[go: up one dir, main page]

JPS5844563Y2 - 巻線型抵抗器 - Google Patents

巻線型抵抗器

Info

Publication number
JPS5844563Y2
JPS5844563Y2 JP7351478U JP7351478U JPS5844563Y2 JP S5844563 Y2 JPS5844563 Y2 JP S5844563Y2 JP 7351478 U JP7351478 U JP 7351478U JP 7351478 U JP7351478 U JP 7351478U JP S5844563 Y2 JPS5844563 Y2 JP S5844563Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
terminal fitting
wound
resistance
wound resistor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP7351478U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54175542U (ja
Inventor
京治 安斎
Original Assignee
帝国通信工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 帝国通信工業株式会社 filed Critical 帝国通信工業株式会社
Priority to JP7351478U priority Critical patent/JPS5844563Y2/ja
Publication of JPS54175542U publication Critical patent/JPS54175542U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5844563Y2 publication Critical patent/JPS5844563Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Resistors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は巻線型抵抗器に関するものであり、回路配線用
の端子を省略し、絶縁電線のより線導体を抵抗素子の抵
抗線に直接圧着することにより、信頼性の高い、省資源
、省工数の巻線型抵抗器を得ることを目的とする。
近時、印刷配線技術の発達により、巻線型抵抗器にあっ
ても印刷配線基板用のものが増加しつつあるが、なお高
電力用のものは配線用の絶縁電線を接続するに適した端
子構造のものが広く使用されている。
この電線の接続は半田づけ、ワイヤラッピングあるいは
ファストンコネクター接続など公知の方法によるのが通
例であり、巻線型抵抗器はそれぞれの接続方法に適した
形状の端子を備えている。
このような巻線型抵抗器としては例えば米国特許第33
19210号等がある。
第1図は従来の巻線型抵抗器の抵抗素子の例を示す。
イは正面図、口、ハは一部切欠き断面を示す側面図であ
り、口は第一の例を、ハは第二の例を示す。
すなわち、第1図口は絶縁物の巻心2に抵抗線3を巻回
し、その両端に金属より戊る端子5を一体に備えた端子
金具4を嵌着して周囲より加圧加工して抵抗線3と圧接
する構造である。
端子5は第1図においては半田づけ用ラグ端子の形状の
ものを示したが、その他上述の電線接続のそれぞれの方
法に適する形状とすることは勿論である。
また、第1図ハは特開昭52−120362号の巻線型
抵抗器の構造であり、端子5に一体に形成された折曲げ
部5′を端子金具4と抵抗線2との間に挾み、端子金具
4を加圧加工して締定するものであり、端子金具4は機
械的に堅固で変形性のよい部材より成り、端子5は導電
性のよい部材から戊ることか記載されている 第2図は、前記の抵抗素子1を備えた従来の巻線型抵抗
器6例の斜視図と、この抵抗器と部品AおよびBに配線
用の電線9および10をそれぞれ結線した状態を示す図
である。
巻線抵抗器6は絶縁物筐体7にセメント等の絶縁物の被
覆層8を充填し、上記被覆層8内に前記抵抗素子1を端
子5を被覆層8から突設して埋設したものであり、これ
を回路素子として使用する場合、他の部品A、Bと配線
9(長さLl)、配線10(長さL2)で結ばれる。
この場合、配線9より配線10に至る電流経路は、上記
第−側口の場合は部片9−5.4−3−4.5−10で
形成され、第二例ハの場合は部片9−5.5’−35,
5’−10で形成され、それぞれ4個の接続点を持つ。
このように接続点が多いと製作時の工数が増加すると共
に、製品の信頼性が低下するおそれが多いという欠点が
ある。
また、上記第−側口の構造では端子5を備えた端子金具
4は接触抵抗や放熱性を良くする必要上黄銅等の銅合金
が用いられているが、機械的把握力が不充分となりやす
い欠点がある。
この改善策として(I)抵抗線3を端子金具4に溶接す
る方法、(II)端子金具4に錫鉛合金等軟らがい皮膜
を形成する等の方法が知られているが、何れも工数が増
加し、コストが上昇する。
また、第二例ハの構造では複雑な折曲げ部5′を備えた
端子5を端子金具4の他に備える必要があり、部品点数
が増すと共に工数が増加し、コストが上昇する。
本考案は上記欠点を改良せんとするものであり、以下実
施例につき図面により説明する。
本考案の巻線素子11は第3図(一部切欠図)に示すよ
うに、直径がほぼ3.2mmのガラス繊維紐より戊る巻
心2にニクロム線又は銅ニツケル抵抗線等の抵抗線3を
巻回し、その両端部において導体が銅より線(0,18
mm X 20本)の絶縁被覆電線の導体14の先端部
を露出させて抵抗線3に重ね、これにニッケル又は半田
メッキ等、適当に表面処理した軟鋼より成る端子金具1
5を嵌着して六方向より工具により押圧加締めることに
より抵抗線3と絶縁被覆電線の導体14とを密着導通さ
せて作成する。
第4図は本考案の巻線抵抗器16の斜視図である。
すなわち上記抵抗素子11を絶縁被覆電線12゜13が
突出するごとく絶縁筐体7に収容し、絶縁筐体7にセメ
ント等の被覆層を充填して成るものである。
