JPS5848936B2 - 誤り検出訂正方式 - Google Patents
誤り検出訂正方式Info
- Publication number
- JPS5848936B2 JPS5848936B2 JP52122280A JP12228077A JPS5848936B2 JP S5848936 B2 JPS5848936 B2 JP S5848936B2 JP 52122280 A JP52122280 A JP 52122280A JP 12228077 A JP12228077 A JP 12228077A JP S5848936 B2 JPS5848936 B2 JP S5848936B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information
- error
- circuit
- block
- syndrome
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Detection And Correction Of Errors (AREA)
- Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
- Error Detection And Correction (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は複数ビットの誤りを検出、訂正する誤り検出訂
正方式に関するものである。
正方式に関するものである。
従来この種の装置は、多くの場合1ビットの誤り訂正、
2ビットの誤り検出ができるように構成されていた。
2ビットの誤り検出ができるように構成されていた。
近年、情報処理装置に対する信頼性向上に対する要求が
強まり、また半導体集積技術が向上するにつれて、同時
に複数ビットのかたまりの誤りに対処する必要性が考え
られるようになってきた。
強まり、また半導体集積技術が向上するにつれて、同時
に複数ビットのかたまりの誤りに対処する必要性が考え
られるようになってきた。
具体的にb(〉2)ビットの複数ビットをそのデータピ
ット方向に有する半導体記憶素子、記憶素子をと5載し
たメモリカード(メモリパッケージ)に対しては、この
ような物理的に境界を有するあるまとまったデータピッ
トのかたまりとしての誤り( b−Adjacentな
誤り)を訂正できると信頼性向上に効果的である。
ット方向に有する半導体記憶素子、記憶素子をと5載し
たメモリカード(メモリパッケージ)に対しては、この
ような物理的に境界を有するあるまとまったデータピッ
トのかたまりとしての誤り( b−Adjacentな
誤り)を訂正できると信頼性向上に効果的である。
このような観点から、多元線形符号の一種であるb−A
djacent誤り訂正符号が提案されるようになって
きた。
djacent誤り訂正符号が提案されるようになって
きた。
しかし、この種の符号は単一のbビットのかたまり(ブ
ロック)としての誤りを訂正できる機能のみを有するも
のであり、特に二重のbビットのブロック中の誤りに対
する訂正、検出については一切保証していなかった。
ロック)としての誤りを訂正できる機能のみを有するも
のであり、特に二重のbビットのブロック中の誤りに対
する訂正、検出については一切保証していなかった。
そのため、単一ブロック中の誤り訂正、二重ブロック中
の誤り検出を保証させるためには、より多くの検査情報
ビット数を必要とし経済性の面から困難な問題が存在し
ていた。
の誤り検出を保証させるためには、より多くの検査情報
ビット数を必要とし経済性の面から困難な問題が存在し
ていた。
例えば64ビットのデータ情報に対して単一2ビットブ
ロック誤り訂正のみの機能を保証させるためには8ビッ
トの検査ビットで十分であるが、さらに二重のブロック
誤り検出までをも保証させるためには少くとも12ビッ
トは必要となる。
ロック誤り訂正のみの機能を保証させるためには8ビッ
トの検査ビットで十分であるが、さらに二重のブロック
誤り検出までをも保証させるためには少くとも12ビッ
トは必要となる。
本発明はそのパリテイチェックマトリクス(Hマトリク
ス)の列ベクトルにおいてその列ベクトルを構成するG
F(2b)(2b個の元を有するガロア体)上の要素の
和がすべて単位元 I6GF(2b)となる特徴を有するHマトリクスを使
用して構成した誤り検出訂正方式であり、特に検査ビッ
ト長を増加させることなく、単一bピットのブロックの
誤りを訂正できる機能の他に、二重のbビットのブロッ
