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JPS5841993A - ウエブ形成方法およびウエブ形成機 - Google Patents

ウエブ形成方法およびウエブ形成機

Info

Publication number
JPS5841993A
JPS5841993A JP13783782A JP13783782A JPS5841993A JP S5841993 A JPS5841993 A JP S5841993A JP 13783782 A JP13783782 A JP 13783782A JP 13783782 A JP13783782 A JP 13783782A JP S5841993 A JPS5841993 A JP S5841993A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
web
roll
forming
band
stock
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13783782A
Other languages
English (en)
Inventor
アレグサンダ−・マラシエンコ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dominion Engineering Works Ltd
Original Assignee
Dominion Engineering Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dominion Engineering Works Ltd filed Critical Dominion Engineering Works Ltd
Publication of JPS5841993A publication Critical patent/JPS5841993A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F9/00Complete machines for making continuous webs of paper
    • D21F9/003Complete machines for making continuous webs of paper of the twin-wire type

Landscapes

  • Paper (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 レスのウェブ形成用バンドすなわちワイヤを用いるいわ
ゆるツインワイヤ一式のウェブ形成機にあるウェブ製造
方法およびウェブ形成機に関するものである。
ここで「ワイヤー」と言ったり1バンド」と言ったりし
ているのはフードリニア型の機械の場合ワイヤーと称し
ている故であるが、この「ワイヤー」なる語はその上に
おいてウェブを形成させるため種々の型の合成(繊維)
織物やフェルトを含んでいる。
ツインワイヤ一式のフォーマ−を用いることは、近年新
聞用紙などの紙の製造の場合には特に、非常に発展し、
ウェブ形成の改善、ひいては生産性向上への進歩がかな
り行われて来た。
しかし、このようなフォーマ−の進歩の中で解決できな
い根本的問題が残っていた。
本発明は改良されたウェブ形成機番こ関するものである
が、これによるとウェブ形成において従来期待できなか
った改善の成果が見出されている。
フードリニア型機械に前記のように改造を加えたものに
ついてのテストを行った際、ウェブ形成を改善するため
には、ストックの脱水を一旦中断し、ウェブの厚さの少
くとも一部分において、前と反対の方向に脱水を行うこ
とによって゛ウエブの内部を形成させるへきであること
が判明した。
二つのワイヤを用いるウェブ形成機に明らかに特有の問
題は(製品の)いわゆるZ方向強度がないということで
ある。どのツインワイヤ一式フォーマ−の場合でも、今
までのところ、ウェブの中心部が弱いために二層となる
傾向が強く、Z軸強度が低いため分離する結果となる傾
向を示している。
先行技術をみるに、希望するような脱水の過程をほぼ実
現したものもあるが、大抵の場合、それは多分フォイル
