JPS5848772B2 - 直線運動玉軸受 - Google Patents
直線運動玉軸受Info
- Publication number
- JPS5848772B2 JPS5848772B2 JP56035816A JP3581681A JPS5848772B2 JP S5848772 B2 JPS5848772 B2 JP S5848772B2 JP 56035816 A JP56035816 A JP 56035816A JP 3581681 A JP3581681 A JP 3581681A JP S5848772 B2 JPS5848772 B2 JP S5848772B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slide unit
- track rail
- track
- contact point
- ball
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C29/00—Bearings for parts moving only linearly
- F16C29/04—Ball or roller bearings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C29/00—Bearings for parts moving only linearly
- F16C29/04—Ball or roller bearings
- F16C29/06—Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ボールと各軌道部材との接触がそれぞれ2点
で接触しているいわゆるゴシックアーチ状の軌道形状を
有する直線運動用玉軸受に関するもので、特に左右対称
に直線状の軌道が設けられているトラックレールと、該
トラックレールに跨っており、前記トラックレールの軌
道を転動ずるボール群が無限循環するごとく収納されて
いるスライドユニットとからなる転がり直線運動用玉軸
受の改良に関するものである。
で接触しているいわゆるゴシックアーチ状の軌道形状を
有する直線運動用玉軸受に関するもので、特に左右対称
に直線状の軌道が設けられているトラックレールと、該
トラックレールに跨っており、前記トラックレールの軌
道を転動ずるボール群が無限循環するごとく収納されて
いるスライドユニットとからなる転がり直線運動用玉軸
受の改良に関するものである。
従来の前記転がり直線運動用軸受の1例は、第6図に示
すごとく、トラックレール30に跨るスライドユニット
31が、トラックレール30の上下左右4個所に設けら
れている4組の軌道とボール群32,33,34,35
により支持され、トラックレール30の軸方向に直線運
動を行い、かつ前記スライドユニット31に印加される
軸と直角なあらゆる方向のラジアル荷重およびモーメン
ト荷重を4組のボール群により受支するようにされたも
のであった。
すごとく、トラックレール30に跨るスライドユニット
31が、トラックレール30の上下左右4個所に設けら
れている4組の軌道とボール群32,33,34,35
により支持され、トラックレール30の軸方向に直線運
動を行い、かつ前記スライドユニット31に印加される
軸と直角なあらゆる方向のラジアル荷重およびモーメン
ト荷重を4組のボール群により受支するようにされたも
のであった。
この従来例においては、上下左右の4組のボール群が設
けられているため、直線運動玉軸受全体の構造が複雑と
なり、かつ断面高さが高くなり、加工工数も多く、その
結果高価となるといった諸欠点があり、また特に下向き
荷重の方が上向き荷重より大きくされるごとく4組のボ
ール群が配設されていた。
けられているため、直線運動玉軸受全体の構造が複雑と
なり、かつ断面高さが高くなり、加工工数も多く、その
結果高価となるといった諸欠点があり、また特に下向き
荷重の方が上向き荷重より大きくされるごとく4組のボ
ール群が配設されていた。
また別の従来例としては、第7図に示すごとく、トラッ
クレール36とスライドユニット37の相対する面が台
形状とされ、左右両斜面にそれぞれ1組宛設けられてい
る軌道とボール群38.39により上下左右方向のラジ
アル荷重およびモーメント荷重を受止するようにしたも
のもあった。
クレール36とスライドユニット37の相対する面が台
形状とされ、左右両斜面にそれぞれ1組宛設けられてい
