JPS5841564Y2 - 標識取付け具 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は既設の支柱（電柱、水銀灯柱、アーケード柱
など）または専用の支柱に締着するクランプバンドと、
クランプバンドの長さ方向の中間部に挿着した、クラン
プバンドの外側に延在するウェブを有するチャンネル形
クランプブラケットと、クランプブラケットのウェブの
外面にクランプ部材（たとえばＵ形りランプボルト）を
介して締着する標識取付はポールとからなる標識（特に
道路標識）取付は具の改良に関するものである。

この種の標識取付は具の使用時においては、標識取付は
ポールはクランプ部材を介してクランプブラケットに強
固に締着されるものの、一般に標識は風、振動等のきわ
めて大きな外力が作用する可酷な環境下に設置されるた
め、使用中に標識取付はポールがクランプブラケットに
対して相対的に移動しく軸方向に移動したり軸周りに回
転したりし）、この結果標識の高さや向きが変わるとい
う問題があった。

この考案はこのような問題の解消を主たる目的としてな
したもので、その要旨とするところは、図面に例示した
ごとく、当初に述べた既設または専用の支柱１０に締着
するクランプバンド１２と、クランプバンド１２の長さ
方向の中間部に挿着した、クランプバンド１２の外側に
延在するウェブ１６を有するチャンネル形クランプブラ
ケット１４と、クランプブラケット１４のウェブ１６の
外面にクランプ部材１８を介して締着する標識取付はポ
ール２０とからなる標識取付は具において、クランプブ
ラケット１４のウェブ１６と標識取付はポール２０の一
方（図示例では前者）に外方突起２２を、他方（図示例
では後者）に該外方突起２２が嵌合係合する孔２４を設
けたことにある。

このような構成を備えたこの考案の標識取付は具は、ク
ランプブラケット１４のウェブ１６に設けた外方突起２
２または孔と標識取付はポール２０に設けた孔２４また
は外方突起を嵌合させた状態でクランプ部材１８を介し
て標識取付はポール２０をクランプブラケット１４に締
着するという形で組付けて使用するもので、この構成に
よれば、使用時の標識取付はポール２０は、外方突起と
孔との嵌合係合およびクランプ部材１８による締着によ
って、クランプブラケット１４と一体化された形になる
ので、使用中に大きな外力が作用してもクランプブラケ
ット１４に対して相対的に移動することはなく、シたが
って標識２６の高さ、向きを半永久的に一定に維持する
ことができる。

またこの考案の標識取付は具によると、標識取付はポー
ル２０に設けた孔２４または外方突起とクランプブラケ
ット１４に設けた外方突起２２または孔との嵌合係合に
よって標識取付はポール２０のクランプブラケット１４
に対する位置が決まるので、組付は上の作業性がよいと
いう利点も得られる。

なおこの考案の標識取付は具において標識取付はポール
２０またはクランプブラケット１４のウェブ１６に設け
る孔２４は、図示のような貫通孔のみでなく、盲孔（く
ぼみ）も包含するものである。

【図面の簡単な説明】

図面はこの考案に係る標識取付は具の一実施例を示した
もので、第１図は使用時の側面図、第２図は使用時にお
ける要部の拡大平面図である。 １０・・・・・・支柱、１２・・・・・・クランプバン
ド、１４・・・・・・クランプブラケット、１６・・・
・・・ウェブ、１８・・・・・・クランプ部材、２０・
・・・・・標識取付はポール、２２・・・・・・外方突
起、２４・・・・・・孔、２６・・・・・・標識。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 既設または専用の支柱に締着するクランプバンドと、ク
   ランプバンドの長さ方向の中間部に挿着した、クランプ
   バンドの外側に延在するウェブを有するチャンネル形ク
   ランプブラケットと、クランプブラケットのウェブの外
   面にクランプ部材を介して締着する標識取付はポールと
   からなる標識取付は具において、クランプブラケットの
   ウェブと標識取付はポールの一方に外方突起を、他方に
   該外方突起が嵌合係合する孔を設けたことを特徴とする
   標識取付は具。