やテーブルロールやカーブドンユーといった、フォーミ
ングロール以外の脱水方法を用いる故であろうが、微細
成分の歩留りに関γる大きな問題がある。これはすなわ
ちワイヤを通しての微細成分やファイバーのロスがある
という問題である。この問題は短時間に強い力が働くこ
とに起因すると思われる。このような機械の中には19
76年1月20日付けでB.J 、J ustus  
に対して認められたカナダ特許第981,952号に示
される形式のものが含まれる。
したがって本発明の対象であるウェブ形成機は脱水によ
ってウェブを形成するようなストソクをその(バンドの
)間にはさみ込むように受入れるための第一および第二
のウェブ形成用バンド、 ストックを前記の二つのバンドの少くトモ一つの上に供
給する装置、 第−のバンドのループの中にあって、そのロールの円弧
の上を第一および第二のバンドがこの円弧によって曲げ
られる故に先き細まり状態で通過する第一のウェブ形成
ロール(フォーミングロール)、および、 前記の第一のフォーミングロール上の円弧が、このロー
ルにおいてウェブの形成が中途までしか進まないよう(
中心角)3o0ないし6o0としてあって、 この部分で脱水が二方向に行われてウェブの外表面が形
成され、そして、 第一のフォーミングロールに近接して第二のつ・ニブフ
ォーミングロールがあり、このロールは第二のバンドの
ループ内にあって第一および第二のバンドがこの第二の
フォーミングロールの上をさきの場合とは反対方向に曲
げられて通過し、それ故にここではウェブ内部での水の
流れの方向が少(ともウェブの厚さの一部においては反
転し、そしてここでウェブの形成が完了する、というこ
とを特徴とするストック脱水のための装置、を備えたも
のである。
つまり、この機械は、第一のウェブフォーミングロール
において、ウェブめ外表面は形成されるがウェブ内部で
はその形成が不完全であることが確実であるように最す
の脱水が行われ、次に第二のウェブフォーミングロール
においてウェブの厚さの少くともかなりの部分において
水の流れる方向が前とは反対になるように次段階の脱水
が行われ、そしてここでウェブ内部が形成される故にウ
ェブ形成は大体において完了する、というように構成さ
れて使用される。
本発明が教示するところに従って運転されたある機械に
おいて作られたウェブては、対応するフードリニア型の
機械の場合に比べ、第一のバスにおける微細成分の歩留
りが格段に優れることとなろう。さらに、本発明による
機械はストックのコンシスチンシー(密度)の変化に対
するシート形成の安定性が特によい。つまり第一のウェ
ブフォーミングロールの入口でのコンシスチンシーは重
要なものではない。たたし第一のフォーミングロールで
ウェブ形成が完了してしまうほどに濃厚であってはなら
ない。
好ましい形としては、バンド、したがってウェブが一般
に前記の二つのウェブフォーミンクロールに対して切線
方向に、半ば形成されたウェブを間にサンドイッチ状に
はさんた状態て移行する経路がその間に存在するように
、これら二つのフォーミングロールが予めきめられた距
離をおいて配置される。二つのバンドの瞬間線速度め差
によって、ノ(ントの相対的なスレが起るということが
、この部分において実質的に未だ完成していないウェブ
内部でのフロック(毛ぐず)形成をモディファイ(緩和
)スルノでウェブのリフオーミングが助長される。
現時点では逆方向脱水と走行方向におけるウェブの相対
的ずれの効果の各々を定量的に示すことは容易でないと
考えられるが、これらの二つの効果は相乗的に働き、フ
ロック形成をがなりリフォームし、ウェブ形成を改善す
るものとみられる。
本発明の一つの実施例においては、最初のウェブ形成ゾ
ーンにおいて片刃のバンドの最初の一区間があって、そ
の上にヘッドボックスからストックが供給され、そのバ
ンドが、もう一つのバンドとサンドインチ状に合体して
第一のウェブ形成ロールの周の一部である経路へ進入す
るに先立ち、そのバンドの上でウェブの下側表面の初期
的形成を容易にするために、適当なガイド装置の上を通
過するようになっている。
本発明に従って作られたウェブのその出来具合と2方向
強度がよいということはウェブ形成が固定される以前に
おける脱水のステップに特別な考慮が払オ〕れでいるこ
とによるものと信じられる。