ク間にわたる誤りがそれぞれ等しい誤りパターンであれ
ば、そのような誤りは完全に検出できる機能を有する誤
り検出訂正方式を実現することを目的とするものである
。
ス)の列ベクトルにおいてその列ベクトルを構成するG
F(2b)(2b個の元を有するガロア体)上の要素の
和がすべて単位元 I6GF(2b)となる特徴を有するHマトリクスを使
用して構成した誤り検出訂正方式であり、特に検査ビッ
ト長を増加させることなく、単一bピットのブロックの
誤りを訂正できる機能の他に、二重のbビットのブロッ
ク間にわたる誤りがそれぞれ等しい誤りパターンであれ
ば、そのような誤りは完全に検出できる機能を有する誤
り検出訂正方式を実現することを目的とするものである
。
本発明の誤り検出訂正方式は、送信情報に対し符号化を
おこなう符号化回路と、誤りを包含する可能性を有する
受信情報からもとの正しい送信情報に再生する復号化回
路とを有するものである。
おこなう符号化回路と、誤りを包含する可能性を有する
受信情報からもとの正しい送信情報に再生する復号化回
路とを有するものである。
第1図においてデータ情報はチャネル1を介して符号化
回路2へ入る。
回路2へ入る。
符号化回路2は送信情報を生成し、それはチャネル3を
介してプロセッサ4へ送られる。
介してプロセッサ4へ送られる。
当該プロセッサはデータを貯蔵する記憶装置であっても
よく、また雑音を有する伝送路であってもよく、送信情
報を受信情報へと変換する。
よく、また雑音を有する伝送路であってもよく、送信情
報を受信情報へと変換する。
受信情報はチャネル5を介して復号化回路6へ送られ、
該復号化回路は受信情報を解読して再生情報を生成する
。
該復号化回路は受信情報を解読して再生情報を生成する
。
該再生情報はチャネル7を介して別途用途のために送ら
れる。
れる。
プロセッサ4の動作は必ずしも正しくなく、誤りを発生
する可能性を有する。
する可能性を有する。
従って、チャネル5の受信情報はチャネル3の送信情報
とは必ずしも一致しない。
とは必ずしも一致しない。
また27は誤り検出回路を示し、2ブロック以上の訂正
不可能な誤りを検出する機能を有する。
不可能な誤りを検出する機能を有する。
28は誤り検出回路の検出信号である。
ここで、送信情報は各々がbビットの隣接する情報のブ
ロックで構成され、データ情報部と、検査情報部よりな
る。
ロックで構成され、データ情報部と、検査情報部よりな
る。
データ情報部は、各々がbビットからなるk個のブロッ
クのデータ(Do,D1、・・・・・・・・・、Dk−
1)より構成され、検査情報部は、同様に各々がbビッ
トからなるr個のブロックのデータ(Co,C+=・・
・・・・・・・、Cr−1)より構成される。
クのデータ(Do,D1、・・・・・・・・・、Dk−
1)より構成され、検査情報部は、同様に各々がbビッ
トからなるr個のブロックのデータ(Co,C+=・・
・・・・・・・、Cr−1)より構成される。
ここでbは1より犬なる整数であり、kは、1くkく2
b(r−1)−rを満足する整数であり、またrも2よ
り犬なる整数である。
b(r−1)−rを満足する整数であり、またrも2よ
り犬なる整数である。
Doはデータ情報部中の第Oブロックを表わし、D1は
第1ブロックを表わし、D2は第2ブロックを表わし、
以下同様にしてDk ,は第(k−1)番目すなわち、
最後のブロックを表わす。
第1ブロックを表わし、D2は第2ブロックを表わし、
以下同様にしてDk ,は第(k−1)番目すなわち、
最後のブロックを表わす。
検査情報部中についても同様であり、Cr−,は第(r
−1)番目の最後のブロックを表わす。
−1)番目の最後のブロックを表わす。
例えばデータ情報部の代表的なブロックはD・で表わし
、jは明らかに0くjくk−1を満足する整数である。
、jは明らかに0くjくk−1を満足する整数である。
※ 符号化回路は、k個のブロックからなるデータ情報
部からr個のブロックからなる検査情報部を作成し、(
k+r )個のブロックとして送信情報を生成する回
路である。
部からr個のブロックからなる検査情報部を作成し、(
k+r )個のブロックとして送信情報を生成する回
路である。
この回路は、次の関係式に従って検査ビットブロックを
作成する。
作成する。
ここで、h1, j( 0<i<r 1、Oくjくk
一1)はそれぞれガロア体( Galois Fiel
d )GF(2b)上に含まれる元である。
一1)はそれぞれガロア体( Galois Fiel
