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JPS5851468Y2 - 防振支持具 - Google Patents

防振支持具

Info

Publication number
JPS5851468Y2
JPS5851468Y2 JP1184281U JP1184281U JPS5851468Y2 JP S5851468 Y2 JPS5851468 Y2 JP S5851468Y2 JP 1184281 U JP1184281 U JP 1184281U JP 1184281 U JP1184281 U JP 1184281U JP S5851468 Y2 JPS5851468 Y2 JP S5851468Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall
main body
vibration
end surface
reinforcing member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1184281U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57124639U (ja
Inventor
弘 三沢
Original Assignee
バンドー化学株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by バンドー化学株式会社 filed Critical バンドー化学株式会社
Priority to JP1184281U priority Critical patent/JPS5851468Y2/ja
Publication of JPS57124639U publication Critical patent/JPS57124639U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5851468Y2 publication Critical patent/JPS5851468Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Springs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、車両用エンジン、一般機械、建設用機械等の
振動する装置の取付けに用いられる防振支持具に関する
ものである。
一般に、車両用エンジン等の振動を生ずる装置を、基板
等の被取付部材に取付ける場合には、前記装置より被取
付部材への振動の伝達を遮断する防振支持具を介して、
取付けられている。
このような防振支持具aとしては、例えば、第4図に示
すように、弾性材料からなる本体すが、円板状の拡大頭
部Cと、円筒状の胴部dとを連設して形成され、該拡大
頭部Cの中心孔に金属製の円筒ブツシュeが嵌着された
ものが知られている。
前記防振支持具aは2つを1組として用いられるもので
、被取付部材(図示省略)の取付孔に、上下より相対向
するように防振支持具a、aの胴部d、dを嵌挿し、上
側の防振支持具a上に車両用エンジン等の振動する装置
が載置され、該装置を被取付部材に防振支持具a、aを
介して、円筒ブツシュe、eに挿通されるボルトなどの
ねじ手段にて締付固定することにより、振動する装置と
被取付部材との直接接触を妨げて防振を図っている。
しかしながら、上記防振支持具aでは、取付状態におい
て、該防振支持具aの本体b(弾性体)と、被取付部材
の取付孔の周縁端部(角部)とが直接的に接触すると、
該周縁端部にて本体すが損傷し、また、大きなAカを受
けた場合、特に拡大頭部Cと胴部dとの連接部分に応力
集中が生じ、それによって割れを生ずるという不具合が
ある。
そのため、前記取付孔の周縁端部には面取り加工を施さ
なければならなかった。
また、前記取付孔の内周面も、本体すが使用中に損傷す
るのを防止するために、比較的平滑に仕上げることが必
要であった。
本考案はかかる点に鑑みてなされたもので、上記従来の
欠点を解消し、取付作業性を改善するとともに、耐久性
を向上させた防振支持具を提供することを主目的とする
以下、本考案の構成を、実施例について、図面に沿って
説明する。
第1図および第2図において、1は防振支持具で、2つ
を1組として用いられる。
2は防振ゴム等の弾性材料からなる円筒状の本体で、そ
の中心孔3に金属製のブツシュ4が嵌着されている。
このブツシュ4は、後述の取付状態において、スペーサ
としての機能を有する。
この本体2の軸方向の一側に(第2図において下側に)
、該−側に開口する周回深溝5を介して環状の外部壁6
および該外部壁6よりも肉厚の薄い環状の内部壁7が同
軸状に設けられている。
内部壁7の先端面は、前記ブツシュ4の一側の端面8と
路面−である一方、ブツシュ4の他側の端面9は本体2
の他側の端面と路面−である。
また、内部壁7の先端面は、外部壁6の先端面よりも内
方に、すなわち第2図において上方に位置している。
10は金属製の補強部材で、外部壁6の舛局面に固着さ
れた円筒部11と、本体2の他側の端面に埋設された断
面略逆U字状の環状部12とからなり該環状部12の一
側に円筒部11を延設して構成され、耐久性を向上させ
ている。
なお、補強部材10は用途によっては、合成樹脂製であ
っても差支えない。
次に、上記防振支持具1を用いた車両用エンジンの取付
方法について説明する(第3図参照)。
先ず、被取付部材21(取付基板)に穿設された防振支
持具1の円筒部11よりも若干大きい径の取付孔22に
、上側および下側から防振支持具1.1の外部壁6,6