ここで術語の意味をはつきりさせるならば、「形成」と
いう言葉は一般には出来上ったシートにおける、そのシ
ートに光を通してすなわち・背面から照らして見たとき
の、ファイバーやファイバーフロックの分布を意味する
。ウェブが脱水されるとファイバーは相互間で位置を固
定され出来上ったシートでのそれらの位置がきまるが、
そのようなファイバーは[形成された1そしてそれは瞬
時に生じたと見なされる、そしてまた十分な量の水の中
に浮遊していてモヒリテイーがあり、相対位置つまりオ
リエンテーションが変るようなファイバーやファイバー
フロックは「未だ形成されない」状態にあると定義され
る。
そこで本発明を応用するについて述へるならば、第一の
ウェブフォーミングロールを経り後に、ウェブの内部に
上に述べた「未だ形成されない」部分を必ず存在させる
ものであるということになる。
さらに本発明の詳細な説明するならは、前述したように
第二のウェブフォーミングロールのところでウェブの一
部において水の通る方向が反転する。すなわち、第二の
ロールにおいて二つノワイヤ(バンド)へ向う水の流れ
のバランスは、第一のロールにおけるそれとは異るのて
ウェブ内部の少くともある量のファイバーは逆方向に流
されることとなって、そのことが出来上ったシートにお
ける最終的な姿に影響を及ぼすことになる。
これらの二つのロールの間で二つのワイヤすなわちウェ
ブ形成用バンドは実質的に平行であるから、これは、二
つのロールの間に脱水がほとんど行われない区間、つま
り脱水が中断される区間がある、ということになる。こ
の区間では前述したように、二つのワイヤ相互間で走行
方向に相対的にずれが生じ形成しつつあるウェブに剪断
が働く。
添付図面に示される構造のウェブ形成機でウェブフォー
ミングロール(複数)がサクションを行わないオーブン
形状のロールを含んでいるときは、実質的にサクション
のない機械を実現することを可能にするものであり、か
くしてサクションボックスを広く用いた場合にしばしば
問題となるドラッグ(走行抵抗)がない故に、所要動力
が大きく増加することなく、片方のハントループによっ
て他方のパンドループを駆動することが可能となり、同
等のフードリニア型の機械に比べるならば所要動力は減
少さえすることになる。この改善された機械ではなお、
ハンドの寿命が延びることになる。
すなわち、フラットボックス、フォイルなどを用いた典
型的フードリニア型の機械では、これらのものがかなり
のドラッグを生しさせ、そのどうしてもなくせない分量
が、駆動動力の6゜%を消費することになる。そのよう
な脱水のための装置によるドラッグは速度と水分量に敏
感に影響される。
バンドとサクションボックス表面との間のシールはバン
ドとウェブのもつ水分の量lこ大きく影響される。本発
明においては、第二のウェブ7 、t −ミ7 クロー
ルでの脱水が完了した後のクー11−フ(7)乾き度が
高いことによって、ザクノヨンボックスを用いたとして
もそれによるドラックは乾き度が高いたけ少くなる。さ
らにサクションボックスが用いられるとき、それたけ少
い真空度で運転できることになる。
同等のフードリニア型機械と比べると、クーチにおいて
同等の乾き度の場合、本発明による機械では動力消費を
約25%節約することが可能である。
言いかえれは、動力消費を増加させずに運転速度を速く
することができるということになる。
本発明ではなお、第一および第二のエンドレスのウェブ
形成用ハンドの間においてウェブを形成する方法をとっ
ているが、その方法においては、これらのハンドの少く
とも一つの上にスト゛ツクを供給し、そのストックを運
ぶ二つのバンドが、第一のバンドのループの中に位置し
た第一のウェブフォーミングロールの円弧の部分を、末
細な状態で、通過させるもので、なお第一のウェブフォ
ーミングロールにおいて二方向のストックの脱水が行わ
れてウェブの外表面が形成され、少くともウェブの中心
部は形成されずに残り、結果としてウェブ形成が中途ま
でしか進行しないこととなるよう、その第一のウェブフ
ォーミングロールの前記の円弧がLAl的に30°ない
し60°になっていることと、そして、そのウェブをし
て、第一のウェブフォーミンクロールの近傍にあって第
二のバンドのループの中にある第二のウェブフォーミン
グロールの」−を、第一および第二のバンドがそのロー