d )GF(2b)上に含まれる元である。
このとき、これらの元の間には、次の関係を有する。
* ここで■はGF(2b)上の単位元である。
以上において示された乗算(・)、加算(田はGF(2
b)上で定義された演算である。
b)上で定義された演算である。
上記C。−Cr , を計算するため、次に示す符号化
マトリクスHEを利用して上記関係式(1)を記述する
と便利である。
マトリクスHEを利用して上記関係式(1)を記述する
と便利である。
ここで
C = ( Co, C, J・・・−・・・・、Cr
,)D一(Do,D1J・・・・・・・・、D・ ・
・・・・・・・・,Dk ,Jゝ H,i;HEの転置行列 以上から、送信情報は、(D,C)一(DO、D1、・
・・・・・・−・、Dk ,、co,C1J・・・・・
・・・、Cr ,として与えられることになる。
,)D一(Do,D1J・・・・・・・・、D・ ・
・・・・・・・・,Dk ,Jゝ H,i;HEの転置行列 以上から、送信情報は、(D,C)一(DO、D1、・
・・・・・・−・、Dk ,、co,C1J・・・・・
・・・、Cr ,として与えられることになる。
)
次に、複号化においては、
まず次の関係式によ
るシンドローム生成を行う。
シンドロームは各々bビットのブロックであるS。
、S1、・・・・・・・・・、Sr ,から構成される
。
。
またこのときの受信情報は(D’、C′)一(Do′、
D1′、・・・・・・・・・Dk−1′、Co′、01
′、・・・・・・・・・、Cr ,’)とする。
D1′、・・・・・・・・・Dk−1′、Co′、01
′、・・・・・・・・・、Cr ,’)とする。
ここで′印は、それが付されていない送信情報に対応す
る受信情報であることを示す。
る受信情報であることを示す。
この場合、hi,j の各要素の間には、前記2)の関
係が成立することは当然である。
係が成立することは当然である。
またS。〜Sr , を計算するため、前記と同様の
手法により次に示す復号化マトリクスHDを利用して(
5)式を記述すると便利である。
手法により次に示す復号化マトリクスHDを利用して(
5)式を記述すると便利である。
ここで
S=(So,S,、・・・・・・・・・Sr ,)(D
’、C′)=(Do′、D1′、・・・・・・・・・、
Dk−1、Co′、C1′、・・・・・・・−CrH:
;HDの転置行列 (6)中のOはGF(2b)上の零元である。
’、C′)=(Do′、D1′、・・・・・・・・・、
Dk−1、Co′、C1′、・・・・・・・−CrH:
;HDの転置行列 (6)中のOはGF(2b)上の零元である。
HDは一般にパリティチェックマトリクスまたはHマト
リクスと呼ばれるものであり、符号を規定するものであ
る。
リクスと呼ばれるものであり、符号を規定するものであ
る。
このマトリクスはr 行( k十r)列からなり、k列
まではHEと一致し、残りのr列は単位行列となる。
まではHEと一致し、残りのr列は単位行列となる。
従って、本発明で規定する符号は、そのHマトリクスの
列ベクトルにおいて(2)の性質を有する符号であり、
これは(6)の右側のr行r列のマトリクスにおいても
成立するものである。
列ベクトルにおいて(2)の性質を有する符号であり、
これは(6)の右側のr行r列のマトリクスにおいても
成立するものである。
そのため、本発明で使用する符号は、そのHマトリクス
の列ベクトルにおいて(2)の性質を有する符号である
と言うことができる。
の列ベクトルにおいて(2)の性質を有する符号である
と言うことができる。
実際の符号化、復号化回路を構成するために&訃Dj′
,−゜−゜− 1′) くGF(2b)上の元は最終的にGF(2)上の元で表
現しなげればならない。
,−゜−゜− 1′) くGF(2b)上の元は最終的にGF(2)上の元で表
現しなげればならない。
このためGF(2)の元を係数にもつb次の既約多項式
g(x)からb行b列の同伴行列( Companio
n Matrix ) Tを作成する。
g(x)からb行b列の同伴行列( Companio
n Matrix ) Tを作成する。
?こで■b−1は(b−1)行(b−1)列の単位行列
である。
である。
a,a1、・・・・・・・−・、ab−1は次に示すb
次の既約多項式のGF(2)上の元で表わされた係数で
ある。
次の既約多項式のGF(2)上の元で表わされた係数で
ある。
一方、(8)はg(x)=00根をαとし、αのべき乗
をb行1列のベクトル表現すると、次のように表わすこ
とができる。
をb行1列のベクトル表現すると、次のように表わすこ