(円筒部IL11)を挿入し、両外部壁6,6の先端面
を当接させる。
この場合、外部壁6の列間には金属製の補強部材10の
円筒部11が外嵌されており、その挿入量も少ないので
、取付孔22への挿入は容易に行われる。
続いて、前記挿入状態のままで、防振支持具1゜1の両
端面に上側および下側ワッシャ23.24をそれぞれ適
用し、さらに上側ワッシャ23上にエンジンの取付台2
5を載置して、締付ボルト26およびナツト27にて仮
締めをする(のこ場合、外部壁6,6の先端面か当接し
ているだけで、内部壁7,7の画先端面は離隔している
)。
その後、締付ボルト26およびナツト27を、内部壁7
,7の端面すなわちブツシュ4,4の端面8,8が当接
するまで、締付けて本締めをする。
すると、防振支持具1が、全体として軸方向に若干圧縮
された状態となる。
このように、エンジンの取付台25が、2つの防振支持
具1,1を介して、被取付部材21に弾性的に取付けら
れるので、エンジンの振動は、防振支持具1の本体2に
て効率よく吸収緩和され、被取付部材21にはほとんど
伝達されない。
また、補強部材10にて、取付孔22の周縁端部(角部
)あるいは内周面との直接接触が阻止されるので、該周
縁端部に面取り加工を施したり、内周面を平滑にする必
要がなくなり、加工工数が少なくなる。
この直接接触を阻止して割れ等の発生を防止できること
とともに、周回深溝5の作用によって、外部壁6と円筒
部11との境界面、内部壁7とブツシュ4との境界面等
での剪断力(分離力)が吸収緩和され、本体2における
損傷の発生が著しく低減され、その結果、使用寿命が著
しく延びる。
本考案は、上記のように、2つを1組として用い、被取
付部材の取付孔への挿入部分外側に補強部材を設けたた
め、前記取付孔への挿入(取付け)が極めて容易となり
、しかも補強部材が逆U字状の環状部を有することから
前記取付孔の周縁端部との直接接触が阻止されるため、
該周縁端部を丸く加工したり面取り加工する必要がなく
なり、加工工数が低減され、さらに、補強部材および周
回深溝の相乗作用によって、各部材の分離、割れ等の損
傷の発生が減少するので、使用寿命がのびるという優れ
た効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の実施態様を例示するもので
、第1図は防振支持具の平面図、第2図は第1図のn−
m5に沿う断面図、第3図は取付状態を示す説明図、第
4図は従来の防振支持具の断面図である。 1・・・・・・防振支持具、2・・・・・・本体、3・
・・・・・中心孔、4・・・・・・ブツシュ、5・・・
・・・周回深溝、6・・・・・・外部壁、7・・・・・
・内部壁、8,9・・・・・・端面、10・・・・・・
補強部材、11・・・・・・円筒部、12・・・・・・
環状部、21・・・・・・被取付部材、22・・・・・
・取付孔、23・・・・・・上側ワッシャ、24・・・
・・・下側ワッシャ、25・・・・・・取付台、26・
・・・・・ボルト、27・・・・・・ナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弾性材料からなる円筒状の本体は、中心孔にブツシュが
    嵌着され、前記本体の軸方向の一側に該−側に開口する
    周回深溝を介して環状の外部壁および内部壁が同軸状に
    設けられ、該内部壁の先端面が前記ブツシュの一側の端
    面と路面−でかつ外部壁の先端面よりも内方に位置する
    ように構成され、前記本体の一側の端面と外部壁の外周
    面に沿って補強部材が固着され、しかして前記補強部材
    が、前記本体の一側の端面に装設された断面路逆U字状
    の環状部と、該環状部の一側に延設され前記外部壁の外
    周面に固着された円筒部とを備えていることを特徴とす
    る防振支持具。
JP1184281U 1981-01-29 1981-01-29 防振支持具 Expired JPS5851468Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1184281U JPS5851468Y2 (ja) 1981-01-29 1981-01-29 防振支持具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1184281U JPS5851468Y2 (ja) 1981-01-29 1981-01-29 防振支持具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57124639U JPS57124639U (ja) 1982-08-03
JPS5851468Y2 true JPS5851468Y2 (ja) 1983-11-24

Family

ID=29809968

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1184281U Expired JPS5851468Y2 (ja) 1981-01-29 1981-01-29 防振支持具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4235017B2 (ja) * 2003-03-31 2009-03-04 株式会社ブリヂストン 防振ゴム及び防振装置

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Publication number Publication date
JPS57124639U (ja) 1982-08-03

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