絶縁被覆電線12.13が被覆層8より突出する長さL
3.L4は回路の配線に適する所定の長さに形成する。
第5図は第3図C−C面における断面図であり、矢印は
押圧加締め工具が加圧加工した方向を示す。
巻心2はガラス繊維紐より戊り、抵抗線3はコイル形状
を威し、何れも変形可能であり、また、導体部14は裸
出した銅より線であるので、先端が扇状に広がることが
可能である。
従って加締め加工により巻心2、抵抗線3は変形し、導
体14は端子金具15の内周に沿って図示のごとく広が
り、端子金具15の内部に充満した状態で相互に圧接し
、抵抗線3と絶縁電線間の良好な電気接続が形成される
第6図は本考案における端子金具15を示し、厚さ約Q
、5mmの軟鋼板をキャップ状に絞り加工したもので、
イは円筒形状、口、ハは凸部を備えた変形円筒形状のも
のを示す。
中間タップに用いるときは底なし円筒とする。
二は導体部14の挿入用の突部25イを有する等子金具
の例25を示し、ホはその横断面で、底面部に底面部の
変形を容易にする突部25−1一口を有する。
へは底なし中空形の端子金具の例を示し、トは二の金具
を押圧加工後の断面を示す。
前記端子金具15は、軟鋼の他にステンレス等を使用し
てもよい。
第7図は本考案を抵抗素子の中間タップに適用した例を
示す一部切欠き図であり、ガラス繊維紐2に巻回した抵
抗線3に重ねた絶縁電線18の銅より線導体19を軟鋼
の変形円筒状の端子金具17によりサンドイッチ状に挟
圧加締めたものである。
本考案は上述のように構成されているので、従来品の欠
点を改善すると共に、次のような工業的効果が大きいも
のである。
1、配線12から13へ至る電気経路は12−3−13
であり、部片点数が少なく、接続点は2個所で従来品に
比べ÷となり、信頼性が向上すると共に、配線工数の減
少、省資源に大きな効果がある。
2、絶縁被覆電線12.13を機械組立てに必要な所定
の長さに予め形成できるので、機械組立て工数の逓減に
役立つ。
3、金属の塑性変形はその降伏点に関連し、硬さは降伏
点が大きい程大きいが、本考案の接続点の金属の降伏点
(硬さ)の値は、処理により多少のバラツキが見られる
が、次の順序である。
にクロム線)〉(銅ニツケル線)=(硬鋼)〉(銅線) 従って、硬い端子金属の内壁に沿って広がる軟らかい銅
より線は塑性変形しつつ抵抗線に多接点、広面積で接触
するので、溶接や特殊の軟合金処理を施すことなしに、
接触抵抗の低い安定した接続部を形成する。
4、端子金具の形状が単純であり、省工数、省資源が可
能である。
5、端子金具を周壁に凸部をもつ変形円筒状とすること
により、抵抗線上に導体14を重ねてもその嵌着が容易
となる。
6、端子金具が導電路とならないので、ヤング率が大き
く、硬度が大きい材料が選定でき、強い把握力のある加
締め加工ができる。
7、端子金具が閉塞された連続の円筒状であるため、強
度も大きく、応力分布も一定となる。
【図面の簡単な説明】
第1〜2図は従来例の巻線型抵抗器に係り、第1図は巻
線素子を示し、イは正面図、口は一部切欠き側面図、ハ
は他の従来例の一部切欠き側面図。 第2図は部品A、Bと結線した巻線抵抗器の斜視図。 第3〜7図は本考案の巻線抵抗器の実施例に係り、第3
図はその抵抗素子の一部切欠き側面図、第4図は巻線型
抵抗器の斜視図、第6図は端子金具を示し、イ99ロ、
ハ二、ホ、へ、トはそれぞれ形状例、第5図は第3図C
−C面での断面図、第7図は中間タップへの適用例の要
部を示す一部切欠き側面図である。 1.11・・・・・・巻線素子、2・・・・・・巻心、
3・・・・・・抵抗線、4゜15・・・・・・端子金具
、5・・・・・・端子、7・・・・・・セラミック容器
、8・・・・・・絶縁被覆層、9,10,12,13.
18・・・・・・絶縁被覆電線、14.19・・・・・
・導体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1)可撓性の巻心に巻回した抵抗線の少なくとも一端
    あるいは中間部において、導体が銅のより線より成る絶
    縁被覆電線の該導体の端部を上記抵抗線に重ねた上、抵
    抗線および電線導体の両者を、銅よりも降伏点強度の大
    きい金属より戒り周壁が閉塞した筒形の端子金具を以て
    挾圧し互いに接触せしめて構成した抵抗素子の外周を、
    上記絶縁被覆電線を除いて絶縁被覆して成る巻線型抵抗
    器(2)可撓性の巻心がガラス繊維紐より戊る実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の巻線型抵抗器(3)抵抗素
    子外周の絶縁被覆をセラミック容器に充填したセメント
    を以て行い、抵抗素子に接続した絶縁被覆電線をセラミ
    ック容器の外側に突出させた実用新案登録請求の範囲第
    1項又は第2項記載の巻線型抵抗器 (4)端子金具が円筒又はキャップ状円筒より成る実用
    新案登録請求の範囲第1項ないし第3項のうちのいずれ
    か1項記載の巻線型抵抗器 (5)端子金具が周壁の一部に凸部を有する変形円筒よ
    り戒る実用新案登録請求の範囲第1項ないし第3項のう
    ちのいずれか1項記載の巻線型抵抗器(6)端子金具が
    軟鋼材より成る実用新案登録請求の範囲第1項ないし第
    5項のうちいずれか1項記載の巻線型抵抗器。
JP7351478U 1978-06-01 1978-06-01 巻線型抵抗器 Expired JPS5844563Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7351478U JPS5844563Y2 (ja) 1978-06-01 1978-06-01 巻線型抵抗器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7351478U JPS5844563Y2 (ja) 1978-06-01 1978-06-01 巻線型抵抗器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54175542U JPS54175542U (ja) 1979-12-11
JPS5844563Y2 true JPS5844563Y2 (ja) 1983-10-08

