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JPS5843409B2 - タダンシキハンノウキケイ - Google Patents

タダンシキハンノウキケイ

Info

Publication number
JPS5843409B2
JPS5843409B2 JP49005405A JP540574A JPS5843409B2 JP S5843409 B2 JPS5843409 B2 JP S5843409B2 JP 49005405 A JP49005405 A JP 49005405A JP 540574 A JP540574 A JP 540574A JP S5843409 B2 JPS5843409 B2 JP S5843409B2
Authority
JP
Japan
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reactor
reaction
reactants
evaporation
propylene
Prior art date
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Expired
Application number
JP49005405A
Other languages
English (en)
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JPS4998782A (ja
Inventor
ポリナー スピーゲルマン フイリツプ
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EIDP Inc
Original Assignee
EI Du Pont de Nemours and Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by EI Du Pont de Nemours and Co filed Critical EI Du Pont de Nemours and Co
Publication of JPS4998782A publication Critical patent/JPS4998782A/ja
Publication of JPS5843409B2 publication Critical patent/JPS5843409B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F210/00Copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond
    • C08F210/16Copolymers of ethene with alpha-alkenes, e.g. EP rubbers
    • C08F210/18Copolymers of ethene with alpha-alkenes, e.g. EP rubbers with non-conjugated dienes, e.g. EPT rubbers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J19/00Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
    • B01J19/0006Controlling or regulating processes
    • B01J19/0013Controlling the temperature of the process
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J2219/00Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
    • B01J2219/00049Controlling or regulating processes
    • B01J2219/00051Controlling the temperature
    • B01J2219/00121Controlling the temperature by direct heating or cooling
    • B01J2219/00128Controlling the temperature by direct heating or cooling by evaporation of reactants
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J2219/00Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
    • B01J2219/00049Controlling or regulating processes
    • B01J2219/00168Controlling or regulating processes controlling the viscosity
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J2219/00Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
    • B01J2219/00049Controlling or regulating processes
    • B01J2219/00184Controlling or regulating processes controlling the weight of reactants in the reactor vessel
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J2219/00Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
    • B01J2219/00049Controlling or regulating processes
    • B01J2219/00186Controlling or regulating processes controlling the composition of the reactive mixture
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/582Recycling of unreacted starting or intermediate materials

