、17bを設け、角食パンP2の場合には縦溝1
7aを介し、山形パンP□の場合には縦溝17bを介し
てそれぞれ支杆26を連結するようにし、滑子16のス
トロークを第7図で示す如く、Lで示される範囲で足り
るようにしたものである。
17a、17bを設け、角食パンP2の場合には縦溝1
7aを介し、山形パンP□の場合には縦溝17bを介し
てそれぞれ支杆26を連結するようにし、滑子16のス
トロークを第7図で示す如く、Lで示される範囲で足り
るようにしたものである。
しかして、か力)る構成の下において滑子16に対する
支杆26の連結の胡み換えを簡便ならしめるため、第8
図ないし第9図の如き構成が採用され得る。
支杆26の連結の胡み換えを簡便ならしめるため、第8
図ないし第9図の如き構成が採用され得る。
即ち、縦溝17a、17bの設けられる一側の一端寄り
にボルト29を植設し、また他端寄りに突起30を設け
るとともに、中心に前記ビン28を挿通する孔31を有
し、その両側に前記ボルト29を挿通すべき横長のボル
ト挿通孔32及び前記突起30を挿通すべき横長の突起
挿通孔33を有するカバ一体34を、滑子16に装着し
、前記ボルト挿通孔32から突出するボルト29に締め
ナツト35を螺合せしめ、これを締め付けることでカバ
一体34を固定するようになし、さらにカバ一体34外
面の前記突起挿通孔33両端に対応する位置には、パン
の種別に応じた表示を設け、カバ一体34をスライドさ
せ、前記表示を突起30の位置に合せることで、孔31
が縦溝17aあるいは17b上に位置するようになした
ものである。
にボルト29を植設し、また他端寄りに突起30を設け
るとともに、中心に前記ビン28を挿通する孔31を有
し、その両側に前記ボルト29を挿通すべき横長のボル
ト挿通孔32及び前記突起30を挿通すべき横長の突起
挿通孔33を有するカバ一体34を、滑子16に装着し
、前記ボルト挿通孔32から突出するボルト29に締め
ナツト35を螺合せしめ、これを締め付けることでカバ
一体34を固定するようになし、さらにカバ一体34外
面の前記突起挿通孔33両端に対応する位置には、パン
の種別に応じた表示を設け、カバ一体34をスライドさ
せ、前記表示を突起30の位置に合せることで、孔31
が縦溝17aあるいは17b上に位置するようになした
ものである。
なお、滑子16と支杆26との連結は、上記した如き実
施例に限定されるものではなく、滑子16にピン28挿
通用の孔を設ける等、種々の構成となし得ることは言う
までもない。
施例に限定されるものではなく、滑子16にピン28挿
通用の孔を設ける等、種々の構成となし得ることは言う
までもない。
次に本考案の作用を説明すると、減速装置2の最終回転
体たる大径スプロケットホイール9が回転することによ
り、前記滑子16はクランク12及び連杆13を介して
案内軸15上を摺動するものであり、これに伴って、載
置板19は前記支杆26を介してカッター21と平行に
往復動をなすものであるが、案内軸15が前記大径スプ
ロケットホイール9の中心から上方に位置し、かつ大径
スプロケットホイール9は図中矢印B方向に回転するた
め、前記滑子16及びこれと支杆26を介して連結され
ている載置板19はカッタ一方向へは遅く、また反力ツ
タ一方向へは速く移動するものである。
体たる大径スプロケットホイール9が回転することによ
り、前記滑子16はクランク12及び連杆13を介して
案内軸15上を摺動するものであり、これに伴って、載
置板19は前記支杆26を介してカッター21と平行に
往復動をなすものであるが、案内軸15が前記大径スプ
ロケットホイール9の中心から上方に位置し、かつ大径
スプロケットホイール9は図中矢印B方向に回転するた
め、前記滑子16及びこれと支杆26を介して連結され
ている載置板19はカッタ一方向へは遅く、また反力ツ
タ一方向へは速く移動するものである。
従ってパンを載置した状態で載置板19に前記した動作
をなさしめるならば、パンはカッター21に対して緩や
かな速度で当たることになり、パンの潰れ等が生ずるこ
となく、適正な裁断が行われ、しかも裁断された後は載
置板19は速やかに原位置に復帰するものであり、これ
によって載置板19の往復動に要する時間を長くするこ
となく、適正にパンの裁断を行うことができる。
をなさしめるならば、パンはカッター21に対して緩や
かな速度で当たることになり、パンの潰れ等が生ずるこ
となく、適正な裁断が行われ、しかも裁断された後は載
置板19は速やかに原位置に復帰するものであり、これ
によって載置板19の往復動に要する時間を長くするこ
となく、適正にパンの裁断を行うことができる。
また上記構成としたことによって、始動の時における立
ち上りが良好になり、モータの駆動力をパンのスライス
にフルに利用できるという作用が得られる。
ち上りが良好になり、モータの駆動力をパンのスライス
にフルに利用できるという作用が得られる。
さらに山形パン、角食パン等、形の異子パンの種類に合
せ、前記縦溝17a、17bに対する支杆26の連結を
組み換えるようにしたことによって、滑子16のストロ
ークLを最小限に抑える構成とすることができ、このた
め載置板19の1回の往復動に要する時間を短縮するこ
とができるものである。
せ、前記縦溝17a、17bに対する支杆26の連結を
組み換えるようにしたことによって、滑子16のストロ
ークLを最小限に抑える構成とすることができ、このた
め載置板19の1回の往復動に要する時間を短縮するこ
とができるものである。
以上述べたような本考案による載置板の移動機構によれ