ルを以前とは逆の方向に曲って、すなわちこのロールの
ところではウェブの厚さの一部分において内部の水の流
れの方向が逆転する結果となるような具合に、通過させ
、ここて前記のウェブ中の未完成の部分の形成を完成さ
せる、ということを特徴とする脱水の操作を行うもので
ある。
以下、例示に過ぎないが図面によって本発明の説明をす
る。
第1図および第2図にそれぞれウェブ形成機10および
30を示すが、それらはいずれも第一および第二の多孔
性のウェブ形成パン1−ヲ備え上側のバンドのループ1
4と下側のパン・トのループ12はいずれも複数のカイ
トローラーで支えられている。バンド12および14は
通常フードリニアワイヤと呼ばれるものであるが、フォ
ーミング用織物として知られたもので、脱水によりウェ
ーブを形成する条件にあるストックをその上で受取るよ
うに配置される。
ヘッドホックス(図に示していない)のスライス部分1
8は第一のバンド12の最初の区間2(Hこス1−ツク
の層をのせてやるよう配置される。そしてこの最初の区
間20は最初のウェブ形成ソーンである。区間20はバ
ンド12の上への最初のストックの供給が可能でそして
最初の脱水が下方へと行われる1こめに、張力がかかっ
た状態でフォイルセクション(複数)13て代表される
複数の水切り要素の上にのっている。
ハンド12および14はウェブフォーミングロール22
において、コンバージェント(床組)になるようにすな
わちストックを圧縮するように曲げられ、そのウェブフ
ォーミングロール22は溝付きロールに多孔性のワイヤ
のスリーブを収縮はめ込みで装着し1こオーブン型表面
のロールとなっている。このようなロール22は、望む
らくはその表面にそ680%のオーダーの開口i+Jを
もつものとし、バンド12がこのロールと共に十分な空
虚な空間をもって水切りした水を受は入れられるような
状態で、そのハンドを支えるものとする。
前記の最初のウェブ形成ゾーンの一部に、バンド12と
14がロール22の周の一部ニ沿って進みながらストッ
クをサンドイッチする(圧縮する)部分があり、その場
所ではストックの脱水が、主としてバンドの張力と遠心
力の効果によってウェブが半ば形成するまてパンI−’
 I 2 。
14を通して行われる。
バンド12.14がロール22に巻付く角度はロール2
2においてウェブ形成が完了しないよう、制限されなけ
ればならない。図面では約45°の巻付き角度が示され
ているが、この程度が効果的であることがわがっている
。しかし、ストックの希釈を調節することによって補償
Cf)バー>1.てやれば巻付き角度の範囲を6o。
から30°の間として運転し、ウェブ形成が半ば進んだ
状態が維持されるという満足すべき結果が得られる。こ
の段階を経てから、半は形成されたウェブがサンドイッ
チぎれた形のストックはロール22からその切線方向に
離れて行き、ロール22の近傍にある第二のウェブフォ
ーミングロール24に沿った次段のウェブ形成7” −
ンに至る。バンド12.14はロール22からロール2
4に至る間では張力を受は相互間は離れる傾向をもって
走行する。ロール24に沿う経路を通過した後、ウェブ
は十分に脱水されファイバーの相対位置は固定されウェ
ブは完全に形成される。バンド12.14はロール24
を前とは逆に曲って通過する。すなわち、ロール22て
内偵jにあったバンド14がロール24ては外側に来る
。ロール24はかくして内部での水の流れの逆転を起さ
せ、ここにおいて、形成しつつあるウェブの厚さの一部
を通して前記のように水の流れを逆転させ、ウェブ形成
を完了させることとなる。
第1図の構造においては0−ル22,24はそれぞれル
ープ14.12の中にあるが第2図の構造ではそれらは
それぞれループ12.14の中にある。
二つのバンドが二つのロール22.24で内側外側の関
係を逆転するため当然これら二つのバンドの線速度の差
が生ずるのて、ロール22とロール24の間においては
片方のパッドが他方のバンドに対して相対的に長手方向
にずれる運動を起す。それは前記の最初および次段のウ
ェブ形成ゾーンの中間でのバンド相対ずれゾーンの中で
起り、それにより、それぞれのバンドによって相対向し
て運ばれている既に形成されたウェブ部分の間において
相対的なずれを起すことになる0その機械で達成された
最終のウェブ形成の具合から考えると、ウェブの形成が