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、反応を揮発性成分の蒸発により冷却し、少な
くとも2個の反応槽と下流の反応槽から上流の反応槽へ
の蒸気返還を包含する改良された反応系に関する。
成る種の発熱化学反応においては、反応によって発生す
る熱を除くために、揮発性のより大きい化学反応体の蒸
発を利用するのが有利であることが従来から判っている
その様な系は、例えば米国特許第3078261号に記
載されている。
反応体の蒸発の後、その蒸気は反応槽へ戻すために凝縮
される。
この種の冷却機構は、反応体が発熱的であり、かつ少な
くとも一種の反応体が希釈剤または形成される生成物よ
りも揮発性の大きい反応に適用される。
一定の反応における、反応体の濃度が増加すれば、それ
に対応して一般に反応速度も増加することが永い間認め
られている。
したがって、製造作業の効率を高めるための計画には、
その様な濃度増加も含まれる。
濃度増加の利点を利用するために多段式反応系が使用さ
れてきたが、連続式閉鎖循環系におゆるい(つかの生成
物の製造に要求される物質収支は満足できない。
この問題は一種の単量体が他の単量体よりも反応性が実
質的に大きい様な共重合体製造においで特に激しい。
更に、濃度増加の結果しばしば最終生成物から分離する
必要がある未反応物質が大量に残り、反応速度がより速
いという有利な効果が相殺される傾向にある。
本発明は、発熱反応を冷却するために、反応体の蒸発を
利用する種類の改良された重合反応系を提供するもので
ある。
この反応系は触媒効率の増加をもたらし、また最終生成
物から分離すべき未反応物質の量を著しく減少させる。
さらに詳細には、本発明は、発熱反応する少なくとも2
種の反応体を一緒に使用し、反応体の少なくとも1種が
反応生成物または希釈剤よりも揮発性が大きく、そして
少なくとも1種の反応体の蒸発によって反応を冷却し、
その蒸発した反応体を順次に凝縮し且つ反応槽へ戻す方
法において、順次配列された少なくとも2個の反応器中
で反応を行ない、そこで少なくとも約10重量%の生成
物を形成せしめ、さらに蒸気返還(vaporfeed
back )によって少なくとも1個の下流の反応器か
らの蒸発した反応体の少なくとも1部を少なくとも1個
の上流の反応器へ直接戻すことを特徴とする改良方法を
提供するものである。
第1図は本発明に使用することができる装置の系統図で
あり、下流の反応器と上流の反応器との間に蒸気返還路
を備えた順次に連結せる2個の蒸発冷却される反応槽を
有している。
第2図は蒸発冷却される単一の反応器の系統図である。
前記した如く、蒸発冷却された反応系は反応体の少なく
とも1種が希釈剤または形成される生成物よりも揮発性
の大きい発熱反応に適用することができる。
その様な揮発性反応体の蒸発により反応混合物が冷却さ
れ、その後、蒸発した反応体は圧縮、凝縮されて反応混
合物へ再循環される。
本発明の利点は反応に関与する揮発成分の比反応速度が
少なくとも係数2だけ異なる様な反応において最も完全
に発揮される。
、「比反応速度(5pec i f i creact
ion rate ]と云う語は通常の意味で使用し、
反応速度恒数即ち反応体の単位濃度当りの消費速度を意
味する。
この種の代表的反応には、ヘキサン中でのエチレン−プ
ロピレン−1・4−へキサジエン三元重合体の形成;ヘ
キサン中でのエチレン−フロピレン−5−エチリデン−
ノルボルネン三元重合体の形成;およびヘキサン中での
エチレン−プロピレン共重合体の形成が含まれる。
後者の反応において、エチレンの比反応速度はプロピレ
ンのそれより10〜20倍大きい。
これらのうチ、エチレン−プロピレン−1・4−へキサ
ジエン三元重合体の製造が本発明の反応系から特に利益
を受けることが見出された。
特定反応に使用される溶媒は勿論広範囲に変えることが
できる。
本発明の重要な特徴は、各反応器内で少なくとも約10
重量%の最終重合体生成物が形成される、一連の少なく
とも2種の蒸発冷却される反応器を使用すること、なら
びに少なくとも1個の下流の反応器からの蒸気が少なく
と1個の上流の反応器へ直接戻される蒸気返還路によっ
てこれら反応器を連結することである。
その様な系を第1図に示す。
これはエチレンプロピレン−1・4−へキサジエン三元
重合体ノ製造用に配置した装置を示す。
反応体は導管2゜旦、杢および7Aを通って反応器1へ
供給され、導管量はバルブを介して導管3Aと接続する
反応器に供給されるエチレンおよびプロピレン反応体は
一部が新たな単量体であり、また一部が反応系から再循
環される単量体である。
新たなエチレンガスはガス再循環の流れに連結した導管