Family

ID=28986197

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7351478U Expired JPS5844563Y2 (ja) 1978-06-01 1978-06-01 巻線型抵抗器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5844563Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6334138B2 (ja) * 2013-11-12 2018-05-30 ミクロン電気株式会社 抵抗素子及びこれを用いた抵抗器

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54175542U (ja) 1979-12-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20020028612A1 (en) Method of and structure for connecting electric wire and connecting terminal
JPH0531368B2 (ja)
US3539707A (en) Electrical connector having unbonded insulation thereon
US6688912B2 (en) Device and method for connecting wire
JPS5844563Y2 (ja) 巻線型抵抗器
GB2052891A (en) Method of attaching a contact element to an electric line
US4763102A (en) Cartridge heater
US4073561A (en) Method for forming a heat sink and connector device and the product thereof
JPH02148564U (ja)
JP4894624B2 (ja) 導線の接続方法
JPS5915460Y2 (ja) 高周波変成器
JPH0326656Y2 (ja)
JPH0762968B2 (ja) 端子化電線の製造方法
JPH10269857A (ja) フラットケーブル
JPS5915412Y2 (ja) 圧着端子
JPH0638377Y2 (ja) 電線接続端子
JPH05190247A (ja) 絶縁電線の接続方法
JP2605985Y2 (ja) 電気接続構造
JPS6039946Y2 (ja) テ−プ電線
KR200192548Y1 (ko) 리드선 삽입부가 형성된 콘넥터
JP2024068736A (ja) 端子付き電線
JPH0215268Y2 (ja)
JPH0236505A (ja) フレキシブルプリント配線コイルを用いた同軸型ロータリートランス
JPS6245387Y2 (ja)
JPS6025866Y2 (ja) インダクタンス素子