る軌道とボール群38.39により上下左右方向のラジ
アル荷重およびモーメント荷重を受止するようにしたも
のもあった。
この従来例においては、軌道面が台形状の斜面に設けら
れているため、断面高さが高く、上向き荷重を支持する
ところの上向き荷重能力が実用上小さすぎる欠点があっ
た。
れているため、断面高さが高く、上向き荷重を支持する
ところの上向き荷重能力が実用上小さすぎる欠点があっ
た。
前記両従来例においては、第8図に示すごとく、トラッ
クレール30とスライドユニット31との間、およびト
ラックレール36とスライドユニット37との間の接触
および力の支持関係は、それぞれの軌道面38.39と
ボール40との接触位置が、トラックレール30または
36の対峙面41およびスライドユニット31または3
7の対峙面42に対し、それぞれ矢印E , F ,
G , Hに示すごとく、45°の対称方向とされてい
た。
クレール30とスライドユニット31との間、およびト
ラックレール36とスライドユニット37との間の接触
および力の支持関係は、それぞれの軌道面38.39と
ボール40との接触位置が、トラックレール30または
36の対峙面41およびスライドユニット31または3
7の対峙面42に対し、それぞれ矢印E , F ,
G , Hに示すごとく、45°の対称方向とされてい
た。
前述の両従来例においては、いずれもトラックレール3
0,36およびスライドユニット31,3γの高さおよ
び幅が犬となるため、転がり直線運動用軸受として各種
機器のスライド面に組込まれる場合、該機器が該軸受の
形状に拘速されるというだけの理由により大型となるた
め、軸受の小型化の要望が犬であった。
0,36およびスライドユニット31,3γの高さおよ
び幅が犬となるため、転がり直線運動用軸受として各種
機器のスライド面に組込まれる場合、該機器が該軸受の
形状に拘速されるというだけの理由により大型となるた
め、軸受の小型化の要望が犬であった。
また前記第2の従来例においては上向き荷重能力を大と
したい要望があった。
したい要望があった。
更に第9図に示す第3の従来例にあっては、トラックレ
ール43上を、同一の保持板44に回動自在に拘速され
ている左右のボール群45.45を介してスライドユニ
ット46が直線運道をなすものであるが、この場合ボー
ル群45とトラックレール43およびスライドユニット
46との軌道面における左右上下の4接触点は垂直面に
対し左右対称に45°をなしており、上向き荷重能力と
下向き荷重能力とが同一であり、通常の使用状態におい
て要望される下向き荷重能力が上向き荷重能力より大き
くないため、構造的に大型化して下向き荷重能力を増大
させると上向き荷重能力が増大する結果となり、不必要
に構造上大型化される欠点があり、無駄な上向き荷重能
力を増大することなく、下向き荷重能力のみを増大し、
大型化を阻止したい要望があった。
ール43上を、同一の保持板44に回動自在に拘速され
ている左右のボール群45.45を介してスライドユニ
ット46が直線運道をなすものであるが、この場合ボー
ル群45とトラックレール43およびスライドユニット
46との軌道面における左右上下の4接触点は垂直面に
対し左右対称に45°をなしており、上向き荷重能力と
下向き荷重能力とが同一であり、通常の使用状態におい
て要望される下向き荷重能力が上向き荷重能力より大き
くないため、構造的に大型化して下向き荷重能力を増大
させると上向き荷重能力が増大する結果となり、不必要
に構造上大型化される欠点があり、無駄な上向き荷重能
力を増大することなく、下向き荷重能力のみを増大し、
大型化を阻止したい要望があった。
本発明は前述の要望に応え、小型化された軸受でありな
がら、あらゆる方向のラジアル荷重およびモーメント荷
重を受けることができ、かつ実用的に最も適した上向き
荷重能力と下向き荷重能力とを有する軸受を安価に提供
しうるようにしたものであり、その構戒について以下図
面により説明する。
がら、あらゆる方向のラジアル荷重およびモーメント荷
重を受けることができ、かつ実用的に最も適した上向き
荷重能力と下向き荷重能力とを有する軸受を安価に提供
しうるようにしたものであり、その構戒について以下図
面により説明する。
第1図および第5図に示すごとく、本発明においては、
トラックレール1上にスライドユニット2が跨り、トラ
ックレール1の長さ方向に直線運動を行うものである。
トラックレール1上にスライドユニット2が跨り、トラ
