JPS5845137B2 - デンシジユウソウチ - Google Patents
デンシジユウソウチInfo
- Publication number
- JPS5845137B2 JPS5845137B2 JP4911073A JP4911073A JPS5845137B2 JP S5845137 B2 JPS5845137 B2 JP S5845137B2 JP 4911073 A JP4911073 A JP 4911073A JP 4911073 A JP4911073 A JP 4911073A JP S5845137 B2 JPS5845137 B2 JP S5845137B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electron gun
- grid electrode
- electron
- electrode
- electron beam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電子銃装置1こ関するものである。
第1図は従来の電子銃装置の一例を示し、同図において
1.2.3は複数の電極より構成されている電子銃であ
る。
1.2.3は複数の電極より構成されている電子銃であ
る。
そして、この各電子銃1,2゜3は120度の間隔で正
三角形をなすような配置をとっており、これらの三本の
電子銃の軸は、その延長が画面中心1こ相当する色選別
電極であるたとえばシャドウマスク4の面上の一点で交
わる正三角形錐を形成するように、おのおの約1度ずつ
の傾きを与えている。
三角形をなすような配置をとっており、これらの三本の
電子銃の軸は、その延長が画面中心1こ相当する色選別
電極であるたとえばシャドウマスク4の面上の一点で交
わる正三角形錐を形成するように、おのおの約1度ずつ
の傾きを与えている。
そして、上記各電子銃1゜2.3より射出された電子ビ
ームはシャドウマスク4を通過してけい光面5に射突し
、所望の画像を形成するものである。
ームはシャドウマスク4を通過してけい光面5に射突し
、所望の画像を形成するものである。
しかしながら、従来の上記電子銃装置によれば、画質の
高解像度化を実現するため各電子銃1,2゜3の軸長を
長くし、しかも管径を太くしており、このため各電子銃
1.2,3のカソード側(第1図X側)が各電子銃1,
2.3を収納するガラス内壁に接近もしくは接触してし
まい、この部分でストレーおよびスパークを生じる欠点
を有している。
高解像度化を実現するため各電子銃1,2゜3の軸長を
長くし、しかも管径を太くしており、このため各電子銃
1.2,3のカソード側(第1図X側)が各電子銃1,
2.3を収納するガラス内壁に接近もしくは接触してし
まい、この部分でストレーおよびスパークを生じる欠点
を有している。
したがって、カラー受像管の受像特性が劣化するもので
あった。
あった。
また、この欠点を除去する目的で第2図に示すような他
の考案がなされている。
の考案がなされている。
同図1こおいて、6,7.8はユニポテンシャル形電子
銃であり、これは120度の間隔で正三角形をなすよう
に平行配置されている。
銃であり、これは120度の間隔で正三角形をなすよう
に平行配置されている。
そしてこの電子銃6,7.8の有する第3グリツド電極
10と、第4グリツド覗極11と、アノード電極12の
それぞれの対向面は第3図alこ示すように軸線に対し
一定の傾きを有するような構成にされている。
10と、第4グリツド覗極11と、アノード電極12の
それぞれの対向面は第3図alこ示すように軸線に対し
一定の傾きを有するような構成にされている。
したがって、このような構成によれば電子銃6゜7.8
の陰極から発射される電子ビームa、b。
の陰極から発射される電子ビームa、b。
Cは電極10,11,12で形成される傾斜した成子レ
ンズL(第3図す参照)を通過しこの部分で屈曲された
のちシャドウマスク4の孔を通過してけい光面5上の所
定のけい光体ドツトに射突すること]こなる。
ンズL(第3図す参照)を通過しこの部分で屈曲された
のちシャドウマスク4の孔を通過してけい光面5上の所
定のけい光体ドツトに射突すること]こなる。
このため、従来のこの考案によれば、電子銃を平行配置
したので、前記ストレーおよびスパークなどの問題は解
消し、電子銃の管径を太くすることが可能となるが、つ
ぎのような問題を生ずる。
したので、前記ストレーおよびスパークなどの問題は解
消し、電子銃の管径を太くすることが可能となるが、つ
ぎのような問題を生ずる。
すなわち、第3.第4グリツド電極10.11およびア
ノード電極12の主レンズに対し円形の形状として入射
する電子ビームlは主レンズ1.を逆心すると電子銃の
中心軸から電子ビームが曲げられる方向に長軸を有する
楕円形のビームmとなり(第3図C参照)、この形状で
けい光面上1こ射突することになる。
ノード電極12の主レンズに対し円形の形状として入射
する電子ビームlは主レンズ1.を逆心すると電子銃の
中心軸から電子ビームが曲げられる方向に長軸を有する
楕円形のビームmとなり(第3図C参照)、この形状で
けい光面上1こ射突することになる。
これ(1主レンズLが管軸に対し一定の傾きを有してい
るため、主レンズL1こ入射した電子ビームは均一に集
束されず、電子ビーム断面に歪を生ずるためである。
るため、主レンズL1こ入射した電子ビームは均一に集
束されず、電子ビーム断面に歪を生ずるためである。
これはいわゆる非点収差と称される。
したがって、従来の電子銃装置では良好な画像を得るこ
とができず、解像度が著しく低下する欠点を有していた
。
とができず、解像度が著しく低下する欠点を有していた
。