21Aによって反応器へ供給される。
プロピレンは導管5によって再循環の流れ3に加えられ
る。
新たな1・4−へキサジエン成分は、最終生成物の混合
物から再循環される1・4−へキサジエン、エチレンお
よびプロピレンより成る再循環溶媒と単量体との流れ7
Aに加えられる。
新たなヘキサジエンと水素は夫々導管6と7を通して供
給される。
vC14/ジイソブチルAlC1触媒の混合物も、再循
環溶媒に溶解し、導管4を通して反応器へ供給される。
重合体、未反応単量体、溶媒および消耗した触媒を含有
する生成物溶液の流れ8は反応器1から連続的に除かれ
る。
反応混合物中の揮発性のより大きい成分の一部は重合熱
によって反応器内で蒸発し、そして流れ9を通して排出
される。
この蒸気は圧縮機10および凝縮器11を通して中間分
離器12に運ばれ、そこで凝縮物は分離されて導管12
を通り、バルブを通過し、次に導管1を通して反応器へ
戻される。
残りの蒸気は圧縮機13および凝縮器14を通して排出
用分離器φへ運ばれる。
凝縮物は分離されて導管15Bを通って除かれ(その後
、流れ3Aおよび15Cに分離される。
これらは、気液混合物として、夫夫導管3および20を
通って反応器1およヒ第二の反応器19へ戻る。
排出用分離器15内で気相状態の不活性気体の一部は導
管15Aおよび17Aを通して系外へ放出されて浄化器
16へ運ばれ、不純物として系に入り込む不活性気体の
蓄積を防ぐ。
排出用分離器からの気体のも51つの部分は導管17に
より最初の圧縮機10へ戻され、一方その気体の残部は
導管18を通し、次いで導管2および21を通して反応
器へ戻される。
重合体、未反応単量体、消耗した触媒および溶媒を含有
する反応器1中の反応混合物は導管8を通して第二の反
応器19へ供給される。
第二の反応器の反応体混合物は、第一の反応器から送ら
れたこれら反応体ならびに導管20,21および22を
通して供給された再循環の反応体および新たな触媒から
成り、エチレン、プロピレンおよび触媒混合物、l・4
−へキサジエンおよび溶媒を供給する。
第二の反応器からの気相は導管23を通し、次にブース
ター圧縮機24を通して取り去られる。
この時点で、第二の反応器の気相は本発明の重要な領域
に入る。
蒸気の部分は導管25により第一の反応器用の凝縮装置
を通して再循環できるが、その蒸気の一部は蒸気返還路
と称する導管26を通して流れ、直接に第一の反応器へ
戻される。
蒸気は、反応が行なわれている反応器の一般に液相の部
分へ戻すべきである。
蒸気返還路を通して送られる蒸気量は、2個の反応槽に
おける所望の反応体濃度と反応速度に基づくその系の物
質収支によって決定される。
一般に、本発明の長所を生かすためには少なくとも約1
0%の蒸気が蒸気返還路を通して供給される。
第二の反応器からの生成物の混合物は出口27によって
系外へ取り出され、その後、重合体生成物は未反応単量
体、溶媒および消耗触媒から分離される。
本発明方法により種々の有利な操作条件が可能となる。
例えば、2個の反応器を使用する場合、蒸気返還は、種
々の温度や他の反応条件と組合せて、第二の反応器の濃
度を低くしながら、第一の反応器に使用する反応体の濃
度を実質的に高めることを可能ならしめる。
これによって、他では不可能な、実質的に低い濃度の未
反応単量体を含有する最終生成物の混合物の形成が可能
となり、したがって生成物の単離が容易となる。
更に、第一の反応器における単量体濃度が高い結果、水
沫の触媒効率が高くなる。
上記に概説した一般的な装置設計に関して、多(の変形
が当業者にとって明白であろう。
例えば、新規なおよび再循環の反応体との添加および組
合せの場所は変えることができる。
更に、反応槽の数を増加することができ、その場合、少
なくとも1個の下流の反応器から少なくとも1個の上流
の反応器への蒸気返還を提供することによって本発明の
利点が実現される。
例えば、3個の反応槽を使用する場合、第二の反応槽か
ら第一の反応槽への蒸気返還と第三の反応槽から第二の
反応槽への蒸気返還とを組合せればよいであろう。
別法として、この配置において、蒸気返還を第二および
第二の反応槽から第一の反応槽まで延長することも可能
であろう。
本発明の操作および利点を次の実施例によって更に説明
する。
実施例 本発明の工程をコンピューター・シミュレーションによ
って行ない、そして他の2つの反応系のものと比較した
試験した方法はエチレン、プロピレンおよび1・4−へ
キサジエンを用いて三元重合体を形成する反応が包含さ
れる。
63重量%のエチレン、33重量%のプロピレンおよび
4重量%のヘキサジエン単量体を含有し、荷重平均イン
ヒーレント・ビスコシチー (weighted average 1nheren