ックレール1の長さ方向に直線運動を行うものである。
第1図に示すごとく、長さ方向の中心を通る垂直面に対
し、左右対称の前記トラックレール1は、略長方形断面
を有する形状とされている。
し、左右対称の前記トラックレール1は、略長方形断面
を有する形状とされている。
そしてトラックレール1側のボール3の転動ずる軌道面
4とスライドユニット2側の軌道面5とは、前記長さ方
向の中心を通る垂直面に対し、左右対称に各l組たけ、
それぞれ相対峙した位置で、トラックレール1の垂直な
外側面6およびスライドユニット2の垂直な内側面Iに
設けられている。
4とスライドユニット2側の軌道面5とは、前記長さ方
向の中心を通る垂直面に対し、左右対称に各l組たけ、
それぞれ相対峙した位置で、トラックレール1の垂直な
外側面6およびスライドユニット2の垂直な内側面Iに
設けられている。
なお、8はスライドユニット2側に設けられたボール3
のリターン孔である。
のリターン孔である。
第2図はスライドユニット2の中央縦断面であり、ポー
ル3と内側面7における軌道面5の関係を示している。
ル3と内側面7における軌道面5の関係を示している。
また第4図には、第2図に示されるシール12、側板1
3、ベアリング押え14を取除いたスライドユニット本
体15とトラックレール1との、第1図と同様の方向の
、関係位置を示している。
3、ベアリング押え14を取除いたスライドユニット本
体15とトラックレール1との、第1図と同様の方向の
、関係位置を示している。
而して、前記トラックレール1の軌道面4とボール3と
の接触状態およびスライドユニット2の軌道面5とボー
ル3との接触状態は、第3図に示すごとくであり、ボー
ル3の中心9がトラックレール1の垂値な外側面6とス
ライドユニット2の垂直な内側面γとの中間に位置する
ごとく、それぞれの軌道面4および5が形成されている
。
の接触状態およびスライドユニット2の軌道面5とボー
ル3との接触状態は、第3図に示すごとくであり、ボー
ル3の中心9がトラックレール1の垂値な外側面6とス
ライドユニット2の垂直な内側面γとの中間に位置する
ごとく、それぞれの軌道面4および5が形成されている
。
前記軌道面4はそれぞれボール3の半径より犬な半径を
有する円筒面の一部により形或される上半軌道面4uお
よび下半軌道面4lとよりなり、軌道面5は同様に上半
軌道面5uおよび下半軌道面5lよりなり、前記上半軌
道面4uは下半軌道面5lと、また下半軌道面4lは上
半軌道面5uとそれぞれ中心9に対し点対称の形状とさ
れている。
有する円筒面の一部により形或される上半軌道面4uお
よび下半軌道面4lとよりなり、軌道面5は同様に上半
軌道面5uおよび下半軌道面5lよりなり、前記上半軌
道面4uは下半軌道面5lと、また下半軌道面4lは上
半軌道面5uとそれぞれ中心9に対し点対称の形状とさ
れている。
ボール3と軌道面4との接触位置は、上半軌道面4uと
はトラックレール上接触点15において、下半軌道面4
lとはトラックレール下接触点16においでそれぞれ接
触され、またボール3と軌道面5との接触位置は、上半
軌道面5uとはスライドユニット上接触点10において
、下半軌道面5lとはスライドユニット下接触点11に
おいてそれぞれ接触されており、そのうちスライドユニ
ット上接触点10とトラックレール下接触点16とはボ
ールの中心9に対して対称位置にあり、中心9を通る垂
直面から45°以下の角度Bをなす位置にあるごとく形
或され、またスライドユニット下接触点11とトラック
レール上接触点15とは中心9に対して対称位置にあり
、ボールの中心9を通る垂直面から45°以上の角度C
をなす位置にあるごとく形威されている。
はトラックレール上接触点15において、下半軌道面4
lとはトラックレール下接触点16においでそれぞれ接
触され、またボール3と軌道面5との接触位置は、上半
軌道面5uとはスライドユニット上接触点10において
、下半軌道面5lとはスライドユニット下接触点11に
おいてそれぞれ接触されており、そのうちスライドユニ
ット上接触点10とトラックレール下接触点16とはボ
ールの中心9に対して対称位置にあり、中心9を通る垂
直面から45°以下の角度Bをなす位置にあるごとく形
或され、またスライドユニット下接触点11とトラック
レール上接触点15とは中心9に対して対称位置にあり
、ボールの中心9を通る垂直面から45°以上の角度C
をなす位置にあるごとく形威されている。
前述の各接触位置を保持するためには、上半軌道面5u