とができる。
T
〔α、
α2 α3 ・・・・・・・・・
αb〕bxb
帥
またTのべき乗は次のように表わせる。
以上のごとく作成された同伴行列およびそのべき乗の集
合はGF (2b)を形成することが知ら れている。
合はGF (2b)を形成することが知ら れている。
すなわち、
となる。
よって(3X6)の各マトリクスの要素h。%j%h1
、jは具体的に(13)に示される同伴行列およびその
べき乗の要素におきかえればよい。
、jは具体的に(13)に示される同伴行列およびその
べき乗の要素におきかえればよい。
次にHマトリクスが(6)で表現できるとき、単一bビ
ットのブロックの誤り訂正が町能であることを証明する
。
ットのブロックの誤り訂正が町能であることを証明する
。
このためにはGF ( 2 b )上のシンボルで表わ
されたHマトリクスの任意の2列ベクトルが線形独立で
なげればならない。
されたHマトリクスの任意の2列ベクトルが線形独立で
なげればならない。
となるが、左辺についてはαつが成立することから矛盾
。
。
よってH・\β・Hj となり、05x10が成立1
すればHi,Hj は線形独立となる。
定埋lから(2)の条件を有して(6)で表現できるH
マトリクスは単一bビットフロックの誤り訂正(以下S
bECと略記する)が可能な符号となる。
マトリクスは単一bビットフロックの誤り訂正(以下S
bECと略記する)が可能な符号となる。
(定理2)
Hマトリクスを(6)で表現されるSbEC符号におい
て、二重のbビットブロック間にまたがる誤りの場合、
それら2個の誤りパターンが同一であれば、そのような
誤りは完全に検出可能である。
て、二重のbビットブロック間にまたがる誤りの場合、
それら2個の誤りパターンが同一であれば、そのような
誤りは完全に検出可能である。
証明
二重bビットフロック間にわたる誤りに対して検出でき
ない条件は、次の関係が或立する場合である。
ない条件は、次の関係が或立する場合である。
すなわち、i番目、j番目、k番目のフ゜ロツクにそれ
ぞれEi1Ej, Ekなる誤りが生じたとき、 Hi−Ei十Hj−Ej十Hk−Ek=0 0ね
が成立することである。
ぞれEi1Ej, Ekなる誤りが生じたとき、 Hi−Ei十Hj−Ej十Hk−Ek=0 0ね
が成立することである。
ここで、H− H− HkはそれぞれHマトリクス
中のi,j,k列の列ベクトルである。
中のi,j,k列の列ベクトルである。
このときおのおの次の関係が成立する。
αaはr個の独立な式からなり、(20)を使用して、
r個の式をすべて加算すると、 が成立する。
r個の式をすべて加算すると、 が成立する。
これは例えば、E・一E・ ならEkIJ
一〇となることを意味する。
よって二重のブロックにわたる誤りパターンが同一であ
れば、この符ざ号は完全にその誤りを検出することがで
きる。
れば、この符ざ号は完全にその誤りを検出することがで
きる。
特に二重のブロックにわたる2bビットの誤りは完全に
検出できることになる。
検出できることになる。
以上定理1、定埋2から、本発明に使用する符号は、単
一bビットブロックの誤りは訂正でき、二重のブロック
にわたる誤りに対しては、その誤りパターンが等しげれ
ば完全に検出できる符号であると言うことができる。
一bビットブロックの誤りは訂正でき、二重のブロック
にわたる誤りに対しては、その誤りパターンが等しげれ
ば完全に検出できる符号であると言うことができる。
次にこの符号の符号長についてのべる。
GF(2b)上のr個の要素で構成された列ベクトルに
おいて(2)の条件を満足する列ベクトルの数は、次式
で与えられる。
おいて(2)の条件を満足する列ベクトルの数は、次式
で与えられる。
この符号団2)の条件を与えたことによって短縮化符号
である。
である。
短縮化の度合いは次式で与えられる。
bが大きくなるに従い、その短縮化の割合いは小さくな
る。
る。
よって、この符号の最大符号ビット長N,最大データ情
報ビット長Kは次のようになる。
報ビット長Kは次のようになる。
N=n−b=2b(”)・b
(24)
K=k −b=N−rb= ( 2b( ” )−r)
・b次にこの符号を使用して訂正する手法についてのべ
る。
・b次にこの符号を使用して訂正する手法についてのべ
る。
(6)で与えられるHマトリクスのj番目のブロックに
誤りパターンとしてEjなる誤りが生じたとき、そのシ
ンドロームS。
誤りパターンとしてEjなる誤りが生じたとき、そのシ
ンドロームS。
−Sr ,は次のように表わすことができる。