t viscosity )が2.12の三元重合体単
位を1時間当り約26000ポンド生成する様に、図1
に示した型の装置を調整する。
第一の反応器は滞留時間21分で1時間当り18021
ポンドにて操作する。
この段階で生成した重合体は重量基準でプロピレンが3
3.2%、ヘキサジエンが3.0%そしてエチレンが6
3.8%であり、またインヒーレント・ビスコシチーが
2.21である。
第二の反応器は滞留時間21分で1時間当り8000ポ
ンドにて操作する。
第二段階で生成した重合体はプロピレンが33%、ヘキ
サジエンが5.9%そしてエチレンが61,1%である
この生成物は、1001nlのテトラクロロエチレンに
0.1iの共重合体を含む溶液を使用し、30℃で測定
して、インヒーレント・ビスコシチーが1.91である
操作条件のうち、反応体濃度は第二の反応器中における
よりも第一の反応器における方が高(、温度は第二の反
応槽中で40℃であるに対し第一の反応槽中では50℃
であり、そして水素濃度のモル分率(mole fra
ction )は第一の反応器の液相で0.00014
、第二の反応器の液相では0.00005である。
この系のための他の操作条件は第0表に示す。
この方法により三元重合体が効率よく製造される。
最終生成物の混合物から回収する必要のある範型量体は
重合体1ポンド当り1時間につき157ポンドである。
生成物のインヒーレント・ビスコシチーの荷重値(we
ighted value )は2.12であり、そし
てその重合体は、バナジウム1ポンドモル(pound
mole )当り共重合体75000ポンドの平均触
媒効率によって製造する。
本発明の方法を第2図の単一の反応器系と比較する。
この系は本発明の方法に使用する系と類似しているが、
第二の反応器およびそれに関連してツースター・圧縮機
、反応体供給路および返還路26が存在しないことに注
目すべきである。
この単一の反応器は、本発明の方法で生成されるものと
同じ上記%組成の三元重合体を1時間当り約26000
ポンドで生成する様に操作する。
最終生成物の混合物から回収する必要のある範型量体1
ポンド轟り1時間につき1,79ポンドである。
生成した三元重合体はインヒーレント・ビスコシチーが
1.89であり、そしてバナジウム1ポンドモル当り共
重合体65000ポンドの触媒効率によって製造する。
使用する他の操作条件は第■表に示す。
蒸気返還路2旦を有せず、かつ新たなエチレンを導管2
1Aの代りに21Bを通して供給すること以外は本発明
の方法の系と同一の二段階反応系を使用して、第二の比
較方法を模擬実験する。
この方法も、前記と同じ組成の三元重合体を1時間尚り
約26000ポンドで生成する様に操作する。
第一の反応器は1時間当り17854ポンドで操作し、
エチレンが61.4%、プロピレンが34.7%そして
ヘキサジエンが3.9%、かつインヒーレント・ビスコ
シチーが1.82の重合体を生成せしめる。
第二の反応器は1時間当り8000ポンドで操作し、エ
チレンが64%、プロピレンが32%そしてヘキサジエ
ンが4%のインヒーレント・ビスコシチー1.98を有
する重合体を生成せしめる。
この系は第■表に示す条件で操作し、その場合、両反応
器は50℃で操作し、両反応器の液相における水素濃度
モル分率は0.0014である。
最終生成物の混合物から回収する必要のある単量体の総
量は三元重合体1ポンド蟲り1,86ポンドである。
この方法で得られる三元重合体の荷重平均インヒーレン
ト・ビスコシチーは1,87でアリ、触媒効率はバナジ
ウム1ポンド・モル当り共重合体647000ポンドで
ある。
3種の系を操作する際、同じ重合体組成および生成速度
を得る様に操作条件を調整した。
しかしながら、上記の模擬実験から判る如く、本発明の
方法に従う蒸気返還によって2個の反応器間の反応条件
を変えることができ、驚くべきことに幾つかの利点が生
ずる。
第一の反応器における単量体濃度を高めうるため、本発
明の方法によって得られる高価なバナジウム触媒の効率
・は単一反応器よりも14.3%、蒸気返還のない2段
反応器よりも約15.9%増加する。
同様に、最終生成物の混合物から分離せねばならぬ未反
応単量体の量は、本方法を用いれば実質的に減少し、単
一反応器系の場合よりも12.3%、蒸気返還のない2
段反応器系の場合に得られるよりも約15.6%少なく
なる。
揮発性反応体の再循環には精巧な圧縮機および凝縮装置
を要するため、この結果は経済的に意義がある。
水沫の使用により、インヒーレント・ビスコシチーが増
加することから明らかな如く、生成物の分子量が実質的
に増加することも意義がある。