完了しファイバーの位置が固定するより前にきまった方
向の剪断が働くとそうなることはよく知られているので
あるが、この長手方向の動きがあるということは、ロー
ル24においてウェブ形成が完了する程度に脱水が行わ
れるより前にフロック形成をモディファイすることによ
って、ウェブ内部でのリフオーミンク効果のある部分を
担うことにきると考えられる。
第1図、第2図に示す実施例においてはロール24はプ
レーンロールであるので脱水はこのロール表面から外側
の方向へと行われる。
第1図の実施例でロール24を通過した後バンドI’2
 、14はカイトロール26を経てテーブルロールすな
わちガイドロール28に至り、ここてバンド14はガイ
ドロール29へと引張られて行くが、バンドの別れるゾ
ーンにおいてハンド14がウェブとハンド12から徐々
に離れるよう間の角度を10°未満、望むらくは2°か
ら6°の範囲とする。テーブルロール28はウェブをバ
ンド12の上に保持してサクションクーチロール30へ
送るのを助けるがそれは特別なものではない。そしてバ
ンド12がサクションクーチロール30を通過するとき
ウェブのハンドへの密着が確実になる。第2図の実施例
てはバンド12,14はロール24の下側から出て来る
からテーブルロール28だけが必要である。
(ロール26はいらない。) 第二のフォーミングロール24はソリッドロール(プレ
ーンロール)として十分な効果が確認されているが、よ
り厚いグレードの製品を得る場合や、脱水がもつと困難
なストックを使う場合ならばサクションフォーミングす
なわち真空引きをするロールあそいはロール22と同様
の構造のオープンロールを用いるのがよいであろう。後
者の場合なら、ロール24をオーブンの表面のものとし
ウェブからロールの内部への方向番こ脱水し、その水を
受入れることになる。
第2図の実施例では第二のウェブフォーミングロール2
4の場所で下方へと脱水か行われるので水の処理が好段
合である。故にこの形成はパルプのフォーミングセクシ
ョンの場合や事項の大きい低速クラフト級を扱う場合の
ように除くべき水の敵が多い場合に適合している。
第3図に本発明のさらに−っの実施例を示すが、これは
第1図、第2図と大体似たものであるので細かい点につ
いては説明を省略し、同様の部品に同様の番号をつけて
示している。
第3図に示す意図された実施例では予備脱水のためのバ
ンド走行区間20がなくなっており・スライス部分18
はロール22の近くにあり、バンド12と14がコンバ
ージェントになる前のノーンにストックを供給するよう
になっている。第3図に示す短縮形の装置は第1図を基
にしたものでもよいし、第2図を基にしたものでもよい
第1図に示す実施例による改良されたフォーツーで作ら
れたウェブの出来具合は対称性、組織の均一性およびZ
軸方向強度の而で優れていることが実証されているが、
これは多くの特殊用途の紙の要求に特に合致するもので
ある。
本発明は実質的にサクションのない機械を用いてウェブ
を形成することを可能にするものである。すなわち真空
引きをするフォーミンクロールがないことや実質的にサ
タンヨンフオーミンクホソクスのようなものをなくする
か、あるいはそれらのボックスの数を減らし真空度を下
げることによってドラッグを減らして運転することが可
能であるという特色をもつ。
バンド14はこのバンド(ワイヤ)の組合せの中で第二
のワイヤになっているが、これは独立の駆動装置を要せ
ず、第一のワイヤであるバンド12によって効果的lこ
駆動され、ワイヤの駆動動力は同等のフードリニア型の
機械と比べると、サクションボックスの数が少いことあ
るいはより低い真空度で運転できる故に、効果的に減少
している。この機械では多くのフードリニア型の機械で
かつて用いられたサクンヨンホツクスのカバーの上をこ
すって起る磨耗が実質的に減ることによって、バンド1
2.14に用いられている織ったワイヤあるいは織物の
寿命が延びることになる。この利点はウェブの脱水をフ
ォーミングシューで行っているツインワイヤーの機械に
ついても同様に期待てきる。
第4図AおよびBにおいて、前者は本発明に従った機械
で作られた新聞用紙の断面の顕微鏡写真であり、後者は
同等のフードリニア型の機械で同じストックから作られ
た同じグレードの紙の同様の写真である。