S・一k・ ・・E− i−0、1、・−”・”・r
−11 11j J (25l (25)の両辺に対し、i 0 − r 1までを加算す ると、 で表わすことができる。
−11 11j J (25l (25)の両辺に対し、i 0 − r 1までを加算す ると、 で表わすことができる。
誤りを有するブロックを指摘する誤りフロックポインタ
Bdj, Bcjは、次のようにして求めることができ
る。
Bdj, Bcjは、次のようにして求めることができ
る。
ここでBdjはデータ情報に対するフロックポインタ、
Boj は検査情報に対するブロックポインタとする。
Boj は検査情報に対するブロックポインタとする。
この式は〔〕の中の関係がすべての〔〕について成立す
るとき、ブロックポインタをゝ1′とすることを意味す
る。
るとき、ブロックポインタをゝ1′とすることを意味す
る。
ここでAは論理積を意味する。誤りパターンEj、フロ
ックポインタBdjを用いて具体的に訂正は次のように
して実行できる。
ックポインタBdjを用いて具体的に訂正は次のように
して実行できる。
被検査データブロックをDj、訂正後のデータフ八
ロックをDj とする。
次に2ブロック間以上にわたる訂正不可能な複数ビット
誤りに対する検出手法についてのべる。
誤りに対する検出手法についてのべる。
定理2から少くとも二重bビットブロック間にまたがる
誤りで、それら2個の誤りパターンが同一であれば検出
できるはずである。
誤りで、それら2個の誤りパターンが同一であれば検出
できるはずである。
これらの誤りは、シンドローム情報、ブロックポインタ
から以下の論理により、検出することができる。
から以下の論理により、検出することができる。
但し
;論理和
n;全ブロック数 1くnく2b(r−1)八;論埋積
すなわち、シンドロームがすべて零に等しくなく、かつ
すべてのブロックポインタ(検査ブロックも含めて)が
零に等しい場合にこのような誤りとして検出することが
できる。
すべてのブロックポインタ(検査ブロックも含めて)が
零に等しい場合にこのような誤りとして検出することが
できる。
第2図は第1図におげる復号化回路6を具体的に示すも
のである。
のである。
被検査情報である受信情報8はシンドローム生成回路9
へ入力しシンドローム情報10を作成する。
へ入力しシンドローム情報10を作成する。
このシンドローム情報から、誤りパターン発生回路11
,ブロックポインタ発生回路13にてそれぞれ誤りパタ
ーン情報12、ブロックポインタ14を作成する。
,ブロックポインタ発生回路13にてそれぞれ誤りパタ
ーン情報12、ブロックポインタ14を作成する。
15は誤り訂正回路を示すもので誤りパターン、フロッ
クポインタから具体的な誤り位置を指摘し、受信情報8
を再生晴報16に変換する。
クポインタから具体的な誤り位置を指摘し、受信情報8
を再生晴報16に変換する。
本符号の特徴を示すもう一つの性質を次にのべる。
(定埋3)
(6)で示されるHマトリクスにおいて、すべての列ベ
クトルが(2)の性質を有するならばGF(2)上で表
現されたHマトリクスはすべて重み奇数の列となる。
クトルが(2)の性質を有するならばGF(2)上で表
現されたHマトリクスはすべて重み奇数の列となる。
この証明は容易であるので省略する。
定埋3から本発明に使用する符号は、奇数重み列b −
Adjacent誤り訂正符号と呼ぶことができる。
Adjacent誤り訂正符号と呼ぶことができる。
しかもb=1とした場合には、Hsiaoの提案による
奇数重み列SEC−DED (単一ビット誤り提正、
二重ビット誤り検出)符号に基本的に一致する。
奇数重み列SEC−DED (単一ビット誤り提正、
二重ビット誤り検出)符号に基本的に一致する。
b=2、K−16として具体的な実現例を示すことにす
る。
る。
GF(22)上の元は、{0、■、T,T2} で与
えることができ、Tは同伴行列である。
えることができ、Tは同伴行列である。
既約多項式g(x)を次のように選択すると、各元はそ
れぞれ(7)の形で表現できる。
れぞれ(7)の形で表現できる。
よって符号として(22、16)S2EC符号を構成す
ることができた。
ることができた。
0佃・ら各列は重み(11′の数)がすべて奇数である
ことがわかる。
ことがわかる。
第3図は、本符号に対する符号化回路2を示す。
今、16ビットのデータ情報を( ao,d1、d2,
−・・・・”・dl5 )とするとき、DO=( do
,d1)、D1=(d2、d3)、D2=(d4、ds
)、D3=( d6、d7) 、D,= ( d8、d