本発明の主な実施態様を要約すれば次の通りである。
(1)発熱的に反応する少なくとも2種の反応体を一緒
にし、その反応体の少なくとも1種が反応生成物または
希釈剤よりも揮発性が大きく、そして少なくとも1種の
反応体の蒸発によって反応を冷却し、その蒸発した反応
体を順次に凝縮し且つ反応槽へ戻す方法において、順次
配列された少なくとも2個の反応器で反応を行ない、そ
こで少なくとも約10重量%の生成物を形成せしめさら
に蒸気返還によって少なくとも1個の下流の反応器から
の蒸発した反応体の少なくとも1部を少なくとも1個の
上流の反応器へ直接戻すことを特徴とする改良方法。
(2)反応を順次配列された2個の反応器中で行なう態
様1の方法。
(3)反応を順次配列された3個の反応器中で行ない、
そして第二の反応器から第一の反応器へ蒸気返還を行な
い且つ第三の反応槽から第二〇反応槽へ蒸気返還を行な
う態様1の方法。
(4)第一の反応槽中の反応体の濃度が第二の反応槽中
におけるよりも高い態様1の方法。
(5)下流にある反応器からの蒸気の少なくとも約10
重量%を、少なくとも1つの蒸気返還によって、上流に
ある少なくとも1個の反応器へ直接戻す態様1の方法。
(6)反応中の、少なくとも1種の揮発性反応体の比反
応速度が第二の揮発性反応体の比反応速度の少なくとも
2倍である態様1の方法。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に使用することができる装置の系統図で
あり、第2図は単一の蒸発冷却された反応系の系統図で
ある。 図中、1は上流の反応槽、19は下流の反応槽、26は
蒸気返還、10および13は圧縮機、24はブースター
圧縮機、11および14は凝縮器、そして、12および
15は凝縮物分離器である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 エチレン及びプロピレンを包含し且つ発熱的に反応
    する少なくとも2種の反応体を一緒に共重合反応に供し
    、その反応体の少なくとも1種が反応生成物または希釈
    剤よりも揮発性が大きく、そして少なくとも1種の反応
    体の蒸発によって反応を冷却し、その蒸発した反応体を
    順次に凝縮し且つ反応槽へ戻す方法において、蒸発によ
    り冷却される順次配列された少なくとも2個の反応器で
    反応を行ない、各反応器において少なくとも約10重量
    %の生成物を形成せしめ、第一の反応器における反応体
    の濃度を第二の反応器における反応体の濃度より高くし
    、さらに蒸気返還によって、少なくとも1個の蒸発によ
    り冷却された下流の反応器からの蒸発した反応体の少な
    くとも1部を少なくとも1個の蒸発により冷却された上
    流の反応器へ蒸気とi−で戻すことを特徴とする改良方
    法。
JP49005405A 1973-01-11 1974-01-09 タダンシキハンノウキケイ Expired JPS5843409B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US322758A US3894998A (en) 1973-01-11 1973-01-11 Multiple stage reactor system

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS4998782A JPS4998782A (ja) 1974-09-18
JPS5843409B2 true JPS5843409B2 (ja) 1983-09-27

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP49005405A Expired JPS5843409B2 (ja) 1973-01-11 1974-01-09 タダンシキハンノウキケイ

Country Status (9)

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US (1) US3894998A (ja)
JP (1) JPS5843409B2 (ja)
BR (1) BR7400142D0 (ja)
CA (1) CA1023920A (ja)
DE (1) DE2401295C2 (ja)
FR (1) FR2213797B1 (ja)
GB (1) GB1449345A (ja)
IT (1) IT1006855B (ja)
NL (1) NL180425C (ja)

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