第4図Aではフードリニア型の場合の第4図Bに比し明
らかにより長いファイ/く−がシートの中央面を横切っ
ていることがわかる。このことは本発明によって層間ボ
ンデインク゛した力SつてZ軸方向強度が優れたものが
出来ることを示している。
さらに本発明に従って作られた機械がここに説明してい
るとおりの方法で運転されたとき番こ期待される効果を
示すため、以下に同等のフードリニア型機械で作られた
シートとの比較を行えるよう、フードリニア型の運転も
できるようなモテルテスト部門で数回材われたテストの
結果を表にして示す。
テスト結果を示す前出の表の[テス)NnJの欄の数字
はテストの逐次番号で、Fがついているのはフードリニ
ア型機械、濠がついているのは第1図に示す方式のツイ
ンワイヤーの機械を示している。そして、 「重量」はシートのベーシスウェイト(基準重量) 「速度」は機械の運転速度シ min。
1ストック濃度 %」はヘッドボックスから供給される
ストックの中の固形分百分率1比体積」は供給されるス
トックの比体積つ。
「透過性速度 s//rr11.Jはボーンドライ(完
全乾燥)の状態での紙のポロシティテスト結果て、ウェ
ブの厚さを通して標準状態での11nlの空気が滲み透
る時間、秒を示す。
「破断長(たて)mlはシートのたて方向の引張り強さ
を表わすものであるが、シートが自重で切れる限界の長
さ、mであり、MDは機械の方向(たて方向)を意味す
る。
「破断長(横)mlは同様に求められた横力向の引張り
強さ、すなわち自重で切れる限度のシート長さでCDは
クロス方向(横方向)を意味する。
[破断長比(たて/横)]はウェブMD方向の引張り強
さとそのCD方向の引張り強さの比である。
[テア・インデックス mN、 tr?/f Jはウェ
ブのたて(MD)  方向のテア(引裂き)強度をベー
シスウェイト当りmNで表したもので、ベーシスウェイ
トを9層で表すと、それが逆数で入るからmNrr?/
yが学位となる。
「テア・インデックスmN、 rr?//l Jはウェ
ブの横(CD)方向のテア(引裂き)強度を同様に示し
たものである。
[テア・インデックス比(たて/横)」ハたて方向横方
向のテア強度の比である。
「厚さcms」はウェブの厚さcmである。
1ボンド強さ KJ/、Jはウェブ内部のポンド強度(
Z軸方向強度)を示すビックテストの値をKJ々で表し
たものである。
前出の表の中に示されている回しシー1−厚さ、同じ運
転速度でのテスト結果の比較から次のことが言える。
一つ目と二つ目すなわちIFと3T/Wのテスト数値を
みると、いずれも速度が610層m/、l、て、17w
の方ではそのストックがやや薄いのにへ一ンソクウェイ
トに差が出ている。
すなわちウェブのポロシティ−が実質的に減っている。
大体40%はどポロシティが少い。
そして引張り強さはたて方向で34%横方向で23%大
きく、内部ポンド強度は20%はど大きくなっている。
大部分のテスト結果において、このソインヮイ゛ヤーで
作られたシートがフードリニア型機械で作られたシート
より優るという同様の一定の傾向を示していることがわ
かる。たたし、薄い紙でのテスト、7F(!:15T/
w の比較たけは例外でこの場合に限りツインワイヤー
のシートの方がよりポーラスになっている。(この場合
供給されるストックの濃度が46:60でTArの方で
薄かったことが理由として考えられる。)イヤーのシー
1:の方が8%大きくなっている。
本発明による機械によって作られたフードリニアシート
がその他の゛知られている・ツインワイヤ一方式のフォ
ーマ−で作られたシートに比し・ポンド強度において一
定した傾向で際立って優れていることも目をひくはずで
あり、他の機械と比較するとき本発明かも1こらず利便
が以上により明白となろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるウェブ形成機の第一の実施例の骨
子を示す立面図。 第2図は本麺明によるウェブ形成機の第二の実施例の同
様な立面図。 第3図は本発明によるウェブ形成機の第三の実施例の同
様り立面図。− 第4図A生第4図Bはそれぞれ本発明に従った機械で出
来た紙と、同様のフードリニア型の機械が出来た紙の顕