9)、D5=(dlO、?1)、D6−(d1、d,3
)、D?=(diいd15)と2ビット毎のブロック8
個から構成される。
−・・・・”・dl5 )とするとき、DO=( do
,d1)、D1=(d2、d3)、D2=(d4、ds
)、D3=( d6、d7) 、D,= ( d8、d
9)、D5=(dlO、?1)、D6−(d1、d,3
)、D?=(diいd15)と2ビット毎のブロック8
個から構成される。
6ビットの検査情報を( Coo, Co1、C10v
C11、C20, C21 )とすれば、CO−(
COO,COI )、C1※’= ( Cto, C1
、)、C2−(C20, C21 ) と表わせる。
C11、C20, C21 )とすれば、CO−(
COO,COI )、C1※’= ( Cto, C1
、)、C2−(C20, C21 ) と表わせる。
6ビットの検査情報は次の関係式から求めることができ
る。
る。
第3図において、16ビットのデータ情報17から検査
情報は(35)に従ってそれぞれ18−0〜18−5に
示す排他的論理和の加算器により作成される。
情報は(35)に従ってそれぞれ18−0〜18−5に
示す排他的論理和の加算器により作成される。
以上から送信情報は(Do,D1、・・・・・・・・・
〕Ijl)7、co,C1、C2)として生成される。
〕Ijl)7、co,C1、C2)として生成される。
第4図はシンドローム生成回路9を示すものである。
各シンドローム情報は次式に示す関係から求めることが
できる。
できる。
?信情報19から、シンドローム情報S。
0〜S2は(至)に従ってそれぞれ20−0〜20−5
に示す排他的論理的の加算器により作成される。
に示す排他的論理的の加算器により作成される。
ここでdi,Cjkは送信情報に対応する受信情報であ
ることを示す。
ることを示す。
シンドローム情報はブロック対応に表現すればSo=(
SOO, SOI )、Sl−(S1o、S11)、
S2= ( S20, S21 ) となる。
SOO, SOI )、Sl−(S1o、S11)、
S2= ( S20, S21 ) となる。
第5図は、誤りパターン発生回路11を示すものである
。
。
シンドローム情報10より(26)から誤りパターンE
jは次のような関係にて求めることができる。
jは次のような関係にて求めることができる。
21−0はe。
執・21−0はe1 を生成する排他的論埋和をとる加
算器である。
算器である。
第6a図、第6b図は、ブロックポインタ発生回路13
を示すものである。
を示すものである。
これは07)の関係から具体的に作成することができる
。
。
第6a図はデータ情報に対するブロックポインタ発生回
路である。
路である。
22は排他的論埋和をとる加算器であり、その出力は2
3に示されるNOR回路へ入力される。
3に示されるNOR回路へ入力される。
その出力はブロックポインタを示しており、全体で8個
のブロックポインタBdo−Bd7からなる。
のブロックポインタBdo−Bd7からなる。
第6b図は検査情報に対するブロックポインタ発生回路
である。
である。
29のOR回路、300NOR回路、31のAND回路
からなり、3個のブロックポインタB。
からなり、3個のブロックポインタB。
0% B’2 を示す。第7図は、誤り訂正回路の一部
を示すものである。
を示すものである。
あるデータ情報のブロックjにおける被検査情報D′j
=(d′j1d′l十,)に対し、ブロックポインタB
dj、誤りパターンe。
=(d′j1d′l十,)に対し、ブロックポインタB
dj、誤りパターンe。
Se1から具体的に訂正する回路である。
他のブロックについても全く同一の構成を有し、全体と
して誤り訂正回路はこのような回路8個からなる。
して誤り訂正回路はこのような回路8個からなる。
24.25はAND回路を示し、ブロックポインタBd
jと誤りパターンe。
jと誤りパターンe。
, elのそれぞれの論理積をとることによって具体的
な訂正指示情報となる。
な訂正指示情報となる。
これらAND回路からの訂正指示情報と被検査情報Dj
とをそれぞれ排他的論埋和をとることにより再生八 情報Dj となる。
とをそれぞれ排他的論埋和をとることにより再生八 情報Dj となる。
26はこの排他的論埋和をとる加算器である。
第8図は訂正不可能な誤り検出回路である。
これは(29Iを満足する論理で構成でき、32のOR
回路、330NOR回路、34のAND回路からなり、
最終的にこのような誤りを検出すると″″1′として2
8の検出信号線に出力する。