本発明はこのような欠点を除去しようとするもであり以
下実強例を用いて詳細に説明する。
下実強例を用いて詳細に説明する。
第4図は本発明による電子銃装置を示す一実癩例であり
、本願では第3図の電子銃装設置こおける第4グリツド
電極11の断面を第4図に示すように楕円形とするので
ある。
、本願では第3図の電子銃装設置こおける第4グリツド
電極11の断面を第4図に示すように楕円形とするので
ある。
さらに詳記すれば第4グリツド淑極11の断面をけい光
面上1こ射突する電子ビームの楕円(第3図cm参照)
の長軸;こ対し直角方向の長軸を有する楕円形として形
成するのである。
面上1こ射突する電子ビームの楕円(第3図cm参照)
の長軸;こ対し直角方向の長軸を有する楕円形として形
成するのである。
第4図の電子銃をデルタ配置の電子銃装置1こ適用した
一実焔例を第5図a1こ、又そのX−X線断面図を第5
図すに示す。
一実焔例を第5図a1こ、又そのX−X線断面図を第5
図すに示す。
カソード13.第1グリツドを極14.第2グリッド′
改極15および第3グリツド電極10により形成される
電子ビームの断面形状は真円であるが、倒れは第3グリ
ッド電極10a、第4グリツド奄極11aおよび第5グ
リツド電極12aにより形成される電子レンズ領域に電
子ビームが入った場合、 (1)電極対向面の1頃斜1こより生ずる方策3グリッ
ド厩極10a、第4グリッド電極11a、第5グリツド
電極12aの相互の対向面が電子銃中心軸(こ対して傾
斜していることから電子ビーム断面形状が第5図すにお
いてOA力方向長軸を有する楕円になるような力が作用
する。
改極15および第3グリツド電極10により形成される
電子ビームの断面形状は真円であるが、倒れは第3グリ
ッド電極10a、第4グリツド奄極11aおよび第5グ
リツド電極12aにより形成される電子レンズ領域に電
子ビームが入った場合、 (1)電極対向面の1頃斜1こより生ずる方策3グリッ
ド厩極10a、第4グリッド電極11a、第5グリツド
電極12aの相互の対向面が電子銃中心軸(こ対して傾
斜していることから電子ビーム断面形状が第5図すにお
いてOA力方向長軸を有する楕円になるような力が作用
する。
(2)集束電極断面の楕円化により生ずる力第4グリッ
ド電極11aの断面は、第5図すに示すようにOAと垂
直な方向DEfこ長軸を有する楕円であり、その長軸は
第3,5グリツド電極の直径と同じであるが、その短軸
は第3゜5グリツド電極の直径より小さいので、第3゜
4.5グリツド電極領域(こおいては全体として電子ビ
ームに作用する力は、OA力方向レンズ力より大である
。
ド電極11aの断面は、第5図すに示すようにOAと垂
直な方向DEfこ長軸を有する楕円であり、その長軸は
第3,5グリツド電極の直径と同じであるが、その短軸
は第3゜5グリツド電極の直径より小さいので、第3゜
4.5グリツド電極領域(こおいては全体として電子ビ
ームに作用する力は、OA力方向レンズ力より大である
。
従って電子ビームの断面形状をOA−と垂直な方向に長
軸を有する楕円1こするような力が作用する。
軸を有する楕円1こするような力が作用する。
の2つの力を電子ビームは受ける。
ここで電子ビーム断面形状に作用する(1)の力と(2
)の力は相殺する方向であるから1、蛍光面5上で電子
ビーム断面形状が真F−31こなるよう(1)の力と(
2)の力を釣り合わせることができる。
)の力は相殺する方向であるから1、蛍光面5上で電子
ビーム断面形状が真F−31こなるよう(1)の力と(
2)の力を釣り合わせることができる。
すなわち第4グリツド電極11aの断面を楕円化し、け
い光面5の中央部において最良フォーカスが得られるよ
う電極印加電圧を調整することにより電子ビームを蛍光
面5に真円のビームスポットとし射突させることができ
る。
い光面5の中央部において最良フォーカスが得られるよ
う電極印加電圧を調整することにより電子ビームを蛍光
面5に真円のビームスポットとし射突させることができ
る。
これにより蛍光面上に形成される画像は解像力の高い高
品質を得ることができる。
品質を得ることができる。
ここで、本実捲例において説明した電子銃装置はA配置
のタイプの電子銃装置について説明したけれども、本発
明はこれ1こ限定されるものではなく、インライン形の
電子銃装置について適用できることはもちろんである。
のタイプの電子銃装置について説明したけれども、本発
明はこれ1こ限定されるものではなく、インライン形の
電子銃装置について適用できることはもちろんである。
なおこの場合、中央に位置する電子銃1こは第3図b(
こ示ず主1/ンズLを形成する心安がなく、また、電極
11を楕円形にする心安もない。
こ示ず主1/ンズLを形成する心安がなく、また、電極
11を楕円形にする心安もない。
また、本実施例において、電子銃は複数の電子レンズで
構成される主レンズを有するユニポテンシャル形の電子
銃について説明したけれども、本発明はこれ1こ限定さ
れるものではなく、枦−の電子レンズで構成される主レ
ンズ系を有する電子銃であっても本発明を適用できるこ
とはもちろんである。
構成される主レンズを有するユニポテンシャル形の電子
銃について説明したけれども、本発明はこれ1こ限定さ
れるものではなく、枦−の電子レンズで構成される主レ
ンズ系を有する電子銃であっても本発明を適用できるこ
とはもちろんである。
以上説明したよう(こ、本発明による電子銃装置によれ
ば、電子ビームを良好な形状で画面に射突させることが
でき、しかも各電子銃を平行配置することができるため
装置自体信頼度が向上し、良好な画質を提供することに
なる。
ば、電子ビームを良好な形状で画面に射突させることが
でき、しかも各電子銃を平行配置することができるため