微鏡写真を示す。 l2:第一のバンド 13:フォイル装置 14:第二のバンド 18ニスライスノズル 20:第一のバンドの始めの区間 22:第一のフォーミンクロール 24:第二のフォーミングロール 26:カイドロール 28ニガイドロール(テーブルロール)29:ガイ1−
ロール 30:クーチロール 特許出願人 )ミーオニ 工〉ジ°2アリンq′ ツークス 1ノミ
〒、、、 l−”FIG、1 FIG、4A。 FIG、4B。 手  続  補  正  書 (自発)1、事件の表示
 昭和ぷり年ml#?x   第137F?3’7号2
、発明の名称 シー1′七へI虞・咽ツ°゛つダ7・・M’A’1手(
3、補正をする者 事件との関係   出願人 Lミシわ し〉゛=7ソ巧゛ソーっン〜 ′ノミテ・吐
4、代理人 左、料チ・灯1( 図面 乙砕市゛正脣曽 第+図△ あよlA MqmBl ち11ホ配う期ソネ
市゛ルす3゜

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (11第一および第二のエンドレスのウェブ形成用バン
    ド12.14の間でウェブを形成する方法において、少
    くともその片方のハツトにストックを供給する工程と、
    ストックをこれらのバンドの間にはさみ、ストックを運
    ぶこれらのバンド12.14を、第一のハツト12また
    は14のループの中に置かれた第一のウェブフォーミン
    グロール22の円弧部分の上で互に先細まりになるよう
    にこの箇所を通過させストックの脱水を行う工程と、 第一のウェブフォーミング22の上のその円弧がそこで
    ウェブの脱水が一部だけしか行われないように、実質的
    に30Pないし6伊とし、そのウェブフォーミングロー
    ル22においては二方向の脱水が行われウェブの外表面
    が形成されて内部は未形成のまま残るようにし・ バンドの間にウェブをはきんでバンドを実質的に平行な
    形で走行させることによってその間実質的に脱水を中断
    させる工程と、次いで、 第二のバンド14または12のループの中にあって第一
    のウェブフォーミングロールの近傍にある前記の第二の
    ウェブフォーミングロール24にウェブを運び、このロ
    ール24のところて、ウェブの内部のその厚さの一部を
    通しての脱水の方向が逆転するよう、第一およ1び第二
    のバンドがこのロール24を前とは逆の方向に曲って通
    過するようにしてウェブの中のそれまで未形成であった
    部分の形成を完了させる、工程とを含むことを特徴とす
    るウェブ形成方法。 (2)  脱水によりウェブを形成するようなストック
    をその間に受入れるような第一および第二のエンドレス
    のウェブ形成バンド12,14、前記のバンド12.1
    4の少くとも一方にストックを供給する源の装置18、 第一のバンド12または14のループの中にあって、そ
    のロールの円弧の上を第一および第二のバンド12.1
    4がその円弧によって曲げられる故に先細まり状態で通
    過するような第一のウェブフォーミングロール22、お
    よび 前記の第一のフォーミングロール22上の円弧が、この
    ロール22においてウェブの形成が中途までしか進まな
    いよう、実質的に30’ないし60°としてあって、 その第一のフォーミングロールがオーブンの、サクショ
    ンをしないロールであって、この部分で脱水が2方向に
    行われてウェブの外表面が形成され、少くともウェブ内
    の一部では形成が完了しない状態とし、そして 第二のフォーミングロール24によって形成される第二
    のフォーミングゾーンがあって、このロール24が第一
    のフォーミングロール22に近接し、第二のバンド14
    または12のループ内にあって、第一および第二のパン
    F12,14がこの第二めウェブフォーミングロール2
    4の上をさきの場合とは反対に曲げられて通過し、それ
    故にここではウェブ内のその厚さの一部分での水の流れ
    の方向が反転し・そしてここでウェブのそれまでは未だ
    形成されない状態にあった部分の形成が完了する、 ということを特徴とするストック脱水のための装置を備
    えたウェブ形成機。 (3)  前記の第一のウェブ形成ゾーンと第二のウェ