は、スライドユニット上接触点10とボールの中心9と
を結ぶ直線上に中心を有する円筒面の一部により形成さ
れ、かつ該円筒面の曲率半径はボール3の半径より僅か
に犬とされており、同様に下半軌道面5lの形状も、ス
ライドユニット下接触点11とボールの中心9とを結ぶ
直線上に中心を有する円筒面の一部により形威され、か
つ該円筒面の曲率半径もボール3の半径より僅かに犬と
され、また前述のごとくトラックレール1側の上半軌道
面4uは前記下半軌道面5lとボールの中心9に対し点
対称の形状とされ、同様に下半軌道面4lは前記上半軌
道面5uと点対称の形状とされている。
は、スライドユニット上接触点10とボールの中心9と
を結ぶ直線上に中心を有する円筒面の一部により形成さ
れ、かつ該円筒面の曲率半径はボール3の半径より僅か
に犬とされており、同様に下半軌道面5lの形状も、ス
ライドユニット下接触点11とボールの中心9とを結ぶ
直線上に中心を有する円筒面の一部により形威され、か
つ該円筒面の曲率半径もボール3の半径より僅かに犬と
され、また前述のごとくトラックレール1側の上半軌道
面4uは前記下半軌道面5lとボールの中心9に対し点
対称の形状とされ、同様に下半軌道面4lは前記上半軌
道面5uと点対称の形状とされている。
次に本発明の作用、効果について説明する。
第3図に示すごとく、中心9を通る垂直線を■、水平線
をH1スライドユニット上接触点10と中心9とを結ぶ
線と垂直線■とのなす角をB1スライドユニット下接触
点11と中心9とを結ぶ線と垂直線Vとのなす角をCと
する。
をH1スライドユニット上接触点10と中心9とを結ぶ
線と垂直線■とのなす角をB1スライドユニット下接触
点11と中心9とを結ぶ線と垂直線Vとのなす角をCと
する。
スライドユニット2に印加される下向き荷重は矢印Dで
、上向き荷重は矢印Uで示されている。
、上向き荷重は矢印Uで示されている。
前記下向き荷重Dによりスライドユニット上接触点10
においてボール3に印加される荷重を『,とすると、ス
ライドユニット上接触点10においてスライドユニット
2とボール3との間の負荷能力、すなわち軸受の負荷能
力に影響される荷重は法線方向の荷重F,であり の関係にある。
においてボール3に印加される荷重を『,とすると、ス
ライドユニット上接触点10においてスライドユニット
2とボール3との間の負荷能力、すなわち軸受の負荷能
力に影響される荷重は法線方向の荷重F,であり の関係にある。
同様に上向き荷重Dによりスライドユニット下接触点1
1においてボール3に印加される荷重をf2とすると、
スライドユニット下接触点11における軸受の負荷能力
に影響される荷重は法線方向の荷重F2であり の関係にある。
1においてボール3に印加される荷重をf2とすると、
スライドユニット下接触点11における軸受の負荷能力
に影響される荷重は法線方向の荷重F2であり の関係にある。
一般に軸受に印加される荷重は下向き荷重Dが上向き荷
重Uより遥かに多く、かつ犬であるため、本発明におい
ては、f1がf2より犬であっても、角Bを45°より
小とし、角Cを45°より大としてf2よりf1が犬で
あってもF2に対しF,をより小さクシ、下向き荷重能
力をより犬とし、上向き荷重能力をより小とし、軸受の
下向き荷重能力と上向き荷重能力とに差を生ずるごとく
なしたものである。
重Uより遥かに多く、かつ犬であるため、本発明におい
ては、f1がf2より犬であっても、角Bを45°より
小とし、角Cを45°より大としてf2よりf1が犬で
あってもF2に対しF,をより小さクシ、下向き荷重能
力をより犬とし、上向き荷重能力をより小とし、軸受の
下向き荷重能力と上向き荷重能力とに差を生ずるごとく
なしたものである。
なお、余り角Bを小とすると、スライドユニット2の上
半軌道面5uの上端寄りにスライドユニット上接触点1
0が位置することになり、上半軌道面5uの上端付近に
応力集中が生じ、この位置でスライドユニット2の破断
が生ずる恐れがあるため、角Bを小とするにも限度があ
る。
半軌道面5uの上端寄りにスライドユニット上接触点1
0が位置することになり、上半軌道面5uの上端付近に
応力集中が生じ、この位置でスライドユニット2の破断
が生ずる恐れがあるため、角Bを小とするにも限度があ
る。
種々検討の結果、角B=30〜400の範囲が最適であ
る。
る。
例えば、角B=37° 角C=48°とすればcosB
=0.7 9 8 6 cosC =0.6 6
9 1従ってF1=F2とすれば旦−1.195となり