ば、載置板がカッタ一方向へはおそく、反力ツタ一方向
へは速く移動するものであるため、パンがカッターに対
して緩やかな速度で当って、潰れ等が生ずることなく適
正な裁断が行われ、しかも裁断の後には載置板は速やか
に原位置に復帰するので、載置板の1回の往復動に要す
る時間を長くすることなく適切なパン裁断を行うことが
でき、加えて、切断すべきパンの種類に合せて載置板の
適切且つ最小限のストローク範囲を得ることができるの
で、これによっても1回の切断に要する時間を合理的に
短縮することができ、パンスライスにおける作業能率を
合理的に改善することができる等、すぐれた利点を有す
るものである。
ば、載置板がカッタ一方向へはおそく、反力ツタ一方向
へは速く移動するものであるため、パンがカッターに対
して緩やかな速度で当って、潰れ等が生ずることなく適
正な裁断が行われ、しかも裁断の後には載置板は速やか
に原位置に復帰するので、載置板の1回の往復動に要す
る時間を長くすることなく適切なパン裁断を行うことが
でき、加えて、切断すべきパンの種類に合せて載置板の
適切且つ最小限のストローク範囲を得ることができるの
で、これによっても1回の切断に要する時間を合理的に
短縮することができ、パンスライスにおける作業能率を
合理的に改善することができる等、すぐれた利点を有す
るものである。
第1図ないし第5図は本考案による載置板の移動機構を
示すものであって、第1図は平面図、第2図は側面図、
第3図は正面図、第4図及び第5図は斜視図である。 第6図は滑子に1つの縦溝しか設けない場合の滑子のス
トローク及び載置板の移動範囲を示す説明図、第7図は
本考案の実施例における滑子のストローク及び載置板の
移動範囲を示す説明図である。 第8図は本考案の実施例における滑子を示す平面図、第
9図は滑子にカバ一体を装着した状態を示す側面図であ
る。 図において、1はモータ、2は減速装置、9は大径スプ
ロケットホイール、12はクランク、13は連杆、 15は案内軸、 16は滑子、 17a。 17bは縦溝、 26は支杆、 28はビンである。
示すものであって、第1図は平面図、第2図は側面図、
第3図は正面図、第4図及び第5図は斜視図である。 第6図は滑子に1つの縦溝しか設けない場合の滑子のス
トローク及び載置板の移動範囲を示す説明図、第7図は
本考案の実施例における滑子のストローク及び載置板の
移動範囲を示す説明図である。 第8図は本考案の実施例における滑子を示す平面図、第
9図は滑子にカバ一体を装着した状態を示す側面図であ
る。 図において、1はモータ、2は減速装置、9は大径スプ
ロケットホイール、12はクランク、13は連杆、 15は案内軸、 16は滑子、 17a。 17bは縦溝、 26は支杆、 28はビンである。
Claims (1)
- モータに取付けられた減速装置に、該減速装置の最終回
転体に固定されたクランクと、該クランクに一端を介し
て連結された連杆と、載置板移動方向に沿って設けられ
た案内軸と、該案内軸に摺動可能に取付けられ、前記連
杆の他端が連結される滑子とからなるクランク機構を連
設するとともに、前記案内軸を該軸上の滑子がカッタ一
方向へは遅く、反力ツタ一方向へは速く移動するよう前
記回転体の中心から偏位した状態に設け、前記滑子の側
部には滑子移動方向に間隔をおいて縦溝又は穴を設け、
一端が載置板に固定された支杆の他端を、前記縦溝又は
穴のうちの任意の1つに嵌脱可能に嵌挿される連結ピン
を介して滑子に連結し、前記クランク機構により案内軸
上を摺動する滑子を介して載置板を移動せしめるように
したことを特徴とする自動パンスライサー用載置板移動
機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3505479U JPS5852076Y2 (ja) | 1979-03-20 | 1979-03-20 | 自動パンスライサ−用載置板移動機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3505479U JPS5852076Y2 (ja) | 1979-03-20 | 1979-03-20 | 自動パンスライサ−用載置板移動機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55138095U JPS55138095U (ja) | 1980-10-01 |
JPS5852076Y2 true JPS5852076Y2 (ja) | 1983-11-28 |
Family
ID=28893590
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3505479U Expired JPS5852076Y2 (ja) | 1979-03-20 | 1979-03-20 | 自動パンスライサ−用載置板移動機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5852076Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-03-20 JP JP3505479U patent/JPS5852076Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55138095U (ja) | 1980-10-01 |
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