    ブ形成ゾーンの中間にバンドの相対ずれ、脱水中断のゾ
    ーンがあり、このゾーンにおいテ片方のバントが他方の
    バンドに対してたて方向にずれを起し、これら二つのバ
    ンドは実質的に平行である、ということを特徴とする第
    2項記載のウェブ形成機。 (・1)最初のウェブ形成ゾーンには前記の第一のバン
    ド12の一区間20があり、その上に前記ストックを受
    けそこでそのバンドを通して下方へ水切りをすることを
    特徴とする第1項または第3項に記載の機械。 (5)  前記のストックが前記のワイヤに供給される
    その箇所で、第一のロール22へと進行づ=る前記のバ
    ンド12から脱水が行われるような配置で複数のフォイ
    ル13を備えていることを特徴とする第2項ないし第り
    項のいずれかに記載の機械。 (6)  前記の円弧が実質的に45°の範囲にわたっ
    ていることを特徴とする第2項ないし第y項のいずれか
    に記載の機械。 (力 前記の第一のバンド12が前記の第二のハンドの
    上にのっていることを特徴とする第4項を除く第2項な
    いし第6項のいずれかに記載の機械。 (81前記の第一のバンド12が前記の第二の・・ンド
    14の下側にあることを特徴とするi2項ないし第6項
    のいずれかに記載の機械。 (9)前記の第二のロール24が実質的に不浸透性の表
    面をもつもので、前記のウェブがそのロール24の廻り
    を通過するとき内側へのすなわちロール24の側へ05
    脱水が行われない場合の第2項ないし第8項のいずれか
    に記載の機械。 (10)  前記の第二のロール24かオーブン型表面
    をもっており、前記のウェブからこのロール24の表面
    に関し内側に向けて脱水される水を受入れるものである
    ことを特徴とする第2項ないし第2項のいずれかに記載
    の機械。 (11;  前記の第二のフォーミングロール24が、
    前記のストックの脱水を助けるために、真空引きするロ
    ールになっていることを特徴とする第2項に記載の機械
    。 (12)  前記の第二のウェブ形成ゾーンに続いてハ
    ツトのカイト装置28.29があって、これらが前記の
    バンド12.14が10°末端の角度をもって互に末広
    がりな関係になるようにハンドを案内するということを
    特徴とする第2項ないし第11項のいずれかに記載の装
    置。 (+ 31  前記の末広がりの角度が実質的に2°で
    あつて、前記のウェブとそれをのせている片方のバンド
    がサクンヨン装置30に至り、前記のバンド12へのウ
    ェブの密着を確実にすることを特徴とする第11項に記
    載の装置。 (141前記のサクンヨン装置がクーチロール30から
    成ることを特徴とする第1z項に記載の機械。 (15)  前記の最初のウェブ形成ゾーンにフートリ
    ニア型の機械セクションのフォーミンクワイヤーの一区
    間が含まれており、前記の第1 Q)ウェブフォーミン
    グロール22がこれの上にかぶさる形で配置され、前記
    の第二のフォーミングロール24がフードリニア型の機
    械セクションのループの中にあることを特徴とする第2
    項ないし第6項のいずれかに記載の機械。 (16)前記のストック供給源18が前記の第一のフォ
    ーミングロール22に近接して置かれ、前記のストック
    を前記のバンド12.14が先細まりになるゾーンに供
    給することを特徴とする第2項ないし第15項のいずれ
    かに記載の機械。 θ7) 前記の片方のバンド14が他方のノ〈ンド12
    によって駆動されることを特徴とする第2項ないし第1
    6項のいずれかに記載の機械。
JP13783782A 1981-08-07 1982-08-07 ウエブ形成方法およびウエブ形成機 Pending JPS5841993A (ja)

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FI822705L (fi) 1983-02-08
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