、f2 軸受の下向き荷重能力と上向き荷重能カをより適切に配
分することができる。
=0.7 9 8 6 cosC =0.6 6
9 1従ってF1=F2とすれば旦−1.195となり
、f2 軸受の下向き荷重能力と上向き荷重能カをより適切に配
分することができる。
本発明は、特許請求の範囲に示される構戊とすることに
より、矩形状の幅の狭いトラックレールの垂直な外側面
に軌道面を設け、従ってスライドユニットの垂直な内側
面に軌道面を設けることができ、そのため軸受全体の高
さを低くすることができ、しかもこの垂直位置における
ボールの下向きの荷重能力を、ボールとスライドユニッ
トとの接触点の接触角度を変えることにより向上させ、
トラックレールとスライドユニットとのそれぞれの対峙
する軌道面が設けられる側面が垂直であるにも拘らず、
垂直よりある角度に傾斜した面に構戒されている従来の
ものと変ることのない適切な荷重能力を有する軸受とす
ることができ、しかもスライドユニットに印加されるあ
らゆる方向のラジアル荷重およびモーメント荷重を左右
l組宛のボール群により受けることができたものであり
、優れた発明である。
より、矩形状の幅の狭いトラックレールの垂直な外側面
に軌道面を設け、従ってスライドユニットの垂直な内側
面に軌道面を設けることができ、そのため軸受全体の高
さを低くすることができ、しかもこの垂直位置における
ボールの下向きの荷重能力を、ボールとスライドユニッ
トとの接触点の接触角度を変えることにより向上させ、
トラックレールとスライドユニットとのそれぞれの対峙
する軌道面が設けられる側面が垂直であるにも拘らず、
垂直よりある角度に傾斜した面に構戒されている従来の
ものと変ることのない適切な荷重能力を有する軸受とす
ることができ、しかもスライドユニットに印加されるあ
らゆる方向のラジアル荷重およびモーメント荷重を左右
l組宛のボール群により受けることができたものであり
、優れた発明である。
第1図は実施例の左半は進行側立面図、右半は第5図中
L−1線断面図、第2図は同上スライドユニットの第1
図中■一■線断面図、第3図は同上軌道とポールとの接
触位置を示す第1図中矢印■部分拡大図兼負荷関係説明
図、第4図は同上レール、側板およびベアリング押えを
取除いた進行側立面図、第5図は同上側面図、第6図は
従来例の部分断面を含む進行側立面図、第7図は別の従
来例の断面図、第8図は従来例のボールの接触部分拡大
断面図、第9図は更に別の従来例の略示縦断面図である
。 1:トラックレール、2:スライドユニット、3:ボー
ル、4,5:軌道面、4u,5u:上半軌道面、47
, 5l :下半軌道面、6:外側面、7:内側面、1
0:スライドユニット上接触点、11:スライドユニッ
ト下接触点、15:トラックレール上接触点、16:ト
ラックレール下接触点。
L−1線断面図、第2図は同上スライドユニットの第1
図中■一■線断面図、第3図は同上軌道とポールとの接
触位置を示す第1図中矢印■部分拡大図兼負荷関係説明
図、第4図は同上レール、側板およびベアリング押えを
取除いた進行側立面図、第5図は同上側面図、第6図は
従来例の部分断面を含む進行側立面図、第7図は別の従
来例の断面図、第8図は従来例のボールの接触部分拡大
断面図、第9図は更に別の従来例の略示縦断面図である
。 1:トラックレール、2:スライドユニット、3:ボー
ル、4,5:軌道面、4u,5u:上半軌道面、47
, 5l :下半軌道面、6:外側面、7:内側面、1
0:スライドユニット上接触点、11:スライドユニッ
ト下接触点、15:トラックレール上接触点、16:ト
ラックレール下接触点。
Claims (1)
- 1 長さ方向の中心を通る垂直面に対し、左右対称に直
線状の軌道が設けられているトラックレールと、該トラ
ックレールに跨っており、前記トラックレールの軌動を
転動ずるボール群が直線運動するごとく収納されている
スライドユニットとからなる転がり直線運動用軸受にお
いて、前記トラックレール側にはボール群の転動する水
平方向の軌道面が前記トラックレールの垂直な左右の両
外側面に一対設けられ、他方前記軌道面と相対峙する位
置の前記スライドユニット側には、ボール群の転動ずる
水平方向の軌道面が該スライドユニットの垂直な左右の
両内側面に一対設けられており、前記両軌道面はそれぞ
れ上半軌道面および下半軌道面により構或され、前記ト
ラックレールおよびスライドユニットの軌道面とボール
とは、ボール中心に対し対称なスライドユニットの軌道