回路、330NOR回路、34のAND回路からなり、
最終的にこのような誤りを検出すると″″1′として2
8の検出信号線に出力する。
32のOR回路はすべてのシンドローム情報が入力し、
また330NOR回路には検査情報に対するブロックポ
インタも含めて、n−11個のすべてのブロックポイン
タが入力する。
また330NOR回路には検査情報に対するブロックポ
インタも含めて、n−11個のすべてのブロックポイン
タが入力する。
以上はb=2、K=16の場合の例であるが、b=2、
K−64とした例では検査ピント長は8ビットとなり、
従来の82EC符号の場合と同一の検査ビント長で実現
できる。
K−64とした例では検査ピント長は8ビットとなり、
従来の82EC符号の場合と同一の検査ビント長で実現
できる。
そのため同一検査ビット長で、より機能の高い誤り険査
訂正装置を実現することができる。
訂正装置を実現することができる。
以上から本発明は任意のb,Kに対して実現できること
は明白である。
は明白である。
以上説明したように、符号としてのHマトリクスに(2
)に示す条件を設けたことにより、特に検査ビット情報
数を増加させることなく、しかモ従来と同等の速度で復
号化を実行でき、また、符号化、復号化に要するゲート
数を増加させることなく、符号の能力を従来の単一bビ
ントブロックの誤り訂正から、単一bビットブロックの
誤り訂正および部分的な二重bビットフロックの誤り検
出まで拡大することができる。
)に示す条件を設けたことにより、特に検査ビット情報
数を増加させることなく、しかモ従来と同等の速度で復
号化を実行でき、また、符号化、復号化に要するゲート
数を増加させることなく、符号の能力を従来の単一bビ
ントブロックの誤り訂正から、単一bビットブロックの
誤り訂正および部分的な二重bビットフロックの誤り検
出まで拡大することができる。
そのため、今後の高集積化記憶素子を使用した記憶装置
に本誤り検出訂正装置を適用すればその高信頼化に大き
な効果を与えることができる。
に本誤り検出訂正装置を適用すればその高信頼化に大き
な効果を与えることができる。
また、より検出能力の高いフロック誤り訂正の機能を必
要とする記憶装置に本発明を適用すれば経済的に構成で
きる利点を有する。
要とする記憶装置に本発明を適用すれば経済的に構成で
きる利点を有する。
第1図は本発明を使用するデータ処理システムのブロッ
ク図、第2図は本発明にもとずく復号化回路のブロック
図、第3図は本発明にもとすく符号化回路、第4図はシ
ンドローム生成回路、第5図は誤りパターン発生回路、
第6a図はデータ情報に対するブロックポインタ発生回
路、第6b図は検査情報に対するブロックポインタ発生
回路、第7図は誤り訂正回路、第8図は訂正不可能な誤
り検出回路である。 1 ,3,5,7゜゜゜゜゜゜チャネル、2・・・・・
・符号化回路、4゜゜゛゜゜゛プロセッサ、6・・・・
・・復号化回路、8,19・・・・・・受信情報、9
−−−−.− y 7ドヮーエエ成。 あ、10.・・・・・シンドローム情報、11・−=−
Sりパターン発生回路、12・・・・・・誤りパターン
情報、13・・・・・・ブロックポインタ発生回路、1
4・・・・・゛フロソクポインタ、15・・・・・・誤
り訂正回路、16・・・・・・訂正情報、17・・・・
・・データ情報、18一0〜1 B−5,20−0〜2
0−5,21−0〜21〜L22,26・・・・・゛排
他的論理和をとる加算器、23,30,33・・・・・
・NOR回路、24,25,3L34・・・−ANI)
回路、21・・・・・・誤り検出回路、28・・・・・
・訂正不可能な誤り検出信号、2 9 t 3 2■−
OR回路。
ク図、第2図は本発明にもとずく復号化回路のブロック
図、第3図は本発明にもとすく符号化回路、第4図はシ
ンドローム生成回路、第5図は誤りパターン発生回路、
第6a図はデータ情報に対するブロックポインタ発生回
路、第6b図は検査情報に対するブロックポインタ発生
回路、第7図は誤り訂正回路、第8図は訂正不可能な誤
り検出回路である。 1 ,3,5,7゜゜゜゜゜゜チャネル、2・・・・・
・符号化回路、4゜゜゛゜゜゛プロセッサ、6・・・・
・・復号化回路、8,19・・・・・・受信情報、9
−−−−.− y 7ドヮーエエ成。 あ、10.・・・・・シンドローム情報、11・−=−
Sりパターン発生回路、12・・・・・・誤りパターン
情報、13・・・・・・ブロックポインタ発生回路、1
4・・・・・゛フロソクポインタ、15・・・・・・誤
り訂正回路、16・・・・・・訂正情報、17・・・・