装置自体信頼度が向上し、良好な画質を提供することに
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図は従来の電子銃装置の一例を示
す簡略溝数図、第4図、第5図は本発明による電子銃装
置の一実施例を示す簡略構成図である。 1〜3,6〜8・・・・・・電子銃、4・・・・・・シ
ャドウマスク、5・・・・・・けい光面、10・・・・
・・第3グリツド電極、11・・・・・・第4グリツド
電極、12・・・・・・アノード電極。
す簡略溝数図、第4図、第5図は本発明による電子銃装
置の一実施例を示す簡略構成図である。 1〜3,6〜8・・・・・・電子銃、4・・・・・・シ
ャドウマスク、5・・・・・・けい光面、10・・・・
・・第3グリツド電極、11・・・・・・第4グリツド
電極、12・・・・・・アノード電極。
Claims (1)
- 1 それぞれ少なくともカソード、第1グリッド電極、
第2グリッド電極、第3グリッド電極、第4グリツド電
極および第5グリツド電極を有すると共に中心軸が陰極
線管の管軸fこほぼ平行に配置された電子銃からなり、
かつ各電子銃の第3グリツド電極以降の電極からなる主
レンズ部の電極の対向面を当該電子銃の前記中心軸に対
して傾けることにより各電子銃より射出される各電子ビ
ームをけい光面上の一点1こ集中するようにした電子銃
装置において、前記電極対向面の傾斜により発生する非
点収差を補正するため、前記第4グリツド電極の断面形
状を、前記主レンズ部によって前記電子ビームが前記中
心軸から曲げられる方向に、短軸を有する楕円形]こ形
成し、前記各電子ビームが前記けい光面中央部において
最良フォーカスを得られるよう電極電圧を調整した場合
円形のビームスポットとして射突するようにしたことを
特徴とする電子銃装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4911073A JPS5845137B2 (ja) | 1973-05-04 | 1973-05-04 | デンシジユウソウチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4911073A JPS5845137B2 (ja) | 1973-05-04 | 1973-05-04 | デンシジユウソウチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS50743A JPS50743A (ja) | 1975-01-07 |
JPS5845137B2 true JPS5845137B2 (ja) | 1983-10-07 |
Family
ID=12821918
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4911073A Expired JPS5845137B2 (ja) | 1973-05-04 | 1973-05-04 | デンシジユウソウチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5845137B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60229828A (ja) * | 1984-04-27 | 1985-11-15 | Aisin Warner Ltd | 自動車用制御装置 |
JPS6341250A (ja) * | 1986-08-06 | 1988-02-22 | Isuzu Motors Ltd | 電子制御変速機搭載車両のスタ−タ起動装置 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA1169691A (en) * | 1981-07-06 | 1984-06-26 | Max H. Stern | Color-forming para-sulfonamidodiphenylamine dye precursor and sulfonimide dye in photographic material and process |
US4490632A (en) * | 1981-11-23 | 1984-12-25 | Texas Instruments Incorporated | Noninverting amplifier circuit for one propagation delay complex logic gates |
JPS5999819A (ja) * | 1982-11-27 | 1984-06-08 | Hitachi Ltd | 入力インタ−フエイス回路 |
JP3227376B2 (ja) * | 1995-08-04 | 2001-11-12 | 昭和機器工業株式会社 | リコイルスタータ |
-
1973
- 1973-05-04 JP JP4911073A patent/JPS5845137B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60229828A (ja) * | 1984-04-27 | 1985-11-15 | Aisin Warner Ltd | 自動車用制御装置 |
JPS6341250A (ja) * | 1986-08-06 | 1988-02-22 | Isuzu Motors Ltd | 電子制御変速機搭載車両のスタ−タ起動装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS50743A (ja) | 1975-01-07 |
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