面の上半軌道面にあるスライドユニット上接触点とトラ
ックレールの軌道面の下半軌道面にあるトラックレール
下接触点、およびスライドユニットの軌道面の下半軌道
面にあるスライドユニット下接触点とトラックレールの
軌道面の上半軌道面にあるトラックレール上接触点の各
接触点においてのみ接触されており、前記スライドユニ
ット上接触点とトラックレール下接触点とはボール中心
を通る垂直面から45°以下の角度をなすボール中心に
対し対称位置にあるごとく、また前記スライドユニット
下接触点とトラックレール上接触点とはボール中心を通
る垂値面から45°以上の角度をなすボール中心に対し
対称位置にあるごとく前記トラックレールおよびスライ
ドユニットの軌道面が構戊されていることを特徴とする
直線運動玉軸受。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56035816A JPS5848772B2 (ja) | 1981-03-12 | 1981-03-12 | 直線運動玉軸受 |
US06/294,766 US4433876A (en) | 1981-03-12 | 1981-08-20 | Rolling bearing for linear motion |
DE3134313A DE3134313C2 (de) | 1981-03-12 | 1981-08-31 | Wälzlager für lineare Bewegung |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56035816A JPS5848772B2 (ja) | 1981-03-12 | 1981-03-12 | 直線運動玉軸受 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57149620A JPS57149620A (en) | 1982-09-16 |
JPS5848772B2 true JPS5848772B2 (ja) | 1983-10-31 |
Family
ID=12452454
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56035816A Expired JPS5848772B2 (ja) | 1981-03-12 | 1981-03-12 | 直線運動玉軸受 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5848772B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59147918U (ja) * | 1983-03-25 | 1984-10-03 | 日本精工株式会社 | リニアガイド装置 |
JPS6026816A (ja) * | 1983-07-20 | 1985-02-09 | Ntn Toyo Bearing Co Ltd | 直動軸受及びその加工方法 |
JPS63186028A (ja) * | 1987-01-26 | 1988-08-01 | Hiroshi Teramachi | 曲線摺動用ベアリング |
JP2697795B2 (ja) * | 1988-09-26 | 1998-01-14 | 日本トムソン株式会社 | 小形直動案内ユニット |
US5190378A (en) * | 1990-09-27 | 1993-03-02 | Nippon Thompson Co., Ltd. | Linear motion rolling contact guide unit having an asymmetrical guide channel |
JPH06280870A (ja) * | 1991-01-28 | 1994-10-07 | Hiroshi Teramachi | 曲線摺動用ベアリング |
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-
1981
- 1981-03-12 JP JP56035816A patent/JPS5848772B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57149620A (en) | 1982-09-16 |
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