・・データ情報、18一0〜1 B−5,20−0〜2
0−5,21−0〜21〜L22,26・・・・・゛排
他的論理和をとる加算器、23,30,33・・・・・
・NOR回路、24,25,3L34・・・−ANI)
回路、21・・・・・・誤り検出回路、28・・・・・
・訂正不可能な誤り検出信号、2 9 t 3 2■−
OR回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 それぞれbビットよりなるk個のデータフロックD
。 ,D1、・・−・・・・−・、Dk 1をデータ情報と
して、該データ情報に付加すべきそれぞれbビットより
なるr個の検査ブロックC。 .C1、・・・−・−・・・、Cr .を次の関係式に
従って発生する符号化回路;《r−1 但し Σ hij一■、i−O、1、=・・・・・・r
−1、i=O j=0、■、・・−・・・・・・、k−1(ここでIは
ガロアフィールド(2b)上の単位元であり、示された
乗算、加算はガロアフィールドで定義された動作であり
、bは1より犬なる整数、kは1くkく2b(r +
) 一rを満足する整数、rは2より大なる整数である
。 )前記検査ビットを付加された前記データ情報からなる
情報が処理装置において処理された後の受信情報から次
の関係式に従ってシンドロームSiを作成するシンドロ
ーム作成回路と、 但しi = 0、1、・・・・・・・・・、r−1(こ
こでCil、C・′はそれぞれ前記検査ブロックCi、
前記データJ 情報Djに対応する受信情報である。 )前記シンドロームから、次の関係に従ってデータ情報
に対するブロックポインタBdj、検査ブロックに対す
るブロックポインタB。 jを発生するフロックポインタ発生回路と、 但しj=0、1、・・・・・・・−・、k−1(ここで
八は論理積を意味する。 )前記シンドロームから次の関係式に従って誤りパター
ンEjを発生する誤りパターン発生回路と、但しj=0
,1,・−・・−・・・・ k ■ 前記ブロックポインタと誤りパターンとから発生される
誤り指摘信号からもとの情報を反転する誤り訂正回路と
からなり、これらのブロックの1個が1ビット以上bビ
ット以下の誤りを含む場合そのすべての誤りビットを訂
正し、正しいデータ情報を再生する復号化回路;2ブロ
ック間にわたる誤りがそれぞれ等しいパターンを持つ誤
りである場合、それらのすべての誤りを検出する誤り検
出回路とを具備することを特徴とする誤り検出訂正方式
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52122280A JPS5848936B2 (ja) | 1977-10-12 | 1977-10-12 | 誤り検出訂正方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52122280A JPS5848936B2 (ja) | 1977-10-12 | 1977-10-12 | 誤り検出訂正方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5455339A JPS5455339A (en) | 1979-05-02 |
JPS5848936B2 true JPS5848936B2 (ja) | 1983-11-01 |
Family
ID=14832042
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52122280A Expired JPS5848936B2 (ja) | 1977-10-12 | 1977-10-12 | 誤り検出訂正方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5848936B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5724143A (en) * | 1980-07-18 | 1982-02-08 | Sony Corp | Error correcting method |
-
1977
- 1977-10-12 JP JP52122280A patent/JPS5848936B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5455339A (en) | 1979-05-02 |
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